JPH06217434A - ケーブルヘッドの着脱工具 - Google Patents
ケーブルヘッドの着脱工具Info
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- JPH06217434A JPH06217434A JP1928093A JP1928093A JPH06217434A JP H06217434 A JPH06217434 A JP H06217434A JP 1928093 A JP1928093 A JP 1928093A JP 1928093 A JP1928093 A JP 1928093A JP H06217434 A JPH06217434 A JP H06217434A
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- jig
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 地中配電線路用の開閉器等の端子接続部のカ
バーとして用いられるケーブルヘッドの着脱に際し、作
業者に無理な姿勢や労力を強いることなく、作業を能率
良く行えるケーブルヘッドの着脱工具を提供する。 【構成】 ケーブルヘッド51のテーパ部にセットされ
る挿入治具10と、胴部に締結される引抜き治具20
と、これら両治具を先端に係合して着脱操作を行う工具
本体30とで、着脱工具を構成する。工具本体30は、
前部アーム31と後部アーム32と支柱脚33とを支軸
34で連結して折り畳み可能に形成し、前部アーム31
の後端には広げた後部アーム32を係止するストッパ3
5を設ける。ケーブルヘッド51の挿入時には、テーパ
部にセットした挿入治具10の突出ピン14に工具先端
の係合部36を係合し、中央部の支柱脚33を支点とし
て工具後端の把手37を押し下げ、そのテコ作用でケー
ブルヘッド51を押し上げて挿入を行う。
バーとして用いられるケーブルヘッドの着脱に際し、作
業者に無理な姿勢や労力を強いることなく、作業を能率
良く行えるケーブルヘッドの着脱工具を提供する。 【構成】 ケーブルヘッド51のテーパ部にセットされ
る挿入治具10と、胴部に締結される引抜き治具20
と、これら両治具を先端に係合して着脱操作を行う工具
本体30とで、着脱工具を構成する。工具本体30は、
前部アーム31と後部アーム32と支柱脚33とを支軸
34で連結して折り畳み可能に形成し、前部アーム31
の後端には広げた後部アーム32を係止するストッパ3
5を設ける。ケーブルヘッド51の挿入時には、テーパ
部にセットした挿入治具10の突出ピン14に工具先端
の係合部36を係合し、中央部の支柱脚33を支点とし
て工具後端の把手37を押し下げ、そのテコ作用でケー
ブルヘッド51を押し上げて挿入を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中配電線路用の開閉
器等の電気機器とケーブルを接続する場合、ブッシング
先端の端子とケーブル先端の端子を接続した後、絶縁を
図るためにかぶせる絶縁筒、即ちケーブルヘッドの着脱
工具に関するものである。
器等の電気機器とケーブルを接続する場合、ブッシング
先端の端子とケーブル先端の端子を接続した後、絶縁を
図るためにかぶせる絶縁筒、即ちケーブルヘッドの着脱
工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブルヘッド(絶縁筒)の着脱
は、作業者がケーブルヘッドを手にして人力にて直接挿
入・引抜きを行ったり、あるいはバール等の工具を用い
て、木材などを介在させながら押し込んだり、接続部を
こじ開けながら引き抜いたりする手段が採られていた。
は、作業者がケーブルヘッドを手にして人力にて直接挿
入・引抜きを行ったり、あるいはバール等の工具を用い
て、木材などを介在させながら押し込んだり、接続部を
こじ開けながら引き抜いたりする手段が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
手段では、近年配電塔のコンパクト化が進んできたこと
もあって、多回路開閉器が収容されているような配電塔
で作業する場合、作業スペースが余りなく、作業者に無
理な姿勢を強いるため、作業に必要な力を十分に発揮で
きず、ケーブルヘッドの着脱作業が難航するという問題
が生じていた。また、接続後数年を経たケーブルヘッド
では人力による引抜き作業が困難になるなどの問題もあ
った。
手段では、近年配電塔のコンパクト化が進んできたこと
もあって、多回路開閉器が収容されているような配電塔
で作業する場合、作業スペースが余りなく、作業者に無
理な姿勢を強いるため、作業に必要な力を十分に発揮で
きず、ケーブルヘッドの着脱作業が難航するという問題
が生じていた。また、接続後数年を経たケーブルヘッド
では人力による引抜き作業が困難になるなどの問題もあ
った。
【0004】そこで本発明は、作業者に無理な姿勢や労
力を強いることなく、地中配電線路用の開閉器等の端子
接続部のカバーとして用いられるケーブルヘッド(絶縁
筒)の着脱作業を能率良く行えて、作業性の向上を図る
ことのできるケーブルヘッドの着脱工具を提供すること
を目的とする。
力を強いることなく、地中配電線路用の開閉器等の端子
接続部のカバーとして用いられるケーブルヘッド(絶縁
筒)の着脱作業を能率良く行えて、作業性の向上を図る
ことのできるケーブルヘッドの着脱工具を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブルヘッド
の着脱工具は、上記目的を達成するため、ケーブルヘッ
ドの挿入治具と引抜き治具と、これらの両治具を操作す
る一つの工具本体とからなり、あるいは、ケーブルヘッ
ドの挿入と引抜きを行う一つの治具と、これを操作する
一つの工具本体とからなるもので、以下の特徴を備えて
いる。
の着脱工具は、上記目的を達成するため、ケーブルヘッ
ドの挿入治具と引抜き治具と、これらの両治具を操作す
る一つの工具本体とからなり、あるいは、ケーブルヘッ
ドの挿入と引抜きを行う一つの治具と、これを操作する
一つの工具本体とからなるもので、以下の特徴を備えて
いる。
【0006】まず、ケーブルヘッドの挿入治具と引抜き
治具と、これらの両治具を操作する一つの工具本体とか
らなるケーブルヘッドの着脱工具としては、以下の構造
を採る。即ち、本発明のケーブルヘッドの着脱工具は、
ケーブルヘッドのテーパ部に取り付けられる挿入治具
と、ケーブルヘッドの胴部を締め付ける引抜き治具と、
これら両治具に先端を係合して、ケーブルヘッドの挿入
時には中央部の支柱脚を支点とするテコ作用により、ま
た引抜き時には配電塔の一部を支点とするテコ作用によ
り、ケーブルヘッドの挿入及び引抜きを行う工具本体と
から構成されており、これら挿入治具及び引抜き治具の
双方にはその胴部両側に突出ピンを設け、また工具本体
の先端にこの突出ピンに係合する係合部を形成してい
る。
治具と、これらの両治具を操作する一つの工具本体とか
らなるケーブルヘッドの着脱工具としては、以下の構造
を採る。即ち、本発明のケーブルヘッドの着脱工具は、
ケーブルヘッドのテーパ部に取り付けられる挿入治具
と、ケーブルヘッドの胴部を締め付ける引抜き治具と、
これら両治具に先端を係合して、ケーブルヘッドの挿入
時には中央部の支柱脚を支点とするテコ作用により、ま
た引抜き時には配電塔の一部を支点とするテコ作用によ
り、ケーブルヘッドの挿入及び引抜きを行う工具本体と
から構成されており、これら挿入治具及び引抜き治具の
双方にはその胴部両側に突出ピンを設け、また工具本体
の先端にこの突出ピンに係合する係合部を形成してい
る。
【0007】ケーブルヘッドの挿入治具は、リング状を
呈し、その内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応する
円錐面を形成し、かつ周壁の一部にケーブルに挿入する
ための切欠きを設けている。
呈し、その内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応する
円錐面を形成し、かつ周壁の一部にケーブルに挿入する
ための切欠きを設けている。
【0008】引抜き治具は、2分割形状で、ヒンジによ
り締結されている。即ち、ケーブルヘッドの胴部外周に
沿う半円弧状の一対の締付片が支軸を中心に開閉可能に
設けられており、両締付片の内周には波形突条や山形突
条等の突部を設けて摩擦係数を高めた引下げ板が取り付
けられ、両締付片の開口端にはパチン錠を設けて締結可
能となっている。そして、このパチン錠の受金具を調整
ネジにてスライド可能に設け、締結片の締付力を調節可
能としている。これにより、製造メーカーの違いによる
ケーブルヘッドの製造公差を吸収して、緩みなく引抜き
治具をケーブルヘッドの胴部に締結することができる。
り締結されている。即ち、ケーブルヘッドの胴部外周に
沿う半円弧状の一対の締付片が支軸を中心に開閉可能に
設けられており、両締付片の内周には波形突条や山形突
条等の突部を設けて摩擦係数を高めた引下げ板が取り付
けられ、両締付片の開口端にはパチン錠を設けて締結可
能となっている。そして、このパチン錠の受金具を調整
ネジにてスライド可能に設け、締結片の締付力を調節可
能としている。これにより、製造メーカーの違いによる
ケーブルヘッドの製造公差を吸収して、緩みなく引抜き
治具をケーブルヘッドの胴部に締結することができる。
【0009】工具本体は、先端に両治具の突出ピンを係
合する係合部を有する二股状の前部アームと、後端にケ
ーブルヘッドの着脱作業時に工具本体を操作するための
把手を有する二股状の後部アームとを、中央部の支軸で
折り畳み可能に連結している。そして、この前部アーム
の後端には広げた後部アームが前部アームと略一直線状
になった位置で係止できるようにストッパを設けてい
る。また、前記両アームを連結する支軸には、ケーブル
ヘッドの挿入時に支点となる支柱脚を回動自在に取り付
けている。
合する係合部を有する二股状の前部アームと、後端にケ
ーブルヘッドの着脱作業時に工具本体を操作するための
把手を有する二股状の後部アームとを、中央部の支軸で
折り畳み可能に連結している。そして、この前部アーム
の後端には広げた後部アームが前部アームと略一直線状
になった位置で係止できるようにストッパを設けてい
る。また、前記両アームを連結する支軸には、ケーブル
ヘッドの挿入時に支点となる支柱脚を回動自在に取り付
けている。
【0010】また、ケーブルヘッドの挿入と引抜きを行
う一つの治具と、これを操作する一つの工具本体とから
なる本発明のケーブルヘッドの着脱工具としては、以下
の構造を採る。即ち、前記した挿入治具に代えて、前記
した引抜き治具の上部に嵌合してケーブルヘッドのテー
パ部に挿入するアダプタを設け、引抜き治具にこのアダ
プタを介在させることで、ケーブルヘッドの挿入治具と
して用いるようにしたものである。従って、このアダプ
タを用いれば、引抜き治具があれば良く、挿入治具を別
個に用意する必要がない。そして、このアダプタは、ゴ
ム等の弾性素材でリング状に形成したもので、その内周
にケーブルヘッドのテーパ部に対応する円錐面を形成
し、周壁の一部にケーブルに挿入するためのスリットを
設け、かつ上部外周に引抜き治具に嵌合した際の抜け落
ちを規制するフランジを形成している。
う一つの治具と、これを操作する一つの工具本体とから
なる本発明のケーブルヘッドの着脱工具としては、以下
の構造を採る。即ち、前記した挿入治具に代えて、前記
した引抜き治具の上部に嵌合してケーブルヘッドのテー
パ部に挿入するアダプタを設け、引抜き治具にこのアダ
プタを介在させることで、ケーブルヘッドの挿入治具と
して用いるようにしたものである。従って、このアダプ
タを用いれば、引抜き治具があれば良く、挿入治具を別
個に用意する必要がない。そして、このアダプタは、ゴ
ム等の弾性素材でリング状に形成したもので、その内周
にケーブルヘッドのテーパ部に対応する円錐面を形成
し、周壁の一部にケーブルに挿入するためのスリットを
設け、かつ上部外周に引抜き治具に嵌合した際の抜け落
ちを規制するフランジを形成している。
【0011】
【作 用】ケーブルヘッドを挿入する場合には、挿入治
具をケーブルヘッドのテーパ部にセットするとともに、
この挿入治具の突出ピンに、工具本体先端の係合部を係
合し、中央部の支柱脚を支点にして工具本体後端の把手
を押し下げる。すると、テコの作用で工具本体先端が上
がり比較的容易にケーブルヘッドを開閉器内に挿入する
ことができる。
具をケーブルヘッドのテーパ部にセットするとともに、
この挿入治具の突出ピンに、工具本体先端の係合部を係
合し、中央部の支柱脚を支点にして工具本体後端の把手
を押し下げる。すると、テコの作用で工具本体先端が上
がり比較的容易にケーブルヘッドを開閉器内に挿入する
ことができる。
【0012】また、ケーブルヘッドを引き抜く場合に
は、引抜き治具をケーブルヘッドの胴部に締結するとと
もに、この引抜き治具の突出ピンに、工具本体先端の係
合部を係合し、配電塔のフレーム下面などに工具本体の
側部上面を当てがい、ここを支点に工具本体後端の把手
を引き上げる。すると、テコの作用で工具本体先端が下
がり比較的容易にケーブルヘッドを引き抜くことができ
る。
は、引抜き治具をケーブルヘッドの胴部に締結するとと
もに、この引抜き治具の突出ピンに、工具本体先端の係
合部を係合し、配電塔のフレーム下面などに工具本体の
側部上面を当てがい、ここを支点に工具本体後端の把手
を引き上げる。すると、テコの作用で工具本体先端が下
がり比較的容易にケーブルヘッドを引き抜くことができ
る。
【0013】そして、アダプタを用いてケーブルヘッド
を挿入する場合には、アダプタをケーブルヘッドのテー
パ部にセットした後、引抜き治具をその外周に締め付け
てセットし、しかる後、引抜き治具の突出ピンに、工具
本体先端の係合部を係合し、支柱脚を支点に工具本体後
端の把手を押し下げるようにする。すると、テコの作用
で工具本体先端が上がり比較的容易にケーブルヘッドを
挿入することができる。
を挿入する場合には、アダプタをケーブルヘッドのテー
パ部にセットした後、引抜き治具をその外周に締め付け
てセットし、しかる後、引抜き治具の突出ピンに、工具
本体先端の係合部を係合し、支柱脚を支点に工具本体後
端の把手を押し下げるようにする。すると、テコの作用
で工具本体先端が上がり比較的容易にケーブルヘッドを
挿入することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図18を参
照して説明する。まず、図1及び図2は本発明の挿入治
具の平面図及びその側面図を示すもので、挿入治具10
は、アルミ等の軽量素材でリング状に形成され、その内
周にケーブルヘッドの下部テーパ部に対応する円錐面1
1が形成されている。また、周壁(胴部)12の一部に
はケーブルヘッドへの取り付けの際等にケーブルを挿入
できる大きさの切欠き13が形成されており、この切欠
き13中心からほぼ90度離れた周壁12の両側には、
後述する工具本体の先端に係合される突出ピン14,1
4が突設されている。
照して説明する。まず、図1及び図2は本発明の挿入治
具の平面図及びその側面図を示すもので、挿入治具10
は、アルミ等の軽量素材でリング状に形成され、その内
周にケーブルヘッドの下部テーパ部に対応する円錐面1
1が形成されている。また、周壁(胴部)12の一部に
はケーブルヘッドへの取り付けの際等にケーブルを挿入
できる大きさの切欠き13が形成されており、この切欠
き13中心からほぼ90度離れた周壁12の両側には、
後述する工具本体の先端に係合される突出ピン14,1
4が突設されている。
【0015】この挿入治具10は、図3に示すように、
切欠き13側からケーブル50に挿入して、ケーブルヘ
ッド51のテーパ部52に取り付けられる。そして、後
述の工具本体にて突出ピン14,14を係合して押し上
げると、ケーブルヘッド50が押し上げられ、開閉器底
板53内に挿入されて取り付けられる。この挿入治具1
0はケーブルヘッド51の挿入取付が完了した後に、テ
ーパ部52から取り外される。なお、この挿入治具10
によれば、内周に円錐面11が形成されているため、ケ
ーブルヘッド51のテーパ部52が傷つけられることは
ない。
切欠き13側からケーブル50に挿入して、ケーブルヘ
ッド51のテーパ部52に取り付けられる。そして、後
述の工具本体にて突出ピン14,14を係合して押し上
げると、ケーブルヘッド50が押し上げられ、開閉器底
板53内に挿入されて取り付けられる。この挿入治具1
0はケーブルヘッド51の挿入取付が完了した後に、テ
ーパ部52から取り外される。なお、この挿入治具10
によれば、内周に円錐面11が形成されているため、ケ
ーブルヘッド51のテーパ部52が傷つけられることは
ない。
【0016】次に、図4乃至図7は引抜き治具の一例を
示すもので、図4は引抜き治具の平面図、図5はその左
側面図、図6は同じく右側面図、図7は締結片に取り付
けた引下げ板の形状を示す図4のA−A断面図である。
示すもので、図4は引抜き治具の平面図、図5はその左
側面図、図6は同じく右側面図、図7は締結片に取り付
けた引下げ板の形状を示す図4のA−A断面図である。
【0017】引抜き治具20は、アルミ等の軽量素材で
2分割形状に形成され、ヒンジにより締結されるもの
で、ケーブルヘッドの胴部外周に沿う半円弧状の一対の
締付片21,21が支軸22を中心に開閉可能に形成さ
れている。そして、この締付片の開閉支点となる支軸2
2の近傍及び締付片の開口端近傍には、後述する工具本
体の先端に係合される突出ピン23,23が設けられて
いる。
2分割形状に形成され、ヒンジにより締結されるもの
で、ケーブルヘッドの胴部外周に沿う半円弧状の一対の
締付片21,21が支軸22を中心に開閉可能に形成さ
れている。そして、この締付片の開閉支点となる支軸2
2の近傍及び締付片の開口端近傍には、後述する工具本
体の先端に係合される突出ピン23,23が設けられて
いる。
【0018】両締付片21,21の内周には波形突条を
有する引下げ板24,24が取り付けられ、両締付片2
1,21の開口端にはパチン錠25を設けて締結可能に
形成されている。このパチン錠25により、引抜き治具
20をケーブルヘッドの胴部にワンタッチで簡単に取り
付けることができるとともに、締付片21,21に取り
付けた引下げ板24,24の波形突条により、摺り落ち
ることなく確実にケーブルヘッドの胴部に締結できる。
なお、このパチン錠25は、一方の突出ピン23の近
傍、即ち真横に配置しているので、パチン錠25の位置
を常に配電塔内の広い空間のある方向に向けて取り付け
ることができ、配電塔の右隅や左隅に位置するケーブル
ヘッドにも引抜き治具20の取り付けが仕易い。
有する引下げ板24,24が取り付けられ、両締付片2
1,21の開口端にはパチン錠25を設けて締結可能に
形成されている。このパチン錠25により、引抜き治具
20をケーブルヘッドの胴部にワンタッチで簡単に取り
付けることができるとともに、締付片21,21に取り
付けた引下げ板24,24の波形突条により、摺り落ち
ることなく確実にケーブルヘッドの胴部に締結できる。
なお、このパチン錠25は、一方の突出ピン23の近
傍、即ち真横に配置しているので、パチン錠25の位置
を常に配電塔内の広い空間のある方向に向けて取り付け
ることができ、配電塔の右隅や左隅に位置するケーブル
ヘッドにも引抜き治具20の取り付けが仕易い。
【0019】そして、このパチン錠25の受金具26
は、一方の締付片21にスライド可能に取り付けられて
おり、調整ネジ27をこの受金具26に固着したナット
26aに螺合し、正逆回転させることにより、受金具2
6を所望方向にスライドさせて、締結片21,21の締
付力を調節可能としている。これにより、製造メーカー
の違いによって異なるケーブルヘッドの製造公差を吸収
して、緩みなく引抜き治具20を締結することができ
る。また、この調整ネジ27には折り畳み可能な折畳み
把手28が取り付けてあり、調整ネジ27の手での締付
けを容易にしている。なお、この折畳み把手28に孔2
8aを設けたので、手で回しにくい時はドライバーをこ
の孔28aに差し込んで回すことができる。
は、一方の締付片21にスライド可能に取り付けられて
おり、調整ネジ27をこの受金具26に固着したナット
26aに螺合し、正逆回転させることにより、受金具2
6を所望方向にスライドさせて、締結片21,21の締
付力を調節可能としている。これにより、製造メーカー
の違いによって異なるケーブルヘッドの製造公差を吸収
して、緩みなく引抜き治具20を締結することができ
る。また、この調整ネジ27には折り畳み可能な折畳み
把手28が取り付けてあり、調整ネジ27の手での締付
けを容易にしている。なお、この折畳み把手28に孔2
8aを設けたので、手で回しにくい時はドライバーをこ
の孔28aに差し込んで回すことができる。
【0020】この実施例においては、引下げ板24,2
4を波形突条を有するものとしたが、この形状に限ら
ず、図8に示すように山形突条を有する引下げ板24a
を用いたり、図9に示すように突起を有する引下げ板2
4bを用いることもできる。いずれにしても、突部を有
する引下げ板であれば、その突部がケーブルヘッド51
胴部のバンド位置表示用突起54などに引っ掛かり、摩
擦力を得ることができる。従って、ケーブルヘッドの引
抜きに際し、引抜き治具20がケーブルヘッド51より
摺り落ちることはない。
4を波形突条を有するものとしたが、この形状に限ら
ず、図8に示すように山形突条を有する引下げ板24a
を用いたり、図9に示すように突起を有する引下げ板2
4bを用いることもできる。いずれにしても、突部を有
する引下げ板であれば、その突部がケーブルヘッド51
胴部のバンド位置表示用突起54などに引っ掛かり、摩
擦力を得ることができる。従って、ケーブルヘッドの引
抜きに際し、引抜き治具20がケーブルヘッド51より
摺り落ちることはない。
【0021】このように形成した引抜き治具20は、図
10に示すように、ケーブルヘッド51の上部締付バン
ド55を緩めて引下げた後、その締付位置にあるバンド
位置表示用突起54を覆うようにして締結する。そし
て、後述する工具本体の先端を突出ピンに係合して押し
下げ、それに締結したケーブルヘッド51を引き抜く。
この引抜き治具20はケーブルヘッド51の引抜きが完
了した後に、その胴部から取り外される。
10に示すように、ケーブルヘッド51の上部締付バン
ド55を緩めて引下げた後、その締付位置にあるバンド
位置表示用突起54を覆うようにして締結する。そし
て、後述する工具本体の先端を突出ピンに係合して押し
下げ、それに締結したケーブルヘッド51を引き抜く。
この引抜き治具20はケーブルヘッド51の引抜きが完
了した後に、その胴部から取り外される。
【0022】図11乃至図13は、前記した挿入治具1
0及び引抜き治具20を操作する工具本体を示すもの
で、図11は支柱脚を90度開いた組立状態の正面図、
図12はその平面図、図13は折り畳み状態の平面図を
表している。
0及び引抜き治具20を操作する工具本体を示すもの
で、図11は支柱脚を90度開いた組立状態の正面図、
図12はその平面図、図13は折り畳み状態の平面図を
表している。
【0023】先ず、図11及び図12の組立状態におい
て、この工具本体30は、前部アーム31と後部アーム
32と支柱脚33とで構成されており、前部アーム31
の後端近傍と、後部アーム32の前端と、支柱脚33の
一端とは、1本の支軸34で回動自在に連結されるとと
もに、前部アーム31の後端には広げた後部アーム32
が前部アーム31と略一直線状になった位置で係止され
るようにストッパ35が設けられている。
て、この工具本体30は、前部アーム31と後部アーム
32と支柱脚33とで構成されており、前部アーム31
の後端近傍と、後部アーム32の前端と、支柱脚33の
一端とは、1本の支軸34で回動自在に連結されるとと
もに、前部アーム31の後端には広げた後部アーム32
が前部アーム31と略一直線状になった位置で係止され
るようにストッパ35が設けられている。
【0024】前部アーム31は、二股状に形成され、そ
の先端には前記両治具10,20の突出ピン14,23
を係合するための溝状の係合部36が形成されている。
また、後部アーム32は、前記前部アーム31の両側に
配置される幅の二股に形成され、その後端には工具本体
30を操作するための把手37が設けられている。さら
に、前記支柱脚33は、前記前部アーム31の内側に配
置される幅の二股に形成され、支軸34に取り付けられ
ていない他端は、連結されて補強が施されている。
の先端には前記両治具10,20の突出ピン14,23
を係合するための溝状の係合部36が形成されている。
また、後部アーム32は、前記前部アーム31の両側に
配置される幅の二股に形成され、その後端には工具本体
30を操作するための把手37が設けられている。さら
に、前記支柱脚33は、前記前部アーム31の内側に配
置される幅の二股に形成され、支軸34に取り付けられ
ていない他端は、連結されて補強が施されている。
【0025】そして、後部アーム32と前部アーム31
と支柱脚33の支軸34からの長さは、順次短くなるよ
うに形成され、図13に示すように、後部アーム32の
二股内に前部アーム31が、前部アーム31の二股内に
支柱脚33がそれぞれ納まるようになっていて、使用し
ないときにはこの状態に折り畳んで運搬できるようにさ
れている。
と支柱脚33の支軸34からの長さは、順次短くなるよ
うに形成され、図13に示すように、後部アーム32の
二股内に前部アーム31が、前部アーム31の二股内に
支柱脚33がそれぞれ納まるようになっていて、使用し
ないときにはこの状態に折り畳んで運搬できるようにさ
れている。
【0026】この工具本体30を用いて、ケーブルヘッ
ド51を挿入するときには、図13に示す折り畳み状態
から、支柱脚33を約90度開いて地面などに立設する
とともに、後部アーム32を約180度開いてストッパ
35に当接させて工具本体30を組み立て、支柱脚33
の支軸34を支点にして把手37側を押し下げ、テコ作
用により係合部36側を押し上げ、そこに係合した突出
ピン14を介して挿入治具10を押し上げて、ケーブル
ヘッド51を取り付けるようにすればよい。
ド51を挿入するときには、図13に示す折り畳み状態
から、支柱脚33を約90度開いて地面などに立設する
とともに、後部アーム32を約180度開いてストッパ
35に当接させて工具本体30を組み立て、支柱脚33
の支軸34を支点にして把手37側を押し下げ、テコ作
用により係合部36側を押し上げ、そこに係合した突出
ピン14を介して挿入治具10を押し上げて、ケーブル
ヘッド51を取り付けるようにすればよい。
【0027】また、ケーブルヘッド51を引き抜くとき
には、図13の折り畳み状態から、前部アーム31のみ
を約180度開いてその後端近傍に設けたストッパ35
を後部アーム32に当接させて工具本体30を組み立
て、配電塔のフレームなどを支点にして後部アーム32
側を引き上げ、テコ作用により係合部36側を引下げ、
そこに係合した突出ピン23を介して引抜き治具20を
引下げて、ケーブルヘッド51を取り外すようにすれば
よい。
には、図13の折り畳み状態から、前部アーム31のみ
を約180度開いてその後端近傍に設けたストッパ35
を後部アーム32に当接させて工具本体30を組み立
て、配電塔のフレームなどを支点にして後部アーム32
側を引き上げ、テコ作用により係合部36側を引下げ、
そこに係合した突出ピン23を介して引抜き治具20を
引下げて、ケーブルヘッド51を取り外すようにすれば
よい。
【0028】次にこのように形成した、本実施例のケー
ブルヘッドの着脱工具を用いた、ケーブルヘッドの挿入
及び引抜き手順を説明する。
ブルヘッドの着脱工具を用いた、ケーブルヘッドの挿入
及び引抜き手順を説明する。
【0029】まず、図14は挿入治具10と工具本体3
0を用いてケーブルヘッド51を挿入する手順を示した
説明図であり、以下の手順で行われる。 (A)折り畳んである後部アーム32を、把手37を持
って前部アーム31の後端近傍に設けたストッパ35に
当接するまで約180度広げ、前部アーム31と後部ア
ーム32とを略一直線状に形成するとともに、折り畳ん
である支柱脚33を約90度広げ、組立を完了する(図
14A参照)。 (B)ケーブルヘッド51のテーパ部52に挿入治具1
0をセットするとともに、組上がった工具先端、即ち前
部アーム31の係合部36を挿入治具10の突出ピン1
4,14に引っ掛ける。この状態から、工具後端の把手
37を把持し、矢印の方向に押し下げる。これにより、
支柱脚33を支点とするテコ作用でケーブルヘッド51
を挿入することができる。挿入が完了したら工具を撤去
し、ケーブルヘッド51の各種締付バンドを締め付ける
ことにより、作業を終了する(図14B参照)。
0を用いてケーブルヘッド51を挿入する手順を示した
説明図であり、以下の手順で行われる。 (A)折り畳んである後部アーム32を、把手37を持
って前部アーム31の後端近傍に設けたストッパ35に
当接するまで約180度広げ、前部アーム31と後部ア
ーム32とを略一直線状に形成するとともに、折り畳ん
である支柱脚33を約90度広げ、組立を完了する(図
14A参照)。 (B)ケーブルヘッド51のテーパ部52に挿入治具1
0をセットするとともに、組上がった工具先端、即ち前
部アーム31の係合部36を挿入治具10の突出ピン1
4,14に引っ掛ける。この状態から、工具後端の把手
37を把持し、矢印の方向に押し下げる。これにより、
支柱脚33を支点とするテコ作用でケーブルヘッド51
を挿入することができる。挿入が完了したら工具を撤去
し、ケーブルヘッド51の各種締付バンドを締め付ける
ことにより、作業を終了する(図14B参照)。
【0030】次に、図15は引抜き治具20と工具本体
30を用いてケーブルヘッド51の引抜きの手順を示す
説明図であり、以下の手順で行われる。 (A)折り畳んである前部アーム31を、その後部近傍
に設けたストッパ35が後部アーム32に当接するまで
約180度広げ、前部アーム31と後部アーム32とを
略一直線状に形成し、組立を完了する(図15A参
照)。 (B)引き抜こうとするケーブルヘッド51の各種締付
バンドを全て緩め、一番上にあるバンドのみを下げる。
次いで、一番上の締付バンドのあった位置、即ちバンド
位置表示用突起のある位置に引抜き治具20をセットす
る。この引抜き治具20の突出ピン23に、前部アーム
先端の係合部36を引っ掛け、配電塔のフレームを支点
にして把手37を持って後部アーム側を引き上げる。こ
れにより、テコ作用で引抜き治具20を係合した工具先
端が下がり、ケーブルヘッド51を引き抜くことができ
る(図15B参照)。
30を用いてケーブルヘッド51の引抜きの手順を示す
説明図であり、以下の手順で行われる。 (A)折り畳んである前部アーム31を、その後部近傍
に設けたストッパ35が後部アーム32に当接するまで
約180度広げ、前部アーム31と後部アーム32とを
略一直線状に形成し、組立を完了する(図15A参
照)。 (B)引き抜こうとするケーブルヘッド51の各種締付
バンドを全て緩め、一番上にあるバンドのみを下げる。
次いで、一番上の締付バンドのあった位置、即ちバンド
位置表示用突起のある位置に引抜き治具20をセットす
る。この引抜き治具20の突出ピン23に、前部アーム
先端の係合部36を引っ掛け、配電塔のフレームを支点
にして把手37を持って後部アーム側を引き上げる。こ
れにより、テコ作用で引抜き治具20を係合した工具先
端が下がり、ケーブルヘッド51を引き抜くことができ
る(図15B参照)。
【0031】図16及び図17は、上記挿入治具10を
用いずに、引抜き治具20を挿入治具として兼用する場
合のアダプタの一実施例を示すもので、図16は引抜き
治具に嵌合してケーブルヘッドの挿入に用いるアダプタ
の平面図、図17はその側面図である。
用いずに、引抜き治具20を挿入治具として兼用する場
合のアダプタの一実施例を示すもので、図16は引抜き
治具に嵌合してケーブルヘッドの挿入に用いるアダプタ
の平面図、図17はその側面図である。
【0032】このアダプタ40は、ゴム等の弾性素材で
リング状に形成され、その内周にケーブルヘッド51の
テーパ部52に対応する円錐面41が形成されている。
周壁の一部にはケーブル50に挿入するためのスリット
42が設けられ、上部外周には引抜き治具20に嵌合し
た際の抜け落ちを規制するフランジ43が形成されてい
る。
リング状に形成され、その内周にケーブルヘッド51の
テーパ部52に対応する円錐面41が形成されている。
周壁の一部にはケーブル50に挿入するためのスリット
42が設けられ、上部外周には引抜き治具20に嵌合し
た際の抜け落ちを規制するフランジ43が形成されてい
る。
【0033】そして、このアダプタ40は、引抜き治具
20の上部に嵌合してケーブルヘッド51のテーパ部5
2にセットして用いるもので、引抜き治具20にこのア
ダプタ40を介在させることで、ケーブルヘッド51の
挿入治具として用いることができる。従って、このアダ
プタ40を用いれば、引抜き治具20があれば良く、挿
入治具を別個に用意する必要がない。
20の上部に嵌合してケーブルヘッド51のテーパ部5
2にセットして用いるもので、引抜き治具20にこのア
ダプタ40を介在させることで、ケーブルヘッド51の
挿入治具として用いることができる。従って、このアダ
プタ40を用いれば、引抜き治具20があれば良く、挿
入治具を別個に用意する必要がない。
【0034】図18はこのゴム製のアダプタ40を用い
た場合のケーブルヘッド51の挿入手順を示す説明図で
あり、以下の手順で行われる。 (A)アダプタ40のスリット42を左右に開いて、ケ
ーブル50に挿入し、そのまま持ち上げてケーブルヘッ
ド51のテーパ部にセットする(図18A参照)。 (B)引抜き治具20をアダプタ40の外周にフランジ
43の部分を残してセットする(図18B参照)。 (C)引抜き治具20の突出ピン23に組み立てた工具
先端、即ち前部アーム31の係合部36を引っ掛け、支
柱脚33の上端を支点に把手37を持って後部アーム3
2を矢印方向に押し下げる。これにより、テコ作用で工
具先端側が持ち上がり、ケーブルヘッド51を挿入する
ことができる(図18C参照)。
た場合のケーブルヘッド51の挿入手順を示す説明図で
あり、以下の手順で行われる。 (A)アダプタ40のスリット42を左右に開いて、ケ
ーブル50に挿入し、そのまま持ち上げてケーブルヘッ
ド51のテーパ部にセットする(図18A参照)。 (B)引抜き治具20をアダプタ40の外周にフランジ
43の部分を残してセットする(図18B参照)。 (C)引抜き治具20の突出ピン23に組み立てた工具
先端、即ち前部アーム31の係合部36を引っ掛け、支
柱脚33の上端を支点に把手37を持って後部アーム3
2を矢印方向に押し下げる。これにより、テコ作用で工
具先端側が持ち上がり、ケーブルヘッド51を挿入する
ことができる(図18C参照)。
【0035】以上のように、本発明の着脱工具によれ
ば、いずれの場合も、作業者に無理な姿勢や労力を強い
ることなく、地中配電線路用の開閉器等の端子接続部の
カバーとして用いられるケーブルヘッド(絶縁筒)の着
脱作業を能率良く行うことができ、作業性の向上を図る
ことができる。なお、本発明の着脱工具は、必ずしもケ
ーブルヘッドの着脱に限らず、これと類似した構造の絶
縁筒の着脱にも容易に応用することができる。
ば、いずれの場合も、作業者に無理な姿勢や労力を強い
ることなく、地中配電線路用の開閉器等の端子接続部の
カバーとして用いられるケーブルヘッド(絶縁筒)の着
脱作業を能率良く行うことができ、作業性の向上を図る
ことができる。なお、本発明の着脱工具は、必ずしもケ
ーブルヘッドの着脱に限らず、これと類似した構造の絶
縁筒の着脱にも容易に応用することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明のケーブルヘッドの着脱工具は、
以上のように構成されているので、次のような格別な効
果を奏する。
以上のように構成されているので、次のような格別な効
果を奏する。
【0037】請求項1記載のケーブルヘッドの着脱工具
にあっては、ケーブルヘッドのテーパ部に取り付けられ
る挿入治具と、ケーブルヘッドの胴部を締め付ける引抜
き治具と、これら両治具に先端を係合して、ケーブルヘ
ッドの挿入時には中央部の支柱脚を支点とするテコ作用
により、また引抜き時には配電塔の一部を支点とするテ
コ作用により、ケーブルヘッドの挿入及び引抜きを行う
工具本体とで着脱工具を構成し、かつ前記挿入治具及び
引抜き治具の双方にその胴部両側から突出ピンを突設す
るとともに、工具本体の先端にこの突出ピンに係合する
係合部を形成したので、ケーブルヘッドのテーパ部に挿
入した挿入治具の突出ピンを工具本体先端の係合部に引
っ掛けて支柱脚を支点に工具本体後端を押し下げれば、
テコの原理で簡単容易にケーブルヘッドの挿入を行うこ
とができる。また、ケーブルヘッドの胴部に締結した引
抜き治具の突出ピンを工具本体先端の係合部に引っ掛け
て配電塔のフレーム等を支点に工具本体後端を引き上げ
れば、テコの原理で、やはり簡単容易にケーブルヘッド
の引抜きを行うことができる。
にあっては、ケーブルヘッドのテーパ部に取り付けられ
る挿入治具と、ケーブルヘッドの胴部を締め付ける引抜
き治具と、これら両治具に先端を係合して、ケーブルヘ
ッドの挿入時には中央部の支柱脚を支点とするテコ作用
により、また引抜き時には配電塔の一部を支点とするテ
コ作用により、ケーブルヘッドの挿入及び引抜きを行う
工具本体とで着脱工具を構成し、かつ前記挿入治具及び
引抜き治具の双方にその胴部両側から突出ピンを突設す
るとともに、工具本体の先端にこの突出ピンに係合する
係合部を形成したので、ケーブルヘッドのテーパ部に挿
入した挿入治具の突出ピンを工具本体先端の係合部に引
っ掛けて支柱脚を支点に工具本体後端を押し下げれば、
テコの原理で簡単容易にケーブルヘッドの挿入を行うこ
とができる。また、ケーブルヘッドの胴部に締結した引
抜き治具の突出ピンを工具本体先端の係合部に引っ掛け
て配電塔のフレーム等を支点に工具本体後端を引き上げ
れば、テコの原理で、やはり簡単容易にケーブルヘッド
の引抜きを行うことができる。
【0038】しかも楽な姿勢で作業ができ、かつテコ利
用で使用する力も少なくて済むため、作業者の労力の大
幅な低減が図れる。また、着脱工具の構造が簡単なた
め、軽量で、低価格化も可能であり、取扱いも簡単であ
る。
用で使用する力も少なくて済むため、作業者の労力の大
幅な低減が図れる。また、着脱工具の構造が簡単なた
め、軽量で、低価格化も可能であり、取扱いも簡単であ
る。
【0039】さらに、ケーブルヘッドの胴部に締結した
引抜き治具を工具本体で引き下げることによりケーブル
ヘッドを引き抜くようにしたため、従来のバール等でこ
じ開けて引き抜く手段では不可能であったケーブルヘッ
ド上端が開閉器内部に納まった形態のものであっても、
引抜きが可能である。
引抜き治具を工具本体で引き下げることによりケーブル
ヘッドを引き抜くようにしたため、従来のバール等でこ
じ開けて引き抜く手段では不可能であったケーブルヘッ
ド上端が開閉器内部に納まった形態のものであっても、
引抜きが可能である。
【0040】また、請求項2に記載するように、リング
状を呈し、その内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応
する円錐面を形成し、かつ周壁の一部にケーブルに挿入
するための切欠きを設けた挿入治具を用いたので、切欠
きからケーブルに挿入してケーブルヘッドのテーパ部に
簡単に取り付けることができ、また円錐面によりケーブ
ルヘッドを痛めることもない。
状を呈し、その内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応
する円錐面を形成し、かつ周壁の一部にケーブルに挿入
するための切欠きを設けた挿入治具を用いたので、切欠
きからケーブルに挿入してケーブルヘッドのテーパ部に
簡単に取り付けることができ、また円錐面によりケーブ
ルヘッドを痛めることもない。
【0041】更にまた、請求項3に記載するように、引
抜き治具として、ケーブルヘッドの胴部外周に沿う半円
弧状の一対の締付片を支軸を中心にヒンジ結合し、両締
付片の内周に波形突条や山形突条等の突部を有する引下
げ板を取り付け、両締付片の開口端にパチン錠を設けて
締結可能に形成したものを用いたので、パチン錠によ
り、ワンタッチで簡単に取り付けられるとともに、締付
片に取り付けた引下げ板の突部により、摩擦力が増大
し、摺り落ちが防止されて確実にケーブルヘッドの胴部
に締結できる。
抜き治具として、ケーブルヘッドの胴部外周に沿う半円
弧状の一対の締付片を支軸を中心にヒンジ結合し、両締
付片の内周に波形突条や山形突条等の突部を有する引下
げ板を取り付け、両締付片の開口端にパチン錠を設けて
締結可能に形成したものを用いたので、パチン錠によ
り、ワンタッチで簡単に取り付けられるとともに、締付
片に取り付けた引下げ板の突部により、摩擦力が増大
し、摺り落ちが防止されて確実にケーブルヘッドの胴部
に締結できる。
【0042】また、請求項4に記載するように、前記パ
チン錠の受金具を調整ネジにてスライド可能に設け、締
結片の締付力を調節可能としたので、メーカーによって
異なるケーブルヘッドの製造公差を吸収して、緩みなく
引抜き治具を締結することができる。
チン錠の受金具を調整ネジにてスライド可能に設け、締
結片の締付力を調節可能としたので、メーカーによって
異なるケーブルヘッドの製造公差を吸収して、緩みなく
引抜き治具を締結することができる。
【0043】そして、請求項5に記載するように、工具
本体は、先端に両治具の突出ピンを係合する係合部を有
する二股状の前部アームと、後端にケーブルヘッドの着
脱作業時に工具本体を操作するための把手を有する二股
状の後部アームとを、中央部の支軸にて折り畳み可能に
連結するとともに、前部アームの後端には広げた後部ア
ームが前部アームと略一直線状になった位置で係止され
るストッパを設け、かつ前記両アームを連結する支軸に
は、ケーブルヘッドの挿入時に支点となる支柱脚を回動
自在に取り付けたので、持ち運びに便利であり、ケーブ
ルヘッドの挿入及び引抜き時の組立も簡単で、操作も容
易である。
本体は、先端に両治具の突出ピンを係合する係合部を有
する二股状の前部アームと、後端にケーブルヘッドの着
脱作業時に工具本体を操作するための把手を有する二股
状の後部アームとを、中央部の支軸にて折り畳み可能に
連結するとともに、前部アームの後端には広げた後部ア
ームが前部アームと略一直線状になった位置で係止され
るストッパを設け、かつ前記両アームを連結する支軸に
は、ケーブルヘッドの挿入時に支点となる支柱脚を回動
自在に取り付けたので、持ち運びに便利であり、ケーブ
ルヘッドの挿入及び引抜き時の組立も簡単で、操作も容
易である。
【0044】さらに、請求項6に記載するように、挿入
治具に代えて、引抜き治具の上部に嵌合してケーブルヘ
ッドのテーパ部に挿入するケーブルヘッド挿入用のアダ
プタを用いることで、挿入治具を省略することができ、
引抜き治具を挿入治具として兼用することが可能とな
る。
治具に代えて、引抜き治具の上部に嵌合してケーブルヘ
ッドのテーパ部に挿入するケーブルヘッド挿入用のアダ
プタを用いることで、挿入治具を省略することができ、
引抜き治具を挿入治具として兼用することが可能とな
る。
【0045】そして、前記アダプタは、請求項7に記載
するように、ゴム等の弾性素材でリング状に形成し、そ
の内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応する円錐面を
形成し、周壁の一部にケーブルに挿入するためのスリッ
トを設け、かつ上部外周に引抜き治具に嵌合した際の抜
け落ちを規制するフランジを形成したことにより、スリ
ットを手で押し拡げて容易にケーブルに挿入してケーブ
ルヘッド下部のテーパ部に装着でき、かつ引抜き治具も
簡単確実に装着できる。
するように、ゴム等の弾性素材でリング状に形成し、そ
の内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応する円錐面を
形成し、周壁の一部にケーブルに挿入するためのスリッ
トを設け、かつ上部外周に引抜き治具に嵌合した際の抜
け落ちを規制するフランジを形成したことにより、スリ
ットを手で押し拡げて容易にケーブルに挿入してケーブ
ルヘッド下部のテーパ部に装着でき、かつ引抜き治具も
簡単確実に装着できる。
【図1】本発明の挿入治具の平面図である。
【図2】同じく挿入治具の側面図である。
【図3】本発明の挿入治具をケーブルヘッドのテーパ部
に取り付けた状態を示す正面図である。
に取り付けた状態を示す正面図である。
【図4】本発明の引抜き治具の平面図である。
【図5】同じく引抜き治具の左側面図である。
【図6】同じく引抜き治具の右側面図である。
【図7】同じく引抜き治具の締結片に取り付けた引下げ
板の形状を示す図4のA−A断面図である。
板の形状を示す図4のA−A断面図である。
【図8】引下げ板の他の例を示す断面図である。
【図9】引下げ板のさらに他の例を示す断面図である。
【図10】本発明の引抜き治具をケーブルヘッドの胴部
に締結した状態を示す正面図である。
に締結した状態を示す正面図である。
【図11】本発明の支柱脚を90度開いた状態を示す工
具本体の正面図である。
具本体の正面図である。
【図12】同じく工具本体の平面図である。
【図13】本発明の工具本体の折り畳み状態を示す平面
図である。
図である。
【図14】本発明の挿入治具と工具本体を用いたケーブ
ルヘッドの挿入手順を示す説明図である。
ルヘッドの挿入手順を示す説明図である。
【図15】同じく引抜き治具と工具本体を用いたケーブ
ルヘッドの引抜き手順を示す説明図である。
ルヘッドの引抜き手順を示す説明図である。
【図16】本発明の引抜き治具に嵌合してケーブルヘッ
ドの挿入に用いるアダプタの平面図である。
ドの挿入に用いるアダプタの平面図である。
【図17】同じくアダプタの側面図である。
【図18】本発明のアダプタを用いた場合のケーブルヘ
ッドの挿入手順を示す説明図である。
ッドの挿入手順を示す説明図である。
10 挿入治具 11 円錐面 12 挿入治具の周壁 13 切欠き 14 突出ピン 20 引抜き治具 21 締付片 22 支軸 23 突出ピン 24 引下げ板 25 パチン錠 26 受金具 27 調整ネジ 28 折畳み把手 30 工具本体 31 前部アーム 32 後部アーム 33 支柱脚 34 支軸 35 ストッパ 36 係合部 37 把手 40 アダプタ 41 円錐面 42 スリット 43 フランジ 50 ケーブル 51 ケーブルヘッド 52 テーパ部 53 開閉器底板 54 締付バンド位置表示用突起 55 締付バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 正治 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式会 社三英社製作所内 (72)発明者 小林 均 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 柴田 昇 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 幸田 幹男 東京都中央区銀座3丁目3番18号 東京電 力株式会社銀座支店内 (72)発明者 中島 薫 東京都中央区銀座3丁目3番18号 東京電 力株式会社銀座支店内
Claims (7)
- 【請求項1】 ケーブルヘッドのテーパ部に取り付けら
れる挿入治具と、ケーブルヘッドの胴部を締め付ける引
抜き治具と、これら両治具に先端を係合して、ケーブル
ヘッドの挿入時には中央部の支柱脚を支点とするテコ作
用により、また引抜き時には配電塔の一部を支点とする
テコ作用により、ケーブルヘッドの挿入及び引抜きを行
う工具本体とからなるケーブルヘッドの着脱工具であっ
て、前記挿入治具及び引抜き治具の双方の胴部両側に突
出ピンを形成するとともに、工具本体の先端にこの突出
ピンに係合する係合部を形成したことを特徴とするケー
ブルヘッドの着脱工具。 - 【請求項2】 前記挿入治具は、リング状を呈し、その
内周にケーブルヘッドのテーパ部に対応する円錐面を形
成し、かつ周壁の一部にケーブルに挿入するための切欠
きを設けたことを特徴とする請求項1記載のケーブルヘ
ッドの着脱工具。 - 【請求項3】 前記引抜き治具は、ケーブルヘッドの胴
部外周に沿う半円弧状の一対の締付片が支軸を中心にヒ
ンジ結合され、両締付片の内周には波形突条や山形突条
等の突部を有する引下げ板が取り付けられ、両締付片の
開口端にはパチン錠を設けて締結可能としたことを特徴
とする請求項1記載のケーブルヘッドの着脱工具。 - 【請求項4】 前記パチン錠の受金具を調整ネジにてス
ライド可能に設け、締結片の締付力を調節可能としたこ
とを特徴とする請求項3記載のケーブルヘッドの着脱工
具。 - 【請求項5】 前記工具本体は、先端に両治具の突出ピ
ンを係合する係合部を有する二股状の前部アームと、後
端にケーブルヘッドの着脱作業時に工具本体を操作する
ための把手を有する二股状の後部アームとを、中央部の
支軸にて折り畳み可能に連結するとともに、前部アーム
の後端には広げた後部アームが前部アームと略一直線状
になった位置で係止されるストッパを設け、かつ前記両
アームを連結する支軸には、ケーブルヘッドの挿入時に
支点となる支柱脚を回動自在に取り付けたことを特徴と
する請求項1記載のケーブルヘッドの着脱工具。 - 【請求項6】 前記挿入治具に代えて、引抜き治具の上
部に嵌合してケーブルヘッドのテーパ部に挿入するケー
ブルヘッド挿入用のアダプタを設けたことを特徴とする
請求項1記載のケーブルヘッドの着脱工具。 - 【請求項7】 前記アダプタは、ゴム等の弾性素材でリ
ング状に形成し、その内周にケーブルヘッドのテーパ部
に対応する円錐面を形成し、周壁の一部にケーブルに挿
入するためのスリットを設け、かつ上部外周に引抜き治
具に嵌合した際の抜け落ちを規制するフランジを形成し
たことを特徴とする請求項6記載のケーブルヘッドの着
脱工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019280A JP2668625B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ケーブルヘッドの着脱工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019280A JP2668625B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ケーブルヘッドの着脱工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06217434A true JPH06217434A (ja) | 1994-08-05 |
| JP2668625B2 JP2668625B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=11995035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5019280A Expired - Lifetime JP2668625B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | ケーブルヘッドの着脱工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2668625B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008271749A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | 絶縁成形体用締付部材およびこれを用いた絶縁成形体の装着部 |
| CN108808370A (zh) * | 2018-07-17 | 2018-11-13 | 中国工程物理研究院机械制造工艺研究所 | 一种用于狭窄空间的电缆头插接导向装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0471311A (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-05 | San'eisha Mfg Co Ltd | ケーブルヘッドの着脱工具 |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP5019280A patent/JP2668625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2668625B2 (ja) | 1997-10-27 |
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