JPH06219436A - 耐熱容器及びその予備成形体 - Google Patents
耐熱容器及びその予備成形体Info
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- JPH06219436A JPH06219436A JP2486193A JP2486193A JPH06219436A JP H06219436 A JPH06219436 A JP H06219436A JP 2486193 A JP2486193 A JP 2486193A JP 2486193 A JP2486193 A JP 2486193A JP H06219436 A JPH06219436 A JP H06219436A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0207—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
- B65D1/0215—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features multilayered
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 肉厚が薄く、耐熱性に優れた二軸延伸ブロー
成形容器、及びそのような容器を製造するための予備成
形体を提供する。 【構成】 口部2が耐熱性樹脂またはポリエステル樹脂
の単層からなり、肩部3、胴部4及び底部5が耐熱性樹
脂層9及びポリエステル樹脂層8からなる耐熱容器用予
備成形体1及びその予備成形体1を二軸延伸ブロー成形
した後、口部2を切断してなる耐熱容器である。
成形容器、及びそのような容器を製造するための予備成
形体を提供する。 【構成】 口部2が耐熱性樹脂またはポリエステル樹脂
の単層からなり、肩部3、胴部4及び底部5が耐熱性樹
脂層9及びポリエステル樹脂層8からなる耐熱容器用予
備成形体1及びその予備成形体1を二軸延伸ブロー成形
した後、口部2を切断してなる耐熱容器である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性樹脂層とポリエス
テル樹脂層とからなる耐熱容器、及びその製造方法に関
する。
テル樹脂層とからなる耐熱容器、及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】各種菌
類や微生物の培地を殺菌する場合、通常はコッホ殺菌ガ
マ等の蒸気ガマを用いる。コッホ殺菌ガマを用いる場
合、間欠滅菌法といわれる殺菌方法によって殺菌を行
う。しかし、間欠滅菌法では培養基を数回加熱する必要
があるため、培養基中の物質を変化させるおそれがあ
る。また、耐熱胞子等が混入していることもあり、間欠
滅菌法では殺菌できないことがある。
類や微生物の培地を殺菌する場合、通常はコッホ殺菌ガ
マ等の蒸気ガマを用いる。コッホ殺菌ガマを用いる場
合、間欠滅菌法といわれる殺菌方法によって殺菌を行
う。しかし、間欠滅菌法では培養基を数回加熱する必要
があるため、培養基中の物質を変化させるおそれがあ
る。また、耐熱胞子等が混入していることもあり、間欠
滅菌法では殺菌できないことがある。
【0003】そこで、オートクレーブといわれる加圧殺
菌ガマを用いた加圧殺菌が行われるようになった。オー
トクレーブ容器は高温高圧下で取り扱われるため、従来
より耐熱性及び耐圧性に優れたポリカーボネートからな
る容器がオートクレーブ容器として使用されている。
菌ガマを用いた加圧殺菌が行われるようになった。オー
トクレーブ容器は高温高圧下で取り扱われるため、従来
より耐熱性及び耐圧性に優れたポリカーボネートからな
る容器がオートクレーブ容器として使用されている。
【0004】ポリカーボネート製のオートクレーブ容器
は、二軸延伸ブロー成形が困難であるため、いわゆるダ
イレクトブロー成形によって製造されている。ダイレク
トブロー成形による容器は、肉厚が均一でなく、場合に
よっては光学的に歪みを生じやすいので、内部の観察が
必要なオートクレーブ容器としては、必ずしも好適でな
いという問題がある。しかも厚肉であるため、使用する
樹脂の量が多く、製品コストが高いという問題もある。
は、二軸延伸ブロー成形が困難であるため、いわゆるダ
イレクトブロー成形によって製造されている。ダイレク
トブロー成形による容器は、肉厚が均一でなく、場合に
よっては光学的に歪みを生じやすいので、内部の観察が
必要なオートクレーブ容器としては、必ずしも好適でな
いという問題がある。しかも厚肉であるため、使用する
樹脂の量が多く、製品コストが高いという問題もある。
【0005】したがって、本発明の目的は、肉厚が薄
く、耐熱性に優れた二軸延伸ブロー成形容器、及びその
ような容器を製造するための予備成形体を提供すること
である。
く、耐熱性に優れた二軸延伸ブロー成形容器、及びその
ような容器を製造するための予備成形体を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者は、口部がポリカーボネート等の耐熱
性樹脂、あるいはポリエチレンタレフタレート等の延伸
性に優れたポリエステル樹脂の単層からなり、肩部、胴
部及び底部が耐熱性樹脂層及びポリエステル樹脂層とか
らなる予備成形体を作製し、その予備成形体を二軸延伸
ブロー成形した後、口部を切断することにより、薄肉
で、耐熱性に優れた二軸延伸ブロー成形容器を得ること
ができることを見出し、本発明に想到した。
の結果、本発明者は、口部がポリカーボネート等の耐熱
性樹脂、あるいはポリエチレンタレフタレート等の延伸
性に優れたポリエステル樹脂の単層からなり、肩部、胴
部及び底部が耐熱性樹脂層及びポリエステル樹脂層とか
らなる予備成形体を作製し、その予備成形体を二軸延伸
ブロー成形した後、口部を切断することにより、薄肉
で、耐熱性に優れた二軸延伸ブロー成形容器を得ること
ができることを見出し、本発明に想到した。
【0007】すなわち、本発明の耐熱容器用予備成形体
は、口部が耐熱性樹脂またはポリエステル樹脂の単層か
らなり、肩部、胴部及び底部が耐熱性樹脂層及びポリエ
ステル樹脂層からなることを特徴とする。
は、口部が耐熱性樹脂またはポリエステル樹脂の単層か
らなり、肩部、胴部及び底部が耐熱性樹脂層及びポリエ
ステル樹脂層からなることを特徴とする。
【0008】また、本発明の耐熱容器は、口部が耐熱性
樹脂またはポリエステル樹脂の単層からなり、肩部、胴
部及び底部が耐熱性樹脂層及びポリエステル樹脂層から
なる予備成形体を二軸延伸ブロー成形した後、前記口部
を切断してなることを特徴とする。
樹脂またはポリエステル樹脂の単層からなり、肩部、胴
部及び底部が耐熱性樹脂層及びポリエステル樹脂層から
なる予備成形体を二軸延伸ブロー成形した後、前記口部
を切断してなることを特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明を添付図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の耐熱容器を製造工程を示すフローチ
ャートである。以下、フロ1チャートに沿って本発明の
耐熱容器の製造方法を説明する。
る。図1は本発明の耐熱容器を製造工程を示すフローチ
ャートである。以下、フロ1チャートに沿って本発明の
耐熱容器の製造方法を説明する。
【0010】(1) 予備成形体の作製 本発明の耐熱容器を製造するには、まず、予備成形体を
作製する。図2は本発明の耐熱容器の予備成形体の一例
を示す概略断面図である。予備成形体1は、サポートリ
ング6を有する口部2と、肩部3と、胴部4と底部5と
からなる。
作製する。図2は本発明の耐熱容器の予備成形体の一例
を示す概略断面図である。予備成形体1は、サポートリ
ング6を有する口部2と、肩部3と、胴部4と底部5と
からなる。
【0011】この予備成形体1の肩部3、胴部4及び底
部5は、ポリエステル層8と耐熱性樹脂層9とが積層さ
れた多層構造となっている。図2に示す層構成はポリエ
ステル層/耐熱性樹脂層/ポリエステル層となっている
が、ポリエステル層と耐熱性樹脂層とからなるものであ
れば特に制限はなく、ポリエステル層と耐熱性樹脂層の
位置が入れ替わった、耐熱性樹脂層/ポリエステル層/
耐熱性樹脂層としてもよいし、ポリエステル層/耐熱性
樹脂層/ポリエステル層/耐熱性樹脂層/ポリエステル
層の5層構造としてもよく、種々の層構成とすることが
可能である。このような多層構造とすることにより、耐
熱性樹脂層9による耐熱性と、ポリエステル樹脂層8に
よる延伸性とを最終的に得られる容器に付与することが
できる。
部5は、ポリエステル層8と耐熱性樹脂層9とが積層さ
れた多層構造となっている。図2に示す層構成はポリエ
ステル層/耐熱性樹脂層/ポリエステル層となっている
が、ポリエステル層と耐熱性樹脂層とからなるものであ
れば特に制限はなく、ポリエステル層と耐熱性樹脂層の
位置が入れ替わった、耐熱性樹脂層/ポリエステル層/
耐熱性樹脂層としてもよいし、ポリエステル層/耐熱性
樹脂層/ポリエステル層/耐熱性樹脂層/ポリエステル
層の5層構造としてもよく、種々の層構成とすることが
可能である。このような多層構造とすることにより、耐
熱性樹脂層9による耐熱性と、ポリエステル樹脂層8に
よる延伸性とを最終的に得られる容器に付与することが
できる。
【0012】なお、底部5は肩部3及び胴部4と比較し
て延伸されにくく、多少耐熱性に劣るため、耐熱性樹脂
層のポリエステル樹脂層に対する比率は、底部5に近づ
くにつれて増大するのが好ましい。
て延伸されにくく、多少耐熱性に劣るため、耐熱性樹脂
層のポリエステル樹脂層に対する比率は、底部5に近づ
くにつれて増大するのが好ましい。
【0013】一方、予備成形体1の口部2は単層構造と
なっている。図2にはポリエステル樹脂層8からなる単
層構造を示したが、耐熱性樹脂層からなる単層構造とし
てもよい。本発明では後述するように、この口部2を切
断する。ところが、切断する部位が多層構造となってい
ると、切断面における層の接合部からひびが入ったり、
割れたりするという問題が生じる。そこで、単層構造と
なっている部分で切断するため、予備成形体1の口部2
はあえて単層構造とする。なお、本明細書において口部
とは、二軸延伸ブロー成形の際に延伸されない口部及び
その周辺部を意味し、サポートリング6の下部までを含
む。
なっている。図2にはポリエステル樹脂層8からなる単
層構造を示したが、耐熱性樹脂層からなる単層構造とし
てもよい。本発明では後述するように、この口部2を切
断する。ところが、切断する部位が多層構造となってい
ると、切断面における層の接合部からひびが入ったり、
割れたりするという問題が生じる。そこで、単層構造と
なっている部分で切断するため、予備成形体1の口部2
はあえて単層構造とする。なお、本明細書において口部
とは、二軸延伸ブロー成形の際に延伸されない口部及び
その周辺部を意味し、サポートリング6の下部までを含
む。
【0014】この予備成形体1のポリエステル樹脂層を
形成するポリエステル樹脂は、飽和ジカルボン酸と飽和
二価アルコールとからなる熱可塑性樹脂を用いることが
できる。飽和ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、ナフタレン-1,4- 又は2,6-ジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテル-4,4′−ジカルボン酸、
ジフェニルジカルボン酸類、ジフェノキシエタンジエタ
ンジカルボン酸類等の芳香族ジカルボン酸類、アジピン
酸、セバチン酸、アゼライン酸、デカン-1,10-ジカルボ
ン酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボ
ン酸等の脂環族ジカルボン酸等を使用することができ
る。また飽和二価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、ドデカメチレングリコール、ネオペンチルグ
リコール等の脂肪族グリコール類、シクロヘキサンジメ
タノール等の脂環族グリコール、2,2-ビス(4′−β−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)プロパン、その他の芳香族
ジオール類等を使用することができる。このような飽和
ジカルボン酸と飽和二価アルコールとからなるポリエス
テル樹脂としては、テレフタル酸とエチレングリコール
とからなるポリエチレンテレフタレートを用いるのが好
ましい。
形成するポリエステル樹脂は、飽和ジカルボン酸と飽和
二価アルコールとからなる熱可塑性樹脂を用いることが
できる。飽和ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、ナフタレン-1,4- 又は2,6-ジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテル-4,4′−ジカルボン酸、
ジフェニルジカルボン酸類、ジフェノキシエタンジエタ
ンジカルボン酸類等の芳香族ジカルボン酸類、アジピン
酸、セバチン酸、アゼライン酸、デカン-1,10-ジカルボ
ン酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボ
ン酸等の脂環族ジカルボン酸等を使用することができ
る。また飽和二価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、ドデカメチレングリコール、ネオペンチルグ
リコール等の脂肪族グリコール類、シクロヘキサンジメ
タノール等の脂環族グリコール、2,2-ビス(4′−β−ヒ
ドロキシエトキシフェニル)プロパン、その他の芳香族
ジオール類等を使用することができる。このような飽和
ジカルボン酸と飽和二価アルコールとからなるポリエス
テル樹脂としては、テレフタル酸とエチレングリコール
とからなるポリエチレンテレフタレートを用いるのが好
ましい。
【0015】上記ポリエステル樹脂は、固有粘度が 0.5
〜1.5 、好ましくは0.55〜0.8 の範囲の値を有する。ま
たこのようなポリエステルは、溶融重合で製造され、 1
80〜250 ℃の温度下で減圧処理または不活性ガス雰囲気
で熱処理されたもの、または固相重合して低分子量重合
物であるオリゴマーやアセトアルデヒドの含有量を低減
させたものが好適である。
〜1.5 、好ましくは0.55〜0.8 の範囲の値を有する。ま
たこのようなポリエステルは、溶融重合で製造され、 1
80〜250 ℃の温度下で減圧処理または不活性ガス雰囲気
で熱処理されたもの、または固相重合して低分子量重合
物であるオリゴマーやアセトアルデヒドの含有量を低減
させたものが好適である。
【0016】また耐熱性樹脂層を形成する耐熱性樹脂と
しては、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリアセタール、ポリサルフォン、
ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフォ
ン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド
及びこれらの樹脂とポリエチレンテレフタレートとのブ
レンドポリマー、及び上記耐熱性樹脂間のブレンドポリ
マー、さらには上記耐熱性樹脂の2種以上の樹脂とポリ
エチレンテレフタレートとのブレンドポリマー、Uポリ
マー(ユニチカ製、ポリアリレートとポリエチレンテレ
フタレートとのブレンドポリマー)等を使用することが
できる。これらのうちでは、特にポリアリレート、Uポ
リマー、ポリカーボネート、及びポリカーボネートとポ
リエチレンテレフタレートとのブレンドポリマーが好ま
しい。
しては、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリアセタール、ポリサルフォン、
ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフォ
ン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド
及びこれらの樹脂とポリエチレンテレフタレートとのブ
レンドポリマー、及び上記耐熱性樹脂間のブレンドポリ
マー、さらには上記耐熱性樹脂の2種以上の樹脂とポリ
エチレンテレフタレートとのブレンドポリマー、Uポリ
マー(ユニチカ製、ポリアリレートとポリエチレンテレ
フタレートとのブレンドポリマー)等を使用することが
できる。これらのうちでは、特にポリアリレート、Uポ
リマー、ポリカーボネート、及びポリカーボネートとポ
リエチレンテレフタレートとのブレンドポリマーが好ま
しい。
【0017】なお上記ポリエステル樹脂及び耐熱性樹脂
中には、本発明の目的を損なわない範囲で安定剤、顔
料、酸化防止剤、熱劣化防止剤、紫外線劣化防止剤、帯
電防止剤、抗菌剤等の添加剤やその他の樹脂を適量加え
ることができる。
中には、本発明の目的を損なわない範囲で安定剤、顔
料、酸化防止剤、熱劣化防止剤、紫外線劣化防止剤、帯
電防止剤、抗菌剤等の添加剤やその他の樹脂を適量加え
ることができる。
【0018】以上述べた予備成形体1は、例えば特開平
1−294025号に例示された方法でポリエステル樹脂と耐
熱性樹脂とを共射出成形することによって作製すること
ができる。
1−294025号に例示された方法でポリエステル樹脂と耐
熱性樹脂とを共射出成形することによって作製すること
ができる。
【0019】(2) 二軸延伸ブロー成形 次に、得られた予備成形体1を用いて二軸延伸ブロー成
形を行う。二軸延伸ブロー成形は公知の方法によって行
えばよい。予備成形体1は上述の通り、ポリエステル樹
脂層8と耐熱性樹脂層9とを有する。延伸ブロー成形の
際、ポリエステル樹脂層8は延伸性に優れる一方、耐熱
性樹脂層9は延伸性に劣るという特性を有するが、本発
明のような多層構造とした場合、延伸性に劣る耐熱性樹
脂層9もポリエステル樹脂層8とともに十分延伸され
る。
形を行う。二軸延伸ブロー成形は公知の方法によって行
えばよい。予備成形体1は上述の通り、ポリエステル樹
脂層8と耐熱性樹脂層9とを有する。延伸ブロー成形の
際、ポリエステル樹脂層8は延伸性に優れる一方、耐熱
性樹脂層9は延伸性に劣るという特性を有するが、本発
明のような多層構造とした場合、延伸性に劣る耐熱性樹
脂層9もポリエステル樹脂層8とともに十分延伸され
る。
【0020】したがって、二軸延伸ブロー成形により予
備成形体1の肩部3及び胴部4は十分に延伸され、肉厚
が薄く形成される。また、光学的な歪みが生じることも
なく、ある程度一定した肉厚となる。なお、口部2は金
型にホールドされるため延伸されず、底部5は二軸延伸
ブロー成形の性質上延伸度が少ない。
備成形体1の肩部3及び胴部4は十分に延伸され、肉厚
が薄く形成される。また、光学的な歪みが生じることも
なく、ある程度一定した肉厚となる。なお、口部2は金
型にホールドされるため延伸されず、底部5は二軸延伸
ブロー成形の性質上延伸度が少ない。
【0021】(3) 熱処理 二軸延伸ブロー成形によって得られた中間成形体を、加
熱加圧エア及び輻射熱等によって急速に加熱する。この
ような熱処理を施すことによって、延伸成形時の応力が
緩和されるとともに、延伸配向下での結晶化を促進する
ことができる。そのため、金型離型後における体積収縮
率が減少するうえ、球晶による白化がなくなる。また、
前述した二軸延伸ブロー成形において、目的とする最終
形状の容器よりも中間成形体を大きく成形しておき、結
晶性プラスチックの結晶化温度以上で融解温度未満に加
熱しながら中間成形体を収縮させ、再び二軸延伸ブロー
成形して目的とする形状の容器を得てもよい。この場
合、白化現象を解消することができるとともに、表面の
不要な凹部の形成や不規則な歪みの発生を防止すること
ができる。
熱加圧エア及び輻射熱等によって急速に加熱する。この
ような熱処理を施すことによって、延伸成形時の応力が
緩和されるとともに、延伸配向下での結晶化を促進する
ことができる。そのため、金型離型後における体積収縮
率が減少するうえ、球晶による白化がなくなる。また、
前述した二軸延伸ブロー成形において、目的とする最終
形状の容器よりも中間成形体を大きく成形しておき、結
晶性プラスチックの結晶化温度以上で融解温度未満に加
熱しながら中間成形体を収縮させ、再び二軸延伸ブロー
成形して目的とする形状の容器を得てもよい。この場
合、白化現象を解消することができるとともに、表面の
不要な凹部の形成や不規則な歪みの発生を防止すること
ができる。
【0022】(4) 口部切断 熱処理後の中間成形体の口部を図3に示す。口部2は、
ポリエステル樹脂層又は耐熱性樹脂層のいずれかの単層
からなる。これらの熱可塑性樹脂は延伸されることによ
り耐熱性が付与されるが、口部2は前述した通り延伸さ
れないため、耐熱性に劣る。本発明では、この口部2を
切断することにより、得られる容器を延伸された部分の
みから形成し、耐熱性に優れたものとする。
ポリエステル樹脂層又は耐熱性樹脂層のいずれかの単層
からなる。これらの熱可塑性樹脂は延伸されることによ
り耐熱性が付与されるが、口部2は前述した通り延伸さ
れないため、耐熱性に劣る。本発明では、この口部2を
切断することにより、得られる容器を延伸された部分の
みから形成し、耐熱性に優れたものとする。
【0023】口部2は、単層部の終焉からわずかに上部
(点線A)で切断する。切断する位置を単層部としたの
は、切断する位置が多層構造となっていると、切断面に
おけるポリエステル樹脂層8と耐熱性樹脂層9との接合
部からひびが入ったり、割れたりするおそれがあるから
である。
(点線A)で切断する。切断する位置を単層部としたの
は、切断する位置が多層構造となっていると、切断面に
おけるポリエステル樹脂層8と耐熱性樹脂層9との接合
部からひびが入ったり、割れたりするおそれがあるから
である。
【0024】以上の工程によって得られた容器を図4に
示す。この容器7は口部2と、肩部3と、胴部4と、底
部5とからなる。口部2、肩部3及び胴部4は延伸性に
優れるとともに耐熱性樹脂層を有し、底部5は多少延伸
性に劣るが、耐熱性樹脂層の比率が多い。このように、
本発明の容器の各部位は耐熱性に優れ、120 〜130 ℃の
高温殺菌に耐えうる。
示す。この容器7は口部2と、肩部3と、胴部4と、底
部5とからなる。口部2、肩部3及び胴部4は延伸性に
優れるとともに耐熱性樹脂層を有し、底部5は多少延伸
性に劣るが、耐熱性樹脂層の比率が多い。このように、
本発明の容器の各部位は耐熱性に優れ、120 〜130 ℃の
高温殺菌に耐えうる。
【0025】以上本発明を添付図面を参照して説明して
きたが、本発明はこれに限定されず本発明の思想を逸脱
しない限り種々の変更が可能である。例えば、容器の大
きさ、形状等は使用目的に応じて種々変更可能であり、
口部の切断位置は、多層構造の位置によって多少変更し
てもよい。
きたが、本発明はこれに限定されず本発明の思想を逸脱
しない限り種々の変更が可能である。例えば、容器の大
きさ、形状等は使用目的に応じて種々変更可能であり、
口部の切断位置は、多層構造の位置によって多少変更し
てもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の耐熱容器
は、口部が耐熱性樹脂層、あるいはポリエステル樹脂層
のいずれかの単層からなり、口部以外の部分が耐熱性樹
脂層とポリエステル樹脂層とからなる予備成形体を二軸
延伸ブロー成形した後、単層からなる口部を切断してな
る。
は、口部が耐熱性樹脂層、あるいはポリエステル樹脂層
のいずれかの単層からなり、口部以外の部分が耐熱性樹
脂層とポリエステル樹脂層とからなる予備成形体を二軸
延伸ブロー成形した後、単層からなる口部を切断してな
る。
【0027】このような本発明の耐熱容器は、以下のよ
うな利点を有する。 1)耐熱性に優れており、高温殺菌等が可能である。 2)薄肉に成形することができるので、少量の原料樹脂で
製造できる。 3)ある程度一定した肉厚を有し、透明性に優れるため、
内部観察を良好に行うことができる。 4)軽量であるので、作業・運搬等が容易である。
うな利点を有する。 1)耐熱性に優れており、高温殺菌等が可能である。 2)薄肉に成形することができるので、少量の原料樹脂で
製造できる。 3)ある程度一定した肉厚を有し、透明性に優れるため、
内部観察を良好に行うことができる。 4)軽量であるので、作業・運搬等が容易である。
【0028】本発明の耐熱容器は、オートクレーブ容
器、種々の組織やクローン植物等の培養容器、あるいは
メリグリン栽培用容器等に好適である。
器、種々の組織やクローン植物等の培養容器、あるいは
メリグリン栽培用容器等に好適である。
【図1】本発明の耐熱容器を製造する工程を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図2】本発明の予備成形体の一例を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の耐熱容器の中間成形体における口部を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図4】本発明の耐熱容器の一例を示す概略断面図であ
る。
る。
1・・・予備成形体 2・・・口部 3・・・肩部 4・・・胴部 5・・・底部 6・・・サポートリング 7・・・耐熱容器 8・・・ポリエステル樹脂層 9・・・耐熱性樹脂層
Claims (2)
- 【請求項1】 口部が耐熱性樹脂またはポリエステル樹
脂の単層からなり、肩部、胴部及び底部が耐熱性樹脂層
及びポリエステル樹脂層からなる耐熱容器用予備成形
体。 - 【請求項2】 口部が耐熱性樹脂またはポリエステル樹
脂の単層からなり、肩部、胴部及び底部が耐熱性樹脂層
及びポリエステル樹脂層からなる予備成形体を二軸延伸
ブロー成形した後、前記口部を切断してなることを特徴
とする耐熱容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2486193A JPH06219436A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 耐熱容器及びその予備成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2486193A JPH06219436A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 耐熱容器及びその予備成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219436A true JPH06219436A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12150005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2486193A Pending JPH06219436A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 耐熱容器及びその予備成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219436A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008259868A (ja) * | 2001-06-13 | 2008-10-30 | Getinge Skaerhamn Ab | オートクレーブ用装置 |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP2486193A patent/JPH06219436A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008259868A (ja) * | 2001-06-13 | 2008-10-30 | Getinge Skaerhamn Ab | オートクレーブ用装置 |
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