JPH06219789A - 光ファイバの製造方法 - Google Patents
光ファイバの製造方法Info
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- JPH06219789A JPH06219789A JP5011633A JP1163393A JPH06219789A JP H06219789 A JPH06219789 A JP H06219789A JP 5011633 A JP5011633 A JP 5011633A JP 1163393 A JP1163393 A JP 1163393A JP H06219789 A JPH06219789 A JP H06219789A
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- cooling
- cooling device
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/12—General methods of coating; Devices therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/027—Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
- C03B37/02718—Thermal treatment of the fibre during the drawing process, e.g. cooling
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2205/00—Fibre drawing or extruding details
- C03B2205/50—Cooling the drawn fibre using liquid coolant prior to coating, e.g. indirect cooling via cooling jacket
- C03B2205/52—Cooling the drawn fibre using liquid coolant prior to coating, e.g. indirect cooling via cooling jacket by direct contact with liquid coolant, e.g. as spray, mist
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 光ファイバ母材1を線引炉2で加熱しつつ線
引きして光ファイバ3を形成し、得られた光ファイバ3
を冷却装置5内に導き、前記冷却装置5内に噴霧発生ノ
ズル12a、12bと、発生せしめた噴霧状冷却媒体を
強制的に循環させる循環ファン13a、13b、13
c、13dを設けた。噴霧発生ノズル12a、12bに
冷却媒体供給管14から純水を、また空気供給管15か
らは圧縮された窒素ガスを供給し、前記冷却装置5内で
噴霧を発生させる。前記循環ファン13a、13b、1
3c、13dを稼働させ、線引きを開始した。なお、冷
却装置5上下の光ファイバの通過穴16、17より出る
噴霧は排気管18a、18bによって吸引され排気され
る。 【効果】 本発明によれば、線引き時の冷却効率を従来
よりも向上でき、それゆえ従来よりも高速での線引きが
可能な光ファイバの製造方法が提供される。
引きして光ファイバ3を形成し、得られた光ファイバ3
を冷却装置5内に導き、前記冷却装置5内に噴霧発生ノ
ズル12a、12bと、発生せしめた噴霧状冷却媒体を
強制的に循環させる循環ファン13a、13b、13
c、13dを設けた。噴霧発生ノズル12a、12bに
冷却媒体供給管14から純水を、また空気供給管15か
らは圧縮された窒素ガスを供給し、前記冷却装置5内で
噴霧を発生させる。前記循環ファン13a、13b、1
3c、13dを稼働させ、線引きを開始した。なお、冷
却装置5上下の光ファイバの通過穴16、17より出る
噴霧は排気管18a、18bによって吸引され排気され
る。 【効果】 本発明によれば、線引き時の冷却効率を従来
よりも向上でき、それゆえ従来よりも高速での線引きが
可能な光ファイバの製造方法が提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの製造方法
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来技術】光ファイバの生産性を上げるための一環と
して、光ファイバ母材の線引工程では線引速度の高速化
が図られている。しかしながら、実際に速度を上げて線
引きするとそれに伴って、線引炉からでた、いわゆる線
引き直後の高温の光ファイバが被覆装置に入るまでに十
分に冷却がなされないために、引取り張力によって前記
光ファイバの線径が小さくなってしまう、被覆工程で被
覆樹脂との接着性が低下してしまい十分な被覆が行われ
ない、などという問題が生じてしまう。前述した問題点
を解決するために前記線引炉と被覆装置の間に前記光フ
ァイバを覆うような冷却装置を設置して光ファイバを強
制的に冷却することが行われている。
して、光ファイバ母材の線引工程では線引速度の高速化
が図られている。しかしながら、実際に速度を上げて線
引きするとそれに伴って、線引炉からでた、いわゆる線
引き直後の高温の光ファイバが被覆装置に入るまでに十
分に冷却がなされないために、引取り張力によって前記
光ファイバの線径が小さくなってしまう、被覆工程で被
覆樹脂との接着性が低下してしまい十分な被覆が行われ
ない、などという問題が生じてしまう。前述した問題点
を解決するために前記線引炉と被覆装置の間に前記光フ
ァイバを覆うような冷却装置を設置して光ファイバを強
制的に冷却することが行われている。
【0003】従来、前述した線引き直後の光ファイバの
冷却方法としては、前記冷却装置内に不活性ガス、具体
的にはヘリウムガスを供給して冷却する方法が一般的で
あった。しかしながら、ヘリウムガスのコストが高いこ
とと、更なる線引速度の高速化のために、熱容量が気体
では不十分となったことにより、気体よりも安価で熱容
量の大きい液体を用いた冷却方法が提案されている。
冷却方法としては、前記冷却装置内に不活性ガス、具体
的にはヘリウムガスを供給して冷却する方法が一般的で
あった。しかしながら、ヘリウムガスのコストが高いこ
とと、更なる線引速度の高速化のために、熱容量が気体
では不十分となったことにより、気体よりも安価で熱容
量の大きい液体を用いた冷却方法が提案されている。
【0004】前述した液体を用いた冷却方法を含む光フ
ァイバの線引方法を実施する装置の一つとして、図4に
示す線引装置がある。光ファイバ母材1を内部に電気ヒ
ータを有する線引炉2で加熱しつつ線引きして得た線引
直後の高温の光ファイバ3を冷却装置5内に導き、該冷
却装置5内に噴霧発生ノズル12a、12bにて発生せ
しめた液体粒子、例えば揮発性噴霧を充満させ、この揮
発性噴霧と高温の光ファイバとの相変化を伴う熱交換に
よって冷却する。ここで符号15は噴霧ノズル12a、
12bに冷却媒体を供給する冷却媒体供給管を、18
a、18bは排気管を示している。次いで、冷却された
光ファイバ3の表面に第1被覆装置6にて第一層の樹脂
を被覆し、第1層被覆樹脂を樹脂硬化装置7にて硬化さ
せて第一層被覆光ファイバ8を得る。次いで第2被覆装
置9にて第二層の樹脂を被覆し、樹脂硬化装置10にて
第二層樹脂を硬化させて被覆光ファイバ11を得る。な
お、図4において、符号4は光ファイバ3の外径を測定
する外径測定器を、符号16、17は光ファイバ3が冷
却装置5を通過するための通過穴を示している。
ァイバの線引方法を実施する装置の一つとして、図4に
示す線引装置がある。光ファイバ母材1を内部に電気ヒ
ータを有する線引炉2で加熱しつつ線引きして得た線引
直後の高温の光ファイバ3を冷却装置5内に導き、該冷
却装置5内に噴霧発生ノズル12a、12bにて発生せ
しめた液体粒子、例えば揮発性噴霧を充満させ、この揮
発性噴霧と高温の光ファイバとの相変化を伴う熱交換に
よって冷却する。ここで符号15は噴霧ノズル12a、
12bに冷却媒体を供給する冷却媒体供給管を、18
a、18bは排気管を示している。次いで、冷却された
光ファイバ3の表面に第1被覆装置6にて第一層の樹脂
を被覆し、第1層被覆樹脂を樹脂硬化装置7にて硬化さ
せて第一層被覆光ファイバ8を得る。次いで第2被覆装
置9にて第二層の樹脂を被覆し、樹脂硬化装置10にて
第二層樹脂を硬化させて被覆光ファイバ11を得る。な
お、図4において、符号4は光ファイバ3の外径を測定
する外径測定器を、符号16、17は光ファイバ3が冷
却装置5を通過するための通過穴を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た噴霧状の冷却媒体を用いた冷却方法では、それまでの
気体による冷却方法に比べて、コストの低減や冷却能力
の向上が図れ、線引速度を従来よりも高速にすることは
できたものの、近年要望されている線引速度のさらなる
高速化に対応するには、まだ不十分であり、より一層の
冷却能力の向上が望まれている。
た噴霧状の冷却媒体を用いた冷却方法では、それまでの
気体による冷却方法に比べて、コストの低減や冷却能力
の向上が図れ、線引速度を従来よりも高速にすることは
できたものの、近年要望されている線引速度のさらなる
高速化に対応するには、まだ不十分であり、より一層の
冷却能力の向上が望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、線引き時にお
ける冷却効率を高め、冷却コストを低減でき、かつより
高速での線引きが可能な光ファイバの製造方法を提供す
ることを目的する。本発明では、線引炉で光ファイバ母
材を加熱しつつ線引きして光ファイバを形成し、得られ
た光ファイバを冷却装置内に通し、前記冷却装置内に液
体粒子状あるいは固体粒子状の冷却媒体を供給して前記
光ファイバの冷却を行い、その後に冷却された該光ファ
イバの表面に樹脂を被覆する光ファイバの製造方法にお
いて、前記冷却装置内で前記冷却媒体を強制的に循環さ
せることを特徴とする光ファイバの製造方法を提供す
る。
ける冷却効率を高め、冷却コストを低減でき、かつより
高速での線引きが可能な光ファイバの製造方法を提供す
ることを目的する。本発明では、線引炉で光ファイバ母
材を加熱しつつ線引きして光ファイバを形成し、得られ
た光ファイバを冷却装置内に通し、前記冷却装置内に液
体粒子状あるいは固体粒子状の冷却媒体を供給して前記
光ファイバの冷却を行い、その後に冷却された該光ファ
イバの表面に樹脂を被覆する光ファイバの製造方法にお
いて、前記冷却装置内で前記冷却媒体を強制的に循環さ
せることを特徴とする光ファイバの製造方法を提供す
る。
【0007】
【作用】前述した液体粒子状、すなわち噴霧状冷却媒体
を用いた従来の冷却方法で、期待していたほど冷却効果
が得られなかった理由について種々考察した結果、冷却
装置内での光ファイバと噴霧状冷却媒体の接触量に問題
があることを見いだした。前記噴霧状冷却媒体を用いた
冷却方法は、冷却媒体の相変化によって光ファイバは冷
却される。つまり、光ファイバと未接触、かつまだ相変
化をしていない冷却媒体と光ファイバとの接触量によっ
てその冷却効率は決定されるのである。ところが従来、
噴霧状冷却媒体が光ファイバの周囲に供給される手段
は、拡散によってのみであった。そのために、光ファイ
バの周囲の噴霧状冷却媒体の濃度を高くすることは難し
かった。そしてその結果として、線引き直後の高温の光
ファイバが冷却装置内を通過する際、少量の噴霧状冷却
媒体にしか接触することができず、それゆえ期待したほ
どの効果が得られないと考えられた。
を用いた従来の冷却方法で、期待していたほど冷却効果
が得られなかった理由について種々考察した結果、冷却
装置内での光ファイバと噴霧状冷却媒体の接触量に問題
があることを見いだした。前記噴霧状冷却媒体を用いた
冷却方法は、冷却媒体の相変化によって光ファイバは冷
却される。つまり、光ファイバと未接触、かつまだ相変
化をしていない冷却媒体と光ファイバとの接触量によっ
てその冷却効率は決定されるのである。ところが従来、
噴霧状冷却媒体が光ファイバの周囲に供給される手段
は、拡散によってのみであった。そのために、光ファイ
バの周囲の噴霧状冷却媒体の濃度を高くすることは難し
かった。そしてその結果として、線引き直後の高温の光
ファイバが冷却装置内を通過する際、少量の噴霧状冷却
媒体にしか接触することができず、それゆえ期待したほ
どの効果が得られないと考えられた。
【0008】そこで、この噴霧状冷却媒体発生装置とは
別個に強制循環装置を設置し、前記噴霧状冷却媒体を冷
却空間内にて強制循環させた。その結果、光ファイバの
冷却効率が向上し、以下の実施例に示すように従来より
も線引き速度を高速化することが可能になった。
別個に強制循環装置を設置し、前記噴霧状冷却媒体を冷
却空間内にて強制循環させた。その結果、光ファイバの
冷却効率が向上し、以下の実施例に示すように従来より
も線引き速度を高速化することが可能になった。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。ま
ず、図1を用いて光ファイバの線引工程について述べ
る。光ファイバ母材1を内部に電気ヒータを有する線引
炉2で加熱しつつ線引きして光ファイバ3を形成し、得
られた光ファイバ3を外径測定器4にて外径測定をした
後冷却装置5内に導き、前記冷却装置5内に噴霧状冷却
媒体を供給しつつ前記光ファイバ3の冷却を行う。冷却
された該光ファイバ3の表面に第1被覆装置6にて第一
層目の樹脂を被覆し、第1層被覆樹脂を樹脂硬化装置7
にて硬化させて第一層被覆光ファイバ8を得る。次いで
第2被覆装置9にて第二層目の樹脂を被覆し、樹脂硬化
装置10にて第二層樹脂を硬化させて二層の被覆を有す
る被覆光ファイバ11を得る。
ず、図1を用いて光ファイバの線引工程について述べ
る。光ファイバ母材1を内部に電気ヒータを有する線引
炉2で加熱しつつ線引きして光ファイバ3を形成し、得
られた光ファイバ3を外径測定器4にて外径測定をした
後冷却装置5内に導き、前記冷却装置5内に噴霧状冷却
媒体を供給しつつ前記光ファイバ3の冷却を行う。冷却
された該光ファイバ3の表面に第1被覆装置6にて第一
層目の樹脂を被覆し、第1層被覆樹脂を樹脂硬化装置7
にて硬化させて第一層被覆光ファイバ8を得る。次いで
第2被覆装置9にて第二層目の樹脂を被覆し、樹脂硬化
装置10にて第二層樹脂を硬化させて二層の被覆を有す
る被覆光ファイバ11を得る。
【0010】実施例1としては、図1に示すように冷却
装置5の内部に噴霧発生ノズル12a、12bと、これ
らにより発生せしめた噴霧状冷却媒体を強制的に循環さ
せる循環ファン13a、13b、13c、13dを設け
た。なお、噴霧発生ノズルの数、循環ファンの設置位置
や台数は冷却装置5の構造や大きさによって適宜決定さ
れる。また、循環流の速度は冷却効率に大きな影響を与
えるので、線引速度に合わせて変える必要がある。噴霧
発生ノズル12a、12bに冷却媒体供給管14から純
水を、また空気供給管15からは圧縮された不活性ガ
ス、具体的には窒素ガスを供給し、前記冷却装置5内で
噴霧を発生させる。噴霧状冷却媒体、すなわち噴霧は冷
却装置5内を満たし、また噴霧発生ノズル12a、12
bの噴射により前記冷却装置5内にはゆるやかな循環流
が生じる。ここで前記循環ファン13a、13b、13
c、13dを稼働させ、線引きを開始した。なお、冷却
装置5上下の光ファイバの通過穴16、17より出る噴
霧は排気管18a、18bによって吸引され排気され
る。
装置5の内部に噴霧発生ノズル12a、12bと、これ
らにより発生せしめた噴霧状冷却媒体を強制的に循環さ
せる循環ファン13a、13b、13c、13dを設け
た。なお、噴霧発生ノズルの数、循環ファンの設置位置
や台数は冷却装置5の構造や大きさによって適宜決定さ
れる。また、循環流の速度は冷却効率に大きな影響を与
えるので、線引速度に合わせて変える必要がある。噴霧
発生ノズル12a、12bに冷却媒体供給管14から純
水を、また空気供給管15からは圧縮された不活性ガ
ス、具体的には窒素ガスを供給し、前記冷却装置5内で
噴霧を発生させる。噴霧状冷却媒体、すなわち噴霧は冷
却装置5内を満たし、また噴霧発生ノズル12a、12
bの噴射により前記冷却装置5内にはゆるやかな循環流
が生じる。ここで前記循環ファン13a、13b、13
c、13dを稼働させ、線引きを開始した。なお、冷却
装置5上下の光ファイバの通過穴16、17より出る噴
霧は排気管18a、18bによって吸引され排気され
る。
【0011】前述した装置において、前記循環ファン1
3a、13b、13c、13dを稼働した場合には冷却
効率が向上し、その結果線速 900m/分まで安定した被覆
が行えた。
3a、13b、13c、13dを稼働した場合には冷却
効率が向上し、その結果線速 900m/分まで安定した被覆
が行えた。
【0012】実施例2としては、実施例1で設けた循環
ファン13a、13b、13c、13dの代わりに冷却
装置5内に図2に示すごとくガスノズル19a、19b
を設置した。該ガスノズル19a、19bには不活性ガ
ス、具体的には窒素ガスを不活性ガス供給管20から供
給して、通過する光ファイバの近傍で循環流が生じるよ
うに前記窒素ガスを流した。この方法では実施例1より
もさらに冷却効率が向上したが、同時にガスノズルの数
が多いほど効果があることもわかった。例えば、ガスノ
ズルを10個使用した場合には、線速1150m/分まで安定
した被覆が行えた。
ファン13a、13b、13c、13dの代わりに冷却
装置5内に図2に示すごとくガスノズル19a、19b
を設置した。該ガスノズル19a、19bには不活性ガ
ス、具体的には窒素ガスを不活性ガス供給管20から供
給して、通過する光ファイバの近傍で循環流が生じるよ
うに前記窒素ガスを流した。この方法では実施例1より
もさらに冷却効率が向上したが、同時にガスノズルの数
が多いほど効果があることもわかった。例えば、ガスノ
ズルを10個使用した場合には、線速1150m/分まで安定
した被覆が行えた。
【0013】実施例3としては、図3に示すように循環
ファン21a、21b、21c、21dを使用して噴霧
状冷却媒体を冷却装置5内で循環させるにあたり、該冷
却装置5内に光ファイバを囲む円筒流路22を設けた。
そして、実施例1と同一の条件で光ファイバの線引きを
行ったところ、実施例1よりもさらにその冷却効率は向
上し、線速1050m/分まで安定した被覆が行えた。なお、
この時の円筒流路22内の循環流の平均速度は 15m/sで
あった。
ファン21a、21b、21c、21dを使用して噴霧
状冷却媒体を冷却装置5内で循環させるにあたり、該冷
却装置5内に光ファイバを囲む円筒流路22を設けた。
そして、実施例1と同一の条件で光ファイバの線引きを
行ったところ、実施例1よりもさらにその冷却効率は向
上し、線速1050m/分まで安定した被覆が行えた。なお、
この時の円筒流路22内の循環流の平均速度は 15m/sで
あった。
【0014】比較例として、実施例1および実施例2の
冷却装置を用いて、但し循環ファン13a、13b、1
3c、13dおよびガスノズル19a、19bは稼働さ
せずに線引きを行ったところ、どちらとも線速 750m/分
までしか安定した被覆は行えなかった。
冷却装置を用いて、但し循環ファン13a、13b、1
3c、13dおよびガスノズル19a、19bは稼働さ
せずに線引きを行ったところ、どちらとも線速 750m/分
までしか安定した被覆は行えなかった。
【0015】実施例1、実施例2および実施例3で高速
での線引きが可能となった、すなわち冷却効率が向上し
たのは以下の理由によるものと推測されている。実施例
1では循環ファン13a、13b、13c、13dによ
って、また実施例2ではガスノズル19a、19bによ
って液体粒子状冷却媒体、具体的には噴霧状冷却媒体を
含む循環流の流速が上がった。このため、冷却装置5内
を通過する線引き直後の高温の光ファイバ3と噴霧状冷
却媒体の接触量が増えたことにより、冷却効率が向上し
たと考えられる。加えて、従来技術では拡散のみによっ
て噴霧状冷却媒体を供給していたが、本発明ではさらに
強制循環することによって光ファイバ3と未接触の該噴
霧状冷媒体を次々と前記高温の光ファイバ3の周囲に供
給し、周囲の噴霧状冷却媒体の濃度を常に高く保持する
ことが可能となったため、冷却効率が向上したと考えら
れる。最後に実施例3では、円筒流路22を設けたこと
によって実施例1よりも確実に噴霧状冷却媒体と光ファ
イバ3とを接触させることができ、さらに円筒流路22
の内壁と光ファイバ3との輻射冷却も起こるため、冷却
効率が向上したと考えられる。
での線引きが可能となった、すなわち冷却効率が向上し
たのは以下の理由によるものと推測されている。実施例
1では循環ファン13a、13b、13c、13dによ
って、また実施例2ではガスノズル19a、19bによ
って液体粒子状冷却媒体、具体的には噴霧状冷却媒体を
含む循環流の流速が上がった。このため、冷却装置5内
を通過する線引き直後の高温の光ファイバ3と噴霧状冷
却媒体の接触量が増えたことにより、冷却効率が向上し
たと考えられる。加えて、従来技術では拡散のみによっ
て噴霧状冷却媒体を供給していたが、本発明ではさらに
強制循環することによって光ファイバ3と未接触の該噴
霧状冷媒体を次々と前記高温の光ファイバ3の周囲に供
給し、周囲の噴霧状冷却媒体の濃度を常に高く保持する
ことが可能となったため、冷却効率が向上したと考えら
れる。最後に実施例3では、円筒流路22を設けたこと
によって実施例1よりも確実に噴霧状冷却媒体と光ファ
イバ3とを接触させることができ、さらに円筒流路22
の内壁と光ファイバ3との輻射冷却も起こるため、冷却
効率が向上したと考えられる。
【0016】本実施例では、冷却媒体として噴霧状の液
体を用いたが、この装置を用いれば従来の相変化を伴う
水やアルコール等を固化した固体粒子を用いる冷却方法
および気体冷却方法においても冷却効率が上がることは
いうまでもない。また、本実施例の中で不活性ガスを用
いた部分はすべて清浄な圧縮空気で代用してもかまわな
い。
体を用いたが、この装置を用いれば従来の相変化を伴う
水やアルコール等を固化した固体粒子を用いる冷却方法
および気体冷却方法においても冷却効率が上がることは
いうまでもない。また、本実施例の中で不活性ガスを用
いた部分はすべて清浄な圧縮空気で代用してもかまわな
い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、線引き時の冷却効率を
従来よりも向上でき、それゆえ従来よりも高速での線引
きが可能な光ファイバの製造方法が提供される。
従来よりも向上でき、それゆえ従来よりも高速での線引
きが可能な光ファイバの製造方法が提供される。
【図1】図1は、本発明の実施例1における冷却装置で
ある。
ある。
【図2】図2は、本発明の実施例2における冷却装置で
ある。
ある。
【図3】図3は、本発明の応用例における冷却装置であ
る。
る。
【図4】図4は、本発明の比較例における冷却装置であ
る。
る。
1…光ファイバ母材 2…線引炉 3…光ファイバ 4…外径測定器 5…冷却装置 6…第1被覆装置 7…樹脂硬化装置 8…第一層被覆光ファイバ 9…第2被覆装置 10…樹脂硬化装置 11…被覆光ファイバ 12a、12b…噴霧発生ノズル 13a、13b、13c、13d…循環ファン 14…冷却媒体供給管 15…空気供給管 16…光ファイバの通過穴(上) 17…光ファイバの通過穴(下) 18a、18b…排気管 19a、19b…ガスノズル 20…不活性ガス供給管 21a、21b、21c、21d…循環ファン 22…円筒流路
Claims (1)
- 【請求項1】 線引炉で光ファイバ母材を加熱しつつ線
引きして光ファイバを形成し、得られた光ファイバを冷
却装置内に通し、前記冷却装置内に粒子状の冷却媒体を
供給して前記光ファイバの冷却を行い、その後に冷却さ
れた該光ファイバの表面に樹脂を被覆する光ファイバの
製造方法において、前記冷却装置内で前記冷却媒体を強
制的に循環させることを特徴とする光ファイバの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011633A JPH06219789A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 光ファイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5011633A JPH06219789A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 光ファイバの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219789A true JPH06219789A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11783355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5011633A Pending JPH06219789A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219789A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0838440A1 (de) * | 1996-10-25 | 1998-04-29 | Alcatel | Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen einer aus einer Glasvorform gezogenen optischen Glasfaser |
| KR100345378B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2002-07-26 | 엘지전선 주식회사 | 광섬유 냉각장치 |
| EP1382581A1 (en) * | 2002-07-18 | 2004-01-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cooling apparatus for high-speed drawing of optical fiber |
| CN109016453A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-12-18 | 罗文忠 | 一种拉丝机水浴用的热水槽 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5011633A patent/JPH06219789A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0838440A1 (de) * | 1996-10-25 | 1998-04-29 | Alcatel | Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen einer aus einer Glasvorform gezogenen optischen Glasfaser |
| KR100345378B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2002-07-26 | 엘지전선 주식회사 | 광섬유 냉각장치 |
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| CN1293009C (zh) * | 2002-07-18 | 2007-01-03 | 三星电子株式会社 | 用于快速拉拔的冷却装置 |
| CN109016453A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-12-18 | 罗文忠 | 一种拉丝机水浴用的热水槽 |
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