JPH06220784A - 古紙の回収方法および回収された紙 - Google Patents

古紙の回収方法および回収された紙

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JPH06220784A
JPH06220784A JP3120593A JP3120593A JPH06220784A JP H06220784 A JPH06220784 A JP H06220784A JP 3120593 A JP3120593 A JP 3120593A JP 3120593 A JP3120593 A JP 3120593A JP H06220784 A JPH06220784 A JP H06220784A
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JP3120593A
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Tetsushi Ashida
徹志 芦田
Tetsuo Sato
哲夫 佐藤
Takemitsu Umeki
武光 梅木
Shinichi Suzuki
新一 鈴木
Yutaka Kobayashi
裕 小林
Shigeo Harasawa
重雄 原澤
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NAKAMURATOKU SHOKAI KK
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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NAKAMURATOKU SHOKAI KK
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙基材にアルミニウム箔などの金属箔やプラ
スチックが積層されている古紙から塵の混入が少なく、
色相が良く、強度などの物性の劣化の少ない紙を簡便
に、安全に容易に回収する方法を提供する。 【構成】 紙基材に少なくとも金属箔および/またはプ
ラスチックが積層されている古紙から下記の(1)〜
(5)の工程により紙を回収することを特徴とする古紙
の回収方法により上記目的を達成できる。(1)古紙
を、硅酸塩化合物及び炭酸塩からなる複合物を主体とす
る脱墨/剥離剤および浸透剤を添加して加温したアルカ
リ性水溶液中で処理して離解する工程。(2)水で希釈
する工程。(3)粗大塵を除去する工程。(4)脱気剤
を添加して重量クリーナーおよび軽量クリーナーにより
微小塵を除去する工程。(5)脱アルカリ工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は古紙の回収方法および回
収された紙に関するものであり、更に詳しくは紙基材に
アルミニウム箔などの金属箔やプラスチックが積層され
ている古紙から、塵の混入が少なく、色相が良く、強度
などの物性の劣化の少ない紙を回収する方法および回収
された紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】果汁、牛乳などの紙容器は紙基材の裏面
にはポリエチレンなどのプラスチックス、アルミニウム
などの金属箔が積層されていたり、ワックスが塗布され
ていたり、表面には印刷がなされており、通常の抄紙工
程で再生使用を計ると、これらの金属やプラスチックス
などは化学的、物理的処理により微細化され紙に混入し
て紙の製造工程に大きなトラブルを起こす原因となる。
また、無理に再生しても、従来の再生方法ではこれらの
金属やプラスチックの分離が完全にはできないので、色
の悪い塵の混入した紙しか得られず、これらの紙容器の
紙基材は優れたパルプが使用されているにもかかわら
ず、パルプとしての再生利用が不可能とされており、ト
イレットロールにする程度の用途しかなかった。プラス
チックス類の比重はパルプ繊維の比重に近く、一方、金
属箔などは重いため、両者を従来の除塵機により効果的
に除去することは難しく、紙用として再生活用ができな
いので焼却又は投棄処分されているのが現状である。従
って、省資源、省エネルギーを計り、リサイクル再利用
して地球環境に負荷をかけないために、このような古紙
から塵の混入が少なく、色相が良く、強度などの物性の
劣化の少ない紙を回収することが強く求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、紙基
材にアルミニウム箔などの金属箔やプラスチックが積層
されている古紙から、塵の混入が少なく、色相が良く、
強度などの物性の劣化の少ない紙を簡便な方法により容
易に回収する方法および回収した紙を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の点に
鑑み、鋭意研究した結果、古紙を、特定の脱墨/剥離剤
および浸透剤を添加したパルパー中で処理して離解し、
水で希釈し、粗大塵を除去した後、脱気剤を添加して微
小塵を除去することにより上記の課題を解決できること
を見いだして本発明をなすに至った。本発明の請求項1
の発明は、紙基材に少なくとも金属箔および/またはプ
ラスチックが積層されている古紙から下記の(1)〜
(5)の工程により紙を回収することを特徴とする古紙
の回収方法である。 (1)古紙を、硅酸塩化合物及び炭酸塩からなる複合物
を主体とする脱墨/剥離剤および浸透剤を添加して加温
したアルカリ性水溶液中で処理して離解する工程。 (2)水で希釈する工程。 (3)粗大塵を除去する工程。 (4)脱気剤を添加して重量クリーナーおよび軽量クリ
ーナーにより微小塵を除去する工程。 (5)脱アルカリ工程。
【0005】本発明の請求項2の発明は、該脱墨/剥離
剤が硅酸ナトリウムと炭酸ナトリウムからなる複合物を
主体とするもの、あるいはさらに高級脂肪酸誘導体を含
有するものである請求項1記載の古紙の回収方法であ
る。
【0006】本発明の請求項3の発明は、該浸透剤がア
ニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面
活性剤、ノニオン系界面活性剤、過酸化物系浸透剤から
選択される少なくとも1種を主成分とする浸透剤である
請求項1記載の方法である。
【0007】本発明の請求項4の発明は、該脱気剤がト
リブチルフォスフェート、脂肪酸アミド、ポリエーテル
型ノニオン系界面活性剤、シリコーンから選択される少
なくとも1種の脱気剤である請求項1記載の方法であ
る。
【0008】本発明の請求項5の発明は、紙基材に少な
くとも金属箔および/またはプラスチック層が積層され
ている古紙から回収された塵の混入が少なく、色相の良
い回収紙であって、回収前の紙の強度、伸びおよび引裂
強度の90%以上の値を保持するとともに、JIS P
9208(きょう雑物計測図表による測定法)による
(1)〜(4)の測定値およびL値明度が下記の範囲に
あることを特徴とする回収された紙である。 (1)視野平均15以下、 (2)塵面積率(%)0.0300以下、 (3)塵総面積(mm2 /m2 )100以下、 (4)標準偏差50以下。 (5)L値明度92 以上。
【0009】紙基材にアルミニウム箔などの金属箔やプ
ラスチックが積層されている古紙から上記特性の紙を回
収するに当たり、古紙はそのまま使用しても、適宜、裁
断して用いても差し支えなく、裁断する場合はシュレッ
ダーなど公知の機械、装置、方法を使用することができ
る。裁断の程度も特に限定されるものでないが、巾20
mm以下、好ましくは10mm以下にする。
【0010】アルカリ性水溶液中で処理して離解する際
の加温は常温から100℃以下、好ましくは常温から8
0℃以下、より好ましくは常温から70℃以下である。
アルカリ性水溶液のpHは8〜12、好ましくは9〜1
1である。古紙を離解するためには攪拌することが好ま
しい。攪拌の手段は特に限定されるものではなく、公知
の機械、装置、方法を使用することができる。処理時間
は古紙の離解が十分行われるまでの時間であり、適宜選
定されるものである。
【0011】本発明で使用する脱墨/剥離剤は硅酸塩化
合物及び炭酸塩からなる複合物を主体とする脱墨/剥離
剤である。上記複合物は硅酸塩化合物及び炭酸塩からな
る混合物であっても差し支えない。硅酸塩化合物及び炭
酸塩は特に限定されるものではなく、例えば、硅酸塩化
合物としては硅酸ナトリウム、オルソ硅酸ナトリウム、
セスキ硅酸ナトリウム、メタ硅酸ナトリウム、粉末硅酸
ナトリウム、硅酸ナトリウム溶液、硅酸カリウム、同様
に、炭酸塩化合物としては炭酸ナトリウム、重炭酸ナト
リウム、炭酸カリウムなどを挙げることができる。硅酸
ナトリウムの分子式は一般にNa2 O・nSiO2 で表
され、nはモル比:SiO2 /Na2 O重量比×1.0
32を示しており、n=0.5〜4のものが工業的に生
産されているが、本発明においてはいずれのものも使用
することができる。本発明で使用する脱墨/剥離剤には
さらに高級脂肪酸あるいはその誘導体を含有させても差
し支えない。本発明で使用する脱墨/剥離剤の添加量は
紙に対して約0.5〜2.0重量%好ましくは約0.7
〜1.5重量%である。0.5重量%以下であると、脱
墨/剥離の時間が長くなり、除去すべき異物の大きさは
大体10mmが好ましいが、それより細かくなり効率良
く除去できなくなる。2.0重量%以上であるとpHが
高くなり、紙の色やけがでて色相が悪くなる。
【0012】本発明で使用する浸透剤は、アニオン系界
面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、ノ
ニオン系界面活性剤、過酸化物系浸透剤などおよびこれ
らの混合物である。具体的には、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、単一鎖長ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレン2級アルコールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルなど
を好ましく用いることができるが、これらに特に限定さ
れるものではない。本発明で使用する浸透剤の添加量は
紙に対して0.1〜3.0重量%、好ましくは0.5〜
2.0重量%である。0.1重量%以下であると剥離の
時間が長くなり、効率良く異物を除去できなくなる。
3.0重量%以上であると紙の色やけがでて色相が悪く
なる上、後の工程で浸透剤を除去し難くなる。
【0013】本発明で使用する脱気剤はトリブチルフォ
スフェート、脂肪酸アミド、ポリエーテル型ノニオン系
界面活性剤、シリコーンなどおよびこれらの混合物であ
る。脂肪酸アミドとしては、モノアマイド類、置換アマ
イド類、メチロールアマイド類、ビスアマイド類などを
挙げることができる。シリコーンについても特に限定さ
れず、液状のシリコーンを好ましく使用することができ
る。本発明で使用する脱気剤の添加量は紙に対して0.
1〜2.0重量%、好ましくは0.5〜1.0重量%で
ある。0.1重量%以下であると気泡が取れなくなり、
効率良く異物を除去できなくなる。2.0重量%以上で
あると不経済となる上、回収された紙の表面にすべりが
でる、字が書けなくなる、にじみがでるのでサイズ剤の
添加量を多くする必要があるなどの問題がある。
【0014】本発明で使用する重量クリーナーおよび軽
量クリーナー、その他の装置は特に限定されず、例え
ば、市販のものを使用することができる。
【0015】
【作用】本発明において、硅酸塩化合物及び炭酸塩から
なる複合物を主体とする該脱墨/剥離剤中の硅酸塩化合
物は脱墨の作用を行い、一方炭酸塩は分解して炭酸ガス
を発生し、古紙をパルパー中で攪拌すると、脱墨ととも
に金属箔やプラスチックスの分離が促進される。粗大な
金属箔やプラスチックスを除去した後の微細な金属箔や
プラスチックスの異物は気泡と共に紙繊維に付着して、
除去しにくいが、脱気剤を使用することにより分離が行
い易くなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の回収紙および回収方法を実施
例により詳細に説明するが、本発明の主旨を逸脱しない
限り実施例によって限定されるものではない。図1は本
発明の方法によりラミ古紙から紙を回収するシステムを
示すものであり、図1により本発明の方法を説明する。
紙基材にアルミニウム箔などの金属箔やプラスチックが
積層されている古紙を貯槽1に投入する。コンベアベル
トでシュレッダー2に送り、巾20mmに裁断する。裁
断された古紙を空送して除塵機3によりごみを除去し、
パルパー4に入れる。パルパー4では、古紙濃度約5〜
7重量%、紙に対して脱墨・剥離剤(硅酸ナトリウム/
炭酸ナトリウム複合物)1重量%、エーテル型浸透剤
(商品名:JN−70、株式会社中村悳商会製)1重量
%、pH約12、温度60℃の加温された水溶液が回転
数500rpmで攪拌されており、滞留時間約10分以
内で古紙の離解を十分行う。離解されたアルミ箔などの
異物は水溶液とともにハイドラパージ(4−1)で洗浄
し、洗浄液はブローチェスト5へ送り、アルミ箔などは
セレクトパージ(4−2)で分離し、水溶液はパルパー
4へリサイクルする。
【0017】古紙スラリーをブローチェスト5で古紙濃
度約2%に調製する。古紙スラリーをデフレーカー6に
送り、離解をさらに行い、長繊維を十分ほぐす。古紙ス
ラリーは重量異物をおおまかに除去するためにセントリ
クリーナー7に送り、次いで粗大アルミ箔を除去するス
リットスクリーン8に送る。古紙スラリーは粗選チェス
ト9でpH調製した後、中程度の大きさのアルミ箔を除
去するスリットスクリーン10に送る。古紙スラリーは
脱気剤としてトリブチルフォスフェート0.5重量%
(紙に対して)を添加した1次チェスト11でpH調製
した後、重量異物を除去するために重量クリーナー12
に送り、さらに古紙スラリーは2次チェスト13でpH
調製した後、微細なアルミ箔を除去する軽量クリーナー
14に送る。
【0018】微細なアルミ箔を除去した古紙スラリーは
3次チェスト15でpH調製した後、シックナー洗浄1
6、濃調のための洗浄チェスト17、フリーネスコント
ロールのためのリファイナー18、完成チェスト19を
経てアルミニウム箔などの異物が十分除去されかつ脱墨
された古紙スラリー20となる。このようにして得られ
た古紙スラリー20は通常の抄紙工程で何ら問題を起こ
すことなくバージンパルプと同様に使用することができ
た。なお、セントリクリーナー7、スリットスクリーン
8およびスリットスクリーン10のテールはヤンソンス
クリーン21でアルミ箔などの異物22を除去し、残り
のスラリーはブローチェスト5にリサイクルする。重量
クリーナー12のテールは粗選チェスト9へリサイクル
する。軽量クリーナー14のテールは1次チェスト11
へリサイクルする。
【0019】(実施例1〜2、比較例1〜6、参考例)
図1のシステムにより、紙基材にアルミニウム箔などの
金属箔やプラスチックが積層されている古紙を、表1に
示した前記複合剤、前記浸透剤、パルパーなどの処理条
件で[スリットスクリーン8としてヤンソンスクリーン
(丸型直径5mm)、スリットスクリーン10としてフ
ラットスクリーン(6カット0.15mm)]処理して
紙を回収した。実施例1〜2、比較例1〜6において回
収した紙について下記の方法により塵の測定を行い、結
果を合わせて表1に示す。参考例はNBKP70重量
%、LBKP30重量%の混合品について測定したもの
であり、表1にこれらの測定結果を合わせて示す。実施
例2で回収された紙と参考例の紙について下記の方法に
より紙の強度等および光学的性質を測定した。結果を表
2に示す。
【0020】(パルプの塵の測定方法)JIS P92
08(きょう雑物計測図表による測定法)に準じる。 (坪量、引張強度、破裂強度、引裂強度の測定方法) 坪量:JIS P8111に準じる。 引張強さ:JIS P8113に準じる。 破裂強度:JIS P8113に準じる。 引裂強さ:JIS P8116に準じる。 (色相の測定方法)日本電色(株)製色差計によりL、
a、bを測定した。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】表1および表2に示した結果から、実施例
1〜2においては、紙基材にアルミニウム箔などの金属
箔やプラスチックが積層されている古紙から、塵の混入
が少なく、色相が良く、強度などの物性の劣化の少ない
紙であって、参考例のNBKP70重量%、LBKP3
0重量%混合品とほぼ同等の特性を有する紙が回収でき
たことが判る。これに対して比較例1〜6において回収
された紙は塵の評価結果が悪く、不十分である。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法により、紙基材にアルミニ
ウム箔などの金属箔やプラスチックが積層されている古
紙から塵の混入が少なく、色相が良く、強度などの物性
の劣化の少ない紙を簡便に、安全に容易に回収すること
ができる。現在、省資源、省エネルギーを計り、リサイ
クル再利用して地球環境に負荷をかけないために、この
ような古紙から塵の混入が少なく、色相が良く、強度な
どの物性の劣化の少ない紙を回収することが強く求めら
れており、それに対して本発明は大いに貢献するものと
期待できるので、その産業上の利用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法によりラミ古紙から紙を回収す
るシステムを示すフローシートである。
【符号の説明】 1 貯槽、 2 シュレッダー、 3 除塵機、 4 パルパー、 5 ブローチェスト、 6 デフレーカー、 7 セントリクリーナー、 8 スリットスクリーン、 9 粗選チェスト、 10 スリットスクリーン、 11 1次チェスト、 12 重量クリーナー、 13 2次チェスト、 14 軽量クリーナー、 15 3次チェスト、 16 シックナー、 17 洗浄チェスト、 18 リファイナー、 19 完成チェスト、 20 古紙スラリー、 21 ヤンソンスクリーン、 22 ラミ粕。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 哲夫 東京都北区王子5丁目21番1号 十條製紙 株式会社技術開発センター内 (72)発明者 梅木 武光 東京都北区王子5丁目21番1号 十條製紙 株式会社技術開発センター内 (72)発明者 鈴木 新一 東京都北区王子5丁目21番2号 十條製紙 株式会社リキッドパッケージングセンター 内 (72)発明者 小林 裕 東京都千代田区神田東松下町28番地 株式 会社中村悳商会内 (72)発明者 原澤 重雄 東京都千代田区神田東松下町28番地 株式 会社中村悳商会内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基材に少なくとも金属箔および/また
    はプラスチックが積層されている古紙から下記の(1)
    〜(5)の工程により紙を回収することを特徴とする古
    紙の回収方法。 (1)古紙を、硅酸塩化合物及び炭酸塩からなる複合物
    を主体とする脱墨/剥離剤および浸透剤を添加して加温
    したアルカリ性水溶液中で処理して離解する工程。 (2)水で希釈する工程。 (3)粗大塵を除去する工程。 (4)脱気剤を添加して重量クリーナーおよび軽量クリ
    ーナーにより微小塵を除去する工程。 (5)脱アルカリ工程。
  2. 【請求項2】 該脱墨/剥離剤が硅酸ナトリウムと炭酸
    ナトリウムからなる複合物を主体とするもの、あるいは
    さらに高級脂肪酸誘導体を含有するものである請求項1
    記載の古紙の回収方法。
  3. 【請求項3】 該浸透剤がアニオン系界面活性剤、カチ
    オン系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン系界面活
    性剤、過酸化物系浸透剤から選択される少なくとも1種
    を主成分とする浸透剤である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 該脱気剤がトリブチルフォスフェート、
    脂肪酸アミド、ポリエーテル型ノニオン系界面活性剤、
    シリコーンから選択される少なくとも1種の脱気剤であ
    る請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 紙基材に少なくとも金属箔および/また
    はプラスチック層が積層されている古紙から回収された
    塵の混入が少なく、色相の良い回収紙であって、回収前
    の紙の強度、伸びおよび引裂強度の90%以上の値を保
    持するとともに、JIS P9208(きょう雑物計測
    図表による測定法)による(1)〜(4)の測定値およ
    びL値明度が下記の範囲にあることを特徴とする回収さ
    れた紙。 (1)視野平均15以下、 (2)塵面積率(%)0.0300以下、 (3)塵総面積(mm2 /m2 )100以下、 (4)標準偏差50以下。 (5)L値明度92 以上。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016044376A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 日本製紙株式会社 紙コップの再生方法

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