JPH06222829A - ロボットの教示位置修正方法 - Google Patents
ロボットの教示位置修正方法Info
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- JPH06222829A JPH06222829A JP5024965A JP2496593A JPH06222829A JP H06222829 A JPH06222829 A JP H06222829A JP 5024965 A JP5024965 A JP 5024965A JP 2496593 A JP2496593 A JP 2496593A JP H06222829 A JPH06222829 A JP H06222829A
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- G05B19/00—Program-control systems
- G05B19/02—Program-control systems electric
- G05B19/42—Recording and playback systems, i.e. in which the program is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36054—Modify offset for whole sections collectively, different offsets for sections
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36089—Machining parameters, modification during operation
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- G05B2219/50116—Select approach path out of plurality
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Automation & Control Theory (AREA)
- Numerical Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バリ取り作業等に使用されるロボットにおけ
るオフラインティーチング内容修正作業の効率化。 【構成】 オフライン作成プログラムに対し、加工面区
分に関連して指定された教示点区間と該区間に含まれる
各教示点について共通したオフセット量を定めた位置修
正条件を予め作成しておく。プログラムの再生運転開始
時以降に必要に応じて修正条件を選択的に実効化させ、
指定区間内の教示点を一括して、作業面に指定量だけ接
近/離隔させるように教示位置修正を行う。各教示点区
間について、接近/離隔双方の修正条件を複数個用意し
ておくことにより、接近/離隔の一方を選択し得る。プ
ログラム再生/教示位置修正の段階を繰り返し実行すれ
ば、より理想に近いロボット起動を決定出来る。
るオフラインティーチング内容修正作業の効率化。 【構成】 オフライン作成プログラムに対し、加工面区
分に関連して指定された教示点区間と該区間に含まれる
各教示点について共通したオフセット量を定めた位置修
正条件を予め作成しておく。プログラムの再生運転開始
時以降に必要に応じて修正条件を選択的に実効化させ、
指定区間内の教示点を一括して、作業面に指定量だけ接
近/離隔させるように教示位置修正を行う。各教示点区
間について、接近/離隔双方の修正条件を複数個用意し
ておくことにより、接近/離隔の一方を選択し得る。プ
ログラム再生/教示位置修正の段階を繰り返し実行すれ
ば、より理想に近いロボット起動を決定出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、教示されたプログラム
に従って動作する産業用等のロボットにおける位置教示
修正方法に関し、特に、ロボットを用いて機械加工ある
いは鋳物加工を行ったワークの仕上げ過程におけるバリ
取り作業等を実行するに際して、作成済みの教示プログ
ラムに含まれる教示位置を修正する為の、ロボットの教
示位置修正方法に関する。
に従って動作する産業用等のロボットにおける位置教示
修正方法に関し、特に、ロボットを用いて機械加工ある
いは鋳物加工を行ったワークの仕上げ過程におけるバリ
取り作業等を実行するに際して、作成済みの教示プログ
ラムに含まれる教示位置を修正する為の、ロボットの教
示位置修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オフラインでプログラムを作成した場合
のように、実際にプログラム通りの再生運転を行った場
合の動作が未確認あるいは不明な場合には、そのプログ
ラムの試験的再生運転を行い、必要に応じてオフライン
プログラムの修正を行うことが一般的である。
のように、実際にプログラム通りの再生運転を行った場
合の動作が未確認あるいは不明な場合には、そのプログ
ラムの試験的再生運転を行い、必要に応じてオフライン
プログラムの修正を行うことが一般的である。
【0003】このようなプログラムの確認作業において
は、先ず作業対象となるワークを退避させた状態でプロ
グラム再生運転を行い、大まかな再生動作確認を行った
上で、実際にワークを作業位置に配置し、再度プログラ
ムを再生しつつロボット軌道を確認する方式が基本とな
っている。
は、先ず作業対象となるワークを退避させた状態でプロ
グラム再生運転を行い、大まかな再生動作確認を行った
上で、実際にワークを作業位置に配置し、再度プログラ
ムを再生しつつロボット軌道を確認する方式が基本とな
っている。
【0004】そして、ワークを配置した状態でプログラ
ム再生と必要な修正を行う際には、プログラムを順次再
生しながらロボットを運転し、修正が必要な個所に達し
た時点でロボットを一旦停止させ、修正に必要な諸作業
を実行した上で運転を再開することを繰り返すことが行
われていた。
ム再生と必要な修正を行う際には、プログラムを順次再
生しながらロボットを運転し、修正が必要な個所に達し
た時点でロボットを一旦停止させ、修正に必要な諸作業
を実行した上で運転を再開することを繰り返すことが行
われていた。
【0005】教示位置の修正が必要なケースは、(1)
ツールをワークに近付ける方向への修正が求められる場
合と、(2)ツールをワークから引き離す方向に教示位
置を修正する必要がある場合に大別される。例えば、バ
リ取り作業においてツール先端がワーク面に届いていな
い場合が上記ケース(1)にあたり、逆に、プログラム
通りの再生運転ではツール先端がワークに過剰に押し付
けられてしまう状況にある場合がケース(2)に相当す
る。
ツールをワークに近付ける方向への修正が求められる場
合と、(2)ツールをワークから引き離す方向に教示位
置を修正する必要がある場合に大別される。例えば、バ
リ取り作業においてツール先端がワーク面に届いていな
い場合が上記ケース(1)にあたり、逆に、プログラム
通りの再生運転ではツール先端がワークに過剰に押し付
けられてしまう状況にある場合がケース(2)に相当す
る。
【0006】ケース(1)では、ロボットを停止させた
後に、ワークはそのままにした状態でロボットを手動ジ
ョグ送りによって適正な位置まで近付け、位置データの
修正を実行する。これに対して、ケース(2)の場合に
は、先ず、ワークを適当な位置まで退避させてから、プ
ログラムに指定された通りの位置を一旦とらせる。その
上で、ロボットを手動ジョグ送りで十分な距離退避さ
せ、再度ワークを元の位置に戻し、しかる後にロボット
を手動ジョグ送りでワークに近付けて適正な位置で停止
させ、位置データの修正を実行するという手順を踏むの
が通常である。
後に、ワークはそのままにした状態でロボットを手動ジ
ョグ送りによって適正な位置まで近付け、位置データの
修正を実行する。これに対して、ケース(2)の場合に
は、先ず、ワークを適当な位置まで退避させてから、プ
ログラムに指定された通りの位置を一旦とらせる。その
上で、ロボットを手動ジョグ送りで十分な距離退避さ
せ、再度ワークを元の位置に戻し、しかる後にロボット
を手動ジョグ送りでワークに近付けて適正な位置で停止
させ、位置データの修正を実行するという手順を踏むの
が通常である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、プロ
グラムの確認時に教示位置を修正する際には、修正が必
要な教示位置毎にロボットを一旦停止させるが、一般
に、1個の教示点が要修正である場合には、その前後の
相当数の教示点についても修正が必要な場合が多いと考
えられる。従って、そのロボットの停止、修正作業、ロ
ボットの再起動を何度にもわたって繰り返すことが多く
なり、作業効率を低下させる原因となる。
グラムの確認時に教示位置を修正する際には、修正が必
要な教示位置毎にロボットを一旦停止させるが、一般
に、1個の教示点が要修正である場合には、その前後の
相当数の教示点についても修正が必要な場合が多いと考
えられる。従って、そのロボットの停止、修正作業、ロ
ボットの再起動を何度にもわたって繰り返すことが多く
なり、作業効率を低下させる原因となる。
【0008】特に、上記(2)のケースのように、修正
作業に付帯してワークの退避と再配置の作業が加わった
場合には、作業全体が極めて煩雑で非効率的なものとな
り、バリ取り加工等の対象となっているワークを退避さ
せる際などに、ツール先端部、ツール取付部、ワーク加
工面、作業従事者の身体の手指等を損傷する事故を招く
恐れもある。
作業に付帯してワークの退避と再配置の作業が加わった
場合には、作業全体が極めて煩雑で非効率的なものとな
り、バリ取り加工等の対象となっているワークを退避さ
せる際などに、ツール先端部、ツール取付部、ワーク加
工面、作業従事者の身体の手指等を損傷する事故を招く
恐れもある。
【0009】本発明は、主として教示プログラムの確認
の為に行われる再生運転時に必要となる教示位置修正作
業における上記従来技術の問題点を克服し、安全かつ効
率的に教示位置修正作業を実行し得るロボットの教示位
置修正方法を提供することを企図するものであり、特
に、ロボットを利用したバリ取り加工を含む作業の為の
プログラムに対して教示位置の修正を行う場合に有利な
ロボットの教示位置修正方法を提供せんとするものであ
る。
の為に行われる再生運転時に必要となる教示位置修正作
業における上記従来技術の問題点を克服し、安全かつ効
率的に教示位置修正作業を実行し得るロボットの教示位
置修正方法を提供することを企図するものであり、特
に、ロボットを利用したバリ取り加工を含む作業の為の
プログラムに対して教示位置の修正を行う場合に有利な
ロボットの教示位置修正方法を提供せんとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えばオフラ
インで作成済みの教示プログラムに対し、作業対象面の
区分に関連させて指定した教示点区間内の各教示点につ
いて共通した位置修正オフセット量Δを定めた複数の位
置修正条件を作成しておき、教示プログラムの再生開始
時またはそれ以降に前記修正条件を選択的に実効化させ
て教示点位置を一括修正して、作業面に指定オフセット
量だけ接近させるか、あるいは作業面から指定オフセッ
ト量だけ離隔させる形でロボットの教示位置修正を行う
ことにより、上記課題を解決したものである。
インで作成済みの教示プログラムに対し、作業対象面の
区分に関連させて指定した教示点区間内の各教示点につ
いて共通した位置修正オフセット量Δを定めた複数の位
置修正条件を作成しておき、教示プログラムの再生開始
時またはそれ以降に前記修正条件を選択的に実効化させ
て教示点位置を一括修正して、作業面に指定オフセット
量だけ接近させるか、あるいは作業面から指定オフセッ
ト量だけ離隔させる形でロボットの教示位置修正を行う
ことにより、上記課題を解決したものである。
【0011】また、より実際的な本発明の1つ形態とし
て、少なくとも1つの教示点区間については、その教示
点区間を包含する教示点区間を前記指定教示点区間とす
る修正条件を複数個用意しておくことにより、1つの教
示点区間についての修正内容を複数の修正条件の中から
選択し得るようにした構成(請求項2の構成)を提供す
ると共に、その際に、作業面に対する接近/離隔のいず
れか一方を選択し得るように修正条件を用意することに
よって、同じ教示点区間についてロボットが作業面から
離れ過ぎる場合と、過剰接近あるいは食い込み状態とな
る場合の双方に対して臨機応変に対処出来るようにした
ものである(請求項3の構成)。
て、少なくとも1つの教示点区間については、その教示
点区間を包含する教示点区間を前記指定教示点区間とす
る修正条件を複数個用意しておくことにより、1つの教
示点区間についての修正内容を複数の修正条件の中から
選択し得るようにした構成(請求項2の構成)を提供す
ると共に、その際に、作業面に対する接近/離隔のいず
れか一方を選択し得るように修正条件を用意することに
よって、同じ教示点区間についてロボットが作業面から
離れ過ぎる場合と、過剰接近あるいは食い込み状態とな
る場合の双方に対して臨機応変に対処出来るようにした
ものである(請求項3の構成)。
【0012】更に、作業全体をより慎重に進めつつ、よ
り完全なものに近付ける為には、一度の教示位置修正で
は不十分であることが考えられるので、プログラム再生
/教示位置修正の段階を複数回数繰り返し実行する方式
を提供して、実用性を更に高めた教示位置修正方法を提
供したものである(請求項4の構成)。
り完全なものに近付ける為には、一度の教示位置修正で
は不十分であることが考えられるので、プログラム再生
/教示位置修正の段階を複数回数繰り返し実行する方式
を提供して、実用性を更に高めた教示位置修正方法を提
供したものである(請求項4の構成)。
【0013】そして、上述したように、機械加工あるい
は鋳物加工後の仕上げ工程に必要なバリ取り作業にロボ
ットを利用した場合に従来技術の問題点が特に深刻であ
ったことに鑑み、教示位置修正の対象となるプログラム
をバリ取り作業を含む作業の為のものに特定したもので
ある(請求項5の構成)。
は鋳物加工後の仕上げ工程に必要なバリ取り作業にロボ
ットを利用した場合に従来技術の問題点が特に深刻であ
ったことに鑑み、教示位置修正の対象となるプログラム
をバリ取り作業を含む作業の為のものに特定したもので
ある(請求項5の構成)。
【0014】
【作用】図1は、バリ取り作業の為にオフラインで作成
された教示プログラムに対して本発明の教示位置修正方
法を適用する場合を例にとって、本発明の原理を説明す
る為の図である。図中、ロボットのツール取付部5のフ
ェース面5Aにバリ取り用ツール3が、フローティング
機構(図示省略)を備えたツールホルダ4を介して取り
付けられている。バリ取り用ツール3の先端部にはバリ
取り用の刃3Aが設けられている。
された教示プログラムに対して本発明の教示位置修正方
法を適用する場合を例にとって、本発明の原理を説明す
る為の図である。図中、ロボットのツール取付部5のフ
ェース面5Aにバリ取り用ツール3が、フローティング
機構(図示省略)を備えたツールホルダ4を介して取り
付けられている。バリ取り用ツール3の先端部にはバリ
取り用の刃3Aが設けられている。
【0015】1及び2はバリ部分1B、2Bを各々有す
るワーク加工面(作業面)であり、ワールド座標系O―
XYZのY軸方向に沿って延在し、バリ部分1B、2B
はX軸方向に図示したように突出しているものとする。
バリ取り用の刃3Aを、図示しないモータ及び伝動機構
によって駆動した状態でこれら加工面1あるいは2に押
し付けると、各加工面のバリ部分1B、2Bが仕上げ面
1A、2Aまで切削除去される。ツール3はフローティ
ング機構によって弾力的に支持されているから、通常の
ケースでは、バリ取り作業を的確に行う為に、刃3Aが
加工面1、2に適度に押し付けられる位置にツールポイ
ント3Bが存在するようにロボットが制御される。
るワーク加工面(作業面)であり、ワールド座標系O―
XYZのY軸方向に沿って延在し、バリ部分1B、2B
はX軸方向に図示したように突出しているものとする。
バリ取り用の刃3Aを、図示しないモータ及び伝動機構
によって駆動した状態でこれら加工面1あるいは2に押
し付けると、各加工面のバリ部分1B、2Bが仕上げ面
1A、2Aまで切削除去される。ツール3はフローティ
ング機構によって弾力的に支持されているから、通常の
ケースでは、バリ取り作業を的確に行う為に、刃3Aが
加工面1、2に適度に押し付けられる位置にツールポイ
ント3Bが存在するようにロボットが制御される。
【0016】図1において、オフラインで作成されたプ
ログラムをそのまま再生した場合のツールポイント3B
の描く軌跡として、P1 →P2 →P3 →P4 →P5 →P
6 →P7 →P8 →P9 を想定する。P6 〜P8 は、加工
面2に過剰に押し付けられており、ワークを退避させな
ければ実際には実現困難な軌道である。これに対して、
P2 〜P4 は、加工面1から離れ過ぎており、このまま
では十分なバリ取り加工が行われない状態にある。
ログラムをそのまま再生した場合のツールポイント3B
の描く軌跡として、P1 →P2 →P3 →P4 →P5 →P
6 →P7 →P8 →P9 を想定する。P6 〜P8 は、加工
面2に過剰に押し付けられており、ワークを退避させな
ければ実際には実現困難な軌道である。これに対して、
P2 〜P4 は、加工面1から離れ過ぎており、このまま
では十分なバリ取り加工が行われない状態にある。
【0017】本発明においては、このような事態が生じ
る可能性を予め想定し、適用区間と加工面接近/離隔の
オフセット修正量を指定した修正条件を幾つか用意して
おき、プログラムの再生運転中に適宜修正条件を選択的
に実効化させて軌道修正を行うと共に、より好ましい軌
道を得る為の修正条件を探索しておき、必要に応じて修
正条件作成、プログラムの再生/位置修正条件実効化の
作業を繰り返す。
る可能性を予め想定し、適用区間と加工面接近/離隔の
オフセット修正量を指定した修正条件を幾つか用意して
おき、プログラムの再生運転中に適宜修正条件を選択的
に実効化させて軌道修正を行うと共に、より好ましい軌
道を得る為の修正条件を探索しておき、必要に応じて修
正条件作成、プログラムの再生/位置修正条件実効化の
作業を繰り返す。
【0018】ここでは、第1回目のプログラム再生/修
正プロセスの為に、次の2つの修正条件C1 、C2 を用
意しておくものとする。
正プロセスの為に、次の2つの修正条件C1 、C2 を用
意しておくものとする。
【0019】 修正条件C1 ;Δ1 =―10mm、適用区間P2 〜P8 修正条件C2 ;Δ2 =+30mm、適用区間P2 〜P8 各修正条件におけるオフセット量Δは、加工面1、2へ
の接近/離隔に対応させて、X軸方向のシフト量として
に定義する。従って、修正条件C1 を実効化すれば、加
工面1、2に接近乃至食い込む方向へ10mmだけ教示点
がシフトされ、修正条件C2 を実効化すれば加工面1、
2から離隔する方向へ30mmだけ教示点がシフトされる
ことになる。一般に、ツールの不用意な押し付けを優先
的に防止して作業をより慎重に進める観点から、特に初
回の試験再生運転に対しては、加工面に接近する方向の
オフセット量を離隔する方向のオフセット量よりも小さ
く設定した修正条件を用意しておくことが好ましい。
の接近/離隔に対応させて、X軸方向のシフト量として
に定義する。従って、修正条件C1 を実効化すれば、加
工面1、2に接近乃至食い込む方向へ10mmだけ教示点
がシフトされ、修正条件C2 を実効化すれば加工面1、
2から離隔する方向へ30mmだけ教示点がシフトされる
ことになる。一般に、ツールの不用意な押し付けを優先
的に防止して作業をより慎重に進める観点から、特に初
回の試験再生運転に対しては、加工面に接近する方向の
オフセット量を離隔する方向のオフセット量よりも小さ
く設定した修正条件を用意しておくことが好ましい。
【0020】上記修正条件C1 、C2 を用意した上で、
オフラインで作成されたプログラムの第1回目の再生を
開始する。ツール3は既に装着済みとする。ロボットの
ツールポイント3B(以下、単にロボットと呼ぶことに
する。)は先ず最初の教示点P1 を通過し、2番目の教
示点P2 へ向かう軌道に入る。オペレータは、移動中の
刃3A先端部分と加工面1の仕上げ面1Aとの距離を目
測し、「ツールが加工面1から離れ過ぎており、且つ、
10mmだけ加工面1に接近するようにロボットの軌道を
修正しても、ツールが加工面1に過剰接近した状態に陥
ることがない」、と判断した時点で修正条件C1 を実効
化する指令を発する。修正処理に要する時間後、直ちに
ロボットはP1 からP2 へ向かう軌道から外れ、Q2 へ
向かう。この軌道変更位置をS1 とする。
オフラインで作成されたプログラムの第1回目の再生を
開始する。ツール3は既に装着済みとする。ロボットの
ツールポイント3B(以下、単にロボットと呼ぶことに
する。)は先ず最初の教示点P1 を通過し、2番目の教
示点P2 へ向かう軌道に入る。オペレータは、移動中の
刃3A先端部分と加工面1の仕上げ面1Aとの距離を目
測し、「ツールが加工面1から離れ過ぎており、且つ、
10mmだけ加工面1に接近するようにロボットの軌道を
修正しても、ツールが加工面1に過剰接近した状態に陥
ることがない」、と判断した時点で修正条件C1 を実効
化する指令を発する。修正処理に要する時間後、直ちに
ロボットはP1 からP2 へ向かう軌道から外れ、Q2 へ
向かう。この軌道変更位置をS1 とする。
【0021】修正条件C1 の実効化により、以後この修
正条件C1 を無効化するかあるいは指定された教示点区
間(ここでは、P2 〜P8 )を通り過ぎるまで、ロボッ
トの軌道は、当初の教示プログラムで指定されている教
示位置を辿るものから、それを10mm加工面1に接近さ
せるように平行シフトさせたものに修正される。
正条件C1 を無効化するかあるいは指定された教示点区
間(ここでは、P2 〜P8 )を通り過ぎるまで、ロボッ
トの軌道は、当初の教示プログラムで指定されている教
示位置を辿るものから、それを10mm加工面1に接近さ
せるように平行シフトさせたものに修正される。
【0022】即ち、ロボットは、図中破線で示したよう
に、S1 →Q2 という軌道をとった後、Q2 →Q3 →Q
4 →・・・・で示された軌道に乗る。
に、S1 →Q2 という軌道をとった後、Q2 →Q3 →Q
4 →・・・・で示された軌道に乗る。
【0023】この間にオペレータは、バリ取りに最適な
軌道を実現するに必要な修正条件(区間とオフセット
量)を目視等による観測によって探索しておく。そし
て、オペレータは、ロボットが点Q4 を通過後、で修正
条件C1 を無効化し、ロボットを位置S2 から修正条件
実効化以前のプログラムに指定された教示位置P5 へ向
かう軌道へ戻す。図中のQ5 は、P5 をX軸の負の方向
へ10mmだけシフトさせた位置を表しているが、Q5 に
ロボットが到達する前に修正条件C1 の無効化による軌
道変更を行えば、実際にロボットがQ5 を通過すること
はない。
軌道を実現するに必要な修正条件(区間とオフセット
量)を目視等による観測によって探索しておく。そし
て、オペレータは、ロボットが点Q4 を通過後、で修正
条件C1 を無効化し、ロボットを位置S2 から修正条件
実効化以前のプログラムに指定された教示位置P5 へ向
かう軌道へ戻す。図中のQ5 は、P5 をX軸の負の方向
へ10mmだけシフトさせた位置を表しているが、Q5 に
ロボットが到達する前に修正条件C1 の無効化による軌
道変更を行えば、実際にロボットがQ5 を通過すること
はない。
【0024】ロボットは、プログラムで指定されている
教示位置P5 を通過し、更にP6 へ向かって移動を開始
するが、教示点位置P6 は、前述したように加工面2の
内部に食い込む状態にあるから、これを放置してそのま
まプログラム再生運転を続行すると、ツール3が加工面
2に過剰に押し付けられて、バリ2Bに食い込み過ぎた
状態となる。そこで、オペレータは、「ロボット軌道を
加工面2から離隔する方向へシフトする必要がある」、
と判断した時点で修正条件C2 を実効化する。修正条件
C2 の実効化による軌道変更位置をS3 とする。
教示位置P5 を通過し、更にP6 へ向かって移動を開始
するが、教示点位置P6 は、前述したように加工面2の
内部に食い込む状態にあるから、これを放置してそのま
まプログラム再生運転を続行すると、ツール3が加工面
2に過剰に押し付けられて、バリ2Bに食い込み過ぎた
状態となる。そこで、オペレータは、「ロボット軌道を
加工面2から離隔する方向へシフトする必要がある」、
と判断した時点で修正条件C2 を実効化する。修正条件
C2 の実効化による軌道変更位置をS3 とする。
【0025】教示点区間P6 〜P8 におけるロボットの
軌道は、その間に修正条件C2 を無効化しない限り、加
工面2から離隔する方向に30mmシフトした軌道(Q6
〜Q8 )に修正され、S2 →Q6 →Q7 →Q8 で示され
た軌道を辿る。
軌道は、その間に修正条件C2 を無効化しない限り、加
工面2から離隔する方向に30mmシフトした軌道(Q6
〜Q8 )に修正され、S2 →Q6 →Q7 →Q8 で示され
た軌道を辿る。
【0026】修正条件C2 におけるオフセット量は、+
30mmと比較的大きくとってあるので、軌道Q6 〜Q8
は加工面2から相当離隔したものとなる。オペレータ
は、加工面1(軌道P2 〜P4 )の場合と同様に、加工
面2についてバリ取りを最適軌道で実行するのに必要な
P6 〜P8 についての修正条件(区間とオフセット量)
を目視による観測によって探索しておく。ロボットが点
Q8 を通過すると、修正条件C2 の指定区間(P2 〜P
8 )を離脱するので、プログラム指定の教示位置である
P9 へ移動し、再生運転の1サイクルを終了する。修正
条件C2 は、点Q8 通過後の適宜の時点で無効化してお
く。
30mmと比較的大きくとってあるので、軌道Q6 〜Q8
は加工面2から相当離隔したものとなる。オペレータ
は、加工面1(軌道P2 〜P4 )の場合と同様に、加工
面2についてバリ取りを最適軌道で実行するのに必要な
P6 〜P8 についての修正条件(区間とオフセット量)
を目視による観測によって探索しておく。ロボットが点
Q8 を通過すると、修正条件C2 の指定区間(P2 〜P
8 )を離脱するので、プログラム指定の教示位置である
P9 へ移動し、再生運転の1サイクルを終了する。修正
条件C2 は、点Q8 通過後の適宜の時点で無効化してお
く。
【0027】オペレータは、以上の第1回目のプログラ
ム再生運転における探索結果に基づいて、バリ取り作業
の為に最適と思われる修正条件を新たに作成するか、あ
るいは、予め多数の修正条件を作成しておいた中から最
も好ましいと判断されるものを選択する。ここでは、次
のように、区間P2 〜P4 を20mm加工面1に接近する
方向へシフトさせる修正条件(C3 )と、区間P6 〜P
8 を20mm加工面2から離れる方向にシフトさせる修正
条件(C4 )とを新たに作成することとする。
ム再生運転における探索結果に基づいて、バリ取り作業
の為に最適と思われる修正条件を新たに作成するか、あ
るいは、予め多数の修正条件を作成しておいた中から最
も好ましいと判断されるものを選択する。ここでは、次
のように、区間P2 〜P4 を20mm加工面1に接近する
方向へシフトさせる修正条件(C3 )と、区間P6 〜P
8 を20mm加工面2から離れる方向にシフトさせる修正
条件(C4 )とを新たに作成することとする。
【0028】 修正条件C3 ;Δ3 =―20mm、適用区間P2 〜P4 修正条件C4 ;Δ4 =+20mm、適用区間P6 〜P8 そして、修正条件C3 と修正条件C4 を初めから有効化
した状態で第2回目の再生運転を行う。修正条件C3 、
C4 は上記の通りの内容を有しているので、各教示点位
置P2 〜P4 及びP6 〜P8 を各々R2 〜R4 及びR6
〜R8 に修正した軌道が実現される。従って、第2回目
の再生運転におけるロボット軌道は、P1 →R2 →R3
→R4 →P5 →R6 →R7 →R8 →P9 となる。
した状態で第2回目の再生運転を行う。修正条件C3 、
C4 は上記の通りの内容を有しているので、各教示点位
置P2 〜P4 及びP6 〜P8 を各々R2 〜R4 及びR6
〜R8 に修正した軌道が実現される。従って、第2回目
の再生運転におけるロボット軌道は、P1 →R2 →R3
→R4 →P5 →R6 →R7 →R8 →P9 となる。
【0029】実際にツール先端のバリ取り刃3Aを駆動
させた状態でこの第2回目の再生運転を行った場合に、
満足すべき結果が得られたならば、修正作業は完了した
ことになる。即ち、同種同形の要バリ取りワークが同じ
作業位置に次々に供給される型の製造ラインを想定すれ
ば、以後はこの修正条件C3 及びC4 を実効化した状態
でプログラム再生運転を繰り返すことによって、的確な
バリ取り作業が各ワークについて実行されることにな
る。
させた状態でこの第2回目の再生運転を行った場合に、
満足すべき結果が得られたならば、修正作業は完了した
ことになる。即ち、同種同形の要バリ取りワークが同じ
作業位置に次々に供給される型の製造ラインを想定すれ
ば、以後はこの修正条件C3 及びC4 を実効化した状態
でプログラム再生運転を繰り返すことによって、的確な
バリ取り作業が各ワークについて実行されることにな
る。
【0030】もし、第2回目の再生運転で満足すべき結
果が得られなかった場合には、再度修正条件を作成(例
えば、C5 ;Δ5 =―22mm、適用区間P2 〜P4 、修
正条件C6 ;Δ6 =+17mm、適用区間P6 〜P8 )
し、その修正条件を有効化した状態で再度再生運転を行
って教示位置の適否を確認する。以後、このようなプロ
セスを必要回数繰り返して最適の教示位置を確定するこ
とが出来る。
果が得られなかった場合には、再度修正条件を作成(例
えば、C5 ;Δ5 =―22mm、適用区間P2 〜P4 、修
正条件C6 ;Δ6 =+17mm、適用区間P6 〜P8 )
し、その修正条件を有効化した状態で再度再生運転を行
って教示位置の適否を確認する。以後、このようなプロ
セスを必要回数繰り返して最適の教示位置を確定するこ
とが出来る。
【0031】上記説明では、オペレータによる目測によ
って軌道修正の必要性の判断や最適修正条件の探索を行
うこととしたが、本発明は、ツール加工面間距離を検知
することの出来るなんらかのセンサ手段を取り入れ、オ
ペレータの作業の一部または全部を自動化することを何
等排除するものではない。例えば、ツールの過剰接近乃
至食い込み状態を視覚センサ、圧力センサ、あるいはロ
ボットの駆動モータの過負荷信号等で検知し、離隔方向
の修正条件を自動的に有効化したり、あるいは、再生運
転時のツール加工面間隔をセンサ計測して、より好まし
い修正条件作成の為のデータを得る等のことが考えられ
る。
って軌道修正の必要性の判断や最適修正条件の探索を行
うこととしたが、本発明は、ツール加工面間距離を検知
することの出来るなんらかのセンサ手段を取り入れ、オ
ペレータの作業の一部または全部を自動化することを何
等排除するものではない。例えば、ツールの過剰接近乃
至食い込み状態を視覚センサ、圧力センサ、あるいはロ
ボットの駆動モータの過負荷信号等で検知し、離隔方向
の修正条件を自動的に有効化したり、あるいは、再生運
転時のツール加工面間隔をセンサ計測して、より好まし
い修正条件作成の為のデータを得る等のことが考えられ
る。
【0032】
【実施例】本発明の実施例として、上記作用の説明の欄
で例示したプロセスに従って教示位置修正方法を実行す
る際の、より具体的な手順を、図2〜図5を参照図に加
えて説明する。
で例示したプロセスに従って教示位置修正方法を実行す
る際の、より具体的な手順を、図2〜図5を参照図に加
えて説明する。
【0033】図2は、本発明に従った教示位置修正方法
を実施する際に使用するロボットコントローラの一例を
示した要部ブロック図である。図中、ロボットコントロ
ーラ10は、中央演算装置(以下,CPUという。)1
1を有し、該CPU11には、ROMからなるメモリ1
2、RAMからなるメモリ13、不揮発性メモリ14、
液晶表示装置15を備えた教示操作盤16、補間器等を
含みロボットの各軸を制御するロボット軸制御部17、
及び図示しないオフラインプログラム作成装置のI/O
ポートに接続されたインターフェイス19がバス20を
介して接続されている。ロボット軸制御部17は更にサ
ーボ回路18を経由してロボット本体30に接続されて
いる。
を実施する際に使用するロボットコントローラの一例を
示した要部ブロック図である。図中、ロボットコントロ
ーラ10は、中央演算装置(以下,CPUという。)1
1を有し、該CPU11には、ROMからなるメモリ1
2、RAMからなるメモリ13、不揮発性メモリ14、
液晶表示装置15を備えた教示操作盤16、補間器等を
含みロボットの各軸を制御するロボット軸制御部17、
及び図示しないオフラインプログラム作成装置のI/O
ポートに接続されたインターフェイス19がバス20を
介して接続されている。ロボット軸制御部17は更にサ
ーボ回路18を経由してロボット本体30に接続されて
いる。
【0034】ROM12には、CPU11がロボット2
0及びロボットコントローラ10自身の制御の為に実行
する各種のプログラムが格納されている。RAM13は
デ−タの一時記憶や演算の為に利用されるメモリであ
る。不揮発性メモリ14には、教示操作盤16から、あ
るいはオフラインプログラム作成装置からインタフェイ
ス19を介して、各種パラメータ設定値やオフラインで
作成されたプログラム(教示デ−タを含む)が格納され
得るようになっている。
0及びロボットコントローラ10自身の制御の為に実行
する各種のプログラムが格納されている。RAM13は
デ−タの一時記憶や演算の為に利用されるメモリであ
る。不揮発性メモリ14には、教示操作盤16から、あ
るいはオフラインプログラム作成装置からインタフェイ
ス19を介して、各種パラメータ設定値やオフラインで
作成されたプログラム(教示デ−タを含む)が格納され
得るようになっている。
【0035】上述の構成は、従来のロボットコントロー
ラと基本的に変わるところはないが、次の(1)、
(2)に記した点で従来と相異している。 (1)教示操作盤16からの指令により、図3に示され
たような修正条件設定画面をLCD15に表示させ、画
面を見ながら教示位置の修正区間とオフセット量を指定
した修正条件を不揮発性メモリ14に格納する為のプロ
グラムがROM12あるいは不揮発性メモリ14に格納
されていること。
ラと基本的に変わるところはないが、次の(1)、
(2)に記した点で従来と相異している。 (1)教示操作盤16からの指令により、図3に示され
たような修正条件設定画面をLCD15に表示させ、画
面を見ながら教示位置の修正区間とオフセット量を指定
した修正条件を不揮発性メモリ14に格納する為のプロ
グラムがROM12あるいは不揮発性メモリ14に格納
されていること。
【0036】(2)教示操作盤16から教示位置修正条
件有効化/無効化指令が発せられると、指定区間内の位
置データにオフセット量Δを加算/減算する修正/復元
を行うと共に、軌道変更を実行する補間点を決定し、そ
の補間点の位置データと修正/復帰させた教示位置デー
タに基づいて新たな軌道を算出(補間計算)し、ロボッ
トを軌道変更実行補間点位置から新たな軌道に乗せる為
のプログラムが、ROM12あるいは不揮発性メモリ1
4に格納されていること。
件有効化/無効化指令が発せられると、指定区間内の位
置データにオフセット量Δを加算/減算する修正/復元
を行うと共に、軌道変更を実行する補間点を決定し、そ
の補間点の位置データと修正/復帰させた教示位置デー
タに基づいて新たな軌道を算出(補間計算)し、ロボッ
トを軌道変更実行補間点位置から新たな軌道に乗せる為
のプログラムが、ROM12あるいは不揮発性メモリ1
4に格納されていること。
【0037】以上の構成と機能を有するロボットコント
ローラ10を使用し、本発明の方法に従って教示位置を
修正した場合の処理を、[1]準備、[2]第1回再生
運転(プログラム確認/修正と最適修正条件探索)、
[3]修正条件再作成と第2回再生運転に分けて、図3
〜図8を参照図に加えて説明する。図3、図4は、各々
第1回目及び第2回目の再生運転に先だって修正条件を
作成する為の画面を表したものであり、図5は、第1回
目の再生運転の為の準備手順の概略をフローチャートで
示したものである。また、図6及び図7は、第1回目の
再生運転における処理手順の概略を表したフローチャー
トである。そして、図8は、第1回目の再生運転終了後
に再度修正条件を作成し、第2回目の再生運転を実行す
る手順の概略を説明する為のフローチャートである。
ローラ10を使用し、本発明の方法に従って教示位置を
修正した場合の処理を、[1]準備、[2]第1回再生
運転(プログラム確認/修正と最適修正条件探索)、
[3]修正条件再作成と第2回再生運転に分けて、図3
〜図8を参照図に加えて説明する。図3、図4は、各々
第1回目及び第2回目の再生運転に先だって修正条件を
作成する為の画面を表したものであり、図5は、第1回
目の再生運転の為の準備手順の概略をフローチャートで
示したものである。また、図6及び図7は、第1回目の
再生運転における処理手順の概略を表したフローチャー
トである。そして、図8は、第1回目の再生運転終了後
に再度修正条件を作成し、第2回目の再生運転を実行す
る手順の概略を説明する為のフローチャートである。
【0038】[1]準備 本発明の教示位置修正方法を実施する対象となる教示プ
ログラムは、ワークに関するCADデータ等に基づいて
オフラインプログラム作成装置で既に作成済みであると
して、図1、図3及び図5を特に参照して準備作業の手
順について述べる。
ログラムは、ワークに関するCADデータ等に基づいて
オフラインプログラム作成装置で既に作成済みであると
して、図1、図3及び図5を特に参照して準備作業の手
順について述べる。
【0039】先ず、ロボットコントローラ10を起動し
て、上記作成済みの教示プログラムを図示しないオフラ
インプログラム作成装置のI/Oポートからロボットコ
ントローラ10のインターフェース19を介して不揮発
性メモリ14に入力する(オフラインティーチング;図
5、ステップST1)。オフラインティーチングが終了
したら、教示操作盤16からの指令により、図3に示さ
れたような教示位置修正条件作成・設定画面を教示操作
盤16に付設されたLCD15に表示させる(ステップ
ST2)。
て、上記作成済みの教示プログラムを図示しないオフラ
インプログラム作成装置のI/Oポートからロボットコ
ントローラ10のインターフェース19を介して不揮発
性メモリ14に入力する(オフラインティーチング;図
5、ステップST1)。オフラインティーチングが終了
したら、教示操作盤16からの指令により、図3に示さ
れたような教示位置修正条件作成・設定画面を教示操作
盤16に付設されたLCD15に表示させる(ステップ
ST2)。
【0040】オペレータはLCD15の画面を見なが
ら、第1回目の修正条件を作成する(ステップST
3)。まず、「カコウメン1」〜「カコウメン4」の欄
に、加工面の区分と対応する教示点区間を番号Pi 〜P
j を入力しておく。□印は画面入力なしの空欄を表して
いる。ここでは、図1に示した例に合わせて、加工面1
に対して区間P2 〜P4 、加工面2に対して区間P6 〜
P8 を入力する。以後、加工面区分の変更等による書換
えを行わない限り、教示位置修正条件設定画面でこの表
示内容が保持される。オペレータは、この表示が保持さ
れることにより加工面の区分と教示点区間の関係を確認
しながら修正条件の内容を指定することが出来る。
ら、第1回目の修正条件を作成する(ステップST
3)。まず、「カコウメン1」〜「カコウメン4」の欄
に、加工面の区分と対応する教示点区間を番号Pi 〜P
j を入力しておく。□印は画面入力なしの空欄を表して
いる。ここでは、図1に示した例に合わせて、加工面1
に対して区間P2 〜P4 、加工面2に対して区間P6 〜
P8 を入力する。以後、加工面区分の変更等による書換
えを行わない限り、教示位置修正条件設定画面でこの表
示内容が保持される。オペレータは、この表示が保持さ
れることにより加工面の区分と教示点区間の関係を確認
しながら修正条件の内容を指定することが出来る。
【0041】本実施例では修正条件C1 及びC2 を設定
するから、入力画面は図3に示した通りのものとなる。
前述したように、各修正条件C1 、C2 におけるオフセ
ットは、各々X軸に沿って―10mm及び+30mmの位置
シフトを行うものであり、Y軸及びZ軸方向の位置シフ
トは無い。従って、修正条件C1 についてΔx =―10
mm、修正条件C2 についてΔx =+30mmを画面入力
し、他の欄はすべて空欄のままとする。
するから、入力画面は図3に示した通りのものとなる。
前述したように、各修正条件C1 、C2 におけるオフセ
ットは、各々X軸に沿って―10mm及び+30mmの位置
シフトを行うものであり、Y軸及びZ軸方向の位置シフ
トは無い。従って、修正条件C1 についてΔx =―10
mm、修正条件C2 についてΔx =+30mmを画面入力
し、他の欄はすべて空欄のままとする。
【0042】最後に、オペレータによって画面入力内容
が確認され、Y/Nに対して教示操作盤16のYキーが
選択押下されると、画面入力された通りの修正条件C1
及びC2 が設定され(ステップST4)、準備作業が完
了する(終了)。
が確認され、Y/Nに対して教示操作盤16のYキーが
選択押下されると、画面入力された通りの修正条件C1
及びC2 が設定され(ステップST4)、準備作業が完
了する(終了)。
【0043】[2]第1回再生運転(プログラム確認/
修正と最適修正条件探索) ロボットコントローラ10を起動させ、再生運転モード
画面をLCD15に呼び出し、上記オフラインで作成さ
れたプログラムを指定して、第1回目の再生運転を開始
する(以下、図6、図7及び図1を特に参照)。先ず、
プログラムの1ブロックを読み込んで(ステップSF
1)、図示しない待機位置から教示位置P1 へロボット
を移動をさせる(ステップSF2)。続いて、プログラ
ムの1ブロックを読み込んで(ステップSF3)、P2
への移動を開始する(ステップSF4)。オペレータに
より修正条件C1 に従った軌道修正が必要と判断される
と、教示操作盤16のキーボードが操作され修正条件C
1 有効化の指令が発せられる(ステップSF5)。
修正と最適修正条件探索) ロボットコントローラ10を起動させ、再生運転モード
画面をLCD15に呼び出し、上記オフラインで作成さ
れたプログラムを指定して、第1回目の再生運転を開始
する(以下、図6、図7及び図1を特に参照)。先ず、
プログラムの1ブロックを読み込んで(ステップSF
1)、図示しない待機位置から教示位置P1 へロボット
を移動をさせる(ステップSF2)。続いて、プログラ
ムの1ブロックを読み込んで(ステップSF3)、P2
への移動を開始する(ステップSF4)。オペレータに
より修正条件C1 に従った軌道修正が必要と判断される
と、教示操作盤16のキーボードが操作され修正条件C
1 有効化の指令が発せられる(ステップSF5)。
【0044】すると、教示点P2 〜P8 の位置データに
対して、修正条件C1 で指定されたオフセット量−10
mmを加算する書き換え処理が実行される(ステップSF
6)。この時点では、ロボットはP1 からP2 へ向かう
軌道上を走行しており、軌道変更はなされていない。
対して、修正条件C1 で指定されたオフセット量−10
mmを加算する書き換え処理が実行される(ステップSF
6)。この時点では、ロボットはP1 からP2 へ向かう
軌道上を走行しており、軌道変更はなされていない。
【0045】そこで、修正条件C1 の実効化指令がCP
U11によって受け付けられた時点以降の適宜のタイミ
ングで、補間点単位でみたロボットの位置データを取り
込み、それを基準にして軌道変更を実際に開始する位置
S1 を決定する。例えば、ステップSF6終了時点で通
過済みの最後の補間点を基準として数個後の補間点を軌
道変更点S1 と定める(ステップSF7)。なお、修正
条件C1 実効化の指令が遅れ、位置P2 到着寸前に出さ
れた場合には、軌道変更点S1 は位置P2 通過直後のP
2 P3 間軌道上に定められる。
U11によって受け付けられた時点以降の適宜のタイミ
ングで、補間点単位でみたロボットの位置データを取り
込み、それを基準にして軌道変更を実際に開始する位置
S1 を決定する。例えば、ステップSF6終了時点で通
過済みの最後の補間点を基準として数個後の補間点を軌
道変更点S1 と定める(ステップSF7)。なお、修正
条件C1 実効化の指令が遅れ、位置P2 到着寸前に出さ
れた場合には、軌道変更点S1 は位置P2 通過直後のP
2 P3 間軌道上に定められる。
【0046】補間点S1 のデータと修正された教示点位
置データ(Q2 の位置データ)に基づいて直ちにS1 〜
Q2 間の補間計算が開始され、ロボットが位置S1 に到
達するまでに幾つかの補間点が求められてRAM13に
一時記憶される(ステップSF8)。ロボットは、軌道
変更点として定められた位置S1 に到達すると、停止す
ることなくS1 からQ2 へ向かう軌道に乗る(ステップ
SF9)。
置データ(Q2 の位置データ)に基づいて直ちにS1 〜
Q2 間の補間計算が開始され、ロボットが位置S1 に到
達するまでに幾つかの補間点が求められてRAM13に
一時記憶される(ステップSF8)。ロボットは、軌道
変更点として定められた位置S1 に到達すると、停止す
ることなくS1 からQ2 へ向かう軌道に乗る(ステップ
SF9)。
【0047】位置Q2 にロボットが到達する前に教示プ
ログラムの次の1ブロックが読み込まれ(ステップSF
10)、Q2 通過後、修正された教示点Q3 へ向かう
(ステップSF11)。以下、同様に教示プログラム1
ブロックの読み込みと移動を相前後して繰り返し、位置
Q4 を通過して位置P5 を修正したQ5 へ向かう軌道に
入る(ステップSF12〜ステップSF15)。
ログラムの次の1ブロックが読み込まれ(ステップSF
10)、Q2 通過後、修正された教示点Q3 へ向かう
(ステップSF11)。以下、同様に教示プログラム1
ブロックの読み込みと移動を相前後して繰り返し、位置
Q4 を通過して位置P5 を修正したQ5 へ向かう軌道に
入る(ステップSF12〜ステップSF15)。
【0048】この時点で、ロボットは既に加工面1のバ
リ取りを行う位置から外れているので、オペレータは教
示操作盤適宜のタイミングで修正条件C1 を無効化する
指令を適宜のタイミングで発する(ステップSF1
6)。これにより、修正条件C1に従って10mmのオフ
セット減算がなされていたP2 〜P8 の位置データのオ
フセット分が加算され、当初の位置データが復元される
(ステップSF17)。
リ取りを行う位置から外れているので、オペレータは教
示操作盤適宜のタイミングで修正条件C1 を無効化する
指令を適宜のタイミングで発する(ステップSF1
6)。これにより、修正条件C1に従って10mmのオフ
セット減算がなされていたP2 〜P8 の位置データのオ
フセット分が加算され、当初の位置データが復元される
(ステップSF17)。
【0049】そして、ステップSF7〜ステップSF9
と同様の処理手順に従って、軌道変更点S2 の決定(ス
テップSF18)、S2 〜P5 間の補間計算の開始(ス
テップSF19)、S2 における軌道変更(ステップS
F20)が行われる(ここまで図6参照、以後図7参
照)。
と同様の処理手順に従って、軌道変更点S2 の決定(ス
テップSF18)、S2 〜P5 間の補間計算の開始(ス
テップSF19)、S2 における軌道変更(ステップS
F20)が行われる(ここまで図6参照、以後図7参
照)。
【0050】ロボットがP5に到着する前に、教示プロ
グラムの次の1ブロックが読み込まれ(ステップSF2
1)、ロボットはP5 を通過して教示位置P6 へ向かう
軌道に入る(ステップSF22)。ロボットがP6 に接
近する行程において、P6 が加工面2側に寄り過ぎてい
ることがオペレータによって認識されると、教示操作盤
16から修正条件C2 実効化指令が出される(ステップ
SF23)。これにより、P2 〜P8 の教示位置データ
が再び修正されるが、修正条件C2 のオフセット量は+
30mmなので、P2 〜P8 各々の位置データに30mmが
加算されることになる(ステップSF24)。続いて、
ステップSF7あるいはステップSF18と同様の処理
手順に従って、軌道変更点S3 が決定され(ステップS
F25)、区間S3 〜Q6 の補間計算が開始される(ス
テップSF26)。位置S3 にロボットが到達すると、
補間計算により計算された補間点を順次通過して修正さ
れた教示位置Q6 へ向かう軌道へ軌道変更がなされる
(ステップSF27)。
グラムの次の1ブロックが読み込まれ(ステップSF2
1)、ロボットはP5 を通過して教示位置P6 へ向かう
軌道に入る(ステップSF22)。ロボットがP6 に接
近する行程において、P6 が加工面2側に寄り過ぎてい
ることがオペレータによって認識されると、教示操作盤
16から修正条件C2 実効化指令が出される(ステップ
SF23)。これにより、P2 〜P8 の教示位置データ
が再び修正されるが、修正条件C2 のオフセット量は+
30mmなので、P2 〜P8 各々の位置データに30mmが
加算されることになる(ステップSF24)。続いて、
ステップSF7あるいはステップSF18と同様の処理
手順に従って、軌道変更点S3 が決定され(ステップS
F25)、区間S3 〜Q6 の補間計算が開始される(ス
テップSF26)。位置S3 にロボットが到達すると、
補間計算により計算された補間点を順次通過して修正さ
れた教示位置Q6 へ向かう軌道へ軌道変更がなされる
(ステップSF27)。
【0051】以後、教示プログラム1ブロックの読み込
み(ステップSF28、30、32)と修正された教示
位置間の移動(ステップSF29、31)を相前後して
繰り返し、位置Q8 を通過し、修正条件C2 で指定され
た区間(P2 〜P5 )から外れ、最終教示位置P9 へ向
かう軌道に乗る(ステップSF33)。
み(ステップSF28、30、32)と修正された教示
位置間の移動(ステップSF29、31)を相前後して
繰り返し、位置Q8 を通過し、修正条件C2 で指定され
た区間(P2 〜P5 )から外れ、最終教示位置P9 へ向
かう軌道に乗る(ステップSF33)。
【0052】最終教示位置P9 への到着に前後して、修
正条件C2 を無効化する指令を教示操作盤16から出し
(ステップSF34)、P2 〜P8 の位置データを復元
して(ステップSF35)、第1回目の再生運転を終了
する。
正条件C2 を無効化する指令を教示操作盤16から出し
(ステップSF34)、P2 〜P8 の位置データを復元
して(ステップSF35)、第1回目の再生運転を終了
する。
【0053】以上のプロセスにおいて、ロボットが加工
面1に対するバリ取り作業を行う為の区間(P2 〜P4
)及び加工面2に対するバリ取り作業を行う為の区間
(P6〜P8 )を走行中には、各加工面1、2に対する
バリ取り作業にとって最適な軌道を与えると思われる修
正条件(教示点区間とオフセット量)を探索しておき、
第2回目の再生運転に備える。
面1に対するバリ取り作業を行う為の区間(P2 〜P4
)及び加工面2に対するバリ取り作業を行う為の区間
(P6〜P8 )を走行中には、各加工面1、2に対する
バリ取り作業にとって最適な軌道を与えると思われる修
正条件(教示点区間とオフセット量)を探索しておき、
第2回目の再生運転に備える。
【0054】[3]修正条件再作成と第2回再生運転 第1回目の再生運転における探索によって最適と判断さ
れた修正条件が、作用の説明の欄で述べた修正条件C3
及びC4 であるとして、修正条件再作成と第2回再生運
転の処理手順について、図4及び図8を特に参照にして
説明する。
れた修正条件が、作用の説明の欄で述べた修正条件C3
及びC4 であるとして、修正条件再作成と第2回再生運
転の処理手順について、図4及び図8を特に参照にして
説明する。
【0055】先ず、修正条件C1 、C2 作成時と同様
に、教示操作盤16からの指令により、図4に示された
ような教示位置修正条件設定画面をLCD15に表示さ
せる(ステップSS1)。
に、教示操作盤16からの指令により、図4に示された
ような教示位置修正条件設定画面をLCD15に表示さ
せる(ステップSS1)。
【0056】オペレータはLCD15の画面を見なが
ら、第2回目の修正条件C3 及びC4を作成する(ステ
ップSS2)。「カコウメン1」〜「カコウメン4」の
欄には、第1回目の修正条件作成時に入力された、加工
面区分と教示点区間との対応を表す番号表示が保持され
ている。
ら、第2回目の修正条件C3 及びC4を作成する(ステ
ップSS2)。「カコウメン1」〜「カコウメン4」の
欄には、第1回目の修正条件作成時に入力された、加工
面区分と教示点区間との対応を表す番号表示が保持され
ている。
【0057】前述したように、各修正条件C3 、C4 に
おけるオフセットは、各々X軸に沿って―20mm及び+
20mmの位置シフトを行うものであり、Y軸及びZ軸方
向の位置シフトは無い。従って、修正条件C3 について
はΔx =―20mm、修正条件C4 についてはΔx =+2
0mmを画面入力し、他の欄はすべて空欄のままとする。
おけるオフセットは、各々X軸に沿って―20mm及び+
20mmの位置シフトを行うものであり、Y軸及びZ軸方
向の位置シフトは無い。従って、修正条件C3 について
はΔx =―20mm、修正条件C4 についてはΔx =+2
0mmを画面入力し、他の欄はすべて空欄のままとする。
【0058】最後に、オペレータによって画面入力内容
が確認され、Y/Nに対して教示操作盤16のYキーが
選択押下されると、画面入力された通りの修正条件C3
及びC4 が設定される(ステップSS3)。
が確認され、Y/Nに対して教示操作盤16のYキーが
選択押下されると、画面入力された通りの修正条件C3
及びC4 が設定される(ステップSS3)。
【0059】修正条件C3 、C4 の作成・設定が終了し
たら、第2回目の再生運転を開始する前に、これら両修
正条件を順次実効化して、P2 〜P4 、P6 〜P8 の位
置データを書き換える(ステップSS4〜ステップSS
7)。これにより、加工面1に対応する教示点P2 、P
3 、P4 の位置データには―20mmのオフセット値が加
算され、P6 、P7 、P8 の位置データには+20mmの
オフセット値が加算される。
たら、第2回目の再生運転を開始する前に、これら両修
正条件を順次実効化して、P2 〜P4 、P6 〜P8 の位
置データを書き換える(ステップSS4〜ステップSS
7)。これにより、加工面1に対応する教示点P2 、P
3 、P4 の位置データには―20mmのオフセット値が加
算され、P6 、P7 、P8 の位置データには+20mmの
オフセット値が加算される。
【0060】この状態で、第2回目の再生運転を実行す
ると(ステップSS8)、図1において、P2 、P3 、
P4 に代えてR2 、R3 、R4 が、また、P6 、P7 、
P8に代えてR6 、R7 、R8 が各々教示位置として設
定されているので、ロボットの軌道は、P1 →R2 →R
3 →R4 →P5 →R6 →R7 →R8 →P9 となる。この
時、バリ取り作業が良好に遂行されることを確認する為
に、バリ取りツール3を作動させた状態で再生運転を行
う。バリ取り作業が良好に行われたことを確認して(ス
テップSS9)、教示位置修正作業を終了する。
ると(ステップSS8)、図1において、P2 、P3 、
P4 に代えてR2 、R3 、R4 が、また、P6 、P7 、
P8に代えてR6 、R7 、R8 が各々教示位置として設
定されているので、ロボットの軌道は、P1 →R2 →R
3 →R4 →P5 →R6 →R7 →R8 →P9 となる。この
時、バリ取り作業が良好に遂行されることを確認する為
に、バリ取りツール3を作動させた状態で再生運転を行
う。バリ取り作業が良好に行われたことを確認して(ス
テップSS9)、教示位置修正作業を終了する。
【0061】もし、更なる軌道修正が必要であれば、修
正条件C3 、C4 を無効化して修正条件C5 、C6 ・・
・等を作成し直して、再度再生運転を行う。以下、適宜
回数の修正条件再作成/再生運転のプロセスを繰り返す
ことで、逐次的により理想的な軌道を探ることが出来
る。
正条件C3 、C4 を無効化して修正条件C5 、C6 ・・
・等を作成し直して、再度再生運転を行う。以下、適宜
回数の修正条件再作成/再生運転のプロセスを繰り返す
ことで、逐次的により理想的な軌道を探ることが出来
る。
【0062】
【発明の効果】本発明の教示位置修正方法によれば、オ
フラインでプログラムが作成されるケースのように、プ
ログラム再生運転時の実際のロボット軌道が未確認であ
る場合に必要なプログラム確認/教示修正作業が著しく
効率化される。
フラインでプログラムが作成されるケースのように、プ
ログラム再生運転時の実際のロボット軌道が未確認であ
る場合に必要なプログラム確認/教示修正作業が著しく
効率化される。
【0063】即ち、プログラムの再生運転を継続したま
ま、必要に応じて作業面への過剰接近や過剰離隔を軌道
修正により作業面区分単位で回避しつつ最適修正条件を
探ることが出来るので、ロボットの運転停止やワークの
退避、エフェクタの取り外し/再装着等、従来技術にお
いて作業効率を低下させていた要因から解放される。
ま、必要に応じて作業面への過剰接近や過剰離隔を軌道
修正により作業面区分単位で回避しつつ最適修正条件を
探ることが出来るので、ロボットの運転停止やワークの
退避、エフェクタの取り外し/再装着等、従来技術にお
いて作業効率を低下させていた要因から解放される。
【0064】特に、バリ取り作業等において従来トラブ
ルの原因となっていたエフェクタの加工面への過剰接近
がリアルタイムの軌道修正で事前に回避されるので、作
業の効率化の効果が大きいだけでなく、安全対策上も極
めて有意義である。また、修正された軌道を評価するこ
とによって、より理想的な軌道を探ることが容易とな
り、その評価に基づいて再作成された修正条件を織り込
んだ軌道の確認と評価を、プログラムの通常の再生運転
によって極めて簡単に行うことが出来るので、これまで
のように多大な時間と煩雑な作業を伴うことなく、修正
条件作成/再生運転を適宜回数繰り返してより高精度の
プログラムを得ることが可能となる。
ルの原因となっていたエフェクタの加工面への過剰接近
がリアルタイムの軌道修正で事前に回避されるので、作
業の効率化の効果が大きいだけでなく、安全対策上も極
めて有意義である。また、修正された軌道を評価するこ
とによって、より理想的な軌道を探ることが容易とな
り、その評価に基づいて再作成された修正条件を織り込
んだ軌道の確認と評価を、プログラムの通常の再生運転
によって極めて簡単に行うことが出来るので、これまで
のように多大な時間と煩雑な作業を伴うことなく、修正
条件作成/再生運転を適宜回数繰り返してより高精度の
プログラムを得ることが可能となる。
【0065】また、事前に教示点区間と対作業面の接近
/離隔オフセット量を指定しておき、一括して有効化/
無効化するという明快な手段を採用したので、教示位置
修正処理を実行するに際してオペレータがミスを犯す危
険が少ない。
/離隔オフセット量を指定しておき、一括して有効化/
無効化するという明快な手段を採用したので、教示位置
修正処理を実行するに際してオペレータがミスを犯す危
険が少ない。
【0066】更に、教示位置修正に関して作業面区分毎
に接近/離隔量を指定出来る修正方法は、バリ取り作業
に限らず一般のロボットを利用した作業における実態に
良く適合しているので、種々の用途に使用されるロボッ
トへの応用可能性の面から見ても、本発明の教示位置修
正方法は極めて優れたものであるということが出来る。
に接近/離隔量を指定出来る修正方法は、バリ取り作業
に限らず一般のロボットを利用した作業における実態に
良く適合しているので、種々の用途に使用されるロボッ
トへの応用可能性の面から見ても、本発明の教示位置修
正方法は極めて優れたものであるということが出来る。
【図1】本発明の教示位置修正方法の原理を説明する為
の作業例を模式的に表した図。
の作業例を模式的に表した図。
【図2】本発明の教示位置修正方法を実施する際に使用
されるロボットコントローラの要部ブロック図。
されるロボットコントローラの要部ブロック図。
【図3】本発明の実施例中の準備段階において、LCD
画面に表示される教示位置修正条件設定画面を説明する
図。
画面に表示される教示位置修正条件設定画面を説明する
図。
【図4】本発明の実施例中の第2回目の再生運転に先立
って行われる教示位置修正条件設定段階において、LC
D画面に表示される教示位置修正条件設定画面を説明す
る図。
って行われる教示位置修正条件設定段階において、LC
D画面に表示される教示位置修正条件設定画面を説明す
る図。
【図5】本発明の実施例中の準備段階における処理手順
の概略を説明する為のフローチャート。
の概略を説明する為のフローチャート。
【図6】本発明の実施例中の第1回再生運転段階(プロ
グラム確認/修正と最適修正条件探索)における処理手
順の前半部分の概略を説明する為のフローチャート。
グラム確認/修正と最適修正条件探索)における処理手
順の前半部分の概略を説明する為のフローチャート。
【図7】本発明の実施例中の第1回再生運転段階(プロ
グラム確認/修正と最適修正条件探索)における処理手
順の後半部分の概略を説明する為のフローチャート。
グラム確認/修正と最適修正条件探索)における処理手
順の後半部分の概略を説明する為のフローチャート。
【図8】本発明の実施例中の修正条件再作成と第2回再
生運転の段階における処理手順の概略を説明する為のフ
ローチャート。
生運転の段階における処理手順の概略を説明する為のフ
ローチャート。
1、2 加工面 1A、2A 加工面仕上げ面 1B、2B バリ部分 3 ツール 3A バリ取り刃 3B ツールポイント 4 ツールホルダ 5 ツール取付部 5A フェース面 10 ロボットコントローラ 11 中央演算装置(CPU) 12 メモリ(ROM) 13 メモリ(RAM) 14 不揮発性メモリ 15 LCD(液晶表示装置) 16 教示操作盤 17 ロボット軸制御部 18 サーボ回路 19 インターフェース 20 バス 30 ロボット本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽村 雅之 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 東 賢治 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 作成済みの教示プログラムに対し、作業
対象面の区分に関連させて指定した教示点区間内の各教
示点について共通した位置修正オフセット量Δを定めた
複数の位置修正条件を作成する段階と、前記教示プログ
ラムの再生開始時またはそれ以降に前記修正条件を選択
的に実効化させて該実効化された修正条件に従って教示
点位置を一括修正する段階とを含み、前記教示点位置修
正オフセット量Δは、前記作業面に接近する方向へのシ
フト量を指定するオフセットデータまたは前記作業面か
ら離隔する方向へのシフト量を指定するオフセットデー
タのいずれか一方によって特定されるものであることを
特徴とするロボットの教示位置修正方法。 - 【請求項2】 少なくとも1つの教示点区間について、
その教示点区間を包含する教示点区間を前記指定教示点
区間とする前記修正条件が複数個作成されることを特徴
とする請求項1に記載されたロボットの教示位置修正方
法。 - 【請求項3】 前記複数の修正条件には、前記接近方向
シフト量を定めたものと前記離隔方向シフト量Δを定め
たものの双方が含まれていることを特徴とする請求項2
に記載されたロボットの教示位置修正方法。 - 【請求項4】 前記プログラム再生が複数回繰り返さ
れ、その都度実効化される修正条件が選択されることを
特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載され
たロボットの教示位置修正方法。 - 【請求項5】 前記教示プログラムがバリ取り作業を含
む作業の為に作成されたものであるとを特徴とする請求
項1から請求項4のいずれかに記載されたロボットの教
示位置修正方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5024965A JPH06222829A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | ロボットの教示位置修正方法 |
| PCT/JP1994/000057 WO1994017462A1 (fr) | 1993-01-21 | 1994-01-17 | Procede de modification d'une position apprise par un robot |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5024965A JPH06222829A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | ロボットの教示位置修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06222829A true JPH06222829A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12152692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5024965A Pending JPH06222829A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | ロボットの教示位置修正方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06222829A (ja) |
| WO (1) | WO1994017462A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023149A1 (en) * | 1999-09-27 | 2001-04-05 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Robot controller |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6055280B2 (ja) * | 1981-04-30 | 1985-12-04 | リヒト産業株式会社 | 事務用穿孔機 |
| JPS58155189A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | 新明和工業株式会社 | 産業用ロボツトの位置制御装置 |
| JPS62231313A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | ロボツト制御装置 |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP5024965A patent/JPH06222829A/ja active Pending
-
1994
- 1994-01-17 WO PCT/JP1994/000057 patent/WO1994017462A1/ja not_active Ceased
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023149A1 (en) * | 1999-09-27 | 2001-04-05 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Robot controller |
| US6522949B1 (en) | 1999-09-27 | 2003-02-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Robot controller |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1994017462A1 (fr) | 1994-08-04 |
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