JPH0623099B2 - 胆石溶解剤 - Google Patents
胆石溶解剤Info
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- JPH0623099B2 JPH0623099B2 JP2816984A JP2816984A JPH0623099B2 JP H0623099 B2 JPH0623099 B2 JP H0623099B2 JP 2816984 A JP2816984 A JP 2816984A JP 2816984 A JP2816984 A JP 2816984A JP H0623099 B2 JPH0623099 B2 JP H0623099B2
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- monoglyceride
- fatty acid
- octanoic
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は新規な胆石溶解剤に関する。
胆石にはコレステロール系胆石、ビリルビン系胆石およ
び希石などが知られている。最近の食生活の変化により
わが国でもコレステロール系胆石が増加し、胆石症全体
の約85%に占めるに至つている。
び希石などが知られている。最近の食生活の変化により
わが国でもコレステロール系胆石が増加し、胆石症全体
の約85%に占めるに至つている。
胆石症の治療方法としては、大別して手術による外科的
治療と薬物による内科的治療があるが、患者の苦痛を考
えると内科的に可能なかぎり積極的に胆石溶解を試みる
ことが重要である。
治療と薬物による内科的治療があるが、患者の苦痛を考
えると内科的に可能なかぎり積極的に胆石溶解を試みる
ことが重要である。
コレステロール系胆石の内科的治療法としては、現在決
定的なものはなく、胆汁酸の一つであるケノデオキシコ
ール酸あるいはウレソデオキシコール酸が用いられてい
るが、これらは長期間にわたつて服用しなければなら
ず、また有効率もかなり低いという欠点を有する。
定的なものはなく、胆汁酸の一つであるケノデオキシコ
ール酸あるいはウレソデオキシコール酸が用いられてい
るが、これらは長期間にわたつて服用しなければなら
ず、また有効率もかなり低いという欠点を有する。
術後のコレステロール系遺残結石に対しては、直接溶解
剤としてコール酸ナトリウム、ヘパリン、d−リモネン
を用いる試みがなされてきたが、いずれも満足なもので
はなかつた。すなわちコール酸ナトリウム、ヘパリンは
可溶化力は非常に小さく、またその速度もきわめて遅
く、実用化は困難であつた。d−リモネンは可溶化力、
可溶化速度も前者よりかなり速いが、使用期間中の臨床
経過を詳細に検討すると、胆管内で完全に溶解したこと
が確認された例は少ない。また刺激性を有し、d−リモ
ネンに溶解されないカテーテルを必要とするなどの欠点
を有している。
剤としてコール酸ナトリウム、ヘパリン、d−リモネン
を用いる試みがなされてきたが、いずれも満足なもので
はなかつた。すなわちコール酸ナトリウム、ヘパリンは
可溶化力は非常に小さく、またその速度もきわめて遅
く、実用化は困難であつた。d−リモネンは可溶化力、
可溶化速度も前者よりかなり速いが、使用期間中の臨床
経過を詳細に検討すると、胆管内で完全に溶解したこと
が確認された例は少ない。また刺激性を有し、d−リモ
ネンに溶解されないカテーテルを必要とするなどの欠点
を有している。
そこで本発明者らは、上記薬剤の欠点を改善し、更に可
溶化力、可溶化速度を上昇させ、内視鏡的に使用できる
胆石を直接溶解する胆石溶解剤を提供すべく、種々の化
合物について長年にわたつてその作用を探索した結果、
炭素数6〜12の脂肪酸のモノグリセライドと30℃で
液体の脂肪酸、脂肪酸トリグリセライド又は脂肪酸ジグ
リセライドを併用すると、常温で施用でき、胆石を直接
溶解することができ、しかも刺激性が極めて低いものが
得られることを見出し、本発明を完成した。
溶化力、可溶化速度を上昇させ、内視鏡的に使用できる
胆石を直接溶解する胆石溶解剤を提供すべく、種々の化
合物について長年にわたつてその作用を探索した結果、
炭素数6〜12の脂肪酸のモノグリセライドと30℃で
液体の脂肪酸、脂肪酸トリグリセライド又は脂肪酸ジグ
リセライドを併用すると、常温で施用でき、胆石を直接
溶解することができ、しかも刺激性が極めて低いものが
得られることを見出し、本発明を完成した。
従つて、本発明は、(a)炭素数6〜12の脂肪酸のモノ
グリセライド、及び(b)30℃で液体の脂肪酸、脂肪酸
トリグリセライド又は脂肪酸ジグリセライドを含有する
胆石溶解剤に係る第1の発明と、上記成分(a)及び(b)に
更に(c)非イオン界面活性剤を含有する胆石溶解剤に係
る第2の発明を提供するものである。
グリセライド、及び(b)30℃で液体の脂肪酸、脂肪酸
トリグリセライド又は脂肪酸ジグリセライドを含有する
胆石溶解剤に係る第1の発明と、上記成分(a)及び(b)に
更に(c)非イオン界面活性剤を含有する胆石溶解剤に係
る第2の発明を提供するものである。
本発明で用いる炭素数6〜12の脂肪酸のモノグリセラ
イドとしては、具体的には、ヘキサン酸(カプロン酸)
モノグリセライド、ヘブタン酸(エナトン酸)モノグリ
セライド、オクタン酸(カブリル酸)モノグリセライ
ド、ノナン酸(ペラルゴン酸)モノグリセライド、デカ
ン酸(カプリン酸)モノグリセライド、ウンデカン酸
(ウンデシレン酸)モノグリセライド、ドデカン酸(ラ
ウリン酸)モノグリセライドなどが挙げられるが、就中
特にオクタン酸モノグリセライド、デカン酸モノグリセ
ライドが好ましい。
イドとしては、具体的には、ヘキサン酸(カプロン酸)
モノグリセライド、ヘブタン酸(エナトン酸)モノグリ
セライド、オクタン酸(カブリル酸)モノグリセライ
ド、ノナン酸(ペラルゴン酸)モノグリセライド、デカ
ン酸(カプリン酸)モノグリセライド、ウンデカン酸
(ウンデシレン酸)モノグリセライド、ドデカン酸(ラ
ウリン酸)モノグリセライドなどが挙げられるが、就中
特にオクタン酸モノグリセライド、デカン酸モノグリセ
ライドが好ましい。
30℃で液体の脂肪酸としては、ヘキサン酸、ヘプタン
酸、オクタン酸、ノナン酸等の直鎖飽和脂肪酸;2−エ
チルヘキサン酸、イソカプロン酸、2−メチルウンデカ
ン酸、3−メチルドコサン酸、2,2−メチルドデカン
酸、メチルテトラデカン酸、2−エチルテトラデカン
酸、2−プロピルトリデカン酸、2−プチルドデカン
酸、2−ペンチルウンデカン酸、2−ヘプチルノナン
酸、2,3−ジメチルテトラデカン酸、2−エチルヘキ
サデカン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、2−ブチルテ
トラデカン酸、イソステアリン酸、エメリー型イソステ
アリン酸等の分岐飽和脂肪酸;3−ヘキセン酸、4−ヘ
キセン酸、6−ヘプテン酸、3−オクテン酸、2−デセ
ン酸、4−デセン酸、9−ウンデセン酸、10−ウンデ
セン酸、3−ドデセン酸、シス−9−トリデセン酸、4
−テトラデセン酸、シス−9−ヘキサデセン酸、シス−
7−ヘプタデンセン酸、シス−8−ヘプタデセン酸、シ
ス−9−ヘプタデセン酸、シス−7−オクタデセン酸、
シス−8−オクタデセン酸、シス−9−ノナデセン酸、
シス−11−エイコセン酸等の直鎖モノエン脂肪酸;ト
ランス−2−メチル−2−ペンテン酸、シス−2−メチ
ル−2−ヘキセン酸、2−メチレンヘキサン酸、メタク
リル酸、2−エチルヘキサン酸、3−メチル−2−ノネ
ン酸、3−メチル−3−ノネン酸、L(+)−2,4−ジ
メチル−2−ドデセン酸等の分岐モノエン脂肪酸;リノ
ール酸、トランス−10,シス−12−オクタデカジエ
ン酸、シス−9,シス−11−オクタデカジエン酸、リ
ノレン酸、アラキドン酸、クルバノドン酸等のジー、ト
リー又はテトラエン脂肪酸;2−ヘキシン酸、2−ヘプ
チン酸、2−オクチン酸、7−オクチン酸、2−ノニン
酸、2−デシン酸、6−ウンデシン酸、6−ドデシン
酸、7−ドデシン酸、6−トリデシン酸、8−トリデシ
ン酸等のアセチレン脂肪酸等が挙げられる。これらの中
でもリノール酸、リノレン酸、エメリー型イソステアリ
ン酸、2−エチルヘキサン酸、イソカプロン酸が特に好
ましい。
酸、オクタン酸、ノナン酸等の直鎖飽和脂肪酸;2−エ
チルヘキサン酸、イソカプロン酸、2−メチルウンデカ
ン酸、3−メチルドコサン酸、2,2−メチルドデカン
酸、メチルテトラデカン酸、2−エチルテトラデカン
酸、2−プロピルトリデカン酸、2−プチルドデカン
酸、2−ペンチルウンデカン酸、2−ヘプチルノナン
酸、2,3−ジメチルテトラデカン酸、2−エチルヘキ
サデカン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、2−ブチルテ
トラデカン酸、イソステアリン酸、エメリー型イソステ
アリン酸等の分岐飽和脂肪酸;3−ヘキセン酸、4−ヘ
キセン酸、6−ヘプテン酸、3−オクテン酸、2−デセ
ン酸、4−デセン酸、9−ウンデセン酸、10−ウンデ
セン酸、3−ドデセン酸、シス−9−トリデセン酸、4
−テトラデセン酸、シス−9−ヘキサデセン酸、シス−
7−ヘプタデンセン酸、シス−8−ヘプタデセン酸、シ
ス−9−ヘプタデセン酸、シス−7−オクタデセン酸、
シス−8−オクタデセン酸、シス−9−ノナデセン酸、
シス−11−エイコセン酸等の直鎖モノエン脂肪酸;ト
ランス−2−メチル−2−ペンテン酸、シス−2−メチ
ル−2−ヘキセン酸、2−メチレンヘキサン酸、メタク
リル酸、2−エチルヘキサン酸、3−メチル−2−ノネ
ン酸、3−メチル−3−ノネン酸、L(+)−2,4−ジ
メチル−2−ドデセン酸等の分岐モノエン脂肪酸;リノ
ール酸、トランス−10,シス−12−オクタデカジエ
ン酸、シス−9,シス−11−オクタデカジエン酸、リ
ノレン酸、アラキドン酸、クルバノドン酸等のジー、ト
リー又はテトラエン脂肪酸;2−ヘキシン酸、2−ヘプ
チン酸、2−オクチン酸、7−オクチン酸、2−ノニン
酸、2−デシン酸、6−ウンデシン酸、6−ドデシン
酸、7−ドデシン酸、6−トリデシン酸、8−トリデシ
ン酸等のアセチレン脂肪酸等が挙げられる。これらの中
でもリノール酸、リノレン酸、エメリー型イソステアリ
ン酸、2−エチルヘキサン酸、イソカプロン酸が特に好
ましい。
また、30℃で液体の脂肪酸トリグリセライドとして
は、例えばトリブチリン(4,4,4)、トリカプロイ
ン(6,6,6)、トリカプリリン(8,8,8)、1
−カプロイル−2,3−ジオレイン(6,18′,1
8′)、1−エライド−2,3−ジカプリリン(8,
8,18′)、1−リノレオ−2,3−ジカプリリン
(8,8,18″)、1−カプリリル−2,3−ジオレ
イン(8,18′,18′)、トリノナノイン(9,
9,9)、トリカプリン(10,10,10)、1−ラ
ウロ−2,3−ジカプリン(10,10,12)、1−
ミリスト−2,3−ジカプリン(10,10,14)、
1−オレオ−2,3−ジカプリン(10,10,1
8′)、1−エライド−2,3−ジカプリン(10,1
0,18′)、1−リノレオ−2,3−ジカプリン(1
0,10,18″)、2−オレオ−1,3−ジカプリン
(10,18′,10)、1−カプリル−2,3−ジオ
レイン(10,18′,18′)、1−カプリル−2,
3−ジエライジン(10,18′,18′)、1−オレ
オ−2,3−ジラウリン(12,12,18′)、1−
エライジノ−2,3−ジラウリン(12,12,1
8′)、1−リノレオ−2,3−ジラウリン(12,1
2,18″)、2−オレオ−1,3−ジラウリン(1
2,18′,12)、1−ラウロ−2,3−ジオレイン
(12,18′,18′)、1−ラウロ−2,3−ジリ
ノレイン(12,18′,18″)、1−オレオ−2,
3−ジミリスチン(14,14,18′)、1−リノレ
オ−2,3−ジミリスチン(14,14,18″)、1
−ミリスト−2,3−ジオレイン(14,18′,1
8′)、1−ミリスト−2,3−ジリノレイン(14,
18″,18″)、1−パルミト−2,3−ジオレイン
(16,18′,18′)、1−パルミト−2,3−ジ
リノレイン(16,18″,18″)、1−ステアロ−
2,3−ジオレイン(18,18′,18′)、1−ス
テアロ−2,3−ジリノレイン(18,18″,1
8″)、トリオレイン(18′,18′,18′)、ト
リリノレイン(18″,18″,18″)、2−ステア
ロ−1,3−ジオレイン(18′,18,18′)など
が挙げられるが、就中特にトリカプリリン(オクタン酸
トリグリセライド)、トリカブリン(デカン酸トリグリ
セライド)が好ましい。
は、例えばトリブチリン(4,4,4)、トリカプロイ
ン(6,6,6)、トリカプリリン(8,8,8)、1
−カプロイル−2,3−ジオレイン(6,18′,1
8′)、1−エライド−2,3−ジカプリリン(8,
8,18′)、1−リノレオ−2,3−ジカプリリン
(8,8,18″)、1−カプリリル−2,3−ジオレ
イン(8,18′,18′)、トリノナノイン(9,
9,9)、トリカプリン(10,10,10)、1−ラ
ウロ−2,3−ジカプリン(10,10,12)、1−
ミリスト−2,3−ジカプリン(10,10,14)、
1−オレオ−2,3−ジカプリン(10,10,1
8′)、1−エライド−2,3−ジカプリン(10,1
0,18′)、1−リノレオ−2,3−ジカプリン(1
0,10,18″)、2−オレオ−1,3−ジカプリン
(10,18′,10)、1−カプリル−2,3−ジオ
レイン(10,18′,18′)、1−カプリル−2,
3−ジエライジン(10,18′,18′)、1−オレ
オ−2,3−ジラウリン(12,12,18′)、1−
エライジノ−2,3−ジラウリン(12,12,1
8′)、1−リノレオ−2,3−ジラウリン(12,1
2,18″)、2−オレオ−1,3−ジラウリン(1
2,18′,12)、1−ラウロ−2,3−ジオレイン
(12,18′,18′)、1−ラウロ−2,3−ジリ
ノレイン(12,18′,18″)、1−オレオ−2,
3−ジミリスチン(14,14,18′)、1−リノレ
オ−2,3−ジミリスチン(14,14,18″)、1
−ミリスト−2,3−ジオレイン(14,18′,1
8′)、1−ミリスト−2,3−ジリノレイン(14,
18″,18″)、1−パルミト−2,3−ジオレイン
(16,18′,18′)、1−パルミト−2,3−ジ
リノレイン(16,18″,18″)、1−ステアロ−
2,3−ジオレイン(18,18′,18′)、1−ス
テアロ−2,3−ジリノレイン(18,18″,1
8″)、トリオレイン(18′,18′,18′)、ト
リリノレイン(18″,18″,18″)、2−ステア
ロ−1,3−ジオレイン(18′,18,18′)など
が挙げられるが、就中特にトリカプリリン(オクタン酸
トリグリセライド)、トリカブリン(デカン酸トリグリ
セライド)が好ましい。
また、30℃で液体の脂肪酸ジグリセライドとしては、
1,2−ジオクタノイン(オクタン酸ジグリセライ
ド)、1,2−ジカプリン(デカン酸ジグリセライ
ド)、1,2−ジラウリン(ラウリン酸ジグリセライ
ド)が好ましいものとして挙げられる。
1,2−ジオクタノイン(オクタン酸ジグリセライ
ド)、1,2−ジカプリン(デカン酸ジグリセライ
ド)、1,2−ジラウリン(ラウリン酸ジグリセライ
ド)が好ましいものとして挙げられる。
而して、本発明の有効成分である脂肪酸モノグリセライ
ドは食品の乳化剤として使用され、また当該脂肪酸、脂
肪酸トリグリセライド及び脂肪酸ジグリセライドは何れ
も食用に供されている毒性に極めて低いものである。従
つて、本発明の胆石溶解剤の毒性(LD50)は、例え
ばオクタン酸モノグリセライド−オクタン酸トリグリセ
ライド(60:40)が32g/kgと極めて低いもので
ある。
ドは食品の乳化剤として使用され、また当該脂肪酸、脂
肪酸トリグリセライド及び脂肪酸ジグリセライドは何れ
も食用に供されている毒性に極めて低いものである。従
つて、本発明の胆石溶解剤の毒性(LD50)は、例え
ばオクタン酸モノグリセライド−オクタン酸トリグリセ
ライド(60:40)が32g/kgと極めて低いもので
ある。
本発明の胆石溶解剤は、成分(a)が20〜70容量%
(以下単に%と表示する)、(b)成分が80〜30%に
なるように配合するのが好ましい。尚(b)成分の脂肪
酸、脂肪酸トリグリセライド及び脂肪酸ジグリセライド
は単独でも、また2種以上を併用してもよい。
(以下単に%と表示する)、(b)成分が80〜30%に
なるように配合するのが好ましい。尚(b)成分の脂肪
酸、脂肪酸トリグリセライド及び脂肪酸ジグリセライド
は単独でも、また2種以上を併用してもよい。
また、上記の両有効成分に更に非イオン界面活性剤を併
用することにより、低温時の安定性を向上することがで
きる。非イオン界面活性剤としては、例えばソルビタン
モノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンセスキステアレー
ト、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノオレ
エート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリ
オレエートのごときソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノオレートのごときポリキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸エステル、グリセリ
ンモノステアレート、グリセリンモノオレエートのごと
きグリセチン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテルのごときポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、シヨ糖
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールステアレート
のごときポリエチレングリコーリ脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンシヨ糖脂肪酸エステルなどが挙げられ、
その効果上、ことに、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(エチレンオ
キサイドの平均付加モル数20)およびポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油誘導体(エチレノキサイドの平均付加
モル数60)が好ましい。
用することにより、低温時の安定性を向上することがで
きる。非イオン界面活性剤としては、例えばソルビタン
モノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンセスキステアレー
ト、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノオレ
エート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリ
オレエートのごときソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノオレートのごときポリキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸エステル、グリセリ
ンモノステアレート、グリセリンモノオレエートのごと
きグリセチン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテルのごときポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、シヨ糖
脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールステアレート
のごときポリエチレングリコーリ脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンシヨ糖脂肪酸エステルなどが挙げられ、
その効果上、ことに、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(エチレンオ
キサイドの平均付加モル数20)およびポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油誘導体(エチレノキサイドの平均付加
モル数60)が好ましい。
これらの非イオン界面活性剤は全組成中0.5%以上、好
ましくは1.0〜3.0%程度配合することにより優れた効果
が得られる。
ましくは1.0〜3.0%程度配合することにより優れた効果
が得られる。
本発明の胆石溶解剤の作用メカニズムは必ずしも明らか
でないが、(a)成分と(b)成分を共存させることにより、
コレステロール系胆石溶解速度が著しく上昇するためと
考えられる。
でないが、(a)成分と(b)成分を共存させることにより、
コレステロール系胆石溶解速度が著しく上昇するためと
考えられる。
本発明の胆石溶解剤は、術後遺残結石に対して、内視鏡
的乳頭切開後、経鼻胆管ドレーンを留置し、ドレーンよ
り注入することにより結石を溶解させる方法、あるいは
経鼻胆管ドレーンより本剤を注入して直接胆石を溶解さ
せる非観血的療法に使用できる。
的乳頭切開後、経鼻胆管ドレーンを留置し、ドレーンよ
り注入することにより結石を溶解させる方法、あるいは
経鼻胆管ドレーンより本剤を注入して直接胆石を溶解さ
せる非観血的療法に使用できる。
本発明の胆石溶解剤の投与量は、年令、症状等によつて
も異なるが、ドレーンよりの注入速度3〜10ml/時、
注入時間2〜10時間/日で1日50〜100ml投与す
るのが好ましく、投与期間は3〜14日、通常4〜10
日が好ましい。
も異なるが、ドレーンよりの注入速度3〜10ml/時、
注入時間2〜10時間/日で1日50〜100ml投与す
るのが好ましく、投与期間は3〜14日、通常4〜10
日が好ましい。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1. オクタン酸モノグリセライドとオクタン酸トリグリセラ
イドを種々の割合で混合した溶液の状態を観察したとこ
ろ、オクタン酸モノグリセライドのみでは、室温で凝固
し易く、ドレーン中でしばしば凝固し、使用しづらいも
のであつた。オクタン酸トリグリセライドの割合が20
%以上になると、室温で凝固せず、ドレーンより注入す
ることも容易となつた。
イドを種々の割合で混合した溶液の状態を観察したとこ
ろ、オクタン酸モノグリセライドのみでは、室温で凝固
し易く、ドレーン中でしばしば凝固し、使用しづらいも
のであつた。オクタン酸トリグリセライドの割合が20
%以上になると、室温で凝固せず、ドレーンより注入す
ることも容易となつた。
実施例2. 第1表に示す組成において、ソルビタンモノオレエート
にオクタン酸トリグリセライドを加え、50℃温浴中で
完全に混和したのち、更にオクタン酸モノグリセライド
を加えて全量を100%とした。それぞれの溶液につい
て、5℃にて1ケ月間保存後のオクタン酸モノグリセラ
イドの析出の有無を目視で観察した。結果は第1表に示
す通りである。
にオクタン酸トリグリセライドを加え、50℃温浴中で
完全に混和したのち、更にオクタン酸モノグリセライド
を加えて全量を100%とした。それぞれの溶液につい
て、5℃にて1ケ月間保存後のオクタン酸モノグリセラ
イドの析出の有無を目視で観察した。結果は第1表に示
す通りである。
第1表の結果より、非イオン界面活性剤であるソルビタ
ンモノオレエートの添加により、低温におけるオクタン
酸モノグリセライドの析出を抑制できることがわかる。
ンモノオレエートの添加により、低温におけるオクタン
酸モノグリセライドの析出を抑制できることがわかる。
ソルビタンモノオレートの代りにソルビタンモノラウレ
ート、グリセリルモノステアレート、ソルビタンモノパ
ルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレントリステアレートなどの非イオ
ン界面活性剤を用いた場合、オクタン酸モノグリセライ
ドの代りにデカン酸モノグリセライドを用いた場合も同
様の効果を得た。
ート、グリセリルモノステアレート、ソルビタンモノパ
ルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレントリステアレートなどの非イオ
ン界面活性剤を用いた場合、オクタン酸モノグリセライ
ドの代りにデカン酸モノグリセライドを用いた場合も同
様の効果を得た。
実施例3. オクタン酸モノグリセライドとリノール酸を種々の割合
で混合した溶液の状態を観察したところ、オクタン酸モ
ノグリセライドのみでは室温で凝固し、ドレーンを介し
ての使用は不可能であつたが、リノール酸の割合が25
%以上になると室温で凝固せずドレーンより容易に注入
でき、臨床的に使用可能となつた。
で混合した溶液の状態を観察したところ、オクタン酸モ
ノグリセライドのみでは室温で凝固し、ドレーンを介し
ての使用は不可能であつたが、リノール酸の割合が25
%以上になると室温で凝固せずドレーンより容易に注入
でき、臨床的に使用可能となつた。
実施例4. ソルビタンモノラウレート1.5gにオクタン酸ジグリセ
ライド50mlを加え、50℃温浴中で完全に混和したの
ち、更にオクタン酸モノグリセライドを加えて全量を1
00mlとする。上記溶液を5℃で1日静置後、過した
ものは、5℃にて長期間保存してもオクタン酸モノグリ
セライドの析出は見られず、安定であった。
ライド50mlを加え、50℃温浴中で完全に混和したの
ち、更にオクタン酸モノグリセライドを加えて全量を1
00mlとする。上記溶液を5℃で1日静置後、過した
ものは、5℃にて長期間保存してもオクタン酸モノグリ
セライドの析出は見られず、安定であった。
ソルビタンモノラウレートの代りにソルビタンモノオレ
ート、グリセリンモノステアレート、ソルビタンモノパ
ルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレントリステアレートなどの非イオ
ン界面活性剤を用いた場合、オクタン酸モノグリセライ
ドの代りにデカン酸モノグリセライドを用いた場合も同
様の効果を得た。
ート、グリセリンモノステアレート、ソルビタンモノパ
ルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレントリステアレートなどの非イオ
ン界面活性剤を用いた場合、オクタン酸モノグリセライ
ドの代りにデカン酸モノグリセライドを用いた場合も同
様の効果を得た。
実施例5 オクタン酸モノグリセライドとエメリー型イソステアリ
ン酸、オクタン酸トリグリセライド又はオクタン酸ジグ
リセライドを種々の割合で混合した溶液に対する無水コ
レステロールの溶解度を37℃にて測定した。結果は第
1〜3図に示すとおりであり、オクタン酸モノグリセラ
イドとエメリー型イソステアリン酸、オクタン酸トリグ
リセライド又はオクタン酸ジグリセライドの2成分系に
おいて、オクタン酸モノグリセライドの割合が20〜7
0%の系において、それぞれ単独に用いた場合よりもか
なり高い溶解度が得られた。なおコレステロールの測定
は、Kilianiの反応を用いた塩化第2鉄一硫酸発色法で
行なつた。
ン酸、オクタン酸トリグリセライド又はオクタン酸ジグ
リセライドを種々の割合で混合した溶液に対する無水コ
レステロールの溶解度を37℃にて測定した。結果は第
1〜3図に示すとおりであり、オクタン酸モノグリセラ
イドとエメリー型イソステアリン酸、オクタン酸トリグ
リセライド又はオクタン酸ジグリセライドの2成分系に
おいて、オクタン酸モノグリセライドの割合が20〜7
0%の系において、それぞれ単独に用いた場合よりもか
なり高い溶解度が得られた。なおコレステロールの測定
は、Kilianiの反応を用いた塩化第2鉄一硫酸発色法で
行なつた。
実施例6. 体重約250gのSD系雄ラツトの腹腔内に下記各混合
割合のオクタン酸モノグリセライド−オクタン酸トリグ
リセライド溶液を2.0ml投与した。投与30分後頸椎脱
臼により屠殺、開腹して腹腔内特に小腸の状態を観察し
た。評価は充血の状態、浮腫の状態を4段階評価で行な
つた。結果は第2表に示す通りである。
割合のオクタン酸モノグリセライド−オクタン酸トリグ
リセライド溶液を2.0ml投与した。投与30分後頸椎脱
臼により屠殺、開腹して腹腔内特に小腸の状態を観察し
た。評価は充血の状態、浮腫の状態を4段階評価で行な
つた。結果は第2表に示す通りである。
第2表からわかるように、オクタン酸モノグリセライド
単独では小腸内部にやや充血や浮腫を生じて刺激性が認
められるが、オクタン酸モノグリセライド−オクタン酸
トリグリセライド混合系では、充血や浮腫がほとんど生
じず、刺激性が非常に少ないことがわかる。
単独では小腸内部にやや充血や浮腫を生じて刺激性が認
められるが、オクタン酸モノグリセライド−オクタン酸
トリグリセライド混合系では、充血や浮腫がほとんど生
じず、刺激性が非常に少ないことがわかる。
第1図はオクタン酸モノグリセライド−エメリー型イソ
ステアリン酸2成分系の、第2図はオクタン酸モノグリ
セライド−オクタン酸トリグリセライド2成分系の、第
3図はオクタン酸モノグリセライド−オクタン酸ジグリ
セライド2成分系のコレステロール溶解度曲線である。
ステアリン酸2成分系の、第2図はオクタン酸モノグリ
セライド−オクタン酸トリグリセライド2成分系の、第
3図はオクタン酸モノグリセライド−オクタン酸ジグリ
セライド2成分系のコレステロール溶解度曲線である。
Claims (2)
- 【請求項1】(a)炭素数6〜12の脂肪酸のモノグリセラ
イド、及び(b)30℃で液体の脂肪酸、脂肪酸トリグリセ
ライド又は脂肪酸ジグリセライドを含有する胆石溶解
剤。 - 【請求項2】(a)炭素数6〜12の脂肪酸のモノグリセラ
イド、(b)30℃で液体の脂肪酸、脂肪酸トリグリセライ
ド又は脂肪酸ジグリセライド、及び(c)非イオン界面活
性剤を含有する胆石溶解剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2816984A JPH0623099B2 (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 胆石溶解剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2816984A JPH0623099B2 (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 胆石溶解剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172922A JPS60172922A (ja) | 1985-09-06 |
| JPH0623099B2 true JPH0623099B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=12241235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2816984A Expired - Lifetime JPH0623099B2 (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 胆石溶解剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623099B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005120484A1 (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Kurume University | グレリンの生理学的機能のレギュレーター |
| WO2009060452A2 (en) * | 2007-11-08 | 2009-05-14 | Galmed International Ltd. | Methods and compositions for treating biliary cholesterol crystallization and related conditions |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2816984A patent/JPH0623099B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60172922A (ja) | 1985-09-06 |
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