JPH06231861A - 避雷碍子装置 - Google Patents
避雷碍子装置Info
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- JPH06231861A JPH06231861A JP1647493A JP1647493A JPH06231861A JP H06231861 A JPH06231861 A JP H06231861A JP 1647493 A JP1647493 A JP 1647493A JP 1647493 A JP1647493 A JP 1647493A JP H06231861 A JPH06231861 A JP H06231861A
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- lightning
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 52
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】絶縁協調を良好に維持しつつ、課電側の放電電
極のリング円状の放電部を短くでき、課電側の放電電極
の小型軽量化を図ることができることを目的とする。 【構成】避雷碍子4に取着されたアークホーン14,1
5は吊下金具6及びUクレビス7の連結点Oを中心とし
た同一球面上に配置され、この球面上においてアークホ
ーン14,15は吊下碍子2の避雷碍子4側への想定最
大振れ角θ1を形成する位置に配置されている。一方、
ホーン取付金具10に取着されたアークホーン19は連
結点Oを中心とする放電部19aを備えている。放電部
19aの一端部は連結点Oとアークホーン15との延長
線上に位置し、他端部は連結点Oとアークホーン14と
の延長線上に位置しており、放電部19aの長さは想定
最大振れ角θ1に相当する長さに設定されている。
極のリング円状の放電部を短くでき、課電側の放電電極
の小型軽量化を図ることができることを目的とする。 【構成】避雷碍子4に取着されたアークホーン14,1
5は吊下金具6及びUクレビス7の連結点Oを中心とし
た同一球面上に配置され、この球面上においてアークホ
ーン14,15は吊下碍子2の避雷碍子4側への想定最
大振れ角θ1を形成する位置に配置されている。一方、
ホーン取付金具10に取着されたアークホーン19は連
結点Oを中心とする放電部19aを備えている。放電部
19aの一端部は連結点Oとアークホーン15との延長
線上に位置し、他端部は連結点Oとアークホーン14と
の延長線上に位置しており、放電部19aの長さは想定
最大振れ角θ1に相当する長さに設定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送電線用の避雷碍子装置
に係り、詳しくは送電線に電撃による異常大電流が流れ
た時、避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電すると
ともに、続流を遮断して永久地絡を防止することができ
る避雷碍子装置に関するものである。
に係り、詳しくは送電線に電撃による異常大電流が流れ
た時、避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電すると
ともに、続流を遮断して永久地絡を防止することができ
る避雷碍子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の避雷碍子装置を示す。鉄塔
の支持アーム31には吊下金具32が固定され、同吊下
金具32にはUクレビス33が回動可能に連結されてい
る。Uクレビス33には連結リンク34を介して吊下碍
子35が線路方向(図7の左右方向)に回動可能に連結
吊下されている。吊下碍子35の下端部にはホーン取付
金具36が線路方向に回動可能に連結され、同取付金具
36の下部には送電線37を支持する懸垂クランプ38
が線路方向に回動可能に連結されている。
の支持アーム31には吊下金具32が固定され、同吊下
金具32にはUクレビス33が回動可能に連結されてい
る。Uクレビス33には連結リンク34を介して吊下碍
子35が線路方向(図7の左右方向)に回動可能に連結
吊下されている。吊下碍子35の下端部にはホーン取付
金具36が線路方向に回動可能に連結され、同取付金具
36の下部には送電線37を支持する懸垂クランプ38
が線路方向に回動可能に連結されている。
【0003】前記支持アーム31の先端下面には線路方
向に延びる取付アダプタ39が取付けられ、その先端下
面には避雷碍子40が垂直状態で固定されている。避雷
碍子40の下部電極40aには接地側のアークホーン4
1が取着されている。アークホーン41は前記吊下金具
32及びUクレビス33の連結点Oを中心とした球面上
に配置されている。図8に示すように、アークホーン4
1は前記連結点Oを中心とした円弧状をなし、アークホ
ーン41は取付板42aの一端部から下方に延びる支持
アーム42bの先端に固着されている。アークホーン4
1の中間部は取付板42aに固着された支持棒42cに
溶接されている。また、アークホーン41は線路直交方
向両側への送電線37の想定最大振れ角2・θ2に相当
する長さに設定されている。
向に延びる取付アダプタ39が取付けられ、その先端下
面には避雷碍子40が垂直状態で固定されている。避雷
碍子40の下部電極40aには接地側のアークホーン4
1が取着されている。アークホーン41は前記吊下金具
32及びUクレビス33の連結点Oを中心とした球面上
に配置されている。図8に示すように、アークホーン4
1は前記連結点Oを中心とした円弧状をなし、アークホ
ーン41は取付板42aの一端部から下方に延びる支持
アーム42bの先端に固着されている。アークホーン4
1の中間部は取付板42aに固着された支持棒42cに
溶接されている。また、アークホーン41は線路直交方
向両側への送電線37の想定最大振れ角2・θ2に相当
する長さに設定されている。
【0004】前記ホーン取付金具36の右側には線路方
向に延出する課電側のアークホーン43が取着されてい
る。アークホーン43の先端には前記連結点Oを中心と
する半円弧状をなすリング状の放電部43aが設けら
れ、同放電部43aは前記アークホーン41と所定の気
中放電間隔Gをもって対向している。放電部43aの中
間部は連結点Oと前記アークホーン41との延長線上に
位置し、放電部43aの両端部はその中間部から前記吊
下碍子35の想定最大振れ角θ1を形成する位置まで形
成されている。すなわち、放電部43aの長さは吊下碍
子35の想定最大振れ角2・θ1に相当する長さに設定
されている。なお、ホーン取付金具36には前記アーク
ホーン43の反対側(左側)に、アークホーン43の重
量による垂直方向の回転モーメントを打ち消すためのバ
ランスウェイト44が取着されている。
向に延出する課電側のアークホーン43が取着されてい
る。アークホーン43の先端には前記連結点Oを中心と
する半円弧状をなすリング状の放電部43aが設けら
れ、同放電部43aは前記アークホーン41と所定の気
中放電間隔Gをもって対向している。放電部43aの中
間部は連結点Oと前記アークホーン41との延長線上に
位置し、放電部43aの両端部はその中間部から前記吊
下碍子35の想定最大振れ角θ1を形成する位置まで形
成されている。すなわち、放電部43aの長さは吊下碍
子35の想定最大振れ角2・θ1に相当する長さに設定
されている。なお、ホーン取付金具36には前記アーク
ホーン43の反対側(左側)に、アークホーン43の重
量による垂直方向の回転モーメントを打ち消すためのバ
ランスウェイト44が取着されている。
【0005】そして、送電線37に雷サージが侵入する
と、そのサージ電流は前記気中放電間隔Gを閃絡して、
避雷碍子40の内部に収容した限流素子を流れ、支持ア
ーム31及び鉄塔を経て大地に放電される。これによっ
て、吊下碍子35に加わる電圧がフラッシオーバを生じ
ないレベルに抑制され、地絡事故の発生が防止される。
と、そのサージ電流は前記気中放電間隔Gを閃絡して、
避雷碍子40の内部に収容した限流素子を流れ、支持ア
ーム31及び鉄塔を経て大地に放電される。これによっ
て、吊下碍子35に加わる電圧がフラッシオーバを生じ
ないレベルに抑制され、地絡事故の発生が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の避雷
碍子装置ではアークホーン43の放電部43aは吊下碍
子35の想定最大振れ角2・θ1に相当する長さに設定
されているので、アークホーン43の放電部43aは大
きくなり、また重量が重くなる。このため、避雷碍子装
置が重量化するとともに、アークホーン43が振動し易
くなり、電線振動が発生したとき、接地側のアークホー
ン41との間の気中放電間隔Gが変化して絶縁協調を良
好に維持できなくなるという問題があった。
碍子装置ではアークホーン43の放電部43aは吊下碍
子35の想定最大振れ角2・θ1に相当する長さに設定
されているので、アークホーン43の放電部43aは大
きくなり、また重量が重くなる。このため、避雷碍子装
置が重量化するとともに、アークホーン43が振動し易
くなり、電線振動が発生したとき、接地側のアークホー
ン41との間の気中放電間隔Gが変化して絶縁協調を良
好に維持できなくなるという問題があった。
【0007】また、避雷碍子装置の軽量化のために放電
部43aを単純に短くすると、風圧などによる吊下碍子
35の横振れ時、放電部43aの両端部付近において気
中放電間隔Gの公差が大きくなり、やはり絶縁協調を良
好に維持できなくなるという問題があった。
部43aを単純に短くすると、風圧などによる吊下碍子
35の横振れ時、放電部43aの両端部付近において気
中放電間隔Gの公差が大きくなり、やはり絶縁協調を良
好に維持できなくなるという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、絶縁協調を良好に維持しつつ、課電
側の放電電極のリング状の放電部を短くでき、課電側の
放電電極の小型軽量化を図ることができる避雷碍子装置
を提供することを目的とする。
れたものであって、絶縁協調を良好に維持しつつ、課電
側の放電電極のリング状の放電部を短くでき、課電側の
放電電極の小型軽量化を図ることができる避雷碍子装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、鉄塔の支持アームに吊下碍子を相対
回動可能に連結し、同吊下碍子の下端部には電線吊下金
具を介して送電線を吊下支持するとともに、電線吊下金
具にはリング状の放電部を有する課電側の放電電極を設
け、一方、支持アーム側には取付アダプタを介して避雷
碍子を吊下固定し、同避雷碍子の下端部には接地側の放
電電極を取着して課電側の放電電極との間に所定の気中
放電間隔を設けた避雷碍子装置において、避雷碍子の接
地側の放電電極を吊下碍子の連結部を中心とした一球面
上において吊下碍子の避雷碍子側への想定最大振れ角に
相当する曲面に沿って形成する構成としている。
に、第1の発明は、鉄塔の支持アームに吊下碍子を相対
回動可能に連結し、同吊下碍子の下端部には電線吊下金
具を介して送電線を吊下支持するとともに、電線吊下金
具にはリング状の放電部を有する課電側の放電電極を設
け、一方、支持アーム側には取付アダプタを介して避雷
碍子を吊下固定し、同避雷碍子の下端部には接地側の放
電電極を取着して課電側の放電電極との間に所定の気中
放電間隔を設けた避雷碍子装置において、避雷碍子の接
地側の放電電極を吊下碍子の連結部を中心とした一球面
上において吊下碍子の避雷碍子側への想定最大振れ角に
相当する曲面に沿って形成する構成としている。
【0010】また、第2の発明は、避雷碍子には複数の
接地側の放電電極を吊下碍子の連結部を中心とした同一
球面上に設け、そのうち2つの放電電極を吊下碍子の想
定最大振れ角を形成する2位置に設ける構成としてい
る。
接地側の放電電極を吊下碍子の連結部を中心とした同一
球面上に設け、そのうち2つの放電電極を吊下碍子の想
定最大振れ角を形成する2位置に設ける構成としてい
る。
【0011】さらに、第3の発明は、避雷碍子の接地側
の放電電極を吊下碍子の連結部を中心とした一球面上に
おける吊下碍子の想定最大振れ角に相当する曲面状に形
成する構成としている。
の放電電極を吊下碍子の連結部を中心とした一球面上に
おける吊下碍子の想定最大振れ角に相当する曲面状に形
成する構成としている。
【0012】
【作用】接地側の放電電極を吊下碍子の連結部を中心と
した一球面上において吊下碍子の避雷碍子側への想定最
大振れ角に相当する曲面に沿って形成している。従っ
て、課電側放電電極のリング状の放電部の長さは吊下碍
子の想定最大振れ角に相当する長さとすればよく、従来
の課電側放電電極の放電部よりも短くすることが可能と
なる。
した一球面上において吊下碍子の避雷碍子側への想定最
大振れ角に相当する曲面に沿って形成している。従っ
て、課電側放電電極のリング状の放電部の長さは吊下碍
子の想定最大振れ角に相当する長さとすればよく、従来
の課電側放電電極の放電部よりも短くすることが可能と
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した避雷碍子装置の一
実施例を図1〜図4に従って説明する。
実施例を図1〜図4に従って説明する。
【0014】図1に示すように、避雷碍子装置は支持ア
ーム1の先端下面に吊下支持され、且つ、送電線3を支
持する吊下碍子2と、同吊下碍子2の上部側方に取着さ
れた避雷碍子4とを備えて構成されている。吊下碍子2
は2つの長幹碍子2aを連結リンク5により連結して構
成されている。
ーム1の先端下面に吊下支持され、且つ、送電線3を支
持する吊下碍子2と、同吊下碍子2の上部側方に取着さ
れた避雷碍子4とを備えて構成されている。吊下碍子2
は2つの長幹碍子2aを連結リンク5により連結して構
成されている。
【0015】つまり、前記支持アーム1には吊下金具6
が固定され、同吊下金具6にはUクレビス7が任意の方
向に回動可能に連結されている。Uクレビス7には連結
リンク8を介して前記吊下碍子2が線路方向(図1の左
右方向)に回動可能に連結吊下されている。
が固定され、同吊下金具6にはUクレビス7が任意の方
向に回動可能に連結されている。Uクレビス7には連結
リンク8を介して前記吊下碍子2が線路方向(図1の左
右方向)に回動可能に連結吊下されている。
【0016】前記吊下碍子2の下端部には連結リンク9
を介して電線吊下金具を構成するホーン取付金具10が
線路方向に回動可能に連結されている。ホーン取付金具
10の下部には前記送電線3を支持する電線吊下金具と
しての懸垂クランプ11が線路方向に回動可能に連結さ
れている。
を介して電線吊下金具を構成するホーン取付金具10が
線路方向に回動可能に連結されている。ホーン取付金具
10の下部には前記送電線3を支持する電線吊下金具と
しての懸垂クランプ11が線路方向に回動可能に連結さ
れている。
【0017】前記支持アーム1の先端下面には線路方向
に延びる取付アダプタ12が取付けられ、その先端下面
には前記避雷碍子4が垂直状態で固定されている。図1
に示すように、前記避雷碍子4の下部電極4aには放電
電極としての2本の接地側のアークホーン14,15が
取着されている。両アークホーン14,15は前記吊下
金具6及びUクレビス7の連結点Oを中心とした同一球
面上に配置されるとともに、この球面上においてアーク
ホーン14,15は吊下碍子2の避雷碍子4側への想定
最大振れ角θ1を形成する2位置に配置されている。図
4に示すように、アークホーン14,15は前記連結点
Oを中心とした円弧状をなし、各アークホーン14,1
5は取付板13aの両端部から下方に延びる支持アーム
13b,13cの先端に固着されている。アークホーン
14の中間部は取付板13aに固着された支持棒13d
に溶接されている。各アークホーン14,15は線路直
交方向両側への送電線3の想定最大振れ角2・θ2に相
当する長さに設定されている。
に延びる取付アダプタ12が取付けられ、その先端下面
には前記避雷碍子4が垂直状態で固定されている。図1
に示すように、前記避雷碍子4の下部電極4aには放電
電極としての2本の接地側のアークホーン14,15が
取着されている。両アークホーン14,15は前記吊下
金具6及びUクレビス7の連結点Oを中心とした同一球
面上に配置されるとともに、この球面上においてアーク
ホーン14,15は吊下碍子2の避雷碍子4側への想定
最大振れ角θ1を形成する2位置に配置されている。図
4に示すように、アークホーン14,15は前記連結点
Oを中心とした円弧状をなし、各アークホーン14,1
5は取付板13aの両端部から下方に延びる支持アーム
13b,13cの先端に固着されている。アークホーン
14の中間部は取付板13aに固着された支持棒13d
に溶接されている。各アークホーン14,15は線路直
交方向両側への送電線3の想定最大振れ角2・θ2に相
当する長さに設定されている。
【0018】図1に示すように、避雷碍子4の上下にお
いて前記取付アダプタ12及び下部電極4aには同避雷
碍子4を囲繞するように一対のアーキングリング16
a,16bが所定の気中放電間隔Bを持って取り付けら
れている。アーキングリング16a,16bは、想定以
上の雷電流を受けて避雷碍子4内部の素子が破損、ある
いは素子の劣化により避雷碍子が故障した場合、雷サー
ジに引き続いて流れる続流により避雷碍子4の内部から
放出されるアークジェットを速やかに移行させるように
なっている。
いて前記取付アダプタ12及び下部電極4aには同避雷
碍子4を囲繞するように一対のアーキングリング16
a,16bが所定の気中放電間隔Bを持って取り付けら
れている。アーキングリング16a,16bは、想定以
上の雷電流を受けて避雷碍子4内部の素子が破損、ある
いは素子の劣化により避雷碍子が故障した場合、雷サー
ジに引き続いて流れる続流により避雷碍子4の内部から
放出されるアークジェットを速やかに移行させるように
なっている。
【0019】前記上部の長幹碍子2aの上下両端部には
沿面閃絡時の損傷防止用のアークホーン17a,18a
が所定の気中放電間隔を持って固定されている。下部の
長幹碍子2aの上下両端部には沿面閃絡時の損傷防止用
のアークホーン17b,18bが所定の気中放電間隔を
持って固定されている。吊下碍子2と避雷碍子4との間
隔Lは前記吊下碍子2の避雷碍子4側への振れ角が想定
最大振れ角θ1となったとき、アーキングリング16b
とアークホーン17aとの間で放電が起きないように、
その距離Cを前記気中放電間隔Bよりも大きく設定され
ている。
沿面閃絡時の損傷防止用のアークホーン17a,18a
が所定の気中放電間隔を持って固定されている。下部の
長幹碍子2aの上下両端部には沿面閃絡時の損傷防止用
のアークホーン17b,18bが所定の気中放電間隔を
持って固定されている。吊下碍子2と避雷碍子4との間
隔Lは前記吊下碍子2の避雷碍子4側への振れ角が想定
最大振れ角θ1となったとき、アーキングリング16b
とアークホーン17aとの間で放電が起きないように、
その距離Cを前記気中放電間隔Bよりも大きく設定され
ている。
【0020】一方、前記ホーン取付金具10の右側には
線路方向に延出する課電側の放電電極としてのアークホ
ーン19が取着されている。アークホーン19の先端に
は前記連結点Oを中心とする半円弧状をなすリング状の
放電部19aが設けられ、同放電部19aは前記アーク
ホーン14,15と所定の気中放電間隔Gをもって対向
している。放電部19aの一端部は連結点Oとアークホ
ーン15との延長線上に位置するとともに、他端部は連
結点Oとアークホーン14との延長線上に位置してお
り、放電部19aの長さは前記想定最大振れ角θ1に相
当するように設定されている。なお、アークホーン14
とアークホーン18bの間隔Aは、吊下碍子2の避雷碍
子4側への振れ角が想定最大振れ角θ1となったとき、
アークホーン14と前記アークホーン18bとの間で放
電が起きないように、前記気中放電間隔Gよりも大きく
設定されている。
線路方向に延出する課電側の放電電極としてのアークホ
ーン19が取着されている。アークホーン19の先端に
は前記連結点Oを中心とする半円弧状をなすリング状の
放電部19aが設けられ、同放電部19aは前記アーク
ホーン14,15と所定の気中放電間隔Gをもって対向
している。放電部19aの一端部は連結点Oとアークホ
ーン15との延長線上に位置するとともに、他端部は連
結点Oとアークホーン14との延長線上に位置してお
り、放電部19aの長さは前記想定最大振れ角θ1に相
当するように設定されている。なお、アークホーン14
とアークホーン18bの間隔Aは、吊下碍子2の避雷碍
子4側への振れ角が想定最大振れ角θ1となったとき、
アークホーン14と前記アークホーン18bとの間で放
電が起きないように、前記気中放電間隔Gよりも大きく
設定されている。
【0021】また、ホーン取付金具10は前記アークホ
ーン19の反対側(左側)にバランスウェイト20が取
着されている。バランスウェイト20はアークホーン1
9の重量による垂直方向の回転モーメントを打ち消し、
吊下碍子2が図1に示す静止状態においてアークホーン
19をバランス状態に保つようになっている。
ーン19の反対側(左側)にバランスウェイト20が取
着されている。バランスウェイト20はアークホーン1
9の重量による垂直方向の回転モーメントを打ち消し、
吊下碍子2が図1に示す静止状態においてアークホーン
19をバランス状態に保つようになっている。
【0022】上記のように構成された避雷碍子装置の作
用について説明する。今、風雨又は冠雪等によって送電
線3が線路方向に移動し、図2に示すように吊下碍子2
が避雷碍子4側へ想定最大振れ角θ1だけ振れたとき、
アークホーン15とアークホーン19の放電部19aと
の間に気中放電間隔Gが確保される。また、送電線3が
線路方向に移動し、図3に示すように吊下碍子2が避雷
碍子2から離間する側へ想定最大振れ角θ1だけ振れた
とき、アークホーン14とアークホーン19の放電部1
9aとの間に気中放電間隔Gが確保される。
用について説明する。今、風雨又は冠雪等によって送電
線3が線路方向に移動し、図2に示すように吊下碍子2
が避雷碍子4側へ想定最大振れ角θ1だけ振れたとき、
アークホーン15とアークホーン19の放電部19aと
の間に気中放電間隔Gが確保される。また、送電線3が
線路方向に移動し、図3に示すように吊下碍子2が避雷
碍子2から離間する側へ想定最大振れ角θ1だけ振れた
とき、アークホーン14とアークホーン19の放電部1
9aとの間に気中放電間隔Gが確保される。
【0023】そして、送電線3に雷サージが侵入する
と、このサージ電流は懸垂クランプ11、ホーン取付金
具10を経てアークホーン19に流れ、放電部19aか
ら気中放電間隔Gを介してアークホーン14又は15に
閃絡する。そして、サージ電流は避雷碍子4の下部電極
4aからその内部の限流素子(図示略)へ流れ、取付ア
ダプタ12を経て支持アーム1へ流れて大地に放電され
る。その後生じる商用周波数による続流は避雷碍子4の
前記限流素子及び気中放電間隔Gにより抑制遮断され
る。
と、このサージ電流は懸垂クランプ11、ホーン取付金
具10を経てアークホーン19に流れ、放電部19aか
ら気中放電間隔Gを介してアークホーン14又は15に
閃絡する。そして、サージ電流は避雷碍子4の下部電極
4aからその内部の限流素子(図示略)へ流れ、取付ア
ダプタ12を経て支持アーム1へ流れて大地に放電され
る。その後生じる商用周波数による続流は避雷碍子4の
前記限流素子及び気中放電間隔Gにより抑制遮断され
る。
【0024】さて、本実施例では避雷碍子4の下部電極
4aには2本のアークホーン14,15を取り付けた。
また、アークホーン14,15を吊下金具6及びUクレ
ビス7の連結点Oを中心とした同一球面上に配置すると
ともに、この球面上においてアークホーン14,15を
吊下碍子2の避雷碍子4側への想定最大振れ角θ1に相
当する位置に配置した。そして、課電側のアークホーン
19の放電部19aの長さを、連結点Oとアークホーン
15との延長線上から連結点Oとアークホーン14との
延長線上までの吊下碍子2の想定最大振れ角θ1に相当
する長さに設定した。このため、課電側のアークホーン
19の放電部19aの長さは従来のアークホーンの放電
部のほぼ半分の長さとなる。よって課電側のアークホー
ン19の小型軽量化を図ることができる。また、吊下碍
子2が避雷碍子4側へ振れたときにはアークホーン15
と放電部19aとの間に、吊下碍子2が避雷碍子2から
離間する側へ振れたときにはアークホーン14と放電部
19aとの間に気中放電間隔Gを確保できる。このた
め、このようにアークホーン19の放電部19aの長さ
を短くしても、絶縁協調を良好に維持することができ
る。
4aには2本のアークホーン14,15を取り付けた。
また、アークホーン14,15を吊下金具6及びUクレ
ビス7の連結点Oを中心とした同一球面上に配置すると
ともに、この球面上においてアークホーン14,15を
吊下碍子2の避雷碍子4側への想定最大振れ角θ1に相
当する位置に配置した。そして、課電側のアークホーン
19の放電部19aの長さを、連結点Oとアークホーン
15との延長線上から連結点Oとアークホーン14との
延長線上までの吊下碍子2の想定最大振れ角θ1に相当
する長さに設定した。このため、課電側のアークホーン
19の放電部19aの長さは従来のアークホーンの放電
部のほぼ半分の長さとなる。よって課電側のアークホー
ン19の小型軽量化を図ることができる。また、吊下碍
子2が避雷碍子4側へ振れたときにはアークホーン15
と放電部19aとの間に、吊下碍子2が避雷碍子2から
離間する側へ振れたときにはアークホーン14と放電部
19aとの間に気中放電間隔Gを確保できる。このた
め、このようにアークホーン19の放電部19aの長さ
を短くしても、絶縁協調を良好に維持することができ
る。
【0025】図5,図6は別例の避雷碍子装置を示して
いる。避雷碍子4の下部電極4aには接地側のアークホ
ーン21が取着され、同アークホーン21は前記連結点
Oを中心とした一球面に含まれる曲面状に形成されてい
る。図6に示すように、アークホーン21はその一端部
上下において取付板13a両端の支持アーム13b,1
3cに固着されるとともに、その中央下端部において支
持棒13dにて固着されている。アークホーン21の上
下方向における長さは前記連結点Oを中心とした球面上
において、吊下碍子2の想定最大振れ角θ1に相当する
長さに設定されている。また、アークホーン21の線路
直交方向両側における長さは送電線3の想定最大振れ角
2・θ2に相当する長さに設定されている。この実施例
においても前記実施例と同様の作用・効果がある。
いる。避雷碍子4の下部電極4aには接地側のアークホ
ーン21が取着され、同アークホーン21は前記連結点
Oを中心とした一球面に含まれる曲面状に形成されてい
る。図6に示すように、アークホーン21はその一端部
上下において取付板13a両端の支持アーム13b,1
3cに固着されるとともに、その中央下端部において支
持棒13dにて固着されている。アークホーン21の上
下方向における長さは前記連結点Oを中心とした球面上
において、吊下碍子2の想定最大振れ角θ1に相当する
長さに設定されている。また、アークホーン21の線路
直交方向両側における長さは送電線3の想定最大振れ角
2・θ2に相当する長さに設定されている。この実施例
においても前記実施例と同様の作用・効果がある。
【0026】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、例えば、避雷碍子4の下部電極4aに取
着するアークホーンを3本以上としたりするなど、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更し
て実施してもよい。
ものではなく、例えば、避雷碍子4の下部電極4aに取
着するアークホーンを3本以上としたりするなど、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を任意に変更し
て実施してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、絶
縁協調を良好に維持しつつ、課電側の放電電極の放電部
の長さを従来と比較して短くすることができ、よって課
電側の放電電極の小型軽量化を図ることができる優れた
効果がある。
縁協調を良好に維持しつつ、課電側の放電電極の放電部
の長さを従来と比較して短くすることができ、よって課
電側の放電電極の小型軽量化を図ることができる優れた
効果がある。
【図1】本発明を具体化した避雷碍子装置の一実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】避雷碍子装置の振動状態を示す正面図である。
【図3】避雷碍子装置の振動状態を示す正面図である。
【図4】接地側のアークホーンを示す側面図である。
【図5】別例の避雷碍子装置を示す正面図である。
【図6】別例のアークホーンを示す側面図である。
【図7】従来の避雷碍子装置を示す正面図である。
【図8】従来の接地側のアークホーンを示す側面図であ
る。
る。
1…支持アーム、2…吊下碍子、3…送電線、4…避雷
碍子、12…取付アダプタ、14,15…接地側の放電
電極、19…課電側の放電電極、19a…放電部、G…
気中放電間隔、O…連結部、θ1…想定最大振れ角。
碍子、12…取付アダプタ、14,15…接地側の放電
電極、19…課電側の放電電極、19a…放電部、G…
気中放電間隔、O…連結部、θ1…想定最大振れ角。
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄塔の支持アーム(1)に吊下碍子
(2)を相対回動可能に連結し、同吊下碍子(2)の下
端部には電線吊下金具を介して送電線(3)を吊下支持
するとともに、電線吊下金具にはリング状の放電部(1
9a)を有する課電側の放電電極(19)を設け、一
方、前記支持アーム(1)側には取付アダプタ(12)
を介して避雷碍子(4)を吊下固定し、同避雷碍子
(4)の下端部には接地側の放電電極(14,15)を
取着して前記課電側の放電電極(19)との間に所定の
気中放電間隔(G)を設けた避雷碍子装置において、 前記避雷碍子(4)の接地側の放電電極(14,15)
を前記吊下碍子(2)の連結部(O)を中心とした一球
面上において前記吊下碍子(2)の避雷碍子(4)側へ
の想定最大振れ角(θ1)に相当する曲面に沿って形成
したことを特徴とする避雷碍子装置。 - 【請求項2】 前記避雷碍子(4)には複数の接地側の
放電電極(14,15)を前記連結部(O)を中心とし
た同一球面上に設け、そのうち2つの放電電極(14,
15)を前記吊下碍子(2)の想定最大振れ角(θ1)
を形成する2位置に設けたことを特徴とする請求項1に
記載の避雷碍子装置。 - 【請求項3】 前記避雷碍子(4)の接地側の放電電極
を前記連結部(O)を中心とした一球面上における前記
吊下碍子(2)の想定最大振れ角(θ1)に相当する曲
面状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の避雷
碍子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1647493A JPH06231861A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 避雷碍子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1647493A JPH06231861A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 避雷碍子装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06231861A true JPH06231861A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11917276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1647493A Pending JPH06231861A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 避雷碍子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06231861A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101100794B1 (ko) * | 2010-06-30 | 2012-01-02 | 한국전력공사 | 현수애자련 연결장치 |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP1647493A patent/JPH06231861A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101100794B1 (ko) * | 2010-06-30 | 2012-01-02 | 한국전력공사 | 현수애자련 연결장치 |
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