JPH06236583A - 光ディスク用2p基板の成形方法 - Google Patents
光ディスク用2p基板の成形方法Info
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- JPH06236583A JPH06236583A JP2007193A JP2007193A JPH06236583A JP H06236583 A JPH06236583 A JP H06236583A JP 2007193 A JP2007193 A JP 2007193A JP 2007193 A JP2007193 A JP 2007193A JP H06236583 A JPH06236583 A JP H06236583A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パターン
が設けられた金型上に、供給ノズルを通じて樹脂を塗布
する第1工程、樹脂上に透明基板をのせ、金型及び透明
基板を介して圧力をかけることによって樹脂を押し広げ
る第2工程、樹脂を硬化させる第3工程、金型と硬化し
た樹脂との間で剥離することによって透明基板上に案内
溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンを有する樹脂層
を形成する第4工程からなる光ディスク用2P基板の成
形方法において、2ヶ以上の供給ノズルから金型上に樹
脂を供給する光ディスク用2P基板の成形方法。 【効果】 本発明の成形方法では、供給された樹脂の樹
脂山の高さが同一円周内で差がないために、均一に透明
基板と接地し、また成形工程において泡の混入がなくな
り、樹脂の広がり具合も同心円上に均一に広がり、安定
した性能をもつ光ディスク用2P基板が得られる。
が設けられた金型上に、供給ノズルを通じて樹脂を塗布
する第1工程、樹脂上に透明基板をのせ、金型及び透明
基板を介して圧力をかけることによって樹脂を押し広げ
る第2工程、樹脂を硬化させる第3工程、金型と硬化し
た樹脂との間で剥離することによって透明基板上に案内
溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンを有する樹脂層
を形成する第4工程からなる光ディスク用2P基板の成
形方法において、2ヶ以上の供給ノズルから金型上に樹
脂を供給する光ディスク用2P基板の成形方法。 【効果】 本発明の成形方法では、供給された樹脂の樹
脂山の高さが同一円周内で差がないために、均一に透明
基板と接地し、また成形工程において泡の混入がなくな
り、樹脂の広がり具合も同心円上に均一に広がり、安定
した性能をもつ光ディスク用2P基板が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク用2P基板
の成形方法に関する。
の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスク用基板の成形方法
としては、金型(スタンパー)上に設けられた案内溝及
び/又は信号ピットの微細な凹凸パターンを未硬化の光
重合性樹脂層に転写した後、該転写樹脂層に光を照射し
て硬化させる、所謂、2P法(Photo Polymerization
法)が知られている。
としては、金型(スタンパー)上に設けられた案内溝及
び/又は信号ピットの微細な凹凸パターンを未硬化の光
重合性樹脂層に転写した後、該転写樹脂層に光を照射し
て硬化させる、所謂、2P法(Photo Polymerization
法)が知られている。
【0003】この方法は、特にガラス基板を用いた光デ
ィスクを製造する場合、第1番目にガラスに樹脂を接着
させるために、ガラス基板上にシランカップリング剤を
主成分としたプライマー層を設け、第2番目に案内溝や
信号ピット等の微細凹凸パターンの形成のために、案内
溝や信号ピット等の凹凸パターンが設けられたスタンパ
ー上に光重合性樹脂(以下、2P樹脂という。)を塗布
し、その上に第1番目でプライマー処理を施した基板を
のせ、基板によって2P樹脂を押し広げた後、2P樹脂
を硬化させ、その後スタンパーから剥離させるといった
工程によって、ガラス基板上に案内溝や信号ピット等の
凹凸パターンが転写された光ディスク用基板を得る方法
である。
ィスクを製造する場合、第1番目にガラスに樹脂を接着
させるために、ガラス基板上にシランカップリング剤を
主成分としたプライマー層を設け、第2番目に案内溝や
信号ピット等の微細凹凸パターンの形成のために、案内
溝や信号ピット等の凹凸パターンが設けられたスタンパ
ー上に光重合性樹脂(以下、2P樹脂という。)を塗布
し、その上に第1番目でプライマー処理を施した基板を
のせ、基板によって2P樹脂を押し広げた後、2P樹脂
を硬化させ、その後スタンパーから剥離させるといった
工程によって、ガラス基板上に案内溝や信号ピット等の
凹凸パターンが転写された光ディスク用基板を得る方法
である。
【0004】この2P法を用いて、光ディスク用基板を
製造する場合、従来、凹凸パターン形成に用いる樹脂を
成形プロセス条件に似合う粘度にするために、樹脂を保
温しながら、1本のノズルで樹脂をスタンパー上に塗布
し、成形を行っていた。
製造する場合、従来、凹凸パターン形成に用いる樹脂を
成形プロセス条件に似合う粘度にするために、樹脂を保
温しながら、1本のノズルで樹脂をスタンパー上に塗布
し、成形を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、保温された2P樹脂と接するもの(スタンパー
やガラス)が2P樹脂よりも低い温度であるために、保
温していた2P樹脂をスタンパー上に塗布した段階で、
2P樹脂の温度は下降し、又、2P樹脂とガラスとが接
した段階でも樹脂の温度は下降することから、成形時の
2P樹脂の広がり具合に不均一さを生じていた。また、
1本のノズルを用いて2P樹脂を供給する方法では、最
初に2P樹脂を供給された位置の2P樹脂の山の高さ
と、最後に2P樹脂を供給された位置の2P樹脂の山の
高さとでは、時間の経過によって2P樹脂山の高さが違
うことからガラスとの接地点に差ができ、その結果、泡
の混入が起こり易かったり、2P樹脂の広がり具合が不
均一であった。すなわち、安定した性能を持つ光ディス
ク用2P基板を得ることができなかった。
法では、保温された2P樹脂と接するもの(スタンパー
やガラス)が2P樹脂よりも低い温度であるために、保
温していた2P樹脂をスタンパー上に塗布した段階で、
2P樹脂の温度は下降し、又、2P樹脂とガラスとが接
した段階でも樹脂の温度は下降することから、成形時の
2P樹脂の広がり具合に不均一さを生じていた。また、
1本のノズルを用いて2P樹脂を供給する方法では、最
初に2P樹脂を供給された位置の2P樹脂の山の高さ
と、最後に2P樹脂を供給された位置の2P樹脂の山の
高さとでは、時間の経過によって2P樹脂山の高さが違
うことからガラスとの接地点に差ができ、その結果、泡
の混入が起こり易かったり、2P樹脂の広がり具合が不
均一であった。すなわち、安定した性能を持つ光ディス
ク用2P基板を得ることができなかった。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、成形工
程において泡の混入がなく、2P樹脂の広がり具合も同
心円上に均一に広がった、安定した性能をもつ光ディス
ク用2P基板の成形方法を提供することにある。
程において泡の混入がなく、2P樹脂の広がり具合も同
心円上に均一に広がった、安定した性能をもつ光ディス
ク用2P基板の成形方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パター
ンが設けられた金型上に、供給ノズルを通じて2P樹脂
を塗布する第1工程、2P樹脂上に透明基板をのせ、金
型及び透明基板を介して圧力をかけることによって2P
樹脂を押し広げる第2工程、2P樹脂を硬化させる第3
工程、金型と硬化した2P樹脂との間で剥離することに
よって透明基板上に案内溝及び/又は信号ピットの凹凸
パターンを有する2P樹脂層を形成する第4工程からな
る光ディスク用2P基板の成形方法において、2ヶ以上
の供給ノズルから金型上に2P樹脂を供給する。
するために、案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パター
ンが設けられた金型上に、供給ノズルを通じて2P樹脂
を塗布する第1工程、2P樹脂上に透明基板をのせ、金
型及び透明基板を介して圧力をかけることによって2P
樹脂を押し広げる第2工程、2P樹脂を硬化させる第3
工程、金型と硬化した2P樹脂との間で剥離することに
よって透明基板上に案内溝及び/又は信号ピットの凹凸
パターンを有する2P樹脂層を形成する第4工程からな
る光ディスク用2P基板の成形方法において、2ヶ以上
の供給ノズルから金型上に2P樹脂を供給する。
【0008】本発明で使用する透明基板としては、ガラ
ス製基板が好ましく、ガラスとしては、化学強化したソ
ーダライムガラス或いはソーダアルミノ珪酸ガラス等の
ガラスが適しており、ディスク状に加工したものが用い
られる。ガラス製基板は、表面に付着した有機物或いは
ほこり等を除去する目的で洗浄を行う。洗浄方法として
は、4糟以上の洗浄糟を有するの連続式の自動洗浄装置
を用いた、純水及び洗剤中でのスクラブ洗浄、超純水洗
浄等が有効である。この洗浄を施すことにより、ガラス
製基板表面上の有機物及びほこり等は除去される。
ス製基板が好ましく、ガラスとしては、化学強化したソ
ーダライムガラス或いはソーダアルミノ珪酸ガラス等の
ガラスが適しており、ディスク状に加工したものが用い
られる。ガラス製基板は、表面に付着した有機物或いは
ほこり等を除去する目的で洗浄を行う。洗浄方法として
は、4糟以上の洗浄糟を有するの連続式の自動洗浄装置
を用いた、純水及び洗剤中でのスクラブ洗浄、超純水洗
浄等が有効である。この洗浄を施すことにより、ガラス
製基板表面上の有機物及びほこり等は除去される。
【0009】このガラス製基板上に、ガラスと2P層と
の接着力を向上させる目的でプライマー層を設けること
が有効である。プライマー層は、シランカップリング剤
及び希釈溶剤を含有するプライマー層形成材料を、スピ
ンコーター等の塗布装置を用いて塗布した後、焼付けを
行うことによって形成する。
の接着力を向上させる目的でプライマー層を設けること
が有効である。プライマー層は、シランカップリング剤
及び希釈溶剤を含有するプライマー層形成材料を、スピ
ンコーター等の塗布装置を用いて塗布した後、焼付けを
行うことによって形成する。
【0010】案内溝及び/又は信号ピット等の凹凸パタ
ーン形成層は、2P法によりプライマー層を形成したガ
ラス製基板上に形成される。
ーン形成層は、2P法によりプライマー層を形成したガ
ラス製基板上に形成される。
【0011】即ち、レーザービームをガイドする為の案
内溝或いはプリフォーマット信号ピット等の凹凸パター
ンが形成されたスタンパー(電鋳法により原盤から転写
されてできた成形用金型)上に、液状の2P樹脂を塗布
し、ガラス製基板を配置し、加圧して未硬化の2P樹脂
を押し広げ、ガラス製基板側から紫外光を照射して2P
樹脂を硬化させた後、スタンパーから剥離することによ
り、所望の凹凸パターンを有する2P層を形成する。
内溝或いはプリフォーマット信号ピット等の凹凸パター
ンが形成されたスタンパー(電鋳法により原盤から転写
されてできた成形用金型)上に、液状の2P樹脂を塗布
し、ガラス製基板を配置し、加圧して未硬化の2P樹脂
を押し広げ、ガラス製基板側から紫外光を照射して2P
樹脂を硬化させた後、スタンパーから剥離することによ
り、所望の凹凸パターンを有する2P層を形成する。
【0012】この場合の案内溝及び/又は信号ピット等
の凹凸パターン形成材料である2P樹脂としては、例え
ば、 (a)光ラジカル重合可能なプレポリマー、モノマー、
及び光ラジカル重合開始剤を主成分とする光ラジカル重
合組成物、 (b)光カチオン重合可能なプレポリマー、モノマー、
及び光カチオン重合開始剤を主成分とする光カチオン重
合組成物 (c)光ラジカル重合組成物及び光カチオン重合組成物
を混合した組成物、等の紫外光により硬化する組成物等
である。
の凹凸パターン形成材料である2P樹脂としては、例え
ば、 (a)光ラジカル重合可能なプレポリマー、モノマー、
及び光ラジカル重合開始剤を主成分とする光ラジカル重
合組成物、 (b)光カチオン重合可能なプレポリマー、モノマー、
及び光カチオン重合開始剤を主成分とする光カチオン重
合組成物 (c)光ラジカル重合組成物及び光カチオン重合組成物
を混合した組成物、等の紫外光により硬化する組成物等
である。
【0013】プレポリマーとしては、例えば、ポリエス
テル、ポリエーテル、エポキシ、ポリカーボネート、ウ
レタン等の骨格に、官能基としてアクリロイル基、メタ
クリロイル基を2つ以上付加したウレタンアクリレー
ト、エポキシアクリレート、ポリカーボネート等が用い
られる。それぞれの化学構造及び分子量によって、2P
樹脂のスタンパ上での広がり易さ或いは硬化物のスタン
パからの離型性といった成形性、硬化物の硬度、柔軟
性、接着性、耐熱性、耐湿性といった光ディスク用基板
としての特性に、重大な影響を及ぼす成分である。
テル、ポリエーテル、エポキシ、ポリカーボネート、ウ
レタン等の骨格に、官能基としてアクリロイル基、メタ
クリロイル基を2つ以上付加したウレタンアクリレー
ト、エポキシアクリレート、ポリカーボネート等が用い
られる。それぞれの化学構造及び分子量によって、2P
樹脂のスタンパ上での広がり易さ或いは硬化物のスタン
パからの離型性といった成形性、硬化物の硬度、柔軟
性、接着性、耐熱性、耐湿性といった光ディスク用基板
としての特性に、重大な影響を及ぼす成分である。
【0014】モノマーとしては、例えば、低分子量で1
〜3官能モノマーが用いられる場合が多い。官能基は、
アクリロイル基、メタクリロイル基が多いが、スチレ
ン、N−ビニルピロリドン等のビニル基を有するものも
用いられる。一般にプレポリマーは粘度が高く、単体で
は2P成形を行うのが困難なため、モノマーを反応性希
釈剤として配合し、2P樹脂の流動性を調製するのに用
いる。またモノマーの官能基数により、硬化物の架橋密
度が異なる。例えば、3官能以上のモノマーを用いるこ
とにより、硬化物の架橋密度が増加し、硬度、ヤング
率、耐湿熱性が向上する。反面、硬化物が脆くなった
り、或いは接着性、スタンパーからの離型性等に悪影響
を及ぼすこともあるため、多官能モノマーの選定は非常
に重要である。
〜3官能モノマーが用いられる場合が多い。官能基は、
アクリロイル基、メタクリロイル基が多いが、スチレ
ン、N−ビニルピロリドン等のビニル基を有するものも
用いられる。一般にプレポリマーは粘度が高く、単体で
は2P成形を行うのが困難なため、モノマーを反応性希
釈剤として配合し、2P樹脂の流動性を調製するのに用
いる。またモノマーの官能基数により、硬化物の架橋密
度が異なる。例えば、3官能以上のモノマーを用いるこ
とにより、硬化物の架橋密度が増加し、硬度、ヤング
率、耐湿熱性が向上する。反面、硬化物が脆くなった
り、或いは接着性、スタンパーからの離型性等に悪影響
を及ぼすこともあるため、多官能モノマーの選定は非常
に重要である。
【0015】本発明の2P樹脂に紫外線を照射し重合反
応させる場合、適当な光重合開始剤を加えることにより
速やかに重合反応を行うことができる。この光重合開始
剤とは、紫外線或は可視光線を照射することにより、そ
の特定波長を吸収し電子的励起状態となりラジカルを発
生する化合物で、3重項状態にある光重合開始剤分子自
身が開裂してラジカルを生成する分子内結合開裂型、或
いは3重項状態にある光重合開始剤が水素供与体とコン
プレックスを作り、水素原子が光重合開始剤分子へ分子
間移動してラジカルを生成する分子間水素引き抜き型が
知られている。
応させる場合、適当な光重合開始剤を加えることにより
速やかに重合反応を行うことができる。この光重合開始
剤とは、紫外線或は可視光線を照射することにより、そ
の特定波長を吸収し電子的励起状態となりラジカルを発
生する化合物で、3重項状態にある光重合開始剤分子自
身が開裂してラジカルを生成する分子内結合開裂型、或
いは3重項状態にある光重合開始剤が水素供与体とコン
プレックスを作り、水素原子が光重合開始剤分子へ分子
間移動してラジカルを生成する分子間水素引き抜き型が
知られている。
【0016】光重合開始剤としては、例えば、4−フェ
ノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジク
ロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデ
シルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
−1−オン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾフェノ
ン、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフ
ェノン等が挙げられるが、これらの光重合開始剤は単独
或いは2種以上を混合して用いることができる。2P樹
脂中の光重合開始剤の配合比は、2〜10重量%が好ま
しい。
ノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジク
ロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデ
シルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン
−1−オン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾフェノ
ン、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフ
ェノン等が挙げられるが、これらの光重合開始剤は単独
或いは2種以上を混合して用いることができる。2P樹
脂中の光重合開始剤の配合比は、2〜10重量%が好ま
しい。
【0017】
【作用】本発明によれば、2ヶ以上のノズルを用いて樹
脂を供給することにより、供給された樹脂の樹脂山の高
さが同一円周内で差がないために、均一に透明基板と接
地し、また成形工程において泡の混入がなくなり、樹脂
の広がり具合も同心円上に均一に広がり、安定した性能
をもつ光ディスク用2P基板が得られる。
脂を供給することにより、供給された樹脂の樹脂山の高
さが同一円周内で差がないために、均一に透明基板と接
地し、また成形工程において泡の混入がなくなり、樹脂
の広がり具合も同心円上に均一に広がり、安定した性能
をもつ光ディスク用2P基板が得られる。
【0018】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
【0019】(実施例1)図1に示したように、案内溝
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
1金型(3a)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、2P樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.1金型(3
a)及び透明基板を介して圧力をかけ、2P樹脂を押し
広げた結果、図2に示したように、2P樹脂の広がり具
合が同心円上に均一に広がらず、 No.1金型(3a)と
同様に転写することができなかった。
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
1金型(3a)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、2P樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.1金型(3
a)及び透明基板を介して圧力をかけ、2P樹脂を押し
広げた結果、図2に示したように、2P樹脂の広がり具
合が同心円上に均一に広がらず、 No.1金型(3a)と
同様に転写することができなかった。
【0020】次に、 No.1金型(3a)を使用して、図
2において2P樹脂が広がらなかった部分に、樹脂を塗
布するノズルを1本追加し、図3に示したように、2本
のノズル(1a、1b)で2P樹脂を塗布した。その
後、2P樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.1金型(3
a)及び透明基板を介して圧力をかけ、2P樹脂を押し
広げた結果、図4に示したように、樹脂の広がり具合が
同心円上に均一に広がり、 No.1金型(3a)と同様に
転写することができた。
2において2P樹脂が広がらなかった部分に、樹脂を塗
布するノズルを1本追加し、図3に示したように、2本
のノズル(1a、1b)で2P樹脂を塗布した。その
後、2P樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.1金型(3
a)及び透明基板を介して圧力をかけ、2P樹脂を押し
広げた結果、図4に示したように、樹脂の広がり具合が
同心円上に均一に広がり、 No.1金型(3a)と同様に
転写することができた。
【0021】(実施例2)図1に示したように、案内溝
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
2金型(3b)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピ
ットの凹凸パターンが設けられた No.2金型(3b)及
び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂を押し広げた結
果、図5に示したように、樹脂の広がり具合が同心円上
に均一に広がらず、 No.2金型(3b)と同様に転写す
ることができなかった。
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
2金型(3b)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピ
ットの凹凸パターンが設けられた No.2金型(3b)及
び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂を押し広げた結
果、図5に示したように、樹脂の広がり具合が同心円上
に均一に広がらず、 No.2金型(3b)と同様に転写す
ることができなかった。
【0022】次に、 No.2金型(3b)を使用して、図
5において樹脂が広がらなかった部分2ヶ所に、樹脂を
塗布するノズルをそれぞれ追加し、図6に示したよう
に、3本のノズル(1a、1b、1c)で樹脂を塗布し
た。
5において樹脂が広がらなかった部分2ヶ所に、樹脂を
塗布するノズルをそれぞれ追加し、図6に示したよう
に、3本のノズル(1a、1b、1c)で樹脂を塗布し
た。
【0023】その後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
2金型(3b)及び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂
を押し広げた結果、図4に示したのと同様に、樹脂の広
がり具合が同心円上に均一に広がり、 No.2金型(3
b)と同様に転写することができた。
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
2金型(3b)及び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂
を押し広げた結果、図4に示したのと同様に、樹脂の広
がり具合が同心円上に均一に広がり、 No.2金型(3
b)と同様に転写することができた。
【0024】(比較例1)図1に示したように、案内溝
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
1金型(3a)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピ
ットの凹凸パターンが設けられた No.1金型(3a)及
び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂を押し広げた結
果、図2に示したのと同様に、樹脂の広がり具合が同心
円上に均一に広がらず、No.1金型(3a)と同様に転
写することができなかった。
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
1金型(3a)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピ
ットの凹凸パターンが設けられた No.1金型(3a)及
び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂を押し広げた結
果、図2に示したのと同様に、樹脂の広がり具合が同心
円上に均一に広がらず、No.1金型(3a)と同様に転
写することができなかった。
【0025】(比較例2)図1に示したように、案内溝
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
2金型(3b)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピ
ットの凹凸パターンが設けられた No.2金型(3b)及
び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂を押し広げた結
果、図5に示したのと同様に、樹脂の広がり具合が同心
円上に均一に広がらず、 No.2金型(3b)と同様に転
写することができなかった。
及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた No.
2金型(3b)上に2P樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製「STM−402」)を、1本のノズル(1a)
で塗布圧0.5kg/cm2、 9.50秒塗布した。その
後、樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピ
ットの凹凸パターンが設けられた No.2金型(3b)及
び透明基板を介して圧力をかけ、樹脂を押し広げた結
果、図5に示したのと同様に、樹脂の広がり具合が同心
円上に均一に広がらず、 No.2金型(3b)と同様に転
写することができなかった。
【0026】
【発明の効果】本発明の光ディスク用2P基板の成形方
法では、2ヶ以上のノズルを用いて樹脂を供給すること
により、供給された樹脂の樹脂山の高さが同一円周内で
差がないために、均一に透明基板と接地し、また成形工
程において泡の混入がなくなり、樹脂の広がり具合も同
心円上に均一に広がり、安定した性能をもつ光ディスク
用2P基板が得られる。
法では、2ヶ以上のノズルを用いて樹脂を供給すること
により、供給された樹脂の樹脂山の高さが同一円周内で
差がないために、均一に透明基板と接地し、また成形工
程において泡の混入がなくなり、樹脂の広がり具合も同
心円上に均一に広がり、安定した性能をもつ光ディスク
用2P基板が得られる。
【図1】1本のノズルで樹脂を、案内溝及び/又は信号
ピットの凹凸パターンが設けられたNo.1又はNo.2金型
上に塗布する従来の方法による第1工程を示す概念図で
ある。
ピットの凹凸パターンが設けられたNo.1又はNo.2金型
上に塗布する従来の方法による第1工程を示す概念図で
ある。
【図2】樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.1金型及び透
明基板を介して圧力をかけることによって、樹脂を押し
広げる第2工程を示した概念図である。
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.1金型及び透
明基板を介して圧力をかけることによって、樹脂を押し
広げる第2工程を示した概念図である。
【図3】実施例1における2本のノズルで樹脂を、案内
溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた N
o.1金型上に塗布する第1工程を示した概念図である。
溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設けられた N
o.1金型上に塗布する第1工程を示した概念図である。
【図4】実施例1及び実施例2における第1工程の後、
樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピット
の凹凸パターンが設けられた No.1、2金型及び透明基
板を介して圧力をかけることによって、樹脂を押し広げ
る第2工程を示した概念図である。
樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信号ピット
の凹凸パターンが設けられた No.1、2金型及び透明基
板を介して圧力をかけることによって、樹脂を押し広げ
る第2工程を示した概念図である。
【図5】樹脂上に透明基板をのせ、案内溝及び/又は信
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.2金型及び透
明基板を介して圧力をかけることによって、樹脂を押し
広げる第2工程を示した概念図である。
号ピットの凹凸パターンが設けられた No.2金型及び透
明基板を介して圧力をかけることによって、樹脂を押し
広げる第2工程を示した概念図である。
【図6】本発明による実施例2に記載の、3本のノズル
で樹脂を、案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パターン
が設けられたNo.2金型上に塗布する第1工程を示した
概念図である。
で樹脂を、案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パターン
が設けられたNo.2金型上に塗布する第1工程を示した
概念図である。
1a ノズル 1b ノズル 1c ノズル 2 第1工程において、塗布された樹脂 3a 案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設
けられたNo.1金型 3b 案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設
けられたNo.2金型 4 第2工程において、樹脂が押し広げられた部分 5 第2工程において、樹脂が広がらなかった部分
けられたNo.1金型 3b 案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パターンが設
けられたNo.2金型 4 第2工程において、樹脂が押し広げられた部分 5 第2工程において、樹脂が広がらなかった部分
Claims (1)
- 【請求項1】 案内溝及び/又は信号ピットの凹凸パタ
ーンが設けられた金型上に、供給ノズルを通じて光硬化
性樹脂を塗布する第1工程、光硬化性樹脂上に透明基板
をのせ、金型及び透明基板を介して圧力をかけることに
よって光硬化性樹脂を押し広げる第2工程、光硬化性樹
脂を硬化させる第3工程、金型と硬化した光硬化性樹脂
との間で剥離することによって透明基板上に案内溝及び
/又は信号ピットの凹凸パターンを有する樹脂層を形成
する第4工程からなる光ディスク用基板の成形方法にお
いて、2ヶ以上の供給ノズルから金型上に光硬化性樹脂
を供給することを特徴とする光ディスク用基板の成形方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007193A JPH06236583A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 光ディスク用2p基板の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007193A JPH06236583A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 光ディスク用2p基板の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06236583A true JPH06236583A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12016874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007193A Pending JPH06236583A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | 光ディスク用2p基板の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06236583A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227778A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 活性エネルギー線硬化性組成物、硬化物の製造方法及び積層体。 |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP2007193A patent/JPH06236583A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227778A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 活性エネルギー線硬化性組成物、硬化物の製造方法及び積層体。 |
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