JPH0623767Y2 - 平面ころ軸受 - Google Patents
平面ころ軸受Info
- Publication number
- JPH0623767Y2 JPH0623767Y2 JP1339488U JP1339488U JPH0623767Y2 JP H0623767 Y2 JPH0623767 Y2 JP H0623767Y2 JP 1339488 U JP1339488 U JP 1339488U JP 1339488 U JP1339488 U JP 1339488U JP H0623767 Y2 JPH0623767 Y2 JP H0623767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- windows
- jib
- sliding
- stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本願考案は相対向する2つの平面を軌道面として、この
軌道面間の長手方向にころを平行に並べて有限の直線運
動をする平面ころ軸受に関する考案である。
軌道面間の長手方向にころを平行に並べて有限の直線運
動をする平面ころ軸受に関する考案である。
・従来の技術 平面ころ軸受はころと保持器という軸受として最も単純
な構成となっているため、直動精度が高く、超精密なサ
ブミクロン精度の工作機械(例えば、マシニング セン
ター等)の摺動部分に使用されることが多い。
な構成となっているため、直動精度が高く、超精密なサ
ブミクロン精度の工作機械(例えば、マシニング セン
ター等)の摺動部分に使用されることが多い。
ころ用保持器の役目はころ同士の接触を防止して摺動抵
抗を少なくしたり、ころのスキューを防止するなどが挙
げられるが、使用条件が厳しくなるにしたがって、軌道
面と保持器の接触による滑り摩擦抵抗も無視することが
できない状況が多くなってきた。
抗を少なくしたり、ころのスキューを防止するなどが挙
げられるが、使用条件が厳しくなるにしたがって、軌道
面と保持器の接触による滑り摩擦抵抗も無視することが
できない状況が多くなってきた。
保持器を軌道面に接触させない技術としては、保持器が
自重によって軌道面と接触する前に、ころと保持器を接
触させる方法(通称:ローラー持たせ)が実施されてい
た。
自重によって軌道面と接触する前に、ころと保持器を接
触させる方法(通称:ローラー持たせ)が実施されてい
た。
この方法は保持器の精度がよい場合は、保持器はころと
接触して、軌道面とは接触しないようになったが、保持
器の精度が多少悪い場合や軸受の使用中に保持器の窓部
分が摩耗した場合などには保持器と軌道面が接触し、徐
々に摩耗するといった不具合が発生した。
接触して、軌道面とは接触しないようになったが、保持
器の精度が多少悪い場合や軸受の使用中に保持器の窓部
分が摩耗した場合などには保持器と軌道面が接触し、徐
々に摩耗するといった不具合が発生した。
・考案が解決しようとする課題 本願考案は軌道面と保持器の接触を防止して、ころの円
滑な転がり運動を推進すると共に、ころの中央付近で案
内させてころのスキューを極力押さえた保持器を有する
平面ころ軸受を安価に提供することを目的としている。
滑な転がり運動を推進すると共に、ころの中央付近で案
内させてころのスキューを極力押さえた保持器を有する
平面ころ軸受を安価に提供することを目的としている。
・課題を解決するための手段 本願考案はこの要求に十分対応するために、次の構成を
有する。
有する。
(1)略長方形で板状の部材の長手方向に複数個の窓を形
成した保持器と、前記保持器の窓に嵌合されたころとか
らなる平面ころ軸受において、前記保持器の複数個の窓
の内、保持器の2箇所以上には複数の窓にまたがって挿
入されたすべりジブが各窓内に嵌合し、窓間のステーと
固着されており、前記すべりジブはころ直径よりもわず
かに小さな厚さに形成されると共に保持器の上下両面よ
りも突出して、ころと接触する軌道面と接触できるよう
になっている平面ころ軸受。
成した保持器と、前記保持器の窓に嵌合されたころとか
らなる平面ころ軸受において、前記保持器の複数個の窓
の内、保持器の2箇所以上には複数の窓にまたがって挿
入されたすべりジブが各窓内に嵌合し、窓間のステーと
固着されており、前記すべりジブはころ直径よりもわず
かに小さな厚さに形成されると共に保持器の上下両面よ
りも突出して、ころと接触する軌道面と接触できるよう
になっている平面ころ軸受。
(2)前記すべりジブが嵌合する保持器の窓間に形成され
たステーには、その両端に残存部を残して中央部が切欠
されており、すべりジブの前記残存部に対応する箇所に
は切欠溝が形成されている前記1項記載の平面ころ軸
受。
たステーには、その両端に残存部を残して中央部が切欠
されており、すべりジブの前記残存部に対応する箇所に
は切欠溝が形成されている前記1項記載の平面ころ軸
受。
・作用 本願考案は、ころ径よりもわずかに小さい厚さのすべり
ジブを保持器の2個以上の窓にまたがって挿入し、保持
器の上下両面から突出させて、ステーと固着させること
によって、保持器が軌道面に接触せず、ころの中央部分
で案内させるようにしたものである。
ジブを保持器の2個以上の窓にまたがって挿入し、保持
器の上下両面から突出させて、ステーと固着させること
によって、保持器が軌道面に接触せず、ころの中央部分
で案内させるようにしたものである。
・実施例 第1図〜第4図の図面は本願考案の実施例を示すもの
で、第1図は本願考案の第1の実施例を示す平面ころ軸
受の投影図、第2図は第1図のAA断面した側面図、第
3図は第1の実施例の保持器を示す投影図、第4図
(a)は第1の実施例のすべりジブを示す投影図、第4
図(b)は第2の実施例のすべりジブを示す投影図であ
る。
で、第1図は本願考案の第1の実施例を示す平面ころ軸
受の投影図、第2図は第1図のAA断面した側面図、第
3図は第1の実施例の保持器を示す投影図、第4図
(a)は第1の実施例のすべりジブを示す投影図、第4
図(b)は第2の実施例のすべりジブを示す投影図であ
る。
第1図は最も一般的な平面ころ軸受に本願考案を実施し
た例を示すものである。薄板状の長方形形状の長手方向
に略等間隔にころ用の窓2aを複数個形成した保持器2
にころ1が嵌合された平面ころ軸受が示されており、そ
の保持器2の右端から二つ目と三つ目の窓2aには保持
器2の表面からころ1と同様に突出したすべりジブ3が
嵌合・固着されている。図は省略したが、保持器2の左
端付近の窓2aも同様にすべりジブ3が嵌合・固着され
ており、すべりジブ3が保持器2を両端で支持したよう
になっている。
た例を示すものである。薄板状の長方形形状の長手方向
に略等間隔にころ用の窓2aを複数個形成した保持器2
にころ1が嵌合された平面ころ軸受が示されており、そ
の保持器2の右端から二つ目と三つ目の窓2aには保持
器2の表面からころ1と同様に突出したすべりジブ3が
嵌合・固着されている。図は省略したが、保持器2の左
端付近の窓2aも同様にすべりジブ3が嵌合・固着され
ており、すべりジブ3が保持器2を両端で支持したよう
になっている。
第2図は第1図のAA断面した側面図である。保持器2
の端面から第2番目の窓2aと第3目の窓2aにまたが
って、すべりジブ3が嵌合され、ステー2dに皿ビス4
によって固着されている。
の端面から第2番目の窓2aと第3目の窓2aにまたが
って、すべりジブ3が嵌合され、ステー2dに皿ビス4
によって固着されている。
すべりジブ3を保持器2内に間隔を置いて配置すること
により、窓2aがころ1を保持しない形式であっても、
保持器2をころ1の中心付近で案内・保持しするため、
保持器2と軌道面5は接触することがなく、ころの案内
も円滑に行うことができる。
により、窓2aがころ1を保持しない形式であっても、
保持器2をころ1の中心付近で案内・保持しするため、
保持器2と軌道面5は接触することがなく、ころの案内
も円滑に行うことができる。
第3図は本願考案の第1の実施例の保持器の投影図であ
る。端面から第2の窓2aと第3の窓2aとの境目のス
テー2dは、その中央部分で切欠されており、残存部2
bがステー2dの両端に残されている。すべりジブ3は
第2の窓2aと第3の窓にまたがって嵌合され、ステー
の残存部2cと皿ビス4などの固定具によって保持器2
に固着される。
る。端面から第2の窓2aと第3の窓2aとの境目のス
テー2dは、その中央部分で切欠されており、残存部2
bがステー2dの両端に残されている。すべりジブ3は
第2の窓2aと第3の窓にまたがって嵌合され、ステー
の残存部2cと皿ビス4などの固定具によって保持器2
に固着される。
第4図はすべりジブ3の各種の実施例を示す投影図であ
る。第4図(a)は第1の実施例のすべりジブ3であ
る。第1の実施例のすべりジブ3が挿入される窓2aに
は残存部2bを有するため、すべりジブ3には残存部2
bを挿入するための切欠溝3aが両端付近に形成されて
いる。
る。第4図(a)は第1の実施例のすべりジブ3であ
る。第1の実施例のすべりジブ3が挿入される窓2aに
は残存部2bを有するため、すべりジブ3には残存部2
bを挿入するための切欠溝3aが両端付近に形成されて
いる。
第4図(b)は保持器のステーをそのまま使用する時の
すべりジブを示したものである。保持器の形状は略断面
M字状に形成されたものを使用する。すべりジブ3はこ
のM字の底部を逃げるため切欠溝3aの他に、切欠溝3
aの中央部分に逃げ孔3dが形成されている。
すべりジブを示したものである。保持器の形状は略断面
M字状に形成されたものを使用する。すべりジブ3はこ
のM字の底部を逃げるため切欠溝3aの他に、切欠溝3
aの中央部分に逃げ孔3dが形成されている。
また、第1の実施例の平板状の保持器をそのまま(ステ
ーの一部を切欠しない)で使用するときは、第4図
(a)で示した両端に形成された切欠溝3aを連結して
一つの溝とすればよい。
ーの一部を切欠しない)で使用するときは、第4図
(a)で示した両端に形成された切欠溝3aを連結して
一つの溝とすればよい。
図は省略したが、すべりジブは窓間のステーに固着され
ていればよく、2部材にしてステーを挟むように固着す
ることも可能である。
ていればよく、2部材にしてステーを挟むように固着す
ることも可能である。
図示したすべりジブの例は、二つの窓にまたがって挿入
される形式のものであるが、必要に応じて、窓数を三つ
以上にしても実施可能である。
される形式のものであるが、必要に応じて、窓数を三つ
以上にしても実施可能である。
さらに保持器の形式は窓が単列なものばかりでなく、V
字状の複列なものにも実施でき、一列中のすべりジブの
ピッチについても2箇所以上であればよく、各種の配置
が選定できる。
字状の複列なものにも実施でき、一列中のすべりジブの
ピッチについても2箇所以上であればよく、各種の配置
が選定できる。
このようにすべりジブを複数の窓にまたがって嵌合し、
ステー部分で固着することにより、すべりジブをより単
純な形状とすることができ、すべりジブの加工コストを
低減させるばかりでなく、複雑な形状に加工しにくいP
TFEなどのすべり軸受用プラスチックをも容易に活用
することができる。
ステー部分で固着することにより、すべりジブをより単
純な形状とすることができ、すべりジブの加工コストを
低減させるばかりでなく、複雑な形状に加工しにくいP
TFEなどのすべり軸受用プラスチックをも容易に活用
することができる。
・考案の効果 本願考案は次の効果を有する。
保持器の寸法精度が多少悪くても保持器と軌道面が接
触しないので、保持器と軌道面とによる摩耗がない。
触しないので、保持器と軌道面とによる摩耗がない。
すべりジブを広い範囲のすべり軸受用材料で製作でき
るため、すべりジブと軌道面との抵抗が少なく、摺動抵
抗を減少させることができる。
るため、すべりジブと軌道面との抵抗が少なく、摺動抵
抗を減少させることができる。
保持器をころのほぼ中央付近にセットすることができ
るため、保持器の中央で安定的にころを案内でき、スキ
ューを減少させることができる。
るため、保持器の中央で安定的にころを案内でき、スキ
ューを減少させることができる。
すべりジブの形状が単純となるため、安価に製作する
ことができる。
ことができる。
摩耗粉が減少するため、高精度が長期間維持できると
共に軸受寿命を延長させることができる。
共に軸受寿命を延長させることができる。
第1図〜第4図の図面は本願考案の実施例を示すもの
で、第1図は本願考案の第1の実施例を示す平面ころ軸
受の投影図、第2図は第1図のAA断面した側面図、第
3図は第1の実施例の保持器を示す投影図、第4図
(a)は第1の実施例のすべりジブを示す投影図、第4
図(b)は第2の実施例のすべりジブを示す投影図であ
る。 1:ころ 2:保持器 2a:窓 2b:残存部 2c:取付け孔 2d:ステー 3:すべりジブ 3a:切欠溝 3b:すべり面 3c:取付け孔 3d:逃げ孔 4:皿ビス 5:軌道面
で、第1図は本願考案の第1の実施例を示す平面ころ軸
受の投影図、第2図は第1図のAA断面した側面図、第
3図は第1の実施例の保持器を示す投影図、第4図
(a)は第1の実施例のすべりジブを示す投影図、第4
図(b)は第2の実施例のすべりジブを示す投影図であ
る。 1:ころ 2:保持器 2a:窓 2b:残存部 2c:取付け孔 2d:ステー 3:すべりジブ 3a:切欠溝 3b:すべり面 3c:取付け孔 3d:逃げ孔 4:皿ビス 5:軌道面
Claims (2)
- 【請求項1】略長方形で板状の部材の長手方向に複数個
の窓を形成した保持器と、前記保持器の窓に嵌合された
ころとからなる平面ころ軸受において、前記保持器の複
数個の窓の内、保持器の2箇所以上には複数の窓にまた
がって形成されたすべりジブが各窓内に嵌合されてステ
ーと固着されており、前記すべりジブはころ直径よりも
わずかに小さな厚さに形成されると共に保持器の上下両
面よりも突出して、ころと接触する軌道面と接触できる
ようになっていることを特徴とする平面ころ軸受。 - 【請求項2】前記すべりジブが嵌合する保持器の窓間に
形成されたステーには、その両端に残存部を残して中央
部が切欠されており、すべりジブの前記残存部に対応す
る箇所には切欠溝が形成されていることを特徴する請求
項1記載の平面ころ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1339488U JPH0623767Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 平面ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1339488U JPH0623767Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 平面ころ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01118222U JPH01118222U (ja) | 1989-08-10 |
| JPH0623767Y2 true JPH0623767Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31223663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1339488U Expired - Lifetime JPH0623767Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 平面ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623767Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101450144B1 (ko) * | 2013-11-26 | 2014-10-16 | 연세대학교 산학협력단 | Mems 구조물을 위한 마이크로 가이드 및 그 제작방법 |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP1339488U patent/JPH0623767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101450144B1 (ko) * | 2013-11-26 | 2014-10-16 | 연세대학교 산학협력단 | Mems 구조물을 위한 마이크로 가이드 및 그 제작방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01118222U (ja) | 1989-08-10 |
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