JPH06239198A - 車両のエアバック装置 - Google Patents
車両のエアバック装置Info
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- JPH06239198A JPH06239198A JP5028172A JP2817293A JPH06239198A JP H06239198 A JPH06239198 A JP H06239198A JP 5028172 A JP5028172 A JP 5028172A JP 2817293 A JP2817293 A JP 2817293A JP H06239198 A JPH06239198 A JP H06239198A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/34—Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
- B60R21/36—Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using airbags
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/18—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
- B60R19/20—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact containing mainly gas or liquid, e.g. inflatable
- B60R19/205—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact containing mainly gas or liquid, e.g. inflatable inflatable in the direction of an obstacle upon impending impact, e.g. using air bags
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、自動車との不慮の衝突の際に、
歩行者等の弱者の損害を最小限に抑えることができる車
両のエアバック装置を得ることを目的とする。 【構成】 エアバック装置はインフレータとこのインフ
レータに内部が気密を保持されるように取り付けられた
エアバック72とから構成され、自動車20のバンパー
11上の前面フード12の内部に収納されている。この
エアバック72は、衝突予測時の展開形状が、その上面
72Uがウインドスクリーン13の下端より低い位置に
なるように、その下面72Lが路面に近接するように、
その前面72Fがバンパー11を覆い、かつ、その上面
視形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とする略くさ
び状となるように、構成されている。
歩行者等の弱者の損害を最小限に抑えることができる車
両のエアバック装置を得ることを目的とする。 【構成】 エアバック装置はインフレータとこのインフ
レータに内部が気密を保持されるように取り付けられた
エアバック72とから構成され、自動車20のバンパー
11上の前面フード12の内部に収納されている。この
エアバック72は、衝突予測時の展開形状が、その上面
72Uがウインドスクリーン13の下端より低い位置に
なるように、その下面72Lが路面に近接するように、
その前面72Fがバンパー11を覆い、かつ、その上面
視形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とする略くさ
び状となるように、構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の車両に搭
載されて車両の衝突の際に動作する保護装置に関し、特
に車両に対する歩行者等の弱者を、車両との不慮の衝突
時に保護する車両のエアバック装置に関するものであ
る。
載されて車両の衝突の際に動作する保護装置に関し、特
に車両に対する歩行者等の弱者を、車両との不慮の衝突
時に保護する車両のエアバック装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車においては、他の自動車あ
るいは路側障害物との衝突時に乗員を保護する運転席や
助手席エアバック装置の装着率が高まりつつあり、衝突
時にエアバック装置が動作して乗員の受けるダメージを
低減するのに役立っている。一方、運転手の単純な運転
操作ミス、他の自動車との衝突回避時の操蛇による不可
避の車線逸脱あるいは歩行者等の急な車線への飛び出し
等様々な原因で、自動車と歩行者等自動車に対する弱者
との衝突事故も日常的に発生している。
るいは路側障害物との衝突時に乗員を保護する運転席や
助手席エアバック装置の装着率が高まりつつあり、衝突
時にエアバック装置が動作して乗員の受けるダメージを
低減するのに役立っている。一方、運転手の単純な運転
操作ミス、他の自動車との衝突回避時の操蛇による不可
避の車線逸脱あるいは歩行者等の急な車線への飛び出し
等様々な原因で、自動車と歩行者等自動車に対する弱者
との衝突事故も日常的に発生している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車は以上の
ように、衝突の際に乗員を保護する保護装置は装備され
ているものの、歩行者等の弱者を保護する保護装置が全
く装備されていないので、歩行者等と自動車との不慮の
衝突の際には、自動車のバンパー等で跳ね飛ばされた
り、車体の下部に巻き込まれたり、タイヤでひかれる
等、これら弱者側が極めて悲惨で多大な身体的、物質的
損害を被ってしまうという課題があった。
ように、衝突の際に乗員を保護する保護装置は装備され
ているものの、歩行者等の弱者を保護する保護装置が全
く装備されていないので、歩行者等と自動車との不慮の
衝突の際には、自動車のバンパー等で跳ね飛ばされた
り、車体の下部に巻き込まれたり、タイヤでひかれる
等、これら弱者側が極めて悲惨で多大な身体的、物質的
損害を被ってしまうという課題があった。
【0004】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、自動車との不慮の衝突の際に、
歩行者等の弱者側の損害を最小限に抑えることができる
車両のエアバック装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、自動車との不慮の衝突の際に、
歩行者等の弱者側の損害を最小限に抑えることができる
車両のエアバック装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る車両のエアバック装置は、非作動時には車両進行方
向前端部に収納され、車両進行方向の障害物との衝突が
予測された時に車両進行方向に向かって展開するエアバ
ックを備え、エアバックは、展開時に、その下面が路面
と近接し、その上面が車両のウインドスクリーンの下端
以下に位置し、その前面が少なくとも車両のバンパーを
覆い、かつ、その上面視形状が車両中心軸上のその前端
部を頂点とする略くさび状となる展開形状としたもので
ある。
係る車両のエアバック装置は、非作動時には車両進行方
向前端部に収納され、車両進行方向の障害物との衝突が
予測された時に車両進行方向に向かって展開するエアバ
ックを備え、エアバックは、展開時に、その下面が路面
と近接し、その上面が車両のウインドスクリーンの下端
以下に位置し、その前面が少なくとも車両のバンパーを
覆い、かつ、その上面視形状が車両中心軸上のその前端
部を頂点とする略くさび状となる展開形状としたもので
ある。
【0006】また、この発明の第2の発明に係る車両の
エアバック装置は、非作動時にはボンネット車進行方向
前端部に収納され、ボンネット車進行方向の障害物との
衝突が予測された時にボンネット車進行方向に向かって
展開するエアバックを備え、エアバックは、展開時に、
その下面が路面と近接し、その上面が少なくともボンネ
ット車のフードトップの一部を覆い、その前面が少なく
ともボンネット車のバンパーを覆い、かつ、その上面視
形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とする略くさび
状となる展開形状としたものである。
エアバック装置は、非作動時にはボンネット車進行方向
前端部に収納され、ボンネット車進行方向の障害物との
衝突が予測された時にボンネット車進行方向に向かって
展開するエアバックを備え、エアバックは、展開時に、
その下面が路面と近接し、その上面が少なくともボンネ
ット車のフードトップの一部を覆い、その前面が少なく
ともボンネット車のバンパーを覆い、かつ、その上面視
形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とする略くさび
状となる展開形状としたものである。
【0007】また、この発明の第3の発明に係る車両の
エアバック装置は、非作動時には車両進行方向前端部に
収納され、車両進行方向の障害物との衝突が予測された
時に車両進行方向に向かって展開する複数のエアバック
を備え、複数のエアバックは、展開した際の少なくとも
前面および上面が隣接するエアバック間で互いに結合さ
れているとともに、展開時に、その下面が路面と近接
し、その上面が車両のウインドスクリーンの下端以下に
位置し、その前面が少なくとも車両のバンパーを覆い、
かつ、その上面視形状が車両中心軸上のその前端部を頂
点とする略くさび状となる展開形状としたものである。
エアバック装置は、非作動時には車両進行方向前端部に
収納され、車両進行方向の障害物との衝突が予測された
時に車両進行方向に向かって展開する複数のエアバック
を備え、複数のエアバックは、展開した際の少なくとも
前面および上面が隣接するエアバック間で互いに結合さ
れているとともに、展開時に、その下面が路面と近接
し、その上面が車両のウインドスクリーンの下端以下に
位置し、その前面が少なくとも車両のバンパーを覆い、
かつ、その上面視形状が車両中心軸上のその前端部を頂
点とする略くさび状となる展開形状としたものである。
【0008】
【作用】この発明の第1の発明においては、車両進行方
向の障害物との衝突が予測された時に、エアバックが、
その下面が路面と近接し、その上面が車両のウインドス
クリーンの下端以下に位置し、その前面が少なくとも車
両のバンパーを覆い、かつ、その上面視形状が車両中心
軸上のその前端部を頂点とする略くさび状となるように
展開するので、歩行者等が不慮に衝突した際に、歩行者
等がバンパーに直接接触せず衝突時の衝撃力が緩和され
るとともに、車両進行方向の外側に誘導され、さらに衝
突前に転倒しても車体下部に巻き込まれるのが防止され
る。
向の障害物との衝突が予測された時に、エアバックが、
その下面が路面と近接し、その上面が車両のウインドス
クリーンの下端以下に位置し、その前面が少なくとも車
両のバンパーを覆い、かつ、その上面視形状が車両中心
軸上のその前端部を頂点とする略くさび状となるように
展開するので、歩行者等が不慮に衝突した際に、歩行者
等がバンパーに直接接触せず衝突時の衝撃力が緩和され
るとともに、車両進行方向の外側に誘導され、さらに衝
突前に転倒しても車体下部に巻き込まれるのが防止され
る。
【0009】また、この発明の第2の発明においては、
車両進行方向の障害物との衝突が予測された時に、エア
バックが、その下面が路面と近接し、その上面が少なく
ともボンネット車のフードトップの一部を覆い、その前
面が少なくともボンネット車のバンパーを覆い、かつ、
その上面視形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とす
る略くさび状となるように展開するので、上記第1の発
明と同様に作用するとともに、ボンネット車のバンパー
の位置が歩行者の重心より低いことにより歩行者が衝突
時にフードトップ上に倒れても、その衝撃力が緩和され
る。
車両進行方向の障害物との衝突が予測された時に、エア
バックが、その下面が路面と近接し、その上面が少なく
ともボンネット車のフードトップの一部を覆い、その前
面が少なくともボンネット車のバンパーを覆い、かつ、
その上面視形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とす
る略くさび状となるように展開するので、上記第1の発
明と同様に作用するとともに、ボンネット車のバンパー
の位置が歩行者の重心より低いことにより歩行者が衝突
時にフードトップ上に倒れても、その衝撃力が緩和され
る。
【0010】また、この発明の第3の発明においては、
複数のエアバックが、展開した際の少なくとも前面およ
び上面が隣接するエアバック間で互いに結合されている
ので、1つ当たりのエアバックの容積が小さくなり、展
開速度が速められる。
複数のエアバックが、展開した際の少なくとも前面およ
び上面が隣接するエアバック間で互いに結合されている
ので、1つ当たりのエアバックの容積が小さくなり、展
開速度が速められる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.この実施例1は、この発明の第1の発明に係
る一実施例である。図1はこの発明の実施例1に係る車
両のエアバック装置におけるエアバック作動システムの
全体構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施例1
に係る車両のエアバック装置を搭載した自動車を示す模
式図であり、図において1は例えば超音波式センサで構
成され、自動車20の前端部の左右、中央の3カ所に取
り付けられた障害物検知センサ、2は自動車20の前、
後車輪近傍に取り付けられた車速センサ、3は自動車2
0に取り付けられた加速度センサ、4はブレーキスイッ
チ、5はアクセルスイッチである。6はマイクロプロセ
ッサを内蔵した衝突予測部、7は自動車20の前端部に
搭載されたエアバック装置、8は計器板に配設された衝
突警報部、9はシートベルトテンション駆動部、10は
シートベルトである。
る。 実施例1.この実施例1は、この発明の第1の発明に係
る一実施例である。図1はこの発明の実施例1に係る車
両のエアバック装置におけるエアバック作動システムの
全体構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施例1
に係る車両のエアバック装置を搭載した自動車を示す模
式図であり、図において1は例えば超音波式センサで構
成され、自動車20の前端部の左右、中央の3カ所に取
り付けられた障害物検知センサ、2は自動車20の前、
後車輪近傍に取り付けられた車速センサ、3は自動車2
0に取り付けられた加速度センサ、4はブレーキスイッ
チ、5はアクセルスイッチである。6はマイクロプロセ
ッサを内蔵した衝突予測部、7は自動車20の前端部に
搭載されたエアバック装置、8は計器板に配設された衝
突警報部、9はシートベルトテンション駆動部、10は
シートベルトである。
【0012】なお、障害物検知センサ1、車速センサ
2、加速度センサ3、ブレーキスイッチ4およびアクセ
ルスイッチ5が衝突予測部6の入力ポートに接続され、
エアバック装置7、衝突警報部8およびシートベルトテ
ンション駆動部9が衝突予測部6の出力ポートに接続さ
れている。
2、加速度センサ3、ブレーキスイッチ4およびアクセ
ルスイッチ5が衝突予測部6の入力ポートに接続され、
エアバック装置7、衝突警報部8およびシートベルトテ
ンション駆動部9が衝突予測部6の出力ポートに接続さ
れている。
【0013】つぎに、この実施例1によるエアバック作
動システムについて説明する。自動車20の前端部の3
カ所に取り付けられた各障害物検知センサ1は、例えば
超音波を自動車20の進行方向に出射し、進行方向にい
る歩行者等の障害物から反射された超音波を受信して、
自動車20の進行方向に障害物がいるか否かを検知して
いる。これらの障害物検知センサ1のいずれかにより自
動車20の進行方向に歩行者等の障害物がいることが検
知されると、障害物検知センサ1から検出信号が衝突予
測部6に出力される。そこで、衝突予測部6では、車速
センサ2から得られる前後車輪の車輪速度より演算され
る車両速度、加速度センサ3から得られる車体減速度、
さらにはブレーキスイッチ4およびアクセルスイッチ5
から得られる各ブレーキおよびアクセルペダルの踏み込
み状態に基づいて、前方障害物との衝突危険度を判定す
る。
動システムについて説明する。自動車20の前端部の3
カ所に取り付けられた各障害物検知センサ1は、例えば
超音波を自動車20の進行方向に出射し、進行方向にい
る歩行者等の障害物から反射された超音波を受信して、
自動車20の進行方向に障害物がいるか否かを検知して
いる。これらの障害物検知センサ1のいずれかにより自
動車20の進行方向に歩行者等の障害物がいることが検
知されると、障害物検知センサ1から検出信号が衝突予
測部6に出力される。そこで、衝突予測部6では、車速
センサ2から得られる前後車輪の車輪速度より演算され
る車両速度、加速度センサ3から得られる車体減速度、
さらにはブレーキスイッチ4およびアクセルスイッチ5
から得られる各ブレーキおよびアクセルペダルの踏み込
み状態に基づいて、前方障害物との衝突危険度を判定す
る。
【0014】ついで、前方障害物との衝突が予測される
と、衝突衝突部6は、衝突警報部8に衝突警報信号を出
力し、エアバック装置7にエアバック駆動信号を出力
し、さらにシートベルトテンション駆動部9に駆動信号
を出力する。そして、衝突警報部8では衝突警報信号に
より音声、表示等で運転者に警報し、エアバック装置7
ではエアバック駆動信号によりエアバックを進行方向に
向かって展開し、シートベルトテンション駆動部9では
駆動信号によりシートベルト10を緊張させて運転者の
運転姿勢を正し運転者の衝突回避動作を補佐する。
と、衝突衝突部6は、衝突警報部8に衝突警報信号を出
力し、エアバック装置7にエアバック駆動信号を出力
し、さらにシートベルトテンション駆動部9に駆動信号
を出力する。そして、衝突警報部8では衝突警報信号に
より音声、表示等で運転者に警報し、エアバック装置7
ではエアバック駆動信号によりエアバックを進行方向に
向かって展開し、シートベルトテンション駆動部9では
駆動信号によりシートベルト10を緊張させて運転者の
運転姿勢を正し運転者の衝突回避動作を補佐する。
【0015】ここで、エアバック装置7の構造を図3に
基づいて具体的に説明する。このエアバック装置7は、
インフレータ70、駆動回路部71、エアバック72、
一部に肉薄部である溝部73bが設けられた表面パネル
73aを有するケース73から構成されている。インフ
レータ70は、点火装置70a、伝火剤70b、ガス発
生剤70c、フィルター70dからなり、ケース73に
取り付けられている。エアバック72は、ケース73内
に内蔵され、その内部が気密を保持されるようにインフ
レータ70に取り付けられている。このように構成され
たエアバック装置7は、図4に示すように、ウインドス
クリーン13からの運転者の視界を遮らないように自動
車20のバンパー11上の前面フード12の内部に収納
され、ケース73がシャーシに係止されて装着され、常
時は表面パネル73aのみが車体表面に露出している。
そこで、この表面パネル73aの表面形状は自動車20
の前面デザインを考慮して決められている。
基づいて具体的に説明する。このエアバック装置7は、
インフレータ70、駆動回路部71、エアバック72、
一部に肉薄部である溝部73bが設けられた表面パネル
73aを有するケース73から構成されている。インフ
レータ70は、点火装置70a、伝火剤70b、ガス発
生剤70c、フィルター70dからなり、ケース73に
取り付けられている。エアバック72は、ケース73内
に内蔵され、その内部が気密を保持されるようにインフ
レータ70に取り付けられている。このように構成され
たエアバック装置7は、図4に示すように、ウインドス
クリーン13からの運転者の視界を遮らないように自動
車20のバンパー11上の前面フード12の内部に収納
され、ケース73がシャーシに係止されて装着され、常
時は表面パネル73aのみが車体表面に露出している。
そこで、この表面パネル73aの表面形状は自動車20
の前面デザインを考慮して決められている。
【0016】そこで、衝突予測部6からエアバック駆動
信号がエアバック装置7に出力されると、エアバック駆
動信号が駆動回路部71に入力されて、駆動回路部71
よりインフレータ70の点火装置70aに通電され、点
火装置70aのフィラメントが加熱し、これにより点火
装置70a内の点火剤が着火する。点火装置70aで発
生した火炎は、伝火剤70b、さらにガス発生剤70c
へと極めて短時間に伝播し、伝火剤70bの火炎により
ガス発生剤70cから多量の窒素ガスを発生させる。こ
の窒素ガスはフィルター70dを通過する際に、燃えカ
スが除去されるとともに冷却されてエアバック72内に
充満し、エアバック72を膨張させる。エアバック72
は膨張しながらケース73の表面パネル73aの溝部7
3bを押し破ってさらに膨張し、図5に示すように、自
動車20の前面のバンパー11を覆うように急激に展開
して、歩行者等が直接車体と衝突するのを防止する。
信号がエアバック装置7に出力されると、エアバック駆
動信号が駆動回路部71に入力されて、駆動回路部71
よりインフレータ70の点火装置70aに通電され、点
火装置70aのフィラメントが加熱し、これにより点火
装置70a内の点火剤が着火する。点火装置70aで発
生した火炎は、伝火剤70b、さらにガス発生剤70c
へと極めて短時間に伝播し、伝火剤70bの火炎により
ガス発生剤70cから多量の窒素ガスを発生させる。こ
の窒素ガスはフィルター70dを通過する際に、燃えカ
スが除去されるとともに冷却されてエアバック72内に
充満し、エアバック72を膨張させる。エアバック72
は膨張しながらケース73の表面パネル73aの溝部7
3bを押し破ってさらに膨張し、図5に示すように、自
動車20の前面のバンパー11を覆うように急激に展開
して、歩行者等が直接車体と衝突するのを防止する。
【0017】この時、展開時のエアバック72の上面7
2Uはウインドスクリーン13の下端よりも低い位置に
なるように設定されており、運転者の視界を遮って衝突
回避操作を妨げることが防止される。また、その下面7
2Lは路面に近接するように設定されており、衝突前に
歩行者等が転倒しても車体下部に巻き込まれることがな
い。さらに、その前面72Fは上面72Uから見て車体
の中心軸上のエアバック72の前端面を頂点とした略三
角形となるようなくさび形状に形成されており、歩行者
等はエアバック72に接触した後自動車20の進行方向
の外側へ誘導される。
2Uはウインドスクリーン13の下端よりも低い位置に
なるように設定されており、運転者の視界を遮って衝突
回避操作を妨げることが防止される。また、その下面7
2Lは路面に近接するように設定されており、衝突前に
歩行者等が転倒しても車体下部に巻き込まれることがな
い。さらに、その前面72Fは上面72Uから見て車体
の中心軸上のエアバック72の前端面を頂点とした略三
角形となるようなくさび形状に形成されており、歩行者
等はエアバック72に接触した後自動車20の進行方向
の外側へ誘導される。
【0018】このように実施例1によれば、エアバック
装置7のエアバック72が展開した時に、その上面72
Uがウインドスクリーン13の下端よりも低い位置にな
り、その下面72Lが路面に近接し、さらにその前面7
2Fが上面72Uから見て車体の中心軸上のエアバック
72の前端面を頂点とした略三角形となるくさび形状と
なるような展開形状としているので、歩行者等の自動車
20に対する弱者が不慮に自動車20と衝突しても、車
体に直接大きな加速度で接触したり、車体下部に巻き込
まれることがなく、歩行者等が被る損害を最小限にくい
止めることができる。
装置7のエアバック72が展開した時に、その上面72
Uがウインドスクリーン13の下端よりも低い位置にな
り、その下面72Lが路面に近接し、さらにその前面7
2Fが上面72Uから見て車体の中心軸上のエアバック
72の前端面を頂点とした略三角形となるくさび形状と
なるような展開形状としているので、歩行者等の自動車
20に対する弱者が不慮に自動車20と衝突しても、車
体に直接大きな加速度で接触したり、車体下部に巻き込
まれることがなく、歩行者等が被る損害を最小限にくい
止めることができる。
【0019】また、他の自動車や構造物等の障害物と衝
突しても、エアバック72の緩衝効果により障害物、自
車あるいはその乗員の損害を軽減できる。
突しても、エアバック72の緩衝効果により障害物、自
車あるいはその乗員の損害を軽減できる。
【0020】また、エアバック72の展開時に運転者の
視界を妨げることがなく、運転者の回避操作が十分に行
われる。
視界を妨げることがなく、運転者の回避操作が十分に行
われる。
【0021】さらに、表面パネル73aのみが車体表面
に露出しているので、エアバック装置7を装着すること
により車両のデザイン性を損なうことがない。
に露出しているので、エアバック装置7を装着すること
により車両のデザイン性を損なうことがない。
【0022】実施例2.この実施例2は、この発明の第
2の発明に係る一実施例である。図6はこの発明の実施
例2に係る車両のエアバック装置を搭載した自動車のエ
アバック展開時を示す前方斜視図である。この実施例2
では、自動車がボンネット車21である場合を示し、エ
アバック装置7は常時にはバンパー11の内部に収納さ
れており、衝突予測時にはエアバック72の下面72L
が路面に近接し、その前面72Fがバンパー11を覆
い、上面72Uがフードトップ14を覆い、さらにその
前面72Fが上面72Uから見て車体の中心軸上のエア
バック72の前端面を頂点とした略三角形となるくさび
形状となるように展開するように構成されている。な
お、他の構成は、上記実施例1と同様の構成である。
2の発明に係る一実施例である。図6はこの発明の実施
例2に係る車両のエアバック装置を搭載した自動車のエ
アバック展開時を示す前方斜視図である。この実施例2
では、自動車がボンネット車21である場合を示し、エ
アバック装置7は常時にはバンパー11の内部に収納さ
れており、衝突予測時にはエアバック72の下面72L
が路面に近接し、その前面72Fがバンパー11を覆
い、上面72Uがフードトップ14を覆い、さらにその
前面72Fが上面72Uから見て車体の中心軸上のエア
バック72の前端面を頂点とした略三角形となるくさび
形状となるように展開するように構成されている。な
お、他の構成は、上記実施例1と同様の構成である。
【0023】一般に、ボンネット車21はバンパー11
の位置が歩行者の重心より低い位置にあることから、歩
行者がボンネット車21と衝突する際には、まずバンパ
ー11に衝突して歩行者の頭部がフードトップ14上に
大きな衝撃力で打ち付けられ、重大な障害を招くケース
がある。しかしながら、この実施例2によるエアバック
装置7によれば、エアバック72はその前面72Fがバ
ンパー11を覆い、その上面72Uがフードトップ14
を覆うように展開するので、歩行者がバンパー11等の
車体に直接衝突することがなく、例え歩行者が前面72
Fに接触後フードトップ14上に倒れても、エアバック
72の上面72Uの緩衝効果により衝撃が大幅に緩和さ
れ、歩行者側の被る損害を最小限にくい止めることがで
きる。
の位置が歩行者の重心より低い位置にあることから、歩
行者がボンネット車21と衝突する際には、まずバンパ
ー11に衝突して歩行者の頭部がフードトップ14上に
大きな衝撃力で打ち付けられ、重大な障害を招くケース
がある。しかしながら、この実施例2によるエアバック
装置7によれば、エアバック72はその前面72Fがバ
ンパー11を覆い、その上面72Uがフードトップ14
を覆うように展開するので、歩行者がバンパー11等の
車体に直接衝突することがなく、例え歩行者が前面72
Fに接触後フードトップ14上に倒れても、エアバック
72の上面72Uの緩衝効果により衝撃が大幅に緩和さ
れ、歩行者側の被る損害を最小限にくい止めることがで
きる。
【0024】また、エアバック72のフードトップ14
上の厚さは前面側程厚くする必要がなく、運転者の視界
を妨げず、運転者の回避操作を妨げることもない。
上の厚さは前面側程厚くする必要がなく、運転者の視界
を妨げず、運転者の回避操作を妨げることもない。
【0025】実施例3.この実施例3は、この発明の第
1および第2の発明の他の実施例である。上記実施例
1、2では、エアバック装置7は1つのエアバック72
を1つのインフレータ70で膨張させるものとしている
が、この実施例3では、図7に示すように、1つのエア
バック72に対して3つのインフレータ70を取り付け
てエアバック装置7を構成するものとしている。
1および第2の発明の他の実施例である。上記実施例
1、2では、エアバック装置7は1つのエアバック72
を1つのインフレータ70で膨張させるものとしている
が、この実施例3では、図7に示すように、1つのエア
バック72に対して3つのインフレータ70を取り付け
てエアバック装置7を構成するものとしている。
【0026】この実施例3によれば、上記実施例1、2
と同様の効果に加えて、3つのインフレータ70を同時
に作動させてエアバック72の作動ガス流量を増加させ
ることができ、エアバック72の展開速度を一層速める
ことができる。
と同様の効果に加えて、3つのインフレータ70を同時
に作動させてエアバック72の作動ガス流量を増加させ
ることができ、エアバック72の展開速度を一層速める
ことができる。
【0027】実施例4.この実施例4は、この発明の第
1および第2の発明に係るさらに他の実施例である。上
記実施例1、2では、1つのエアバック72を備えた1
台のエアバック装置7で車両のエアバック装置を構成す
るものとしているが、この実施例4では、1つのエアバ
ック72を備えたエアバック装置7を隣接して2台配置
して車両のエアバック装置を構成するものとしている。
1および第2の発明に係るさらに他の実施例である。上
記実施例1、2では、1つのエアバック72を備えた1
台のエアバック装置7で車両のエアバック装置を構成す
るものとしているが、この実施例4では、1つのエアバ
ック72を備えたエアバック装置7を隣接して2台配置
して車両のエアバック装置を構成するものとしている。
【0028】この実施例4では、2台のエアバック装置
7は、常時にはバンパー11の内部に隣接して左右に収
納されており、衝突予測時には2台のエアバック装置7
が同時に駆動して、両エアバック装置7のエアバック7
2がボンネット車21の略中心軸で互いに接するように
展開し、そのエアバック全体の形状が、図8に示すよう
に、その下面が路面に近接し、その前面がバンパー11
を覆い、その上面がフードトップ14を覆い、さらにそ
の前面が上面から見て車体の中心軸上のその前端面を頂
点とした略三角形となるくさび形状となるように展開す
るように構成されている。
7は、常時にはバンパー11の内部に隣接して左右に収
納されており、衝突予測時には2台のエアバック装置7
が同時に駆動して、両エアバック装置7のエアバック7
2がボンネット車21の略中心軸で互いに接するように
展開し、そのエアバック全体の形状が、図8に示すよう
に、その下面が路面に近接し、その前面がバンパー11
を覆い、その上面がフードトップ14を覆い、さらにそ
の前面が上面から見て車体の中心軸上のその前端面を頂
点とした略三角形となるくさび形状となるように展開す
るように構成されている。
【0029】この実施例4によれば、上記実施例1、2
と同様の効果を奏するとともに、1つあたりのエアバッ
ク72の容積が小さくなり、エアバックの展開速度を速
めることができ、さらに1つあたりのエアバック装置7
を小型化でき、車両搭載時の自由度を高められる。
と同様の効果を奏するとともに、1つあたりのエアバッ
ク72の容積が小さくなり、エアバックの展開速度を速
めることができ、さらに1つあたりのエアバック装置7
を小型化でき、車両搭載時の自由度を高められる。
【0030】なお、上記実施例4では、ボンネット車2
1に搭載するエアバック装置を2台のエアバック装置7
から構成するものとして説明しているが、自動車20に
搭載するエアバック装置を2台のエアバック装置7から
構成するものとしても、同様の効果をする。
1に搭載するエアバック装置を2台のエアバック装置7
から構成するものとして説明しているが、自動車20に
搭載するエアバック装置を2台のエアバック装置7から
構成するものとしても、同様の効果をする。
【0031】また、上記実施例4では、エアバック装置
を2台のエアバック装置7から構成するものとして説明
しているが、エアバック装置を3台もしくはそれ以上の
エアバック装置7で構成してもよい。
を2台のエアバック装置7から構成するものとして説明
しているが、エアバック装置を3台もしくはそれ以上の
エアバック装置7で構成してもよい。
【0032】実施例5.この実施例5は、この発明の第
3の発明に係る一実施例である。図9はこの発明の実施
例5に係る車両のエアバック装置の構成を模式的に示す
断面図である。この実施例5によるエアバック装置7
は、ケース73に2つのインフレータ70が取り付けら
れ、エアバック72がインフレータ70のそれぞれに気
密を保持されるように取り付けられ、さらにエアバック
72間を連結する結合帯74が展開したエアバック72
同士が互いに密接するようにその前面および上面に所定
の間隙で複数設けられて構成されている。なお、他の構
成は上記実施例1と同様に構成されている。
3の発明に係る一実施例である。図9はこの発明の実施
例5に係る車両のエアバック装置の構成を模式的に示す
断面図である。この実施例5によるエアバック装置7
は、ケース73に2つのインフレータ70が取り付けら
れ、エアバック72がインフレータ70のそれぞれに気
密を保持されるように取り付けられ、さらにエアバック
72間を連結する結合帯74が展開したエアバック72
同士が互いに密接するようにその前面および上面に所定
の間隙で複数設けられて構成されている。なお、他の構
成は上記実施例1と同様に構成されている。
【0033】この実施例5では、衝突予測時にはエアバ
ック装置7の2つのインフレータ70が同時に駆動し
て、両エアバック72を同時に展開する。両エアバック
72は、その前面および上面に設けられた結合帯74に
適当な張力を与え、車両の略中心軸で互いに接するよう
に展開する。この時、両エアバック72からなる全体展
開形状は、上記実施例1と同様の展開形状となる。
ック装置7の2つのインフレータ70が同時に駆動し
て、両エアバック72を同時に展開する。両エアバック
72は、その前面および上面に設けられた結合帯74に
適当な張力を与え、車両の略中心軸で互いに接するよう
に展開する。この時、両エアバック72からなる全体展
開形状は、上記実施例1と同様の展開形状となる。
【0034】この実施例5によれば、衝突時に歩行者等
が2つのエアバック72の中間に接触したとしても、結
合帯74によりエアバック72の間隙に挟まれることが
なく、一体のエアバックとして機能できる。また、各エ
アバック72の容積を小さくでき、展開速度を速めるこ
とができる。
が2つのエアバック72の中間に接触したとしても、結
合帯74によりエアバック72の間隙に挟まれることが
なく、一体のエアバックとして機能できる。また、各エ
アバック72の容積を小さくでき、展開速度を速めるこ
とができる。
【0035】実施例6.この実施例6は、この発明の第
3の発明に係る他の実施例である。上記実施例5では、
エアバック装置7内にインフレータ70とエアバック7
2とを2組収納し、エアバック72間を結合帯74で連
結するものとしているが、この実施例6では、図10に
示すように、エアバック装置7内にインフレータ70と
エアバック72とを3組収納し、隣接するエアバック7
2間を結合帯74で連結するものとして、同様の効果を
奏する。
3の発明に係る他の実施例である。上記実施例5では、
エアバック装置7内にインフレータ70とエアバック7
2とを2組収納し、エアバック72間を結合帯74で連
結するものとしているが、この実施例6では、図10に
示すように、エアバック装置7内にインフレータ70と
エアバック72とを3組収納し、隣接するエアバック7
2間を結合帯74で連結するものとして、同様の効果を
奏する。
【0036】なお、上記実施例5、6では、上記実施例
1の自動車20に適用するものとして説明しているが、
上記実施例2のボンネット車21に適用しても、同様の
効果を奏する。
1の自動車20に適用するものとして説明しているが、
上記実施例2のボンネット車21に適用しても、同様の
効果を奏する。
【0037】また、上記実施例5、6では、エアバック
装置を1つのエアバック装置7で構成するものとしてい
るが、エアバック装置を複数台のエアバック装置7で構
成してもよい。
装置を1つのエアバック装置7で構成するものとしてい
るが、エアバック装置を複数台のエアバック装置7で構
成してもよい。
【0038】また、上記各実施例では、エアバック装置
を車両の前部に装備するものとして説明しているが、車
両の後部に装備することができ、この場合には後進時の
衝突や追突時の保護に有効である。
を車両の前部に装備するものとして説明しているが、車
両の後部に装備することができ、この場合には後進時の
衝突や追突時の保護に有効である。
【0039】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】この発明の第1の発明によれば、非作動時
には車両進行方向前端部に収納され、車両進行方向の障
害物との衝突が予測された時に車両進行方向に向かって
展開するエアバックを備え、エアバックは、展開時に、
その下面が路面と近接し、その上面が車両のウインドス
クリーンの下端以下に位置し、その前面が少なくとも車
両のバンパーを覆い、かつ、その上面視形状が車両中心
軸上のその前端部を頂点とする略くさび状となる展開形
状としているので、歩行者等が不慮に衝突した際に、歩
行者等がバンパーに直接接触せず衝突時の衝撃力が緩和
されるとともに、車両進行方向の外側に誘導され、さら
に衝突前に転倒しても車体下部に巻き込まれるのが防止
され、歩行者等の損害を最小限にくい止めるできる。ま
た、展開したエアバックが運転者の視界を妨げることが
なく、衝突回避操作を十分とることができる。さらに、
障害物が他の車両や構造物である場合にもエアバックの
緩衝効果により障害物、自車およびその乗員の損害を低
減できる。
には車両進行方向前端部に収納され、車両進行方向の障
害物との衝突が予測された時に車両進行方向に向かって
展開するエアバックを備え、エアバックは、展開時に、
その下面が路面と近接し、その上面が車両のウインドス
クリーンの下端以下に位置し、その前面が少なくとも車
両のバンパーを覆い、かつ、その上面視形状が車両中心
軸上のその前端部を頂点とする略くさび状となる展開形
状としているので、歩行者等が不慮に衝突した際に、歩
行者等がバンパーに直接接触せず衝突時の衝撃力が緩和
されるとともに、車両進行方向の外側に誘導され、さら
に衝突前に転倒しても車体下部に巻き込まれるのが防止
され、歩行者等の損害を最小限にくい止めるできる。ま
た、展開したエアバックが運転者の視界を妨げることが
なく、衝突回避操作を十分とることができる。さらに、
障害物が他の車両や構造物である場合にもエアバックの
緩衝効果により障害物、自車およびその乗員の損害を低
減できる。
【0041】また、この発明の第2の発明によれば、非
作動時にはボンネット車進行方向前端部に収納され、ボ
ンネット車進行方向の障害物との衝突が予測された時に
ボンネット車進行方向に向かって展開するエアバックを
備え、エアバックは、展開時に、その下面が路面と近接
し、その上面が少なくともボンネット車のフードトップ
の一部を覆い、その前面が少なくともボンネット車のバ
ンパーを覆い、かつ、その上面視形状が車両中心軸上の
その前端部を頂点とする略くさび状となる展開形状とし
ているので、上記第1の発明と同様の効果を奏するとと
もに、ボンネット車のバンパーの位置が歩行者の重心よ
り低いことにより歩行者が衝突時にフードトップ上に倒
れても、その衝撃力が緩和され、歩行者の損害を最小限
にくい止めることができる。
作動時にはボンネット車進行方向前端部に収納され、ボ
ンネット車進行方向の障害物との衝突が予測された時に
ボンネット車進行方向に向かって展開するエアバックを
備え、エアバックは、展開時に、その下面が路面と近接
し、その上面が少なくともボンネット車のフードトップ
の一部を覆い、その前面が少なくともボンネット車のバ
ンパーを覆い、かつ、その上面視形状が車両中心軸上の
その前端部を頂点とする略くさび状となる展開形状とし
ているので、上記第1の発明と同様の効果を奏するとと
もに、ボンネット車のバンパーの位置が歩行者の重心よ
り低いことにより歩行者が衝突時にフードトップ上に倒
れても、その衝撃力が緩和され、歩行者の損害を最小限
にくい止めることができる。
【0042】また、この発明の第3の発明によれば、非
作動時には車両進行方向前端部に収納され、車両進行方
向の障害物との衝突が予測された時に車両進行方向に向
かって展開する複数のエアバックを備え、複数のエアバ
ックは、展開した際の少なくとも前面および上面が隣接
するエアバック間で互いに結合されているとともに、展
開時に、その下面が路面と近接し、その上面が車両のウ
インドスクリーンの下端以下に位置し、その前面が少な
くとも車両のバンパーを覆い、かつ、その上面視形状が
車両中心軸上のその前端部を頂点とする略くさび状とな
る展開形状としているので、上記第1の発明と同様の効
果を奏するとともに、1つ当たりのエアバックの容積が
小さくなり、エアバックの展開応答を向上できる。
作動時には車両進行方向前端部に収納され、車両進行方
向の障害物との衝突が予測された時に車両進行方向に向
かって展開する複数のエアバックを備え、複数のエアバ
ックは、展開した際の少なくとも前面および上面が隣接
するエアバック間で互いに結合されているとともに、展
開時に、その下面が路面と近接し、その上面が車両のウ
インドスクリーンの下端以下に位置し、その前面が少な
くとも車両のバンパーを覆い、かつ、その上面視形状が
車両中心軸上のその前端部を頂点とする略くさび状とな
る展開形状としているので、上記第1の発明と同様の効
果を奏するとともに、1つ当たりのエアバックの容積が
小さくなり、エアバックの展開応答を向上できる。
【図1】この発明の実施例1に係る車両のエアバック装
置におけるエアバック作動システムの全体構成を示すブ
ロックである。
置におけるエアバック作動システムの全体構成を示すブ
ロックである。
【図2】この発明の実施例1に係る車両のエアバック装
置を搭載した自動車を示す模式図である。
置を搭載した自動車を示す模式図である。
【図3】この発明の実施例1に係る車両のエアバック装
置の構成を模式的に示す断面図である。
置の構成を模式的に示す断面図である。
【図4】この発明の実施例1に係る車両のエアバック装
置を搭載した自動車を前方斜視図である。
置を搭載した自動車を前方斜視図である。
【図5】この発明の実施例1に係る車両のエアバック装
置を搭載した自動車のエアバック展開時を示す前方斜視
図である。
置を搭載した自動車のエアバック展開時を示す前方斜視
図である。
【図6】この発明の実施例2に係る車両のエアバック装
置を搭載した自動車のエアバック展開時を示す前方斜視
図である。
置を搭載した自動車のエアバック展開時を示す前方斜視
図である。
【図7】この発明の実施例3に係る車両のエアバック装
置の構成を模式的に示す断面図である。
置の構成を模式的に示す断面図である。
【図8】この発明の実施例4に係る車両のエアバック装
置を搭載した自動車のエアバック展開時を示す前方斜視
図である。
置を搭載した自動車のエアバック展開時を示す前方斜視
図である。
【図9】この発明の実施例5に係る車両のエアバック装
置の構成を模式的に示す断面図である。
置の構成を模式的に示す断面図である。
【図10】この発明の実施例6に係る車両のエアバック
装置の構成を模式的に示す断面図である。
装置の構成を模式的に示す断面図である。
7 エアバック装置 11 バンパー 13 ウインドスクリーン 14 フードトップ 20 自動車 21 ボンネット車 72 エアバック 72U エアバック上面 72F エアバック前面 72L エアバック下面 74 結合帯
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ついで、前方障害物との衝突が予測される
と、衝突予測部6は、衝突警報部8に衝突警報信号を出
力し、エアバック装置7にエアバック駆動信号を出力
し、さらにシートベルトテンション駆動部9に駆動信号
を出力する。そして、衝突警報部8では衝突警報信号に
より音声、表示等で運転者に警報し、エアバック装置7
ではエアバック駆動信号によりエアバックを進行方向に
向かって展開し、シートベルトテンション駆動部9では
駆動信号によりシートベルト10を緊張させて運転者の
運転姿勢を正し運転者の衝突回避動作を補佐する。
と、衝突予測部6は、衝突警報部8に衝突警報信号を出
力し、エアバック装置7にエアバック駆動信号を出力
し、さらにシートベルトテンション駆動部9に駆動信号
を出力する。そして、衝突警報部8では衝突警報信号に
より音声、表示等で運転者に警報し、エアバック装置7
ではエアバック駆動信号によりエアバックを進行方向に
向かって展開し、シートベルトテンション駆動部9では
駆動信号によりシートベルト10を緊張させて運転者の
運転姿勢を正し運転者の衝突回避動作を補佐する。
Claims (3)
- 【請求項1】 非作動時には車両進行方向前端部に収納
され、車両進行方向の障害物との衝突が予測された時に
車両進行方向に向かって展開するエアバックを備え、前
記エアバックは、展開時に、その下面が路面と近接し、
その上面が前記車両のウインドスクリーンの下端以下に
位置し、その前面が少なくとも前記車両のバンパーを覆
い、かつ、その上面視形状が車両中心軸上のその前端部
を頂点とする略くさび状となる展開形状としたことを特
徴とする車両のエアバック装置。 - 【請求項2】 非作動時にはボンネット車進行方向前端
部に収納され、ボンネット車進行方向の障害物との衝突
が予測された時にボンネット車進行方向に向かって展開
するエアバックを備え、前記エアバックは、展開時に、
その下面が路面と近接し、その上面が少なくとも前記ボ
ンネット車のフードトップの一部を覆い、その前面が少
なくとも前記ボンネット車のバンパーを覆い、かつ、そ
の上面視形状が車両中心軸上のその前端部を頂点とする
略くさび状となる展開形状としたことを特徴とする車両
のエアバック装置。 - 【請求項3】 非作動時には車両進行方向前端部に収納
され、車両進行方向の障害物との衝突が予測された時に
車両進行方向に向かって展開する複数のエアバックを備
え、前記複数のエアバックは、展開した際の少なくとも
前面および上面が隣接するエアバック間で互いに結合さ
れているとともに、展開時に、その下面が路面と近接
し、その上面が前記車両のウインドスクリーンの下端以
下に位置し、その前面が少なくとも前記車両のバンパー
を覆い、かつ、その上面視形状が車両中心軸上のその前
端部を頂点とする略くさび状となる展開形状としたこと
を特徴とする車両のエアバック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5028172A JPH06239198A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 車両のエアバック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5028172A JPH06239198A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 車両のエアバック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06239198A true JPH06239198A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12241322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5028172A Pending JPH06239198A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 車両のエアバック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06239198A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0930368A (ja) * | 1995-07-21 | 1997-02-04 | Toyota Motor Corp | 歩行者保護用エアバッグ装置 |
| US6106038A (en) * | 1996-09-07 | 2000-08-22 | Dreher; Peter A. | System for collision damage reduction |
| WO2004016478A1 (de) | 2002-07-19 | 2004-02-26 | Takata-Petri Ag | Vorrichtung zum schutz einer sich im aussenbereich eines kraftfahrzeugs befindlichen person |
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| US7174985B2 (en) | 2001-10-22 | 2007-02-13 | Takata Corporation | Exterior airbag device |
| US7390014B2 (en) | 2003-11-07 | 2008-06-24 | Takata Corporation | Protecting device for a pedestrian or the like |
| JP2009190604A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Mazda Motor Corp | 歩行者保護装置 |
| JP2019209824A (ja) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | 本田技研工業株式会社 | 衝突物保護装置 |
| CN115214525A (zh) * | 2021-07-28 | 2022-10-21 | 广州汽车集团股份有限公司 | 一种汽车气囊组件及车辆 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP5028172A patent/JPH06239198A/ja active Pending
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