JPH06239509A - メタルコートロール - Google Patents

メタルコートロール

Info

Publication number
JPH06239509A
JPH06239509A JP4750793A JP4750793A JPH06239509A JP H06239509 A JPH06239509 A JP H06239509A JP 4750793 A JP4750793 A JP 4750793A JP 4750793 A JP4750793 A JP 4750793A JP H06239509 A JPH06239509 A JP H06239509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
conductive coating
roll
coating layer
plating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4750793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Mishina
幸範 三品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tenryu Industries Co Ltd
Original Assignee
Tenryu Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tenryu Industries Co Ltd filed Critical Tenryu Industries Co Ltd
Priority to JP4750793A priority Critical patent/JPH06239509A/ja
Publication of JPH06239509A publication Critical patent/JPH06239509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最外周層を構成するクロムメッキ層の利点を
何等損なうことなく簡略化された製造工程によって容易
に製造することができ、しかもその製造時間の短縮化を
容易に図ることができるメタルコートロールを、簡単な
構造によって提供すること。 【構成】 最外周層となるクロムメッキ層60と、この
クロムメッキ層60の内層となるニッケルメッキ層50
とを備えたメタルコートロール100であって、ニッケ
ルメッキ層50のさらに内層に、互いに接触する密度の
銅粉を含有する合成樹脂によって形成された導電被膜層
40を備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルコートロールに
関し、詳しくは、最外周層にクロムメッキ層を備えたメ
タルコートロールに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂、紙等の各種材料からなるフィ
ルム、シート等の可撓性を有する長尺材(以下可撓性長
尺材という)を案内するガイドロール等の各種ロールの
中には、最外周層にクロムメッキ層を備えた所謂メタル
コートロールがある。このようなメタルコートロール
は、その外周面が耐蝕性及び耐摩耗性に非常に優れたも
のであり、外周面の平滑性を確実に維持できるものであ
る。また、最外周層であるクロムメッキ層が導電性を有
しているため、静電気によって塵等が外周面に付着する
ことを防止でき、さらに、外周面を蒸気洗浄等によって
脱脂洗浄したり、再研磨することもできるため、外周面
の良好な状態を容易に確保することができるものであ
る。そして、このような利点を有するメタルコートロー
ルは、特に、非常に薄い可撓性長尺材(近年では0.5
μmの厚さのものも製造可能となっている)や、カセッ
トテープやビデオテープ等の磁気テープ等のような相当
高度な均質性及び高品質性が要求される可撓性長尺材を
案内するガイドロール等として使用されている。
【0003】ところで、従来のメタルコートロールにお
いては、その最外周層のクロムメッキ層を堅固に均一に
被着されたものとするために、カーボン、繊維強化プラ
スチック等によって形成された芯材の外周面に無電解メ
ッキによって銅メッキ層等の良好な導電性を有する導電
被膜層を形成し、この導電被膜層の外周面に電解メッキ
によってニッケルメッキ層を形成した上で、さらにこの
ニッケルメッキ層の外周面にニッケルメッキ層をメッキ
下地として電解メッキによってクロムメッキ層を形成し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のメタ
ルコートロールにあっては、無電解メッキによって形成
された導電被膜層を備えたものであるため、その製造に
際して無電解メッキの前処理工程及び無電解メッキ工程
である、 (1)エッチング等によって芯材の外周面を疎面化する
工程; (2)センシタイザー及びアクチベーション等によっ
て、疎面化された芯材の外周面に鉛等の金属核を付着さ
せる工程; (3)付着した金属核から銅等の導電性金属を析出させ
て導電被膜層を形成する工程; の各工程を必要とするものであった。このため、その製
造に際して工程数が多く煩雑な作業が必要であるばかり
でなく、製造時間の短縮化を図ることも困難であった。
【0005】また、メタルコートロールの外周面の高精
度な円筒度を確保するためには、導電被膜層の外周面を
研磨して十分高精度な円筒度を確保した上でニッケルメ
ッキ層及びクロムメッキ層を形成しなければならない。
このためには、導電被膜層を十分厚く形成してこれを研
磨しなければならず、導電被膜層を厚く形成するために
は当然長時間の無電解メッキ加工を必要とする。このよ
うな理由からも、従来のメタルコートロールは、その製
造時間の短縮化を図ることが困難なものであった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、最外周層を構成す
るクロムメッキ層の利点を何等損なうことなく簡略化さ
れた製造工程によって容易に製造することができ、しか
もその製造時間の短縮化を容易に図ることができるメタ
ルコートロールを、簡単な構造によって提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「最外周層となるクロムメッキ層60
と、このクロムメッキ層60の内層となるニッケルメッ
キ層50とを備えたメタルコートロール100であっ
て、前記ニッケルメッキ層50のさらに内層に、互いに
接触する密度の銅粉を含有する合成樹脂によって形成さ
れた導電被膜層40を備えたことを特徴とするメタルコ
ートロール100」である。
【0008】
【発明の作用】このように構成された本発明のメタルコ
ートロール100は、次のように作用する。
【0009】まず、導電被膜層40は、互いに接触する
密度の銅粉を含有する合成樹脂によって形成されている
ため、導電性を有するものとなっている。このため、導
電被膜層40は、その外周面に何等支障なく電解メッキ
によってニッケルメッキ層50を形成し得ることにな
る。そして、このニッケルメッキ層50をメッキ下地と
して電解メッキによって形成されたクロムメッキ層60
は、従来に比して強度的、均質的に劣ることなく十分堅
固に均一に被着されることになり、最外周層にクロムメ
ッキ層60を備えたメタルコートロール100としての
利点を十分に生かし得ることになる。
【0010】次に、導電被膜層40を形成する際には、
例えば、銅粉を含有する合成樹脂を塗料としてこれを芯
材10の外周面に塗布したり、銅粉を含有する合成樹脂
をシート状に形成してこれを芯材10の外周面に貼着す
れば、導電被膜層40を容易に形成し得ることになる。
このため、従来の如く無電解メッキによって導電被膜層
40を形成する必要がなく、その製造に際して、煩雑で
工程数が多く多大な時間を必要とする無電解メッキの前
処理工程や無電解メッキ工程を必要としなくなる。
【0011】また、導電被膜層40を研磨して高精度な
円筒度を確保するためには、十分に厚い導電被膜層40
を形成しなければならないのであるが、従来の如く長時
間の無電解メッキ加工によらずとも、銅粉を含有する合
成樹脂を厚く塗布したり、銅粉を含有する厚いシート状
の合成樹脂を貼着すれば容易に厚い導電被膜層40が得
られるため、この理由からも従来に比して製造時間を短
縮することが可能となる。
【0012】さらに、導電被膜層40を構成する材料の
主成分が合成樹脂であり、銅等の導電性金属より軽量で
あるため、従来の如く無電解メッキによって銅等の導電
性金属を析出させて形成した導電被膜層40に比して軽
量な導電被膜層40となり、メタルコートロール100
全体の重量のより一層の軽量化を図ることも可能とな
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明のメタルコートロール100の
実施例を、その製造工程と共に詳細に説明する。
【0014】まず、図1及び図2には、本発明に係るメ
タルコートロール100の一実施例が示してある。この
メタルコートロール100は、芯材10の両端に側板2
0を介して軸30を一体化したものであり、可撓性長尺
材を案内するガイドロール等に使用されるものである。
そして、芯材10は、高速で送られる可撓性長尺材に対
して優れた追随性を確保するために、軽量で十分な剛性
を有する材料、例えばカーボン、繊維強化プラスチック
等によってパイプ状に形成してあり、より一層の軽量化
を図るために、芯材10の内部には、紙、合成樹脂、金
属等によって形成されたハニカム構造部材11を備えて
ある。
【0015】そして、このように構成された芯材10の
外周面には、銅粉を含有するポリウレタン樹脂、アクリ
ル樹脂等の合成樹脂によって形成された導電被膜層40
が被覆してあり、この導電被膜層40の外周面にはニッ
ケルメッキ層50が、さらにこのニッケルメッキ層50
の外周面にはメタルコートロール100の最外周層を構
成するクロムメッキ層60が形成してある。
【0016】次に、このメタルコートロール100の製
造工程を以下に説明する。まず、銅粉を含有する合成樹
脂を塗料として、これを芯材10の外周面に塗布し、厚
さ500μmの導電被膜層40を形成する。ここで、含
有する銅粉が互いに接触して良好な導電性を有する導電
被膜層40とするために、銅粉の含有比率を2〜3g/
cc(銅粉重量/銅粉+合成樹脂容積)としてあり、比
抵抗値が0.002〜0.005Ωcmとなるようにし
てある。なお、平滑な芯材10の外周面に銅粉を含有す
る合成樹脂による塗料を塗布して導電被膜層40を形成
してもよいが、導電被膜層40を芯材10により堅固に
被着させるために、エッチング等によって芯材10の外
周面を疎面化するとよい。
【0017】次に、導電性被膜層40を厚さ250μm
に研磨して、0.01程度の円筒度が確保された平滑な
メッキ加工面を形成し、この表面に電解メッキによって
厚さ150μmのニッケルメッキ層50を形成する。そ
して、このニッケルメッキ層50を厚さ100μmに研
磨して、0.01程度の円筒度が確保された平滑なメッ
キ加工面を形成し、さらにこの表面に電解メッキによっ
てメタルコートロール100の最外周層を構成するクロ
ムメッキ層60を形成する。
【0018】ところで、電解メッキによってニッケルメ
ッキ層50及びクロムメッキ層60を形成すると、図3
に示すように、芯材10の端部には、各メッキが施され
ていない電極部12が残存する。また、芯材10の端部
には、芯材10と導電被膜層40との密着性、導電被膜
層40とニッケルメッキ層50との密着性、或はニッケ
ルメッキ層50とクロムメッキ層60との密着性が不十
分なために研磨の際等に各層40、50、60が脱落し
た脱落部13や、メッキムラ(図示しない)が生じ易
い。このような電極部15、脱落部16、或はメッキム
ラがあると、メタルコートロール100の外周面の平滑
性を著しく損なうことになる。このため、本実施例にお
いては、図3に示すように、所望の長さよりも長い芯材
10の外周面全体に各層40、50、60を形成した後
に、電極部12が残存し、脱落部13やメッキムラが生
じ易い端部を切断して所望の長さのメタルコートロール
100を得ている。このようにすると、メタルコートロ
ール100の外周面全幅において、クロムメッキ層60
の高品質な平滑面を得ることができる。
【0019】また、芯材10の余剰部分を切断して除去
する際には、図2に示すように、内部のハニカム構造部
材11の両端が露出しないようにすると、ハニカム構造
部材11を構成する紙の繊維等が外部に飛散せず、例え
ば磁気テープ等のような防塵を十分配慮しなければなら
ないような可撓性長尺材に使用するメタルコートロール
100に適する。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のメ
タルコートロールは、互いに接触する密度の銅粉を含有
する合成樹脂によって形成された導電被膜層を備えたも
のであり、この導電被膜層の外周面にニッケルメッキ層
を備え、さらにこのニッケルメッキ層の外周面に最外周
層を構成するクロムメッキ層を備えたものである。そし
て、導電被膜層を形成する際には、従来の如く無電解メ
ッキの前処理工程や無電解メッキ工程を必要とせず簡略
化された工程によって導電被膜層を形成することができ
るものである。
【0021】従って、本発明によれば、最外周層を構成
するクロムメッキ層の利点を何等損なうことなく簡略化
された製造工程によって容易に製造することができ、し
かもその製造時間の短縮化を容易に図ることができるメ
タルコートロールを、簡単な構造によって提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメタルコートロールの一実施例を
示す部分断面正面図である。
【図2】図1におけるA部拡大図である。
【図3】本発明に係るメタルコートロールの製造方法の
一例を示す部分正面図である。
【符号の説明】
10 芯材 11 ハニカム構造部材 12 電極部 13 脱落部 20 側板 30 軸 40 導電性被膜層 50 ニッケルメッキ層 60 クロムメッキ層 100 メタルコートロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外周層となるクロムメッキ層と、この
    クロムメッキ層の内層となるニッケルメッキ層とを備え
    たメタルコートロールであって、 前記ニッケルメッキ層のさらに内層に、互いに接触する
    密度の銅粉を含有する合成樹脂によって形成された導電
    被膜層を備えたことを特徴とするメタルコートロール。
JP4750793A 1993-02-12 1993-02-12 メタルコートロール Pending JPH06239509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4750793A JPH06239509A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 メタルコートロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4750793A JPH06239509A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 メタルコートロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239509A true JPH06239509A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12777032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4750793A Pending JPH06239509A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 メタルコートロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06239509A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5819741A (ja) 磁気デイスク構造
US3660190A (en) Process for the manufacture of a composite material having a metal layer
JPH02238930A (ja) 中空円筒状成形物
JPH06239509A (ja) メタルコートロール
JP3291067B2 (ja) 塗布装置
US3639188A (en) Method of manufacture of a magnetic disk and recording surface
JP6117520B2 (ja) 連続パターンメッキ転写システム及び連続パターンメッキ転写物製造方法
JPH06234202A (ja) スクリーン印刷用マスクの製造方法
JPH10252742A (ja) 炭素繊維強化樹脂製ロール
JPH09141172A (ja) 塗布装置
JP2002372858A (ja) 現像剤量規制ブレード、現像装置、現像剤量規制ブレードの製造方法
CA1216063A (en) Plated magnetic recording material and process for making same
JPH0721558A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS60136775A (ja) 現像剤担持体とその製造方法
JP2824924B2 (ja) 樹脂製成形体にメッキを施す方法
US3417389A (en) Magnetic record medium
JPH07241856A (ja) 電鋳複製スタンパの製造方法
JPH02207865A (ja) 磁気記録媒体の製造方法及び装置
JPH068354A (ja) 繊維強化樹脂製ロールおよびその製造方法
JP2000237659A (ja) グラビア塗布装置とその製造方法、およびグラビア塗布装置を用いた磁気記録媒体の製造方法。
JPS60119267A (ja) 炭素繊維束の電気メッキ方法
JPS58113372A (ja) 薄膜被覆体およびその製造方法
JP3006016B2 (ja) 磁気記録媒体製造用塗布装置
JPH05329417A (ja) 塗布装置及び塗布方法
JP4326729B2 (ja) 電気鋳造用金属母型及び、継ぎ目無し可撓性無端状部材の製造方法