JPH0624461Y2 - コンクリート製品の接合用工具係止部構造 - Google Patents

コンクリート製品の接合用工具係止部構造

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JPH0624461Y2
JPH0624461Y2 JP4996989U JP4996989U JPH0624461Y2 JP H0624461 Y2 JPH0624461 Y2 JP H0624461Y2 JP 4996989 U JP4996989 U JP 4996989U JP 4996989 U JP4996989 U JP 4996989U JP H0624461 Y2 JPH0624461 Y2 JP H0624461Y2
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正継 米村
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ヤマウコンクリート工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、コンクリート製品の接合用工具係止部構造に
関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、U型溝、暗渠、マンホール等のコンクリート製品
で、接合端寄り上面に接合用工具の軸片を嵌入・係止さ
せるための係止孔を設けたものがある。
かかるコンクリート製品は、先に出願人が出願した特公
昭63-44897号公報に記載の接合目地工法により接合され
るものである。
すなわち、上記した接合目地工法は、把手付きプレート
の左右両端部に左右一対の軸片を突設したものを接合用
工具として、定位置に設置したコンクリート製品に対し
て、次のコンクリート製品を適宜つり上げながら端面を
斜め下方へ傾斜させて接合させ、接合した上面に接合用
工具の両軸片を相互に近接させたコンクリート製品の係
止孔に嵌入・係止させた後に、一方のコンクリート製品
を接合用工具を中心にして下降回動させることにより、
コンクリート製品の端面を容易に接合し得るものであ
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記コンクリート製品では、コンクリート製
品の係止孔に嵌入・係止させた軸片により、同係止孔に
集中荷重が作用し、同係止孔が損傷等されて接合作業が
確実に行なえないことがあった。
また、再度コンクリート製品を接合仕直す場合には、損
傷等された係止孔では接合用工具の軸片が確実に係止さ
れず、接合作業が確実に行なえないという問題があっ
た。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案では、接合端寄りの上面に接合用工具の
軸片を嵌入・係止させるための係止孔を設けたコンクリ
ート製品の接合用工具係止部構造において、コンクリー
ト製品の接合端寄りの上面に、係止孔を具備する軸片受
部材を上面開口状態で埋設し、同軸片受部材をコンクリ
ートよりも高い強度の材質としたことを特徴とするコン
クリート製品の接合用工具係止部構造を提供せんとする
ものである。
また、軸片受部材の材質をファインセラミックスとした
ことにも特徴を有する。
(ホ)作用・効果 本考案では、係止孔を具備する軸片受部材をコンクリー
トよりも高い強度の材質、例えばファインセラミックス
により形成しているために、接合作業中に軸片により係
止孔に集中荷重が作用した際にも、係止孔が損傷等され
るのを防止することができ、コンクリート製品の接合作
業を確実に行なうことができる。
また、上記のように係止孔の損傷等を防止することがで
きるために、再度コンクリート製品を接合仕直す場合に
も、接合用工具の軸片を確実に係止させることができ、
接合作業を確実に行なうことができる。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本考案に係るコンクリート製品の接合誘導を示
す正面図、第2図は接合状態を示す一部平面図、第3図
は接合用工具係止部の拡大断面図、第4図は軸片受部材
の平面図である。
第1図〜第3図に示す(1)は、U型溝、暗渠、マンホー
ル等の各種のコンクリート製品であり、同コンクリート
製品(1)は、それぞれ接合端面の一方に凸条(1a)を設け
ると共に、他方に同凸条(1a)と嵌合する凹溝(1b)を設
け、接合端寄りの上面(1c)に接合用工具係止部(2)を設
けている。
また、第1図〜第3図に示す(3)は、金属製の接合用の
工具であり、同工具(3)は、細幅矩形板状のプレート(3
a)と、同プレート(3a)の上面に設けた把手(3b)と、同プ
レート(3a)の下面の左右両端部に突設した軸片(3c)(3c)
とから構成している。
そして、かかる接合用工具(3)の軸片(3c)(3c)を、それ
ぞれ接合する各コンクリート製品(1)(1)の接合用工具係
止部(2)(2)に嵌入・係止させて、一方のコンクリート製
品(1)をプレート(3a)を中心にして下降回動させながら
両コンクリート製品(1)(1)の凸条(1a)と凹溝(1b)とを嵌
合させることができるようにしている。
上記のような構成において、本考案の要旨は、上記した
接合用工具係止部(2)の構造にあり、以下第1図〜第4
図にもとづいて説明する。
すなわち、接合用工具係止部(2)は、コンクリート製品
(1)の接合端寄り上面(1c)に、係止孔(4)を具備する軸片
受部材(5)を、上面開口状態に埋設して構成している。
そして、軸片受部材(5)は、ファインセラミックス、金
属等のコンクリートよりも高い強度の材質により形成し
ており、第4図及び第5図に示すように、外周面形状を
上面が下面よりも小径の円錐台形状として、内部に上面
が開口した凹状の係止孔(4)を形成し、同係止孔(4)は上
面が下面よりも大径の逆円錐台形状とすると共に、下面
の直径を接合用工具(3)の軸片(3c)と略同一径としてい
る。
上記したファインセラミックスとしては、例えば、高純
度化したアルミナ材(Al)、炭化ケイ素(Si
C)、炭化ケイ素とチッ化ケイ素とからの複合組成物
(SiC−Si)等を使用することができる。
(6)は位置決め孔であり、コンクリート製品(1)を形成す
る型枠に設けた位置決めピンに、軸片受部材(5)を位置
決め孔(6)を介して取付けることにより、軸片受部材(5)
を型枠中に成形されるコンクリート製品(1)中の所定位
置に埋設させることができるようにししている。
本考案の実施例は、上記のように構成しているものであ
り、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起さ
れる。
すなわち、係止孔(4)を具備する軸片受部材(5)をコンク
リートよりも高い強度の材質、例えばファインセラミッ
クスにより形成しているために、接合作業中に軸片(3c)
により係止孔(4)に集中荷重が作用した際にも、係止孔
(4)が損傷等されるのを防止することができ、コンクリ
ート製品(1)の接合作業を確実に行なうことができる。
また、上記のように係止孔(4)の損傷等を防止すること
ができるために、再度コンクリート製品(1)を接合仕直
す場合にも、接合用工具(3)の軸片(3c)を確実に係止さ
せることができ、接合作業を確実に行なうことができ
る。
また、軸片受部材(5)は、外周面形状を上面が下面より
も小径の円錐台形状として、コンクリート製品(1)の上
面に埋設しているために、係止孔(4)中に嵌入した軸片
(3c)により同軸片受部材(5)がこじられるにもかかわら
ず、同軸片受部材(5)がコンクリート製品(1)中より抜け
出るという不具合は生じず、確実に埋設状態を保持し
て、軸片(3c)の受け機能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るコンクリート製品の接合誘導を
示す正面図。 第2図は、コンクリート製品の接合状態を示す一部平面
図。 第3図は、接合用工具係止部の拡大断面図。 第4図は、軸片受部材の平面図。 (1):コンクリート製品 (2):接合用工具係止部 (3):接合用工具 (4):係止孔 (5):軸片受部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合端寄りの上面に接合用工具の軸片を嵌
    入・係止させるための係止孔を設けたコンクリート製品
    の接合用工具係止部構造において、 コンクリート製品の接合端寄りの上面に、係止孔を具備
    する軸片受部材を上面開口状態で埋設し、同軸片受部材
    をコンクリートよりも高い強度の材質としたことを特徴
    とするコンクリート製品の接合用工具係止部構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の軸片受部材の材質をファイ
    ンセラミックスとしたことを特徴とするコンクリート製
    品の接合用工具係止部構造。
JP4996989U 1989-04-26 1989-04-26 コンクリート製品の接合用工具係止部構造 Expired - Fee Related JPH0624461Y2 (ja)

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