JPH0624829Y2 - 原稿カセット - Google Patents

原稿カセット

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JPH0624829Y2
JPH0624829Y2 JP11178988U JP11178988U JPH0624829Y2 JP H0624829 Y2 JPH0624829 Y2 JP H0624829Y2 JP 11178988 U JP11178988 U JP 11178988U JP 11178988 U JP11178988 U JP 11178988U JP H0624829 Y2 JPH0624829 Y2 JP H0624829Y2
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信一 市川
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的; (産業上の利用分野) この考案は、印刷用スキャナ入力装置等の画像読取装置
の原稿読取に使用される原稿カセットに関する。
(従来の技術) 従来の画像読取装置は一般的にドラムスキャナによるも
のであり、読取って画像出力するための原稿を手で入力
用ドラムにセロテープ等で貼って読取るようにしてい
る。この時、感光材料のフイルム出力のサイズを計算し
て出力フイルム上での画像配置を予想して、原稿を入力
用ドラムに貼っている。このため、出力フイルムにロス
を生じたり、走査時間の最適化等はオペレータが考慮し
なければならない不都合があった。
このようなドラムスキャナ型の画像読取装置に対して、
最近平面走査型の画像読取装置が出現している。
第8図はかかる画像読取装置の入力部光学系を示してお
り、カセット受け(後述する)に受容された原稿カセッ
ト10は下方に配設されたライン状のアパーチャ型蛍光灯
30によって照射される。原稿カセット10内には例えばカ
ラーリバーサルフイルム等の原稿1が2枚の透明板11及
び12に挟持されて収納されている。原稿カセット10を透
過した画像光は所定倍率の結像レンズ31に入力され、そ
の上部に連結されている色分解プリズム32に入力され
て、R,G,Bの3原色に色分解される。色分解されたRGB3
色の光はそれぞれCCD等で成るイメージセンサ32R,32G,3
2Bに入力され、それぞれRGBの画像信号に変換される。
第9図は蛍光灯30と原稿1との走査関係を示し、線状の
主走査ライン1Aが同時に読取られ、副走査方向に順次移
動されることによって全体の画像が読取られる。
又、第10図は上述した原稿カセット10が使用される画像
読取部の原稿台40の構造を示しており、筐体状の原稿台
40の全体は、これに連結された移動部材41とこの移動部
材41に接続されたワイヤ42,モータ43とによって副走査
方向に走査されるようになっている。又、原稿台40内に
は、モータ44によって図示方向に回転される回転台受け
45が設けられており、回転台受け45の中央部には原稿カ
セット10を受容するカセット受け13が設けられており、
回転台受け45の全体はこれに連結された移動部材46とこ
の移動部材46に接続されたワイヤ47,モータ48とによっ
てトリミング方向に走査されるようになっている。又、
原稿台40の副走査方向の始端部上面には、画像の読取開
始時に倍率調整用チャートを読取って光学系を調整する
ための補正用領域50が設けられている。
このような画像読取装置に使われる原稿カセット10は一
般的に第11図のようになっており、同図(A)はその断面
図を、同図(B)は平面図をそれぞれ示している。この原
稿カセット10は例えばガラス,アクリル等で成る上下一
対の透明板11及び12で成っており、透明板11を開いてそ
の間に原稿1を挿入して後に閉じ、透明板11及び12の間
に原稿1を保持するようになっており、この保持状態で
第8図及び第10図に示す如く画像読取装置に装填するよ
うになっている。
(考案が解決しようとする課題) 上述のような原稿カセット10に対して原稿1としてフイ
ルム原稿を使用する場合、たとえば4″×5″フイルム
の場合には、フイルムを現像処理する際にシート用ハン
ガータイプの現像機を用いるため、第12図に示す如くフ
イルム2の画像部3以外の周縁部4に、フイルム保持用
ハンガーのクリップ跡5が凸状に付いてしまう。このた
め、かかるフイルム2を原稿として原稿カセット10に保
持させると、クリップ跡5のために第13図に示す如く透
明板11にフイルム2の全面が圧着されない状態となって
しまう。このクリップ跡5は通常0.5mm程度の高さがあ
り、フイルム2を透明板11及び12に挟んで密着させて
も、画像面が浮いてしまう等の問題がある。その他の問
題として、圧着面積が小さいために、原稿フイルム2を
原稿カセット10に装着した後に原稿フイルム2が振動や
搬送によって移動してしまうことがある。
この考案はかかる事情よりなされたものであり、この考
案の目的は、原稿の有効域である画像面の圧着性に留意
して固定化を図ると共に、その有効域外からの影響を回
避できるような密着性の高い原稿カセットを提供するこ
とにある。
考案の構成; (課題を解決するための手段) この考案は、開閉可能な2枚の透明板の間に原稿を保持
し、原稿読取装置に装填して前記原稿を読取るようにな
っている原稿カセットに関するもので、この考案の上記
目的は、前記透明板の一方又は両方に前記原稿の周縁形
状に対応した凹部を設けることによって達成される。
(作用) 4″×5″フイルムのように現像処理で周縁部に凸状の
クリップ跡が形成されると、一対の透明板の圧着による
矯正だけでは完全な平面度を実現し難い。特にクリップ
跡を持つ場合は圧着性が低下してしまうが、この考案で
は開閉用の透明板をフイルムの有効面内で使用して完全
に圧着できるように、透明板の一方面に原稿面に形成さ
れた凸部を吸収するような凹部を設けている。即ち、2
枚の透明板の間に原稿を挿入して閉じたときに、前記原
稿面に形成されている凸状のクリップ跡が前記凹部に吸
収されるようにし、原稿面での高い圧着性を得ている。
(実施例) 以下にこの考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の原稿カセット60を斜視図で示してお
り、原稿カセット60は上述したようなフイルム原稿2を
挟んで保持する一対の透明板61及び62から構成されてい
る。透明板61及び62の材質は硬質で適度な重量があり、
しかも光の透過率に優れるという必要からガラスが望ま
しい。透明板61の裏面の画像有効域61Bの周縁には、第
2図にその形状を示すような矩形状で断面が半円状の溝
61Aが設けられており、透明板61及び62の間にフイルム
原稿2を挟持して保持した場合、第3図に示す如くフイ
ルム原稿2のクリップ跡5が丁度溝61Aに吸収されるよ
うになっている。このように、透明板62に載せられたフ
イルム原稿2の構造や形状等を幾何学的に充分考慮して
形成された透明板61の溝61Aの存在によってクリップ跡
5が吸収され、これに依り画像面と透明板61,62との間
に隙間が発生することが確実に防止されるものである。
つまり、フイルム原稿2の両面がそれぞれ透明板61及び
62に圧着され、たわみや隙間が生じて画像品質を低下さ
せたり、振動等によってフイルム原稿2が移動すること
もない。溝61Aの断面形状や配置位置に関しては任意で
あるが、クリップ跡5の高さや分布に対応している必要
がある。
更に、第4図はこの考案の他の実施例を示す平面図であ
り、フイルム原稿2の周縁に存在するクリップ跡5の分
布に対応して、透明板61に円形の孔61Cを複数個設けた
例である。この場合、フイルム原稿2を透明板61及び62
の間に保持すると、第5図に示す如くフイルム原稿2の
クリップ跡5が孔61Cに取込まれるので、フイルム原稿
2の両面が透明板61及び62に圧着される。この場合も孔
61Cの形状や数、又は透明板61を貫通するか否かを限定
するものではなく、あくまで透明板61の局部加工により
フイルム原稿2の画像面を第5図の如く原稿カセットに
密着させることができれば良い。
尚、透明板61の所定の局部に孔61Cを設けるものとする
と、原稿の使用範囲が限定されてしまうが、たとえば
4″×5″フイルムとするフイルム原稿2のようなクリ
ップ跡5の分布状態に規則性のあるものは専用の透明板
61としての利用価値がある。
上述の実施例では透明板61の一面に矩形状の溝又は貫通
した孔を設けて加工する例を示したが、第6図のように
平行に2本の溝611及び612を設けるようにしても良く、
又第7図に示す如く透明板61の両側に切欠613,614を設
け、これら切欠613,614によってフイルム原稿2のクリ
ップ跡5の凸部を吸収するようにしても良い。更に、現
像機の種類によりクリップ跡がフイルムの反対側(下
面)に出るものは、周縁部の溝も透明板62側に設ける
か、又は透明板61,62の両側に設けても良い。
考案の効果; 以上のようにこの考案では、原稿カセットを使用する場
合の実際の原稿、たとえばフイルム原稿が持つ周縁部の
クリップ跡による凸状変形に留意して、透明板の一方に
溝や孔等の凹部を形成しており、原稿を装着したときに
前記凸状変形を凹部で吸収させて原稿面の密着性を得た
原稿カセットを実現している。又、画像面が均一な密着
性を持つことにより、読取位置で検出系が振動してもそ
の吸着性により原稿は変動し難い。更に、たわみのない
理想的な平面度を得た原稿面から良好な焦点距離で読取
られることになるので、常に高品質な画像が得られるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による原稿カセットの一実施例を示す
斜視図、第2図はそのX−X断面図、第3図はフイルム
原稿が挟持され保持された状態を示す断面図、第4図は
この考案の他の実施例を示す図、第5図はその原稿保持
状態を示す断面図、第6図及び第7図はそれぞれ別の実
施例を示す図、第8図は平面走査型の画像読取装置の画
像入力部を示す図、第9図は主走査と副走査の関係を説
明する図、第10図は読取部の機構図、第11図(A)は従来
の原稿カセットの断面図、同図(B)はその平面図、第12
図は原稿フイルムに形成されるクリップ跡を説明するた
めの図、第13図はその原稿フイルムに対する読取影響を
説明するための図である。 1,2……原稿(フイルム原稿)、3……画像部、4……
周縁部、5……クリップ跡、10,60……原稿カセット、1
1,12,61,62……透明板、30……蛍光灯、31……結像レン
ズ、32……色分解プリズム、40……原稿台、41,46……
移動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能な2枚の透明板の間に原稿を保持
    し、原稿読取装置に装填して前記原稿を読取るようにな
    っている原稿カセットにおいて、前記透明板の一方又は
    両方に前記原稿の周縁形状に対応した凹部を設けたこと
    を特徴とする原稿カセット。
JP11178988U 1988-08-26 1988-08-26 原稿カセット Expired - Fee Related JPH0624829Y2 (ja)

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