JPH0625098B2 - 3‐シアノ‐4‐アミノアセトフエノン類の製造方法 - Google Patents

3‐シアノ‐4‐アミノアセトフエノン類の製造方法

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JPH0625098B2
JPH0625098B2 JP60080451A JP8045185A JPH0625098B2 JP H0625098 B2 JPH0625098 B2 JP H0625098B2 JP 60080451 A JP60080451 A JP 60080451A JP 8045185 A JP8045185 A JP 8045185A JP H0625098 B2 JPH0625098 B2 JP H0625098B2
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レゼマン ヴオルフガング
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Boehringer Ingelheim Pharma GmbH and Co KG
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Dr Karl Thomae GmbH
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    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00—Carboxylic acid nitriles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3−シアノ−4−アミノアセトフエノン類の
新規な製造方法に関する。
3−シアノ−4−アミノアセトフエノン類は、一般式 (式中Rは水素原子又はフツ素原子を表わす。) の構造式を有する。
該化合物は、価値ある医薬品及び飼料添加物の製造に重
要な中間体である。飼料添加物に関して、後述する一般
式(V)の化合物は、肥育に使用するとき、飼料の用途を
一層強力にする。即ち、蓄産動物の成長を促進し、動物
の利用性の点では、脂肪に比して赤身の比率を増加す
る。
高級蛋白質の世界的な不足の状況下で、このような活性
物質に対して多大の関心が寄せられている。該活性物質
を十分量供給するために、要望する化合物の簡易な製造
方法を見つけ出すことが急務である。
一般式(I)の3−シアノ−4−アミノアセトフエノン類
は、該活性物質を製造するのに重要な鍵を握つている。
従つて、高収率だけでなく、高品質を保証する一般式
(I)の3−シアノ−4−アミノアセトフエノン類の簡易
な製造方法を見つけ出すのは重要なことである。
本発明に従つた製造方法は、一般式 (式中Rは前記と同じ意味を表わす。) の3−シアノ−4−アセトアミドアセトフエノンを、メ
タノール中の水酸化アルカリ金属又はアルカリ金属メト
キシドで加水分解することから成る。
一般式(II)の化合物を、メタノールの存在下に、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、カリウムメトキシド、
又はナトリウムメトキシドによつて加水分解する。好ま
しい実施態様は、メタノールに水酸化カリウムを入れ、
加熱し、ついで一般式(II)の3−シアノ−4−アセト
アミドアセトフエノンを数分以内に穏やかに加える。反
応混合物を還流することによつて、加水分解を完結す
る。反応混合物を乾燥するまで蒸発させ、該乾燥物を水
に溶解し、その溶液を無機酸、好ましくは濃塩酸と混合
した場合、結晶性沈殿物として、一般式(I)の3−シア
ノ−4−アミノアセトフエノンを得る。得られた沈澱物
を、もう一度洗浄し、乾燥する。出発物質に対応する一
般式(I)の3−シアノ−4−アミノアセトフエノンの純
品を得る。通常の場合、収率は使用した一般式(II)の
化合物を基にした理論値の80%から90%の間で得ら
れる。Rがフツ素原子の場合、収率はいくらか低下す
る。
前記の条件下では、一般式(II)の化合物の加水分解に
よつて、一般式(I)の化合物を形成させることは予見
できなかつた。従来の加水分解の方法を使用した場合、
酸性又はアルカリ性水性系のいずれでも、一般式(II)
の化合物の脱アシル化を、所望通りに実施できない。文
献〔エーグラハム(A.Graham)、シンセテイツクコミ
ユニケーシヨンズ(Synthetic Communications)第10
巻3号、241−243頁、1980年〕からも知られ
ているように、アシルアミノ基に燐接した反応性シアノ
基の存在は、強酸類とで、次の反応図に従つて、環化反
応が起るか、 希酸類とで、対応する2−アシルアミノベンズアミドに
なつてしまう。アルカリ水溶液中でも、シアノ基はアミ
ド基に変換されることも観察された。この方法は、縮合
ピリミジン類の予備的回収に使用される。
本発明に従つた製造方法では、まずアセチル基の脱アシ
ル化がおこり、シアノ基は維持されると予測される。即
ち、メタノール中で水酸化アルカリ金属若しくはアルカ
リ金属メトキシドが使用される場合にのみ、この脱アシ
ル化が起こる。
一般式(II)の出発化合物は、例えば一般式(IV) (式中Rは前記と同じ意味を表わす。) の3−ブロモ−4−アセトアミドアセトフエノンをシア
ン化銅(I)と反応させて得ることができる。これを実施
するために、一般式(IV)の3−ブロモ−4−アセトア
ミドアセトフエノンを、ピリジン若しくはジメチルホル
ムアミドのような溶媒中で、100゜から150℃の間
で、シアン化銅(I)と反応させ、生成物を、例えば酢酸
エチルで精製する〔ホウベン−ウエイル(Houben-Wey
l)、第8巻、酸素化合物III、303頁参照〕。
一般式(IV)の出発化合物は、例えば対応する4−アセ
トアミドアセトフエノン(製造法は、バイルシユタイン
EII、第14巻、33頁を参照)を氷酢酸/水の存在下
に臭素で臭素化することによつて得ることができる〔エ
ル、シー、ライフオード(L.C.Raiford)、エツ
チ、エル、デービス(H.L.Davis)、ジヤーナル オブ
ジ アメリカン ケミカル ソサイテイー(J.Am.Che
im.Soc.)第50巻、158頁(1928年)及びバイ
ルシユタインEII、第14巻、33頁参照)。
一般式(I)の化合物は、一般式(V) (式中Rは前記と同じ意味を表わし、R1は水素又は低
級アルキル基を表わし、R2は低級アルキル基を表わ
す。) の化合物を製造するための重要な中間生成物である。一
般式(V)の化合物は、例えば飼料添加物として使用し
てもよい。そして、屠殺用動物や家禽の成長を促進する
ばかりでなく、脂肪に比して赤身の比率を増加すること
によつて飼料の利用性を増している(米国特許第4,4
07,819号明細書参照)。一方、該化合物は、治療
に有利な特性も有する。例えば、β受容体作用、特にβ
2様活性を有する。一般式(V)の中で特に価値ある化
合物は、RならびにR1に水素原子及びR2にイソプロ
ピル基を有する化合物である(融点165−167
℃)。
一般式(V)の化合物は、3−シアノ−4−アミノアセ
トフエノンから次の段階を踏んで、容易に製造できる。
a)氷酢酸、テトラヒドロフランのような通常の溶媒中
で、臭素元素若しくは臭化銅(II)によつて臭素化し、 b)得られたω−ブロモ−3−シアノ−4−アミノアセ
トフエノンと一般式NHR1R2(式中R1及びR2は前記と
同じ意味を表わす)のアミン類を、20℃までの温度で
反応させ、対応するアミノケトン類を形成し、 c)該アミノケトン類を水中のナトリウムボラネート
(boranate)の助けで還元し、一般式(V)のアミノアル
コールを形成する。
実施例 次の実施例は、本発明の本質を例示するために示した。
A.目的化合物の製造例 例 1 3−シアノ−4−アミノアセトフエノン 25.2g(0.45モル)の水酸化カリウム及び30
0mlのメタノールを反応器に入れ、内容物を40℃まで
加熱する。2ないし4分以内に、30g(0.15モ
ル)の3−シアノ−4−アセトアミドアセトフエノンを
加え、反応混合物を20分間還流する。次いで、蒸発乾
燥し、該乾燥物を300mlの水と混合する。これに40
mlの濃塩酸を加えると、3−シアノ−4−アミノアセト
フエノンが、結晶体で沈澱する。10℃まで冷却し、更
に1時間かきまぜる。吸引濾過をし、濾過物を水洗し、
60℃で乾燥すると、21gのベージユ色の3−シアノ
−4−アミノアセトフエノンを、理論値の87.5%の
収率で得る。融点161.5℃。
水酸化ナトリウム及びメタノールを、同モル比で同反応
条件下で使用すると、理論値の80%の収率で、3−シ
アノ−4−アミノアセトフエノンを得る。
例 2 3−シアノ−4−アミノアセトフエノン 3.8kg(59.6モル)の水酸化カリウム及び45.
6リツトルのメタノールを反応器に入れ、内容物を40
℃まで加熱する。5ないし10分以内に、4.58kg
(22.6モル)の3−シアノ−4−アセトアミドアセ
トフエノンを加える。反応混合物を25分間還流し、溶
媒を除去し、乾燥残留物に60リツトルの水を加え、次
に6リツトルの濃塩酸を加える。続いて例1に記載した
と同様の操作を行う。
収率:3.0Kgの3−シアノ−4−アミノアセトフエノ
ンを、理論値の82.8%で得る。
融点:161.5℃ カリウムメトキシドの場合、理論値の76%の収率であ
つた。
例 3 3−シアノ−4−アミノ−5−フルオロアセトフエノン 例1と同様の方法を使用して、水酸化カリウムで、3−
シアノ−4−アセトアミド−5−フルオロアセトフエノ
ンを、45゜ないし50℃で、24時反応させることに
よつて加水分解し、3−シアノ−4−アミノ−5−フル
オロアセトフエノンを得る。収率:理論値の55%。水
酸化ナトリウムの場合、理論値の48%。
B.出発化合物の3−シアノ−4−アセトアミドアスト
フエノンの製造方法 例 4 ホウベン−ウエイル(Houben-Wey1)第8巻、酸素化合
物III、303頁に記載されているローゼンムントーブ
イ、ブラウンン反応(Rosenmund-V.Brauns reaction)
に従つて、70g(0.273モル)の3−ブロモ−4
−アセトアミドアセトフエノン〔エル、シー、ライフオ
ード(L.C.Raiford)、エツチ、エル、デービス(H.
L.Davis)、ジヤーナル オブ ジ アメリカン
ケミカル ソサイテイー(J.Am.Chem.soc.)第50
巻、158頁(1928年)の方法を使用して造られ
た〕及び24.5g(0.273モル)のシアン化銅
(I)を150mlのジメチルホルムアミド中で、130℃
まで2.5時間油浴を使用して加熱する。臭化銅(I)が
沈澱し、反応の終了後、吸引濾過器を使用して95℃で
濾過し、20mlのジメチルホルムアミドで洗う。300
mlの水に温濾液を注ぐと、3−シアノ−4−アセトアミ
ドアセトフエノン及び残留している臭化銅(I)が沈澱す
る。この析出した懸濁液を、更に、2時間かきまぜ、吸
引濾過し、ろ過物を水洗する。60℃で乾燥した粗生成
物を、銅塩を除去するために、最初、700mlの酢酸エ
チルで抽出し、更に300mlの酢酸エチルで抽出する。
抽出物を合せ、総量が200mlになるまで蒸発させる。
目的物の析出を完全にするために、更に、200mlの石
油エーテル(60/70℃)を、温酢酸エチル懸濁液に
加える。冷却し、吸引ろ過後、ろ過物を60℃で恒量に
なるまで乾燥させると目的物が得られる。
収率:3−ブロモ−4−アセトアミドアセトフエノンを
基準にして、理論値の65.2%に対応する36gの3
−シアノ−4−アセトアミドアセトフエノンを得る。
融点:170℃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中Rは水素原子又はフッ素原子を表わす)で表わさ
    れる3−シアノ−4−アミノアセトフェノン化合物の製
    造方法であって、一般式 (式中Rは前記と同じ意味表わす)で表わされる3−シ
    アノ−4−アセトアミド−アセトフエノン化合物を、溶
    媒としてメタノールの存在下に、水酸化カリウム、水酸
    化ナトリウム、カリウムメトキシド又はナトリウムメト
    キシドによって、反応混合物の沸点までの温度におい
    て、加水分解し、次いで、反応混合物から一般式(I)
    の化合物を単離することを特徴とする、一般式(I)の
    化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】上記加水分解に、メタノール中の水酸化カ
    リウムを使用することを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】一般式(II)の化合物水を酸化カリウム−
    メタノール溶液に30〜50℃で加え、次いで該反応混合物
    を40℃から還流温度までの間の温度で加熱し、溶媒のメ
    タノールを除去し、残留物を水に溶解し、次いで酸性化
    することによって、最終生成物を沈殿させること特徴と
    する、特許請求の範囲第1項及び第2項のいずれか一項
    に記載の製造方法。
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