JPH0625668B2 - 光干渉角速度計 - Google Patents
光干渉角速度計Info
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- JPH0625668B2 JPH0625668B2 JP61070562A JP7056286A JPH0625668B2 JP H0625668 B2 JPH0625668 B2 JP H0625668B2 JP 61070562 A JP61070562 A JP 61070562A JP 7056286 A JP7056286 A JP 7056286A JP H0625668 B2 JPH0625668 B2 JP H0625668B2
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- Japan
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- light
- frequency
- serrodyne
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えば光ファイバージャイロスコープに用い
られる光干渉角速度計、特に角速度が加えられた時に右
廻り光と左廻り光とに周波数差を与えて干渉光の強度が
角速度を与えない時の強度と等しくなるよに帰還し、そ
の周波数差から角速度を測定する光干渉角速度計に関す
る。
られる光干渉角速度計、特に角速度が加えられた時に右
廻り光と左廻り光とに周波数差を与えて干渉光の強度が
角速度を与えない時の強度と等しくなるよに帰還し、そ
の周波数差から角速度を測定する光干渉角速度計に関す
る。
「従来の技術」 第1図は零位法光干渉角速度計の例を示すブロック図で
ある。
ある。
光源11から出射される光L1 は角周波数ω3 で、また振
幅Eの可干渉性の光である。その出射された光L1 は第
1光方向性結合器12を通り第2光方向性結合器13は結合
端13Cに入射する。この入射した光L1 は二条のL2,L
3 に分けられ分岐端13A,13Bから出射され、少なくと
も1周する例えば光ファイバよりなる光導波路14へ、各
別の入出射路14A,14Bから入射する。これら二条の光
L2,L3 はそれぞれ右廻り光及び左廻り光として対向す
る向きに光導波路14を伝播し、光導波路14へのそれぞれ
の入出射路14A,14Bとは異なる入出射路14B,14Aか
ら第2光方向性結合器13の分岐端13B,13Aに入射し、
再び1つの光L4 に結合され、その結合端13Cから出射
される。この結合光L4 は第1光方向性結合器12の結合
端12Cから入射し、その分配端12Bから分配光L5 が出
射され、出射された分配光L5 は光検出器15に入射し、
電気信号に変換される。この電気信号は同期検波回路17
に供給される。
幅Eの可干渉性の光である。その出射された光L1 は第
1光方向性結合器12を通り第2光方向性結合器13は結合
端13Cに入射する。この入射した光L1 は二条のL2,L
3 に分けられ分岐端13A,13Bから出射され、少なくと
も1周する例えば光ファイバよりなる光導波路14へ、各
別の入出射路14A,14Bから入射する。これら二条の光
L2,L3 はそれぞれ右廻り光及び左廻り光として対向す
る向きに光導波路14を伝播し、光導波路14へのそれぞれ
の入出射路14A,14Bとは異なる入出射路14B,14Aか
ら第2光方向性結合器13の分岐端13B,13Aに入射し、
再び1つの光L4 に結合され、その結合端13Cから出射
される。この結合光L4 は第1光方向性結合器12の結合
端12Cから入射し、その分配端12Bから分配光L5 が出
射され、出射された分配光L5 は光検出器15に入射し、
電気信号に変換される。この電気信号は同期検波回路17
に供給される。
この光導波路14の成す面に垂直な軸の廻りの角速度Ωが
ない場合は光導波路14は右廻り光L2 及び左廻り光L3
に対して相反性であり、第2方向性光結合器13で二条の
光が結合されるときの位相は互いに一致している。しか
し、角速度Ωがある場合は、光導波路14を互いに逆の向
きに伝播する右廻り光L2及び左廻り光L3 に対しサニ
ャック効果による理想の差が生じる。
ない場合は光導波路14は右廻り光L2 及び左廻り光L3
に対して相反性であり、第2方向性光結合器13で二条の
光が結合されるときの位相は互いに一致している。しか
し、角速度Ωがある場合は、光導波路14を互いに逆の向
きに伝播する右廻り光L2及び左廻り光L3 に対しサニ
ャック効果による理想の差が生じる。
光導波路14の入力角速度がΩの時、環状の光導波路14が
囲む面積をA、光の真空中の波長をλ、右廻り光L2 の
左廻り光L3 との間に生ずるサニャック効果の位相差φ
rは φr=8πAΩ/λc………(1) で表される。
囲む面積をA、光の真空中の波長をλ、右廻り光L2 の
左廻り光L3 との間に生ずるサニャック効果の位相差φ
rは φr=8πAΩ/λc………(1) で表される。
この光導波路14の一方の入出射路14Bの近くには位相変
調器18が設けられている。この位相変調器18には、発
振器19から出力される交番信号が位相変調器18に供給さ
れ、その発振周波数で駆動されて光導波路14を互いに逆
の向きに伝播する右廻り光L2と左廻り光L3とを変調
する。
調器18が設けられている。この位相変調器18には、発
振器19から出力される交番信号が位相変調器18に供給さ
れ、その発振周波数で駆動されて光導波路14を互いに逆
の向きに伝播する右廻り光L2と左廻り光L3とを変調
する。
この光干渉角速度計では、発振器19からの交番信号は、
例えば周波数f0の余弦波信号である。
例えば周波数f0の余弦波信号である。
位相変調器18はこの信号により二条の光L2,L3にそれ
ぞれ位相変調を加えると、二条の光,つまり右廻り光L
2及び左廻り光L3 は Ψ(t)=Ψcos(2πf0・t) ……(2) 但し、Ψは最大位相偏移、f0は変調周波数の位相変調を
受ける。
ぞれ位相変調を加えると、二条の光,つまり右廻り光L
2及び左廻り光L3 は Ψ(t)=Ψcos(2πf0・t) ……(2) 但し、Ψは最大位相偏移、f0は変調周波数の位相変調を
受ける。
また、この光干渉角速度計には、光導波路14の他方の入
出射路14Aに周波数偏移器が設けられている。この例で
は、周波数偏移器の一例として、セロダイン変調器21の
使用している。またこの例では、位相変調器18が光導波
路14の入出射路14Bに、セロダイン変調器21は入出射路
14Aにそれぞれ配置されているが、位相変調器18とセロ
ダイン変調器21ともどちらか一方の入出射路14A又は14
Bに配置しても良い。
出射路14Aに周波数偏移器が設けられている。この例で
は、周波数偏移器の一例として、セロダイン変調器21の
使用している。またこの例では、位相変調器18が光導波
路14の入出射路14Bに、セロダイン変調器21は入出射路
14Aにそれぞれ配置されているが、位相変調器18とセロ
ダイン変調器21ともどちらか一方の入出射路14A又は14
Bに配置しても良い。
セロダイン変調器21が周波数偏移器,即ち角周波数偏移
器として機能する原理を説明する。
器として機能する原理を説明する。
光は、一般的に振幅E0 、角周波数ω0 及び位相Δφを
用いて E0 expi(ω0t+Δφ)……(3) のように表される。いま、位相Δφを時間の関数とし
て、一次的に変化させてみる。即ち、位相Δφは時間の
一次関数として Δφ(t)=kt……(4) と表される。この式(4)を式(3)に代入すると、 E0 expi(ω0t+kt)=E0 expi(ω0+k)t となり、角周波数が偏移される。式(4)は例えば、光フ
ァイバ中を伝搬する光に対しては、永遠に光ファイバを
引張続けるということを意味する。しかし、このような
ことは現実に不可能なことである。そこで、Δφ(t) は
位相なので、第2図に示すように、振幅2mπ(mは正
整数)の鋸歯状波を用いると、式(4)と同等のことが得
られる。これがセロダイン変調器の原理となっている。
即ち、この時セロダイン変調器は、セロダイン変調器を
通る光に対してkの角周波数偏移を与える。
用いて E0 expi(ω0t+Δφ)……(3) のように表される。いま、位相Δφを時間の関数とし
て、一次的に変化させてみる。即ち、位相Δφは時間の
一次関数として Δφ(t)=kt……(4) と表される。この式(4)を式(3)に代入すると、 E0 expi(ω0t+kt)=E0 expi(ω0+k)t となり、角周波数が偏移される。式(4)は例えば、光フ
ァイバ中を伝搬する光に対しては、永遠に光ファイバを
引張続けるということを意味する。しかし、このような
ことは現実に不可能なことである。そこで、Δφ(t) は
位相なので、第2図に示すように、振幅2mπ(mは正
整数)の鋸歯状波を用いると、式(4)と同等のことが得
られる。これがセロダイン変調器の原理となっている。
即ち、この時セロダイン変調器は、セロダイン変調器を
通る光に対してkの角周波数偏移を与える。
いま、セロダイン変調器21により−ωの角周波数偏移が
与えられるとする。このような位相変調器18及びセロダ
イン変調器21が設けられている場合、時刻t,第2光方
向性結合器13における導波路14を廻った右廻り光L2 と
左廻り光L3 とは次のように表される。
与えられるとする。このような位相変調器18及びセロダ
イン変調器21が設けられている場合、時刻t,第2光方
向性結合器13における導波路14を廻った右廻り光L2 と
左廻り光L3 とは次のように表される。
L2 =Eexpj〔φr/2+Ψcos(2πf0t)+(ω3−ω)τ+(ω3−ω)t〕
……(6) L3 =Eexp j〔−φr/2+Ψcos(πf0(t−τ))+ω3τ+(ω3−ω)t〕…
…(7) ここで、φr:サニャック効果の位相差 f0:位相変調器18の変調周波数 Ψ:位相変調器の最大位相偏移 τ:光が光導波路14を伝搬するのに要する時間 これらの式(6),(7)において、第2光方向性結合器13か
ら位相変調器18との間及び第2光方向性結合器13からセ
ロダイン変調器21との間の光の伝搬時間は無視してい
る。
……(6) L3 =Eexp j〔−φr/2+Ψcos(πf0(t−τ))+ω3τ+(ω3−ω)t〕…
…(7) ここで、φr:サニャック効果の位相差 f0:位相変調器18の変調周波数 Ψ:位相変調器の最大位相偏移 τ:光が光導波路14を伝搬するのに要する時間 これらの式(6),(7)において、第2光方向性結合器13か
ら位相変調器18との間及び第2光方向性結合器13からセ
ロダイン変調器21との間の光の伝搬時間は無視してい
る。
これら右廻り光L2と左廻り光L3 とは干渉する。この
干渉光L4 の強度Iは式(6),(7)より求めることができ
る。即ち、 I=2E2+2E2cos(φr−ηsin2πf0T−ωτ)……(8) ここで、T=t−τ/2 η=2Ψsinα α:πf0τ この干渉光L4は、第1光方向性結合器12を通り、光検
出器15に入射し、電気信号に変換される。この電気信号
は同期検波回路17に供給される。
干渉光L4 の強度Iは式(6),(7)より求めることができ
る。即ち、 I=2E2+2E2cos(φr−ηsin2πf0T−ωτ)……(8) ここで、T=t−τ/2 η=2Ψsinα α:πf0τ この干渉光L4は、第1光方向性結合器12を通り、光検
出器15に入射し、電気信号に変換される。この電気信号
は同期検波回路17に供給される。
同期検波回路17では、周波数f0で同期検波するので、こ
の同期検波出力は、Iをf0でフーリエ級数展開したもの
ゝ基本波成分,即ち、sin2πf0Tの項の係数の大きさ
に比例する。式(8)の第2項,cos(φr−ηsin2πf0T
−ωτ)は、次のようにフーリエ級数展開できる。即
ち、 cos(φr−ηsin2πf0T−ωτ) =J0(η)cos(φr−ωτ) +2J1(η)sin(φr−ωτ)sin2πf0T +2J2(η)cos(φr−ωτ)cos4πf0T +…… (但し、Jn はベッセルn次関数) に展開される。従って、同期検波回路17の出力をV0と
すると、出力V0 は次のように表される。
の同期検波出力は、Iをf0でフーリエ級数展開したもの
ゝ基本波成分,即ち、sin2πf0Tの項の係数の大きさ
に比例する。式(8)の第2項,cos(φr−ηsin2πf0T
−ωτ)は、次のようにフーリエ級数展開できる。即
ち、 cos(φr−ηsin2πf0T−ωτ) =J0(η)cos(φr−ωτ) +2J1(η)sin(φr−ωτ)sin2πf0T +2J2(η)cos(φr−ωτ)cos4πf0T +…… (但し、Jn はベッセルn次関数) に展開される。従って、同期検波回路17の出力をV0と
すると、出力V0 は次のように表される。
V0 =CE2J1(η)sin(φr−ωτ)(但し、Cは定数) この同期検波出力V0 は積分器23に供給される。積分器
23の積分出力は電圧制御発振器22に与えられ、その発振
角周波数ωは同期検波出力V0 が0になるように帰還制
御される。即ち、 φr =ωτ……(9) になるように制御される。この式(9)より、電圧制御発
振器22の発振角周波数又は発振周波数を周波数カウンタ
24によって測定することにより、角速度ωを測定するこ
とができる。
23の積分出力は電圧制御発振器22に与えられ、その発振
角周波数ωは同期検波出力V0 が0になるように帰還制
御される。即ち、 φr =ωτ……(9) になるように制御される。この式(9)より、電圧制御発
振器22の発振角周波数又は発振周波数を周波数カウンタ
24によって測定することにより、角速度ωを測定するこ
とができる。
「発明が解決しようとする問題点」 一般の場合と同じように、光干渉角速度計の各構成部分
は必ずしも、理想的な特性を示すとは限らない。特にセ
ロダイン変調器は理想特性から外れ、不完全であること
が多い。そのため、光がセロダイン変調器により周波数
偏移を受けるとき、所定の同波数偏移の他に幾通りかの
周波数偏移を受け、その結果、右廻り光及び左廻り光と
も幾つかの周波数の違う光が混ざった状態で第2光方向
性結合器に入射することになる。即ち、セロダイン変調
器により右廻り光及び左廻り光の双方にセロダイン変調
を施した結果、双方の光について周波数偏移光である基
本波と多数の側帯波を含むスペクトルを発生するに到
る。ここで、光干渉角速度計の測定精度を或る値に設定
したものとすると、このスペクトルの周波数偏移光の内
には光干渉角速度計の測定精度より大きな誤差を生ぜし
める程の大きき振幅を有する周波数偏移光も含まれてい
る。これら大きい振幅の周波数偏移光の内の同期検波を
行なう周波数と同一の周波数の周波数偏移光は同期検波
に際して出力され、この出力が急速度信号に誤差を生ぜ
しめるところから正確な測定値が得られないことにな
る。
は必ずしも、理想的な特性を示すとは限らない。特にセ
ロダイン変調器は理想特性から外れ、不完全であること
が多い。そのため、光がセロダイン変調器により周波数
偏移を受けるとき、所定の同波数偏移の他に幾通りかの
周波数偏移を受け、その結果、右廻り光及び左廻り光と
も幾つかの周波数の違う光が混ざった状態で第2光方向
性結合器に入射することになる。即ち、セロダイン変調
器により右廻り光及び左廻り光の双方にセロダイン変調
を施した結果、双方の光について周波数偏移光である基
本波と多数の側帯波を含むスペクトルを発生するに到
る。ここで、光干渉角速度計の測定精度を或る値に設定
したものとすると、このスペクトルの周波数偏移光の内
には光干渉角速度計の測定精度より大きな誤差を生ぜし
める程の大きき振幅を有する周波数偏移光も含まれてい
る。これら大きい振幅の周波数偏移光の内の同期検波を
行なう周波数と同一の周波数の周波数偏移光は同期検波
に際して出力され、この出力が急速度信号に誤差を生ぜ
しめるところから正確な測定値が得られないことにな
る。
「問題点を解決するための手段」 この発明では、位相変調器の変調周波数を選定すること
により、セロダイン変調器の不完全性が及ぼす角速度測
定値への影響を低減させる。
により、セロダイン変調器の不完全性が及ぼす角速度測
定値への影響を低減させる。
即ち、光が伝搬するのにτなる時間を要するループ状の
光導波路に互いに反対向きに伝搬するように二条の光を
入射し、これら二条の光に角周波数ωなるセロダイン変
調或いは周波数偏移を与え、かつ位相差検出用交番信号
源からの周波数f0 なる交番信号による上記二条の光を
位相変調すると共に上記二条の光を干渉させ、その干渉
出力を上記交番信号で同期検波して、上記両光の位相差
と対応した出力を検出し、その検出出力がゼロになるよ
うにセロダイン変調器或いは周波数偏移器を帰還制御す
ると共に、上記位相差に対応する偏移周波数から上記光
導波路に垂直な軸のまわりの角速度を測定する光干渉角
速度計において、 位相変調周波数f0とセロダイン変調器或いは周波数偏
移器による最大角周波数偏移ωmax とは、 f0 >(p−1)ω max/2π なる関係(但し、P:セロダイン変調を施された右廻り
光或は左廻り光の基本波と、光干渉角速度計の測定精度
より大きな誤差を生ぜしせる程の大きい振幅を有する周
波数偏移光である側帯波の数とを合計した数、f0τ≠
n(pは2以上の正の整数、nは正の整数))を満足す
る光干渉角速度計、を構成した。また、望ましくはf0
τ=(1/2)(2n -1)になるように構成する。
光導波路に互いに反対向きに伝搬するように二条の光を
入射し、これら二条の光に角周波数ωなるセロダイン変
調或いは周波数偏移を与え、かつ位相差検出用交番信号
源からの周波数f0 なる交番信号による上記二条の光を
位相変調すると共に上記二条の光を干渉させ、その干渉
出力を上記交番信号で同期検波して、上記両光の位相差
と対応した出力を検出し、その検出出力がゼロになるよ
うにセロダイン変調器或いは周波数偏移器を帰還制御す
ると共に、上記位相差に対応する偏移周波数から上記光
導波路に垂直な軸のまわりの角速度を測定する光干渉角
速度計において、 位相変調周波数f0とセロダイン変調器或いは周波数偏
移器による最大角周波数偏移ωmax とは、 f0 >(p−1)ω max/2π なる関係(但し、P:セロダイン変調を施された右廻り
光或は左廻り光の基本波と、光干渉角速度計の測定精度
より大きな誤差を生ぜしせる程の大きい振幅を有する周
波数偏移光である側帯波の数とを合計した数、f0τ≠
n(pは2以上の正の整数、nは正の整数))を満足す
る光干渉角速度計、を構成した。また、望ましくはf0
τ=(1/2)(2n -1)になるように構成する。
「実施例」 第1図に示す光干渉角速度計に、この発明を適用する場
合を説明する。この発明では、光干渉角速度計で測定し
ようとする最大の角速度に対応する最大周波数偏移をω
max とすると、発振器19の発振周波数f0がf0>(p−
1)ωmax/2πを満足するように、また、光導波路14
の大きさがf0τ≠n(pは2以上の正の整数、nは正の
整数)なるように選定される。更に、f0τ=(1/2)(2n -
1)となるようにするのが好ましい。
合を説明する。この発明では、光干渉角速度計で測定し
ようとする最大の角速度に対応する最大周波数偏移をω
max とすると、発振器19の発振周波数f0がf0>(p−
1)ωmax/2πを満足するように、また、光導波路14
の大きさがf0τ≠n(pは2以上の正の整数、nは正の
整数)なるように選定される。更に、f0τ=(1/2)(2n -
1)となるようにするのが好ましい。
次に、その理由を説明する。先ず、光にωの角周波数偏
移を与えるセロダイン変調器21が、その不完全性の故
に、光源11からの光は3通りの角周波数偏移を受ける場
合について説明する。即ち、光源から出射される角周波
数ω3 の光L1 がセロダイン変調器21の不完全性のた
め、本来の角周波数偏移光ω2の他に、その両側には角
周波数ωを隔てゝ1つずつの角周波数偏移光があってω
1,ω2及びω3 との角周波数をもつ偏移波が側帯光とし
て存在する場合について考える。これら3つの角周波数
ω1,ω2及びω3の偏移光の振幅をE1,E2及びE3とす
ると、光導波路14を廻る右廻り光L2及び左廻り光L3、
それらの3つの偏移光が混合したものである。時刻t,
第2方向性結合器における導波路14を廻った右廻り光L
2,左廻り光L3 は、それぞれ次のように表される。θ1,
〜θ3 は、光源からきた角周波数ω3 の光L1 がセロダ
イン変調器21によって角周波数ω1,〜ω3 の光に偏移さ
れるとき受ける位相シフトである。
移を与えるセロダイン変調器21が、その不完全性の故
に、光源11からの光は3通りの角周波数偏移を受ける場
合について説明する。即ち、光源から出射される角周波
数ω3 の光L1 がセロダイン変調器21の不完全性のた
め、本来の角周波数偏移光ω2の他に、その両側には角
周波数ωを隔てゝ1つずつの角周波数偏移光があってω
1,ω2及びω3 との角周波数をもつ偏移波が側帯光とし
て存在する場合について考える。これら3つの角周波数
ω1,ω2及びω3の偏移光の振幅をE1,E2及びE3とす
ると、光導波路14を廻る右廻り光L2及び左廻り光L3、
それらの3つの偏移光が混合したものである。時刻t,
第2方向性結合器における導波路14を廻った右廻り光L
2,左廻り光L3 は、それぞれ次のように表される。θ1,
〜θ3 は、光源からきた角周波数ω3 の光L1 がセロダ
イン変調器21によって角周波数ω1,〜ω3 の光に偏移さ
れるとき受ける位相シフトである。
L2 =E1 exp 〔j{φr/2+Ψcos(2πf0t)+ω1 τ+ω1t+θ1}〕 +E2 exp 〔j{φr/2+Ψcos(2πf0t)+ω2τ+ω2t+θ2}〕 +E3 exp 〔j{φr/2+Ψcos(2πf0t)+ω3τ+ω3t+θ3}〕……(10) L3 =E1 exp 〔j{φr/2+Ψcos(2πf0(t−τ))+ω3τ+ω1t+θ1}〕 +E2exp 〔j{φr/2+Ψcos(2πf0(t−τ))+ω3τ+ω2t+θ2}〕 +E3exp 〔j{τ−φr/2+Ψcos(2πf0(t−τ))+ω3τ+ω3t+θ3}〕
……(11) 但し、φr:サニャック効果の位相差 f0:位相変調器18の変調周波数 Ψ:位相変調器18による最大位相偏移 τ:光が光導波路14を伝播するのに要する時間 これらの式(10),(11)において、第2光方向性結合器13
から位相変調器18との間及び第2光方向性結合器13から
セロダイン変調器21との間の光の伝播時間は無視してい
る。
……(11) 但し、φr:サニャック効果の位相差 f0:位相変調器18の変調周波数 Ψ:位相変調器18による最大位相偏移 τ:光が光導波路14を伝播するのに要する時間 これらの式(10),(11)において、第2光方向性結合器13
から位相変調器18との間及び第2光方向性結合器13から
セロダイン変調器21との間の光の伝播時間は無視してい
る。
これら右廻り光L2及び左廻り光L3は互いに干渉する。
第2光方向性結合器13におけるこの干渉光の強さは式(1
0)及び(11)とから求めることができる。干渉光L4の強
さをIとすると、強度Iは、 I/2=E1 2 +E2 2+E3 2 +E2 2・cos(φr−ηsin2πf0・T−ωτ) +E1 2・cos(φr−ηsin2πf0・T−2ωτ) +E3 2・cos(φr−ηsin2πf0・T) +E1・E3cos(2ωT+ωτ+θ31) +E1・E3cos(2ωT+3ωτ+θ31) +E1・E2cos(ωT+(1/2)ωτ+θ21) +E1・E2cos(ωT+(3/2)ωτ+θ21) +E2・E3cos(ωT+(1/2)ωτ+θ32) +E2・E3cos(ωT+(3/2)ωτ+θ32) +E1・E3cos(φr−ηsin2πf0・T+2ωT+ωτ+θ31) +E1・E3cos(φr−ηsin2πf0・T−2ωT+3ωτ−θ31) +E1・E2cos(φr−ηsin2πf0・T+ωT−(1/2)ωτ+θ21) +E1・E2cos(φr−ηsin2πf0・T−ωT−(5/2)ωτ+θ21) +E2・E3cos(φr−ηsin2πf0・T+ωT+(1/2)ωτ+θ32) +E2・E3cos(φr−ηsin2πf0・T−ωT−(3/2)ωτ−θ32)……(12) ここで、T=t−(τ/2),η=2Ψsinα,α=πf
0τ,θKL=θK−θL(K>Lで、K,Lは1,2又は3)
と置いた。
第2光方向性結合器13におけるこの干渉光の強さは式(1
0)及び(11)とから求めることができる。干渉光L4の強
さをIとすると、強度Iは、 I/2=E1 2 +E2 2+E3 2 +E2 2・cos(φr−ηsin2πf0・T−ωτ) +E1 2・cos(φr−ηsin2πf0・T−2ωτ) +E3 2・cos(φr−ηsin2πf0・T) +E1・E3cos(2ωT+ωτ+θ31) +E1・E3cos(2ωT+3ωτ+θ31) +E1・E2cos(ωT+(1/2)ωτ+θ21) +E1・E2cos(ωT+(3/2)ωτ+θ21) +E2・E3cos(ωT+(1/2)ωτ+θ32) +E2・E3cos(ωT+(3/2)ωτ+θ32) +E1・E3cos(φr−ηsin2πf0・T+2ωT+ωτ+θ31) +E1・E3cos(φr−ηsin2πf0・T−2ωT+3ωτ−θ31) +E1・E2cos(φr−ηsin2πf0・T+ωT−(1/2)ωτ+θ21) +E1・E2cos(φr−ηsin2πf0・T−ωT−(5/2)ωτ+θ21) +E2・E3cos(φr−ηsin2πf0・T+ωT+(1/2)ωτ+θ32) +E2・E3cos(φr−ηsin2πf0・T−ωT−(3/2)ωτ−θ32)……(12) ここで、T=t−(τ/2),η=2Ψsinα,α=πf
0τ,θKL=θK−θL(K>Lで、K,Lは1,2又は3)
と置いた。
この式(12)において、第4項が信号項である。同期検波
回路17は周波数f0で同期検波するので、この出力はIを
f0でフーリエ級数に展開したものゝ基本波成分,即ち、
sin2πf0Tの項の係数に比例する。
回路17は周波数f0で同期検波するので、この出力はIを
f0でフーリエ級数に展開したものゝ基本波成分,即ち、
sin2πf0Tの項の係数に比例する。
いま、この式(12)の各項をフーリエ級数に展開してみる
と、例えば第4項は E2 2J0(η)cos(φr−ωτ) +2E2 2Ji(η)sin(φr−ωτ)sin2πf0・T +2E2 2J2(η)cos(φr−ωτ)cos4πf0・T +…… ここで、Jnはn次のベッセル関数である。のように展開
される。このように、第4〜6項には常にsin2πf0T
の項が存在する。第7項は E1・E3cos(ωτ+θ31)cos2ωT−E1・E3sin(ωτ+θ31)sin2ωT のように展開される。これより、第7,8 項は2ω=2π
f0のときのみsin2πf0Tの項をもつことがわかる。ま
た、第13項も同様に展開することができ、J0(η)sin
2ωT、sin(2n・2πf0T−2ωT及びsin((2n−1)
2πf0T−2ωT)の展開項が現れ、2ω=m・2πf
0(mは正整数)のときのみsin2πf0Tの項をもつこと
が分かる。
と、例えば第4項は E2 2J0(η)cos(φr−ωτ) +2E2 2Ji(η)sin(φr−ωτ)sin2πf0・T +2E2 2J2(η)cos(φr−ωτ)cos4πf0・T +…… ここで、Jnはn次のベッセル関数である。のように展開
される。このように、第4〜6項には常にsin2πf0T
の項が存在する。第7項は E1・E3cos(ωτ+θ31)cos2ωT−E1・E3sin(ωτ+θ31)sin2ωT のように展開される。これより、第7,8 項は2ω=2π
f0のときのみsin2πf0Tの項をもつことがわかる。ま
た、第13項も同様に展開することができ、J0(η)sin
2ωT、sin(2n・2πf0T−2ωT及びsin((2n−1)
2πf0T−2ωT)の展開項が現れ、2ω=m・2πf
0(mは正整数)のときのみsin2πf0Tの項をもつこと
が分かる。
このように、第7〜18項をフーリエ級数に展開したも
のはωが或る値のときのみsin2πf0Tの項が現れる。
ω>0の場合、その値を表1に示す。
のはωが或る値のときのみsin2πf0Tの項が現れる。
ω>0の場合、その値を表1に示す。
ここで、mは正整数である。
即ち、ωがπf0より小さい間は、第7〜第18項をそれ
ぞれフーリエ級数展開した式の中にはsin2πf0Tの項
は現れないことになる。従って、ωがπf0より小さけれ
ば、これらの項を同期検波回路17によりf0の周波数で同
期検波してもその出力はゼロである。つまり、ω<πf0
であるなら、第7〜18項を無視してもよく、第4〜6
項のみを考えればよい。
ぞれフーリエ級数展開した式の中にはsin2πf0Tの項
は現れないことになる。従って、ωがπf0より小さけれ
ば、これらの項を同期検波回路17によりf0の周波数で同
期検波してもその出力はゼロである。つまり、ω<πf0
であるなら、第7〜18項を無視してもよく、第4〜6
項のみを考えればよい。
第4〜6項をそれぞれフーリエ級数に展開すると、各フ
ーリエ級数にはsin2πf0Tを含む項が現れる。それら
の項を1つに纏め、その係数をAと置くと、Aは式(13)
のようになる。
ーリエ級数にはsin2πf0Tを含む項が現れる。それら
の項を1つに纏め、その係数をAと置くと、Aは式(13)
のようになる。
A=2E2 2 J1(η)sin(φr−ωτ)+2E1 2 J1(η)sin(φr−2ωτ)+2E3 2 J
1(η)sinφr ……(13) 尚、式(13)はη≧0の場合のものであるが、η<0の場
合はηをηの絶対値|η|とし、係数の符号を入れ換え
るだけでよい。
1(η)sinφr ……(13) 尚、式(13)はη≧0の場合のものであるが、η<0の場
合はηをηの絶対値|η|とし、係数の符号を入れ換え
るだけでよい。
同期検波回路17には、第4〜6項の信号が供給され、周
波数f0で同期検波するので、この式(13)が同期検波回路
17の出力となる。この同期検波出力は積分器23に供給さ
れ、積分器23の出力は電圧制御発振器22に与えられ、そ
の発振角周波ωが同期検波回路17の出力が0になるよう
に帰還制御される。
波数f0で同期検波するので、この式(13)が同期検波回路
17の出力となる。この同期検波出力は積分器23に供給さ
れ、積分器23の出力は電圧制御発振器22に与えられ、そ
の発振角周波ωが同期検波回路17の出力が0になるよう
に帰還制御される。
従って、この発明の光干渉角速度計では、A=0を考慮
すればよい。
すればよい。
f(φr;ωτ)=E1 2sin(φr−2ωτ)+E2 2sin(φr−ωτ)+E3 2sinφr=0…
…(14) 一方、光干渉角速度計に課せられる仕様として、測定可
能な最大角速度が規定される。この最大の角速度が加え
られた時のサニャック効果による位相シフトをφr,max
とすると、f(φr,max;ωτ)=0となるωの値をωmaxで
現せば、この発明では f0>ωmax/2π ……(15) となるように位相変調器18の変調周波数f0を選定するこ
とになる。
…(14) 一方、光干渉角速度計に課せられる仕様として、測定可
能な最大角速度が規定される。この最大の角速度が加え
られた時のサニャック効果による位相シフトをφr,max
とすると、f(φr,max;ωτ)=0となるωの値をωmaxで
現せば、この発明では f0>ωmax/2π ……(15) となるように位相変調器18の変調周波数f0を選定するこ
とになる。
ここまでは、第1次ベッセル関数はゼロでないとしてき
た。しかし、f0τ=k(kは正整数)の場合は、η=0と
なり、第1次ベッセル関数J1(0)はJ1(0)=0となり、同
期検波回路17の出力は常にゼロになってしまう。従っ
て、この発明では、式(15)と共に、f0τ≠0を満足する
ように構成する。
た。しかし、f0τ=k(kは正整数)の場合は、η=0と
なり、第1次ベッセル関数J1(0)はJ1(0)=0となり、同
期検波回路17の出力は常にゼロになってしまう。従っ
て、この発明では、式(15)と共に、f0τ≠0を満足する
ように構成する。
また|sinα|が大きくなるようにαを選ぶと、位相変
調器18の駆動電圧を小さくできることが一般に知られて
いる。即ち、f0τ=(2k−1)/2(kは正整数)に選定す
ると、sinαの絶対値は最大となり、位相変調器18の駆
動電圧を極小にすることかできる。また、この場合、前
掲のフーリエ展開式から分かるように、式(12)の第7〜
12項の影響が除去できる利点もある。
調器18の駆動電圧を小さくできることが一般に知られて
いる。即ち、f0τ=(2k−1)/2(kは正整数)に選定す
ると、sinαの絶対値は最大となり、位相変調器18の駆
動電圧を極小にすることかできる。また、この場合、前
掲のフーリエ展開式から分かるように、式(12)の第7〜
12項の影響が除去できる利点もある。
以上に説明してきたように、この発明の光干渉角速度計
では、f0>ωmax/π,かつf0τ≠0であり、望ましく
は、f0τ=(2k−1)/2のように選定される。
では、f0>ωmax/π,かつf0τ≠0であり、望ましく
は、f0τ=(2k−1)/2のように選定される。
以上の説明は、セロダイン変調を施された右廻り光及び
左廻り光の基本波の他に、光干渉角速度計の測定精度よ
り大きな誤差を生ぜしめる程の大きい振幅を有する周波
数偏移光がそれぞれに1個ずつ両側帯波として存在し、
結局合計6個の基本波および側帯波が相互干渉した場合
の説明であった。
左廻り光の基本波の他に、光干渉角速度計の測定精度よ
り大きな誤差を生ぜしめる程の大きい振幅を有する周波
数偏移光がそれぞれに1個ずつ両側帯波として存在し、
結局合計6個の基本波および側帯波が相互干渉した場合
の説明であった。
これについては考慮するに、この場合の最大周波数変移
は角周波数ω1の周波数偏移光と角周波数ω2の周波数偏
移光とが干渉したときに発生し、その値は2ωである。
この2ωの2は、(3−1)ということである。位相変
調周波数f0をこの最大周波数変移より大きくすればよ
い、ということである。
は角周波数ω1の周波数偏移光と角周波数ω2の周波数偏
移光とが干渉したときに発生し、その値は2ωである。
この2ωの2は、(3−1)ということである。位相変
調周波数f0をこの最大周波数変移より大きくすればよ
い、ということである。
f0>(3−1)ω/2π 光干渉角速度計の測定精度より大きな誤差を生ぜしめる
程の大きい振幅の周波数偏移光が左右に2個ずつ両側帯
波として存在する場合の最大周波数変移は4ω=(5−
1)ωである。この場合の条件は、 f0(5−1)ω/2π である。
程の大きい振幅の周波数偏移光が左右に2個ずつ両側帯
波として存在する場合の最大周波数変移は4ω=(5−
1)ωである。この場合の条件は、 f0(5−1)ω/2π である。
以上を拡張して一般化することができる。
ここで、セロダイン変調を施された右廻り光或は左廻り
光の基本波と、光干渉角速度計の測定精度より大きな誤
差を生ぜしめる程の大きい振幅を有する周波数偏移光で
ある側帯波の数とを合計した数をp(p:2以上の正の
整数)とすると、最大周波数変移は、一般に、(p−
1)ωである。これより位相変調周波数f0を大きくす
る条件を設定すればよく、ここで ωをωmaxと書き換えて、 f0(p−1)ωmax/2π が求める条件である。
光の基本波と、光干渉角速度計の測定精度より大きな誤
差を生ぜしめる程の大きい振幅を有する周波数偏移光で
ある側帯波の数とを合計した数をp(p:2以上の正の
整数)とすると、最大周波数変移は、一般に、(p−
1)ωである。これより位相変調周波数f0を大きくす
る条件を設定すればよく、ここで ωをωmaxと書き換えて、 f0(p−1)ωmax/2π が求める条件である。
更に詳細に説明するに、セロダイン変調器21が完全な場
合、例えば角周波数ωqからωq-1、へωだけ偏移する
所定の偏移光ωq-1 のみが存在するが、セロダイン変調
器21が不完全なため、角周波数偏移の結果、右廻り光及
び左廻り光ともp個の偏移光ω1,ω2,〜ωpの混在した
ものとすれば、これらp個の偏移光ω1,ω2,〜ωp の振
幅をそれぞれE1,E2,〜Epとして、前と同様に考える
ことができる。即ち、式(14)に対応するものは となり、φr,max を前と同様、最大の角周波数が加えら
れた時のサニャック効果による位相シフトとし、 g(φr,max;ωτ)=0 となるωの値をωmax′とすると、3つの偏移光の場合
での式(15)に対応する条件式 f0>(p−1)ωmax′/2π ……(16) が容易に得られる。
合、例えば角周波数ωqからωq-1、へωだけ偏移する
所定の偏移光ωq-1 のみが存在するが、セロダイン変調
器21が不完全なため、角周波数偏移の結果、右廻り光及
び左廻り光ともp個の偏移光ω1,ω2,〜ωpの混在した
ものとすれば、これらp個の偏移光ω1,ω2,〜ωp の振
幅をそれぞれE1,E2,〜Epとして、前と同様に考える
ことができる。即ち、式(14)に対応するものは となり、φr,max を前と同様、最大の角周波数が加えら
れた時のサニャック効果による位相シフトとし、 g(φr,max;ωτ)=0 となるωの値をωmax′とすると、3つの偏移光の場合
での式(15)に対応する条件式 f0>(p−1)ωmax′/2π ……(16) が容易に得られる。
また、望ましくは f0τ=(2n−1)/2 であることも同じである。
即ち、上式(16)のωmax′を改めてωmaxとおけば、この
発明では、一般に f0>(p−1)ωmax/2π、f0τ≠n であり、かつ望ましくはf0τ=(2n−1)/2に選定して
なる光干渉角速度を構成する。セロダイン変調器が不完
全な場合、実際には偏移光の数は無限大となり、pを偏
移光の数とすることは無意味である。そこでPをセロダ
イン変調を施された右廻り光或は左廻り光の基本波と、
光干渉角速度計の測定精度より大きな誤差を生ぜしめる
程の大きい振幅を有する周波数偏移光である側帯波の数
とを合計した数、(pは2以上の正の整数)と定義しな
おす。
発明では、一般に f0>(p−1)ωmax/2π、f0τ≠n であり、かつ望ましくはf0τ=(2n−1)/2に選定して
なる光干渉角速度を構成する。セロダイン変調器が不完
全な場合、実際には偏移光の数は無限大となり、pを偏
移光の数とすることは無意味である。そこでPをセロダ
イン変調を施された右廻り光或は左廻り光の基本波と、
光干渉角速度計の測定精度より大きな誤差を生ぜしめる
程の大きい振幅を有する周波数偏移光である側帯波の数
とを合計した数、(pは2以上の正の整数)と定義しな
おす。
次に、光干渉角速度計の仕様諸元が、光導波路の半径
R:10cm、導波路のファイバ長:L=1km、光源からの
光の波長:λ=0.8μm、光速:c=3×108m/sec 、光
ファイバの屈折率:n=1.46、そしての光干渉角速度計
で測定する最大入力角速度:Ω=400゜/sであるとし
て、位相変調器の変調周波数f0の具体的な数値を計算し
てみる。
R:10cm、導波路のファイバ長:L=1km、光源からの
光の波長:λ=0.8μm、光速:c=3×108m/sec 、光
ファイバの屈折率:n=1.46、そしての光干渉角速度計
で測定する最大入力角速度:Ω=400゜/sであるとし
て、位相変調器の変調周波数f0の具体的な数値を計算し
てみる。
先ず、ω0 <πf0の条件から、 f0>ω0/π=(1/π)φmax/τ この式に仕様諸元の数値を代入すると ここで、f0=(2n−1)/2τという条件も考慮すると、f
0は2568KHzなる数値が得られる。
0は2568KHzなる数値が得られる。
以上では、光導波路内をまわる光をセロダイン変調する
場合について説明してきたが、セロダイン変調器に限ら
ず周波数変移器による偏移を与える零位法光干渉角速度
計にも、この発明は有効である。
場合について説明してきたが、セロダイン変調器に限ら
ず周波数変移器による偏移を与える零位法光干渉角速度
計にも、この発明は有効である。
「他の実施例」 第3図はこの発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。第1図と対応する部分には同一の符号を付けてあ
る。
る。第1図と対応する部分には同一の符号を付けてあ
る。
この光干渉角速度計ではサニャック効果により生ずる位
相差φrがπ+θ<φr又は、−(π+θ)>φr となるこ
とが検出され、その検出毎に周波数を2πだけ戻す制御
が行われる。即ち、光検出器への入射光の強度(干渉縞
の中心部強度)Iは、第4図に示すように、角速度Ωの
変化に対し、位相差φr は2πを1周期とする周期信号
となっている。従って、φrA=π+θの時の光強度IAは
φrB=−(π−θ)=−π+θのときの光強度IBと同じ強
度である。φrB=|π−θ|を打ち消すための周波数差
ΔωB は、φrA=|π+θ|を打ち消す周波数差ΔωA
よりも小さい。そのため、φrA=π+θの時はφrB=−
(π−θ)になるように周波数を戻す制御をすると動作周
波数を小さくすることができる。
相差φrがπ+θ<φr又は、−(π+θ)>φr となるこ
とが検出され、その検出毎に周波数を2πだけ戻す制御
が行われる。即ち、光検出器への入射光の強度(干渉縞
の中心部強度)Iは、第4図に示すように、角速度Ωの
変化に対し、位相差φr は2πを1周期とする周期信号
となっている。従って、φrA=π+θの時の光強度IAは
φrB=−(π−θ)=−π+θのときの光強度IBと同じ強
度である。φrB=|π−θ|を打ち消すための周波数差
ΔωB は、φrA=|π+θ|を打ち消す周波数差ΔωA
よりも小さい。そのため、φrA=π+θの時はφrB=−
(π−θ)になるように周波数を戻す制御をすると動作周
波数を小さくすることができる。
サニャック効果による位相差φrが2πになる時の角速
度をΩ0とすると、 φr0=2π=(8πA/λc)Ω0 から Ω0=λc/4A ………(17) となる。従って、この時の偏移周波数Δω0分だけ戻す
制御をした回数(m)を記憶しておき、この記憶値mと、
測定した光強度に対応するφrB,即ち、ΔωBとから、
(m×Δω0+ΔωBを用いて、角速度Ωを得ることがで
きる。
度をΩ0とすると、 φr0=2π=(8πA/λc)Ω0 から Ω0=λc/4A ………(17) となる。従って、この時の偏移周波数Δω0分だけ戻す
制御をした回数(m)を記憶しておき、この記憶値mと、
測定した光強度に対応するφrB,即ち、ΔωBとから、
(m×Δω0+ΔωBを用いて、角速度Ωを得ることがで
きる。
以上説明したように、この光干渉角速度計では、サニャ
ック効果による位相差φrがπ+θ<φr、又は−(π+
θ)>φrとなることが検出されるが、そのためには角速
度がないときのセロダイン変調器21に対する励振周波数
ωs、つまり電圧制御発振器22の発振周波数ωsが設定器
31に設定される。この設定器31の設定周波数ωsと周波
数カウンタ24の測定周波数ωとの差が第1減算器32で演
算される。またπ+θと対応した右廻り光と左廻り光と
の周波数差Δωc と、第1減算器32の減算結果とが第2
減算器33に供給され、その差が減算される。この演算結
果により|ω−ωs |<Δωc の場合はゼロが出力さ
れ、ω−ωs>Δωcの時は出力端子33AからH−レベル
が出力され、ω−ωs<Δωcのときは出力端子33Aから
L−レベルが出力される。このようにしてφrがπ+θ
<φr又は−(π+θ)>φrとなることが出力端子33Aの
出力として検出される。
ック効果による位相差φrがπ+θ<φr、又は−(π+
θ)>φrとなることが検出されるが、そのためには角速
度がないときのセロダイン変調器21に対する励振周波数
ωs、つまり電圧制御発振器22の発振周波数ωsが設定器
31に設定される。この設定器31の設定周波数ωsと周波
数カウンタ24の測定周波数ωとの差が第1減算器32で演
算される。またπ+θと対応した右廻り光と左廻り光と
の周波数差Δωc と、第1減算器32の減算結果とが第2
減算器33に供給され、その差が減算される。この演算結
果により|ω−ωs |<Δωc の場合はゼロが出力さ
れ、ω−ωs>Δωcの時は出力端子33AからH−レベル
が出力され、ω−ωs<Δωcのときは出力端子33Aから
L−レベルが出力される。このようにしてφrがπ+θ
<φr又は−(π+θ)>φrとなることが出力端子33Aの
出力として検出される。
この検出結果に基づき、φr=π−αなる位相差となる
ように右廻り光及び左廻り光の周波数に差が与えられ
る。このため、この例ではアナログ加算回路34が同期検
波回路17と電圧制御発振器22との間に挿入され、また正
の一定電圧発生回路36及び負の一定電圧発生回路37、更
に、切替えスイッチ38が設けられる。切替えスイッチ38
は出力端子33Aの出力がゼロの場合は接地されゼロ電位
となり、出力端子33Aの出力がL−レベルでは正の一定
電圧発生回路36に接続され、出力がH−レベルでは負の
一定電圧発生回路37に接続される。従って、正の一定電
圧発生回路36の発生電圧ΔV及び負の一定電圧発生回路
37の発生電圧−ΔVはそれぞれ電圧制御発振器22の発振
周波数をそれぞれωs及び−Δωsだけ変化させる。
ように右廻り光及び左廻り光の周波数に差が与えられ
る。このため、この例ではアナログ加算回路34が同期検
波回路17と電圧制御発振器22との間に挿入され、また正
の一定電圧発生回路36及び負の一定電圧発生回路37、更
に、切替えスイッチ38が設けられる。切替えスイッチ38
は出力端子33Aの出力がゼロの場合は接地されゼロ電位
となり、出力端子33Aの出力がL−レベルでは正の一定
電圧発生回路36に接続され、出力がH−レベルでは負の
一定電圧発生回路37に接続される。従って、正の一定電
圧発生回路36の発生電圧ΔV及び負の一定電圧発生回路
37の発生電圧−ΔVはそれぞれ電圧制御発振器22の発振
周波数をそれぞれωs及び−Δωsだけ変化させる。
電圧制御発振器22に対し+ΔVを加えたか、或いは−Δ
Vを加えたかは、出力端子33Aの出力の状態に現れてお
り、電圧制御発振器22の周波数をずらしたことは、減算
器32自体に記憶されている。
Vを加えたかは、出力端子33Aの出力の状態に現れてお
り、電圧制御発振器22の周波数をずらしたことは、減算
器32自体に記憶されている。
このような構成において、光学路14が作る面に垂直な軸
のまわりに角速度Ωが与えられると、光学路14を右廻り
と左廻りとに透過している光の間にサニャック効果の位
相差φrが生ずる。この位相差φrにより光検出器15の出
力信号の波形が変化し、同期検波回路17から位相検波出
力が発生する。この位相検波出力は電圧制御発振器22に
帰還され、電圧制御発振器22の発振周波数を制御し、そ
の結果、同期検波回路17の位相検波出力がゼロとなるよ
うに制御される。
のまわりに角速度Ωが与えられると、光学路14を右廻り
と左廻りとに透過している光の間にサニャック効果の位
相差φrが生ずる。この位相差φrにより光検出器15の出
力信号の波形が変化し、同期検波回路17から位相検波出
力が発生する。この位相検波出力は電圧制御発振器22に
帰還され、電圧制御発振器22の発振周波数を制御し、そ
の結果、同期検波回路17の位相検波出力がゼロとなるよ
うに制御される。
従って角速度があると、電圧制御発振器22の発振周波数
は基準周波数から偏移する。その偏移量は角速度Ωに比
例し、又、偏移方向により、角速度の方向を知ることが
できる。
は基準周波数から偏移する。その偏移量は角速度Ωに比
例し、又、偏移方向により、角速度の方向を知ることが
できる。
以上のように、この光干渉角速度計では、φr=2πm
+φr′(m=0,±1,±2,±3,……|φr′|≦π)が
満足するように制御される。従って、このmの値を記憶
しておけば、φr′を測定すれば,演算回路39により、
入力角速度φrを測定することができる。
+φr′(m=0,±1,±2,±3,……|φr′|≦π)が
満足するように制御される。従って、このmの値を記憶
しておけば、φr′を測定すれば,演算回路39により、
入力角速度φrを測定することができる。
即ち、この実施例では、φr,max=2πを満足するよう
に構成される。第3図の実施例の場合における具体例に
ついて計算してみると、 ωτ=π、foπ>ω=π/τ、故に、 fo >1/τ=c/nL =3×108/1.46×103=206 KHz となる。fo =(1/2τ)(2n−1)なることを考
慮しても、fo =308 KHzとなる。従って、この発明の
第3図に示す実施例では、前の実施例の場合に比較して
1/8以下の動作周波数になり得る。
に構成される。第3図の実施例の場合における具体例に
ついて計算してみると、 ωτ=π、foπ>ω=π/τ、故に、 fo >1/τ=c/nL =3×108/1.46×103=206 KHz となる。fo =(1/2τ)(2n−1)なることを考
慮しても、fo =308 KHzとなる。従って、この発明の
第3図に示す実施例では、前の実施例の場合に比較して
1/8以下の動作周波数になり得る。
「発明の効果」 以上に説明したように、位相変調器の駆動周波数foを式
(16)に示される値に選定することにより、セロダイン変
調器の不完全性に起因する誤差の影響を低減することが
できる。その具体的効果としては、所定の偏移光成分と
それ以外の余計な偏移光成分との間のビート項及び余計
な偏移光成分同志のビート項がなくなる。また、余計な
偏移光成分及び所定の偏移光成分がセロダイン変調器を
通ることにより受ける位相シフトを考慮する必要がな
い。
(16)に示される値に選定することにより、セロダイン変
調器の不完全性に起因する誤差の影響を低減することが
できる。その具体的効果としては、所定の偏移光成分と
それ以外の余計な偏移光成分との間のビート項及び余計
な偏移光成分同志のビート項がなくなる。また、余計な
偏移光成分及び所定の偏移光成分がセロダイン変調器を
通ることにより受ける位相シフトを考慮する必要がな
い。
第1図は、セロダイン変調器及び位相変調器を光学系に
内蔵する零位法光干渉角速度計の構成図、第2図はセロ
ダイン変調器原理を示す図、第3図はこの発明を適用す
る他の光干渉角速度計の構成図、第4図は角速度Ωに対
する光出力強度である。 11:光源、12:第1光方向性結合器、13:第2光方向性
結合器、14:光導波路、15:光検出器、17:同期検波回
路、18:位相変調器、19:発振器、21:セロダイン変調
器、22:電圧制御発振器、23:積分器、24:周波数カウ
ンタ、31:設定器、32:第1減算器、33:第2減算器、
34:アナログ加算回路、36:正の一定電圧発生回路、3
7:負の一定電圧発生回路、38:切替えスイッチ、39:
演算回路。
内蔵する零位法光干渉角速度計の構成図、第2図はセロ
ダイン変調器原理を示す図、第3図はこの発明を適用す
る他の光干渉角速度計の構成図、第4図は角速度Ωに対
する光出力強度である。 11:光源、12:第1光方向性結合器、13:第2光方向性
結合器、14:光導波路、15:光検出器、17:同期検波回
路、18:位相変調器、19:発振器、21:セロダイン変調
器、22:電圧制御発振器、23:積分器、24:周波数カウ
ンタ、31:設定器、32:第1減算器、33:第2減算器、
34:アナログ加算回路、36:正の一定電圧発生回路、3
7:負の一定電圧発生回路、38:切替えスイッチ、39:
演算回路。
Claims (1)
- 【請求項1】光が伝搬するのにτなる時間を要するルー
プ状の光導波路に互いに反対向きに伝搬するように二条
の光を入射し、これら二条の光に角周波数ωなるセロダ
イン変調或いは周波数偏移を与え、かつ位相差検出用交
番信号源からの周波数f0なる交番信号による上記二条
の光を位相変調すると共に上記二条の光を干渉させ、そ
の干渉出力を上記交番信号で同期検波して、上記両光の
位相差と対応した出力を検出し、その検出出力がゼロに
なるようにセロダイン変調器或いは周波数偏移器を帰還
制御すると共に、上記位相差に対応する偏移周波数から
上記光導波路に垂直な軸のまわりの角速度を測定する光
干渉角速度計において、 位相変調周波数f0とセロダイン変調器或いは周波数偏
移器による最大角周波数偏移ωmax とは、 f0>(p−1)ωmax/2π なる関係(但し、P:セロダイン変調を施された右廻り
光或は左廻り光の基本波と、光干渉角速度計の測定精度
より大きな誤差を生ぜしめる程の大きい振幅を有する周
波数偏移光である側帯波の数とを合計した数、f0τ≠
n(pは2以上の正の整数、nは正の整数))を満足す
ることを特徴とする光干渉角速度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070562A JPH0625668B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 光干渉角速度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070562A JPH0625668B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 光干渉角速度計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62226010A JPS62226010A (ja) | 1987-10-05 |
| JPH0625668B2 true JPH0625668B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=13435097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61070562A Expired - Lifetime JPH0625668B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 光干渉角速度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625668B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59206767A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-22 | Japan Aviation Electronics Ind Ltd | 光干渉角速度計 |
| JPH0617796B2 (ja) * | 1984-02-17 | 1994-03-09 | ザ・ボ−ド・オブ・トラステイ−ズ・オブ・ザ・レランド・スタンフオ−ド・ジユニア・ユニバ−シテイ | 物理パラメ−タを検知し測定するための装置 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61070562A patent/JPH0625668B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62226010A (ja) | 1987-10-05 |
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