JPH06260496A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH06260496A
JPH06260496A JP6926393A JP6926393A JPH06260496A JP H06260496 A JPH06260496 A JP H06260496A JP 6926393 A JP6926393 A JP 6926393A JP 6926393 A JP6926393 A JP 6926393A JP H06260496 A JPH06260496 A JP H06260496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
source
forming
implantation
drain
impurities
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6926393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Kitakado
英人 北角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6926393A priority Critical patent/JPH06260496A/ja
Publication of JPH06260496A publication Critical patent/JPH06260496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソース/ドレインとゲート電極との重なりを
小さくすることにより、短チャネル効果の生じにくいL
DD構造のMOS−FETを製造する。 【構成】 N形半導体基板2上にゲート酸化膜4、次い
でゲート電極3を形成し、さらにゲート電極3の外周部
に側壁スペーサ5を形成した後、チルト角θを40°〜
60°として回転斜め注入によりホウ素イオンを注入し
てソース/ドレイン拡散領域を形成する。チルト角を上
記範囲内とすることで、ソース/ドレインとゲート電極
との重なりが小さくなってチャネル長Lの短縮化が防止
され、回転注入を行うこにより、ホウ素の横方向濃度勾
配が緩やかとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、詳しくはLDD(Lightly Doped Drain 、低不純
物濃度領域)構造を有するMOS−FETの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MOS−FETにおいてソース/
ドレイン領域の形成は、ゲート電極をマスクにして行わ
れていた。すなわち、シングルドレイン構造の場合には
高濃度領域の注入が、またLDD構造の場合には低濃度
領域の注入が、それぞれゲート電極をマスクとして行わ
れてきた。
【0003】とくに、LDD構造のMOS−FETを製
造する場合、低不純物濃度領域(LDD領域)の形成
は、ポリシリコンによるゲート電極を形成した後、該ゲ
ート電極をマスクして不純物をイオン注入することによ
り行われ、ソース/ドレインの高濃度領域の形成は、ゲ
ート電極の外周部に側壁スペーサを形成した後、高濃度
の不純物イオンを注入することにより行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のソ
ース/ドレイン領域の形成は、ゲート電極をマスクにし
て行われていたため、熱工程を経たMOSの最終的な構
造ではゲート電極と、ソースまたはドレインとの重なり
部分の長さ(以下、オーバーラップ長という)は0.1
μm程度となっていた。
【0005】これを図面で説明すると、図5に示すNM
OS−FETのLDD構造では、LDD領域であるn-
層とゲート電極3との重なりが大きくなり、チャネル長
Lが短くなる傾向にあった。なお、図5において1はP
形半導体基板、4はゲート酸化膜、5は側壁スペーサ、
6はLDD領域である。
【0006】トランジスタ特性の短チャネル効果は、ソ
ース〜ドレイン間の距離で決まるため、ゲート電極寸法
が小さくなるに従ってオーバーラップ長を短くする必要
がある。しかし、従来のソース/ドレイン領域形成方法
では、前記オーバーラップ長を短くするにはイオン注入
量を少なくする必要があった。このため、シングルドレ
インではソース/ドレインの抵抗が高くなってしまい、
またLDD構造では、LDDの役目であるホットキャリ
ア劣化抑制のための横方向電界の緩和を十分に行うこと
ができないという問題があった(問題点1)。
【0007】また、従来方法では、パンチスルー耐圧等
の短チャネル効果を抑えるための浅いソース/ドレイン
接合を形成するに際しては、注入エネルギーを低くする
ことが行われている。しかし、砒素イオンの場合、注入
エネルギーが低すぎると注入時にスパッタリングが生じ
たり、濃度勾配が急峻になりすぎるという問題があっ
た。特に、RTA(Rapid Thermal Annealing )を用い
たプロセスでは、注入時の濃度プロファイルがほぼ保た
れるので接合部の耐圧が低くなるという問題があった
(問題点2)。
【0008】さらに、LDD構造を有するMOSの製造
では、低不純物濃度領域を形成する際、基板回転の有無
に係わらず不純物の注入をチャネル内側の方向に行って
いたので、注入角度が7°と小さい場合にはチャネル内
側への入り込みは少ないものの、注入エネルギーが小さ
いため濃度勾配が急峻になりすぎ、ホットキャリア耐圧
が低下する問題があった。逆に注入角度が大きい場合に
は、チャネル内側への入り込みが大きくなるため、短チ
ャネル効果が生じやすいという問題もあった(問題点
3)。本発明は、上記問題点1〜3を解決することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置の製造方法は、半導体基板に不純物を注入してソー
ス/ドレイン拡散領域を形成することによりLDD構造
を有するMOS−FETを製造する方法において、ゲー
ト電極側壁のスペーサ形成後に、不純物をチルト角40
°〜60°で回転斜め注入してソース/ドレイン拡散領
域を形成することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板に不純物を注入してソース/ドレイン拡
散領域を形成することによりLDD構造を有するMOS
−FETを製造する方法において前記ソース/ドレイン
拡散領域を形成するに際し、ゲート電極側壁のスペーサ
形成後に、注入ドーズ量を1×1013/cm2 〜1×1
14/cm2 として不純物をチルト角40〜60°で回
転斜め注入して低濃度のソース/ドレイン領域を形成し
た後、注入角度を7°、注入ドーズ量を1×1015/c
2 以上として高濃度のソース/ドレイン領域を形成す
ることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の半導体装置の製造方法
は、請求項1において、前記側壁スペーサ形成前に、ソ
ース/ドレイン拡散領域形成用の不純物イオンと異なる
極性あるいは同じ極性の不純物を5×1012/cm2
5×1013/cm2 の注入ドーズ量で注入することを特
徴とする。
【0012】請求項4に記載の半導体装置の製造方法
は、請求項3において、前記側壁スペーサー形成前に、
前記ソース/ドレイン拡散領域形成用の不純物と異なる
極性の不純物を5×1012/cm2 〜5×1013/cm
2 の注入ドーズ量で注入すると共に、前記ソース/ドレ
イン拡散領域形成用の不純物と同じ極性の不純物を5×
1012/cm2 〜5×1013/cm2 の注入ドーズ量で
注入し、かつ前記極性の異なる不純物を前記同じ極性の
不純物よりもチャネル内側に形成することを特徴とす
る。
【0013】請求項5に記載の半導体装置の製造方法
は、半導体基板に不純物を注入してソース/ドレイン拡
散領域を形成することによりLDD構造を有するMOS
−FETを製造する方法において、不純物をチルト角4
0°〜60°で、かつチャネル方向に対し垂直方向に注
入することを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の半導体装置の製造方法
は、請求項5において、ゲート電極を膜厚2000Å以
下のポリシリコンにより形成し、半導体基板に低濃度の
ソース/ドレイン領域と、高濃度のソース/ドレイン領
域とを設けると共に、これらのソース/ドレイン領域形
成時に、同時に前記ゲート電極にも不純物を注入するこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載の半導体装置の製造方法におい
ては、ソース/ドレインとゲート電極との重なりが小さ
くなり、短チャネル効果の生じにくい構造のMOSデバ
イスを作成することができる。
【0016】請求項2に記載の半導体装置の製造方法に
おいては、短チャネル効果が生じにくく、かつホットキ
ャリア劣化耐性に優れたMOSデバイスを作成すること
ができる。
【0017】請求項3に記載の半導体装置の製造方法に
おいては、側壁スペーサ形成前に、極性がソース/ドレ
インの不純物と異なる不純物を注入した場合には、チャ
ネル長減少に伴うしきい値電圧の低下、パンチスルー等
の短チャネル効果を抑制するできるMOSデバイスが得
られる。また、側壁スペーサ形成前に、極性がソース/
ドレインの不純物と同じ不純物を注入した場合には、L
DD領域中でシリコン基板表面における、より低濃度の
領域の不純物が補足され、ドレイン電流の低下を防止し
たMOSデバイスを作成することができる。
【0018】請求項3に記載の方法では、前記側壁スペ
ーサ形成前に不純物イオンとして砒素イオンを注入し、
側壁スペーサ形成後に不純物イオンとして燐イオン(極
性が砒素イオンと同じ)を注入し、NMOS−FETと
することが好ましい。こうすることで、短チャネル効果
およびドレイン電流低下が生じにくいMOSデバイスを
製造することができる。
【0019】請求項4に記載の半導体装置の製造方法で
は、短チャネル効果およびホットキャリア劣化が、より
生じにくいMOSデバイスを作成することができる。
【0020】請求項5に記載の半導体装置の製造方法に
おいては、ソース/ドレインの形成に際し、不純物の注
入角度を40°〜60°とすることにより、注入エネル
ギーを小さくすることなく浅い接合を形成することがで
きる。また、注入方向をチャネル方向に対して垂直とし
たので、ゲート下への不純物の入り込みを小さくするこ
とができ、短チャネル効果が生じにくくなる。
【0021】この場合、半導体基板に低濃度のソース/
ドレイン領域を、半導体基板上に形成したゲート電極マ
スクとして、請求項5に記載の方法により形成した後、
ゲート電極側壁のスペーサを形成し、半導体基板に高濃
度のソース/ドレイン領域を、前記ゲート電極側壁スペ
ーサをマスクとして、請求項5に記載の方法により形成
することが好ましい。このようにソース/ドレインの低
濃度領域および高濃度領域を、請求項5に記載の方法に
より行うことで、濃度勾配が非常に緩やかとなりホット
キャリア耐圧が向上する。
【0022】請求項6に記載の半導体装置の製造方法に
おいては、ソース/ドレイン形成時に同時にゲート電極
にも不純物を注入するので、ゲートポリシリコンへの不
純物注入工程(燐ガラスデポ等)を省略することができ
る。また、不純物注入角度を40°〜60°としたので
深さ方向の濃度勾配が緩やかとなり、従ってポリシリコ
ン層の膜厚を2000Å以下にすることで、浅い接合形
成と同時にポリシリコンへの不純物注入を均一に行うこ
とができるうえ、後工程における平坦化処理が容易とな
る。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 実施例1 図1に示すMOSは、側壁スペーサ5を形成した後、回
転斜め注入によりホウ素(B)を注入することによりソ
ース/ドレインを形成したPMOSの例である。
【0024】ホウ素の場合、注入時の横方向の拡がりが
大きいため、回転斜め注入を行うと横方向への濃度勾配
が非常に緩やかとなり、2度の注入を行わなくても1度
の回転斜め注入でLDD構造と同様な構造を形成するこ
とができる。ここで、注入時のチルト角θを40°〜6
0°とすることにより、ゲート電極3下へのもぐり込み
も良好となり、また側壁スペーサ5形成後に注入するた
め、ゲート電極3とソース/ドレインとの重なりを小さ
くすることができる。
【0025】つぎに、NMOSにおけるLDD領域形成
方法の実施例について説明する。 実施例2 図2に示すMOSは側壁スペーサ5形成後、回転斜め注
入を用いてLDD領域を形成したNMOS−FETであ
る。n- 層とゲート電極3との重なりはn- 注入ドーズ
量を3×1013/cm2 としても0.05μm以下に抑
えることができる。この場合、側壁スペーサ5の幅は
0.1μmとしている。また、n- 注入ドーズ量を3×
1013/cm2 としているので、ソース/ドレイン間の
横方向電界も十分に緩和でき、ホットキャリア耐性も向
上する。
【0026】実施例3 図4に示すMOSは、LDD構造MOS−FETの特性
を更に向上させたものである。まず、ゲート電極3を形
成した後、これをマスクにしてp- 層およびn--層を形
成することにより図3の構造とする。この場合、p-
形成では、ホウ素をチルト角20°〜30°の回転斜め
注入で1×1013/cm2 注入し、n--層の形成では砒
素を5×1012/cm2 〜1×1013/cm2 注入す
る。
【0027】前記p- 層は、回転斜め注入で形成される
- 層の拡がりを抑え、短チャネル効果を抑制するため
に形成するものである。また、n--層は、n- 層形成時
にシリコン基板表面の不純物濃度が低くなり、トランジ
スタのドレイン電流が減少するのを防止するために形成
するものである。さらに、n--層の形成用に砒素を用
い、注入エネルギーを30keV程度とすることによっ
て横方向の拡がりを小さくすることができる。
【0028】前記p- 層およびn--層の形成に続いて、
CVDによりSiO2 膜を成膜し、エッチバックするこ
とにより側壁スペーサ5を形成する。さらに、該スペー
サをマスクにして燐の回転斜め注入によりn- 層を、砒
素の回転斜め注入によりn+層をそれぞれ形成し、最後
に不純物の活性化を900℃、60分間行って図4に示
すLDD構造のNMOS−FETを作成する。
【0029】実施例4 まず図6(a)に示すように、p形ポリシリコンによる
P形半導体基板11(またはp−Well)上にゲート
酸化膜12を形成した後、不純物を注入していないポリ
シリコンゲート電極13を設ける。つぎに、図6(b)
に示すように、θ=45°の斜め注入により砒素を注入
して低濃度不純物領域14を形成する。これにより該低
濃度領域14は、ゲート電極13とオーバーラップした
構造となる。さらに、図6(c)に示すように高温酸化
膜デポおよびエッチバックにより側壁スペーサ15を形
成した後、斜め注入により砒素を注入して高濃度不純物
領域16を形成する。なお、図7は図6(b)、(c)
の右側面断面図である。
【0030】この実施例では、砒素の注入をチャネル方
向に対して垂直に行うことにより、ゲート下への注入を
防止することができる。また、斜め注入であるため、注
入エネルギーを高くしても浅い接合が可能となり、チャ
ネル方向の濃度分布も緩やかとなる。さらに、RTAに
より不純物の活性化を行うと、浅い接合を保ったまま、
ホットキャリア耐圧、パンチスルー耐圧等に優れたMO
Sを得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかように、請求項1に
記載の半導体装置の製造方法によれば、側壁スペーサ形
成後に回転斜め注入によりソースおよびドレインを形成
するので、側壁スペーサ下への不純物の入り込みが良
く、かつソース/ドレインとゲート電極との重なりが小
さくなるため、ゲート寸法が短くなっても短チャネル効
果が生じにくいMOSを製造することができる。また、
ホウ素注入を回転斜め注入により行うことで、濃度勾配
が非常に緩やかとなるため、低濃度領域と高濃度領域の
2度の注入を行わなくても、一度の回転斜め注入を行う
だけでLDD構造と同様構造のMOSが得られる。請求
項2に記載の半導体装置の製造方法によれば、請求項1
に記載の方法によりLDD領域を形成するので、短チャ
ネル効果に対して強く、かつホットキャリア劣化にも強
いMOSを製造することができる。請求項3に記載の半
導体装置の製造方法では、ソース/ドレインの不純物と
極性が異なる不純物を側壁スペーサ形成前に注入するこ
とにより、回転斜め注入でゲート電極下まで拡がった低
濃度不純物による基板濃度低下を防止することができ、
したがって短チャネル効果が抑制されたMOSを製造す
ることができる(チャネル長減少に伴うしきい値電圧の
低下、パンチスルー等の短チャネル効果の抑制)。ま
た、ソース/ドレインの不純物と極性が同じ不純物を側
壁スペーサ形成前に注入することにより、回転斜め注入
のみでは過度に低濃度となるシリコン基板表面のLDD
領域の濃度を増大させドレイン電流の低下を防止するこ
とができ、したがって高速駆動が可能なMOSが得られ
る。また、請求項3に記載の半導体装置の製造方法で
は、NMOSにおいて、側壁スペーサ形成前の注入不純
物を砒素とすることによって、後段の熱処理工程後も横
方向拡散が小さくなるので、ゲートオーバーラップ長の
小さいMOSが得られる。さらに、請求項3に記載の半
導体装置の製造方法では、NMOSにおいて、側壁スペ
ーサ形成後の注入不純物を燐とすることによって、濃度
勾配の緩やかなLDD領域が形成できるので、ホットキ
ャリア劣化に強いMOSを製造することができる。請求
項4に記載の半導体装置の製造方法では、チャネル内側
に基板と同一極性の不純物を注入することによって短チ
ャネル効果が抑制されたMOSが得られる。また、ソー
ス/ドレイン側にソース/ドレインと同一極性の不純物
を注入することによって、回転斜め注入のみでは過度に
低濃度となるシリコン基板表面のLDD領域の濃度を増
大させドレイン電流の低下を防止したMOSを製造する
ことができる。請求項5に記載の半導体装置の製造方法
によれば、ソース/ドレイン形成において不純物の注入
角度を40°〜60°とすることによって、注入エネル
ギーを小さくしなくても浅い接合を形成することができ
る。したがって、注入エネルギーを小さくした場合に生
じるスパッタリング現象を抑えることができる。また、
砒素注入のように投影飛程の拡がりΔRpが小さい場
合、注入エネルギーが低いと濃度プロファイルが急峻に
なりすぎるが、斜め注入することによって注入エネルギ
ーを大きくすることができるので、濃度勾配が緩やかに
なる。この結果、PN接合部の耐圧が低下することがな
くなり、また、ホットキャリア劣化に対しても強い構造
となる。さらに、不純物の注入角度を40°以上とする
ことによってチャネリングを抑えることができ(30°
以上、40°未満では強いチャネリングが生じる)、6
0°以下にすることにより、注入イオンの前方散乱を抑
え、注入効率を90%以上とすることができる。さら
に、注入方向をチャネル方向に対して垂直とすること
で、ゲート下への不純物の入り込みを小さくすることが
できるため、短チャネル効果が生じにくくなる。この場
合、半導体基板に低濃度のソース/ドレイン領域を、半
導体基板上に形成したゲート電極マスクとして、請求項
5に記載の方法により形成した後、ゲート電極側壁のス
ペーサを形成し、半導体基板に高濃度のソース/ドレイ
ン領域を、前記ゲート電極側壁スペーサをマスクとし
て、請求項5に記載の方法により形成することで、低濃
度領域の形成においてチャネル内側への入り込みが少な
くなり、かつ濃度勾配が非常に緩やかとなる。また、高
濃度領域も形成することにより短チャネル効果が抑制さ
れ、かつホットキャリア耐圧が向上したMOSを製造す
ることができる。請求項6に記載の半導体装置の製造方
法によれば、ソース/ドレイン形成時に同時にゲート電
極にもイオン注入するので、ゲートポリシリコンへの不
純物注入工程(リンガラスデポ等)を省くことができ
る。また、斜め注入により注入するため、注入角度7°
で低エネルギー注入を行う場合よりも深さ方向の濃度勾
配が緩やかとなる。従って、ポリシリコンの膜厚を20
00Å以下にすることによって、浅い接合形成と同時に
ポリシリコンへの不純物注入を均一に行うことができる
(なお、注入角度7°で低エネルギー注入を行った場合
には、濃度勾配が急峻となるためポリシリコン全体に均
一に注入することはできない。従って、RTAを用いて
熱処理した場合、ゲート電極/ゲート酸化膜界面に空乏
層が発生し、特性が劣化する)。さらに ゲートポリシ
リコン膜厚を薄くすることで、後工程における平坦化が
容易になるうえ、ポリシリコン膜厚を薄くしても不純物
のゲート酸化膜突き抜けがなく均一な不純物濃度分布を
有するゲート電極を、ソース/ドレイン形成と同時に形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るPMOS−FETの概
略断面図である。
【図2】実施例2に係るNMOS−FETの概略断面図
である。
【図3】実施例3に係るNMOS−FETの製造工程を
示す概略断面図である。
【図4】実施例3に係るNMOS−FETの概略断面図
である。
【図5】従来方法により得られたNMOS−FETの概
略断面図である。
【図6】実施例4によるMOS−FETの製造工程を示
す断面図であって、(a)はゲート電極形成後を、
(b)は不純物低濃度領域形成後を、(c)は不純物高
濃度領域形成後を、それぞれ示す。
【図7】図6(b)または図6(c)の右側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1,11 P形半導体基板 2 N形半導体基板 3,13 ゲート電極 4,12 ゲート酸化膜 5,15 側壁スペーサ 6 LDD領域 14 低濃度不純物領域 16 高濃度不純物領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9054−4M H01L 29/78 301 P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に不純物を注入してソース/
    ドレイン拡散領域を形成することによりLDD構造を有
    するMOS−FETを製造する方法において、ゲート電
    極側壁のスペーサ形成後に、不純物をチルト角40°〜
    60°で回転斜め注入してソース/ドレイン拡散領域を
    形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板に不純物を注入してソース/
    ドレイン拡散領域を形成することによりLDD構造を有
    するMOS−FETを製造する方法において、前記ソー
    ス/ドレイン拡散領域を形成するに際し、ゲート電極側
    壁のスペーサ形成後に、注入ドーズ量を1×1013/c
    2 〜1×1014/cm2 として不純物をチルト角40
    〜60°で回転斜め注入して低濃度のソース/ドレイン
    領域を形成した後、注入角度を7°、注入ドーズ量を1
    ×1015/cm2 以上として高濃度のソース/ドレイン
    領域を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記側壁スペーサ形成前に、ソース/ド
    レイン拡散領域形成用の不純物イオンと異なる極性ある
    いは同じ極性の不純物を5×1012/cm2〜5×10
    13/cm2 の注入ドーズ量で注入することを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記側壁スペーサー形成前に、前記ソー
    ス/ドレイン拡散領域形成用の不純物と異なる極性の不
    純物を5×1012/cm2 〜5×1013/cm2 の注入
    ドーズ量で注入すると共に、前記ソース/ドレイン拡散
    領域形成用の不純物と同じ極性の不純物を5×1012
    cm2 〜5×1013/cm2 の注入ドーズ量で注入し、
    かつ前記極性の異なる不純物を前記同じ極性の不純物よ
    りもチャネル内側に形成することを特徴とする請求項3
    に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板に不純物を注入してソース/
    ドレイン拡散領域を形成することによりLDD構造を有
    するMOS−FETを製造する方法において、不純物を
    チルト角40°〜60°で、かつチャネル方向に対し垂
    直方向に注入することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 ゲート電極を膜厚2000Å以下のポリ
    シリコンにより形成し、半導体基板に低濃度のソース/
    ドレイン領域と、高濃度のソース/ドレイン領域とを設
    けると共に、これらのソース/ドレイン領域形成時に、
    同時に前記ゲート電極にも不純物を注入することを特徴
    とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
JP6926393A 1993-03-03 1993-03-03 半導体装置の製造方法 Pending JPH06260496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6926393A JPH06260496A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6926393A JPH06260496A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06260496A true JPH06260496A (ja) 1994-09-16

Family

ID=13397646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6926393A Pending JPH06260496A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06260496A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100235619B1 (ko) * 1996-10-22 1999-12-15 김영환 반도체 소자의 제조방법
US6074924A (en) * 1995-07-17 2000-06-13 Micron Technology, Inc. Method of forming CMOS integrated circuitry
KR100924859B1 (ko) * 2007-12-28 2009-11-02 주식회사 동부하이텍 고전압 반도체 소자의 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6074924A (en) * 1995-07-17 2000-06-13 Micron Technology, Inc. Method of forming CMOS integrated circuitry
KR100235619B1 (ko) * 1996-10-22 1999-12-15 김영환 반도체 소자의 제조방법
KR100924859B1 (ko) * 2007-12-28 2009-11-02 주식회사 동부하이텍 고전압 반도체 소자의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3050717B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3142132B2 (ja) Cmos装置の製造方法
JP2663402B2 (ja) Cmos集積回路デバイスの製造方法
US6638802B1 (en) Forming strained source drain junction field effect transistors
JP3704164B2 (ja) 浅い半導体接合の形成方法
JP2957757B2 (ja) トランジスタ製作方法
JPH09135025A (ja) 半導体装置の製造方法
US6352912B1 (en) Reduction of reverse short channel effects by deep implantation of neutral dopants
JP2558961B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2586844B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20060138567A1 (en) Semiconductor device and fabricating method thereof
US20060040450A1 (en) Source/drain structure for high performance sub 0.1 micron transistors
JPH01307266A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06260496A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4186247B2 (ja) 半導体装置の製造方法および導電性シリコン膜の形成方法
KR19990073669A (ko) 모스 트랜지스터 제조방법 및 구조
KR0146525B1 (ko) 반도체 소자의 트랜지스터 제조방법
JPH05326968A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP3423081B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6344767A (ja) 電界効果型トランジスタ及びその製造方法
JP3110062B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2608627B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05251697A (ja) Mosfet及びその製造方法
JPH0964361A (ja) 半導体装置の製造方法
KR970005147B1 (ko) 반도체 장치의 얕은 접합 형성 방법