JPH06263246A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH06263246A
JPH06263246A JP2181992A JP2181992A JPH06263246A JP H06263246 A JPH06263246 A JP H06263246A JP 2181992 A JP2181992 A JP 2181992A JP 2181992 A JP2181992 A JP 2181992A JP H06263246 A JPH06263246 A JP H06263246A
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Fuminori Matsuoka
史憲 松岡
Hirotoshi Oshiro
宏利 大城
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Abstract

(57)【要約】 [目的]クリーンルーム内で被処理体の受け渡しが行わ
れる高清浄度室内の層流状態を良好に保ち、かつ該高清
浄度室内の小型化・自動化を容易とする。 [構成]処理装置11の前面部11aには、ウエハ10
を出し入れするためのウエハ出入口53が設けられると
もに、このウエハ出入口53を閉じるための蓋17が回
転軸16に取付される。この蓋17は、駆動モータの回
転駆動力で回転軸16と一体に回転し、開閉する。定常
時、蓋17は実線で示すようにウエハ出入口53で閉ま
っている。しかし、搬送装置10との間で被処理体10
の受け渡しが行われる時、蓋17は鎖線で示すように外
側(搬送室15側)に開く。蓋17が開くと、処理装置
11内からウエハ装填部19が搬送室15内のウエハ受
け渡し位置まで移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーンルーム内に設
置される処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路や精密機器等を製造する
工場で導入される一般のクリーンルームは、天井面にH
EPAフィルタを取付するとともに床面に多数の通気孔
を有したグレイチングを敷設し、天井面の裏側(上側)
空間と床面の裏側(下側)空間とをエア通路で接続し、
エア通路に挿設した空調器により内気を強制循環させる
ことによって、天井面のHEPAフィルタから清浄な空
気をルーム内に供給するようにしている。
【0003】この種クリーンルームの初期のものは、天
井面の全面にHEPAフィルタを取付してルーム内に一
様な清浄空気を供給する、いわゆる全面垂直層流方式で
あった。しかし、全面垂直層流方式によってクリーンル
ーム全体の清浄度を高めようとすると、空調器等のイニ
シャルコストおよびメンテナンスコストが非常に高くつ
く欠点があった。
【0004】そこで、たとえば特開昭63−29261
6号公報に記載されるように、ルーム内に設置される各
処理装置毎にHEPAフィルタを付設し、清浄度を要す
る部分に局所的に清浄空気を供給するようにした、いわ
ゆるクリーンベンチ方式が発明されているが、この方式
によると、処理装置の設置台数に応じて清浄空気供給装
置が増えるため、メンテナンスが面倒であり、さらには
給気ファンの振動が装置本体ないし床に伝わるという不
具合もある。
【0005】これに対し、たとえば特開昭62−503
1号公報に記載されるようなクリーンルームは、処理箇
所を垂れ壁により二つに区画し、高い清浄度を必要とす
る処理箇所のある室を垂直層流型の室として、最重要ゾ
ーンのみを清浄度の高い空間とする方式であって、上記
全面垂直層流方式およびクリーンベンチ方式のそれぞれ
の欠点を同時に解決するものである。
【0006】図6に、この垂れ壁方式によるクリーンル
ームの内部の構造を示す。図6において、クリーンルー
ム100内には、天井102に取付された垂れ壁104
によって第1の室106と第2の室108とが設けられ
ている。
【0007】第2の室108は、自動搬送ロボット11
0と処理装置(たとえば半導体製造装置)112との間
で被処理体114が受け渡しされる場所で、ここでは被
処理体が室内空気に露出するために、清浄度において最
重要ゾーンである。したがって、この室108の天井面
にはHEPAフィルタ116が全面的に取付され、垂直
層流方式により室108内がたとえばクラス100程度
の高清浄度に維持される。
【0008】第1の室106は、ここで被処理体が室内
空気に露出することはないが、処理装置112のメンテ
ナンス等の点から清浄度において重要ゾーンである。し
たがって、この室108の天井面にはHEPAフィルタ
116が離散的に取付され、乱流方式によって室106
内がたとえばクラス1000程度の清浄度に維持され
る。
【0009】処理装置112は、垂れ壁104の下部に
形成された開口104aを塞ぐようにして第1の室10
6側に設置されるのであるが、処理装置112の前部1
12aは第2の室108側にはみ出している。この装置
前部112aには、自動搬送ロボット110との間で被
処理体114を被処理体カセット(図示せず)に収容し
た状態で受け渡しするための被処理体取入れ部112b
が設けられている。
【0010】第2の室108において、自動搬送ロボッ
ト110は、処理装置112で処理されるべき被処理体
114を被処理体カセットに収容した状態で処理装置1
12の被処理体取入れ部112bに移載する。処理装置
112は、被処理体取入れ部112bに移載された被処
理体114を枚葉式であれば1枚ずつ、バッチ式であれ
ば一括して装置本体内に搬入して所定の処理を施し、処
理の済んだ被処理体114を装置本体から搬出して被処
理体取入れ部112bに戻す。被処理体取入れ部112
bに全部の処理済み被処理体114が揃うと、自動搬送
ロボット110は、被処理体取入れ部112bから被処
理体114を被処理体カセットに収容した状態で引き取
って他の所定の処理装置へ移送する。
【0011】このように、垂れ壁104によって第1の
室106から仕切られ、垂直層流方式によりクラス10
0程度の高い清浄度に維持された第2の室108内で、
被処理体114の受け渡しが行われる。なお、図6にお
いて、118はグレイチング120はエア通路、122
は空調器である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示した
ような上記従来のクリーンルームでは、処理装置112
の被処理体取入れ部112b等が第2の室108側には
み出す機構であるため、次のような不具合があった。
【0013】第1に、処理装置112のはみ出した部分
112a、112bにおいて、上方のHEPAフィルタ
116からの清浄空気の層流が妨害され、定常的に気流
の渦が発生して、ここに塵埃が溜りやすく、何かの拍子
(たとえば風量の変化等)でその滞留した塵埃が舞い上
がって被処理体114に付着するおそれがあった。
【0014】第2に、多数の処理装置112,112’
…を並べて配設した場合、図7に示すように、第2の室
108側における各処理装置のはみ出し部分(112
a、112b)、(112a’、112b’)…の長さ
L1,L2 …は処理装置の種類・型に応じてまちまちであ
るため、第2の室108を余裕をみて広幅な室に設定し
なければならず、クリーンルームコストが高くついてい
た。
【0015】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、被処理体の受け渡しが行われる高清浄度室内の
層流状態を良好に保って塵埃が被処理体に付着しないよ
うにし、かつ該高清浄度室の小型化を容易とする処理装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の処理装置は、クリーンルーム内の仕切壁
に形成された開口を塞ぐようにして前記仕切壁の一方の
側の第1の室側に設置され、前記仕切壁の他方の側の第
2の室側で被処理体の受け渡しを行うようにした処理装
置において、前記第2の室に面した前面部に前記被処理
体を出し入れするための被処理体出入口を設けるととも
に、前記被処理体出入口を閉じるための開閉可能な扉を
取付し、装置内部に、前記被処理体の受け渡しのために
前記被処理体出入口を通って前記第2の室側へ移動でき
るようになされた被処理体装填手段を設ける構成とし
た。
【0017】
【作用】本発明の処理装置の前面部の蓋は、定常状態で
は閉じていて、第2の室で被処理体の受け渡しが行われ
る時に開く。この蓋が開くと、処理装置内の被処理体装
填手段が被処理体出入口を通って第2の室側に移動(往
動)し、たとえば搬送装置から未処理の被処理体を受け
取り、あるいは処理済みの被処理体を搬送装置へ渡す。
被処理体の受け渡しが終了すると、被処理体装填手段は
処理装置内に移動(復動)し、蓋が閉じる。
【0018】かかる機構によって被処理体の受け渡しを
行うため、本発明の処理装置は、第2の室側にはみ出さ
ないようにして第1の室側に設置され得る。これによっ
て、第2の室内では、垂直層流を良好に保つことがで
き、塵埃が溜って被処理体に塵埃が付着するようなおそ
れがない。
【0019】また、本発明の処理装置は第2の室側には
み出さないため、第2の室の幅ないし容積を可及的に小
さくすることもできる。
【0020】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明を半導体
製造工場のクリーンルーム内の処理装置に適用した実施
例を説明する。
【0021】図1は、この実施例におけるクリーンルー
ムの内部の構成を示す略縦断面図である。このクリーン
ルーム1において、上板50の下側に適当な間隔を置い
て天井51が設けられ、底面52の上側に適当な間隔を
置いて床21が設けられ、天井51と床21の間のルー
ムが清浄空間に維持されるようになっている。
【0022】天井51には除塵能力の高いHEPAフィ
ルタ20が所定の配置で取付され、床21には多数の通
気孔22を有したグレイチングが敷設されている。天井
51と上板50との間の空間はサプライチャンバ2とし
て、床21と底面52との間の空間はリターンチャンバ
3として、それぞれ機能するようになっている。クリー
ンルーム1の外に空調器4が設置されており、この空調
器4は、リターンチャンバ3より吸込管6を介して吸い
込んだ空気を送出管5を介してサプライチャンバ2へ供
給する。送出管5からサプライチャンバ2内に入った空
気は、天井51のHEPAフィルタ20より清浄な空気
としてルーム内に供給され、そしてグレイチング床21
の通気孔22を通ってリターンチャンバ3内に回収され
るようになっている。
【0023】ルーム内には、ガラス製の仕切壁7により
作業室9が設けられ、この作業室9内で作業員8が制御
装置(図示せず)等を操作するようになっている。この
作業室9は、たとえばクラス10000 程度の清浄度に維持
されてよい。
【0024】ルーム内の作業室9を除いた部分は、天井
51に取付された垂れ壁式の仕切り壁13によって処理
室(第1の室)12と搬送室(第2の室)15とに分割
される。
【0025】処理室12には、本実施例による半導体デ
バイス製造用の処理装置11(たとえばエッチング装
置)が1台または複数台並べて設置される。仕切り壁1
3の下部には各処理装置11の輪郭に対応した開口13
aが設けられ、この開口13aを塞ぐようにして各処理
装置11が前面部11aを搬送室15に向け搬送室15
にはみ出さないようにして処理室12側に設置される。
処理室12は、ここで半導体ウエハ(被処理体)が室内
空気に露出するわけではないが、各処理装置11のメン
テナンスの上から清浄度に関して重要ゾーンである。し
たがって、処理室12は、乱流方式によってたとえばク
ラス1000程度の清浄度に維持される。
【0026】搬送室15では、搬送ロボット等の搬送装
置14が所定の軌道上に移動自在に設けられ、この搬送
装置14と各処理装置11との間でウエハ10の受け渡
しが行われる。ここではウエハ10が室内空気に露出す
るので、搬送室15は清浄度に関して最重要ゾーンであ
る。このため、この室15の天井面にはHEPAフィル
タ20が全面的に取付され、搬送室15内は、垂直層流
方式によりたとえばクラス100 程度の高清浄度に維持さ
れるようになっている。
【0027】処理装置11の前面部11aには、ウエハ
10を出し入れするためのウエハ出入口53が設けられ
るともに、このウエハ出入口53を閉じるための蓋17
が回転軸16に取付されている。この蓋17は、駆動モ
ータ(図示せず)の回転駆動力で回転軸16と一体に回
転し、開閉するようになっている。すなわち、蓋17
は、定常時は実線で示すようにウエハ出入口53にて閉
まっているが、処理装置11と搬送装置10との間で被
処理体10の受け渡しが行われる時には鎖線で示すよう
に外側(搬送室15側)に開くようになっている。
【0028】処理装置11内には、搬送装置10との間
でウエハ10の受け渡しを行うためのウエハ装填部19
が設けられている。このウエハ装填部19は、定常時は
実線で示すようにウエハ10をウエハカセット(図示せ
ず)に収納した状態で担持したまま、あるいはウエハ1
0を担持せずに処理装置11内で待機しているが、搬送
室15側の搬送装置10との間でウエハ10の受け渡し
を行う時には鎖線で示すようにウエハ出入口53を介し
て外側(搬送室15側)へ移動するようになっている。
【0029】図2は、ウエハ装填部19の具体的構成例
を示す平面図である。図2において載置台31上に、多
数枚(たとえば25枚)のウエハ10がウエハカセット
に収納された状態で載置される。この載置台31は、そ
の両側端部に取付した案内部32により案内レール30
に沿って矢印方向に移動できるようになっている。載置
台31を同方向に移動させるための駆動手段は、モータ
34、減速器33、一対のプーリ35、ベルト36、お
よびジョイント37,38から構成される。ジョイント
37,38は、アルミニウム製のもので、載置台31の
後側隅部をベルト36に連結する。モータ34の回転駆
動力は、減速器33、プーリ35およびベルト35を介
して直線駆動力として載置台31に伝えられる。モータ
34の回転方向に応じて載置台31の移動方向が変わ
る。
【0030】図2において、載置台31は最左端位置つ
まり往動位置に移動しているが、この往動位置は第1図
の波線で示すように搬送室15内のウエハ受け渡し位置
である。なお、モータ34の回転軸には、モータ34の
回転角を検出し、載置台31を位置決めするためのエン
コーダ39が結合されている。
【0031】次に、図3につき、本処理システムの動作
を説明する。本処理システムでは、処理装置11、搬送
装置14、開閉蓋17、カセット装填部19等の各部に
専用の制御部が付設されるとともに、それらの制御部を
統括する中央制御部が作業室9に設けられ、操作盤、デ
ィスプレイ等を通じて作業員8が中央制御部とインタフ
ェースできるようになっている。
【0032】先ず、搬送室15において、搬送装置14
が、未処理のウエハ10をたとえば25枚収納したウエ
ハカセットをアームで把持して待機する。(60)。次
に、処理装置11において、全面部の蓋17が搬送室1
5側へ開き(61)、ウエハ出入口53を通ってウエハ
装填部19の載置台31が搬送室15側のウエハ受け渡
し位置まで移動(往動)する(62)。そうすると、搬
送室15側では、搬送装置14が該ウエハ受け渡し位置
まで移動し(63)、ウエハ10を収納したウエハカセ
ットを載置台31の上に載置する(64)。ウエハ10
の受け渡しが済むと、搬送装置14は別の場所へ移動す
る(65)。
【0033】処理装置11においては、ウエハ10の受
け渡しが済むと、ウエハ装填部19の載置台31がウエ
ハ出入口53を通って装置11内の所定のウエハ装填位
置まで移動(復動)し(66)、蓋17が閉じる(6
7)。そして、ウエハ装填位置に位置決めされた載置台
31上のウエハカセットからカセット10が一枚ずつ、
ウエハ搬出入装置(図示せず)により真空チャンバ等の
処理部18に搬入されて処理部18内で所定の処理を施
され、処理終了後に処理部18から搬出されて、ウエハ
カセットに戻される(68,69,70)。
【0034】そして、ウエハ全部の処理が終了すると、
蓋17が開き(71)、ウエハ装填部19の載置台31
が、処理済みのウエハ10を収納したウエハカセットを
担持したまま、ウエハ出入口53を通って搬送室15側
のウエハ受け渡し位置まで移動(往動)する(72)。
そうすると、搬送室15側では、搬送装置14が該ウエ
ハ受け渡し位置まで移動し(73)、処理済みウエハ1
0を収納したウエハカセットを載置台31からアームで
掴み上げて受け取る(74)。この際、搬送装置14か
ら未処理のウエハ10を収納した別のウエハカセットを
載置台31に載置することもある。こうしてウエハ10
の受け渡しが済むと、搬送装置14は別の場所へ移動す
る(75)。処理装置11においては、ウエハ装填部1
9の載置台31が搬送装置14から未処理のウエハ10
を受け取った場合は、上記の操作(66〜75)を繰り
返し(77)、未処理のウエハ10を受け取らなかった
場合は載置台31を空にしたまま(ウエハ10を担持せ
ずに)装置11内へ移動(復動)させ(78)、蓋17
を閉じる(79)。
【0035】上述したように、本実施例の処理装置11
においては、前面部11aに、ウエハ10を出し入れす
るためのウエハ出入口53を設けるとともに、このウエ
ハ出入口53を閉じるための開閉可能な扉17を取付
し、内部にウエハ搬送部19を設け、搬送装置14との
間でウエハの受け渡しを行うときは、ウエハ10をウエ
ハカセットに収納した状態で担持するウエハ搬送部19
の載置台31をウエハ出入口53を介して搬送室15側
に移動させるようにした。したがって、処理装置11
は、その前面部11aが搬送室15側にはみ出さないよ
うにして、処理室12側に設置されることができる。
【0036】これによって、搬送室15において、HE
PAフィルタ20からの垂直層流を常時妨げるものがな
く、塵埃が溜る場所もなくなり、室内全体が高い清浄度
に維持される。したがって、ウエハ10に塵埃が付着す
るおそれがない。
【0037】また、図4に示すように、処理室12内に
複数の処理装置11,11’…を並べて設置する場合で
も、各処理装置11,11’…の前面部11a,11
a’…を仕切壁13と同一の面内に揃えることができる
ために、それぞれの蓋17,17’…のサイズを揃える
ことで、ウエハ10の受け渡し時に各処理装置11,1
1’…側から搬送室15側に突出する範囲が定まる。し
たがって、搬送装置14を自動化する上での設計・製作
が容易になるとともに、搬送室15の幅を最小限にして
高清浄度空間を小型化することができる。
【0038】なお、本実施例では、ウエハカセットに収
納した状態でウエハ10の受け渡しを行うようにした
が、ウエハカセットを使わずに直接的にウエハ10の受
け渡しを行うようにしてもよい。また、本実施例におけ
る被処理体は半導体ウエハであったが、液晶表示基板等
を被処理体とすることも可能である。さらに、本発明の
処理装置は、バイオ関連工場等の他のクリーンルームに
も適用可能である。
【0039】図5は、蓋17の開閉機構の変形例を示す
斜視図である。上記実施例では、モータ駆動力によって
蓋17を回転軸16と一体に回転させて開閉せしめる機
構であった。図5に示す機構では、蓋17をジョイント
46,47を介して軸16に対して回転可能に取付し、
処理装置11内にシリンダ40を設けて、ピストンロッ
ド44の先端部と蓋17の裏面下部とを連結棒44、連
結軸45、ジョイント43によって連結し、シリンダ4
0によってピストンロッド44を矢印42の方向に駆動
することにより、蓋17を実線の閉じた位置と鎖線の開
いた位置との間で矢印48で示すような開閉移動を行わ
せるものである。なお、処理装置11の前面には、蓋1
7が閉じたときに処理装置11内の気密状態を保つため
のゴム製のパッキン49を取付している。
【0040】このような図5の蓋開閉機構によれば、駆
動力伝導機構が簡易化されているため、機構スペースを
小さくすることができ、より小さな空間を利用して蓋1
7の開閉移動を行わせることが可能である。したがっ
て、ウエハの受け渡し時にウエハ装填部19の載置台3
1が搬送室15側へ出る距離を短くすることができるた
め、搬送室15の幅をより小さくすることが可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処理装置
によれば、その前面部に被処理体出入口を設け、定常時
は蓋でこの被処理体出入口を閉じておいて、被処理体の
受け渡しを行うときに該蓋を開けて中から被処理体装填
手段を第2の室側に移動させるようにしたので、第2の
室側にはみ出さないようにして第1の室側に設置される
ことができる。これによって、第1に、第2の室内にお
いて垂直層流が良好に保たれ、室内で塵埃が溜まること
がなくなり、したがって塵埃が被処理体に付着するおそ
れがなくなり、第2に、第2の室の幅ないし容積を可及
的に小さくしてクリーンルームコストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による処理装置を適用した半
導体製造工場のクリーンルーム内の構造を示す略断面図
である。
【図2】実施例による処理装置内に設けられるウエハ装
填部の具体的構成例を示す平面図である。
【図3】実施例における処理システムの動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図4】実施例の処理装置の効果を示すための略平面図
である。
【図5】本発明の処理装置における蓋開閉機構の一変形
例の構成を示す斜視図である。
【図6】従来の垂れ壁式クリーンルームの内部構造の示
す略断面図である。
【図7】図6の処理装置の欠点を示すための略平面図で
ある。
【符号の説明】
1 クリーンルーム 10 半導体ウエハ 11 処理装置 12 処理室 13 壁 14 搬送装置 15 搬送室 17 蓋 19 ウエハ装填部 20 HEPAフィルタ 31 載置台 53 ウエハ出入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリーンルーム内の仕切壁に形成された開
    口を塞ぐようにして前記仕切壁の一方の側の第1の室側
    に設置され、前記仕切壁の他方の側の第2の室側で被処
    理体の受け渡しを行うようにした処理装置において、 前記第2の室に面した前面部に前記被処理体を出し入れ
    するための被処理体出入口を設けるとともに、前記被処
    理体出入口を閉じるための開閉可能な扉を取付し、装置
    内部に、前記被処理体の受け渡しのために前記被処理体
    出入口を通って前記第2の室側へ移動できるように構成
    された被処理体装填手段を設けたことを特徴とする処理
    装置。
JP4021819A 1992-01-10 1992-01-10 処理装置 Expired - Lifetime JP2540406B2 (ja)

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Cited By (1)

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