JPH0626467Y2 - 車体リアピラー構造 - Google Patents

車体リアピラー構造

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JPH0626467Y2
JPH0626467Y2 JP1988102090U JP10209088U JPH0626467Y2 JP H0626467 Y2 JPH0626467 Y2 JP H0626467Y2 JP 1988102090 U JP1988102090 U JP 1988102090U JP 10209088 U JP10209088 U JP 10209088U JP H0626467 Y2 JPH0626467 Y2 JP H0626467Y2
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connecting piece
side connecting
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則彦 八木
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バックドアを有する車体のリアピラー構造に
関する。
従来の技術 従来、バックドアを有する車体としては、第3図に示し
たものが提案されている(実開昭62−157616号
公報参照)。すなわち、車体1には、ルーフ2とリアピ
ラー3の結合部位に、エクステンション4が配設されて
いる。該エクステンション4には、車幅方向に延出する
第1のルーフ側連結片5と、車体前方に延出する第2の
ルーフ側連結片6、及び車体後部下方に延出するピラー
側連結片7とが設けられている。該ピラー側連結片7の
下端部には、前記車体1の後部に設けられたバックドア
開口部8と、車体1の側部に設けられた側部開口部9と
を仕切る前記リアピラー3の外板部材10が接合されて
いる。該外板部材10は、リアフェンダパネル11に一
体に成形されており、かかる外板部材10と前記ピラー
側連結片7、及びこの両部材の車室内側に接合された図
示しない内板部材とで、前記リアピラー3は構成されて
いる。又、前記バックドア開口部8には、ルーフ2の後
端部に取り付けられたヒンジ(図示せず)を介して、バ
ックドア12が枢支されており、該バックドア12は、
閉止した状態において、前記ピラー側連結片7と外板部
材10とに渡って成形された、ドア当接面13、14を
覆うような形状を有している。
考案が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の構造において、車体1を
電着塗装液内に浸漬した後、焼き付け工程に移送する際
に、車体1に付着している液状の塗料は、自然流下す
る。このときエクステンション4にあっては、複雑な形
状であって、特に多量の電着塗装液が付着し易いことか
ら、上部に位置するエクステンション4に付着していた
電着塗装液が、矢示したように両ドア当接面13、14
に沿って流下し、さらにリアフェンダパネル11の表面
の一部分に集中して凝固する。
このため、かかる状態で焼き付けを行うと、塗面品質が
重視されるリアフェンダパネル11の表面に、他の一般
面より盛り上がった電着塗装液の凝固跡Eが形成され、
リアフェンダパネル11の塗面品質を低下させる一因と
なるものであった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、車体自体の外観品質を損なうことなく、車体外
部表面の塗面品質を向上させることを可能にした車体リ
アピラー構造を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本考案にあっては、車体ルー
フとリアピラーの結合部位に、エクステンションが配設
され、該エクステンションには車幅方向に延出するルー
フ側連結片と、車体後部下方へ斜状に延出するピラー側
連結片とが設けられ、該ピラー側連結片の端部に、バッ
クドア開口部と側部開口部とを仕切るリアピラーの外板
部材が、その上端部にて接合されるとともに、前記バッ
クドア開口部には、閉止時に側縁部で、前記外板部材に
設けられたドア当接面を覆うバックドアが設けられた構
造において、前記外板部材のドア当接面で前記ピラー側
連結片の端部に対応した位置に、前記ピラー側連結片の
表面より上方に突出し、かつ一端が前記側部開口部に向
かう段部が、前記ピラー側連結片の端部に沿って設けら
れている。
作用 前記構成において、車体を電着塗装液内に浸漬した後、
焼き付け工程に移送する際には、エクステンションのピ
ラー側連結片に付着していた液状の塗料が、リアピラー
の外板部材側に流下する。
このとき、該外板部材のドア当接面で、ピラー側連結片
の端部に対応した位置に、ピラー側連結片の表面より上
方に突出し、かつ一端が側部開口部に向かう段部が、ピ
ラー側連結片の端部に沿って設けられていることから、
前記液状の塗料は段部によってせき止められた後、該段
部によって側部開口部方向に案内され、該側部開口部を
介して車体の車室内側に滴下する。したがって、前記液
状の塗料の車体外部表面への滴下は回避され、焼き付け
工程終了後、塗面品質が重視される車体の表面に、他の
一般面より盛り上がった電着塗装液の凝固跡が形成され
ることはない。
無論、前記液状の塗料が滴下した車体の車室内側には、
焼き付け工程において滴下した液状の塗料の凝固跡が形
成されることとなるが、車室内側にあっては車体を隠蔽
する各種トリムが配設されることから、前記凝固跡が表
面化することはない。
又、前記段部は外板部材のドア当接面に設けられている
ことから、バックドア閉時には、該バックドアの側縁部
により覆われ、段部が車体外観上、露呈することはな
い。
実施例 以下、本考案の一実施例について図面に従って説明す
る。すなわち、第1、2図に示したように、車体21に
は、ルーフ22とリアピラー23との結合部位に、エク
ステンション24が配設されている。該エクステンショ
ン24には、車幅方向に延出するルーフ側連結片25
と、車体側部下方に延出するボディサイド連結片26、
及び車体後部下方へ車状に延出するピラー側連結片27
とが設けられている。前記ルーフ側連結片25には、図
示しないリアルーフレールが接合されており、又前記ボ
ディサイド連結片26には、フロントピラー41が接合
されている。
前記ピラー側連結片27の下端部には、前記車体21の
後部に設けられたバックドア開口部28と、車体1の側
部に設けられた側部開口部29とを仕切る前記リアピラ
ー23の外板部材30が接合されている。該外板部材3
0は、リアフェンダパネル31に一体に成形されてお
り、かかる外板部材30と前記ピラー側連結片27、及
びこの両部材の車室内側に接合された図示しない内板部
材とで、前記リアピラー23は構成されている。
前記ピラー側連結片27と外板部材30には、ドア当接
面33、34が設けられており、該ドア当接面33、3
4の両側部には、側部開口部29側に垂下する側部フラ
ンジ36、37と、バックドア開口部28に沿って起立
する開口縁フランジ43、44とが連設されている。
又、前記リアピラー23の外板部材30には、ピラー側
連結片27に設けられたドア当接面33の下端縁38に
沿って、略水平方向に延在する段部39が設けられてい
る。該段部39は、前記ピラー側連結片27に設けられ
たドア当接面33の表面より、例えば2〜3mm程度上方
に突出し、その一端部40は、側部開口部29に向かう
ように、前記フランジ36の屈曲基線42にまで延設さ
れている。
一方、前記バックドア開口部28には、ルーフ22の後
端部に取り付けられたヒンジ(図示せず)を介して、バ
ックドア32が枢支されており、該バックドア32は、
閉止した状態において、前記ドア当接面33、34を覆
う側縁部35を有している。
以上の構成にかかる本実施例において、組み立て工程を
終了した車体21は、塗装工程で電着塗装液内に浸漬さ
れた後、焼き付け工程に移送され、その際、ピラー側連
結片27に付着していた液状の塗料は、該ピラー側連結
片27のドア当接面33上を流下して、さらに外板部材
30のドア当接面34側に流下する。しかし、外板部材
30のドア当接面34には、前記段部39が設けられて
いることから、前記液状の塗料は段部39よって、せき
止められ、しかる後に、第2図に矢示したように、該段
部39に沿って一端部40方向に流れ、両側部フランジ
36、37のパーティングP内を通流した後、側部開口
部29を介して車体21の車室内側に滴下する。
したがって、焼き付け工程での焼き付け作業が終了した
際、塗面品質が重視されるリアフェンダパネル31の表
面に、他の一般面より盛り上がった電着塗装液の凝固跡
E(第3図参照)が形成されるようなことはなく、リア
フェンダパネル31に良好な品質の塗面を形成すること
ができる。
無論、前記液状の塗料が落下した車体21の車室内側に
は、焼き付け工程において落下した液状の塗料の凝固跡
Eが形成されることとなるが、該凝固跡Eは、車室内側
に配設さるリアトリムや、リアシートによって隠蔽され
ることから、車室内側の品質低下が生ずることはない。
又、前記段部39は外板部材30のドア当接面34に設
けられていることから、バックドア閉時には、該バック
ドア32の側縁部35により覆われ、段部39が車体外
観上、露呈することはない。
よって、段部39の存在が車体1の外観品質に影響を及
ぼすようなこともなく、車体1の外観品質を損なうこと
なく、リアフェンダパネル31の塗面品質を向上させる
ことが可能となるのである。
しかも段部39は、ピラー側連結片27に設けられたド
ア当接面33の下端縁38に沿って、設けられているこ
とから、ピラー側連結片27と外板部材30を接合する
際、前記下端縁38が段部39に当接する。したがっ
て、ピラー側連結片27と外板部材30の上下方向にお
ける位置規制がなされ、これによりピラー側連結片27
と外板部材30とを精度よく接合することも可能となる
のである。
考案の効果 以上説明したように本考案は、バックドア開口部と側部
開口部とを仕切るリアピラーの外板部材に、該外板部材
のドア当接面で、ピラー側連結片の端部に対応した位置
に、ピラー側連結片の表面より上方に突出し、かつ一端
が前記側部開口部に向かう段部が、ピラー側連結片の端
部に沿って設けられる構成とした。このため、車体を電
着塗装液内に浸漬した後、焼き付け工程に移送する際
に、液状の塗料を段部よってせき止め、側部開口部を介
して、車体の外部表面上でなく、車体の外部表面から離
反するように車室内側に滴下させることが可能となり、
車室内側は完成後トリム等によって覆われるので、これ
によって、塗面品質が重視される車体の外部表面に、他
の一般面より盛り上がった電着塗装液の凝固跡が形成さ
れる不都合を解消することができる。
又、前記段部が設けられた外板部材のドア当接面は、バ
ックドアにより覆われることから、段部が車体外観上、
露呈することはなく、段部の存在が車体の外観品質に影
響を及ぼす不利を回避することができ、よって、車体自
体の外観品質を損なうことなく、車体外部表面の塗面品
質を向上させることを可能にするものである。
加えて、前述した実施例にあっては、段部によって、ピ
ラー側連結片と外板部材の上下方向における位置規制を
行うことができることから、これによってピラー側連結
片と外板部材とを、精度よく接合することをも可能にす
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図A部拡大図、第3図は従来の車体リアピラー構造を示
す斜視図である。 21……車体、22……ルーフ、23……リアピラー、
24……エクステンション、25……ルーフ側連結片、
27……ピラー側連結片、28……バックドア開口部、
29……側部開口部、30……外板部材、32……バッ
クドア、34……ドア当接面、39……段部、40……
一端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のルーフとリアピラーの結合部位に、
    エクステンションが配設され、該エクステンションには
    車幅方向に延出するルーフ側連結片と、車体後部下方へ
    斜状に延出するピラー側連結片とが設けられ、該ピラー
    側連結片の端部に、バックドア開口部と側部開口部とを
    仕切るリアピラーの外板部材が接合されるとともに、前
    記バックドア開口部には、前記外板部材に設けられたド
    ア当接面を覆うバックドアが設けられた構造において、
    前記外板部材のドア当接面で、前記ピラー側連結片の端
    部に対応した位置に、前記ピラー側連結片の表面より上
    方に突出し、かつ一端が前記側部開口部に向かう段部
    が、前記ピラー側連結片の端部に沿って設けられたこと
    を特徴とする車体リアピラー構造。
JP1988102090U 1988-08-01 1988-08-01 車体リアピラー構造 Expired - Fee Related JPH0626467Y2 (ja)

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JPS5839569A (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体構造
JPH0525297Y2 (ja) * 1986-03-31 1993-06-25

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