JPH0626743Y2 - 軸受装置の密封構造 - Google Patents

軸受装置の密封構造

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JPH0626743Y2
JPH0626743Y2 JP9226088U JP9226088U JPH0626743Y2 JP H0626743 Y2 JPH0626743 Y2 JP H0626743Y2 JP 9226088 U JP9226088 U JP 9226088U JP 9226088 U JP9226088 U JP 9226088U JP H0626743 Y2 JPH0626743 Y2 JP H0626743Y2
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JP
Japan
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magnetic fluid
bearing
lubricant
bearing device
fluid seal
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JP9226088U
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光男 吉田
正二 江口
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、転がり軸受を挟んだ両側の空間を磁性流体シ
ールにより気密に仕切った軸受装置の密封構造に関す
る。
<従来の技術> 従来からの磁性流体シールは、例えば軸受内外輪の肩
部、または軸受使用箇所の近傍に設けられて、軸受内部
に使用の潤滑剤が外部に漏洩するのを防止するととも
に、外部の塵埃などが軸受内部に侵入するのを防止する
ものである。つまり、磁性流体シールは、周知のよう
に、合成炭化水素油あるいはジエステル油などを基油と
したものに磁性粉末を分散混入してなる磁性流体を環状
の永久磁石とそれに微小空隙を介して対向配置される磁
性部材との間の前記微小空隙に吸引保持させた構造であ
る。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、このような構成を有する従来例の場合に
は、回転により軸受転動部の潤滑剤が飛散して、その一
部が磁性流体シール部位へと移行することがある。それ
により、磁性流体に潤滑剤が混入すると、磁性流体が薄
まったり変質したりするため、磁性流体シール部位の耐
圧性が低下して、シール機能が損なわれる結果となる。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、軸受
転動部の潤滑剤が磁性流体に混入するのを防ぎ、所期の
密封機能を長期間にわたって維持できるようにした軸受
装置の密封構造を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本考案は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本考案にかかる軸受装置の密封構造は、軸受転動
部の側部に磁性流体シールを配備した構成であって、 前記磁性流体シールと軸受転動部位との間にラビリンス
空隙を設け、このラビリンス空隙に軸受潤滑剤および磁
性流体のいずれに対しても相溶性のない半固体状物質を
充填してあることに特徴を有する。
<作用> 本考案の構成によると、軸受転動部から流出飛散した潤
滑剤が磁性流体シール側へ移行しても、潤滑剤存在部位
と磁性流体存在部位との間に形成されたラビリンス空隙
に充填した半固体状物質で遮られるから、磁性流体に対
して潤滑剤が混入することがない。
この半固体状物質は、潤滑剤に対しても磁性流体に対し
ても相溶性がないので、仮にこの半固体状物質が磁性流
体シール側へ移行しても磁性流体に混入しない。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図に本考案にかかる軸受装置の密封構造の第1実施
例を示している。
図例の軸受装置は、固定のハウジング1の中空内部に回
転軸2を転がり軸受3(ここでは深溝玉軸受)で支承す
るものとして構成されており、この転がり軸受3を挟ん
だ図中右側の清浄空間4側に磁性流体シール5が配設さ
れている。
磁性流体シール5は、いわゆる3ピースタイプと称する
構造で、ハウジング1に外周縁が固定された環状の永久
磁石6と、その両側に固着された磁性材製のポールピー
ス7,7と、各ポールピース7,7の内周縁と回転軸2
の外周面との間の微小空隙に吸引保持された磁性流体8
とを備えてなる。
前記転がり軸受3は、ハウジング1に内嵌固定される外
輪9と、回転軸2に外嵌固定される内輪10との間に保持
器11で保持されたボール12を組み込だものであり、ボー
ル12の転動部には潤滑材が付着されている。
そして、この転がり軸受3の磁性流体シール5側には、
軸受転動部の潤滑材が磁性流体シール5側へ移行するの
を阻止するための補助シール手段が設けられている。こ
の補助シール手段は、本実施例において、いわゆる非接
触タイプのシール部材13の外周縁を外輪9肩部に取り付
け、このシール部材13の内周縁13aを内輪10の肩部に形
成の凹状段差部14に臨ませることによって形成したほぼ
『U』字形断面を有するラビリンス空隙に、軸受転動部
の潤滑剤および磁性流体8のいずれにも相溶性のない半
固体状物質15を充填してなる。
この半固体状物質15の溶媒としては、磁性流体8の溶媒
を例えば磁性粉末が混入された合成炭化水素油とし、潤
滑剤を例えばリチウム石鹸増稠剤を添加したエステル油
とした場合、例えばふっ素樹脂を増稠剤としてふっ素オ
イルを基油とするのが好ましい。なお、半固体状物質15
は、磁性流体8や潤滑剤の溶媒に応じて適当なものを選
択すればよいので、特に前述したものに限定されない。
次に、第2実施例を第2図および第3図に示して説明す
る。これらの図において、第1実施例の第1図に付して
ある符号と同一の符号は、本実施例においても、共通の
部分を指す。
本実施例において、第1実施例と異なる構成は、転がり
軸受3の内部に磁性流体シール5を組み込んでいること
である。
具体的には、外輪9の肩部に外周縁が取り付けられたシ
ールド板16の内周縁にいわゆる3ピースタイプの磁性流
体保持部材つまり永久磁石6およびポールピース7,7
を固着し、このポールピース7,7と内輪10の凹状段差
部14の平坦面との間に形成される二箇所の微小空隙に磁
性流体8を吸引保持させている。
また、シールド板16の内周縁にはゴム製の三角リップ17
を備えており、この三角リップ17と、内輪10の外周面肩
部および凹状段差部14の側面との間にほぼ『L』字形断
面を有するラビリンス空隙が形成され、このラビリンス
空隙に前述した半固体状物質15が充填されている。つま
り、磁性流体シール5の軸受内部寄り近傍に半固体状物
質15を配置させ、これによって軸受内部の潤滑剤が磁性
流体シール側へ移行するのを阻止している。
なお、上記各実施例において本考案の構成を例示した
が、本考案はその他の種々な軸受装置の密封構造に適用
しうることは言うまでもない。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、磁性流体と軸受
内部の潤滑剤との間に介在させた半固体状物質により、
磁性流体と潤滑剤とを混入させないようにしたから、磁
性流体の変質や機能低下を防止でき、磁性流体シールに
よる所期の密封機能を長期間にわたって維持できる結果
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例にかかる軸受装置の密封構
造を示す要部の断面図である。 第2図および第3図は本考案の第2実施例にかかり、第
2図は第1図に対応する断面図、第3図は第2図の要部
を拡大した断面図である。 5……磁性流体シール、8……磁性流体、 14……凹状段差部、15……半固体状物質。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受転動部の側部に磁性流体シールを配備
    した軸受装置の密封構造において、 前記磁性流体シールと軸受転動部位との間にラビリンス
    空隙を設け、このラビリンス空隙に軸受潤滑剤および磁
    性流体のいずれに対しても相溶性のない半固体状物質を
    充填してあることを特徴とする軸受装置の密封構造。
JP9226088U 1988-07-11 1988-07-11 軸受装置の密封構造 Expired - Lifetime JPH0626743Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0214828U JPH0214828U (ja) 1990-01-30
JPH0626743Y2 true JPH0626743Y2 (ja) 1994-07-20

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