JPH06268162A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH06268162A JPH06268162A JP5055338A JP5533893A JPH06268162A JP H06268162 A JPH06268162 A JP H06268162A JP 5055338 A JP5055338 A JP 5055338A JP 5533893 A JP5533893 A JP 5533893A JP H06268162 A JPH06268162 A JP H06268162A
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- impurity
- mos transistor
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 半導体基板10表面付近に存在する同一ウエ
ル32内に通常耐圧MOSトランジスタ30と高耐圧M
OSトランジスタ11とが形成された半導体装置におい
て、ウエル32は高濃度不純物拡散領域であって、ウエ
ル32中の不純物と逆導電型の不純物が拡散されて高耐
圧MOSトランジスタ11の一部を構成する高耐圧拡散
層12を備え、高耐圧拡散層12の周囲に実効的に不純
物濃度の低い層13が形成されている半導体装置。 【効果】 マスクワークの工数を増大させず、生産性よ
く、同一の高濃度ウエル32内に微細化された通常耐圧
MOSトランジスタ30と高耐圧MOSトランジスタ1
1とが形成された半導体装置を提供することができる。
ル32内に通常耐圧MOSトランジスタ30と高耐圧M
OSトランジスタ11とが形成された半導体装置におい
て、ウエル32は高濃度不純物拡散領域であって、ウエ
ル32中の不純物と逆導電型の不純物が拡散されて高耐
圧MOSトランジスタ11の一部を構成する高耐圧拡散
層12を備え、高耐圧拡散層12の周囲に実効的に不純
物濃度の低い層13が形成されている半導体装置。 【効果】 マスクワークの工数を増大させず、生産性よ
く、同一の高濃度ウエル32内に微細化された通常耐圧
MOSトランジスタ30と高耐圧MOSトランジスタ1
1とが形成された半導体装置を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に関し、より詳細には2種類以上の電源電圧で動作
する半導体装置及びその製造方法に関する。
方法に関し、より詳細には2種類以上の電源電圧で動作
する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来から使用されている2種類
の電源電圧により動作する半導体装置を示す模式的な断
面図であり、図中、10は半導体基板を示している。半
導体基板10には、不純物が高濃度で拡散された高濃度
不純物拡散領域(以下、高濃度ウエルと記す)32と不
純物が低濃度で拡散された低濃度不純物拡散領域(以
下、低濃度ウエルと記す)39との二つのウエルが形成
されている。そして、高濃度ウエル32側には、高濃度
ウエル32上に形成された薄いゲート酸化膜35、薄い
ゲート酸化膜35の両端部に接続して形成されたフィー
ルド酸化膜33、薄いゲート酸化膜35の上に形成され
たゲート電極34及び薄いゲート酸化膜35の下方であ
って、ゲート電極34の下方を除く領域に形成され、高
濃度ウエル32と逆導電型の不純物が高濃度で拡散され
た高濃度拡散層37から構成された通常耐圧MOSトラ
ンジスタ30が形成されている。
の電源電圧により動作する半導体装置を示す模式的な断
面図であり、図中、10は半導体基板を示している。半
導体基板10には、不純物が高濃度で拡散された高濃度
不純物拡散領域(以下、高濃度ウエルと記す)32と不
純物が低濃度で拡散された低濃度不純物拡散領域(以
下、低濃度ウエルと記す)39との二つのウエルが形成
されている。そして、高濃度ウエル32側には、高濃度
ウエル32上に形成された薄いゲート酸化膜35、薄い
ゲート酸化膜35の両端部に接続して形成されたフィー
ルド酸化膜33、薄いゲート酸化膜35の上に形成され
たゲート電極34及び薄いゲート酸化膜35の下方であ
って、ゲート電極34の下方を除く領域に形成され、高
濃度ウエル32と逆導電型の不純物が高濃度で拡散され
た高濃度拡散層37から構成された通常耐圧MOSトラ
ンジスタ30が形成されている。
【0003】一方低濃度ウエル39側には、低濃度ウエ
ル39上の略中央部に形成された厚いゲート酸化膜3
6、厚いゲート酸化膜36の左右にフィールド酸化膜3
3を挟んで活性領域(ソース又はドレイン領域)に形成
された薄い酸化膜35’、厚いゲート酸化膜36からフ
ィールド酸化膜33上にかけて形成されたゲート電極3
4、薄い酸化膜35’の下方に形成された高濃度拡散層
37及び高濃度拡散層37の周囲に形成され、高濃度拡
散層37と同じ導電型の不純物が低濃度で拡散された高
耐圧拡散層38から構成された高耐圧MOSトランジス
タ31が形成されており、この高耐圧MOSトランジス
タ31は高電源電圧で動作するようになっている。
ル39上の略中央部に形成された厚いゲート酸化膜3
6、厚いゲート酸化膜36の左右にフィールド酸化膜3
3を挟んで活性領域(ソース又はドレイン領域)に形成
された薄い酸化膜35’、厚いゲート酸化膜36からフ
ィールド酸化膜33上にかけて形成されたゲート電極3
4、薄い酸化膜35’の下方に形成された高濃度拡散層
37及び高濃度拡散層37の周囲に形成され、高濃度拡
散層37と同じ導電型の不純物が低濃度で拡散された高
耐圧拡散層38から構成された高耐圧MOSトランジス
タ31が形成されており、この高耐圧MOSトランジス
タ31は高電源電圧で動作するようになっている。
【0004】前記した2種類の電源電圧で動作するMO
Sトランジスタ30、31を有する半導体装置を形成す
る場合、最初に半導体基板10に2種類の異なったマス
クを用いて、2段階で高濃度ウエル32と低濃度ウエル
39とを形成している。
Sトランジスタ30、31を有する半導体装置を形成す
る場合、最初に半導体基板10に2種類の異なったマス
クを用いて、2段階で高濃度ウエル32と低濃度ウエル
39とを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記方法
により2種類の電源電圧で動作する半導体装置を形成す
るには、初めに2種類の異なったマスクを用い、異なる
領域に2段階にわたり濃度の異なる高濃度ウエル32、
低濃度ウエル39を形成しなければならないため、マス
クワークの工数が増大するという課題があった。
により2種類の電源電圧で動作する半導体装置を形成す
るには、初めに2種類の異なったマスクを用い、異なる
領域に2段階にわたり濃度の異なる高濃度ウエル32、
低濃度ウエル39を形成しなければならないため、マス
クワークの工数が増大するという課題があった。
【0006】一方、このようなマスクワークの工数の増
大をさけるために、半導体基板の表面付近に低濃度ウエ
ルのみを形成し、該低濃度ウエル内に通常耐圧MOSト
ランジスタ及び高耐圧MOSトランジスタの2種類のM
OSトランジスタを形成する方法も考えられるが、この
場合、通常耐圧MOSトランジスタにおける、チャネル
面積を大きくしなければならないために所定以上の大き
さを必要とし、その微細化に限界があるという課題があ
った。
大をさけるために、半導体基板の表面付近に低濃度ウエ
ルのみを形成し、該低濃度ウエル内に通常耐圧MOSト
ランジスタ及び高耐圧MOSトランジスタの2種類のM
OSトランジスタを形成する方法も考えられるが、この
場合、通常耐圧MOSトランジスタにおける、チャネル
面積を大きくしなければならないために所定以上の大き
さを必要とし、その微細化に限界があるという課題があ
った。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、マスクワークの工数を増大させることなく、
しかも微細化された通常耐圧のMOSトランジスタと高
耐圧のMOSトランジスタとを有する半導体装置及びそ
の製造方法を提供することを目的としている。
のであり、マスクワークの工数を増大させることなく、
しかも微細化された通常耐圧のMOSトランジスタと高
耐圧のMOSトランジスタとを有する半導体装置及びそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る半導体装置は、半導体基板表面付近に存
在する同一ウエル内に通常耐圧MOSトランジスタと高
耐圧MOSトランジスタとが形成された半導体装置にお
いて、前記ウエルは高濃度不純物拡散領域であって、前
記ウエル中の不純物と逆導電型の不純物が拡散されて前
記高耐圧MOSトランジスタの一部を構成する高耐圧拡
散層を備え、該高耐圧拡散層の周囲に実効的に不純物濃
度の低い層が形成されていることを特徴としている。
に本発明に係る半導体装置は、半導体基板表面付近に存
在する同一ウエル内に通常耐圧MOSトランジスタと高
耐圧MOSトランジスタとが形成された半導体装置にお
いて、前記ウエルは高濃度不純物拡散領域であって、前
記ウエル中の不純物と逆導電型の不純物が拡散されて前
記高耐圧MOSトランジスタの一部を構成する高耐圧拡
散層を備え、該高耐圧拡散層の周囲に実効的に不純物濃
度の低い層が形成されていることを特徴としている。
【0009】また本発明に係る上記記載の半導体装置の
製造方法は、半導体基板に不純物を注入し拡散して高濃
度不純物拡散領域(以下、高濃度ウエルという)を形成
する工程、及び該高濃度ウエルの所定箇所に前記高濃度
ウエル中の不純物と逆導電型の不純物を異なるエネルギ
で2度注入し、高耐圧拡散層及びその周囲に実効的に不
純物濃度の低い層(以下、不純物低濃度層と記す)を形
成する工程を含むことを特徴としている。
製造方法は、半導体基板に不純物を注入し拡散して高濃
度不純物拡散領域(以下、高濃度ウエルという)を形成
する工程、及び該高濃度ウエルの所定箇所に前記高濃度
ウエル中の不純物と逆導電型の不純物を異なるエネルギ
で2度注入し、高耐圧拡散層及びその周囲に実効的に不
純物濃度の低い層(以下、不純物低濃度層と記す)を形
成する工程を含むことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記半導体装置によれば、高耐圧MOSトラン
ジスタを構成する高耐圧拡散層の周囲に局部的にウエル
の不純物濃度が実効的に低い層(不純物低濃度層)が形
成されており、電圧が印加されると前記不純物低濃度層
が空乏層となり、高耐圧MOSトランジスタの耐圧が充
分に高くなるため、同一ウエル内に微細化された通常耐
圧MOSトランジスタと高耐圧MOSトランジスタの形
成が可能となる。
ジスタを構成する高耐圧拡散層の周囲に局部的にウエル
の不純物濃度が実効的に低い層(不純物低濃度層)が形
成されており、電圧が印加されると前記不純物低濃度層
が空乏層となり、高耐圧MOSトランジスタの耐圧が充
分に高くなるため、同一ウエル内に微細化された通常耐
圧MOSトランジスタと高耐圧MOSトランジスタの形
成が可能となる。
【0011】また上記記載の半導体装置の製造方法によ
れば、ウエルを形成するのに1種類のマスクのみを用
い、前記不純物低濃度層を形成するための不純物の注入
は、前記高耐圧拡散層を形成するために設置したマスク
をそのまま用いて行うことができ、マスクワークの工数
を増大させることなく、同一ウエル内に微細化された通
常耐圧MOSトランジスタと高耐圧MOSトランジスタ
とが形成される。
れば、ウエルを形成するのに1種類のマスクのみを用
い、前記不純物低濃度層を形成するための不純物の注入
は、前記高耐圧拡散層を形成するために設置したマスク
をそのまま用いて行うことができ、マスクワークの工数
を増大させることなく、同一ウエル内に微細化された通
常耐圧MOSトランジスタと高耐圧MOSトランジスタ
とが形成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置及びその製造
方法についての実施例を図面に基づいて説明する。な
お、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号
を付すこととする。
方法についての実施例を図面に基づいて説明する。な
お、従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号
を付すこととする。
【0013】図1は実施例に係る半導体装置を模式的に
示した断面図であり、図中、10は半導体基板を示して
いる。半導体基板10の表面付近には、高濃度ウエル3
2のみが形成され、この高濃度ウエル32内に、通常耐
圧MOSトランジスタ30及び高耐圧MOSトランジス
タ11が形成されている。
示した断面図であり、図中、10は半導体基板を示して
いる。半導体基板10の表面付近には、高濃度ウエル3
2のみが形成され、この高濃度ウエル32内に、通常耐
圧MOSトランジスタ30及び高耐圧MOSトランジス
タ11が形成されている。
【0014】通常耐圧MOSトランジスタ30は、高濃
度ウエル32上に形成された薄いゲート酸化膜35、薄
いゲート酸化膜35の両端部に接続して形成されたフィ
ールド酸化膜33、薄いゲート酸化膜35の上に形成さ
れたゲート電極34a及び薄いゲート酸化膜35の下方
であって、ゲート電極34の下方を除く領域に形成さ
れ、高濃度ウエル32と逆導電型の不純物が拡散された
高濃度拡散層37から構成されている。
度ウエル32上に形成された薄いゲート酸化膜35、薄
いゲート酸化膜35の両端部に接続して形成されたフィ
ールド酸化膜33、薄いゲート酸化膜35の上に形成さ
れたゲート電極34a及び薄いゲート酸化膜35の下方
であって、ゲート電極34の下方を除く領域に形成さ
れ、高濃度ウエル32と逆導電型の不純物が拡散された
高濃度拡散層37から構成されている。
【0015】一方高耐圧MOSトランジスタ11は通常
耐圧MOSトランジスタ30と幅の広いフィールド酸化
膜33を隔てて、下記の如くに構成されている。すなわ
ち高耐圧MOSトランジスタ11は、高耐圧MOSトラ
ンジスタ11の形成領域の略中央部であって、高濃度ウ
エル32上に形成された厚いゲート酸化膜36、この厚
いゲート酸化膜36の左右にフィールド酸化膜33を挟
んで活性領域(ソース又はドレイン領域)に形成された
薄い酸化膜35’、厚いゲート酸化膜36からフィール
ド酸化膜33上にかけて形成されたゲート電極34b、
薄い酸化膜35’の下方に形成された高濃度拡散層3
7、この高濃度拡散層37の下側周囲に形成され、高濃
度拡散層37と同じ導電型の不純物が低濃度で拡散され
た高耐圧拡散層12及び高耐圧拡散層12の下側周囲に
局部的に形成された実効的に不純物濃度が低い不純物低
濃度層13を含んで構成されている。
耐圧MOSトランジスタ30と幅の広いフィールド酸化
膜33を隔てて、下記の如くに構成されている。すなわ
ち高耐圧MOSトランジスタ11は、高耐圧MOSトラ
ンジスタ11の形成領域の略中央部であって、高濃度ウ
エル32上に形成された厚いゲート酸化膜36、この厚
いゲート酸化膜36の左右にフィールド酸化膜33を挟
んで活性領域(ソース又はドレイン領域)に形成された
薄い酸化膜35’、厚いゲート酸化膜36からフィール
ド酸化膜33上にかけて形成されたゲート電極34b、
薄い酸化膜35’の下方に形成された高濃度拡散層3
7、この高濃度拡散層37の下側周囲に形成され、高濃
度拡散層37と同じ導電型の不純物が低濃度で拡散され
た高耐圧拡散層12及び高耐圧拡散層12の下側周囲に
局部的に形成された実効的に不純物濃度が低い不純物低
濃度層13を含んで構成されている。
【0016】このように高耐圧拡散層12の下側周囲に
局部的に不純物低濃度層13が存在することにより、耐
電圧が上昇し、高耐圧MOSトランジスタとしての機能
を充分に果たさせることができる。
局部的に不純物低濃度層13が存在することにより、耐
電圧が上昇し、高耐圧MOSトランジスタとしての機能
を充分に果たさせることができる。
【0017】次に、上記構成の実施例に係る半導体装置
の製造方法を図面に基づいて説明する。図2(a)〜
(e)は、実施例に係る半導体装置の製造工程を模式的
に示す断面図である。
の製造方法を図面に基づいて説明する。図2(a)〜
(e)は、実施例に係る半導体装置の製造工程を模式的
に示す断面図である。
【0018】まず、比抵抗4〜8Ωcmのシリコンから
なるn型半導体基板10の表面付近に、B(ボロン)等
のp型ドーパントを8.0×1012cm-2程度の密度で
注入し、その後約1200℃で加熱処理することにより
高温拡散処理を施し、深さが約3.5μm程度のp型高
濃度ウエル32を形成し、さらに基板10表面に熱酸化
処理を施して薄い熱酸化膜14を形成する(図2
(a))。
なるn型半導体基板10の表面付近に、B(ボロン)等
のp型ドーパントを8.0×1012cm-2程度の密度で
注入し、その後約1200℃で加熱処理することにより
高温拡散処理を施し、深さが約3.5μm程度のp型高
濃度ウエル32を形成し、さらに基板10表面に熱酸化
処理を施して薄い熱酸化膜14を形成する(図2
(a))。
【0019】次に、高耐圧拡散層12を形成する領域を
除いてフォトリソグラフィによりフォトレジスト15で
被覆し、フォトレジスト15で被覆されていない部分に
選択的にP(リン)等のn型ドーパントを180keV
のエネルギ及び1.0×1013cm-2程度の密度で注入
し、高耐圧拡散層12を形成する(図2(b))。
除いてフォトリソグラフィによりフォトレジスト15で
被覆し、フォトレジスト15で被覆されていない部分に
選択的にP(リン)等のn型ドーパントを180keV
のエネルギ及び1.0×1013cm-2程度の密度で注入
し、高耐圧拡散層12を形成する(図2(b))。
【0020】さらに図2(c)に示すように、同一のフ
ォトレジスト15を用いて、800keV程度と前工程
に比較してさらに高エネルギ及び3×1012cm-2程度
の密度で、P等のn型ドーパントを注入し、高耐圧拡散
層12の周囲に実効的に不純物濃度が低い層(不純物低
濃度層)13を形成する。
ォトレジスト15を用いて、800keV程度と前工程
に比較してさらに高エネルギ及び3×1012cm-2程度
の密度で、P等のn型ドーパントを注入し、高耐圧拡散
層12の周囲に実効的に不純物濃度が低い層(不純物低
濃度層)13を形成する。
【0021】次に、フォトレジスト15を除去した後、
半導体基板10に1000℃で選択酸化法によるウェッ
ト酸化処理を施し、フィールド酸化膜33を約6000
Å程度の厚みに成長させ、その後薄いゲート酸化膜3
5、薄い酸化膜35’及び厚いゲート酸化膜36を成長
させる。前記1000℃での選択酸化における加熱処理
は、高耐圧拡散層12や不純物低濃度層13の拡散も兼
ねており、この熱処理により高耐圧拡散層12の下側周
囲に局部的に不純物低濃度層13が形成される(図2
(d))。
半導体基板10に1000℃で選択酸化法によるウェッ
ト酸化処理を施し、フィールド酸化膜33を約6000
Å程度の厚みに成長させ、その後薄いゲート酸化膜3
5、薄い酸化膜35’及び厚いゲート酸化膜36を成長
させる。前記1000℃での選択酸化における加熱処理
は、高耐圧拡散層12や不純物低濃度層13の拡散も兼
ねており、この熱処理により高耐圧拡散層12の下側周
囲に局部的に不純物低濃度層13が形成される(図2
(d))。
【0022】次に、前記工程で形成された薄いゲート酸
化膜35及び厚いゲート酸化膜36の上にゲート電極3
4a、34bを形成し、このゲート電極34a、34b
及びフィールド酸化膜33をマスクにしてAs(ヒ素)
等のn型ドーパントを80keV程度のエネルギー及び
5.0×1015cm-2程度の密度で注入し、高濃度拡散
層37を形成する(図2(e))。
化膜35及び厚いゲート酸化膜36の上にゲート電極3
4a、34bを形成し、このゲート電極34a、34b
及びフィールド酸化膜33をマスクにしてAs(ヒ素)
等のn型ドーパントを80keV程度のエネルギー及び
5.0×1015cm-2程度の密度で注入し、高濃度拡散
層37を形成する(図2(e))。
【0023】上記した工程により2種類の電源電圧で動
作する高耐圧MOSトランジスタ11、通常耐圧MOS
トランジスタ30を同一の高濃度ウエル32内に形成す
ることができ、しかも通常耐圧MOSトランジスタ30
の微細化を図ることが可能になるとともに、高耐圧MO
Sトランジスタ11の高耐圧性を確保することができ
る。
作する高耐圧MOSトランジスタ11、通常耐圧MOS
トランジスタ30を同一の高濃度ウエル32内に形成す
ることができ、しかも通常耐圧MOSトランジスタ30
の微細化を図ることが可能になるとともに、高耐圧MO
Sトランジスタ11の高耐圧性を確保することができ
る。
【0024】図3は、図1に示した実施例の半導体装置
及び図4に示した従来の半導体装置の下記の部位におけ
る、半導体基板表面からの深さ方向と不純物濃度との関
係を示したグラフである。Aは実施例における高耐圧M
OSトランジスタ11の高濃度拡散層37が存在する部
分、Bは実施例における通常耐圧MOSトランジスタ3
0の高濃度拡散層37が存在する部分、Cは前記従来の
半導体装置において、高耐圧MOSトランジスタ31の
高濃度拡散層37が存在する部分における値をそれぞれ
示している。
及び図4に示した従来の半導体装置の下記の部位におけ
る、半導体基板表面からの深さ方向と不純物濃度との関
係を示したグラフである。Aは実施例における高耐圧M
OSトランジスタ11の高濃度拡散層37が存在する部
分、Bは実施例における通常耐圧MOSトランジスタ3
0の高濃度拡散層37が存在する部分、Cは前記従来の
半導体装置において、高耐圧MOSトランジスタ31の
高濃度拡散層37が存在する部分における値をそれぞれ
示している。
【0025】Aの高濃度拡散層37より下の高耐圧拡散
層12から高濃度ウエル32に至る不純物濃度のプロフ
ァイルは、高耐圧拡散層38(図4)の周囲に低濃度ウ
エル39と逆導電型のイオンを注入していないCの不純
物濃度のプロファイルに比べて、不純物濃度が1ケタ以
上も低くなっている部分(不純物低濃度層13)が存在
し、より高耐圧なMOS型トランジスタ11が形成され
ていることがわかる。
層12から高濃度ウエル32に至る不純物濃度のプロフ
ァイルは、高耐圧拡散層38(図4)の周囲に低濃度ウ
エル39と逆導電型のイオンを注入していないCの不純
物濃度のプロファイルに比べて、不純物濃度が1ケタ以
上も低くなっている部分(不純物低濃度層13)が存在
し、より高耐圧なMOS型トランジスタ11が形成され
ていることがわかる。
【0026】実際に、実施例に係る高耐圧MOSトラン
ジスタ11の耐圧を測定したところ、80V以上とな
り、高耐圧のMOSトランジスタが形成されていること
が立証された。
ジスタ11の耐圧を測定したところ、80V以上とな
り、高耐圧のMOSトランジスタが形成されていること
が立証された。
【0027】本発明の半導体装置において、前記半導体
基板はn型でもp型でもどちらでもよく、前記高濃度ウ
エルは前記半導体基板と逆導電型の不純物が拡散された
n型またはp型の半導体である。また前記高濃度ウエル
の不純物濃度は、5×1016〜1×1017cm-3程度が
好ましく、前記高耐圧拡散層の周囲に形成された不純物
低濃度層は1×1015〜5×1015cm-3程度と前記高
濃度ウエルよりも1〜2桁程度低い濃度であることが好
ましい。
基板はn型でもp型でもどちらでもよく、前記高濃度ウ
エルは前記半導体基板と逆導電型の不純物が拡散された
n型またはp型の半導体である。また前記高濃度ウエル
の不純物濃度は、5×1016〜1×1017cm-3程度が
好ましく、前記高耐圧拡散層の周囲に形成された不純物
低濃度層は1×1015〜5×1015cm-3程度と前記高
濃度ウエルよりも1〜2桁程度低い濃度であることが好
ましい。
【0028】また上記記載の半導体装置の製造方法にお
いて、前記高濃度ウエルの所定箇所に前記高濃度ウエル
中の不純物と逆導電型の不純物を異なるエネルギで2度
注入する際には、1回目が150〜180keV程度の
エネルギ及び1×1012〜3×1012cm-2程度の密度
で注入するのが好ましく、2回目は700〜900ke
V程度のエネルギ及び2×1013〜3×1013cm-2程
度の密度で注入するのが好ましい。
いて、前記高濃度ウエルの所定箇所に前記高濃度ウエル
中の不純物と逆導電型の不純物を異なるエネルギで2度
注入する際には、1回目が150〜180keV程度の
エネルギ及び1×1012〜3×1012cm-2程度の密度
で注入するのが好ましく、2回目は700〜900ke
V程度のエネルギ及び2×1013〜3×1013cm-2程
度の密度で注入するのが好ましい。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る半導体
装置にあっては、半導体基板表面付近に存在する同一ウ
エル内に通常耐圧MOSトランジスタと高耐圧MOSト
ランジスタとが形成された半導体装置において、前記ウ
エルは高濃度不純物拡散領域であって、前記ウエル中の
不純物と逆導電型の不純物が拡散されて前記高耐圧MO
Sトランジスタの一部を構成する高耐圧拡散層を備え、
該高耐圧拡散層の周囲に実効的に不純物濃度の低い層が
形成されており、高耐圧MOSトランジスタの耐圧が充
分に高くなり、同一ウエル内に微細化された通常耐圧M
OSトランジスタと高耐圧MOSトランジスタとが形成
された半導体装置を提供することができる。
装置にあっては、半導体基板表面付近に存在する同一ウ
エル内に通常耐圧MOSトランジスタと高耐圧MOSト
ランジスタとが形成された半導体装置において、前記ウ
エルは高濃度不純物拡散領域であって、前記ウエル中の
不純物と逆導電型の不純物が拡散されて前記高耐圧MO
Sトランジスタの一部を構成する高耐圧拡散層を備え、
該高耐圧拡散層の周囲に実効的に不純物濃度の低い層が
形成されており、高耐圧MOSトランジスタの耐圧が充
分に高くなり、同一ウエル内に微細化された通常耐圧M
OSトランジスタと高耐圧MOSトランジスタとが形成
された半導体装置を提供することができる。
【0030】また前記記載の半導体の製造方法にあって
は、半導体基板に不純物を注入し拡散して高濃度ウエル
を形成する工程、及び該高濃度ウエルの所定箇所に前記
高濃度ウエル中の不純物と逆導電型の不純物を異なるエ
ネルギで2度注入し、高耐圧拡散層及びその周囲に不純
物低濃度層を形成する工程を含んでおり、マスクワーク
の工数を増大させることなく、生産性良く、同一ウエル
内に微細化された通常耐圧MOSトランジスタと高耐圧
MOSトランジスタとを形成することができる。
は、半導体基板に不純物を注入し拡散して高濃度ウエル
を形成する工程、及び該高濃度ウエルの所定箇所に前記
高濃度ウエル中の不純物と逆導電型の不純物を異なるエ
ネルギで2度注入し、高耐圧拡散層及びその周囲に不純
物低濃度層を形成する工程を含んでおり、マスクワーク
の工数を増大させることなく、生産性良く、同一ウエル
内に微細化された通常耐圧MOSトランジスタと高耐圧
MOSトランジスタとを形成することができる。
【図1】実施例に係る本発明の半導体装置を模式的に示
す断面図である。
す断面図である。
【図2の1】及び
【図2の2】(a)〜(e)は、実施例に係る半導体装
置の製造工程を模式的に示す断面図である。
置の製造工程を模式的に示す断面図である。
【図3】図1に示した実施例の半導体装置及び図3に示
した従来の半導体装置の所定部位における半導体基板表
面からの深さ方向に対する不純物濃度を示すグラフであ
る。
した従来の半導体装置の所定部位における半導体基板表
面からの深さ方向に対する不純物濃度を示すグラフであ
る。
【図4】従来の半導体装置を示す模式的な断面図であ
る。
る。
10 半導体基板 11 高耐圧MOSトランジスタ 12 高耐圧拡散層 13 不純物低濃度層 30 通常耐圧MOSトランジスタ 32 高濃度ウエル 33 フィールド酸化膜 34、34a、34b ゲート電極 35 ゲート酸化膜 35’ 薄い酸化膜 36 厚いゲート酸化膜 37 高濃度拡散層 38 高耐圧拡散層 39 低濃度ウエル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8617−4M H01L 21/265 Z 9054−4M 29/78 301 S
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板表面付近に存在する同一ウエ
ル内に通常耐圧MOSトランジスタと高耐圧MOSトラ
ンジスタとが形成された半導体装置において、前記ウエ
ルは高濃度不純物拡散領域であって、前記ウエル中の不
純物と逆導電型の不純物が拡散されて前記高耐圧MOS
トランジスタの一部を構成する高耐圧拡散層を備え、該
高耐圧拡散層の周囲に実効的に不純物濃度の低い層が形
成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板に不純物を注入し拡散して高
濃度不純物拡散領域を形成する工程、及び該高濃度不純
物拡散領域の所定箇所に前記高濃度不純物拡散領域中の
不純物と逆導電型の不純物を異なるエネルギで2度注入
し、高耐圧拡散層及びその周囲に実効的に不純物濃度の
低い層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1
記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055338A JPH06268162A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5055338A JPH06268162A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06268162A true JPH06268162A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12995740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5055338A Pending JPH06268162A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06268162A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6267479B1 (en) | 1998-08-25 | 2001-07-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device, and method for manufacturing the same |
| JP2001298187A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-10-26 | Hynix Semiconductor Inc | 高電圧トランジスタの製造方法 |
| JP2003017521A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置とその製造方法 |
| WO2006018974A1 (ja) * | 2004-08-17 | 2006-02-23 | Rohm Co., Ltd. | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2007266473A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5055338A patent/JPH06268162A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6267479B1 (en) | 1998-08-25 | 2001-07-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device, and method for manufacturing the same |
| JP2001298187A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-10-26 | Hynix Semiconductor Inc | 高電圧トランジスタの製造方法 |
| JP2003017521A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置とその製造方法 |
| WO2006018974A1 (ja) * | 2004-08-17 | 2006-02-23 | Rohm Co., Ltd. | 半導体装置およびその製造方法 |
| US8013416B2 (en) | 2004-08-17 | 2011-09-06 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US8394695B2 (en) | 2004-08-17 | 2013-03-12 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device production method |
| JP2007266473A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置 |
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