JPH06277018A - 滅菌方法及び滅菌装置 - Google Patents
滅菌方法及び滅菌装置Info
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- JPH06277018A JPH06277018A JP4139217A JP13921792A JPH06277018A JP H06277018 A JPH06277018 A JP H06277018A JP 4139217 A JP4139217 A JP 4139217A JP 13921792 A JP13921792 A JP 13921792A JP H06277018 A JPH06277018 A JP H06277018A
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】商品価値の低下を招来することなく、有効に滅
菌処理できる。 【構成】原料を投入する密閉構造の滅菌器1に、過熱水
蒸気を送る過熱蒸気発生装置2を接続し、さらに真空状
態にまで急速減圧する真空タンク23を上記滅菌器1と
真空ポンプ24間に接続した滅菌装置。
菌処理できる。 【構成】原料を投入する密閉構造の滅菌器1に、過熱水
蒸気を送る過熱蒸気発生装置2を接続し、さらに真空状
態にまで急速減圧する真空タンク23を上記滅菌器1と
真空ポンプ24間に接続した滅菌装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は食品類や生薬類などの
各種原料の滅菌方法及び滅菌装置に関する。
各種原料の滅菌方法及び滅菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種原料の滅菌方法としては蒸
気加熱式のオートクレーブ滅菌法が一般的である。すな
わち密閉容器内を蒸気で加熱加圧して、原料中の一般細
菌や耐熱細菌、芽胞菌、カビ、真菌類などを熱処理によ
り殺菌する方法である。
気加熱式のオートクレーブ滅菌法が一般的である。すな
わち密閉容器内を蒸気で加熱加圧して、原料中の一般細
菌や耐熱細菌、芽胞菌、カビ、真菌類などを熱処理によ
り殺菌する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしオートクレーブ
滅菌法は、加熱滅菌の要処理時間が長く、このため原料
の有効成分を損失したり、品質劣化をきたし、また変色
するなど商品価値の低下を招いていた。
滅菌法は、加熱滅菌の要処理時間が長く、このため原料
の有効成分を損失したり、品質劣化をきたし、また変色
するなど商品価値の低下を招いていた。
【0004】この発明の目的は、商品価値の低下を招来
することなく、有効に滅菌処理することができる滅菌方
法及び滅菌装置を提供する点にある。
することなく、有効に滅菌処理することができる滅菌方
法及び滅菌装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
鋭意検討した結果、食品類や生薬類などの原料を投入す
る密閉構造の滅菌器内を過熱水蒸気で瞬間的に加熱加圧
し、加圧状態を解放した後、直ちに真空状態にまで急速
減圧する方法が好適であることを見出だした。すなわち
気相化した過熱水蒸気で瞬間的に滅菌処理し、さらに直
ちに真空状態にまで急速減圧すると、過熱水蒸気による
滅菌効果と同時に、瞬時の急激な圧力降下が原因で、滅
菌作用と乾燥効果が向上し、変質や変色を阻止し、さら
にエキス分自体が増大する効果が認められたものであ
る。
鋭意検討した結果、食品類や生薬類などの原料を投入す
る密閉構造の滅菌器内を過熱水蒸気で瞬間的に加熱加圧
し、加圧状態を解放した後、直ちに真空状態にまで急速
減圧する方法が好適であることを見出だした。すなわち
気相化した過熱水蒸気で瞬間的に滅菌処理し、さらに直
ちに真空状態にまで急速減圧すると、過熱水蒸気による
滅菌効果と同時に、瞬時の急激な圧力降下が原因で、滅
菌作用と乾燥効果が向上し、変質や変色を阻止し、さら
にエキス分自体が増大する効果が認められたものであ
る。
【0006】急激な圧力降下が滅菌作用の向上に寄与す
る原因は、主に圧力の急変が菌類の細胞膜を破壊する点
にあると考えられるが、また滅菌処理済み原料を最適の
乾燥状態において商品化できる点も大きなポイントであ
る。すなわちこの方法は、過熱水蒸気による滅菌乾燥に
加えて、過熱水蒸気処理後に直ちに減圧するため、原料
を残熱状態のまま減圧することになり、通常の乾燥処理
では除去できない原料中の水分をも気化させ、菌類の発
生環境を排除することができる。また過熱水蒸気処理後
に急に冷却すると原料表面に蒸気のドレン化を誘発する
が、過熱水蒸気処理後直ちに真空引きするため滅菌器内
に残留する蒸気のドレン化をも阻止することができる。
る原因は、主に圧力の急変が菌類の細胞膜を破壊する点
にあると考えられるが、また滅菌処理済み原料を最適の
乾燥状態において商品化できる点も大きなポイントであ
る。すなわちこの方法は、過熱水蒸気による滅菌乾燥に
加えて、過熱水蒸気処理後に直ちに減圧するため、原料
を残熱状態のまま減圧することになり、通常の乾燥処理
では除去できない原料中の水分をも気化させ、菌類の発
生環境を排除することができる。また過熱水蒸気処理後
に急に冷却すると原料表面に蒸気のドレン化を誘発する
が、過熱水蒸気処理後直ちに真空引きするため滅菌器内
に残留する蒸気のドレン化をも阻止することができる。
【0007】過熱水蒸気の滅菌処理条件は、処理原料の
種類、質、量等により変わるため、いちがいに特定の値
に限定されないが、一般的には加熱温度150〜200
℃、加圧条件1.5〜2.0 Kg/cm2 で、30秒以下で
加圧加熱処理することが好ましい。また急速減圧乾燥
は、減圧差が少なくとも−760mmHgとなるまで瞬時に
真空引きすることが望ましい。
種類、質、量等により変わるため、いちがいに特定の値
に限定されないが、一般的には加熱温度150〜200
℃、加圧条件1.5〜2.0 Kg/cm2 で、30秒以下で
加圧加熱処理することが好ましい。また急速減圧乾燥
は、減圧差が少なくとも−760mmHgとなるまで瞬時に
真空引きすることが望ましい。
【0008】ところで瞬間的に加熱加圧し、瞬時に真空
状態にまで急速減圧するには、過熱状態と真空状態の環
境変化をできる限り急変させることが適切であるが、こ
れには原料を投入する密閉構造の滅菌器に、過熱水蒸気
を送る過熱蒸気発生装置を接続し、さらに真空状態にま
で急速減圧する真空タンクを上記滅菌器と真空ポンプ間
に接続した滅菌装置を使用することが好ましい。
状態にまで急速減圧するには、過熱状態と真空状態の環
境変化をできる限り急変させることが適切であるが、こ
れには原料を投入する密閉構造の滅菌器に、過熱水蒸気
を送る過熱蒸気発生装置を接続し、さらに真空状態にま
で急速減圧する真空タンクを上記滅菌器と真空ポンプ間
に接続した滅菌装置を使用することが好ましい。
【0009】
【作用】この発明は原料を投入する密閉構造の滅菌器内
を過熱水蒸気で瞬間的に加熱加圧し、加圧状態を解放
後、直ちに真空状態にまで急速減圧乾燥する滅菌方法で
あるので、処理時間がきわめてわずかであり、このため
従来の様な有効成分の損失や品質劣化、また変色するこ
ともなく、商品価値が低下することもない。
を過熱水蒸気で瞬間的に加熱加圧し、加圧状態を解放
後、直ちに真空状態にまで急速減圧乾燥する滅菌方法で
あるので、処理時間がきわめてわずかであり、このため
従来の様な有効成分の損失や品質劣化、また変色するこ
ともなく、商品価値が低下することもない。
【0010】また過熱水蒸気による加熱加圧であるので
良好な滅菌処理が得られると共に、当該加熱加圧直後に
真空状態にまで急速に減圧するので、この急激な圧力降
下による滅菌処理がさらに加わり、また乾燥状態の向上
が得られるため、従来になく有効な滅菌作用が発揮され
る。またこの急激な圧力降下は、特に生薬原料の場合で
は、原料表面を一層破壊し、エキス分の抽出効率をアッ
プする格別顕著な作用を発揮する。
良好な滅菌処理が得られると共に、当該加熱加圧直後に
真空状態にまで急速に減圧するので、この急激な圧力降
下による滅菌処理がさらに加わり、また乾燥状態の向上
が得られるため、従来になく有効な滅菌作用が発揮され
る。またこの急激な圧力降下は、特に生薬原料の場合で
は、原料表面を一層破壊し、エキス分の抽出効率をアッ
プする格別顕著な作用を発揮する。
【0011】
【実施例】図1はこの発明に係る滅菌装置の一実施例を
示す概略図である。
示す概略図である。
【0012】図において、1は密閉構造の滅菌器、2は
過熱蒸気発生装置、3は真空装置である。
過熱蒸気発生装置、3は真空装置である。
【0013】滅菌器1には、図示の通り、蒸気環4が容
器内上方に設置されており、外部の過熱蒸気発生装置2
にパイプ5を介して連結されている。蒸気環4は下方周
側部に蒸気溝が連続して備えられている。6は滅菌器1
の容器内底部に設けられた原料攪拌用の主翼であり、外
部に設置された主軸モーター7で駆動するようになって
いる。8は容器内底部近傍の側壁に設置された補助翼で
あり、主に粉状の原料攪拌用として設置されている。な
お9はこの補助翼8を駆動するための横軸モーターであ
る。滅菌器1の上部には計量ホッパー10が上側から順
に差し込みダンパー11と耐圧ダンパー12とを介して
設けられており、耐圧ダンパー12内には外部制御でき
る開閉用のバタフライ弁が設置されている。13は滅菌
器1の下方側外壁に設置された滅菌処理済み原料の排出
ダンパーである。なお14は滅菌器1の外周壁に設けら
れたジャケットである。
器内上方に設置されており、外部の過熱蒸気発生装置2
にパイプ5を介して連結されている。蒸気環4は下方周
側部に蒸気溝が連続して備えられている。6は滅菌器1
の容器内底部に設けられた原料攪拌用の主翼であり、外
部に設置された主軸モーター7で駆動するようになって
いる。8は容器内底部近傍の側壁に設置された補助翼で
あり、主に粉状の原料攪拌用として設置されている。な
お9はこの補助翼8を駆動するための横軸モーターであ
る。滅菌器1の上部には計量ホッパー10が上側から順
に差し込みダンパー11と耐圧ダンパー12とを介して
設けられており、耐圧ダンパー12内には外部制御でき
る開閉用のバタフライ弁が設置されている。13は滅菌
器1の下方側外壁に設置された滅菌処理済み原料の排出
ダンパーである。なお14は滅菌器1の外周壁に設けら
れたジャケットである。
【0014】15はボイラー16から送られてくる蒸気
を前記過熱蒸気発生装置2とジャケット14に分配する
蒸気ヘッダーである。17はジャケット14に連結され
た冷却水の導入パイプ、18はブロー水の排水パイプ、
19は蒸気ヘッダーからジャケット14に配管されたパ
イプ20の途中から枝別れした前記冷却水の排出パイプ
である。なお21はドレーン用排出パイプである。
を前記過熱蒸気発生装置2とジャケット14に分配する
蒸気ヘッダーである。17はジャケット14に連結され
た冷却水の導入パイプ、18はブロー水の排水パイプ、
19は蒸気ヘッダーからジャケット14に配管されたパ
イプ20の途中から枝別れした前記冷却水の排出パイプ
である。なお21はドレーン用排出パイプである。
【0015】一方、真空装置3は滅菌器1に連結したミ
ストキャッチャー22と、ミストキャッチャー22に連
結した真空タンク23と、真空タンク23に連結した真
空ポンプ24とからなり、あらかじめ真空タンク23で
減圧状態をつくっておいて、バルブ25の操作で滅菌器
1内を急激に真空状態にする構成としている。
ストキャッチャー22と、ミストキャッチャー22に連
結した真空タンク23と、真空タンク23に連結した真
空ポンプ24とからなり、あらかじめ真空タンク23で
減圧状態をつくっておいて、バルブ25の操作で滅菌器
1内を急激に真空状態にする構成としている。
【0016】なお26は滅菌器1の上方壁に設けられた
過熱蒸気の排出口、27は滅菌器1の中間壁に設けられ
た吸気口、28は原料投入用スクリューコンベヤー、2
9は滅菌処理済み原料の排出用スクリューコンベヤーで
ある。
過熱蒸気の排出口、27は滅菌器1の中間壁に設けられ
た吸気口、28は原料投入用スクリューコンベヤー、2
9は滅菌処理済み原料の排出用スクリューコンベヤーで
ある。
【0017】この実施例の滅菌装置は上述の構成である
ので、滅菌処理するにはまず生薬等の原料を計量ホッパ
ー10から滅菌器1内に投入し、耐圧ダンパー11内の
バタフライ弁を閉鎖後、主翼6を回転しながら過熱蒸気
を滅菌器1内に送り込んで原料を瞬間的に加熱加圧す
る。加熱加圧後は過熱蒸気の排出口26を開けて蒸気を
放出する。滅菌器1内がほぼ常圧に戻った時点で、あら
かじめ真空ポンプ24で減圧状態を確保した真空タンク
23によりバルブ25の開放で滅菌器1内を瞬時に真空
状態に移行させる。減圧処理後は滅菌器1の吸気口27
を解放し、常圧に戻す。滅菌乾燥の処理済み原料は排出
ダンパー13から器外に排出する。
ので、滅菌処理するにはまず生薬等の原料を計量ホッパ
ー10から滅菌器1内に投入し、耐圧ダンパー11内の
バタフライ弁を閉鎖後、主翼6を回転しながら過熱蒸気
を滅菌器1内に送り込んで原料を瞬間的に加熱加圧す
る。加熱加圧後は過熱蒸気の排出口26を開けて蒸気を
放出する。滅菌器1内がほぼ常圧に戻った時点で、あら
かじめ真空ポンプ24で減圧状態を確保した真空タンク
23によりバルブ25の開放で滅菌器1内を瞬時に真空
状態に移行させる。減圧処理後は滅菌器1の吸気口27
を解放し、常圧に戻す。滅菌乾燥の処理済み原料は排出
ダンパー13から器外に排出する。
【0018】なお原料の種類によって過熱水蒸気の加熱
加圧状態をさらに効率的に行なう必要がある場合には、
ジャケットに蒸気を導入することが望ましい。また滅菌
器1を外部より冷却する必要がある場合は、冷却水の導
入パイプ17から冷却水を注水することもできる。
加圧状態をさらに効率的に行なう必要がある場合には、
ジャケットに蒸気を導入することが望ましい。また滅菌
器1を外部より冷却する必要がある場合は、冷却水の導
入パイプ17から冷却水を注水することもできる。
【0019】ところでこの滅菌装置を用いて生薬原料で
あるケイ皮(刻)につき滅菌乾燥効果を評価した。表1
は滅菌前後の結果を示している。なお一般生菌数の試験
方法及び大腸菌群の陰陽性試験は食品衛生法に準拠して
おり、灰分、乾燥減量、エキス含量等の測定は日本薬局
方に準じている。
あるケイ皮(刻)につき滅菌乾燥効果を評価した。表1
は滅菌前後の結果を示している。なお一般生菌数の試験
方法及び大腸菌群の陰陽性試験は食品衛生法に準拠して
おり、灰分、乾燥減量、エキス含量等の測定は日本薬局
方に準じている。
【0020】
【表1】
【0021】表1より、ケイ皮(刻)は処理前後で一般
生菌数が大幅に減少していることが認められる。また乾
燥減量も半分以下に減少している反面、エキス含量は増
加している。またケイ皮酸及びケイ皮アルデヒドの定量
値から処理後の原料が良好に品質保持されている。また
この処理で得られたケイ皮は日本薬局方の規格に適合し
ていた。
生菌数が大幅に減少していることが認められる。また乾
燥減量も半分以下に減少している反面、エキス含量は増
加している。またケイ皮酸及びケイ皮アルデヒドの定量
値から処理後の原料が良好に品質保持されている。また
この処理で得られたケイ皮は日本薬局方の規格に適合し
ていた。
【0022】滅菌前後の品質の保持状態ついては、さら
に液体クロマトグラフィー(HPLC)で評価した。図
2及び図3はそれぞれ滅菌前後のHPLCのチャートを
示している。図2及び図3よりケイ皮酸及びケイ皮アル
デヒドのピークの強度に変化が少なく、不純物のピーク
も生じていないことが確認できる。
に液体クロマトグラフィー(HPLC)で評価した。図
2及び図3はそれぞれ滅菌前後のHPLCのチャートを
示している。図2及び図3よりケイ皮酸及びケイ皮アル
デヒドのピークの強度に変化が少なく、不純物のピーク
も生じていないことが確認できる。
【0023】表2はその他の生薬につき菌処理前後の一
般生菌数及び大腸菌群試験の結果を示している。
般生菌数及び大腸菌群試験の結果を示している。
【0024】
【表2】
【0025】表2より、いずれの生薬も顕著な滅菌作用
が発揮されていることが認めれる。
が発揮されていることが認めれる。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、この発明は、密閉構造の滅
菌器内を過熱水蒸気で瞬間的に加熱加圧し、加圧状態を
解放した後、直ちに真空状態にまで急速減圧する方法で
あるので、商品価値を低下させずに、すぐれた滅菌効果
を発揮することができ、また良好な乾燥効果も同時に発
揮し、エキス含量の増量効果も発揮する格別顕著な作用
効果を奏する。
菌器内を過熱水蒸気で瞬間的に加熱加圧し、加圧状態を
解放した後、直ちに真空状態にまで急速減圧する方法で
あるので、商品価値を低下させずに、すぐれた滅菌効果
を発揮することができ、また良好な乾燥効果も同時に発
揮し、エキス含量の増量効果も発揮する格別顕著な作用
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る滅菌装置の一実施例を示す概略
図である。
図である。
【図2】ケイ皮の滅菌処理前におけるHPLCチャート
図である。
図である。
【図3】同滅菌処理後におけるHPLCチャート図であ
る。
る。
1 滅菌器 2 過熱蒸気発生装置 23 真空タンク 24 真空ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】原料を投入する密閉構造の滅菌器内を過熱
水蒸気で瞬間的に加熱加圧した後、加圧状態を解放し直
ちに真空状態にまで急速減圧することを特徴とする滅菌
方法。 - 【請求項2】原料を投入する密閉構造の滅菌器に、過熱
水蒸気を送る過熱蒸気発生装置を接続し、さらに真空状
態にまで急速減圧する真空タンクを上記滅菌器と真空ポ
ンプ間に接続したことを特徴とする滅菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4139217A JPH0763346B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 滅菌方法及び滅菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4139217A JPH0763346B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 滅菌方法及び滅菌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277018A true JPH06277018A (ja) | 1994-10-04 |
| JPH0763346B2 JPH0763346B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=15240247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4139217A Expired - Lifetime JPH0763346B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 滅菌方法及び滅菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0763346B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101231997B1 (ko) * | 2009-10-07 | 2013-02-08 | 씨제이제일제당 (주) | 식품 살균 방법 및 식품 살균 장치 |
| JP2014018397A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Onomori:Kk | 蒸気循環型加圧加熱殺菌装置 |
| CN108066785A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-05-25 | 江苏万创灭菌设备科技有限公司 | 过热蒸气真空粉末灭菌系统 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4139217A patent/JPH0763346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0763346B2 (ja) | 1995-07-12 |
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