JPH0627709A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

Info

Publication number
JPH0627709A
JPH0627709A JP20457192A JP20457192A JPH0627709A JP H0627709 A JPH0627709 A JP H0627709A JP 20457192 A JP20457192 A JP 20457192A JP 20457192 A JP20457192 A JP 20457192A JP H0627709 A JPH0627709 A JP H0627709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
group
protective layer
chemical
photosensitive member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20457192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kawasaki
佳明 河崎
Naoshi Mishima
直志 三島
Toshio Fukagai
俊夫 深貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP20457192A priority Critical patent/JPH0627709A/ja
Publication of JPH0627709A publication Critical patent/JPH0627709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期使用においても地肌汚れや黒スジ等異常
画像のない、耐摩耗性の向上した電子写真感光体を提供
する。 【構成】 導電性支持体上に、感光層(電荷発生層及び
電荷輸送層)、中間層、保護層を順次積層した電子写真
感光体において、前記保護層が下記構造式(1)(化
1)で表わされるポリアリールスルホン樹脂に導電性微
粒子を分散してなることを特徴とする電子写真感光体。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐摩耗性に優れた電子
写真感光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式に於いて使用される
感光体としては、導電性支持体上にセレンないしセレン
合金を主体とする光導電層を設けたもの、酸化亜鉛、硫
酸カドミウムなどの無機系光導電材料をバインダー中に
分散させたもの、ポリ−N−ビニルカルバゾールとトリ
ニトロフルオレノンあるいはアゾ顔料などの有機光導電
材料を用いたもの、及び非晶質シリコン系材料を用いた
もの等が一般に知られている。
【0003】ところで、一般に「電子写真方式」とは、
光導電性の感光体をまず暗所で、例えばコロナ放電によ
って帯電させ、次いで像露光し、露光部のみの電荷を選
択的に散逸せしめて静電潜像を得、この潜像部を染料、
顔料などの着色材と高分子物質などの結合剤とから構成
される検電微粒子(トナー)で現像し可視化して画像を
形成する様にした画像形成法の一つである。この様な電
子写真法に於いて感光体に要求される基本的な特性とし
ては (1)暗所で適当な電位に帯電できること。 (2)暗所において電荷の逸散が少ないこと。 (3)光照射によって速やかに電荷を逸散できること。 などが挙げられる。
【0004】上記の各感光体はこれらの基本的な特性以
外に実使用上それぞれ優れた特徴及び欠点を有してい
る。例えば、セレンヌはセレン合金(Se−Te,Se
−As,Se−Te−As系など)を主体とする感光体
は最も古くから一般的に使用されてきたものであり、優
れた光感度を有する一方、電子写真プロセスにおける機
械的負荷(現像、クリーニング、ペーパージャム等)に
起因する表面のキズで画像品質が影響(白スジ、黒スジ
等)を受けやすいという欠点を有している。また非晶質
シリコン系の感光体は非常に高い表面硬度を有し、光感
度も比較的高いが、製造コストが高く、実使用上では電
子写真プロセスの帯電チャージャー等から発生されるオ
ゾン等により表面が化学的に劣化し画像流れといった異
常画像が発生しやすいという問題を有している。
【0005】更に近年では製造コストが安い、環境汚染
が少ない、比較的自由な感光体設計ができる等の理由に
より、有機系感光体の発展が著しい。一般に、有機系感
光体とは電荷発生材料及び電荷輸送材料を結着樹脂の中
へ分散あるいは溶解して導電性支持体上に塗布したもの
であり、ひとつの層で電荷保持、電荷発生、電荷輸送の
機能を有する単層型と、電荷発生の機能を有する電荷発
生層(CGL)、帯電電荷の保持とCGLから注入され
た電荷の輸送機能を有する電荷輸送層(CTL)、更に
は必要に応じて支持体からの電荷の注入を阻止する、あ
るいは支持体での光の反射を防止する等の機能を有した
層などを積層した構成の機能分離型とが知られている。
【0006】これらの有機系感光体は前述のように優れ
た特徴を有しているが、有機材料であるがゆえに表面硬
度が低く、複写プロセスでの実使用時に現像剤、転写
紙、クリーニング部材等から受ける機械的な負荷によっ
て、摩耗や傷が発生しやすいという本質的な欠点も有し
ている。この感光層の摩耗は、帯電電位の減少をひきお
こし、また局部的な傷はコピー上でスジ状の異常画像を
発生させる原因になり、いずれも感光体寿命を左右する
重要な問題である。
【0007】この様な欠点を解消する為に有機系やSe
系の感光層の表面に保護層を設けて、複写機内外で受け
る機械的負荷に対する耐久性を改善する方法が提案され
ている。たとえば、感光層の表面に有機フィルムを設け
る方法(特公昭38−015446)、無機酸化物を設
ける方法(特公昭43−014517)、接着層を設け
た後、絶縁層を積層する方法(特公昭43−02759
1)、或いはプラズマCVD法・光CVD法等によって
a−Si層、s−Si:N:H層、a−Si:O:H層
等を積層する方法(特開昭57−179859、特開昭
59−058437)などが開示されている。これらの
方法は有機系やSe系の感光体の機械的耐久性の向上に
対して一応の効果を有することが認められている。しか
し、有機フィルムの積層をおこなう場合に有機系感光体
に影響を及ぼさない溶剤を使用しなければならないた
め、材料の選択自由度が小さく、またシリコン系の保護
層では前述の様にO3等による化学的な劣化をしやすい
という本質的な問題を有しており、実使用上、まだ解決
しなければならない問題点が多い。
【0008】この様な背景のなか、感光体の保護層材料
として炭素又は炭素を主成分として成る高硬度薄膜の応
用が近年活発している。たとえば、感光層上に無定形炭
素又は硬質炭素から成る保護層を設けたもの(特開昭6
0−249155)、最表面にダイヤモンド状カーボン
保護層を設けたもの(特開昭61−255352)、感
光層上に炭素を主成分とする高硬度絶縁層を形成したも
の(特開昭61−264355)あるいは有機感光層上
に窒素原子、酸素原子、ハロゲン原子、アルカリ金属原
子等の原子を少なくとも含むプラズマ有機重合膜から成
る保護層を設けたもの(特開昭63−97961〜
4)、有機感光層上にカルコゲン原子、III属原子、IV
属原子、V属原子等の原子を少なくとも含むグロー放電
により生成された非晶質炭化水素膜から成る保護層を設
けたもの(特開昭63−220166〜9)などを挙げ
ることができる。
【0009】これらの提案はいずれも感光層の表面にイ
オンプロセス(スパッタリング、プラズマCVD、グロ
ー放電分解法、光CVD法等)により作製した炭素又は
炭素を主成分とする高硬度の薄膜(i−カーボン膜ある
いはダイヤモンド状炭素膜という総称で呼ばれるものに
属する。)を形成したものである。これらの方法におい
ては保護層は溶媒を用いない製膜プロセスにより得られ
るため、有機系感光体に及ぼす影響が小さい。またこの
保護層は高い硬度を有し、更に膜そのものはO3等の酸
化雰囲気に強い特徴を有しているため、有機系あるいは
Se系感光体の耐久性を向上させる上で優れた効果が認
められてきている。ところが、この様な材料を用いて
も、電子写真プロセス中で長期的に繰返し使用された場
合、高湿下あるいは急激な湿度上昇の環境下でコピーあ
るいはプリント画像が流れる、いわゆる「画像ボケ」等
と呼ばれる異常画像が発生するという問題がまだあるこ
とが明らかになってきている。
【0010】画像ボケの推定発生メカニズムとしては、
大きく分けて 帯電等の目的で用いられるコロナ放電に繰返しさらさ
れることにより、コロナ放電により発生するオゾン等で
感光体表面が化学的に劣化(酸化等)し、親水性に変化
する。 コロナ放電によるオゾンや各種イオンが空気中の水
分、炭酸ガス等の不純物と反応し、窒素化合物、カルボ
キシル基、アルデヒド基等を含む親水性の化合物を形成
され、これらが感光体表面に付着、堆積することにより
親水性に変化する。 上記の2通りが考えられており、いずれにしても親水性
になった感光体表面に水分が吸着して表面の2次元方向
の抵抗が下がることによって異常画像が発生する。
【0011】前述のシリコン系の感光体はが支配的な
原因と考えられているが、炭素又は炭素を主成分とする
高硬度保護層を有する感光体の場合は表面の微細な凹凸
(ピッチ100〜5000Å、深さ50〜2500Å程
度の軸方向、周方向に指向性のないランダムな形成の凹
凸)の凹み部分にの親水性物質が付着、堆積していく
ことにより発生すると考えられている。
【0012】また、機械的強度の向上及び感光層へのオ
ゾンの浸入防止のために、電荷輸送層を多層化し、上部
電荷輸送層の電荷輸送物質/バインダー樹脂(重量比)
を下部電荷輸送層のそれよりも小さくし、かつ、上部電
荷輸送層を構成するバインダー樹脂が特定のポリカーボ
ネートから成る電子写真感光体も知られている(特開平
2−160247号公報)。しかし、この電子写真感光
体は、上部電荷輸送層の電荷輸送物質/バインダー樹脂
(重量比)が小さいため感度が損なわれ、また上部電荷
輸送層形成のために電荷輸送層形成用塗布液を塗工する
際に、下部電荷輸送層を溶解し、下部電荷輸送層中の電
荷輸送物質が上部電荷輸送層に溶出し、実際には上部電
荷輸送層の電荷輸送物質/バインダー樹脂(重量比)が
大きくなり、耐久性向上が充分でない。
【0013】更に、耐久性向上のため、ポリエーテルイ
ミドを主成分とする保護層を設けた電子写真感光体が知
られている(特開平2−161449号)。しかしこの
電子写真感光体は、残留電位が上昇するという欠点があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決し、電荷輸送層または電荷発生層が摩耗すること
による地肌汚れや黒スジ等の異常画像のない良好な画像
が形成できる電子写真感光体を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
支持体上に、必要に応じて下引き層を設け、この上に電
荷発生層、電荷輸送層、中間層、保護層或いは電荷輸送
層、電荷発生層、中間層、保護層の順に各層を積層して
なる電子写真感光体において、前記保護層が下記構造式
(1)(化1)で表わされるポリアリールサルホン樹脂
に導電性微粒子を分散してなることを特徴とする電子写
真感光体が提供され、
【化1】 特に前記保護層において、導電性微粒子の含有量がバイ
ンダー樹脂に対して50〜70重量%であることを特徴
とする前記電子写真感光体が提供され、また前記中間層
がポリアミド、或いは下記一般式(2)(化2)で表わ
される単量体を重合して得られる単独又は共重合体から
なることを特徴とする電子写真感光体が提供される。
【化2】
【0016】以下、本発明の電子写真感光体の各構成に
ついて詳細に説明する。本発明の電子写真感光体は、導
電性支持体上に、必要に応じて下引き層を設け、この上
に電荷発生層、電荷輸送層、中間層、保護層、或いは電
荷輸送層、電荷発生層、中間層、保護層の順に各層を積
層した、所謂機能分離型電子写真感光体であり、前記の
如く、特に該保護層を特定の材料で構成したものであ
る。即ち、該保護層は、導電性微粒子を分散した下記構
造式(1)(化1)で表わされるポリアリールサルホン
樹脂で構成される。
【化1】 導電性微粒子としては酸化スズ、酸化チタン、酸化イン
ジウム、酸化アンチモンなどの金属酸化物が好ましい。
これら導電性微粒子の含有量はポリアリールサルホン樹
脂に対して50重量%以上70重量%以下が好ましく、
より好ましくは55重量%以上65重量%以下が良い。
70重量%を越えると表面抵抗が低下し、画像流れが生
じ、50重量%未満だと残留電位が大きく、地肌汚れが
生じる。ポリアリールサルホン樹脂は、耐熱性に優れ、
機械的強度が高く、耐磨耗性も優れている樹脂である。
更にポリアリールサルホン樹脂は金属酸化物粒子の分散
性においても優れているため、分散塗布液による塗膜状
も良好なものとなる。本発明において用いるポリアリー
ルサルホン樹脂の重合度nは20〜400が好適であ
る。保護層の膜厚は1μm以上10μm以下が好まし
く、より好ましくは2μm以上5μm以下が良い。10
μmを越えるを、残留電位が大きく地肌汚れが生じる。
1μm未満では機械的強度に乏しく、繰り返し使用によ
って傷がつきやすく、黒スジ等の異常画像が発生する。
【0017】感光層と保護層との間に設ける中間層はポ
リアミド又は一般式(2)(化2)で表わされる単量体
を重合して得られる単独重合体又は共重合体から構成さ
れる。
【化2】 該中間層を設けたことにより保護層塗布の際、電荷発生
層や電荷輸送層が侵されるのを防ぐことができ、電荷発
生層や電荷輸送層を侵すことなく中間層を設けることが
できる。ポリアミドの具体的な例としてはナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロンMXD6、ナイロン
46、メトキシメチル化ポリアミド等が挙げられ、これ
らを単独もしくは2種以上を共重合あるいは混合して用
いることができる。
【0018】前記一般式(2)(化2)で表わされる単
量体の具体例を以下の表1に示す。
【表1−(1)】
【表1−(2)】
【0019】中間層の膜厚は0.05μm以上0.5μ
m以下が好ましく、より好ましくは0.1μm以上0.
4μm以下が良い。0.5μmを越えると残留電位が大
きく地肌汚れが生じる。また0.05μm未満だと保護
層を塗布する際電荷発生層や電荷輸送層が侵されるのを
防ぐバリヤー層としての機能が弱まり、点欠陥等の異常
画像が発生する。
【0020】次いで、本発明の電子写真感光体の他の構
成について説明する。導電性支持体としては、体積抵抗
が1010Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アル
ミニウム、チタン、ニッケル、クロム、ニクロム、ハス
テロイ、パラジウム、マグネシウム、亜鉛、銅、金、白
金などの金属、及び合金、酸化錫、酸化インジウム、酸
化アンチモンなどの金属酸化物を、蒸着又はスパッタリ
ング又はバインダー樹脂中に分散して塗工することによ
り、フィルム上もしくは円筒状のプラスチック、紙など
に被覆したもの、前記の金属又は金属酸化物又は導電性
カーボンをフィルム状もしくは円筒状のプラスチック中
に分散含有させたもの或はアルミニウム、アルミニウム
合金、鉄、ニッケル合金、ステンレス合金、チタン合金
等の板、及びそれらをD.I.,I.I.,押出し、引
き抜き等の工法で素管化後、切削、超仕上げ、研磨等で
表面処理した管等を使用することができる。
【0021】電荷発生層は、電荷発生物質のみか、電荷
発生物質を分散ないし相溶した樹脂層よりなる。電荷発
生物質としては、例えば、シーアイピグメントブルー2
5〔カラーインデックス(CI)21180〕、シーアイ
ピグメントレッド41(CI 21200)、シーアイア
シッドレッド52(CI 45100)、シーアイベーシ
ックレッド3(CI 45210)、さらに、ポリフィリ
ン骨格を有するフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩
顔料、スクアリック塩顔料、アンスアンサンスロン系顔
料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−
95033号公報に記載)、スチルベン骨格を有するア
ゾ顔料(特開昭53−138229号公報に記載)、トリ
フェニルアミン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−1
32547号公報に記載)、ジベンゾチオフェン骨格を
有するアゾ顔料(特開昭54−21728号公報に記
載)、オキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭5
4−12742号公報に記載)、フルオレノン骨格を有
するアゾ顔料(特開昭54−22834号公報に記載)、
ビススチルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−1
7733号公報に記載)、ジスチリルオキサジアゾール
骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−2129号公報に
記載)、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料
(特開昭54−17734号公報に記載)、カルバゾール
骨格を有するトリアゾ顔料(特開昭57−195767
号公報、同57−195768号公報に記載)等、さら
に、シーアイピグメントブルー16(CI 7410
0)等のフタロシアニン系顔料、シーアイバットブラウ
ン5(CI 73410)、シーアイバットダイ(CI
73030)等のインジゴ系顔料、アルゴスカーレット
B(バイオレット社製)、インダスレンスカーレットR
(バイエル社製)等のペリレン系顔料等の有機顔料を使
用することができる。
【0022】これら電荷発生物質の中でも特にアゾ顔料
が好適であり、更にアゾ顔料の中でも以下に示すジスア
ゾ顔料あるいはトリスアゾ顔料が最も好ましい。アゾ顔
料の具体例を表1に示す。なお、式中、A1、A2及びA
3は同一でも異なっていてもよい。
【0023】
【表2−(1)】
【0024】
【表2−(2)】
【0025】
【表2−(3)】
【0026】
【表2−(4)】
【0027】
【表2−(5)】
【0028】
【表2−(6)】
【0029】
【表2−(7)】
【0030】
【表2−(8)】
【0031】
【表2−(9)】
【0032】
【表2−(10)】
【0033】
【表2−(11)】
【0034】
【表2−(12)】
【0035】
【表2−(13)】
【0036】
【表2−(14)】
【0037】
【表2−(15)】
【0038】
【表2−(16)】
【0039】
【表2−(17)】
【0040】
【表2−(18)】
【0041】
【表2−(19)】
【0042】
【表2−(20)】
【0043】
【表2−(21)】
【0044】
【表2−(22)】
【0045】
【表2−(23)】
【0046】
【表2−(24)】
【0047】
【表2−(25)】
【0048】
【表2−(26)】
【0049】
【表2−(27)】
【0050】
【表2−(28)】
【0051】
【表2−(29)】
【0052】
【表2−(30)】
【0053】
【表2−(31)】
【0054】
【表2−(32)】
【0055】
【表2−(33)】
【0056】
【表2−(34)】
【0057】
【表2−(35)】
【0058】
【表2−36】
【0059】
【表2−(37)】
【0060】
【表2−(38)】
【0061】
【表2−(39)】
【0062】
【表2−(40)】
【0063】
【表2−(41)】
【0064】
【表2−(42)】
【0065】
【表2−(43)】
【0066】
【表2−(44)】
【0067】
【表2−(45)】
【0068】
【表2−(46)】
【0069】
【表2−(47)】
【0070】
【表2−(48)】
【0071】
【表2−(49)】
【0072】電荷発生層の膜厚は、0.05〜2μm程
度が適当であり、好ましくは0.1〜1μmである。電
荷発生層は溶剤にバインダー樹脂と共に、電荷発生物質
を分散ないし相溶し、これを支持体上にもしくは下引き
層上に或いは電荷輸送層上に、塗布・乾燥することによ
って形成される。このようなバインダー樹脂としては、
ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレ
ン−アクリルニトリル共重合体、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、ポリエステル、ポリアリレート、ポリ塩
化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリレート、ポリ
カーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース
樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、
ポリビニルホルマール、フェノキシ樹脂、ポリビニルピ
リジン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹
脂、シリコン樹脂、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、
ブタジエンゴム、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタ
ン樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂等の、熱可塑性
または熱硬化性樹脂が挙げられる。これらのバインダー
樹脂は単独または混合して用いられる。電荷発生物質と
バインダー材料の使用割合は、重量比で100:0〜1
00:50が好ましい。
【0073】溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、塩化メチレン、ジクロルベンゼン、モノクロルベ
ンゼン、ジクロルベンゼン、エチルアルコール、メチル
アルコール、ブチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブなどがあり、これら溶
剤も単独または混合して用いることができる。
【0074】また、電荷輸送層は、電荷輸送物質および
バインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これ
を支持体上にもしくは下引き層上或いは電荷発生層上
に、塗布・乾燥することによって形成できる。また、必
要により可塑剤やレベリング剤、耐摩耗性強化材料等を
添加することもできる。
【0075】電荷輸送物質には正孔輸送物質と電子輸送
物質がある。正孔輸送物質としては、例えばポリ−N−
カルバゾール及びその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリル
エチルグルタメート及びその誘導体、ピレン−ホルムア
ルデヒド縮合物及びその誘導体、ポリビニルピレン、ポ
リビニルフェナントレン、オキサゾール誘導体、イミダ
ゾール誘導体、トリフェニルアミン誘導体、及び以下の
一般式で示される化合物がある。
【0076】(1)(特開昭55−154955号、特
開昭156954号公報に記載)
【化3】 〔式中、R1はメチル基、エチル基、2−ヒドロキシエ
チル基又は2−クロルエチル基を表わし、R2はメチル
基、エチル基、ベンジル基又はフェニル基を表わし、R
3は水素原子、塩素原子、臭素原子、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシル基、ジアルキル
アミノ基又はニトロ基を表わす。〕
【0077】(2)(特開昭55−52063号公報に
記載)
【化4】 〔式中、Arはナフタレン環、アントラセン環、スチリ
ル環及びそれらの置換体あるいはピリジン環、フラン
環、チオフェン環を表わし、Rはアルキル基又はベンジ
ル基を表わす。〕
【0078】(3)(特開昭56−81850号公報に
記載)
【化5】 〔式中、R1はアルキル基、ベンジル基、フェニル基又
はナフチル基を表わし、R2は水素原子、炭素数1〜3
のアルキル基、炭素数1〜3のアルコキシル基、ジアル
キルアミノ基、ジアラルキルアミノ基又はジアリールア
ミノ基を表わし、nは1〜4の整数を表わし、nが2以
上のときはR2は同じでも異なっていてもよい。R3は水
素原子又はメトキシル基を表わす。〕
【0079】(4)(特公昭51−10983号公報に
記載)
【化6】 〔式中、R1は炭素数1〜11のアルキル基、置換若し
くは無置換のフェニル基又は複素環基を表わし、R2
3はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル
基、クロルアルキル基又は置換若しくは無置換のアラル
キル基を表わし、また、R2とR3は互いに結合し窒素を
含む複素環を形成していてもよい。R4は同一でも異な
っていてもよく、水素原子、炭素数1〜4のアルキル
基、アルコキシル基又はハロゲン原子を表わす。〕
【0080】(5)(特開昭51−94829号公報に
記載)
【化7】 〔式中、Rは水素原子又はハロゲン原子を表わし、Ar
は置換若しくは無置換のフェニル基、ナフチル基、アン
トリル基又はカルバゾリル基を表わす。〕
【0081】(6)(特開昭52−128373号公報
に記載)
【化8】 〔式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭
素数1〜4のアルコキシル基又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を表わし、Arは
【化9】 を表わし、R2は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、
3は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシル基又はジアルキルア
ミノ基を表わし、nは1又は2であって、nが2のとき
はR3は同一でも異なっていてもよく、R4及びR5は水
素原子、炭素数1〜4の置換若しくは無置換のアルキル
基又は置換若しくは無置換のベンジル基を表わす。〕
【0082】(7)(特開昭56−29245号公報に
記載)
【化10】 〔式中、Rはカルバゾリル基、ピリジル基、チエニル
基、インドリル基、フリル基あるいはそれぞれ置換若し
くは無置換のフェニル基、スチリル基、ナフチル基又は
アントリル基であって、これらの置換基がジアルキルア
ミノ基、アルキル基、アルコキシル基、カルボキシル基
又はそのエステル、ハロゲン原子、シアノ基、アラルキ
ルアミノ基、N−アルキル−N−アラルキルアミノ基、
アミノ基、ニトロ基及びアセチルアミノ基からなる群か
ら選ばれた基を表わす。〕
【0083】(8)(特開昭58−58552号公報に
記載)
【化11】 〔式中、R1は低級アルキル基、置換若しくは無置換の
フェニル基、又はベンジル基を表わし、R2は水素原
子、低級アルキル基、低級アルコキシル基、ハロゲン原
子、ニトロ基、アミノ基あるいは低級アルキル基又はベ
ンジル基で置換されたアミノ基を表わし、nは1又は2
の整数を表わす。〕
【0084】(9)(特開昭57−73075号公報に
記載)
【化12】 〔式中、R1は水素原子、アルキル基、アルコキシル基
又はハロゲン原子を表わし、R2及びR3はアルキル基、
置換若しくは無置換のアラルキル基あるいは置換若しく
は無置換アリール基を表わし、R4は水素原子、低級ア
ルキル基又は置換若しくは無置換のフェニル基を表わ
し、また、Arは置換若しくは無置換のフェニル基又は
ナフチル基を表わす。〕
【0085】(10)(特開昭58−198043号公
報に記載)
【化13】 〔式中、nは0又は1の整数、R1は水素原子、置換若
しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のフ
ェニル基を表わし、Ar1は置換若しくは無置換のアリ
ール基を表わし、R5は置換アルキル基を含むアルキル
基、あるいは置換若しくは無置換のアリール基を表わ
し、Aは
【化14】 9−アントリル基又は置換若しくは無置換のカルバゾリ
ル基を表わし、ここでR2は水素原子、アルキル基、ア
ルコキシル基、ハロゲン原子又は は無置換のアラルキル基、又は置換若しくは無置換のア
リール基を示し、R3及びR4は同じでも異なっていても
よく、R4は環を形成してもよい、)を表わし、mは
0,1,2又は3の整数であって、mが2以上のときは
2は同一でも異なってもよい。また、nが0のとき、
AとR1は共同で環を形成してもよい。〕
【0086】(11)(特開昭49−105537号公
報に記載)
【化15】 〔式中、R1、R2及びR3は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシル基、ジアルキルアミノ基又はハロ
ゲン原子を表わし、nは0又は1を表わす。〕
【0087】(12)(特開昭52−139066号公
報に記載)
【化16】 〔式中、R1及びR2は置換アルキル基を含むアルキル
基、又は置換若しくは無置換のアリール基を表し、Aは
置換アミノ基、置換若しくは無置換のアリール基又はア
リル基を表わす。〕
【0088】(13)(特開昭52−139065号公
報に記載)
【化17】 〔式中、Xは水素原子、低級アルキル基又はハロゲン原
子を表し、Rは置換アルキル基を含むアルキル基、又は
置換若しくは無置換のアリール基を表わし、Aは置換ア
ミノ基又は置換若しくは無置換のアリール基、又はアリ
ル基を表わす。〕
【0089】(14)(特公昭58−32372号公報
に記載)
【化18】 〔式中、R1は低級アルキル基、低級アルコキシル基又
はハロゲン原子を表わし、nは0〜4の整数を表わし、
2,R3は同じでも異なっていてもよく、水素原子、低
級アルキル基、低級アルコキシル基又はハロゲン原子を
表わす。〕
【0090】(15)(特開平2−178669公報に
記載)
【化19】 〔式中、R1,R3及びR4は水素原子、アミノ基、アル
コキシル基、チオアルコキシル基、アリールオキシ基、
メチレンジオキシ基、置換若しくは無置換のアルキル
基、ハロゲン原子又は置換若しくは無置換のアリール基
を、R2は水素原子、アルコキシル基、置換若しくは無
置換のアルキル基又はハロゲン原子を表わす。但し、R
1,R2,R3及びR4はすべて水素原子である場合は除
く。また、k,l,m及びnは1,2,3又は4の整数
であり、各々が2,3又は4の整数のときは、前記
1,R2,R3及びR4は同じでも異なっていてもよ
い。〕
【0091】(16)(特願平1−77839号に記
載)
【化20】 〔式中、Arは炭素数18個以下の縮合多環式炭化水素
基を表わし、またR1及びR2は水素原子、ハロゲン原
子、置換若しくは無置換のアルキル基、アルコキシル
基、置換若しくは無置換のフェニル基を表わし、それぞ
れ同じでも異なっていてもよい。〕
【0092】(17)(特願昭62−98394号に記
載)
【化21】A−CH=CH−Ar−CH=CH−A 〔式中、Arは置換若しくは無置換の芳香族炭化水素基
を表わし、Aは、 水素基を表わし、R1及びR2は置換若しくは無置換のア
ルキル基、又は置換若しくは無置換のアリール基であ
る、)を表わす。〕
【0093】(18)(特願平2−94812号に記
載)
【化22】 〔式中、Arは芳香族炭化水素基を、Rは水素原子、置
換若しくは無置換のアルキル基又はアリール基を、それ
ぞれ表わす。nは0又は1、mは1又は2であって、n
=0、m=1の場合、ArとRは共同で環を形成しても
よい。〕
【0094】一般式化3で表わされる化合物には、例え
ば、9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−1−メ
チル−1−フェニルヒドラゾン、9−エチルカルバゾー
ル−3−アルデヒド−1−ベンジル−1−フェニルヒド
ラゾン、9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−
1,1−ジフェニルヒドラゾンなどがある。また、一般
式化4で表わされる化合物には、例えば、4−ジエチル
アミノスチリル−β−アルデヒド−1−メチル−1−フ
ェニルヒドラゾン、4−メトキシナフタレン−1−アル
デヒド−1−べンジル−1−フェニルヒドラゾンなどが
ある。
【0095】一般式化5で表せられる化合物には、例え
ば、4−メトキシベンズアルデヒド−1−メチル−1−
フェニルヒドラゾン、2,4−ジメトキシベンズアルデ
ヒド−1−ベンジル−1−フェニルヒドラゾン、4−ジ
エチルアミノベンズアルデヒド−1,1−ジフェニルヒ
ドラゾン、4−メトキシベンズアルデヒド−1−ベンジ
ル−1−(4−メトキシ)フェニルヒドラゾン、4−ジ
フェニルアミノベンズアルデヒド−1−ベンジル−1−
フェニルヒドラゾン、4−ジベンジルアミノベンズアル
デヒド−1,1−ジフェニルヒドラゾンなどがある。ま
た、一般式化6で表わされる化合物には、例えば、1,
1−ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、
トリス(4−ジエチルアミノフェニル)メタン、1,1
−ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、
2,2’−ジメチル−4,4’−ビス(ジエチルアミ
ノ)−トリフェニルメタンなどがある。
【0096】一般式化7で表わされる化合物には、例え
ば、9−(4−ジエチルアミノスチリル)アントラセ
ン、9−ブロム−10−(4−ジエチルアミノスチリ
ル)アントラセンなどがある。また、一般式化8で表せ
られる化合物には、例えば、9−(4−ジメチルアミノ
ベンジリデン)フルオレン、3−(9−フルオレニリデ
ン)−9−エチルカルバゾールなどがある。また、一般
式化10で表わされる化合物には、例えば、1,2−ビ
ス(4−ジエチルアミノスチリル)べンゼン、1,2−
ビス(2,4−ジメトキシスチリル)ベンゼンなどがあ
る。
【0097】一般式化11で表わされる化合物には、例
えば、3−スチリル−9−エチルカルバゾール、3−
(4−メトキシスチリル)−9−エチルカルバゾールな
どがある。また、一般式化12で表せられる化合物に
は、例えば、4−ジフェニルアミノスチルベン、4−ジ
ベンジルアミノスチルベン、4−ジトリルアミノスチル
ベン、1−(4−ジフェニルアミノスチリル)ナフタレ
ン、1−(4−ジエチルアミノスチリル)ナフタレンな
どがある。
【0098】一般式化13で表わされる化合物には、例
えば、4’−ジフェニルアミノ−α−フェニルスチルベ
ン、4’−ビス(4−メチルフェニル)アミノ−α−フ
ェニルスチルベンなどがある。また、一般式化15で表
わされる化合物には、例えば、1−フェニル−3−(4
−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−ジエチルアミ
ノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(4−ジ
メチルアミノスチリル)−5−(4−ジメチルアミノフ
ェニル)ピラゾリンなどがある。
【0099】一般式化16で表わされる化合物には、例
えば、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール、2−N,N−ジフェニ
ルアミノ−5−(4−ジエチルアミノフェニル)−1,
3,4−オキサジアゾール、2−(4−ジメチルアミノ
フェニル)−5−(4−ジエチルアミノフェニル)1,
3,4−オキサジアゾールなどがある。また、一般式化
17で表わされる化合物には、例えば、2−N,N−ジ
フェニルアミノ−5−(N−エチルカルバゾール−3−
イル)−1,3,4−オキサジアゾール、2−(4−ジ
エチルアミノフェニル)−5−(N−エチルカルバゾー
ル−3−イル)−1,3,4−オキサジアゾールなどが
ある。
【0100】一般式化18で表わされるベンジジン化合
物には、例えば、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビ
ス(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]
−4,4’−ジアミン、3,3’−ジメチル−N,N,
N’,N’−テトラキス(4−メチルフェニル)−
[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミンなどが
ある。また、一般式化19で表わされるビフェニルアミ
ン化合物には、例えば、4’−メトキシ−N,N−ジフ
ェニル−[1,1’−ビフェニル]−4−アミン、4’
−メチル−N,N−ビス(4−メチルフェニル)−
[1,1’−ビフェニル]−4−アミン、4’−メトキ
シ−N,N−ビス(4−メチルフェニル)−[1,1’
−ビフェニル]−4−アミンなどがある。
【0101】一般式化20で表わされるトリアリールア
ミン化合物には、例えば、1−ジフェニルアミノピレ
ン、1−ジ(p−トリルアミノ)ピレンなどがある。ま
た、一般式化21で表せられるジオレフィン芳香族化合
物には、例えば、1,4−ビス(4−ジフェニルアミ
ノ)スチリルベンゼン、1,4−ビス[4−ジ(p−ト
リル)アミノ]スチリルベンゼンなどがある。また、一
般式化22で表わされるスチリルピレン化合物には、例
えば、1−(4−ジフェニルアミノ)スチリルピレン、
1−[4−ジ(p−トリル)アミノ]スチリルピレンな
どがある。
【0102】特に負電荷、すなわち電子を輸送する物質
を電子写真感光体に用いることもある。電子輸送物質と
しては、例えば、クロルアニル、ブロムアニル、テトラ
シアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、2,4−
7−トリニトロ−9−フルオレン、2,4,5,7−テ
トラニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テト
ラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサ
ントン、2,6,8−トリニトロ−インデノ4H−イン
デノ(1,2−b)チオフェン−4−オン、1,3,7
−トリニトロジベンゾチオフェン−5,5−ジオキサイ
ドなどがある。以上の電荷輸送物質を相溶ないし分散さ
せる電荷輸送層のバインダー樹脂としては、ポリカーボ
ネート、ポリアリレート、ポリアクリレート、ポリエス
テル、ポリスチレン、スチレン−アクリルニトリル共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水
マレイン酸共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリ
デン、フェノキシ樹脂、酢酸セルロース、エチルセルロ
ース、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、
ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、
シリコン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン
樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂等の熱可塑または
熱硬化性樹脂が挙げられる。これらは単独で用いても混
合で用いてもよい。
【0103】この時の溶剤としては、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、シクロヘキサン、トルエン、モノクロ
ルベンゼン、ジクロルエタン、塩化メチレン等が使用で
きる。溶剤もまた、単独で用いても、2種以上を混合し
て用いてもよい。
【0104】また、必要により可塑剤やレベリング剤を
添加してもよい。可塑剤としては、例えばハロゲン化パ
ラフィン、ジメチルナフタレン、ジブチルフタレート、
ジオクチルフタレート、トリクレジルホスフェート等や
ポリエステル等の重合体及び共重合体などがあげられ
る。
【0105】レベリング剤としてはシリコンオイルやパ
ーフルオロ基含有オリゴマーまたはポリマー等があげら
れる。
【0106】電荷輸送層の膜厚は5〜100μm、好ま
しくは10〜50μmがよい。
【0107】更に本発明においては、支持体と前記感光
層の間に、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアセタール、ポリアクリル酸、ポリヒドロキシメタ
クリレート、エポキシ樹脂等の下引き層あるいは前記樹
脂と白色顔料例えば酸化亜鉛、酸化マグネシウム、硫酸
バリウム、リトポンからなる白色顔料層を設けることも
できる。下引き層または白色顔料層の膜厚は0.05〜
10μmが適当であり、好ましくは0.2〜5μmの膜
厚とする。
【0108】以下、本発明を実施例に基づいて説明す
る。 実施例1 80mmφのアルミニウムシリンダー上に下記下引き層
用塗工液を浸漬塗工及び加熱乾燥して、約3μmの下引
き層を得た。 〔下引き層用塗工液〕 アルキド樹脂(ベッコライト M−6401、 大日本インキ社製) 3重量部 メラミン樹脂(スーパーベッカミン G−821、 大日本インキ社製) 2重量部 TiO2(CR−EL、石原産業社製) 30重量部 メチルエチルケトン 15重量部 から成る液を24時間分散した後、メチルエチルケトン
/イソプロピルアルコール=11/9(重量)で希釈し
て下引き層用塗工液とした。この上に下記化23で表わ
されるアゾ顔料のシクロヘキサノン分散液を浸漬塗工及
び加熱乾燥して、約0.1μmの電荷発生層を形成し
た。
【化23】 次に下記構造式(化24)で示される電荷輸送物質(D
1)と下記構造式(化25)で示され、粘度平均分子量
4万であるバインダー樹脂(R1)とをD1/R1=8/
10(重量比)、固形分濃度18%(溶媒:塩化メチレ
ン)となる様に調整した後、シリコンオイル(KF−5
0、信越シリコーン社製)を0.02%(対R1比)加
えた電荷輸送層用塗布液を電荷発生層上に浸漬塗工及
び、加熱乾燥して、約25μmの電荷輸送層を形成し
た。
【化24】
【化25】 この上にメトキシメチル化ポリアミド(トレジンF3
0、帝国化学社製)5重量部、四元共重合ナイロン(C
M8000、東レ社製)10重量部の混合溶液(溶媒:
メタノール/1−ブタノール=7/3(重量比))をス
プレー塗工及び加熱乾燥して、約0.2μmの中間層を
設けた。さらにこの上に前記構造式(1)(化1)で表
わされるポリアリールサルホン樹脂(レーデルA−20
0、アモコ・ジャパン・リミテッド社製)40重量部に
酸化スズ微粉末(三菱マテリアル社製)60重量部を分
散して成るテトラヒドロフラン分散液をスプレー塗工及
び加熱乾燥して、約5μmの保護層を設け、電子写真感
光体を作成した。
【0109】実施例2 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を50重
量部、酸化スズ微粉末を50重量部とした以外は実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0110】実施例3 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を30重
量部、酸化スズ微粉末を70重量部とした以外は実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0111】実施例4 保護層に使用される酸化スズ微粉末を酸化インジウム微
粉末(三菱マテリアル社製)に変えた以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作成した。
【0112】実施例5 保護層に使用される酸化スズ微粉末を酸化スズ被覆処理
酸化チタン微粉末(チタン工業社製)に変えた以外は実
施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0113】実施例6 前記No.15の単量体を重合して得た単独重合体をエ
タノール/1−ブタノール=1/1(重量比)なる混合
溶媒に溶解した中間層用塗工液を用いてスプレー塗工及
び加熱乾燥して、約0.3μmの中間層を設けた以外は
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0114】実施例7 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を60重
量部、酸化スズ微粉末を40重量部とした以外は実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0115】実施例8 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を20重
量部、酸化スズ微粉末を80重量部とした以外は実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0116】実施例9 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(VYHH、U.C.
C社製)のテトラヒドロフラン溶液をスプレー塗工及び
加熱乾燥して中間層を作成した以外は実施例1と同様に
して電子写真感光体を作成した。
【0117】比較例1 中間層を設けない以外は実施例1と同様にして、電子写
真感光体を作成した。
【0118】比較例2 中間層と保護層を設けない以外は実施例1と同様にし
て、電子写真感光体を作成した。
【0119】以上の様にして得られた電子写真感光体を
市販の複写機(リコピー FT4820、リコー社製)
に取り付け、10万枚複写テストを行ない画像評価を行
なった。結果を表3に示す。
【表3】
【0120】実施例10 下記構造式(化26)で示される電荷輸送物質(D2
と下記構造式(化27)で示され、粘度平均分子量2万
であるバインダー樹脂(R2)とをD2/R2=10/1
0(重量比)固形分納度17%(溶媒:塩化メチレン)
となる様に調節した後、シリコンオイル(KF−50、
信越シリコーン社製)を0.02%(対R2比)加えた
電荷輸送層用塗工液を80mmφのアルミニウムシリン
ダー上に浸漬塗工及び加熱乾燥して約22μmの電荷輸
送層を形成した。
【化26】
【化27】 この上に下記(化28)で表わされるアゾ顔料のシクロ
ヘキサノン分散液をスプレー塗工及び加熱乾燥して約
0.2μmの電荷発生層を形成した。
【化28】 この上に四元共重合ナイロン(CM8000、東レ社
製)のメタノール/1−ブタノール混合溶液(メタノー
ル/1−ブタノール=7/3(重量比))をスプレー塗
工及び加熱乾燥して0.2μmの中間層を形成した。さ
らにこの上に前記ポリアリールサルホン樹脂30重量部
に前記酸化スズ被覆酸化チタン微粉末70重量部を分散
して成るテトラヒドロフラン分散液をスプレー塗工及び
加熱乾燥して3μmの保護層を設け、電子写真感光体を
作成した。
【0121】実施例11 保護層に使用される酸化チタン微粉末を前記酸化インジ
ウム微粉末に変えた以外は実施例10と同様にして電子
写真感光体を作成した。
【0122】実施例12 保護層に使用される酸化チタン微粉末を前記酸化スズ微
粉末に変えた以外は実施例10と同様にして電子写真感
光体を作成した。
【0123】実施例13 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を50重
量部、酸化チタン微粉末を50重量部とした以外は実施
例10と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0124】実施例14 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を60重
量部、酸化チタン微粉末を40重量部とした以外は実施
例10と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0125】実施例15 前記No.1の単量体を重合して得た単独重合体をエタ
ノール/1−ブタノール=1/1(重量比)なる混合溶
媒に溶解した中間層用塗工液を用いてスプレー塗工及び
加熱乾燥して膜厚0.3μmの中間層を設けた以外は実
施例10と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0126】実施例16 保護層に使用されるポリアリールサルホン樹脂を60重
量部、酸化スズ被覆酸化チタン微粉末を40重量部とし
た以外は実施例10と同様にして電子写真感光体を作成
した。
【0127】実施例17 塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体(VMC
H、U.C.C.社製)のテトラヒドロフラン溶液をス
プレー塗工及び加熱乾燥して、中間層を形成した以外は
実施例10と同様にして電子写真感光体を作成した。
【0128】比較例3 中間層を設けない以外は実施例10と同様にして電子写
真感光体を作成した。
【0129】比較例4 中間層と保護層を設けない以外は実施例10と同様にし
て電子写真感光体を作成した。
【0130】実施例10〜18、比較例3〜4の電子写
真感光体を市販の複写機を正帯電方式に改造した改造機
に取り付け10万枚複写テストを行ない画像評価を行な
った。結果を表4に示す。
【表4】
【0131】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、前記構造式
(1)(化1)で表わされるポリアリールサルホン樹脂
に導電性微粒子を分散して成る保護層を設けているの
で、耐摩耗性に優れ、繰り返し使用しても良好な画像を
得ることができる。また、中間層としてポリアミド又は
前記一般式(2)(化2)で表わされる単量体を重合し
て得られる単独重合体又は共重合体を使用した場合、電
荷発生層や電荷輸送層をおかすことなく保護層を設ける
ことができ、その為、良好な画像を得ることができる。
更に、保護層中の導電性微粒子の含有量をバインダー樹
脂に対して50重量%以上70重量%以下にした場合、
特に地肌汚れや画像流れ等の異常画像のない良好な画像
を得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に、必要に応じて下引き
    層を設け、この上に電荷発生層、電荷輸送層、中間層、
    保護層の順に各層を積層してなる電子写真感光体におい
    て、前記保護層が下記構造式(1)(化1)で表わされ
    るポリアリールサルホン樹脂に導電性微粒子を分散して
    なることを特徴とする電子写真感光体。 【化1】
  2. 【請求項2】 導電性支持体上に、必要に応じて下引き
    層を設け、この上に電荷輸送層、電荷発生層、中間層、
    保護層の順に各層を積層してなる電子写真感光体におい
    て、前記保護層が下記構造式(1)(化1)で表わされ
    るポリアリールサルホン樹脂に導電性微粒子を分散して
    なることを特徴とする電子写真感光体。 【化1】
  3. 【請求項3】 前記保護層において、導電性微粒子の含
    有量がバインダー樹脂に対して50〜70重量%である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子写真感光
    体。
  4. 【請求項4】 前記中間層がポリアミドからなることを
    特徴とする請求項1又は2記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記中間層が下記一般式(2)(化2)
    で表わされる単量体を重合して得られる単独重合体又は
    共重合体からなることを特徴とする電子写真感光体。 【化2】
JP20457192A 1992-07-08 1992-07-08 電子写真感光体 Pending JPH0627709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20457192A JPH0627709A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 電子写真感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20457192A JPH0627709A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 電子写真感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627709A true JPH0627709A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16492680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20457192A Pending JPH0627709A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 電子写真感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627709A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4566468B2 (ja) 電子写真感光体及びそれを有するプロセスカートリッジ、電子写真装置
JPH0580572A (ja) 電子写真感光体
JP3198987B2 (ja) 電子写真感光体
JPH09288367A (ja) 電子写真用感光体
JPH05165244A (ja) 電子写真感光体
JP2002169318A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、電子写真装置及び電子写真方法
JP4514759B2 (ja) 電子写真感光体
JPH07261419A (ja) 電子写真感光体
JP2001249480A (ja) 電子写真感光体
JPH0627709A (ja) 電子写真感光体
JP2595574B2 (ja) 感光体
JPH0588388A (ja) 電子写真感光体
JP4164779B2 (ja) 電子写真感光体
JP3309305B2 (ja) 電子写真用感光体
JP3124974B2 (ja) 電子写真感光体およびクリーニング方法
JP2688485B2 (ja) 電子写真感光体
JP3146635B2 (ja) 電子写真感光体および該電子写真感光体を備えた電子写真装置
JPH0675395A (ja) 電子写真感光体
JP3486697B2 (ja) 単層型電子写真感光体
JPH0862874A (ja) 単層型電子写真感光体
JP2002341565A (ja) 電子写真装置及び電子写真装置用プロセスカートリッジ
EP0926557B1 (en) Electrophotographic photoreceptor, process for producing the same, and use of said photoreceptor for forming an image
JPH08106165A (ja) 単層型電子写真感光体
JPH02232658A (ja) 電子写真感光体
JPH0675387A (ja) 電子写真用感光体