JPH0627784U - 給紙用吸着装置 - Google Patents
給紙用吸着装置Info
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- JPH0627784U JPH0627784U JP7000792U JP7000792U JPH0627784U JP H0627784 U JPH0627784 U JP H0627784U JP 7000792 U JP7000792 U JP 7000792U JP 7000792 U JP7000792 U JP 7000792U JP H0627784 U JPH0627784 U JP H0627784U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙厚や紙質の変更に係わらず良好な吸着性を
確保し、給紙の安定性を図る。 【構成】 吸引エア源に接続されたガイドノズル42を
サッカフレーム2側に支持させた。このガイドノズル4
2の下部開口端を着脱自在な鍔付きストッパ43で閉塞
した。下端部に吸気孔45aを有する吸口44をガイド
ノズル42に上下動自在に嵌装した。ストッパ43の中
心部を上下に貫通するエア通路43bと6角孔43cと
からなるエア通路を設けた。ストッパ43の鍔43aと
吸口45の上端段部との間の筒状エア室44a内に、吸
口45を上方へ付勢する吸口ばね46を着脱自在に介装
した。エア通路43bよりも開口面積が大きくてガイド
ノズル42の内孔42aと筒状エア室44aとを連通す
る連通孔42bを設けた。
確保し、給紙の安定性を図る。 【構成】 吸引エア源に接続されたガイドノズル42を
サッカフレーム2側に支持させた。このガイドノズル4
2の下部開口端を着脱自在な鍔付きストッパ43で閉塞
した。下端部に吸気孔45aを有する吸口44をガイド
ノズル42に上下動自在に嵌装した。ストッパ43の中
心部を上下に貫通するエア通路43bと6角孔43cと
からなるエア通路を設けた。ストッパ43の鍔43aと
吸口45の上端段部との間の筒状エア室44a内に、吸
口45を上方へ付勢する吸口ばね46を着脱自在に介装
した。エア通路43bよりも開口面積が大きくてガイド
ノズル42の内孔42aと筒状エア室44aとを連通す
る連通孔42bを設けた。
Description
【0001】
本考案は枚葉印刷機等において、紙積台等に積載された紙を上層のものから1 枚ずつ吸着して給紙後段部へ供給する給紙用吸着装置に関するものである。
【0002】
枚葉印刷機や紙折機等において、紙を本機へ供給する給紙装置には、紙積台等 に積載された紙を、上層のものから1枚ずつ吸着して給紙装置の後段部である例 えば紙送りローラへ送り込むサッカ装置と称する給紙用吸着装置が設けられてい る。この種のサッカ装置は、小形の印刷機等に付設されるものを除き、一般に第 1吸口と第2吸口とを備えており、第1吸口で吸引した紙を第2吸口に吸い替え て紙送りローラへ送り込むように構成されている。
【0003】 この種のサッカ装置としては、例えば本出願人が提案し実公平3−24511 号公報に開示されている給紙用吸着装置があり、この装置は、図6に側面図、図 7に第1吸口の縦断面図を示すように構成されている。すなわち、図において、 紙積台上に紙積板を介して積載された紙1の上方には、サッカフレーム2が給紙 フレームの上端部から後方へ向って突設されており、このサッカフレーム2に軸 支された軸3には、大径部と小径部とからなるカム面を備えたカム4が軸着され ている。
【0004】 また、サッカフレーム2の下端部には、左右一対の第1吸口5が、サッカフレ ーム2から突出するU字状のホルダ6に揺動自在に支持されて設けられており、 また、第1吸口5の前方には、吸引エア源に接続された図示しない左右一対の第 2吸口が、第1吸口5に対応して配設されている。
【0005】 第1吸口5は、前記ホルダ6にピン7で揺動自在に軸支されて内孔をエア源に 接続された円筒状のガイドノズル8を備えており、このガイドノズル8は、上端 のU字状部に連結された調節装置9により第1吸口5全体の傾斜角度が調節され るように構成されている。
【0006】 10は有底円筒状に形成されてガイドノズル8の外周面に昇降自在に嵌合され た吸口であって、その下端面には複数個の吸着孔10aが穿設されており、この 吸口10は、内孔の下端段部とガイドノズル8の段部との間に介装された吸口ば ね11により下方へ向って付勢されている。また、吸口10はホルダ6に固定さ れて垂下するガイド12に鍔10bの一端を摺接させることにより回動を規制さ れている。
【0007】 一方、左右のサッカフレーム2間に回動自在に軸架されたアーム軸13の中央 部には、ころレバー14とアーム15とが、L字状に一体形成されて軸着されて おり、ころレバー14に枢着されたカムフォロア16は、前記カム4のカム面に 対接している。17はカムフォロア16をカム4のカム面に圧接させる方向の回 動力をアーム15に付与する引張りコイルばねである。
【0008】 アーム15の遊端部には、アーム軸13と平行状態で左右方向に延びるガイド 棒18が割締めによって中央部を固定支持されており、その両端部には、ホルダ 19がそれぞれ割締め固定されている。ホルダ19の上端部には、上部ストッパ 軸20が割締め固定されており、その先端部には、上部ストッパ21が、前記鍔 10bの上方に位置して回動自在に嵌装されている。
【0009】 また、ホルダ19の下端部には、下部ストッパ軸22が上部ストッパ軸20と 平行状態で固定されており、その先端部には、下部ストッパ23が鍔10bの下 方に位置して回動自在に嵌装されている。こうすることにより、吸口10の上昇 と下降とが、上部ストッパ21と下部ストッパ23とへの当接によってそれぞれ 規制されるように構成されている。
【0010】 以上のように構成されていることにより、吸口10が下降して下部ストッパ2 3に支承され下端面を紙1に近接させて停止している状態で印刷作業が開始され 第1吸口5に吸引エアが作用すると、1番上の紙1が吸口10の下端面に吸着さ れる。吸着によって吸口10の吸着孔10aが紙1で閉塞されると、吸口10と ガイドノズル8との内孔が負圧になり、外部の大気との圧力差により吸口10が 吸口ばね11の弾発力に打勝って紙1を保持しながら上昇する。
【0011】 そして、鍔10bが上部ストッパ21に当接すると、吸口10は瞬間的にいっ たん停止する。このとき回転しているカム4は、そのカムフォロア16への対接 箇所が大径部から小径部へと移動するので、アーム13の揺動を介してホルダ1 9が上昇し、上部ストッパ21が鍔10bから逃げるように上昇するとともに、 吸口10は上部ストッバ21に追従して上昇する。そしてその上昇限において第 1吸口5への吸引エアが断たれ、第2吸口へ吸引エアが作用することにより、紙 1は第1吸口5から第2吸口に吸替えられて給紙のために搬送される。
【0012】 なお、吸引エアによる吸口10の上昇限においては、カムフォロア16がカム 4の小径部へ下がり切っているが、このとき下部ストッパ23は鍔10bに接触 していない。したがって、紙1の受渡しが終わると、吸口10の内部がほゞ大気 圧になることにより、吸口10は吸口ばね11の弾発力で下降し、鍔10bが下 部ストッパ23に当接することにより瞬間的にいったん停止する。このときカム 4のカムフォロア16への対接箇所が小径部から大径部へ移行するので、アーム 15の揺動を介して下部ストッパ23が下降し、吸口10bもこれに追従して下 降する。
【0013】 下部ストッパ23は下降限において吸口10の鍔10bを支承し、吸口10を 紙1との間に所定の間隔をおいて停止させる。このように紙1を吸着して急上昇 する吸口10は、上部ストッパ21に当接することにより瞬間的にいったん停止 するので、一気に上昇する場合と比較して上昇量が少なく、かつ上部ストッパ2 1への当接によってショックが付与されることにより、吸着された紙1と2枚目 の紙とが確実に分離される。
【0014】 以上のように動作する給紙用吸着装置の第1吸口と第2吸口とは、吸引エアに よる吸口の動作により直動形と差動形とに分類されるので、ここで直動形と差動 形との構造と動作を比較して説明する。上記実公平3−24511号公報に開示 されている従来の給紙用吸着装置における第1吸口は直動形であって、吸口10 は吸口ばね11のばね力で下方へ付勢されており、吸引エアは吸口ばね11のば ね力に抗して吸口10に直接作用する。その構成と動作との詳しい説明は前述し たので、その説明を省略する。
【0015】 一方、図8は差動形第1吸口の縦断面図であって、これを同図に基づいて説明 すると、第1吸口30は有底円筒状に形成されて孔31aを図示しない吸引エア 源に接続されたガイドノズル31を備えており、このガイドノズル31の内孔に は、皿状の頭部32aを備えた円柱状の吸口32が、頭部32aを上下動自在に 嵌合されている。
【0016】 吸口32の中心部には、頭部32a上方の空間部32bと大気とを連通させる 孔32cが貫通されており、また、吸口32の頭部32aと、ガイドノズル31 の内孔底面との間には、吸口32を上方へ付勢する圧縮コイルばね33が介装さ れている。さらに吸口32の内孔と、頭部32aの空間部32bとの間は、エア 通路34によって連通されている。
【0017】 このように構成されていることにより、吸口32が圧縮コイルばね33のばね 力で上方へ付勢された図示の状態において、吸引エアが孔31aに作用すると、 外気が孔32cから吸い込まれて吸口32上端部の空間部32bへ流れ込み、さ らにエア通路34を通って頭部32aの下方へ流れ込む。
【0018】 この場合、エア通路34の断面積が孔32cの断面積よりもかなり小さく形成 されていることにより、頭部32aの上方から頭部32aの下方へ流れ込むエア の量よりもはるかに大きな量のエアが孔32cを通って空間部32bへ流れ込む ので、頭部32a上方のエア圧よりも頭部32a下方のエア圧の方が低くなり、 吸口32は圧縮コイルばね33のばね力に抗し押し下げられて紙が吸口32の下 端面に吸着される。紙の吸着により孔32cを閉塞されて内部が大気よりも負圧 になった吸口32は、頭部32aの上下が同圧になり、圧縮コイルばね33のば ね力によって再度押し上げられる。そして、一般に第1吸口には直動形の吸口が 用いられ、第2吸口には差動形の吸口が用いられる。
【0019】 ところで、この種の給紙用吸着装置においては、吸着された紙の次の紙を押え る吹足の動作に影響を与えないような吸口ストロークを必要とするために、紙1 を吸着して上昇を開始してから上昇限位置に達するまで上昇する吸口10の全ス トロークを長くしなければならないが、これを直動形吸口のみで行うと、複数個 の各吸口の動作が、吸引エア量や紙面位置等により均一でなくなるので、第1吸 口に直動形の吸口を用いた前記従来の装置においては、吸口10の全ストローク を、複数個の各吸口を別々に上昇させるエア圧による前半部の上昇ストローク部 分と、複数個の吸口を同時に上昇させるカム機構による後半部の上昇ストローク 部分とで構成することが行われている。
【0020】
しかしながら、このような直動形の吸口を用いた上記従来の装置においては、 複数個の吸口における吸引エアのバランスが悪くなることによりいわゆる片吸い の現象を起こすことがあり、とくに癖の悪い紙の場合には、紙が吸着されないこ とにより、損紙の発生量が増大したり、給紙不良により印刷作業が中断されたり するという問題がある。
【0021】 本考案は以上のような点に鑑みなされたもので、紙厚や紙質の変更に係わらず 良好な吸着性と給紙の安定性を得ることを可能にした給紙用吸着装置を提供する ことを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】 このような目的を達成するために本考案では、給紙用吸着装置において、内孔 を吸引エア源に接続された円筒状のガイドノズルをフレーム側に支持させてこの ガイドノズルの下部開口端を、上下に貫通するエア通路を備えた着脱自在な鍔付 きのストッパで閉塞し、下端底部に吸着孔を備えた有底円筒状の吸口を前記ガイ ドノズルに上下動自在に嵌合させるとともに、前記ストッパの鍔と吸口の上端段 部との間に形成された筒状エア室内に、吸口を上方に付勢する吸口ばねを介装し かつガイドノズルの内孔と前記エア室とを前記エア通路よりも開口面積の大きい 連通孔で連通させた。
【0023】
吸口が下降して停止している状態で印刷作業が開始され、ガイドノズルの内孔 に吸引エアが作用すると、ガイドノズルの内孔とガイドノズル外方のエア室とを 連通する連通孔の開口面積が、ガイドノズル下端のストッパに設けたエア通路の 開口面積よりも大きいことにより、圧縮コイルばねが収納されているエア室内の 圧力が低くなる。
【0024】 このようにエア室内の圧力が低くなると、吸口ばねのばね力で押し上げられて いた吸口が、吸口ばねのばね力に抗して下降し、一番上の紙が下端底部の下端面 に吸着される。吸着によって下端底部の吸着孔が紙で閉塞されて吸着孔からの吸 引エアの流れ込みが無くなり、圧縮コイルばねが収納されたエア室の圧力と、ガ イドノズル下方に形成されたエア室の圧力とが同じになるので、吸口は吸口ばね のばね力によって上方へ移動し、吸口は、その鍔がストッパに接触して一時的に 停止する。
【0025】 このとき、カムフォロアがカムの小径部に対接することにより、アームが回動 してストッパが上方へ移動するので、吸口は吸口ばねのばね力により上方へ移動 し、この位置で第1吸口への吸引エアが断たれるとともに、第2吸口へ吸引エア が作用することにより、紙は第1吸口から第2吸口に吸い替えられて給紙のため に搬送される。このあと、第1吸口の吸口は、ストッパがカムの作用で移動する ことにより元の位置に戻る。
【0026】 上記のような差動形吸口を、直動形吸口に変換させる場合には、吸口の下端底 部の吸着孔から工具を挿入してその6角頭部をストッパの6角孔に係合させ、工 具を回動操作すると、ストッパが弛められてガイドノズルから外されるので、吸 口と吸口ばねおよびストッパを、ガイドノズルから取外すことができる。
【0027】
図1ないし図3は本考案に係る給紙用吸着装置の実施例を示し、図1は給紙用 吸着装置の側面図、図2は給紙用吸着装置の正面図、図3は第1吸口の縦断面図 である。図において図6および図7に示す従来の装置と同符号を付したものはこ れと同構成であるから詳しい説明を省略し、以下これを簡単に説明する。
【0028】 図において積載紙1の上方には、サッカフレーム2が給紙フレームの上端部か ら後方へ向って突設されており、このサッカフレーム2に軸支された軸3には、 カム4が軸着されている。また、サッカフレーム2の下端部には、左右一対の第 1吸口40が、サッカフレーム2側のホルダ6に支持されて設けられており、ま た、第1吸口40の前方には、吸引エア源に接続された図示しない左右一対の第 2吸口が、第1吸口40に対応して配設されている。
【0029】 第1吸口40は、前記ホルダ6にピン41で揺動自在に軸支された円筒状のガ イドノズル42を備えており、このガイドノズル42の内孔42aは、ピン41 に設けたエア通路41a,41bとホース等を介して吸引エア源に接続されてい る。そして第1吸口40は、ガイドノズル42の上端U字状部に連結された図示 しない調節装置により全体の傾斜角度が調節されるように構成されている。
【0030】 ガイドノズル42の下部開口端には、めねじが切られており、このめねじには 鍔43aを有するねじ状のストッパ43が着脱自在に螺合されている。44は有 底円筒状に形成されてガイドノズル42の外周面とストッパ43の外周面とに昇 降自在に嵌合された吸口であって、その下部開口端にはめねじが切られており、 このめねじには、中心部に吸着孔45aを有するねじ状のキャップ45が着脱自 在に螺合されている。そして、前記ストッパ43の中心部には、互いに同芯で軸 方向に連続する孔43bと6角孔43cとからなるエア通路が、ストッパ43の 上下を貫通して設けられており、この場合、6角孔43cは、エア通路であると ともに、ストッパ43を弛めるためにキャップ45の吸着孔45aから挿入され る工具を係合させる工具係入孔となるように構成されている。
【0031】 そして吸口44は、その上端段部とストッパ43の鍔43aとの間に介装され てガイドノズル42に嵌装された吸口ばね46により上方へ向って付勢されてお り、また、吸口44は、その外周面に突設された鍔44bの一端を、前記ピン4 1に固定されて垂下するガイド47に摺接させることにより、回動を規制されて いる。そして、ガイドノズル42の内孔42aと、吸口ばね46が収納されてい るエア室44aとの間は、ガイドノズル42の外壁に穿設された連通孔42bに よって連通されており、この連通孔42bの開口面積は、ストッパ43に設けた 前記孔43bの開口面積よりも大きく形成されている。44dはストッパ43と キャップ45との間に形成されたエア室である。
【0032】 さらに、アーム15の遊端部には、アーム軸13と平行状態て左右方向に延び るガイド棒18が割締めによって中央部を固定支持されており、その両端部には ホルダ19がそれぞれ割締め固定されている。ホルダ19の上端部には、ストッ パ軸20が割締め固定されており、その先端部には、ストッパ21が、前記鍔4 4bの上方に位置して回動自在に嵌装されている。
【0033】 以上のように構成されていることにより、吸口44が図1に符号Aで示す位置 まで下降してキャップ45の下端面を紙1に近接させて停止している状態で印刷 作業が開始され、ガイドノスル42の内孔42aに吸引エアが作用すると、ガイ ドノズル42の外壁に穿設された連通孔42bの開口面積が、ストッパ43に設 けた孔43bの開口面積よりも大きいことにより、吸口ばね46が収納されてい るエア室44a内の圧力が低くなる。
【0034】 このようにエア室44a内の圧力が低くなると、吸口ばね46のばね力で押し 上げられていた吸口44が、吸口ばね46のばね力に抗して図1に符号Bで示す 高さまで下降し、一番上の紙1がキャップ45の下端面に吸着される。この符号 Bで示す位置は、紙の癖により変動するが、吸口44は移動量の許す限り下方へ 追従する。また、この符号Bで示す紙1の吸引位置は、図に示す位置よりも高い 位置の場合もある。
【0035】 吸着によってキャップ45の吸着孔45aが紙1で閉塞されて吸着孔45aか らの吸引エアの流れ込みが無くなり、エア室44aの圧力と、エア室44dの圧 力とが同じになるので、吸口44は吸口ばね46のばね力によって図1に符号C で示す位置まで上方へ移動し、吸口44は、その鍔44bがストッパ21に接触 して一時的に停止する。
【0036】 このとき、カムフォロア16がカム4の小径部に対接することにより、アーム 15が図1の時計方向に回動し、ストッパ21が上方へ移動するので、吸口44 は吸口ばね46のばね力により図1に符号Dで示す位置まで上方へ移動し、この 位置で第1吸口40への吸引エアが断たれ、第2吸口へ吸引エアが作用すること により、紙1は第1吸口40から第2吸口に吸い替えられて給紙のために搬送さ れる。このあと、第1吸口40の吸口44は、ストッパ21がカム4の作用で移 動することにより図1に符号Aで示す位置に戻る。
【0037】 次に上記のような差動形吸口を直動形吸口に交換する動作について説明する。 図4は交換された直動形給紙用吸着装置の正面図、図5は同じく第1吸口の縦断 面図である。交換に際しては、キャップ45の吸着孔45aから工具を挿入して その6角頭部をストッパ43の6角孔43aに係合させ、ストッパ43を工具で 回動させると、ストッパ43が弛められてガイドノズル42から外されるので、 吸口44と吸口ばね46およびストッパ43を、ガイドノズル42から取外すこ とができる。
【0038】 そこで、別に用意した図4,図5に示す直動形吸口50と圧縮コイルばね51 とをノズルガイド42と嵌合させたのち、鍔50aの下方に位置するように下部 ストッパ52をホルダ19にストッパ軸53を介して枢着することにより、直動 形への変換が完了する。その他の構成は図1ないし図3に示す差動形吸口と同構 成であるから、これと同符号を付してその説明を省略する。また、変換後におけ る直動形吸口の動作は、図6および図7に示して説明した従来の装置と同じであ るからその説明を省略する。
【0039】 なお、図1〜図3に示す差動形吸口の場合には、ストッパ21を鍔44bの上 方にのみ設けた例を示したが、鍔44bの下方にも図6,図7に符号52で示す ようなストッパを設けてもよい。ただしこの場合には、キャップ45の最下降位 置と紙1の上端面との関係を充分に調整することが必要である。
【0040】 また本実施例では、ストッパ43に設けた工具係合用の6角孔43cを、エア 通路の一部に兼用させた例を示したが、6角孔43cを工具係入孔専用とし、ス トッパ43を上下に貫通する1個または複数個のエア通路用孔を6角孔43とは 位置をずらせて別に設けてもよい。
【0041】
以上の説明により明らかなように、本考案によれば給紙用吸着装置において、 内孔を吸引エア源に接続された円筒状のガイドノズルをフレーム側に支持させて このガイドノズルの下部開口端を、上下に貫通するエア通路を備えた着脱自在な 鍔付きのストッパで閉塞し、下端底部に吸着孔を備えた有底円筒状の吸口を前記 ガイドノズルに上下動自在に嵌合させるとともに、前記ストッパの鍔と吸口の上 端段部との間に形成された筒状エア室内に、吸口を上方に付勢する吸口ばねを介 装しかつガイドノズルの内孔と前記エア室とを前記エア通路よりも開口面積の大 きい連通孔で連通させたことにより、ガイドノズルの内孔に吸引エアが作用する と、ガイドノズルの外壁に設けた連通孔の開口面積が、ストッパに設けた孔の開 口面積よりも大きいことにより、差圧の作用で吸口ばねが収納されているエア室 内の圧力が低くなり、吸口ばねのばね力で押し上げられていた吸口が、吸口ばね のばね力に抗し下降して紙を吸着させるので、この紙が癖の悪い紙であってもこ れを確実に吸着させることができ、吸着性と給紙の安定性とが向上する。また従 来の一般的な差動形吸口よりも小形で軽量化されて吸着動作が円滑に行われ給紙 の安定性がより向上する。さらに直動形の吸口への変換が容易であるから、あら ゆる紙厚や紙質に容易に対応することができ汎用性が向上する。
【図1】給紙用吸着装置の側面図である。
【図2】給紙用吸着装置の正面図である。
【図3】第1吸口の縦断面図である。
【図4】差動形から変換された直動形給紙用吸着装置の
正面図である。
正面図である。
【図5】差動形から変換された直動形第1吸口の縦断面
図である。
図である。
【図6】従来における直動形給紙用吸着装置の正面図で
ある。
ある。
【図7】従来における第1吸口の縦断面図である。
【図8】差動形第1吸口の縦断面図である。
1 紙 2 サッカフレーム 6 ホルダ 40 第1吸口 41 ピン 42 ガイドノズル 42a 内孔 42b 連通孔 43 ストッパ 43a 鍔 43b 孔 44 吸口 44a エア室 44b 鍔 44d エア室 45 キャップ 45a 吸着孔 46 吸口ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 フレーム側に支持され内孔を吸引エア源
に接続された円筒状のガイドノズルと、このガイドノズ
ルの下部開口端を閉塞するように着脱自在に装着され上
下に貫通するエア通路を備えた鍔付きのストッパと、前
記ガイドノズルに上下動自在に嵌合されて下端底部に吸
着孔を備えた有底円筒状の吸口と、前記ストッパの鍔と
前記吸口の上端段部との間に形成された筒状のエア室内
に介装されて前記吸口を上方に付勢する吸口ばねと、前
記ガイドノズルの内孔と前記エア室とを連通し前記エア
通路の開口面積よりも大きい開口面積を有する連通孔と
を設けたことを特徴とする給紙用吸着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7000792U JP2553005Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 給紙用吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7000792U JP2553005Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 給紙用吸着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627784U true JPH0627784U (ja) | 1994-04-12 |
| JP2553005Y2 JP2553005Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=13419121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7000792U Expired - Lifetime JP2553005Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 給紙用吸着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553005Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP7000792U patent/JP2553005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2553005Y2 (ja) | 1997-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |