JPH062802A - ボイラの蒸気温度制御装置 - Google Patents

ボイラの蒸気温度制御装置

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JPH062802A
JPH062802A JP16116592A JP16116592A JPH062802A JP H062802 A JPH062802 A JP H062802A JP 16116592 A JP16116592 A JP 16116592A JP 16116592 A JP16116592 A JP 16116592A JP H062802 A JPH062802 A JP H062802A
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JP
Japan
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control
steam temperature
signals
tas
tbs
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16116592A
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English (en)
Inventor
Shuho Takada
秀峰 高田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイラの蒸気温度制御装置において、他系の
ダンパの状態を考慮した動作を行なうことにより制御性
能を向上する。 【構成】 減算器3a,3bにより、設定温度TAS,
TBSから蒸気温度TA,TBを減じた信号(ΔTA,
ΔTB)4a,4bをPID制御器5a,5b及び制御
回路10に入力する。制御回路10は、A,B両系統の
制御偏差ΔTA=TA−TAS、ΔTB=TB−TBS
で定義する総合的な制御偏差Rを求め、この制御偏差R
が所定値RSより大きい時、その大きさの程度に応じて
補正信号ΔYA,ΔYBを加算器17a,17bに出力
する。加算器17a,17bは、PID制御器5a,5
bの出力信号6a,6bと、制御回路10からの補正信
号ΔYA,ΔYBとを加算し、その結果を新たなダンパ
開度指令信号(YA,YB)18a,18bとして出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ煙道が2流路に
分割されており、各流路のガスダンパによって、各流路
の伝熱部内蒸気温度を制御する場合に適用されるボイラ
の蒸気温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ボイラの関係部分の模式図を示
したものである。図5において、100はボイラ本体、
101は火炉、102は炉内のガスの流れを示す。隔壁
104によって、ガスは105a(流路A)及び105
b(流路B)の2つの流路に分流される。各流路105
a,105bには内部の蒸気に熱を与える伝熱部(A)
106a及び伝熱部(B)106bが配設されている。
両伝熱部106a,106bにおける内部蒸気の温度T
A,TBは計測されていて、それぞれを1a及び1bと
する。また、各流路105a,105bには、ガスの流
量を調節するためのダンパ107a及び107bが介装
されている。蒸気温度TAおよびTBはダンパ107a
及び107bによって、それぞれの設定温度TAS,T
BSに維持される必要がある。
【0003】上記ダンパ107a及び107bによる従
来の蒸気温度制御装置は、図6に示すように構成されて
いる。図6において、1a,1bは上記したように伝熱
部A及びBの蒸気温度TA,TBであり、2a,2bは
蒸気温度TA,TBに対する設定温度TAS,TBSで
ある。3a,3bは減算器であって、設定温度TAS,
TBSから蒸気温度TA,TBを減じた信号4a,4b
を出力し、制御器5a,5bに入力する。制御器5a,
5bは、信号4a,4bに比例・積分・微分(PID)
などの演算を施してダンパ107a,107bの開度指
令信号(YA,YB)6a,6bを出力する。
【0004】上記従来の蒸気温度制御装置の動作を、A
系統を例に説明する。今、例えばA系統の蒸気温度TA
が下がったとすると、制御器5aによるPID演算の結
果、ダンパ107aの開度指令信号6aが増加し、ダン
パ107aは開いていく。この結果、ガス流路105a
のガス流量が増加し、これによって伝熱部106aの内
部蒸気温度TAが上昇して元に戻ることになる。B側の
系統についても全く同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の制
御方法では、A・B2つの制御系統は、互いに他系の動
きを全く考慮することなく制御動作を行なうので、他系
の動きが互いに悪影響を与え合い、制御性能が低下する
場合がある。
【0006】例えばA系統のダンパが開く必要のある時
でも、B系統のダンパが開きつつあれば、ガスはB系統
側にも流れるため、A系統側のガスは思うように増え
ず、蒸気温度TAの上昇の仕方は鈍る。逆にB系統のダ
ンパが閉じつつあれば、A系統側のガスは必要以上に増
加することもあり得、蒸気温度TAは上昇し過ぎること
になるという問題点があった。これは、両系統の制御状
態を総合的に監視できる好適な指標がないためである。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、他系のダンパの状態を考慮した動作を行
なうことができ、これにより制御性能を向上し得るボイ
ラの蒸気温度制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るボイラの蒸
気温度制御装置は、煙道を2つの並列なガス流路A,B
に分割し、その2流路A,Bに配置された伝熱部の内部
蒸気温度TA,TBが、夫々の設定温度TAS,TBS
となるように制御するために、各流路に設けられたガス
ダンパの開度を夫々に対応する制御器によって自動的に
調節する2ガスパスボイラの蒸気温度制御装置におい
て、A,B両系統の制御偏差ΔTA=TA−TAS、Δ
TB=TB−TBSで定義する総合的な制御偏差Rを求
め、この制御偏差Rが所定値RSより大きい時、その大
きさの程度に応じてA・B両系統のダンパの開度指令信
号に、開閉いずれかの補正信号を加算することを特徴と
する。
【0009】
【作用】総合的な制御偏差RがR<RSの場合は従来と
同様の制御が行なわれるが、R>RSとなるとA・B両
系統の総合的な制御偏差Rが大きいと判定されたことに
なり、A・B両ダンパの開度指令信号に対し、適切な開
閉信号を加算するので、制御性能が向上する。また、従
来のPID制御機能はそのまま保持されているので、各
温度は最終的には設定温度に整定する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るボイラの蒸気
温度制御装置を示すブロック図である。なお、図6に示
した蒸気温度制御装置と同一部分には、同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0011】図1に示すように減算器3a,3bによ
り、設定温度TAS,TBSから蒸気温度TA,TBを
減じた信号(ΔTA,ΔTB)4a,4bをPID制御
器5a,5b及び制御回路10に入力する。この制御回
路10については詳細を後述する。16a,16bは制
御回路10の2つの出力信号ΔYA,ΔYBである。1
7a,17bは加算器で、PID制御器5a,5bの出
力信号6a,6bと、制御回路10の出力信号ΔYA,
ΔYBとを加算し、その結果を新たなダンパ開度指令信
号(YA,YB)18a,18bとして出力する。
【0012】図2は上記制御回路10の詳細を示すもの
で、図1と同じ信号には同一符号を付している。11は
総合制御偏差計算手段で、減算器3a,3bから出力さ
れる各系統の制御偏差ΔTA,ΔTBを入力して、総合
的な制御偏差Rを次式にて計算し、出力信号12とす
る。 R=(ΔTA2 +TB2 1/2 ・・・(1)
【0013】上記総合的な制御偏差Rの意味を図3に示
す。この総合的な制御偏差Rは、現在の制御偏差の組
(ΔTA,ΔTB)を平面における座標と見た時、ΔT
A−ΔTB平面上における点(ΔTA,ΔTB)の原点
からの「距離」を表している。この場合、「原点」は、
A・B両系統の制御偏差がともに“0”という理想的な
状態を示しており、従って「原点」からの「距離」は、
理想から離れている度合を示している。即ち、制御偏差
Rは両系統の制御の状態を総合的に監視できる好適な指
標となる。また、図2において、13は信号値制御手段
であり、入力Rと所定値RSとから次式にて計算される
Sを出力する。 S=0 :Z≦0の時 S=Z :Z>0の時 ただし、Z=R−RS 上記Sは、総合的な制御偏差Rがその所定値RSを上回
る程度を示す信号である。また、15aはA系統の比例
制御手段であり、2つの入力ΔTA、Sを使って次式に
て計算されるダンパ開度補正信号ΔYAを出力する。 ΔYA=−KA×S :ΔTA>0の時 ΔYA= KA×S :ΔTA≦0の時 ただし、KAはA系統用の比例ゲイン
【0014】15bはB系統の比例制御手段であり、上
記A系統の比例制御手段15aと同様の計算を次式によ
りB系統について行ない、ダンパ開度補正信号ΔYBを
出力する。 ΔYB=−KB×S :ΔTB>0の時 ΔYB= KB×S :ΔTB≦0の時 ただし、KBはB系統用の比例ゲイン
【0015】次に、上記ダンパ開度補正信号ΔYA,Δ
YBの意味するところをΔYAを例に説明する。ΔTA
>0の時、即ち、A系統の内部蒸気温度TAがその設定
温度TASより高い時は、A系統のダンパを閉じること
により、ガス流路Aのガス流量を低減し、蒸気温度TA
を下げる必要がある。そこで、総合的な制御偏差Rがそ
の所定値RSを上回る程度を示す信号であるSに、A系
統の比例ゲインKAを乗じ、かつ符号を負としたものを
ダンパ開度補正信号ΔYAとする。このダンパ開度補正
信号ΔYAをPID制御器5aから出力されるA系統ダ
ンパの開度指令信号6aに加算器17aにて加算する。
これにより、A系統ダンパはB系統の状態をも考慮した
動作を達成する。なお、ΔTA≦0の時はΔYAの符号
を負とせずに加算すればよい。
【0016】上記実施例では、制御回路10は、(1)
式により総合的な制御偏差Rを求めた場合について説明
したが、次式(2)により総合的な制御偏差Rを求める
ようにしても良い。 R={(ΔTA/α)2 +(TB/β)2 1/2 ・・・(2)
【0017】上記総合的な制御偏差Rの意味を図4に示
す。図4は仮にα>βとした場合を示しているが、α<
βの場合は楕円形が縦長となり、α=βの場合は真円と
なる。
【0018】現在の制御偏差の組(ΔTA,ΔTB)を
平面上の直行座標と見た時、ΔTA−ΔTB平面上にお
ける点(ΔTA,ΔTB)が楕円の内部にある時、R<
RSとなり、楕円の外部にあるとき、R>RSとなる。
α,βの値を適宜選ぶことにより、楕円の形と大きさを
変えることができる。
【0019】点(ΔTA,ΔTB)が楕円外にあるとい
うことは、両系統の総合的な制御偏差がある程度大きい
ことを意味しているので、その大きさの程度に応じてΔ
YA,ΔYBを計算し、これをダンパ開度指令信号に加
算することによって制御性能を向上することができる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
A,B両系でそれぞれ設定値制御する従来の制御機能に
加え、両系統の制御の状態を総合的に監視できる好適な
指標を使って、両系の総合的制御偏差を所定値以下とす
る機能が付加されるので、両ダンパは従来のように互い
に他のダンパのことを無視して動作するのではなく、両
系統の総合的制御偏差が所定値以上の時には、他のダン
パの状態を考慮した動作をすることになり、制御性能を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るボイラの蒸気温度制御
装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における制御回路の詳細を示すブロッ
ク図。
【図3】同実施例における総合的な制御偏差の説明図。
【図4】他の実施例における総合的な制御偏差の説明
図。
【図5】ボイラの概略的な構成を示す模式図。
【図6】従来のボイラの蒸気温度制御装置の構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】 1a,1b…蒸気温度、2a,2b…蒸気温度設定温
度、3a,3b…減算器、5a,5b…PID制御器、
10…制御回路、11…総合制御偏差計算手段、13…
信号値制御手段、15a,15b…比例制御手段、18
a,18b…ダンパ開度指令信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙道を2つの並列なガス流路A,Bに分
    割し、その2流路A,Bに配置された伝熱部の内部蒸気
    温度TA,TBが、夫々の設定温度TAS,TBSとな
    るように制御するために、各流路に設けられたガスダン
    パの開度を夫々に対応する制御器によって自動的に調節
    する2ガスパスボイラの蒸気温度制御装置において、 A,B両系統の制御偏差ΔTA=TA−TAS,ΔTB
    =TB−TBSで定義する総合的な制御偏差Rを求め、
    この制御偏差Rが所定値RSより大きい時、その大きさ
    の程度に応じてA・B両系統のダンパの開度指令信号
    に、開閉いずれかの補正信号を加算することを特徴とす
    るボイラの蒸気温度制御装置。
JP16116592A 1992-06-19 1992-06-19 ボイラの蒸気温度制御装置 Withdrawn JPH062802A (ja)

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