JPH0628059B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JPH0628059B2
JPH0628059B2 JP1255492A JP25549289A JPH0628059B2 JP H0628059 B2 JPH0628059 B2 JP H0628059B2 JP 1255492 A JP1255492 A JP 1255492A JP 25549289 A JP25549289 A JP 25549289A JP H0628059 B2 JPH0628059 B2 JP H0628059B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は仮名漢字変換により漢字仮名混り文を入力する
文字処理装置に関する。
[従来の技術] 現在、日本ワードプロセッサなどの文字処理装置は漢字
仮名混り文の入力を仮名漢字変換を使って行なうことが
一般的である。
従来、仮名漢字変換用辞書は外部メモリ(フロッピーデ
ィスク、ハードディスク)に格納することが多かった。
ところが、一括変換等の変換方式面での改良が進むこと
により辞書アクセスの回数が増大し、また、そうでなく
ても、変換のスピードアップ要求が高まってきたことか
ら、辞書を高速アクセス可能な内部メモリに格納する方
式が主流となっている。
内部メモリには、読込/書込ともに可能で揮発性(電源
を切ると記憶内容が消えてしまう)のRAMと、書込が
不可能であるが不揮発性(電源を切っても記憶内容が消
えない)のROMの2種類が一般に広く使用されてい
る。
辞書をRAMに持つ場合、仮名漢字変換する前の準備と
して辞書を外部メモリからRAMにロードすることにな
るが、ロード時間がかかるという欠点があり、更に、R
AMの方がROMよりも高価であるためコストが高くな
るという欠点もある。このため、辞書はROMに記憶す
るのが一般的である。
また、最近は、仮名漢字変換の変換率に対する要求も高
度化しているため、辞書が大容量化する傾向がある。
このように辞書が大容量化されているため、個人個人に
とってみれば、絶対に使用しないと思われる単語が相当
多く辞書に記憶されていることになる。このような無駄
な単語は、単に無駄でメモリが勿体ないのは仕方がない
ことであるが、誤変換の原因ともなり、オペレータによ
っては存在しない方が有難い単語もある。
例えば、単語数が増えた結果、「神戸(こうべ)」とい
う姓が辞書に格納され、また、「功(こう)」という名
前も辞書に格納されたとする。そのような辞書でオペレ
ータが「神戸港」を変換しようとして「こうべこう」と
打鍵したとすると、仮名漢字変換には通常「姓+名前」
のパターンを優先して変換する処理が組み込まれている
ので、オペレータの意図に反し「神戸功」と変換する可
能性が高い。
このような場合、「功」を「港」に変更すれば、学習が
働き、次回から「神戸港」は正しく変換される。ところ
が、「神戸」という姓が辞書上に存在する限り、「神戸
市」のつもりが「神戸氏」になり、「神戸産」のつもり
が「神戸さん」になるなど、あちこちで誤変換が生じ、
操作性を阻害する。
そもそも、「神戸」という姓は普通の人にとっては馴染
の薄い姓であり、辞書から削除するという解決策が手間
がなく最も効果が高い。ところが、通常、辞書はROM
上に存在するので、直接的に単語の削除を行なうことは
できない。
ROM上の単語を削除する方法として、辞書ROM上の
単語の存在アドレスを記憶し、変換時にその位置の単語
を無視し使用しないようにする方式、削除すべき単語の
読み、表記、品詞などの単語情報を記憶し、変換時にそ
れと一致する単語がROM上の辞書に存在すれば、その
単語を無視し使用しないようにする方式、などが考えら
れる。
[発明が解決しようとしている問題点] しかし、上記の単語情報を記憶する方式による単語の削
除は、1単語削除する度にかなりのメモリを必要とする
ため、コストが高くなり、また、変換時に単語情報とマ
ッチングを取るのでは処理も複雑になり、変換時間も長
くなるという欠点がある。
また、アドレスを記憶する方式による単語の削除では、
削除単語辞書は、辞書の内容が更新された時に使用でき
なくなってしまう。そのため、複数の種類の機械を使用
するオペレータはその機械語とに削除単語辞書を作成し
なければならず、データ互換性の点で問題がある。
また、アドレスと単語情報の両方を記憶する方式も考え
られるが、そのときは仕様メモリが相当大きくなり、コ
ストがかかりすぎるという欠点がある。
[問題点を解決するための手段(及び作用)] 上述の問題点を解決するために、本発明の文字処理装置
は、仮名文字列を入力するための入力手段と、単語の読
みと、表記を含む当該単語の単語情報とを対応させて記
憶するとともに、当該辞書を識別するための辞書識別情
報が記憶された書き換え不可能な第1の辞書手段と、該
第1の辞書手段を参照して、前記入力手段より入力され
た仮名文字列を、当該仮名文字列を読みとする単語の表
記に変換する変換手段と、該変換手段による変換の際に
無効とすべき単語の、書き換え不可能な辞書におけるポ
インタである第1のポインタと、該書き換え不可能な辞
書の辞書識別情報とを記憶するとともに、前記無効とす
べき単語の読みと、表記を含む当該無効とすべき単語の
単語情報とを対応させて記憶する第2の辞書手段と、前
記第1の辞書手段に記憶された単語のうち、前記変換手
段による変換において無効とすべき単語の前記第1の辞
書手段におけるポインタである第2のポインタを記憶す
るための無効単語ポインタ記憶手段と、前記第2の辞書
手段より前記無効単語ポインタ記憶手段へ、前記第1の
ポインタを前記第2のポインタとしてロードするロード
手段と、起動時に、前記第1の辞書手段に記憶されてい
る辞書識別情報と、前記第2の辞書手段に記憶されてい
る辞書識別情報とが一致するかを判定する判定手段と、
該判定手段によって、一致すると判定されたときには、
前記無効単語ポインタ記憶手段に、前記ロード手段によ
ってロードされる第1のポインタを前記第2のポインタ
として記憶し、不一致と判定されたときには、前記第1
の辞書手段を検索して前記第2の辞書手段に記憶されて
いる単語と読み及び単語情報が一致する単語の当該辞書
手段におけるポインタを求めて、前記無効単語ポインタ
記憶手段に、求められた該ポインタを第2のポインタと
して記憶するように制御する第1の制御手段と、前記変
換手段による変換において、前記入力された仮名文字列
を読みとする単語の前記第1の辞書手段におけるポイン
タを求め、求められた当該ポインタと一致するポインタ
が前記無効単語ポインタ記憶手段に記憶されているかを
判定し、記憶されていると判定された場合には、当該ポ
インタに対応する単語を変換対象から除外するように制
御する第2の制御手段とを具える。
[実施例] 以下図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の全体構成の一例である。
図示の構成において、CPUは、マイクロプロセッサで
あり、文字処理のための演算、論理判断等を行ない、ア
ドレスバスAB、コントロールバスCB、データバスD
Bを介して、それらのバスに接続された各構成要素を制
御する。
アドレスバスABはマイクロプロセッサCPUの制御の
対象とする構成要素を指示するアドレス信号を転送す
る。コントロールバスCBはマイクロプロセッサCPU
の制御の対象とする各構成要素のコントロール信号を転
送して印加する。データバスDBは各構成機器相互間の
データの転送を行なう。
つぎにROMは、読出し専用の固定メモリであり、第1
0図〜第14図につき後述するマイクロプロセッサCP
Uによる制御の手順、及び、仮名漢字変換用辞書DIC
を記憶させておく。
また、RAMは、1ワード16ビットの構成の書込み可
能のランダムアクセスメモリであって、各構成要素から
の各種データの一時記憶に用いる。DELDは削除単語
辞書であり、辞書DICから削除した単語を記憶する。
SWTBLはサーチ単語テーブルであり、仮名漢字変換
中に必要な単語の存在位置を一時的に記憶するためのテ
ーブルである。
KBはキーボードであって、アルファベットキー、ひら
かなキー、カタカナキー等の文字記号入力キー、及び、
変換キー、単語削除キー、実行キー等の本文字処理装置
に対する各種機能を指示するための各種のファンクショ
ンキーを備えている。
DISKは文書データ、削除単語辞書DELDを記憶す
るための外部メモリである。文書、削除単語辞書DEL
Dは必要に応じて保管され、また、保管されたデータは
キーボードの指示により必要な時呼び出される。
CRはカーソルレジスタである。CPUにより、カーソ
ルレジスタの内容を読み書きできる。後述するCRTコ
ントローラCRTCは、ここに蓄えられたアドレスに対
応する表示装置CRT上の位置にカーソルを表示する。
DBUFは表示用バッファメモリで、表示すべきデータ
のパターンを蓄える。
CRTCはカーソルレジスタCR及びバッファDBUF
に蓄えられた内容を表示器CRTに表示する役割を担
う。
またCRTは陰極線管等を用いた表示装置であり、その
表示装置CRTにおけるドット構成の表示パターンおよ
びカーソルの表示をCRTコントローラで制御する。
さらに、CGはキャラクタジェネレータであって、表示
装置CRTに表示する文字、記号のパターンを記憶する
ものである。
かかる各構成要素からなる本発明文字処理装置において
は、キーボードKBからの各種の入力に応じて作動する
ものであって、キーボードKBからの入力が供給される
と、まず、インタラプト信号がマイクロプロセッサCP
Uに送られ、そのマイクロプロセッサCPUがROM内
に記憶してある各種の制御信号を読出し、それらの制御
信号に従って各種の制御が行なわれる。
第2図は本発明装置による変換操作の例を示した図であ
る。2−1はまず、読み列「こうべこう」を入力した時
の画面を示している。カーソルは入力読み列の次に表示
されている。ここで変換キーを打鍵すると2−2の画面
になる。2−2では読み列「こうべこう」が「神戸功」
と変換されている。これは望む変換ではないので、「神
戸」(姓)を辞書から単語削除するという操作を行なっ
て、その後もう一度「こうべこう」と入力すると2−3
の画面になる。ここで変換キーを再度打鍵すると2−4
の画面になり、今度は正しく「神戸港」と変換されてい
る。
第3図は単語削除の操作を説明した図である。3−1は
初期画面を示しており、この状態で単語削除キーを打鍵
すると3−2の画面になる。3−2で単語削除が起動さ
れ、削除単語の入力ウインドウが表示されている。ここ
で削除すべき単語の読み「こうべ」をオペレータが入力
すると、ウインドウ中に削除単語の読みが表示され、3
−3の画面になる。更に変換キーを打鍵すると、「こう
べ」が「神戸」に変換されてウインドウ中に表示され、
3−4の画面となる。ここで実行キーを打鍵すると「神
戸」の表記と読みが取り込まれ、品詞の入力ウインドウ
が開き、3−5の画面になる。ここで品詞「姓」をオペ
レータが入力すると3−6の画面になる。ここで実行キ
ーを打鍵すると、読み「こうべ」表記「神戸」品詞
「姓」の単語が辞書より削除され、終了メッセージが3
−7に示すように表示される。
第4図は辞書DICの構成を示した図である。辞書はR
OM上に存在する。従って、内容を変更することはでき
ない。
辞書は先頭に「辞書バージョン」が格納される。これは
辞書の内容に変更があった時に更新されるようなデータ
であり、全く同じ内容を持つ辞書は同じ辞書バージョン
を持つ。後述するように削除単語のアドレス部を更新す
る必要があるかどうかはこの辞書バージョンで管理され
る。
辞書バージョンに引き続いて、単語データが格納され
る。各単語データは「読み」「表記」「品詞」からな
る。
「読み」には単語の読み情報、例えば、「神戸」であれ
ば「こうべ」が記憶される。コードはJIS X 0208コード
の下位バイトなどを使用し、1文字1バイトで格納され
る。
「表記」には単語の表記情報、例えば、「神戸」であれ
ば、「神戸」という字面が1文字2バイトでJIS X 0208
コード等を使用して格納される。
「品詞」は単語の品詞、例えば、「神戸」であれば、
「姓」「地名」などが格納される。
第5図は辞書DICに格納されるデータの例を示した図
である。図に示すように辞書の単語データが読みの昇順
(辞書式配列)で格納される。
第6図は削除単語辞書DELDの構成を示した図であ
る。
削除単語辞書は外部メモリに保存されている。電源立ち
上げ時に必要部分が外部メモリから読み込まれ、RAM
にロードされる。
削除単語辞書は3つの部分に分かれる。
6−1は「辞書バージョン」を記憶する部分である。辞
書バージョンは削除単語辞書のアドレス部が作成された
時の辞書DICの辞書バージョンがそのまま記憶され
る。
6−2は実体部であり、第7図に詳述するように削除単
語の読み、表記、品詞が記憶される。
6−3はアドレス部であり、第8図に詳述するように削
除単語が辞書DIC上のどこに存在するかを示すポイン
タを記憶する。
なお、RAM上に常に存在するのは6−1の辞書バージ
ョンと6−3のアドレス部のみである。6−2の実体部
は普段は外部メモリにのみ存在する。アドレス部を再作
成する必要が生じた時に6−2の実体部が外部メモリよ
り一時的にRAMにロードされる。それ以外の状況で
は、実体部に相当するメモリは開放されており、別の目
的のために有効利用されている。
第7図は削除単語辞書実体部の詳細構成を示した図であ
る。
「読み」「表記」「品詞」の3つのフィールドからな
り、削除単語の読み、表記、品詞が記憶される。
削除単語は、通常、辞書DICに存在するはずであり、
存在する時は辞書DIC上の読み、表記、品詞がそのま
ま記憶されることになる。
図中では削除単語1は「神戸」(姓)、削除単語2は
「内閣」(名詞)となっている。
なお、削除単語として辞書DICに存在しない単語が記
述されていても一向に差し支えない。存在しない削除単
語は単に無視されるだけである。
第8図は削除単語辞書アドレス部の詳細構成を示した図
である。
削除単語辞書アドレス部には削除単語実体部に格納され
ている削除単語一つ一つに対して、その単語が辞書DI
Cのどこに存在するかを記憶している。
削除単語辞書アドレス部は仮名漢字変換処理の高速化の
ために存在するデータであり、このデータがなくても、
実体部と、辞書DICとからいつでも再作成できる。
例えば、削除単語1は第7図によると「神戸」(姓)で
あるので、辞書DIC上の「神戸」(姓)の存在するア
ドレスを第1エントリーとして格納する。同様に削除単
語2については「内閣」(名詞)の存在するアドレスを
第2エントリーとして格納する。
削除単語辞書アドレス部は、辞書DICのバージョンに
依存するデータであり、作成された時の辞書DICの辞
書バージョンが削除単語辞書の先頭に格納される。ま
た、辞書DICのバージョンが変更した時は、削除単語
辞書実体部のデータを参照して再作成される。
第9図はサーチ単語テーブルSWTBLの構成を示した
図である。
サーチ単語テーブルは仮名漢字変換処理を行なう過程に
おいて、入力読み列の解析を行なうのに必要な単語が辞
書DICのどこに存在するかを一時的に記憶したテーブ
ルである。
例えば、入力読み列が「こうべこう」であったときは、
その解析のために「こ」「こう」「こうべ」「う」「う
べ」「べこ」「こう」などの単語が必要であり、それら
の単語の辞書DIC上の存在位置がフィールド「ポイン
タ」に記憶される。
上述の実施例の動作をフローに従って説明する。
第10図はキー入力を取り込み、処理を行なう部分のフ
ローチャートである。
ステップ10−1はアドレス作成処理であり、第11図
に示すように削除単語辞書の初期設定を行なう。この処
理は通常、電源ON直後に回だけ実行される。
ステップ10−2はキーボードからのデータを取り込む
処理である。ステップ10−3で取り込まれたキーの種
別を判定し、各キーの処理ルーチンに分岐する。
変換キーが入力されたときはステップ10−4に分岐
し、ステップ10−4において第12図に詳述するよう
に仮名漢字変換の変換処理が行なわれる。その後ステッ
プ10−2に分岐する。
単語削除キーが入力されたときはステップ10−5に分
岐し、ステップ10−5において第14図に詳述する単
語削除補処理が行なわれる。その後ステップ10−2に
分岐する。
その他のキーのときはステップ10−6に分岐し、挿
入、削除等の通常の文字処理装置において行なわれるそ
の他の処理が行なわれる。その後ステップ10−2に分
岐する。
第11図はステップ10−1の「アドレス作成処理」を
詳細化したフローチャートである。
ステップ11−1において削除単語辞書の「辞書バージ
ョン」「アドレス部」を外部メモリからRAMにロード
する。
ステップ11−2において削除単語辞書の辞書バージョ
ンと辞書DICの辞書バージョンを比較する。一致した
時はそのままリターンするが、一致しない時は削除単語
辞書アドレス部を再作成する必要があるので、ステップ
11−3に進む。
ステップ11−3において、再作成のためにまずアドレ
ス部を初期化し、辞書DICの辞書バージョンを辞書バ
ージョンとして削除単語辞書に設定する。また、削除単
語辞書実体部を外部メモリからRAMに読み込む。
ステップ11−4において、削除単語を実体部から1単
語取り出す。
ステップ11−5において全ての削除単語について処理
が終了したかどうか判定し、処理が終了している時はリ
ターンする。処理が終了していない時はステップ11−
6の削除単語アドレス決定に進む。
ステップ11−6において、取り出された削除単語と同
じものが辞書DIC上のどこに存在するかサーチし、そ
のアドレスを求める。
ステップ11−7において、上記求めたアドレスを削除
単語辞書アドレス部に設定する。
ついで、次の削除単語の処理を行なわないといけないの
でステップ11−4に分岐する。
第12図はステップ10−4の「変換処理」を詳細化し
たフローチャートである。
ステップ12−1において入力読み列の解析に必要な単
語をサーチ単語テーブルSWTBLに登録するために第
13に詳述する単語サーチ処理を行なう。
ステップ12−2において、形態素解析、構文解析等を
行なって入力読み列を解析し、文節候補を作成する。
ステップ12−3において、各文節候補の尤度を計算
し、どの文節を変換するのが最も尤もらしいかを判断
し、第1候補として決定する。
ステップ12−4において、決定された第1候補に基づ
いて変換結果を作成し、出力する。
第13図はステップ12−1の「単語サーチ処理」を詳
細化したフローチャートである。
ステップ13−1において、辞書DICより入力読み列
の解析に必要な単語の読み(サーチすべき読み)を1つ
決定する。
ステップ13−2においてサーチすべき読みがなくなっ
たかどうか判定し、なくなった時はリターンする。
ステップ13−3においてサーチすべき読みについて実
際に辞書DICをサーチし、アドレスを求める。
ステップ13−4において見つかったアドレスが削除単
語辞書アドレス部に記載されているかどうかを判定する
ため削除単語辞書アドレス部をサーチする。
ステップ13−5において一致するアドレスがあったか
どうか判定し、もし、存在すれば、その単語は削除され
たと見なされるから、そのまま、ステップ13−1に分
岐し、次のサーチ読みの処理に移る。存在しない時はそ
の単語は削除されていないからステップ13−6に進
み、サーチ単語テーブルにそのアドレスを登録する。
第14図はステップ10−5の「単語削除処理」を詳細
化したフローチャートである。
ステップ14−1において、画面上に単語削除のための
表記入力のウインドウを表示する。
ステップ14−2において、削除単語の表記をオペレー
タから受付ける処理を行なう。オペレータが入力した読
み、選択した表記は内部メモリに一時的に取り込まれ
る。オペレータが表記を入力し、実行キーを打鍵した時
にステップ14−3に移ることになる。
ステップ14−3において、品詞入力のウインドウが表
示される。ここでオペレータの入力する品詞が内部メモ
リに取り込まれることになる。オペレータが品詞を入力
し、実行キーを打鍵すると次のステップ14−4に移
る。
ステップ14−4において、これまでの処理の結果得ら
れた読み、表記、品詞を削除単語データ実体部に登録す
る。実体部は通常RAM上に存在しないから外部メモリ
から読み込まれ登録されることになる。
ステップ14−5において、今削除された単語の辞書D
IC上でのアドレスを求める。
ステップ14−6において、求められたアドレスを削除
単語データアドレスにも登録する。
ステップ14−7において単語削除の終了処理を行な
う。すなわち、削除単語辞書全体を外部メモリに保存
し、RAM上にある実体部の領域を開放し、終了メッセ
ージをウインドウ上に表示する。適当なタイミングでウ
インドウを消去してからリターンする。
[他の実施例] 以上の説明において、辞書の格納されるメモリとしてR
OMの場合を説明したが、書込不可なメモリであれば事
情は全て同じであり、本発明を適用可能である。例え
ば、光ディスク、CDROMなどであっても、書込がで
きないため直接単語を削除することはできないが、本発
明の原理で削除することはできる。
また、削除単語辞書の持ち方としてアドレスを持つよう
にしたが、アドレス以外であっても辞書のバージョンに
依存するような持ち方であれば、やはり事情が同じであ
るので、本発明を適用できる。例えば、辞書の先頭から
の単語の連番で記憶するようにしても同様の構成で処理
することができる。
また、削除単語辞書の持ち方として単語の読み、表記、
品詞を持つようにしたが、他にも記憶すべき単語情報が
あれば、記憶する必要があり、また、マッチングに関係
のない情報であれば、記憶を省略することができる。例
えば、辞書中に、頻度が異なり、読み、表記、品詞が一
致する単語が存在するなら、頻度も削除単語辞書に記憶
する必要がある。ところが、読み、表記、品詞が一致
し、頻度のみ異なる単語が存在しないのであれば、無理
をして頻度を削除単語辞書に記憶する必要はない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、書き換え不可能
な辞書にある単語について、無効とすべき単語の辞書上
のポインタを記憶し、このポインタを参照して、書き換
え不可能な辞書中の単語を無効とするようにし、このポ
インタを得るために、ある辞書において定めた無効とす
べき単語について、その辞書上のポインタと単語情報自
体とを記憶しておき、辞書の識別情報が一致する場合
は、そのポインタをロードして利用し、不一致の場合
は、単語情報から新たにポインタを作成して利用するよ
うにしたので、辞書のバージョンが異なっても、以前に
定めた無効とすべき単語を無効にでき、特に辞書のバー
ジョンが一致している場合は、新たにポインタを作成す
る必要がなく、無効を実現するためのポインタが簡単に
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成のブロック図、 第2図は本発明における仮名漢字変換の操作例を示した
図、 第3図は本発明における単語削除の操作の例を示した
図、 第4図は本発明における辞書DICの構成を示した図、 第5図は本発明における辞書DICに格納される単語の
例を示した図、 第6図は本発明における削除単語辞書の全体構成をを示
した図、 第7図は本発明における削除単語辞書実体部の構成を示
した図、 第8図は本発明における削除単語辞書アドレス部の構成
を示した図、 第9図は本発明におけるサーチ単語テーブルの構成を示
した図、 第10図〜第14図は本発明文字処理装置の動作を示す
フローチャート。 DISK…外部メモリ CPU…マイクロプロセッサ ROM…読出し専用メモリ RAM…ランダムアクセスメモリ DIC…仮名漢字変換用辞書 DELD…削除単語辞書 SWTBL…サーチ単語テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮名文字列を入力するための入力手段と、 単語の読みと、表記を含む当該単語の単語情報とを対応
    させて記憶するとともに、当該辞書を識別するための辞
    書識別情報が記憶された書き換え不可能な第1の辞書手
    段と、 該第1の辞書手段を参照して、前記入力手段より入力さ
    れた仮名文字列を、当該仮名文字列を読みとする単語の
    表記に変換する変換手段と、 該変換手段による変換の際に無効とすべき単語の、書き
    換え不可能な辞書におけるポインタである第1のポイン
    タと、該書き換え不可能な辞書の辞書識別情報とを記憶
    するとともに、前記無効とすべき単語の読みと、表記を
    含む当該無効とすべき単語の単語情報とを対応させて記
    憶する第2の辞書手段と、 前記第1の辞書手段に記憶された単語のうち、前記変換
    手段による変換において無効とすべき単語の前記第1の
    辞書手段におけるポインタである第2のポインタを記憶
    するための無効単語ポインタ記憶手段と、 前記第2の辞書手段より前記無効単語ポインタ記憶手段
    へ、前記第1のポインタを前記第2のポインタとしてロ
    ードするロード手段と、 起動時に、前記第1の辞書手段に記憶されている辞書識
    別情報と、前記第2の辞書手段に記憶されている辞書識
    別情報とが一致するかを判定する判定手段と、 該判定手段によって、一致すると判定されたときには、
    前記無効単語ポインタ記憶手段に、前記ロード手段によ
    ってロードされる第1のポインタを前記第2のポインタ
    として記憶し、不一致と判定されたときには、前記第1
    の辞書手段を検索して前記第2の辞書手段に記憶されて
    いる単語と読み及び単語情報が一致する単語の当該辞書
    手段におけるポインタを求めて、前記無効単語ポインタ
    記憶手段に、求められた該ポインタを第2のポインタと
    して記憶するように制御する第1の制御手段と、 前記変換手段による変換において、前記入力された仮名
    文字列を読みとする単語の前記第1の辞書手段における
    ポインタを求め、求められた当該ポインタと一致するポ
    インタが前記無効単語ポインタ記憶手段に記憶されてい
    るかを判定し、記憶されていると判定された場合には、
    当該ポインタに対応する単語を変換対象から除外するよ
    うに制御する第2の制御手段とを有することを特徴とす
    る文字処理装置。
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