JPH062811Y2 - 自動車用サンバイザ - Google Patents

自動車用サンバイザ

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JPH062811Y2
JPH062811Y2 JP1988070092U JP7009288U JPH062811Y2 JP H062811 Y2 JPH062811 Y2 JP H062811Y2 JP 1988070092 U JP1988070092 U JP 1988070092U JP 7009288 U JP7009288 U JP 7009288U JP H062811 Y2 JPH062811 Y2 JP H062811Y2
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JP
Japan
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sun visor
skin
mirror
cushioning material
woven fabric
Prior art date
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JP1988070092U
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JPH01173017U (ja
Inventor
正義 小島
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は自動車用サンバイザの改良に関する。
《従来の技術》 従来、自動車用サンバイザとしては第2図に示すような
ものがある。すなわち、ワイヤフレーム1をはさんで設
けられたポリウレタンフォーム製の一対の緩衝材2,3
のうち、表面側の緩衝材2の中央部にミラー4が埋設さ
れている。
このミラー4は硬質塩化ビニル樹脂板(硬質PVC板)
5にて保持され、さらに、正面側の緩衝材2とPVCシ
ートからなる正面側の表皮6との間には、PVC連続発
泡体であるビニフォーム(発泡倍率15倍、日本合成皮
革株式会社製、商品名)7が介装されている。また、背
面側の緩衝材3はPVCシートからなる背面側の表皮8
にて被覆されている。なお、図中9はミラー4用のリッ
ドを示している。
ところで、ミラー4の開口部においては、硬質PVC板
5,ビニフォーム7,表皮6およびリッド9(片側の
み)の端部を溶断すると同時に縁部を溶着するために、
高周波ウエルダが施される。また、最外周部において
も、表皮6,ビニフォーム7および表皮8の端部を溶断
すると同時に縁部を溶着するために高周波ウエルダが施
される。
したがって、硬質PVC板5を被覆するとともにパッド
性を加味して緩衝材2と表皮6との間に介装されるビニ
フォーム7は、溶断性、溶着性がともに優れている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記したビニフォーム7は、特殊なPV
C連続発泡体であるため高価であるという問題点があ
る。また、ビニフォーム7には可塑剤としてディオクチ
ルフタレート(DOP)が含まれているが、PVCシー
トからなる表皮6にも可塑剤としてディノニルフタレー
ト(DNP),ディデシルフタレート(DDP),ディ
ウンデシルフタレート(DUP)等が含まれており、こ
のため、上記DOPが表皮6へ移行しやすく、このDO
Pが表皮6に移行すると表皮6が軟らかくなり、表皮6
にしわが発生するという不具合が生ずることがあり問題
となっている。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、緩衝材と表皮との間にポリ塩化
ビニリデン繊維からなる不織布を介装するようにして、
コスト低減を図るとともに、表皮にしわが発生するよう
な不具合が防止できる自動車用サンバイザを提供するこ
とにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案の構成は、サンバ
イザの製品形状にトリム加工された緩衝材の表面略中央
部にミラーが埋設固定され、外表面を表皮により被包さ
れ、表裏面側の表皮をサンバイザの製品形状に沿ってウ
エルダー溶着されるとともに、ミラーの開口周縁に沿っ
て表皮がウエルダー溶断された自動車用サンバイザにお
いて、 前記表面側の表皮と緩衝材との間にPVDC系不織布が
介装されているとともに、このPVDC系不織布は、バ
インダの混入割合いが0〜15重量%、目付量が30〜
100g/m2に設定されていることを特徴とする。
《作用》 上記のようなこの考案の構成によれば、ポリ塩化ビニリ
デン繊維からなる不織布は、溶着性,溶断性に優れると
ともに安価であり、また、可塑剤を用いないので、コス
ト低減を図れるとともに、表皮にしわが発生するという
不具合も防止できる。
《実施例》 以下、この考案に係る一実施例を第1図および表−1に
基づいて説明する。
第1図において、従来例と同一構成要素のものには従来
例において付した符号と同一の符号を付し、それらの重
複する説明は省略する。同図において、正面側の緩衝材
2と正面側の表皮6との間には、従来例のビニフォーム
に代えて塩化ビニリデン繊維(PVDC繊維)100%
の不織布10が介装されている。
このような自動車用サンバイザにおいても、ミラー開口
部および最外周部においては高周波ウエルダが施され
る。この場合、PVDC系不織布等のサンプルと、従来
のビニフォームならびに低融点フォームとの溶着性や溶
断性等の特性の比較を表−1に示す。
なお、低融点フォームは、ポリウレタンフォームにPV
DCを含浸させ、さらにPVCをコーティングした構成
であり、通常、高周波ウェルダ用に広範囲に利用される
ため、比較例として表−1に記載した。
表−1から明らかなように、低融点フォームに比べ、P
VDC系の不織布は、溶着性、溶断性ともに優れてお
り、価格もビニフォームを100とした場合60程であ
り安価である。細かく言えば、PVDC系不織布におい
ては、目付重量20g/m2以下のものは、パッド効果が薄
れ、ミラー部に段差が発生し、また、バインダの含浸が
20重量%以上の場合は溶着性が悪くなるので、目付重
量30〜100g/m2で、バインダの含浸が0〜15重量
%が好ましい。
なお、PVDC系不織布に含浸させるバインダとしては
PVCアクリル系が使用され、また、繊維の太さは10
デニール以下である。
上記のような実施例によれば、PVDC系不織布は、溶
着性および溶断性に優れているので、高周波ウエルダに
際しては何等の支障も生じず、従来と同等の自動車用サ
ンバイザが得られ、しかも、安価であるのでコスト低減
を図れ、さらには可塑剤は使用しないので、表皮にしわ
が発生するような不具合も生じない。
《効果》 以上述べたように、この考案によれば、緩衝材と表皮と
の間にポリ塩化ビニリデン繊維からなる不織布を介装し
たので、コスト低減を図れるとともに、表皮にしわが発
生するという不具合を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例の断面図、第2図は従
来例の断面図である。 2,3…緩衝材 6,8…表皮 10…PVDC系不織布

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンバイザの製品形状にトリム加工された
    緩衝材(3)の表面略中央部にミラー(4)が埋設固定
    され、外表面を表皮(6,8)により被包され、表裏面
    側の表皮(6,8)をサンバイザの製品形状に沿ってウ
    エルダー溶着されるとともに、ミラー(4)の開口周縁
    に沿って表皮(6)がウエルダー溶断された自動車用サ
    ンバイザにおいて、 前記表面側の表皮(6)と緩衝材(3)との間にPVD
    C系不織布(10)が介装されているとともに、このP
    VDC系不織布(10)は、バインダの混入割合いが0
    〜15重量%、目付量が30〜100g/m2に設定されて
    いることを特徴とする自動車用サンバイザ。
JP1988070092U 1988-05-27 1988-05-27 自動車用サンバイザ Expired - Lifetime JPH062811Y2 (ja)

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