JPH06286168A - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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JPH06286168A
JPH06286168A JP25276392A JP25276392A JPH06286168A JP H06286168 A JPH06286168 A JP H06286168A JP 25276392 A JP25276392 A JP 25276392A JP 25276392 A JP25276392 A JP 25276392A JP H06286168 A JPH06286168 A JP H06286168A
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JP
Japan
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armature
sheet
core
leaf spring
coil
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JP25276392A
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Noriyoshi Kuga
典義 久我
Kazunao Kinugawa
一尚 衣川
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板と炭素繊維シートとを積層して形成し
た緩衝シートを、アーマチュアの接触面側に炭素繊維シ
ートがあるように挿置することにより、潤滑油を供給す
ることなく耐久性に優れ、かつ、高速応答する印字ヘッ
ドを提供することを目的とする。 【構成】 コア14とアーマチュア9との間に介在する
緩衝シート19が、炭素繊維シート19dと金属板19
cとを積層し、熱プレスにて硬化させて形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットインパクトプリ
ンタに用いられる印字ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】印字ヘッドには、永久磁石の磁力によっ
て板ばねを偏倚させ、コイルへの通電によって永久磁石
の磁力を打ち消して偏倚状態の板ばねを解放することに
より印字要素を駆動するようにしたものがある。
【0003】この種の印字ヘッドでは、板ばねにアーマ
チュアが設けられるとともにこのアーマチュアに対向し
てコアが配置され、このコアにコイルが巻装されてい
る。そして、コイルが通電されていないときには、永久
磁石の磁力によってアーマチュアがコアに吸着されて板
ばねが偏倚し、コイルへの通電によって永久磁石の磁力
を打ち消してコアへのアーマチュアの吸着状態を解除
し、これによって偏倚状態の板ばねが解放されるように
なっている。
【0004】このような印字ヘッドにおいて、耐久性と
応答速度の向上を目的としてコアとアーマチュアとの間
に非磁性シートを介在させたものが知られている(例え
ば、実開昭57−153543号、実開昭61−152
438号等)。すなわち、非磁性シートによって無通電
状態でのコアへのアーマチュアの吸着力を低減し、コイ
ルに通電したときに偏倚状態の板ばねを速やかに解放で
きる。この非磁性シートは、一般には、摩耗防止のため
にコアやアーマチュアよりも硬質のステンレス等の金属
で形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の印字ヘッドで
は、衝突部の摩耗を少なくするために、当該衝突部にシ
リコーンオイル等の潤滑油を供給する必要があり、一般
にはヘッド内部にシリコーンオイル等の潤滑油を含浸し
たフェルト等のオイル含浸材が配置されている。そのた
め、構造が複雑化し、高コストであった。また、印字初
期時にコアとアーマチュアとの間に介在する油膜による
初期ドット抜けを生じることがあった。
【0006】一方、薄肉金属の非磁性シートは、長期間
の使用によって塑性変形したり、破壊することがあるな
ど、非磁性シートの耐久寿命が短いという問題点があっ
た。
【0007】さらに、アーマチュアがコアに吸着される
際の衝撃を十分に吸収できず、この衝撃によってアーマ
チュアまたは印字レバーに固着される印字要素のロウ付
け部分が疲労破壊したり、また、非磁性シートがコアや
アーマチュアよりも硬質であるためにコアやアーマチュ
アの摩耗が著しいなどの問題点も有していた。
【0008】そこで、緩衝シートとして、炭素繊維シー
トを用いることが考えられた。これは、緩衝材としてた
いへん有効なものである。ところが、緩衝シートとし
て、全体を単層の一方向強化炭素繊維シートとすると、
シート厚さを磁気吸引力の調整を考慮した厚さに設定す
ると、熱プレス工程におけるシート取り外しや外周形状
抜きの際に亀裂が生じてしまい、製作が困難である。ま
た、当該シートを炭素繊維の配向方向を異にする複数層
にすると、緩衝シートは要求される厚さを越えてしま
い、緩衝性能は十分発揮するものの、ヨーク枠と可動ヨ
ークとの間の磁気吸引力の調整がつかず、目的の応答特
性が得られなくなってしまう。
【0009】そこで、本発明は、金属板と炭素繊維シー
トとを積層して形成した緩衝シートを、アーマチュアの
接触面側に炭素繊維シートがあるように挿置することに
より、潤滑油を供給することなく耐久性に優れ、かつ、
高速応答する印字ヘッドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、永久磁石の磁
力によって板ばねを偏倚させ、コイルへの通電によって
永久磁石の磁力を打ち消して偏倚状態の板ばねを解放す
ることにより印字要素を駆動する印字ヘッドであって、
板ばねの自由端に設けられるアーマチュアと、このアー
マチュアに対向して配置されるとともにコイルが巻装さ
れるコアとの間に、緩衝シートが配置してあり、その緩
衝シートは、金属板と炭素繊維シートとを積層し、熱プ
レスにて硬化させてある。
【0011】
【作用】本発明によれば、緩衝シートは、アーマチュア
側が固体潤滑剤として使用される炭素でできているの
で、円滑性に富み、潤滑油を供給することなくアーマチ
ュアの摩耗を防止できる。また、本構造の緩衝シート
は、金属板と炭素繊維シートとの積層の2層からなって
いることにより、十分な強靭性と高弾性を有しているの
で、加工が困難な一方向に配向させた単層のプリプレグ
シートを熱プレスにより硬化させた炭素繊維シートの性
質は解決されて、非磁性シート自身の耐久性を高められ
ると同時に、炭素繊維シートが衝撃吸収性を発揮し、コ
アにアーマチュアが吸着される際の衝撃を確実に吸収で
きる。
【0012】
【実施例】本発明が適用された印字ヘッドを図面に基づ
いて説明する。印字ヘッドには、図1に示されるように
前端部にワイヤ枠1が設けられ、このワイヤ枠1にワイ
ヤガイド2,3,4を介して印字要素の一例としての複
数の印字ワイヤ5が軸方向に摺動自在に支持されてい
る。
【0013】ワイヤ枠1の背面には、板ばね6が設けら
れているとともその後方にドーナツ状の永久磁石7およ
びコア14が設けてあり、各コア14にはコイル8が巻
回されている。そして、永久磁石7の磁力によって板ば
ね6を偏倚させ、コイル8への通電によって永久磁石7
の磁力を打ち消して偏倚状態の板ばね6を解放すること
により印字ワイヤ5を駆動できるようになっている。
【0014】板ばね6は、外周部でリング状に繋がって
おり、内側に印字ワイヤ5の数に対応して向心的に延出
する複数のアーム6aが形成されている。各アーム6a
の先端部には、磁性材で形成されたアーマチュア9が固
着され、このアーマチュア9に固着してある印字レバー
10を介して印字ワイヤ5の後端部がロウ付けにより固
着されている。この板ばね6は、その前面に位置するス
トッパープレート11と背面に位置するリング状の支持
板12およびヨークプレート13とにより挟持され、ワ
イヤ枠1にビス15を介して固着されている。なお、ス
トッパープレート11,板ばね6および支持板12は、
この実施例では非磁性材で形成されている。
【0015】コア14は、印字ワイヤ5の数に対応した
数のU字状部を有し、その一端が永久磁石7、ヨークプ
レート16およびスペーサ17を介してヨークプレート
13の背面に接合され、他端がアーマチュア9と対向
し、この対向部分にコイルボビン18を介してコイル8
が巻装されている。永久磁石7、ヨークプレート16お
よびスペーサ17は共に磁性材料でリング状に形成さ
れ、永久磁石7、アーマチュア9、ヨークプレート1
3、コア14、ヨークプレート16およびスペーサ17
とによってループ状の磁気回路20が形成されている。
コア14とアーマチュア9との間には、ヨークプレート
16によって隙間が形成され、スペーサ17はコア14
とアーマチュア9との間の隙間の調整用として用いられ
ている。
【0016】永久磁石7はコイル8が通電されていない
ときにアーマチュア9を板ばね6の弾性力に抗してコア
14に吸着して板ばね6を偏倚させるようになってい
る。コイル8は通電によって永久磁石7の磁力を打ち消
してアーマチュア9のコア14への吸着状態を解除し、
板ばね6の偏倚状態を解放するようになっており、これ
によって印字ワイヤ5が駆動されるようになっている。
すなわち、コイル8が通電されていないときには、永久
磁石7の磁力によって板ばね6が偏倚して印字ワイヤ5
が後退位置に位置し、コイル8が通電されると、永久磁
石7の磁力が打ち消されて板ばね6の偏倚状態が解放さ
れ、印字ワイヤ5が前進する。
【0017】コア14とアーマチュア9との間には、円
板状の緩衝シート19が介在され、この緩衝シート19
の存在によってコイル8に通電したときに偏倚状態の板
ばね6を速やかに解放できるようになっている。すなわ
ち、緩衝シート19によってコイル8が通電されていな
いときのコア14へのアーマチュア9の吸着力が低減さ
れてコイル8への通電によってアーマチュア9の吸着状
態が速やかに解除されるようになっている。
【0018】図2に、本緩衝シート19の詳細断面図を
示す。本緩衝シート19は、非磁性金属19c(例え
ば、ステンレス等)と、間に炭素繊維19aを一方向に
配向させたプリプレグシート19bを数枚設けて熱プレ
スにより硬化させた炭素繊維シート19dとを積み重ね
て熱プレスにより硬化させたものである。緩衝シート1
9はコア14とアーマチュア9との間にフリーの状態
で、アーマチュア9側に炭素繊維シート19d面が向く
ように挿置され、印字ワイヤ5の駆動時にコア14およ
びアーマチュア9の衝突力を緩衝する。
【0019】上記の構成によれば、緩衝シート19自体
が固体潤滑剤として使用される炭素でできているので、
円滑性に富んでおり、このため潤滑油を供給することな
く、コア14やアーマチュア9の摩耗を防止できる。こ
れにより、従来のようにヘッド内部にシリコーンオイル
等の潤滑油を含浸したフェルト等のオイル含浸材を設け
る必要がなく、構造が簡単化し、コストを低減できる。
また、従来のように油膜によってアーマチュア9が密着
してしまうことによる初期ドット抜けを生じたりするこ
ともなく、また緩衝シート19自身も強靭性を有し、十
分な耐久性が得られる。
【0020】また、緩衝シート19が衝撃吸収性を有
し、コア14にアーマチュア9が吸着される際の衝撃を
十分に吸収できるため、コア14にアーマチュア9が吸
着される際の衝撃による印字ワイヤ5のロウ付け部分等
におけるクラックの発生を抑制でき、ヘッド全体の耐久
性が向上される。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る印
字ヘッドによれば、アーマチュアとコアとの間に金属板
と炭素繊維シートを積層して形成されている緩衝シート
を介在させているため、潤滑油を供給することなく耐久
性に優れた高速印字ヘッドをより低コストで提供するこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された印字ヘッドの断面図
【図2】緩衝シートの平面図
【符号の説明】
5 印字ワイヤ(印字要素) 6 板ばね 7 永久磁石 8 コイル 9 アーマチュア 14 コア 19 緩衝シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石の磁力によって板ばねを偏倚さ
    せ、コイルへの通電によって上記永久磁石の磁力を打ち
    消して偏倚状態の板ばねを解放することにより印字要素
    を駆動する印字ヘッドであって、 上記板ばねに設けられるアーマチュアと、このアーマチ
    ュアに対向して配置されるとともに上記コイルが巻装さ
    れるコアとの間に緩衝シートが配置してあり、 上記緩衝シートは、金属板と炭素繊維シートとを積層し
    て形成したものであることを特徴とする印字ヘッド。
JP25276392A 1992-09-22 1992-09-22 印字ヘッド Expired - Fee Related JP2503945B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7413358B2 (en) 2005-09-22 2008-08-19 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Armature damper, method of manufacturing armature damper, and dot head
US7585124B2 (en) 2005-10-06 2009-09-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Armature structure and dot head
US7645082B2 (en) 2005-09-22 2010-01-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Dot head and method of manufacturing armature structure for dot head

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US7645082B2 (en) 2005-09-22 2010-01-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Dot head and method of manufacturing armature structure for dot head
US7585124B2 (en) 2005-10-06 2009-09-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Armature structure and dot head

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