JPH0628631U - 電気的導通機構 - Google Patents

電気的導通機構

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JPH0628631U
JPH0628631U JP6185492U JP6185492U JPH0628631U JP H0628631 U JPH0628631 U JP H0628631U JP 6185492 U JP6185492 U JP 6185492U JP 6185492 U JP6185492 U JP 6185492U JP H0628631 U JPH0628631 U JP H0628631U
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拓司 浜崎
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旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】省スペース化を可能にし、占有スペースを拡大
することなくビット数あるいは切り替え接点数を増加で
きる電気的導通機構を提供すること。 【構成】相対的に移動する電気的導通部材および複数の
電気接片を備え、上記相対位置に応じて上記各電気接片
が上記電気的導通部材と導通・非導通状態を形成する電
気的導通機構であって、上記電気接片を上記相対移動方
向に離れた2個所以上に設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コード板とこれに摺接する電気接片等を利用したスイッチ、エンコ ーダ等の電気的導通機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
近年のカメラでは、ズームレンズの焦点距離、あるいは被写体距離を検出する 手段として、表面に導通・非導通ランドを有するコード板およびこのコード板上 の上記導通・非導通ランドに摺接するブラシによる電気的導通手段が利用されて いる。この電気的導通手段を利用したズームレンズの焦点距離検出手段として、 例えば回転駆動され、焦点距離を変化させるカム環20とこのカム環20と対向 する固定鏡筒(図示せず)との間に、コード板66およびこのコード板66に摺 接するブラシ群67を設けたものがある(図4、図5参照)。
【0003】 この従来例では、焦点距離を4ビットのデータにより検出するために、カム環 20の外周面にその回動方向に延びる4本の導通・非導通ランド67を備えたコ ード板66が固定され、上記各パターンに独立して摺接する4本の接片を含むブ ラシ群68が、カム環20の回転に拘束されない支持部材69に固定されている 。ブラシ群68の各接片は焦点距離検出回路71に独立して入力されている。焦 点距離検出回路71は、各接片のオンオフ状態の組み合わせによりカム環20の 位置、つまり焦点距離を検出している。
【0004】 上記従来例は、ブラシ群68の各接片のレベルを独立して検出する例であるが 、図7に示した従来例は、ブラシ群88の各接片は互いに導通していて、コード 板86の導通ランド87が独立している例である。この第2の従来例の場合は、 パターンの一つと、ブラシ群88の位置に応じて他の3個の導通ランド87が異 なる組み合わせで導通する構成である。 このように、従来のパターンおよび接片を相対移動方向と直交する方向に並列 に設ける構成では、コード板およびブラシ群の直交方向の幅が広くなってしまう という問題があった。そのため、直交方向のスペースが制限されているときには その本数、したがってビット数が制限されてしまう、という問題もあった。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、上記従来のコード板を使用したスイッチ、エンコーダ等の問題に鑑 みてなされたもので、省スペース化を可能にし、占有スペースを拡大することな くビット数あるいは切り替え接点数を増加できる電気的導通機構を提供すること を目的とする。
【0006】
【考案の概要】
この目的を達成する本考案は、相対的に移動する電気的導通部材および複数の 電気接片を備え、上記相対位置に応じて上記各電気接片が上記電気的導通部材と 導通・非導通状態を形成する電気的導通機構であって、上記電気接片を上記相対 移動方向に離れた2個所以上に設けたこと、に特徴を有する。 また、請求項2に記載の本考案は、相対的に移動する複数の電気的導通部材お よび電気接片群を備え、上記相対位置に応じて上記複数の電気的導通部材が上記 電気接片群と導通・非導通状態を形成する電気的導通機構であって、上記複数の 電気的導通部材を、上記相対移動方向に離反させて2個所以上に設けたこと、に 特徴を有する。
【0007】
【実施例】
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。先ず、本考案を適用した一眼レ フカメラの交換レンズ(ズームレンズ)10について、図3を参照して説明する 。着脱マウント11には外固定筒12が固定され、この外固定筒12に直進案内 筒13が固定されている。これらはズームレンズ10の固定部材である。
【0008】 直進案内筒13には、前群レンズL1用、後群レンズL2用の光軸方向の直進 案内溝14、15が形成されている。後群レンズL2を保持した後群枠17には 、径方向外方に突出するカムローラ19が設けられており、このカムローラ19 が直進案内溝15に嵌まっている。
【0009】 直進案内筒13の外周には、カム環20が回動自在に嵌まっている。このカム 環20には、前群用、後群用のカム溝21、22が形成されていて、カム溝22 には、直進案内溝15に嵌まっている後群枠17のカムローラ19が同時に嵌ま っている。 一方カム環20の前部外周には、前群移動筒24が相対回動自在に嵌まってい て、この前群移動筒24から半径方向内方に突出させたカムローラ25が、カム 環20のカム溝21およびこれを貫通して直進案内溝14に嵌まっている。前群 移動筒24の外周にはさらに外部から回動操作可能なフォーカシング環26がね じ27によって螺合されており、このフォーカシング環26に押え環28を介し て、上述の前群枠16が固定されている。
【0010】 外固定筒12の外周には、外部から回動操作可能なズームリング30が嵌まっ ている。このズームリング30とカム環20とは、径方向の結合ピン31によっ て結合されていて、カム環20はズームリング30と常時等しい回動をする。結 合ピン31は、外固定筒12の周方向長孔32を通っており、周方向長孔32は 、結合ピン31の光軸方向の一定量の移動を許す光軸方向幅を有している。よっ てズームリング30を回動させると、結合ピン31を介してカム環20が一体に 回動し、その結果、カム溝21、22および直進案内溝14、15に従って、後 群枠17(後群レンズL2)および前群移動筒24(つまりフォーカシング環2 6、前群枠16、前群レンズL1)が光軸方向に移動してズーミングがなされる 。またフォーカシング環26を回動させると、ねじ27に従って前群枠16(前 群レンズL1)が光軸方向に移動して焦点調節がなされる。
【0011】 以上のズームレンズ10は、カム環20の光軸方向の位置を調整すると、前群 レンズL1と後群レンズL2の全体が光軸方向に移動する。よって、カム環20 の光軸方向の位置を調整することにより、組立時のバックフォーカス調整を行な うことができる。このバックフォーカス調整手段として、この実施例では、ピン ト調整駒(光軸方向移動部材)35が設けられている。このピント調整駒35は 、外固定筒12上で光軸と平行な方向の直進移動ができるように支持されていて 、その周面には、光軸と平行な方向に長い長孔36が形成されている。ピント調 整駒35は、長孔36を貫通して先端が外固定筒12に螺入された固定ねじ39 により外固定筒12に対して固定されている。従って、ピント調整駒35は、固 定ねじ39を緩めることにより、長孔36の有効長の範囲で光軸と平行な方向に 位置調整できる。そしてこのピント調整駒35の前端部には、外固定筒12の切 欠37を通って、外固定筒12内に臨む内方フランジ38が形成されている。こ の内方フランジ38には、周方向溝40が形成されていて、この周方向溝40が カム環20に形成された周方向突起41に相対回動自在に隙間なく嵌っている。 ピント調整駒35は、本実施例では光軸を挟んだ対向位置に2個(35a、35 b)設けられている(図2参照)。
【0012】 カム環20の回動位置、つまりズーミングにより変化する焦点距離を検出する 焦点距離検出手段は、コード板60および2組のブラシ群51、52からなる。 これらの構成を、図1および図2を参照してより詳細に説明する。コード板60 はカム環20の外周に、ブラシ群51、52はそれぞれピント調整駒35a、3 5bに固定されている。コード板60は、カム環20の周方向に延長されていて 、周方向に2組の導通・非導通のランド部(パターン)61、62を有し、この 導通・非導通のパターンと接触するブラシ群51、52のオンオフ情報が焦点距 離検出回路71に送られて、カム環20の回動位置、つまりズームレンズ10の 焦点距離が検出される。検出した焦点距離は、カメラボディの制御回路に送られ 、開放F値の演算、焦点距離情報の表示等に用いられる。ブラシ群51、52は 、外固定筒12に穿けられた透孔12aを通って、コード板60に臨んでいる。
【0013】 このコード板60は、本体が絶縁性のフレキシブル基板により形成され、表面 に、周方向に延びる2組のランド部61、62が所定の間隔で形成されている。 第1、第2のランド部61、62は、カム環の回転方向に所定の間隔で設けられ 、かつそれぞれ2個のランド部61a、61b、62a、62bにより2ビット づつ計4ビットのデータを構成している。なお、各ランド部61、62は、導通 部63を介して相互に導通している。
【0014】 ブラシ群51、52は、各ランド部61a、61b、62a、62bにそれぞ れ独立して摺接する接片51a、51b、52a、52bを備えている。また、 接片51a、51b、52a、52bはそれぞれ、焦点距離検出回路71に独立 して接続されている。焦点距離検出回路71は、4本の接片51a、51b、5 2a、52bの電圧をチェックし、それらの電圧の組み合わせによりカム環20 の位置、つまり焦点距離を検出する。なお、本実施例では接片51aが接地され 、常時ランド部61aと導通している。
【0015】 以上の通り本実施例は、20の回転位置を検出する4ビットのランド部61a 、61b、62a、62bを、2組づつに分割して回転方向に縦列に設けたので 、コード板60およびブラシ群51、52の幅が狭くなり、光軸方向の収納スペ ースが小さくて済む。さらに、本実施例では、一対のピント調整駒35a、52 bにそれぞれブラシ群51、52を固定した。したがって、コード板60、つま りカム環20は、ブラシ群51、52の弾性力を光軸に向かって均等に受けるの で、光軸に対する倒れが無くなる。
【0016】 以上本実施例では、コード板およびブラシをカム環の回転角で 180゜ずらした 位置に設けたが、これに限定されない。また、ブラシを固定する部材も、フォー カス調整駒35に限定されない。
【0017】 次に、コード板80の方からオンオフ信号を得る本考案の別の実施例を、図6 を参照して説明する。この実施例は、4本のランド部81a、81b、81c、 81dを2本づつ並列に配設したものを縦列に2組設け、ブラシ83の接片83 a、83b、83c、83dを各ランド部81a、81b、81c、81dにそ れぞれ独立して摺接するように形成したことに特徴がある。ブラシ83の接片8 3a、83b、83c、83dはそれぞれ導通している。各ランド部81a、8 1b、81c、81dは、それぞれ独立して焦点距離検出回路71に接続されて いる。
【0018】 図7に示した従来例では、4本のランド部87およびブラシ88の各接片が並 列に設けられている。 この従来例との比較から明らかな通り本第2の実施例は、コード板80および ブラシ83を2個並列にしたものを縦列に設けてあるので幅が狭くなり、幅狭な 小さなスペースに搭載することが可能である。
【0019】 以上本考案について図示実施例に基づいて説明したが、本考案はこれら実施例 に限定されない。例えば、実施例は4本のランド部であるが、これを計6本以上 または奇数本のランド部で構成することも可能である。第1の実施例において、 例えばピント調整駒35が 120°の間隔で3個設けられているときには、ランド 部およびブラシをピント調整駒35に併せて3組設けることも可能である。 本実施例では、コード板上のランド部を縦列方向に2組に分割してあるが、ラ ンド部を縦方向に1本形成し、ブラシも縦方向に分割して配置し、コード板とラ ンド部の相対位置に応じて各ブラシが導通・非導通状態を形成する構成でもよい 。 また、本考案を焦点距離検出用に適用した実施例について説明したが、本考案 は、被写体距離検出に使用することも可能であり、また、複数回路の切り替えス イッチとして利用することも可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな通り本考案の電気的導通機構は、相対的に移動してそ の相対位置に応じて異なる導通状態を形成する電気的導通部材を相対移動方向に 離間して設けたので、電気的導通部材の幅、つまり相対移動方向と直交する方向 の寸法を小さくすることが可能になり、相対移動する部材の幅が狭くても本電気 的導通機構を装着することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を焦点距離検出手段に適用した実施例を
示す平面図である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】同実施例を適用した一眼レフカメラのズームレ
ンズ鏡筒の要部を光軸で縦断して上半分を示す断面図で
ある。
【図4】従来の焦点距離検出手段を示す平面図である。
【図5】同従来例の正面図である。
【図6】本考案の別の実施例の要部を示す平面図であ
る。
【図7】位置検出手段の他の従来例の要部を示す正面図
である。
【符号の説明】
10 ズームレンズ 12 外固定筒 13 直進案内筒 20 カム環 30 ズームリング 51、52 ブラシ群 60 コード板 61、62 ランド部(ランド部) 71 焦点距離検出回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に移動する電気的導通部材および
    複数の電気接片を備え、上記相対位置に応じて上記各電
    気接片が上記電気的導通部材と導通・非導通状態を形成
    する電気的導通機構であって、 上記電気接片を、上記相対移動方向に離れた2個所以上
    に設けたこと、 を特徴とする電気的導通機構。
  2. 【請求項2】 相対的に移動する複数の電気的導通部材
    および電気接片群を備え、上記相対位置に応じて上記複
    数の電気的導通部材が上記電気接片群と導通・非導通状
    態を形成する電気的導通機構であって、 上記複数の電気的導通部材を、上記相対移動方向に離反
    させて2個所以上に設けたこと、 を特徴とする電気的導通機構。
  3. 【請求項3】 導通・非導通状態を形成するランド部を
    備えたコード板と、上記ランド部に摺接して相対的に移
    動するブラシ部材とを備え、上記ブラシの各接片群が、
    上記相対位置に応じて上記ランド部と異なる導通状態を
    形成する電気的導通機構であって、 上記ランド部を、上記相対移動方向に縦列に形成し、か
    つ上記電気接片群を上記各縦列のランド部に対応させて
    分割形成したこと、 を特徴とする電気的導通機構。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0299525U (ja) * 1989-01-27 1990-08-08
JPH03140818A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Nikon Syst:Kk 複合型アブソリュートエンコーダ
JPH041522A (ja) * 1990-04-18 1992-01-07 Nikon Corp 異常事態を検出可能なアブソリュート・エンコーダ

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