JPH062865B2 - ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents
ポリエステル樹脂組成物Info
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- JPH062865B2 JPH062865B2 JP3967685A JP3967685A JPH062865B2 JP H062865 B2 JPH062865 B2 JP H062865B2 JP 3967685 A JP3967685 A JP 3967685A JP 3967685 A JP3967685 A JP 3967685A JP H062865 B2 JPH062865 B2 JP H062865B2
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- Japan
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- ethylene
- carboxylic acid
- weight
- parts
- olefin copolymer
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリエステル樹脂組成物、特に著しく高度の耐
衝撃性、適当な曲げ弾性率および優れた外観、色調を有
する成形品を提供するポリエステル樹脂組成物に関す
る。
衝撃性、適当な曲げ弾性率および優れた外観、色調を有
する成形品を提供するポリエステル樹脂組成物に関す
る。
〔従来の技術〕 ポリエステルにα,β−不飽和カルボン酸をグラフトし
たエチレン−αオレフイン共重合体を加えて体衝撃性を
向上する方法は公知である。
たエチレン−αオレフイン共重合体を加えて体衝撃性を
向上する方法は公知である。
工業用樹脂としては上記従来の樹脂に対して対衝撃性の
向上が更に要求されている。
向上が更に要求されている。
上記問題点を解決するための本発明の構成はポリエステ
ル100重量部に変性エチレン−αオレフィン共重合体
1〜120重量部とエポキシ化合物0.05〜5重量部
を配合した熱可塑性ポリエステル樹脂組成物である。
ル100重量部に変性エチレン−αオレフィン共重合体
1〜120重量部とエポキシ化合物0.05〜5重量部
を配合した熱可塑性ポリエステル樹脂組成物である。
ただし上記変性エチレン−αオレフイン共重合体は下式
で表わせられるα,β−不飽和カルボン酸エステル化合
物または、これとα,β−不飽和カルボン酸またはその
無水物またはそのエステルとをグラフトしたエチレン−
αオレフイン共重合体である。
で表わせられるα,β−不飽和カルボン酸エステル化合
物または、これとα,β−不飽和カルボン酸またはその
無水物またはそのエステルとをグラフトしたエチレン−
αオレフイン共重合体である。
(ここでnは0〜4の整数、mは1〜10の整数を表わ
す。R1、R2は水素原子またはアルキル基、R3は水素
原子、アルキル基またはカルボキシル基を示す。) 以下、より詳細に説明すると、本発明で使用する熱可塑
性ポリエステルは、テレフタル酸、イソフタール酸また
はそのジアルキルエステルと脂肪酸グリコール類との重
縮合反応によつて得られるポリアルキレンテレフタレー
トまたはこれを主体とする共重合体であり、代表的なも
のとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートなどがあげられる。
す。R1、R2は水素原子またはアルキル基、R3は水素
原子、アルキル基またはカルボキシル基を示す。) 以下、より詳細に説明すると、本発明で使用する熱可塑
性ポリエステルは、テレフタル酸、イソフタール酸また
はそのジアルキルエステルと脂肪酸グリコール類との重
縮合反応によつて得られるポリアルキレンテレフタレー
トまたはこれを主体とする共重合体であり、代表的なも
のとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートなどがあげられる。
上記脂肪族グリコール類としては、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジナール、テトラブロモビスフエノー
ルAのエチレングリコール付加物、プロピレングリコー
ル、テトラメチンレングリコール、ヘキサメチレングリ
コールなどがあげられるが、これら脂肪族グリコール類
と共に他のジオール類または多価アルコール類、例えば
脂肪族グリコール類に対して30重量%以下のシクロヘ
キサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、キシレ
ングリコール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブ
ロムフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
エトキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシエトキシ−3,5−ジブロムフエニル)プロパン、
グリセリン、ペンタエリスリトールなどを混合して用い
てもよい。
ル、1,4−ブタンジナール、テトラブロモビスフエノー
ルAのエチレングリコール付加物、プロピレングリコー
ル、テトラメチンレングリコール、ヘキサメチレングリ
コールなどがあげられるが、これら脂肪族グリコール類
と共に他のジオール類または多価アルコール類、例えば
脂肪族グリコール類に対して30重量%以下のシクロヘ
キサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、キシレ
ングリコール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブ
ロムフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
エトキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシエトキシ−3,5−ジブロムフエニル)プロパン、
グリセリン、ペンタエリスリトールなどを混合して用い
てもよい。
また、テレフタル酸またはそのジアルキルエステルと共
に他の二塩基酸、多基塩酸またはそれらのアルキルエス
テル、例えばテレフタル酸またはそのジアルキルエステ
ルに対して30重量%以下のフタル酸、イソフタル酸、
ナフタリンジカルボン酸、ジフエニルジカルボン酸、ア
ジピン酸、セパシン酸、トリメシン酸、それらのアルキ
ルエステルなどを混合して用いてもよい。
に他の二塩基酸、多基塩酸またはそれらのアルキルエス
テル、例えばテレフタル酸またはそのジアルキルエステ
ルに対して30重量%以下のフタル酸、イソフタル酸、
ナフタリンジカルボン酸、ジフエニルジカルボン酸、ア
ジピン酸、セパシン酸、トリメシン酸、それらのアルキ
ルエステルなどを混合して用いてもよい。
変性エチレン−αオレフイン共重合体は、エチレンと炭
素数3以上のα−オレフインとの共重合体(以下このも
のを末変性エチレン−αオレフイン共重合体という)
に、後記α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物また
は該α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物とα,β
−不飽和カルボン酸またはその無水物またはそのエステ
ルとをグラフトさせて得たものである。
素数3以上のα−オレフインとの共重合体(以下このも
のを末変性エチレン−αオレフイン共重合体という)
に、後記α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物また
は該α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物とα,β
−不飽和カルボン酸またはその無水物またはそのエステ
ルとをグラフトさせて得たものである。
上記変性エチレン−αオレフイン共重合体の原料となる
末変性エチレン−αオレフイン共重合体は、例えば、チ
ーグラーナツタ系触媒なかでもオキシ三塩化パナジウ
ム、四塩化パナジウムのようなパナジウム化合物と有機
アルミニウム化合物を用い、エチレン50モル%以上、
好ましくは80〜95モル%と、50モル%以下、好ま
しくは20〜5モル%の炭素数3以上のα−オレフイン
とを共重合したものがあげられる。
末変性エチレン−αオレフイン共重合体は、例えば、チ
ーグラーナツタ系触媒なかでもオキシ三塩化パナジウ
ム、四塩化パナジウムのようなパナジウム化合物と有機
アルミニウム化合物を用い、エチレン50モル%以上、
好ましくは80〜95モル%と、50モル%以下、好ま
しくは20〜5モル%の炭素数3以上のα−オレフイン
とを共重合したものがあげられる。
炭素数3以上のα−オレフインとしては、プロピレン、
ブテン−1、ヘキサン−1、デセン−1、4−メチルブ
テン−1、4−メチルペンテン−1などがあげられる
が、プロピレンまたはブテン−1が好ましい。
ブテン−1、ヘキサン−1、デセン−1、4−メチルブ
テン−1、4−メチルペンテン−1などがあげられる
が、プロピレンまたはブテン−1が好ましい。
このような末変性エチレン−αオレフイン共重合体とし
て好適なものとしては、三井石油化学工業(株)よりタ
フマーの商標で市販されている一連の樹脂、例えばタフ
マーA4085、A4090、A20090、などのタフマーAシリ
ーズ(エチンレン−ブテン−1共重合体)、タフマーP
0280、P0480、P0680、P0880などのタフマーPシリー
ズ(エチレン−プロピレン共重合体)などがあげられ
る。
て好適なものとしては、三井石油化学工業(株)よりタ
フマーの商標で市販されている一連の樹脂、例えばタフ
マーA4085、A4090、A20090、などのタフマーAシリ
ーズ(エチンレン−ブテン−1共重合体)、タフマーP
0280、P0480、P0680、P0880などのタフマーPシリー
ズ(エチレン−プロピレン共重合体)などがあげられ
る。
これにグラフトさせるα,β−不飽和カルボン酸エステ
ル化合物のα,β−不飽和カルボン酸としてはR1およ
びR2が水素原子、メチル基又はエチル基、R3が水素原
子、メチル基、エチル基又はカルボキシル基である化合
物、例えばアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、
マレイン酸、フマル酸を挙げることが出来る、mは2〜
6が好ましい。α,β−不飽和カルボン酸エステルとし
てはアクリル酸またはメタクリル酸を使用した下式で表
わす化合物が特に好ましい。
ル化合物のα,β−不飽和カルボン酸としてはR1およ
びR2が水素原子、メチル基又はエチル基、R3が水素原
子、メチル基、エチル基又はカルボキシル基である化合
物、例えばアクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、
マレイン酸、フマル酸を挙げることが出来る、mは2〜
6が好ましい。α,β−不飽和カルボン酸エステルとし
てはアクリル酸またはメタクリル酸を使用した下式で表
わす化合物が特に好ましい。
α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物のグラフト量
は末変性エチレン−αオレフイン共重合体に対し0.0
1〜2.0重量%、好ましくは0.02〜1.8重量%
であり、その量が少ないと効果がないし、多過ぎればガ
ス発生源となり、表面にシルバーの発生となる。
は末変性エチレン−αオレフイン共重合体に対し0.0
1〜2.0重量%、好ましくは0.02〜1.8重量%
であり、その量が少ないと効果がないし、多過ぎればガ
ス発生源となり、表面にシルバーの発生となる。
さらに場合により、α,β−不飽和カルボン酸エステル
化合物の共に、上記末変性エチレン−αオレフイン共重
合体にグラフトさせるα,β−不飽和カルボン酸または
その無水物またそのエステルとしてはアクリル酸、メタ
クリル酸、エタクリル酸、マレイン酸、フマル酸あるい
はこれらの酸の無水物またはエステルなどをあげること
ができる。
化合物の共に、上記末変性エチレン−αオレフイン共重
合体にグラフトさせるα,β−不飽和カルボン酸または
その無水物またそのエステルとしてはアクリル酸、メタ
クリル酸、エタクリル酸、マレイン酸、フマル酸あるい
はこれらの酸の無水物またはエステルなどをあげること
ができる。
これらの中では無水マレイン酸が特に好ましい。
末変性エチレン−αオレフイン共重合体にグラフトさせ
るα,β−不飽和カルボン酸またはその無水物またはそ
のエステルの量は、末変性エチレン−αオレフイン共重
合体に対し0.05〜5重量%である。
るα,β−不飽和カルボン酸またはその無水物またはそ
のエステルの量は、末変性エチレン−αオレフイン共重
合体に対し0.05〜5重量%である。
前記α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物のほかに
α,β−不飽和カルボン酸またはその無水物またはその
エステルを併用すると後記実施例から明らかなようにア
イゾット衝撃値、引張り伸び等の物性が向上する。しか
しあまり多いとポリエステル樹脂に添加した際に着色の
原因となるので好ましくない。
α,β−不飽和カルボン酸またはその無水物またはその
エステルを併用すると後記実施例から明らかなようにア
イゾット衝撃値、引張り伸び等の物性が向上する。しか
しあまり多いとポリエステル樹脂に添加した際に着色の
原因となるので好ましくない。
好ましくは0.07〜3重量%の範囲である。
グラフトは常法に従つてエチレン−αオレフイン共重合
体に前記α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物また
はこれとα,β−不飽和カルボン酸またはその無水物ま
たはそのエステルを加え、通常150〜300℃で溶融
混練して行う。
体に前記α,β−不飽和カルボン酸エステル化合物また
はこれとα,β−不飽和カルボン酸またはその無水物ま
たはそのエステルを加え、通常150〜300℃で溶融
混練して行う。
二種の化合物をグラフトさせる方法としては、まず一方
をグラフトさせ、次いで他方をグラフトさせる逐次方式
であつてもよい。この溶融混練に際しては、スクリュー
型押出機がよく用いられる。勿論グラフト反応を効率よ
く生起させるために、α,α′−ビス−t−ブチルパー
オキシ−p−ジイソプロピルベンゼンのような有機過酸
化物を、末変性エチレン−αオレフイン共重合体に対し
0.001〜0.05重量%程度用いてもよい。
をグラフトさせ、次いで他方をグラフトさせる逐次方式
であつてもよい。この溶融混練に際しては、スクリュー
型押出機がよく用いられる。勿論グラフト反応を効率よ
く生起させるために、α,α′−ビス−t−ブチルパー
オキシ−p−ジイソプロピルベンゼンのような有機過酸
化物を、末変性エチレン−αオレフイン共重合体に対し
0.001〜0.05重量%程度用いてもよい。
本発明で用いる変性エチレン−αオレフイン共重合体
は、結晶化度(ジヤーナル・オブ・ポリマーサイエン
ス、第XVII巻(1955)第17〜26頁の記載に準
じX線法で測定)が75%以下、好ましくは1〜35%
であることが好ましく、また、メルトインデックマ(M
I、ASTMD1238 57Tに従い190℃で測定単位g/10
分)が0.01〜50、好ましくは0.02〜30であ
ることが好ましい。
は、結晶化度(ジヤーナル・オブ・ポリマーサイエン
ス、第XVII巻(1955)第17〜26頁の記載に準
じX線法で測定)が75%以下、好ましくは1〜35%
であることが好ましく、また、メルトインデックマ(M
I、ASTMD1238 57Tに従い190℃で測定単位g/10
分)が0.01〜50、好ましくは0.02〜30であ
ることが好ましい。
このような結晶化度およびメルトインデックスの変性エ
チレン−αオレフイン共重合体を調製するには、末変性
エチレン−αオレフイン共重合体として上記範囲の結晶
化度およびメルトインデックスを有するものを使用すれ
ばよい。
チレン−αオレフイン共重合体を調製するには、末変性
エチレン−αオレフイン共重合体として上記範囲の結晶
化度およびメルトインデックスを有するものを使用すれ
ばよい。
本発明で使用する2官能エポキシ化合物としては、エチ
レングリコールのビスエポキシジシクロペンタジエニル
エーテル、ブタジエンジエポキシサイドのような脂肪族
ジエポキシ化合物、ビスフエノールAジグリシジルエー
テル、フタル酸のジグリシジルエーテルのような芳香族
ジエホキシ化合物、3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−
3,4エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシ
レート、2,3−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エ
ポキシシクロヘキサンカルホキシレート、4−(3,4−
エポキシ−5−メチルシクロヘキシル)ブチル−3,4
−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス
(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)
アジペート、2−(3,4エポキシシクロヘキシル−5,5−
スピロ−3,4エポキシ)シクロヘキサン−メタジオキサ
ンのような脂環式ジエポキシ化合物、テトラブロモビス
フエノールAジグリシジルエーテルのようなハロゲン含
有ジエポキシ化合物を挙げることができるがこれらの中
でビスフエノールAジグリシジルエーテルが特に好まし
い。2官能エポキシ化合物の添加量としてはポリエステ
ル樹脂100重量部に対し0.05〜5重量部、とくに
0.1〜2重量部が好ましく、その量が少ないと効果が
ないし、多過ぎれば溶融粘度が高くなり、そのため成形
時に樹脂温度を上げる必要があることから成形時の熱劣
化が起る。
レングリコールのビスエポキシジシクロペンタジエニル
エーテル、ブタジエンジエポキシサイドのような脂肪族
ジエポキシ化合物、ビスフエノールAジグリシジルエー
テル、フタル酸のジグリシジルエーテルのような芳香族
ジエホキシ化合物、3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−
3,4エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシ
レート、2,3−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エ
ポキシシクロヘキサンカルホキシレート、4−(3,4−
エポキシ−5−メチルシクロヘキシル)ブチル−3,4
−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、ビス
(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)
アジペート、2−(3,4エポキシシクロヘキシル−5,5−
スピロ−3,4エポキシ)シクロヘキサン−メタジオキサ
ンのような脂環式ジエポキシ化合物、テトラブロモビス
フエノールAジグリシジルエーテルのようなハロゲン含
有ジエポキシ化合物を挙げることができるがこれらの中
でビスフエノールAジグリシジルエーテルが特に好まし
い。2官能エポキシ化合物の添加量としてはポリエステ
ル樹脂100重量部に対し0.05〜5重量部、とくに
0.1〜2重量部が好ましく、その量が少ないと効果が
ないし、多過ぎれば溶融粘度が高くなり、そのため成形
時に樹脂温度を上げる必要があることから成形時の熱劣
化が起る。
ポリエステルに上記添加物を配合する方法としては、最
終成形品を成形直前までの任意の段階で種々の手段によ
つて行なうことができる。最も簡便な方法は、ポリエス
テルと添加物をドライブレンドする方法であるが、この
ドライブレンド物を溶融混合押出してペレツトとしても
よい。また、所定量以上の添加部を練込んだマスターペ
レツトを調製し、これを希釈用ポリエステルペレツトと
ブレンドしてもよい。
終成形品を成形直前までの任意の段階で種々の手段によ
つて行なうことができる。最も簡便な方法は、ポリエス
テルと添加物をドライブレンドする方法であるが、この
ドライブレンド物を溶融混合押出してペレツトとしても
よい。また、所定量以上の添加部を練込んだマスターペ
レツトを調製し、これを希釈用ポリエステルペレツトと
ブレンドしてもよい。
最終成形品を得るに当つては、上記ブレンド物やペレツ
トを射出、押出し、ブロー、圧縮等の各種性掲記機に供
給して常法に従つて成形すればよいが、場合によつては
添加物の添加を成形機で行なうこともできる。前記変性
エチレン−αオレフイン共重合体の配合量は、ポリエス
テル100重量部に対し1〜120重量部が好ましい。
1重量部未満であると改良効果が充分でなく、120重
量部を超えると耐熱性が悪化する。とくに好ましくは5
〜100重量部である。
トを射出、押出し、ブロー、圧縮等の各種性掲記機に供
給して常法に従つて成形すればよいが、場合によつては
添加物の添加を成形機で行なうこともできる。前記変性
エチレン−αオレフイン共重合体の配合量は、ポリエス
テル100重量部に対し1〜120重量部が好ましい。
1重量部未満であると改良効果が充分でなく、120重
量部を超えると耐熱性が悪化する。とくに好ましくは5
〜100重量部である。
また、本発明の組成物には、ガラス繊維、炭素繊維のよ
うな補強剤、粘土、シリカ、アルミナ、シリカアルミ
ナ、ガラスビーズ、石綿、グラフアイト、石膏のような
充填剤、染・顔料、安定剤、帯電防止等の周知の添加剤
を併用してもよい。
うな補強剤、粘土、シリカ、アルミナ、シリカアルミ
ナ、ガラスビーズ、石綿、グラフアイト、石膏のような
充填剤、染・顔料、安定剤、帯電防止等の周知の添加剤
を併用してもよい。
以下、本発明を実施例によつて、具体的に説明する。
なお、実施例中の成分の量「%」および「部」はすべて
重量基準である。
重量基準である。
例1 エチレン−ブテン−1共重合体(結晶化度20%、 MI3,6、ブテン−1含量14モル%) 100
部 α,α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジイソ プロピルベンゼン(少量のアントンに溶解) 0.05部 メタクリル酸テトタヒドロフルフリル (三菱レイヨン製、アクリルエステルTHF) 1部 上記組成の原料をブレンド後30φ二軸押出機(ナカタ
ニ機械製)を用いて200℃で押出し、ペレツト化し
た。
部 α,α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジイソ プロピルベンゼン(少量のアントンに溶解) 0.05部 メタクリル酸テトタヒドロフルフリル (三菱レイヨン製、アクリルエステルTHF) 1部 上記組成の原料をブレンド後30φ二軸押出機(ナカタ
ニ機械製)を用いて200℃で押出し、ペレツト化し
た。
生成したメタクリル酸テトラヒドロフルフリルエステル
グラフトのエチレン−ブテン−1共重合体の結晶化度は
20%、MI2.0であつた。
グラフトのエチレン−ブテン−1共重合体の結晶化度は
20%、MI2.0であつた。
このペレツトの一部を粉砕後、アセトンで末反応物を抽
出後、IR法でグラフトしたメタクリル酸テトラヒドロ
フリフリルを定量したところ、エチレン−ブテン−1共
重合体に対し0.2%であつた。
出後、IR法でグラフトしたメタクリル酸テトラヒドロ
フリフリルを定量したところ、エチレン−ブテン−1共
重合体に対し0.2%であつた。
例2 前記例1の成分のうちメタクリル酸テトラヒドロフルフ
リル1部を無水マレイン酸0.5部に代えた他は同様の方
法で無水マレイン酸グラフトエチレン−ブテン−1共重
合体を得た。グラフト無水マレイン酸量は0.4重量%で
あり、結晶化度20%、MI1.9であつた。
リル1部を無水マレイン酸0.5部に代えた他は同様の方
法で無水マレイン酸グラフトエチレン−ブテン−1共重
合体を得た。グラフト無水マレイン酸量は0.4重量%で
あり、結晶化度20%、MI1.9であつた。
例3 上記例2の無水マレイン酸グラフトエチレン− ブテン−1共重合体 10
0部 α,α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジ イソプロピルベンゼン(少量のアセトンに溶解)0.05
部 メタクリル酸テトラヒドロフルフリル 1部 この組成の原料を例1と同様に混合し、押出し、ペレツ
ト化した。
0部 α,α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジ イソプロピルベンゼン(少量のアセトンに溶解)0.05
部 メタクリル酸テトラヒドロフルフリル 1部 この組成の原料を例1と同様に混合し、押出し、ペレツ
ト化した。
この2種類の官能基がグラフトしたエチレン−ブテン−
1共重合体の結晶化度は20%、MI2.2、無水マレイ
ン酸量0.35%メタクリル酸テトラヒドロフルフリル量
0.17%(それぞれエチレン−ブテン−1共重合体に
対し)であつた。
1共重合体の結晶化度は20%、MI2.2、無水マレイ
ン酸量0.35%メタクリル酸テトラヒドロフルフリル量
0.17%(それぞれエチレン−ブテン−1共重合体に
対し)であつた。
例4 前記例2の無水マレイン酸グラフトエチレン−ブテン−
1共重合体 100部 α,α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジイソプ
ロピルベンゼン(少量のアセトンに溶解) 0.05部 下式で表わせられるα,β−不飽和カルボン酸化合物
(日本化薬製KAYARAD TC-120) 1部 この組成の原料を例1と同様に混合し、押出し、ペレツ
ト化した。
1共重合体 100部 α,α′−ビス−t−ブチルパーオキシ−p−ジイソプ
ロピルベンゼン(少量のアセトンに溶解) 0.05部 下式で表わせられるα,β−不飽和カルボン酸化合物
(日本化薬製KAYARAD TC-120) 1部 この組成の原料を例1と同様に混合し、押出し、ペレツ
ト化した。
この2種類の官能基がグラフトしたエチレン−ブテン−
1共重合体の結晶化度は20%、MI2.4、無水マレ
イン酸量0.34%、α,β−不飽和カルボン酸化合物
量0.5%(それぞれエチレン−ブテン−1共重合体に対
し)であつた。
1共重合体の結晶化度は20%、MI2.4、無水マレ
イン酸量0.34%、α,β−不飽和カルボン酸化合物
量0.5%(それぞれエチレン−ブテン−1共重合体に対
し)であつた。
実施例1〜3および比較例1〜3 ポリブチレンテレフタレート(〔η〕−1.1)100部
と変性エチレン−αオレフイン共重合体12部および2
官能エポキシ化合物であるビスフエノールAジグリシジ
ルエーテル(アテカ・アーガス製マークEP17)0.5部
をブレンド後、40mmφ押出機(いすず化工製)を使用
して、樹脂温度250℃で練込みペレツト化を行なつ
た。そのペレツトを用い3.60Zの射出成形機(東芝
IS75PN2)で樹脂温度270℃、金型温度80℃
で物性測定用試験片をつくつた。その試験片での物性は
下記に示すとおりであつた。
と変性エチレン−αオレフイン共重合体12部および2
官能エポキシ化合物であるビスフエノールAジグリシジ
ルエーテル(アテカ・アーガス製マークEP17)0.5部
をブレンド後、40mmφ押出機(いすず化工製)を使用
して、樹脂温度250℃で練込みペレツト化を行なつ
た。そのペレツトを用い3.60Zの射出成形機(東芝
IS75PN2)で樹脂温度270℃、金型温度80℃
で物性測定用試験片をつくつた。その試験片での物性は
下記に示すとおりであつた。
〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明のポリエステル組成
物は、従来へ樹脂組成物に比較して、耐衝撃性、引張強
度、引張伸び等がすぐれている。
物は、従来へ樹脂組成物に比較して、耐衝撃性、引張強
度、引張伸び等がすぐれている。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリエステル100重量部に、下式(I)
で表わされるα,β−不飽和カルボン酸エステル化合物
をグラフトしたエチレン−αオレフィン共重合体または
/および下式(I)で表わされるα,β−不飽和カルボ
ン酸エステル化合物とα,β−不飽和カルボン酸または
その無水物またはそのエステルとをグラフトしたエチレ
ン−αオレフィン共重合体1〜120重量部と、2官能
エポキシ化合物0.05〜5重量部とを配合してなるポ
リエステル樹脂組成物。 (ここでnは0〜4の整数、mは1〜10の整数を表わ
す。R1、R2は水素原子またはアルキル基、R3は水素
原子、アルキル基またはカルボン酸基を示す。)
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3967685A JPH062865B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | ポリエステル樹脂組成物 |
| US06/753,982 US4707512A (en) | 1984-07-16 | 1985-07-11 | Polyester resin composition |
| DE19853525253 DE3525253A1 (de) | 1984-07-16 | 1985-07-15 | Polyesterharzmasse |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3967685A JPH062865B2 (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | ポリエステル樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61200157A JPS61200157A (ja) | 1986-09-04 |
| JPH062865B2 true JPH062865B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=12559698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3967685A Expired - Fee Related JPH062865B2 (ja) | 1984-07-16 | 1985-02-28 | ポリエステル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062865B2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-28 JP JP3967685A patent/JPH062865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61200157A (ja) | 1986-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |