JPH062865Y2 - 自動車前部の車体構造 - Google Patents
自動車前部の車体構造Info
- Publication number
- JPH062865Y2 JPH062865Y2 JP5088187U JP5088187U JPH062865Y2 JP H062865 Y2 JPH062865 Y2 JP H062865Y2 JP 5088187 U JP5088187 U JP 5088187U JP 5088187 U JP5088187 U JP 5088187U JP H062865 Y2 JPH062865 Y2 JP H062865Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- dash
- rocker
- section
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車前部の車体構造、特に車室前部を仕切る
ダッシュパネルの両端部とロッカとを結合する部分の構
造に関するものである。
ダッシュパネルの両端部とロッカとを結合する部分の構
造に関するものである。
[従来技術] 第4図および第5図は従来の上記結合部を示すもので、
ダッシュパネル3の下部は後方へ傾斜し、傾斜面31の
下端はフロアパネル4の前縁に接合されている。ダッシ
ュパネル傾斜面31の前面には断面L字形のトルクボッ
クスパネル5が接合してあり、これと上記傾斜面31と
で三角形の閉断面を構成している。トルクボックスパネ
ル5の車両中央側では、フロントサイドメンバ2、トク
ルボックスパネル5および傾斜面31が一体に溶接され
ている。ダッシュパネル3の両端はフロントピラー6お
よびこれと結合したロッカ1の前端部に溶接されてい
る。
ダッシュパネル3の下部は後方へ傾斜し、傾斜面31の
下端はフロアパネル4の前縁に接合されている。ダッシ
ュパネル傾斜面31の前面には断面L字形のトルクボッ
クスパネル5が接合してあり、これと上記傾斜面31と
で三角形の閉断面を構成している。トルクボックスパネ
ル5の車両中央側では、フロントサイドメンバ2、トク
ルボックスパネル5および傾斜面31が一体に溶接され
ている。ダッシュパネル3の両端はフロントピラー6お
よびこれと結合したロッカ1の前端部に溶接されてい
る。
このように自動車の前部両端は、閉断面構造をフロント
サイドメンバ2とロッカ1に結合することで結合剛性を
強化しているが、この部分はボデーシェイク、操縦安定
性等の面から更に強い結合剛性が望まれており、このた
め補強パネルを追加して剛性の向上をはかる手段がとら
れている(実開昭60−176976号、実開昭61−
72476号)。
サイドメンバ2とロッカ1に結合することで結合剛性を
強化しているが、この部分はボデーシェイク、操縦安定
性等の面から更に強い結合剛性が望まれており、このた
め補強パネルを追加して剛性の向上をはかる手段がとら
れている(実開昭60−176976号、実開昭61−
72476号)。
[本考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、特別な補
強部材を追加することなく、ダッシュパネルとロッカお
よびフロントピラーの結合部の剛性を向上せしめること
を目的とするものである。
強部材を追加することなく、ダッシュパネルとロッカお
よびフロントピラーの結合部の剛性を向上せしめること
を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は第1図ないし第3図し示すように、ダッシュパ
ネル3をダッシュアッパパネル3Aと、その下端に接合
し傾斜面をなすダッシュロアパネル3Bとに分割し、ダ
ッシュロアパネル3Bの前面に断面L字形のトルクボッ
クスパネル5に設けて閉断面構造となし、ダッシュロア
パネル3Bの両端部を湾曲せしめつつ後方へ延在せし
め、延在端をロッカ3とフロントピラー6の結合部の後
方位置でロッカ3に結合せしめる。
ネル3をダッシュアッパパネル3Aと、その下端に接合
し傾斜面をなすダッシュロアパネル3Bとに分割し、ダ
ッシュロアパネル3Bの前面に断面L字形のトルクボッ
クスパネル5に設けて閉断面構造となし、ダッシュロア
パネル3Bの両端部を湾曲せしめつつ後方へ延在せし
め、延在端をロッカ3とフロントピラー6の結合部の後
方位置でロッカ3に結合せしめる。
ダッシュロアパネル3Bはその板厚をダッシュアッパパ
ネル3Aよりも厚くし、このダッシュロアパネル3Bの
上記延在端は、ロッカアウタパネル11とロッカインナ
パネル12間に挟持せしめて一体結合する構造とする。
ネル3Aよりも厚くし、このダッシュロアパネル3Bの
上記延在端は、ロッカアウタパネル11とロッカインナ
パネル12間に挟持せしめて一体結合する構造とする。
[作用効果] ダッシュロアパネル3Bとトルクボックスパネル5とで
構成する閉断面構造をロッカ1とフロントピラー6の結
合部の後方まで延長し、この結合部全体を上記閉断面構
造と結合したことで、フロントピラー6下部の結合剛性
は大きく向上する。
構成する閉断面構造をロッカ1とフロントピラー6の結
合部の後方まで延長し、この結合部全体を上記閉断面構
造と結合したことで、フロントピラー6下部の結合剛性
は大きく向上する。
しかも、ダッシュパネル3のうち、ロアパネル3Bのみ
を厚くすること、ロアパネル3Bの延在端をロッカアウ
タパネル11とロッカインナパネル12の間に配して三
者を一体結合することで、特別な補強部材を追加するこ
となく、かつ大幅な重量増を伴うことなく、上記結合剛
性は更に向上する。
を厚くすること、ロアパネル3Bの延在端をロッカアウ
タパネル11とロッカインナパネル12の間に配して三
者を一体結合することで、特別な補強部材を追加するこ
となく、かつ大幅な重量増を伴うことなく、上記結合剛
性は更に向上する。
[実施例] 第1図ないし第3図に本考案の実施例を示す。
ダッシュパネル3は、ほぼ垂直面をなすダッシュアッパ
パネル3Aおよび、ダッシュアッパパネル3Aよりも厚
く、その上縁を上記パネル3Aの下端に溶接し、車両後
方へ傾斜するダッシュロアパネル3Bにより構成され
る。
パネル3Aおよび、ダッシュアッパパネル3Aよりも厚
く、その上縁を上記パネル3Aの下端に溶接し、車両後
方へ傾斜するダッシュロアパネル3Bにより構成され
る。
ダッシュロアパネル3Bの両端部前面には断面L字形の
トルクボックスパネル5が設けてあり、両パネル3B、
5により三角形の閉断面を構成している。トルクボック
スパネル5の車両中央側の端縁ではフロントサイドメン
バ2、トルクボックスパネル5およびダッシュロアパネ
ル3Bが一体に溶接結合せしめてある。トルクボックス
パネル5の上縁はダッシュアッパパネル3Aの下縁に、
後縁はダッシュロアパネル3Bの後縁と一体にフロアパ
ネル4の前縁に、それぞれ溶接してある。
トルクボックスパネル5が設けてあり、両パネル3B、
5により三角形の閉断面を構成している。トルクボック
スパネル5の車両中央側の端縁ではフロントサイドメン
バ2、トルクボックスパネル5およびダッシュロアパネ
ル3Bが一体に溶接結合せしめてある。トルクボックス
パネル5の上縁はダッシュアッパパネル3Aの下縁に、
後縁はダッシュロアパネル3Bの後縁と一体にフロアパ
ネル4の前縁に、それぞれ溶接してある。
一方、ロッカアウタパネル11とロッカインナパネル1
2とで閉断面をなすロッカ1の前端部には、ピラーアウ
タパネル61とピラーインナパネル62とで閉断面をな
すフロントピラー6の下端がロッカ1に溶接してある。
2とで閉断面をなすロッカ1の前端部には、ピラーアウ
タパネル61とピラーインナパネル62とで閉断面をな
すフロントピラー6の下端がロッカ1に溶接してある。
上記ダッシュロアパネル3Bはその端部が後方へ向けて
なだらかに湾曲してフロントピラー6とロッカ1の結合
部の後方まで延在している。
なだらかに湾曲してフロントピラー6とロッカ1の結合
部の後方まで延在している。
ロッカインナパネル12は、ロッカアウタパネル11の
先端まで至らずダッシュロアパネル3Bの後端縁よりや
や前方位置ではカットしてあり、ダッシュロアパネル3
Bの延在端ロッカインナパネル12の前端前方からロッ
カ1内へ組み込まれている。そして、ダッシュロアパネ
ル3Bの端部31はピラーインナパネル62を挟んでロ
ッカアウタパネル11の上部フランジ111と溶接さ
れ、延在端32はピラーインナパネル62とともにロッ
カアウタパネル11およびロッカインナパネル12の上
部フランジ111、121に挟まれた状態で一体に溶接
される。なお、ピラーインナパネル62の下縁は、ロッ
カアウタパネル11の下部フランジ112とトルクボッ
クスパネル5の端縁とで挟んでこれ等と一体に溶接して
あり、下縁後端はロッカアウタパネル11とロッカイン
ナパネル12の下部フランジ112、122間に挟んで
これ等と一体に溶接してある。フロアパネル4の側縁は
ロッカインナパネル12に溶接してある。
先端まで至らずダッシュロアパネル3Bの後端縁よりや
や前方位置ではカットしてあり、ダッシュロアパネル3
Bの延在端ロッカインナパネル12の前端前方からロッ
カ1内へ組み込まれている。そして、ダッシュロアパネ
ル3Bの端部31はピラーインナパネル62を挟んでロ
ッカアウタパネル11の上部フランジ111と溶接さ
れ、延在端32はピラーインナパネル62とともにロッ
カアウタパネル11およびロッカインナパネル12の上
部フランジ111、121に挟まれた状態で一体に溶接
される。なお、ピラーインナパネル62の下縁は、ロッ
カアウタパネル11の下部フランジ112とトルクボッ
クスパネル5の端縁とで挟んでこれ等と一体に溶接して
あり、下縁後端はロッカアウタパネル11とロッカイン
ナパネル12の下部フランジ112、122間に挟んで
これ等と一体に溶接してある。フロアパネル4の側縁は
ロッカインナパネル12に溶接してある。
しかして上記構造によれば、板厚を厚くしたダッシュロ
アパネル3Bとトルクボックスパネル5とのなす閉断面
構造がフロントピラー6とロッカ1の結合部の後方まで
延在するとともに該延在部でダッシュロアパネル3Bが
ロッカ1のアウタパネル11およびインナパネル12に
沿ってこれ等と一体結合されているので、結合剛性が向
上し、特にフロントピラー6の前後方向の曲げに対する
剛性が大巾に増強される。また、ダッシュパネル3を上
下に分割し、下部のみを厚くしたので、大幅な重量増を
避け、かつ特別な補強部材を設けることなく結合剛性を
効果的に向上させることができる。また、本構造は従来
の組付工程で溶接可能であり、何等生産性が阻害される
ことはない。
アパネル3Bとトルクボックスパネル5とのなす閉断面
構造がフロントピラー6とロッカ1の結合部の後方まで
延在するとともに該延在部でダッシュロアパネル3Bが
ロッカ1のアウタパネル11およびインナパネル12に
沿ってこれ等と一体結合されているので、結合剛性が向
上し、特にフロントピラー6の前後方向の曲げに対する
剛性が大巾に増強される。また、ダッシュパネル3を上
下に分割し、下部のみを厚くしたので、大幅な重量増を
避け、かつ特別な補強部材を設けることなく結合剛性を
効果的に向上させることができる。また、本構造は従来
の組付工程で溶接可能であり、何等生産性が阻害される
ことはない。
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は結合構造を示す斜視図、第2図は第1図のII−II
線に沿う断面図、第3図は第1図のIII−III線に沿う平
面図、第4図および第5図は従来構造を示すもので第4
図は斜視図、第5図は第4図のV−V線断面図である。 1……ロッカ 11……ロッカアウタパネル 12……ロッカインナパネル 2……フロントサイドメンバ 3……ダッシュパネル 3A……ダッシュアッパパネル 3B……ダッシュロアパネル 4……フロアパネル 5……トルクボックスパネル 6……フロントピラー
1図は結合構造を示す斜視図、第2図は第1図のII−II
線に沿う断面図、第3図は第1図のIII−III線に沿う平
面図、第4図および第5図は従来構造を示すもので第4
図は斜視図、第5図は第4図のV−V線断面図である。 1……ロッカ 11……ロッカアウタパネル 12……ロッカインナパネル 2……フロントサイドメンバ 3……ダッシュパネル 3A……ダッシュアッパパネル 3B……ダッシュロアパネル 4……フロアパネル 5……トルクボックスパネル 6……フロントピラー
Claims (1)
- 【請求項1】車室前部を仕切り、トルクボックスパネル
とで閉断面を構成するダッシュパネルの下部両端をフロ
ントピラーの下部においてロッカパネルの前端に結合し
た自動車前部の車体構造において、ダッシュパネルをほ
ぼ垂直面をなすダッシュアッパパネルと、車室方向へ傾
斜しダッシュアッパパネルよりも板厚を厚くしたダッシ
ュロアパネルとで構成するとともに、ダッシュロアパネ
ルとその前面に溶接したトルクボックスパネルとで閉断
面を構成し、ダッシュロアパネルの両端を湾曲せしめつ
つ後方へ延在せしめ、その延在端を、フロントピラーと
ロッカパネルとの結合部の後方位置でロッカインナパネ
ルとロッカアウタパネルの間に挟設してこれ等両パネル
と一体に溶接した自動車前部の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088187U JPH062865Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 自動車前部の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088187U JPH062865Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 自動車前部の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63156877U JPS63156877U (ja) | 1988-10-14 |
| JPH062865Y2 true JPH062865Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30874643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5088187U Expired - Lifetime JPH062865Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 自動車前部の車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062865Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5603722B2 (ja) * | 2010-09-15 | 2014-10-08 | 富士重工業株式会社 | 車体フレーム構造 |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP5088187U patent/JPH062865Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63156877U (ja) | 1988-10-14 |
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