JPH06290656A - 多芯平行接着線の製造方法と製造装置 - Google Patents

多芯平行接着線の製造方法と製造装置

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JPH06290656A
JPH06290656A JP7482893A JP7482893A JPH06290656A JP H06290656 A JPH06290656 A JP H06290656A JP 7482893 A JP7482893 A JP 7482893A JP 7482893 A JP7482893 A JP 7482893A JP H06290656 A JPH06290656 A JP H06290656A
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JP
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self
wire
bonding
insulated electric
parallel
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JP7482893A
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English (en)
Inventor
Takehito Sawamoto
武仁 澤本
Shigeru Amano
茂 天野
Michio Koike
三千雄 小池
Akihide Kadowaki
昭秀 門脇
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多芯平行接着線を平行に整線する。 【構成】 複数本の自己融着性絶縁電線2を整線治具4
で平行に整線して走行させる。これら整線した自己融着
性絶縁電線2をジグザグ状に密接させて配置するととも
に、これら自己融着性絶縁電線2を接着装置12の焼付
炉6で自己融着させて接着する。その後、これら自己融
着性絶縁電線2を整形用ローラー14で整形することに
より、多芯平行接着線11を成形する。 【効果】 各自己融着性絶縁電線をジグザグ状に密接さ
せるとともに、これら自己融着性絶縁電線を自己融着さ
せるから、各自己融着性絶縁電線を確実に接着できる。
その後、整形用ローラーで成形するから、各自己融着性
絶縁電線を平行に配することができ、多芯平行接着線を
平行に整線でき、多芯平行接着線の厚みを調整できるか
ら、多芯平行接着線の寸法精度を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気、通信機器等の機
器コイル用電線として使用される多芯平行接着線を製造
する装置にかかり、特に、自己融着性絶縁電線を複数本
平行に接着して多芯平行接着線を製造する多芯平行接着
線の製造方法と製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の多芯平行接着線の製造装置とし
て、図7に示す多芯平行接着線の製造装置1が用いられ
る場合がある。この多芯平行接着線の製造装置1は、複
数本の自己融着性絶縁電線2をそれぞれ巻き付けた複数
の素線リール3と、これら素線リール3から自己融着性
絶縁電線2を一本づつ挿入させて平行に整線する整線治
具4と、この整線治具4で整線された自己融着性絶縁電
線2を自己融着させて多芯平行接着線5を成形する焼付
炉6と、この焼付炉6で成形された多芯平行接着線5を
走行させて巻き付ける巻取装置7とから構成されてい
る。
【0003】自己融着性絶縁電線2は、導体上にポリウ
レタン、ポリビニルホルマール、ポリエステル、ポリエ
ステルイミド、ポリヒダントイン、ポリアミドイミド、
ポリエステルアミドイミド、ポリヒダントインエステ
ル、ポリエステルアミド等からなる絶縁塗料を塗布、焼
き付けて絶縁被膜を形成し、この絶縁被膜上にさらに、
ポリアミド、ポリビニルブチラール、エポキシ樹脂、ポ
リエステル、ポリヒドロキシエーテルのいずれか1種若
しくは2種以上組み合わせた樹脂若しくはこれに、アミ
ノ樹脂、安定化イソシアネート、トリアジン樹脂、フェ
ノール樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂のいずれ
か1種若しくは2種以上を配してなる組成物などからな
る接着塗料を塗布、焼付けした接着被膜を形成してなる
もので、コイル巻き後の樹脂ワニス含浸処理が不要とな
って巻線コイルの固着作業が簡便化されるため、広く使
用されている。
【0004】素線リール3は、図では一方向に五本並設
されている。これら素線リール3の並設方向に直交する
方向に、整線治具4、焼付炉6、巻取装置7が順に配設
されている。整線治具4には、素線リール3から巻き出
された自己融着性絶縁電線2を一本づつ挿入させて平行
に整線する整線溝が形成されている。
【0005】焼付炉6には、自己融着性絶縁電線2を所
定温度に加熱させるこよにより、自己融着性絶縁電線2
の接着被膜を融かす焼付室が貫通形成されている。巻取
装置7は、焼付炉6で自己融着性絶縁電線2を焼き付け
た多芯平行接着線5を巻き付けるローラー状の巻付部7
aと、この巻付部7aを回転させて多芯平行接着線5を
走行させるモーター等の駆動部とから構成されている。
【0006】このような多芯平行接着線の製造方法で
は、各素線リール3から自己融着性絶縁電線2をそれぞ
れ巻きだし、これら自己融着性絶縁電線2が整線治具
4、焼付炉6を通して巻取装置7の巻付部7aに巻き付
けられる。整線治具4では、自己融着性絶縁電線2を各
素線リール3から整線溝に一本づつ挿入させて引き揃え
ることにより、自己融着性絶縁電線2を整線する。焼付
炉6では、整線された自己融着性絶縁電線2を加熱する
ことにより、自己融着性絶縁電線2の接着被膜を融か
し、隣接する自己融着性絶縁電線2どうしを融着させ、
自己融着性絶縁電線2の接着被膜を焼き付けることによ
り、多芯平行接着線5を成形する。この多芯平行接着線
5を巻取装置7に巻き付けて、多芯平行接着線5を製造
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自己融
着性絶縁電線2の接着被膜が融着し、各自己融着性絶縁
電線2が完全に接着される前に、焼付炉6内から巻取装
置7に自己融着性絶縁電線2が走行し、この自己融着性
絶縁電線2の走行自体で振動が起こる場合がある。かか
る場合にあっては、各自己融着性絶縁電線2が十分に接
着されておらず、各自己融着性絶縁電線2の平行状態が
乱れ、各自己融着性絶縁電線2が乱れた状態で接着され
るおそれがあった。そして、各自己融着性絶縁電線2の
走行速度が早くなるのにともなって、各自己融着性絶縁
電線2の乱れる傾向が高くなり、各自己融着性絶縁電線
2を平行に整線する必要性が生じた。
【0008】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、焼付炉内から巻取装置に走行する各自己融着性絶縁
電線を平行に整線することにより、各自己融着性絶縁電
線を確実に平行に接着させることができる多芯平行接着
線の製造方法と製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の多芯平行
接着線の製造方法は、複数本の自己融着性絶縁電線を平
行に整線して走行させ、これら整線した自己融着性絶縁
電線をジグザグ状に密接させて配置するとともに、これ
ら自己融着性絶縁電線を自己融着させて接着し、この接
着された自己融着性絶縁電線を整形用ローラーで整形す
ることにより、複数本の自己融着性絶縁電線を一体接着
化した多芯平行接着線を成形することを特徴とするもの
である。
【0010】請求項2記載の多芯平行接着線の製造装置
は、複数本の自己融着性絶縁電線を平行に整線する整線
治具と、該整線治具で整線された自己融着性絶縁電線を
自己融着させて接着した多芯平行接着線を成形する接着
装置と、該接着装置で接着された多芯平行接着線を走行
させる巻取装置とを具備し、該接着装置は、自己融着性
絶縁電線を自己融着させて接着させる焼付炉と、該焼付
炉に配設され、自己融着性絶縁電線をジグザグ状に密接
させて配置するダイスと、前記焼付炉と巻取装置との間
に配設され、焼付炉で接着させた多芯平行接着線を整形
する整形用ローラーとを有することを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1記載の多芯平行接着線の製造方法で
は、整線した自己融着性絶縁電線をジグザグ状に密接さ
せて配置するとともに、これら自己融着性絶縁電線を自
己融着させて接着するから、複数本の自己融着性絶縁電
線が密接状態で接着される。その後、この接着された自
己融着性絶縁電線を整形用ローラーで整形するから、接
着された自己融着性絶縁電線が整形用ローラーで平行に
配される。
【0012】請求項2記載の多芯平行接着線の製造装置
では、複数本の自己融着性絶縁電線を整線治具で平行に
整線し、この整線された自己融着性絶縁電線を接着装置
で接着して多芯平行接着線に成形し、この多芯平行接着
線を巻取装置で走行させる。接着装置では、整線した自
己融着性絶縁電線をダイスで密着状態に配置するととも
に、これら自己融着性絶縁電線を焼付炉で融着させて接
着して多芯平行接着線に成形し、この多芯平行接着線を
整形用ローラーで整形する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の多芯平行接着線の製造方法と
製造装置の一実施例について、図1ないし図5を参照し
ながら説明する。ここで、従来例と同一のものについて
は、同一符号を用いて説明を簡略化する。図1に示すよ
うに、符号10は多芯平行接着線の製造装置であり、こ
の多芯平行接着線の製造装置10は、複数本の自己融着
性絶縁電線2をそれぞれ巻き付けた複数の素線リール3
と、これら素線リール3から自己融着性絶縁電線2を平
行に整線する整線治具4と、該整線治具4で整線された
自己融着性絶縁電線2を自己融着させて接着した多芯平
行接着線11を成形する接着装置12と、該接着装置1
2で接着された多芯平行接着線11を走行させる巻取装
置7とを備えた構成にされている。
【0014】これら素線リール3、整線治具4、接着装
置12、巻取装置7がそれぞれ順に配設されている。す
なわち、素線リール3から巻きだされた自己融着性絶縁
電線2が、巻取装置7の駆動部を作動させることによ
り、整線治具4、接着装置12を走行し、巻取装置7の
巻付部7aに巻き付けられる。整線治具4には、自己融
着性絶縁電線2を一本づつ挿入させて引き揃え、各自己
融着性絶縁電線2を平行に整線する整線溝が形成されて
いる。
【0015】接着装置12は、自己融着性絶縁電線2を
加熱乾燥することにより、自己融着性絶縁電線2の接着
被膜2cを融かして焼き付け、複数本の自己融着性絶縁
電線2を多芯平行接着線11に成形する焼付炉6と、こ
の焼付炉6に配設され、自己融着性絶縁電線をジグザグ
状に密接させて配置するダイス30と、焼付炉6で焼き
付けられた多芯平行接着線11を整形する整形用ローラ
ー14とを有する。
【0016】ダイス30は、硬質の金属材料から形成さ
れており、整線治具4で整線された自己融着性絶縁電線
2が挿入される焼付炉6の入口付近に配設されている。
かかるダイス30には、図2に示すように、複数本の自
己融着性絶縁電線2を一体して貫通させる貫通穴31が
形成されている。この貫通穴31は、図3に示すよう
に、自己融着性絶縁電線2を挿入させる側の縁部がテー
パ状に形成されている。ここで、貫通穴31の縦方向の
長さは、自己融着性絶縁電線2が隣接する自己融着性絶
縁電線2を飛び越えるのを防止するために、自己融着性
絶縁電線2の仕上がり径(r)の二倍よりも小さく設定
されている。一方、貫通穴31の横(幅)方向の長さ
は、各自己融着性絶縁電線2間の接着を確実にするた
め、自己融着性絶縁電線2の仕上がり径に各自己融着性
絶縁電線2の数(N)を乗じた値よりも小さく設定され
ている。
【0017】さらに、図4に示すように、隣接する自己
融着性絶縁電線2の中心を結んだ線と貫通穴31の横方
向の線とのなす角度をθとしたとき、以下の式を満足さ
せる貫通穴31の寸法が好ましい。 貫通穴の縦方向の長さ;X=r・(1+sinθ) 貫通穴の横方向の長さ;Y=r・{1+(N・cos
θ)} 但し、θは60°より小さく形成する。また、貫通穴3
1の四隅は、自己融着性絶縁電線2に傷をつけるのを防
止するため、曲率半径の大きな曲面に形成されている。
【0018】整形用ローラー14は、焼付炉6から出た
自己融着性絶縁電線2の接着被膜2cが外気に触れ、こ
の接着被膜2cの表面が硬化し、接着被膜2cの内部が
硬化されていない状態を維持させるために、焼付炉6の
出口付近に配置されている。かかる整形用ローラー14
は、図5に示すように、自己融着性絶縁電線2の上側に
配設された上部ローラー15と、自己融着性絶縁電線2
の下側に配設された下部ローラー16とから構成されて
いる。
【0019】これら上部ローラー15と下部ローラー1
6とは、金属材料、または硬質性の合成樹脂からなり、
自己融着性絶縁電線2を挟んで自己融着性絶縁電線2の
仕上がり間隔をあけて対向配設されている。すなわち、
上部ローラー15と下部ローラー16との間隔は、自己
融着性絶縁電線2における導体2aと絶縁被膜2bと接
着被膜2cとを含んだ全体の仕上がり厚みにあけられて
いる。これら上部ローラー15と下部ローラー16とに
は、少なくとも表面に接着被膜の付着を防止する付着防
止処理が施されている。
【0020】このような多芯平行接着線の製造方法で
は、各素線リール3から自己融着性絶縁電線2を整線治
具4に引き揃えて整線し、この整線治具4から自己融着
性絶縁電線2を巻取装置7で引っ張ることにより、これ
ら自己融着性絶縁電線2を平行状態で接着装置12の焼
付炉6に挿入させる。この焼付炉6では、この焼付炉6
の入口に配設されたダイス30の貫通穴31に複数本の
自己融着性絶縁電線2を通過させることにより、これら
自己融着性絶縁電線2をジグザグ状に密接させて配置す
る。
【0021】一方、焼付炉6では、この焼付炉6内に自
己融着性絶縁電線2を走行させることにより、これら自
己融着性絶縁電線2の接着被膜2cを融かし、隣接する
自己融着性絶縁電線2を融着させて焼き付ける。その
後、自己融着性絶縁電線2を焼付炉6から取り出して整
形用ローラー14内に走行させ、この整形用ローラー1
4で自己融着性絶縁電線2を平行に整線するとともに、
自己融着性絶縁電線2の接着被膜2cを十分に硬化さ
せ、多芯平行接着線11を成形する。この多芯平行接着
線11を巻取装置7に巻き付けることにより、多芯平行
接着線11を製造する。
【0022】(実験例)上記の多芯平行接着線の製造装
置10を用いて、多芯平行接着線11を製造した。ここ
で、自己融着性絶縁電線2の絶縁被膜2bにポリエステ
ルイミドを用い、自己融着性絶縁電線2の接着被膜2c
にナイロンを用い、芯数(N)、導体2aの径、仕上が
り径(r)の異なる自己融着性絶縁電線2から多芯平行
接着線11をそれぞれ製造した。この結果を表1に示
す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から明らかなように、いずれの多芯平
行接着線11も、寸法誤差は±0.01mm以下であ
り、各自己融着性絶縁電線2の間の接着力も良好であっ
た。すなわち、寸法精度が高く、高い品質を有する多芯
平行接着線11が得られた。
【0025】このような多芯平行接着線の製造方法と製
造装置によれば、複数本の自己融着性絶縁電線2を整線
治具4で平行に整線し、この整線された自己融着性絶縁
電線2を巻取装置7で接着装置12内に走行させる。こ
の接着装置12では、ダイス30で自己融着性絶縁電線
2をジグザグ状に密接させて配置するとともに、焼付炉
6で自己融着性絶縁電線2を自己融着させて接着し、複
数本の自己融着性絶縁電線2を接着一体化して多芯平行
接着線11を形成する。このため、各自己融着性絶縁電
線2を密着状態に接着できるから、各自己融着性絶縁電
線2が接着装置12に挿入される前に縦横いずれかの方
向に振れた場合にあっても、各自己融着性絶縁電線2を
横方向からダイス30の貫通穴31で押圧し、隣接する
各自己融着性絶縁電線2を確実に接着できる。
【0026】その後、多芯平行接着線11を整形用ロー
ラー14に通すことにより、自己融着性絶縁電線2を平
行に整線するとともに、自己融着性絶縁電線2の接着被
膜2cの冷却を促進させる。このため、自己融着性絶縁
電線2の接着被膜2cが硬化する前に、走行する自己融
着性絶縁電線2に振動が生じた場合にあっても、各自己
融着性絶縁電線2が確実に接着されているから、各自己
融着性絶縁電線2の間隔が変化するのを防止できる。
【0027】一方、各自己融着性絶縁電線2の厚みを整
形用ローラー14で調整できるから、多芯平行接着線1
1の寸法精度を向上させることができ、各自己融着性絶
縁電線2の走行自体で振動が起こる場合にあっても、多
芯平行接着線11を整形でき、自己融着性絶縁電線2の
走行速度を向上させることができる。さらに、焼付炉6
と巻取装置7との間に多芯平行接着線11を整形する整
形用ローラー14を配設し、焼付炉6にダイス30を配
設したから、従来の多芯平行接着線の製造装置に簡単に
増設でき、既存の製造装置を利用できるから、多芯平行
接着線の製造装置10の設置に要する費用を低減させる
ことができる。
【0028】〈他の実施例〉本発明の多芯平行接着線の
製造方法と製造装置の他の実施例について、図6を参照
しながら説明する。ここで、当該他の実施例では、前記
実施例と整形用ローラーの形状が異なる構成にされ、他
の構成は同一であり、前記実施例と同一のものについて
は同一符号を用いて説明を簡略化する。図6に示すよう
に、整形用ローラー20は、上部ローラー21と下部ロ
ーラー22とから構成されている。これら上部ローラー
21と下部ローラー22とには、自己融着性絶縁電線2
を挿入させて平行状態に挟持する凹部23、24がそれ
ぞれ形成されている。これら上部ローラー21の凹部2
3と下部ローラー22の凹部24とに複数本の自己融着
性絶縁電線2を挿入させることにより、これら自己融着
性絶縁電線2を接着一体化した多芯平行接着線11の厚
みと幅とを同時に整形できる。
【0029】すなわち、上部、下部ローラー21、22
の凹部23、24の底部の平坦な面に多芯平行接着線1
1をそれぞれ当接させることにより、この多芯平行接着
線11の厚みを調整するため、上部、下部ローラー2
1、22の凹部23、24の底部の間隔が多芯平行接着
線11の仕上がり厚みにあけられている。一方、上部、
下部ローラー21、22の凹部23、24の両側壁部に
は斜面23a、24aが形成され、これら凹部23、2
4の斜面23a、24aが多芯平行接着線11を内側に
押し込むために、凹部23、24の底部の幅が多芯平行
接着線11の仕上がり幅(自己融着性絶縁電線の仕上が
り径×自己融着性絶縁電線の数)よりも狭く形成されて
いる。
【0030】ここで、自己融着性絶縁電線2の数をN、
自己融着性絶縁電線2の仕上がり径をr、導体2aと絶
縁被膜2bとからなる自己融着性絶縁電線2の直径を
R、各自己融着性絶縁電線2の絶縁被膜2bの間の距離
をd、凹部の斜面23a、24aの角度θとしたとき
に、以下の式を満足させるのが好ましい。 凹部の深さ;A<r/2 凹部の底部の幅;B=(R+d)・(N−1)<r・
(N−1) 凹部の斜面の幅;C=(r/2)・(1/sinθ)−
(A/tanθ) 但し、30°<θ<90°である。
【0031】上記の式を満足させる凹部23、24を形
成することにより、これら凹部23、24の斜面23
a、24aは、隣接する自己融着性絶縁電線2が自己接
着される前に、自己融着性絶縁電線2の走行等の振動に
よる多芯平行接着線11の幅の広がりを防止し、接着が
不十分な多芯平行接着線11を内側に押し込み、この押
し込み幅と接着力とを制御する。
【0032】このように上部、下部ローラー21、22
に凹部23、24を形成することにより、各自己融着性
絶縁電線2が振れ、各自己融着性絶縁電線2の位置がず
れた場合にあっても、多芯平行接着線11を連続的に整
形できる。このため、焼付炉6から巻取装置7に走行す
る各自己融着性絶縁電線2の平行状態を維持でき、各自
己融着性絶縁電線2を確実に接着でき、多芯平行接着線
11の寸法精度を向上させることができ、多芯平行接着
線11の品質を向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多芯平行
接着線の製造方法と製造装置によれば、複数本の自己融
着性絶縁電線を平行に整線して走行させ、これら整線し
た自己融着性絶縁電線をジグザグ状に密接させて配置す
るとともに、これら自己融着性絶縁電線を自己融着させ
て接着する構成にしたから、各自己融着性絶縁電線が密
接状態で接着される。このため、各自己融着性絶縁電線
が縦横いずれかの方向に振れ、各自己融着性絶縁電線の
間隔が離れた場合にあっても、各自己融着性絶縁電線を
密接させて接着でき、各自己融着性絶縁電線を確実に接
着できる。
【0034】その後、接着された自己融着性絶縁電線を
整形用ローラーで整形することにより、複数本の自己融
着性絶縁電線を接着一体化した多芯平行接着線を整形用
ローラーで整形する構成にしたから、走行する自己融着
性絶縁電線に振動が生じ、多芯平行接着線の厚みが変化
する場合にあっても、多芯平行接着線の厚みを整形用ロ
ーラーで調整でき、多芯平行接着線の寸法精度を向上さ
せることができ、多芯平行接着線の品質を向上させるこ
とができる。そして、各自己融着性絶縁電線の間の距離
が変化しても、各自己融着性絶縁電線の間隔を整形用ロ
ーラーで調整できるから、各自己融着性絶縁電線の走行
自体で振動が起こる場合にあっても、多芯平行接着線を
整形でき、自己融着性絶縁電線の走行速度を向上させる
ことができ、多芯平行接着線の製造速度を向上させるこ
とができる。
【0035】また特に装置によれば、焼付炉と巻取装置
との間に、多芯平行接着線を整形する整形用ローラーを
配設し、焼付炉にダイスを配設したから、従来の多芯平
行接着線の製造装置に簡単に増設でき、既存の製造装置
を利用できるから、多芯平行接着線の製造装置の設置に
要する費用を低減させることができるという効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多芯平行接着線の製造装置を示す平
面図である。
【図2】 図1のダイスを示す正面図である。
【図3】 図2のダイスを示す側断面図である。
【図4】 図2のダイスの貫通穴の寸法を説明するため
の正面図である。
【図5】 図1の整形用ローラーを示す断面図である。
【図6】 図5の他の実施例の整形用ローラーの寸法を
説明するための断面図である。
【図7】 従来の多芯平行接着線の製造装置を示す平面
図である。
【符号の説明】
2…自己融着性絶縁電線、4…整線治具、6…焼付炉、
7…巻取装置、10…多芯平行接着線の製造装置、11
…多芯平行接着線、12…接着装置、14…整形用ロー
ラー、30…ダイス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門脇 昭秀 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の自己融着性絶縁電線を平行に整
    線して走行させ、これら整線した自己融着性絶縁電線を
    ジグザグ状に密接させて配置するとともに、これら自己
    融着性絶縁電線を自己融着させて接着し、この接着され
    た自己融着性絶縁電線を整形用ローラーで整形すること
    により、複数本の自己融着性絶縁電線を一体接着化した
    多芯平行接着線を成形することを特徴とする多芯平行接
    着線の製造方法。
  2. 【請求項2】 複数本の自己融着性絶縁電線を平行に整
    線する整線治具と、該整線治具で整線された自己融着性
    絶縁電線を自己融着させて接着した多芯平行接着線を成
    形する接着装置と、該接着装置で接着された多芯平行接
    着線を走行させる巻取装置とを具備し、該接着装置は、
    自己融着性絶縁電線を自己融着させて接着させる焼付炉
    と、該焼付炉に配設され、自己融着性絶縁電線をジグザ
    グ状に密接させて配置するダイスと、前記焼付炉と巻取
    装置との間に配設され、焼付炉で接着させた多芯平行接
    着線を整形する整形用ローラーとを有することを特徴と
    する多芯平行接着線の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107945996A (zh) * 2017-11-26 2018-04-20 安徽宏源特种电缆股份有限公司 一种无缝绕包电线整形装置及包括所述装置的加工设备
CN118280658A (zh) * 2024-04-23 2024-07-02 深圳九天数通科技有限公司 一种多芯电缆分线与并线的制作设备及制作方法

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