JPH06292594A - グルカゴンを生産する形質転換酵母 - Google Patents
グルカゴンを生産する形質転換酵母Info
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- JPH06292594A JPH06292594A JP5255433A JP25543393A JPH06292594A JP H06292594 A JPH06292594 A JP H06292594A JP 5255433 A JP5255433 A JP 5255433A JP 25543393 A JP25543393 A JP 25543393A JP H06292594 A JPH06292594 A JP H06292594A
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- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
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- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酵母によるグルカゴンの製造方法を提供す
る。 【構成】 グルカゴンの発現をコードする遺伝子を含ん
で成る複製可能な発現ビヒクルを含む形質転換酵母。
る。 【構成】 グルカゴンの発現をコードする遺伝子を含ん
で成る複製可能な発現ビヒクルを含む形質転換酵母。
Description
【0001】本発明は、酵母においてグルカゴンを産生
するための形質転換酵母株に関する。
するための形質転換酵母株に関する。
【0002】
【従来の技術】グルカゴンは、ランゲルハンス膵島のα
−細胞から分泌されるポリペプチドホルモンである。こ
れは、次の配列の29個のアミノ酸からなる単鎖ポリペ
プチドである。 His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp −Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Arg−Arg −Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Met −Asn−Thr (I)
−細胞から分泌されるポリペプチドホルモンである。こ
れは、次の配列の29個のアミノ酸からなる単鎖ポリペ
プチドである。 His−Ser−Gln−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp −Tyr−Ser−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Arg−Arg −Ala−Gln−Asp−Phe−Val−Gln−Trp−Leu−Met −Asn−Thr (I)
【0003】グルカゴンはその代謝効果のために低血糖
の治療に用いられる。グルカゴンはまた平滑筋における
鎖痙作用と胃酸分泌抑制作用をも示す。グルカゴンは膵
臓抽出物から単離される。屠殺動物の膵臓からのグルカ
ゴン抽出は複雑な方法であり、多くの膵臓が必要であ
る。さらにグルカゴンはタンパク質加水分解による分解
を受けやすいので膵臓抽出物からの生成物は不均質であ
り、膵臓のグルカゴン含有物の約4分の1が得られるだ
けである。
の治療に用いられる。グルカゴンはまた平滑筋における
鎖痙作用と胃酸分泌抑制作用をも示す。グルカゴンは膵
臓抽出物から単離される。屠殺動物の膵臓からのグルカ
ゴン抽出は複雑な方法であり、多くの膵臓が必要であ
る。さらにグルカゴンはタンパク質加水分解による分解
を受けやすいので膵臓抽出物からの生成物は不均質であ
り、膵臓のグルカゴン含有物の約4分の1が得られるだ
けである。
【0004】ヨーロッパ特許第81302978号から
は,グルカゴンの断片または誘導体は次の一般式で知ら
れている。 R1 −R2 (II) (式中、R1 はHis−Ser−Gln−Gly−Th
r−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser
−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Arg−
Arg−Ala−Gln−Aspを表わし、R2 はO
H、ペプチド鎖−Phe−Val−Gln−Trp−L
euもしくは−Met−Asn−Thrまたは最後に言
及した2つのペプチド鎖と同一であるがただしこれらの
2つのペプチド鎖のアミノ酸1個以上が省略された相当
するペプチド鎖を表わす。)
は,グルカゴンの断片または誘導体は次の一般式で知ら
れている。 R1 −R2 (II) (式中、R1 はHis−Ser−Gln−Gly−Th
r−Phe−Thr−Ser−Asp−Tyr−Ser
−Lys−Tyr−Leu−Asp−Ser−Arg−
Arg−Ala−Gln−Aspを表わし、R2 はO
H、ペプチド鎖−Phe−Val−Gln−Trp−L
euもしくは−Met−Asn−Thrまたは最後に言
及した2つのペプチド鎖と同一であるがただしこれらの
2つのペプチド鎖のアミノ酸1個以上が省略された相当
するペプチド鎖を表わす。)
【0005】式IIで表わされる化合物はグルカゴンと同
じ鎖痙作用と同じ胃酸分泌抑制作用を有するが、しかし
わずかの代謝作用を示すかまたは全く示さない。それゆ
え、式IIで表わされる化合物は鎖痙作用または胃酸分泌
抑制が所望される場合のみグルカゴンより優れていると
思われる。式IIで表わされる化合物は、天然グルカゴン
からまたはペプチド合成で一般に知られているより困難
な方法によって調製されうる。式IIで表わされる好まし
い化合物はグルカゴン(1−21)である。
じ鎖痙作用と同じ胃酸分泌抑制作用を有するが、しかし
わずかの代謝作用を示すかまたは全く示さない。それゆ
え、式IIで表わされる化合物は鎖痙作用または胃酸分泌
抑制が所望される場合のみグルカゴンより優れていると
思われる。式IIで表わされる化合物は、天然グルカゴン
からまたはペプチド合成で一般に知られているより困難
な方法によって調製されうる。式IIで表わされる好まし
い化合物はグルカゴン(1−21)である。
【0006】本明細書においてグルカゴンの後の括弧内
の数はアミノ酸の数を示す。天然グルカゴンは29個の
アミノ酸を有し、これはグルカゴン(1−29)(また
は単にグルカゴン)とする。グルカゴン(1−21)は
天然産生グルカゴンの最初の21個のアミノ酸残基含む
等である。
の数はアミノ酸の数を示す。天然グルカゴンは29個の
アミノ酸を有し、これはグルカゴン(1−29)(また
は単にグルカゴン)とする。グルカゴン(1−21)は
天然産生グルカゴンの最初の21個のアミノ酸残基含む
等である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、組換
えDNAの技術を用いてグルカゴンまたはその断片もし
くは誘導体を調製するためのより有利な工業的方法のた
めの形質転換酵母を提供するものである。
えDNAの技術を用いてグルカゴンまたはその断片もし
くは誘導体を調製するためのより有利な工業的方法のた
めの形質転換酵母を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、グルカゴンお
よびその誘導体(グルカゴン(1−21))が、このよ
うな産生をコードするDNA配列で形質転換された酵母
株培養液の上清中に均質物質として高収率で表われると
いう驚くべき発見に基づく。本発明は、グルカゴンをコ
ードする遺伝子からなる複製可能な発現ビヒクル有する
酵母株を提供するものである。
よびその誘導体(グルカゴン(1−21))が、このよ
うな産生をコードするDNA配列で形質転換された酵母
株培養液の上清中に均質物質として高収率で表われると
いう驚くべき発見に基づく。本発明は、グルカゴンをコ
ードする遺伝子からなる複製可能な発現ビヒクル有する
酵母株を提供するものである。
【0009】グルカゴン(1−29)をコードする遺伝
子は合成遺伝子であるかまたはグルカゴンのCDNAク
ローンもしくはグルカゴンのゲノムクローンから誘導さ
れてもよい。適当な酵母宿主を上記の発現ビヒクルで形
質転換することにより所望産物が高収率で産生される。
驚くべきことに形成されたグルカゴンまたはグルカゴン
断片は非常に均質であり、培養の間に酵母により産生し
た酵素によるグルカゴンの17番目と18番目の二塩基
性アミノ酸列Arg−Argの開裂は全く見られない。
酵母がこのような対になった塩基性アミノ酸部位を特異
的に開裂するトリプシン様エンドペプチダーゼを産生す
ることは知られているので、このようなことは非常に驚
くべきことである。
子は合成遺伝子であるかまたはグルカゴンのCDNAク
ローンもしくはグルカゴンのゲノムクローンから誘導さ
れてもよい。適当な酵母宿主を上記の発現ビヒクルで形
質転換することにより所望産物が高収率で産生される。
驚くべきことに形成されたグルカゴンまたはグルカゴン
断片は非常に均質であり、培養の間に酵母により産生し
た酵素によるグルカゴンの17番目と18番目の二塩基
性アミノ酸列Arg−Argの開裂は全く見られない。
酵母がこのような対になった塩基性アミノ酸部位を特異
的に開裂するトリプシン様エンドペプチダーゼを産生す
ることは知られているので、このようなことは非常に驚
くべきことである。
【0010】次に本発明を図面を用いて説明する。図1
はプラスミドpMT290の構築を示す図式、図2はプ
ラスミドpMT544,pKFN6およびpMT612
の構築を示す図式、図3はプラスミドpKFN23の構
築を示す図式、図4および図5はプラスミドpMT54
4からの一定配列のインビトロ変異誘導を示す図式、図
6は純粋な本物のグルカゴン添加前または添加後の酵母
上清のHPLC分折曲線を示し、図7は濃縮DEAE漏
出液(breakthrough)を調製用分別グラフ
を示す。
はプラスミドpMT290の構築を示す図式、図2はプ
ラスミドpMT544,pKFN6およびpMT612
の構築を示す図式、図3はプラスミドpKFN23の構
築を示す図式、図4および図5はプラスミドpMT54
4からの一定配列のインビトロ変異誘導を示す図式、図
6は純粋な本物のグルカゴン添加前または添加後の酵母
上清のHPLC分折曲線を示し、図7は濃縮DEAE漏
出液(breakthrough)を調製用分別グラフ
を示す。
【0011】
【好ましい実施態様の記載】上記アミノ酸配列(I)か
らグルカゴン(1−29)をコードする合成遺伝子は、
アミノ酸コドン好ましくは酵母におけるタンパク質の高
発現に用いられるアミノ酸コドンの使用により幾つかの
オリゴヌクレオチドから構築された〔ベネッツェン ジ
エイ.エルら(Bennetzen J.L.eta
l),(1982)、ザ ジャーナル オブ バイオロ
ジカル ケミストリィ(The Journal of
Biological Chemistry),25
7,3026−3031〕。
らグルカゴン(1−29)をコードする合成遺伝子は、
アミノ酸コドン好ましくは酵母におけるタンパク質の高
発現に用いられるアミノ酸コドンの使用により幾つかの
オリゴヌクレオチドから構築された〔ベネッツェン ジ
エイ.エルら(Bennetzen J.L.eta
l),(1982)、ザ ジャーナル オブ バイオロ
ジカル ケミストリィ(The Journal of
Biological Chemistry),25
7,3026−3031〕。
【0012】さらに制限酵素識別部位を分子の適当な部
分に入れて遺伝子を特異的に切り出し特性決定と変異誘
発を助けることができる。連結反応および反応の埋め合
わせ(filling in reactions)を
妨害する可能性のある二次構造を避ける試みがなされ
た。グルカゴンの断片または誘導体についてコードする
合成遺伝子をグルカゴン(1−29)遺伝子から構築す
ることができる。グルカゴン(1−21)をコードする
合成遺伝子は、グルカゴン(1−29)遺伝子において
グルカゴン(16−29)に相当する制限断片をグルカ
ゴン(16−21)に相当する合成DNA断片で置換す
ることにより構築される。
分に入れて遺伝子を特異的に切り出し特性決定と変異誘
発を助けることができる。連結反応および反応の埋め合
わせ(filling in reactions)を
妨害する可能性のある二次構造を避ける試みがなされ
た。グルカゴンの断片または誘導体についてコードする
合成遺伝子をグルカゴン(1−29)遺伝子から構築す
ることができる。グルカゴン(1−21)をコードする
合成遺伝子は、グルカゴン(1−29)遺伝子において
グルカゴン(16−29)に相当する制限断片をグルカ
ゴン(16−21)に相当する合成DNA断片で置換す
ることにより構築される。
【0013】合成グルカゴン(1−29)遺伝子から他
のグルカゴン断片または誘導体をコードする合成遺伝子
を調製することまたはこのような産物に対する全遺伝子
のオリゴヌクレオチド合成によりどのようにしてこのよ
うな断片または誘導体に対する合成遺伝子を調製するか
は当業者にとって明らかであろう。グルカゴン(1−2
9)の遺伝子はcDNAグルカゴンクローンから誘導す
ることもできる。ウシ膵臓プレプログルカゴンcDNA
を単離し配列する〔エル・シイ・ロペズら(L.C.L
opez et.al),(1983)、プロシーディ
ング オブ ナチュラル アカデミィ オブ サイエン
ス オブ ユーエスエー(Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA),80,5485−5489)。
のグルカゴン断片または誘導体をコードする合成遺伝子
を調製することまたはこのような産物に対する全遺伝子
のオリゴヌクレオチド合成によりどのようにしてこのよ
うな断片または誘導体に対する合成遺伝子を調製するか
は当業者にとって明らかであろう。グルカゴン(1−2
9)の遺伝子はcDNAグルカゴンクローンから誘導す
ることもできる。ウシ膵臓プレプログルカゴンcDNA
を単離し配列する〔エル・シイ・ロペズら(L.C.L
opez et.al),(1983)、プロシーディ
ング オブ ナチュラル アカデミィ オブ サイエン
ス オブ ユーエスエー(Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA),80,5485−5489)。
【0014】このプレプログルカゴンcDNAは、シグ
ナル・もしくはプレ−ペプチド、NH2 末端ペプチド、
グルカゴンおよび2つのカルボキシ末端グルカゴン様ペ
プチド(GLP−1およびGLP−2)をコードする。
本発明の目的のためにグルカゴン配列は合成cDNAか
ら切り出され、特異的変異誘導を位置させることにより
Thr(29)のコドンの後に停止コドンを有するよう
にしてもよい。発現されたタンパク質をたとえば内在酵
素によるインビボ分解に対して保護する機能または発現
されたタンパク質を原形質膜空間へ輸送し最後には細胞
壁を通過して培養培地へ輸送するために必要な情報をも
たらす機能を有する別のタンパク質をコードするDNA
列に、所望産物の遺伝子を融合させてもよい。
ナル・もしくはプレ−ペプチド、NH2 末端ペプチド、
グルカゴンおよび2つのカルボキシ末端グルカゴン様ペ
プチド(GLP−1およびGLP−2)をコードする。
本発明の目的のためにグルカゴン配列は合成cDNAか
ら切り出され、特異的変異誘導を位置させることにより
Thr(29)のコドンの後に停止コドンを有するよう
にしてもよい。発現されたタンパク質をたとえば内在酵
素によるインビボ分解に対して保護する機能または発現
されたタンパク質を原形質膜空間へ輸送し最後には細胞
壁を通過して培養培地へ輸送するために必要な情報をも
たらす機能を有する別のタンパク質をコードするDNA
列に、所望産物の遺伝子を融合させてもよい。
【0015】遺伝子が融合生成物として発現される場合
には、このような融合産物からグルカゴン部分を分割す
る手段が提供されるべきである。このような目的のため
に、選択的分割部位を有するアミノ酸配列をコードする
コドンを、別のタンパク質をコードするDNA列と所望
産物の遺伝子との間に挿入する。別のタンパク質は、形
質転換微生物自体により所望産物の分泌の間に分離され
る。たとえば2個の塩基性アミノ酸(たとえばLys−
Lys、Arg−Arg、Lys−ArgまたはArg
−Lys)をコードするコドンをグルカゴンのN−末端
に隣接して挿入する場合には、これら塩基性アミノ酸と
グルカゴン間のペプチド結合は分泌の間に酵母により分
割されうる。
には、このような融合産物からグルカゴン部分を分割す
る手段が提供されるべきである。このような目的のため
に、選択的分割部位を有するアミノ酸配列をコードする
コドンを、別のタンパク質をコードするDNA列と所望
産物の遺伝子との間に挿入する。別のタンパク質は、形
質転換微生物自体により所望産物の分泌の間に分離され
る。たとえば2個の塩基性アミノ酸(たとえばLys−
Lys、Arg−Arg、Lys−ArgまたはArg
−Lys)をコードするコドンをグルカゴンのN−末端
に隣接して挿入する場合には、これら塩基性アミノ酸と
グルカゴン間のペプチド結合は分泌の間に酵母により分
割されうる。
【0016】別のタンパク質が後に酵素的または化学的
手段により余分なアミノ酸配列を分離するために所望タ
ンパク質のN−末端に隣接して選択的分割部位を有する
ならば、所望タンパク質をこの所望タンパク質のN−末
端と連結した別のタンパク質配列とともに分泌すること
もできる。分泌のために別のDNA配列はシグナルペプ
チドをコードしうる。別のDNA配列はさらにリーダー
ペプチド配列をコードしうる。シグナルおよびリーダー
ペプチドは細胞から形質発現タンパク質産物が分泌され
る間に形質転換微生物により分割除去され、より簡単な
所望産物の単離方法が確保される。
手段により余分なアミノ酸配列を分離するために所望タ
ンパク質のN−末端に隣接して選択的分割部位を有する
ならば、所望タンパク質をこの所望タンパク質のN−末
端と連結した別のタンパク質配列とともに分泌すること
もできる。分泌のために別のDNA配列はシグナルペプ
チドをコードしうる。別のDNA配列はさらにリーダー
ペプチド配列をコードしうる。シグナルおよびリーダー
ペプチドは細胞から形質発現タンパク質産物が分泌され
る間に形質転換微生物により分割除去され、より簡単な
所望産物の単離方法が確保される。
【0017】酵母に対する非常に好適なリーダーペプチ
ド系は酵母MFα1リーダー列またはその一部である
〔クリジャン,ジェイ.(Kurjan,J.)および
ヘルスコウィツ,アイ.(Herskowitz,
I.),セル(Cell)30(1982)933−9
43〕。しかしながら酵母において分泌をもたらすいか
なるシグナル−またはリーダー配列も使用することがで
き、本発明は特定の分泌系に限定されるものではない。
ド系は酵母MFα1リーダー列またはその一部である
〔クリジャン,ジェイ.(Kurjan,J.)および
ヘルスコウィツ,アイ.(Herskowitz,
I.),セル(Cell)30(1982)933−9
43〕。しかしながら酵母において分泌をもたらすいか
なるシグナル−またはリーダー配列も使用することがで
き、本発明は特定の分泌系に限定されるものではない。
【0018】発現の目的で、プロモーター配列が所望タ
ンパク質産物に対するDNA配列の上流に位置する。酵
母宿主微生物固有の遺伝子からのプロモーター、すなわ
ちTRI−(トリオースホスフェート異性化酵素)遺伝
子プロモーターが用いられる。所望産物のDNA配列の
後には、転写ターミネータ配列、好ましくは宿主酵母微
生物固有の遺伝子からのターミネーター配列すなわちT
PI−遺伝子またはMFα1−遺伝子のターミネーター
が続くであろう。
ンパク質産物に対するDNA配列の上流に位置する。酵
母宿主微生物固有の遺伝子からのプロモーター、すなわ
ちTRI−(トリオースホスフェート異性化酵素)遺伝
子プロモーターが用いられる。所望産物のDNA配列の
後には、転写ターミネータ配列、好ましくは宿主酵母微
生物固有の遺伝子からのターミネーター配列すなわちT
PI−遺伝子またはMFα1−遺伝子のターミネーター
が続くであろう。
【0019】適当なプロモーター、リーダーおよびター
ミネーター配列と融合する所望タンパク質産物をコード
するDNA配列は、酵母において所望タンパク質産物の
形質発現のための発現ビヒクルに挿入される。発現ビヒ
クルは酵母において複製しうるプラスミドまたは酵母の
染色体へ組込まれうるプラスミドである。このプラスミ
ドは、宿主細胞の生存率または正常増殖に必須の遺伝
子、すなわち細胞分割、細胞壁生合成、タンパク質合成
等をコードする遺伝子を入れることにより宿主微生物の
プラスミド損失に対し安定化されるのが好ましい。
ミネーター配列と融合する所望タンパク質産物をコード
するDNA配列は、酵母において所望タンパク質産物の
形質発現のための発現ビヒクルに挿入される。発現ビヒ
クルは酵母において複製しうるプラスミドまたは酵母の
染色体へ組込まれうるプラスミドである。このプラスミ
ドは、宿主細胞の生存率または正常増殖に必須の遺伝
子、すなわち細胞分割、細胞壁生合成、タンパク質合成
等をコードする遺伝子を入れることにより宿主微生物の
プラスミド損失に対し安定化されるのが好ましい。
【0020】
【詳細な記載】グルカゴン(1−29)合成遺伝子は、
連結反応とこれに続く部分的二重鎖構造の酵素による閉
鎖により、幾つかのオリゴヌクレオチドから構築され
る。オリゴヌクレオチドはシリカ支持体においてホスホ
アミダイト化学(phosphoramidite c
hemistry)を用いて自動DNA合成機において
合成される〔エス.エル・ビュウケージ(S.L.Be
aucage)とエム.エイチ.カルサーズ(M.H.
Caruthers)(1981)テトラヒドロン レ
ターズ(Tetrahydronletters)2
2,1859−1869)かまたはジーおよびトリヌク
レオチド ブロックに接近するホスホトリエステルおよ
びポリスチレン支持体を用いる半自動的カラム合成によ
り合成される〔エイチ.イトウ(H.Ito),ワイ.
イケ(Y.Ike),エス.イカタ(S.Ikata)
およびケイ.イタクラ(K.Itakura)(198
2),ヌクレイック アシド レス(Nucleic
Acids Res.)10,1755−1769〕。
連結反応とこれに続く部分的二重鎖構造の酵素による閉
鎖により、幾つかのオリゴヌクレオチドから構築され
る。オリゴヌクレオチドはシリカ支持体においてホスホ
アミダイト化学(phosphoramidite c
hemistry)を用いて自動DNA合成機において
合成される〔エス.エル・ビュウケージ(S.L.Be
aucage)とエム.エイチ.カルサーズ(M.H.
Caruthers)(1981)テトラヒドロン レ
ターズ(Tetrahydronletters)2
2,1859−1869)かまたはジーおよびトリヌク
レオチド ブロックに接近するホスホトリエステルおよ
びポリスチレン支持体を用いる半自動的カラム合成によ
り合成される〔エイチ.イトウ(H.Ito),ワイ.
イケ(Y.Ike),エス.イカタ(S.Ikata)
およびケイ.イタクラ(K.Itakura)(198
2),ヌクレイック アシド レス(Nucleic
Acids Res.)10,1755−1769〕。
【0021】連続的カップリング反応により小さい単位
からオリゴヌクレオチドを合成することは当業者では公
知である。グルカゴン(1−29)をコードする合成遺
伝子は次のように合成される: 33mer(I): GAGCACTCTCAGGGTACCTTCACTTCTGACTAC (I) を、13mer(III): ATTTAGAGTAGTC (III) の存在下に33mer(II) : TCTAAATACTTGGACTCTAGAAGAGCCCAAGAC (II) と連結すると66−mer(I−II) :
からオリゴヌクレオチドを合成することは当業者では公
知である。グルカゴン(1−29)をコードする合成遺
伝子は次のように合成される: 33mer(I): GAGCACTCTCAGGGTACCTTCACTTCTGACTAC (I) を、13mer(III): ATTTAGAGTAGTC (III) の存在下に33mer(II) : TCTAAATACTTGGACTCTAGAAGAGCCCAAGAC (II) と連結すると66−mer(I−II) :
【0022】
【表1】
【0023】が得られる。 さらに、73−merが、33−mer(II) の存在下
に13−mer(III)、16−mer(V): CTTCTAGAGTCCAAGT (V) と44−mer(IV) : CCGAAGCTTAGGTGTTCATCAACCATTGGACGAAGTCTTGGGCT (I
V) とを連結することにより合成され、73−mer(III
−V−IV) :
に13−mer(III)、16−mer(V): CTTCTAGAGTCCAAGT (V) と44−mer(IV) : CCGAAGCTTAGGTGTTCATCAACCATTGGACGAAGTCTTGGGCT (I
V) とを連結することにより合成され、73−mer(III
−V−IV) :
【0024】
【表2】 が得られる。
【0025】3′末端が39塩基にわたって相補性であ
る66−mer(I−II) と73−mer(III −V−
IV) をアニールし、3′−末端を酵素により延長し、そ
の結果得られる100bpの二重鎖DNA分子を編入し
た制限部位とともに次に示す(大文字:化学合成、小文
字:酵素による延長):
る66−mer(I−II) と73−mer(III −V−
IV) をアニールし、3′−末端を酵素により延長し、そ
の結果得られる100bpの二重鎖DNA分子を編入し
た制限部位とともに次に示す(大文字:化学合成、小文
字:酵素による延長):
【0026】
【表3】
【0027】合成遺伝子のKpnl−Hind3断片を
T4 リガーゼを用いてプラスミド(Kpn1とHind
3で切断されたpLa C48)に挿入する。連結反応
を用いてコンピテント大腸菌細胞を形質転換する。再度
形質転換後、グルカゴン(4−29)に対する正しい配
列を有する形質転換細胞(pKFN4)が同定される。
T4 リガーゼを用いてプラスミド(Kpn1とHind
3で切断されたpLa C48)に挿入する。連結反応
を用いてコンピテント大腸菌細胞を形質転換する。再度
形質転換後、グルカゴン(4−29)に対する正しい配
列を有する形質転換細胞(pKFN4)が同定される。
【0028】合成グルカゴン(1−3)配列を有する酵
母プラスミド中にグルカゴン(4−29)遺伝子を挿入
することによりグルカゴン(1−29)をコードする合
成遺伝子を構築する。連結はKpn1−部位で生じる。
グルカゴン(1−21)をコードする合成遺伝子(1−
21)は、グルカゴン(16−29)に相当するXba
l−Hind3断片をグルカゴン(16−21)に相当
する合成Xbal−Hind3断片に置換することによ
りグルカゴン(1−29)遺伝子から構築される:
母プラスミド中にグルカゴン(4−29)遺伝子を挿入
することによりグルカゴン(1−29)をコードする合
成遺伝子を構築する。連結はKpn1−部位で生じる。
グルカゴン(1−21)をコードする合成遺伝子(1−
21)は、グルカゴン(16−29)に相当するXba
l−Hind3断片をグルカゴン(16−21)に相当
する合成Xbal−Hind3断片に置換することによ
りグルカゴン(1−29)遺伝子から構築される:
【0029】
【表4】
【0030】プラスミド構築 グルカゴンの最初の4つのアミノ酸をコードしKpn1
位置で終わる合成オリゴヌクレオチドを、MFα1リー
ダー配列の後で酵母ベクターに入れる〔ジェイ.クリジ
ャン(J.Kurijan)とアイ.ヘルスコウィッツ
(I.Herskowitz)、ストラクチュア オブ
ア イースト フェロモン ジーンMFα(Stru
cture of a Yeast Pheromon
e Gene MFα):ア ピュータティブ アルフ
ァーファクター プレカーソルコンテインズ フォアタ
ンデム コピーズ オブ マチュア アルファーファー
クター(A Putative α−Factor P
recusor Dontains four Tan
dem Copies of Mature α−Fa
ctor),セル(Cell)30(1982)933
−943〕。α−ファクターリーダーの最後のもとから
のHind3位置をカップリングにより破壊する。カッ
プリングは次のように示される:
位置で終わる合成オリゴヌクレオチドを、MFα1リー
ダー配列の後で酵母ベクターに入れる〔ジェイ.クリジ
ャン(J.Kurijan)とアイ.ヘルスコウィッツ
(I.Herskowitz)、ストラクチュア オブ
ア イースト フェロモン ジーンMFα(Stru
cture of a Yeast Pheromon
e Gene MFα):ア ピュータティブ アルフ
ァーファクター プレカーソルコンテインズ フォアタ
ンデム コピーズ オブ マチュア アルファーファー
クター(A Putative α−Factor P
recusor Dontains four Tan
dem Copies of Mature α−Fa
ctor),セル(Cell)30(1982)933
−943〕。α−ファクターリーダーの最後のもとから
のHind3位置をカップリングにより破壊する。カッ
プリングは次のように示される:
【0031】
【表5】
【0032】得られるプラスミドpMT290は、MF
α1リーダーのLys−Arg−Glu−Ala−Gl
u−Alaの後に直ちに置かれたグルカゴン遺伝子のプ
ロモーター近接部を有し、TPIプロモーター(TPI
p)で制御される。このプラスミドはプラスミドpKF
N4からのグルカゴン(4−29)に対する配列の挿入
に適する。しかしながらこのプラスミドは転写終結のい
かなる酵母シグナルをも含まない。
α1リーダーのLys−Arg−Glu−Ala−Gl
u−Alaの後に直ちに置かれたグルカゴン遺伝子のプ
ロモーター近接部を有し、TPIプロモーター(TPI
p)で制御される。このプラスミドはプラスミドpKF
N4からのグルカゴン(4−29)に対する配列の挿入
に適する。しかしながらこのプラスミドは転写終結のい
かなる酵母シグナルをも含まない。
【0033】このような終結部位はクローンタンパク質
の収率を10倍ほど増加すると報告されている〔ジェ
イ.メローら(J.Mellor et.al)、ジー
ン(Gene)24(1983)1−14〕。それゆえ
酵母発現ベクターpMT544においては、pMT40
9からのα−ファクター転写ターミネーター(MFα1
T )配列をグルカゴン挿入部の後に入れる。
の収率を10倍ほど増加すると報告されている〔ジェ
イ.メローら(J.Mellor et.al)、ジー
ン(Gene)24(1983)1−14〕。それゆえ
酵母発現ベクターpMT544においては、pMT40
9からのα−ファクター転写ターミネーター(MFα1
T )配列をグルカゴン挿入部の後に入れる。
【0034】TPIp−MFα1リーダー・グルカゴン
(1−29)−MFα1T に対する挿入コードを有する
プラスミドpMT544はいまだにN−末端Glu−A
la−Glu−Ala延長をコードする配列を含み、こ
れは我々の構築においては酵母により分子の約1/3が
除去されるだけである。MFα1リーダーのC−末端G
lu−Ala−Glu−AlaをコードするDNA配列
は、インビトロの欠失突然変異誘発によりpMT544
から除かれる。得られる酵母発現プラスミドpKFN6
はTPIp−MFα1リーダー(Glu−Ala−Gl
u−Alaを引く)−グルカゴン(1−29)−MFα
1T に対する挿入コードを含む。
(1−29)−MFα1T に対する挿入コードを有する
プラスミドpMT544はいまだにN−末端Glu−A
la−Glu−Ala延長をコードする配列を含み、こ
れは我々の構築においては酵母により分子の約1/3が
除去されるだけである。MFα1リーダーのC−末端G
lu−Ala−Glu−AlaをコードするDNA配列
は、インビトロの欠失突然変異誘発によりpMT544
から除かれる。得られる酵母発現プラスミドpKFN6
はTPIp−MFα1リーダー(Glu−Ala−Gl
u−Alaを引く)−グルカゴン(1−29)−MFα
1T に対する挿入コードを含む。
【0035】好ましい構築において、この発現単位は安
定で高いコピー数の酵母プラスミドCPOT(ATCC
No.39685)へ移され、これは増殖培地におい
てグルコースの存在により単に選択されるだけである。
得られるグルカゴン(1−29)に対する酵母発現プラ
スミドはpMT612の番号が付けられる。TPIp−
MFα1リーダー(Glu−Ala−Glu−Alaを
引く)−グルカゴン(1−21)−MFα1T に対する
挿入コードを含むプラスミドは、pKFN6から、グル
カゴン(16−21)をコードするXbal−Hind
3断片をグルカゴン(16−23)をコードする合成X
bal−Hind3断片に置き換えることにより構築さ
れる。
定で高いコピー数の酵母プラスミドCPOT(ATCC
No.39685)へ移され、これは増殖培地におい
てグルコースの存在により単に選択されるだけである。
得られるグルカゴン(1−29)に対する酵母発現プラ
スミドはpMT612の番号が付けられる。TPIp−
MFα1リーダー(Glu−Ala−Glu−Alaを
引く)−グルカゴン(1−21)−MFα1T に対する
挿入コードを含むプラスミドは、pKFN6から、グル
カゴン(16−21)をコードするXbal−Hind
3断片をグルカゴン(16−23)をコードする合成X
bal−Hind3断片に置き換えることにより構築さ
れる。
【0036】好ましい構築において、上記発現単位は酵
母プラスミドCPOT(ATCCNo.39685)へ
移される。得られるグルカゴン(1−21)に対する酵
母発現プラスミドはpKFN23の番号が付けられる。
母プラスミドCPOT(ATCCNo.39685)へ
移される。得られるグルカゴン(1−21)に対する酵
母発現プラスミドはpKFN23の番号が付けられる。
【0037】形質転換 プラスミドpMT612を、グルコースにおける増殖に
対し選択することによりトリオースホスフェートイソメ
ラーゼ(TPI)遺伝子に欠失を有する酵母(S.ce
revisiae)株へ形質転換する。このような株
は、一般に、単独炭素源としてのグルコースでの増殖が
不安定であり、ガラクト−スラクテート培地で非常にゆ
っくり増殖する。
対し選択することによりトリオースホスフェートイソメ
ラーゼ(TPI)遺伝子に欠失を有する酵母(S.ce
revisiae)株へ形質転換する。このような株
は、一般に、単独炭素源としてのグルコースでの増殖が
不安定であり、ガラクト−スラクテート培地で非常にゆ
っくり増殖する。
【0038】この欠陥は、TPI遺伝子における突然変
異のためであり、これは欠失によりまたはこの遺伝子の
大部分を酵母(S.cerevisiae)LEU2遺
伝子で置き換えることにより得られる。増殖欠失のため
に,TPIをコードする遺伝子を含むプラスミドに対し
強い選択性がある。pMT612はスキゾサッカロマイ
セスポンベ(Schizo.pombe)TPI遺伝子
を有する。
異のためであり、これは欠失によりまたはこの遺伝子の
大部分を酵母(S.cerevisiae)LEU2遺
伝子で置き換えることにより得られる。増殖欠失のため
に,TPIをコードする遺伝子を含むプラスミドに対し
強い選択性がある。pMT612はスキゾサッカロマイ
セスポンベ(Schizo.pombe)TPI遺伝子
を有する。
【0039】プラスミドpMT544を、ロイシンプロ
トロフィに対する選択性により酵母(S.cevevi
siae)LEU2突然変異株へ形質転換〔エー・ヒン
ネン(A.Hinnen)、ジェイ.ビィ.ヒックス
(J.B.Hichs)およびジィ.アール.フィンク
(G.R.Fink)、“トランスフォーメーションオ
ブ イースト(Transformation of
Yeast)”、プロシーディング オブ ナチュラル
アカデミィ オブ サイエンス,75,(197
8),1929〕。
トロフィに対する選択性により酵母(S.cevevi
siae)LEU2突然変異株へ形質転換〔エー・ヒン
ネン(A.Hinnen)、ジェイ.ビィ.ヒックス
(J.B.Hichs)およびジィ.アール.フィンク
(G.R.Fink)、“トランスフォーメーションオ
ブ イースト(Transformation of
Yeast)”、プロシーディング オブ ナチュラル
アカデミィ オブ サイエンス,75,(197
8),1929〕。
【0040】プラスミドpKFN23を、グルコース増
殖に対する選択性によりTPI遺伝子に欠失を有するエ
ス.セレヴィシアエ(S.cerevisiae)株へ
形質転換する。移された株KFN31は別な用途のため
に選択される。プラスミドpMT612を有する形質転
換株MT615は、出願人により、D−3400ゲッチ
ンゲン、グリースバッハストラーセ8のドイチェ サム
ラングフォン ミクロオルガニスメニン(Deutsc
he Sammluvg von Mikroorga
nismen)(DSM)に1985年1月10日に寄
託され、寄託番号DSM3184が付された。
殖に対する選択性によりTPI遺伝子に欠失を有するエ
ス.セレヴィシアエ(S.cerevisiae)株へ
形質転換する。移された株KFN31は別な用途のため
に選択される。プラスミドpMT612を有する形質転
換株MT615は、出願人により、D−3400ゲッチ
ンゲン、グリースバッハストラーセ8のドイチェ サム
ラングフォン ミクロオルガニスメニン(Deutsc
he Sammluvg von Mikroorga
nismen)(DSM)に1985年1月10日に寄
託され、寄託番号DSM3184が付された。
【0041】株KFN31は、出願人により1985年
12月13日にDSMに寄託され、寄託番号DSM36
08が付された。DSMは1977年のブタペスト条約
により権限を与えられた国際寄託機関であり、上記条約
のそれぞれ9条と11条にしたがって上記寄託物の永続
性と公衆によるこれの取得を保証するものである。
12月13日にDSMに寄託され、寄託番号DSM36
08が付された。DSMは1977年のブタペスト条約
により権限を与えられた国際寄託機関であり、上記条約
のそれぞれ9条と11条にしたがって上記寄託物の永続
性と公衆によるこれの取得を保証するものである。
【0042】実験例1.オリゴデオキシリボヌクレオチド合成 保護されたデオキシリボヌクレオシド3′−p−クロロ
フェニルホスフェートならびに保護されたジーおよびト
リヌクレオチド3′−p−クロロフェニルホスフェート
を記載されているように調製する〔ジィ.アール.ゴッ
フ(G.R.Gough)、ケイ.ジェイ.コリー
(K.J.Collier)、エイチ.エル.ワイス
(H.L.Weith)およびピー.ティ.ギルハム
(P.T.Gilham)(1979)ヌクレイック
アシド リサーチ(Nucleic Acids Re
search)7,1955−1964〕。
フェニルホスフェートならびに保護されたジーおよびト
リヌクレオチド3′−p−クロロフェニルホスフェート
を記載されているように調製する〔ジィ.アール.ゴッ
フ(G.R.Gough)、ケイ.ジェイ.コリー
(K.J.Collier)、エイチ.エル.ワイス
(H.L.Weith)およびピー.ティ.ギルハム
(P.T.Gilham)(1979)ヌクレイック
アシド リサーチ(Nucleic Acids Re
search)7,1955−1964〕。
【0043】ピリジンを還流し次いで水素カルシウムか
ら留出することにより無水物にする。ホスホトルエステ
ルの接近によりオリゴヌクレオチド合成に対する支持体
は、3′−O−スクシニル基を介してアミノメチル化1
%架橋ポリスチレンビーズ(バッケム Bachem)
と結合する完全に保護されたジオキシリポヌクレオシド
である。
ら留出することにより無水物にする。ホスホトルエステ
ルの接近によりオリゴヌクレオチド合成に対する支持体
は、3′−O−スクシニル基を介してアミノメチル化1
%架橋ポリスチレンビーズ(バッケム Bachem)
と結合する完全に保護されたジオキシリポヌクレオシド
である。
【0044】33−mer(I)の合成を、カラム(オ
ムニフィットOmnifit,6.5mm内径)に充てん
したDMTr−dABZ−ポリマー3μモルで開始する。
HPLCポンプ(コントロンKontron LCポン
プ410)および6個の出口を有する空気作動性回転弁
(レオダインRheodyne 5011型)を介した
制御装置(コントロン プログラマー Kontron
Programmer 200型)を用いてカラムへ
溶媒と反応物を流す。
ムニフィットOmnifit,6.5mm内径)に充てん
したDMTr−dABZ−ポリマー3μモルで開始する。
HPLCポンプ(コントロンKontron LCポン
プ410)および6個の出口を有する空気作動性回転弁
(レオダインRheodyne 5011型)を介した
制御装置(コントロン プログラマー Kontron
Programmer 200型)を用いてカラムへ
溶媒と反応物を流す。
【0045】最初のサイクルは、トリクロロ酢酸の10
%クロロホルム溶液でジメトキシトリチル基を除去し続
いてクロロホルムとピリジンで洗浄することからなる。
カップリング反応は、無水ピリジン中に0.1Mジメト
キシトリチル チミジン 3′−O−p−クロロフェニ
ルホスフェート、0.3M 1−メシチレンスルホニル
−3−ニトロ−1,2,4−トリアゾールおよび1M
N−メチルイミダゾールを手動により注入することで行
なわれる〔ビー.エス.スプロート(B.S.Spro
at)およびダブリュ.バンワース(W.Babwar
th)(1983)テトラヘドロン レターズ(Tet
rahedron Letters)24,5771−
5774〕。
%クロロホルム溶液でジメトキシトリチル基を除去し続
いてクロロホルムとピリジンで洗浄することからなる。
カップリング反応は、無水ピリジン中に0.1Mジメト
キシトリチル チミジン 3′−O−p−クロロフェニ
ルホスフェート、0.3M 1−メシチレンスルホニル
−3−ニトロ−1,2,4−トリアゾールおよび1M
N−メチルイミダゾールを手動により注入することで行
なわれる〔ビー.エス.スプロート(B.S.Spro
at)およびダブリュ.バンワース(W.Babwar
th)(1983)テトラヘドロン レターズ(Tet
rahedron Letters)24,5771−
5774〕。
【0046】室温で30分間カップリング後、ポリマー
をピリジンとクロロホルムで洗う。サイクル時間は85
分であった。同様な方法で、保護されたジーおよびトリ
ヌクレオチド3′−O−p−クロロフェニルホスフェー
トを、支持体上で成長するオリゴヌクレオチドに連結す
る。完全に保護された33−merを部分的に脱保護化
し、37℃で24時間ピリジン−水(4:1)中の0.
5Mテトラメチルグアニジニウム ピリジン−2−アル
ドキシメートで処理することにより支持体から分割する
〔シィ.ビィ.リーセ(C.B.Reese)、アー
ル.シィ.チトマス(R.C.Titmas)およびエ
ル.ヤウ(L.Tau)(1978)テトラヘドロン
レターズ,2727−2730〕。
をピリジンとクロロホルムで洗う。サイクル時間は85
分であった。同様な方法で、保護されたジーおよびトリ
ヌクレオチド3′−O−p−クロロフェニルホスフェー
トを、支持体上で成長するオリゴヌクレオチドに連結す
る。完全に保護された33−merを部分的に脱保護化
し、37℃で24時間ピリジン−水(4:1)中の0.
5Mテトラメチルグアニジニウム ピリジン−2−アル
ドキシメートで処理することにより支持体から分割する
〔シィ.ビィ.リーセ(C.B.Reese)、アー
ル.シィ.チトマス(R.C.Titmas)およびエ
ル.ヤウ(L.Tau)(1978)テトラヘドロン
レターズ,2727−2730〕。
【0047】24時間55℃にて濃アンモニアで処理す
ることにより塩基性保護基を除去する。最後に、室温で
30分間80%酢酸水溶液で処理することによりジメト
キシトリチル基を除く。記載されているようにC18カ
ラム中でHPLCにより33−mer(I)を精製する
〔エイチ.ジェイ.フリッツ(H.J.Fritz)、
アール ベラガジェ(R.Belagaje)、イー.
ブラウン(E.Brown)、アール.エイチ.フリッ
ツ(R.H.Fritz)、アール.エー.ジョンズ
(R.A.Jones)、アール.ジィ.リーズ(R.
J.Lees)およびエイチ.ジィ.コーラナ(H.
J.Khorana)(1978)バイオケミストリィ
(Biochemistry)、17,1257−12
67〕。
ることにより塩基性保護基を除去する。最後に、室温で
30分間80%酢酸水溶液で処理することによりジメト
キシトリチル基を除く。記載されているようにC18カ
ラム中でHPLCにより33−mer(I)を精製する
〔エイチ.ジェイ.フリッツ(H.J.Fritz)、
アール ベラガジェ(R.Belagaje)、イー.
ブラウン(E.Brown)、アール.エイチ.フリッ
ツ(R.H.Fritz)、アール.エー.ジョンズ
(R.A.Jones)、アール.ジィ.リーズ(R.
J.Lees)およびエイチ.ジィ.コーラナ(H.
J.Khorana)(1978)バイオケミストリィ
(Biochemistry)、17,1257−12
67〕。
【0048】同様な方法で13−mer(III)、16−
mer(V)、44−mer(IV) が合成され、α−フ
ァクターリーダー配列とグルカゴン(1−29)遺伝子
の融合に対する合成グルカゴン(1−4)リンカーとし
て2つのオリゴヌクレオチド(10−merと18−m
er)が使用される。33−merII、グルカゴン(1
−21)の遺伝子構築に用いられる2個の19−mer
および26−mer突然変異誘発性欠失プライマーは、
自動DNA合成機(アプライド バイオシステムズ A
pplied Biosystems380A型)中で
ホスホラミジト ケミストリィおよび市販されている反
応物を用いて合成される。
mer(V)、44−mer(IV) が合成され、α−フ
ァクターリーダー配列とグルカゴン(1−29)遺伝子
の融合に対する合成グルカゴン(1−4)リンカーとし
て2つのオリゴヌクレオチド(10−merと18−m
er)が使用される。33−merII、グルカゴン(1
−21)の遺伝子構築に用いられる2個の19−mer
および26−mer突然変異誘発性欠失プライマーは、
自動DNA合成機(アプライド バイオシステムズ A
pplied Biosystems380A型)中で
ホスホラミジト ケミストリィおよび市販されている反
応物を用いて合成される。
【0049】例2.グルカゴン(4−29)をコードす
る遺伝子の合成 オリゴヌクレオチドを記載されているように5′−末端
でラベルする〔ケイ.ノリズ(K.Norris)、エ
フ.ノリス(F.Norris)、エル.クリスチャン
セン(F.Christiansen)およびエヌ.フ
ィール(N.Fill)(1983)ヌクレイック ア
シド リサーチ(Nucleic Acids Res
earch)11,5103−5112〕。
る遺伝子の合成 オリゴヌクレオチドを記載されているように5′−末端
でラベルする〔ケイ.ノリズ(K.Norris)、エ
フ.ノリス(F.Norris)、エル.クリスチャン
セン(F.Christiansen)およびエヌ.フ
ィール(N.Fill)(1983)ヌクレイック ア
シド リサーチ(Nucleic Acids Res
earch)11,5103−5112〕。
【0050】水10μl中の1および5′−32P−標識
化IIのそれぞれ10ピコモルとIII20ピコモルの混合
物を5分間60℃で加熱し氷中で急冷する。132mMト
リス−HCl(pH7.4)10μl、20mM MgCl
2 、2mM ATP、20mMDTT、100μg/mlゼラ
チンおよび0.5μl T4 リガーゼ(200単位)を
加える。16℃で2.5時間連結反応を行ない、ここで
約2/3が連結する。得られる66−mer(I−II)
をPAGE変性および緩衝液溶出により精製する。
化IIのそれぞれ10ピコモルとIII20ピコモルの混合
物を5分間60℃で加熱し氷中で急冷する。132mMト
リス−HCl(pH7.4)10μl、20mM MgCl
2 、2mM ATP、20mMDTT、100μg/mlゼラ
チンおよび0.5μl T4 リガーゼ(200単位)を
加える。16℃で2.5時間連結反応を行ない、ここで
約2/3が連結する。得られる66−mer(I−II)
をPAGE変性および緩衝液溶出により精製する。
【0051】同様に5′−32P−標識化V20ピコモル
を、16℃にて2.5時間II25ピコモルの存在下に
5′−32P−標識化(III)20ピコモルとIV20ピコモ
ルと連結する。得られる73−mer(III −V−IV)
をPAGE変性および緩衝液溶出により精製する。9μ
lの50mMトリス−HCl(pH7.8)、5mM MgC
l2 、10mM DTTおよび50μg/mlゼラチン中の
(I−II) および(III −V−IV) それぞれ2ピコモル
を80℃にて3分間加熱し、次いで30分間かけて45
℃まで冷却する。
を、16℃にて2.5時間II25ピコモルの存在下に
5′−32P−標識化(III)20ピコモルとIV20ピコモ
ルと連結する。得られる73−mer(III −V−IV)
をPAGE変性および緩衝液溶出により精製する。9μ
lの50mMトリス−HCl(pH7.8)、5mM MgC
l2 、10mM DTTおよび50μg/mlゼラチン中の
(I−II) および(III −V−IV) それぞれ2ピコモル
を80℃にて3分間加熱し、次いで30分間かけて45
℃まで冷却する。
【0052】45℃で15分間アニーリングした後、反
応混合物を16℃まで冷却し1μldNTP−mix
(dATP,dCTP,dGTP,dTTPそれぞれ5
mM)と1μl DNAポリメラーゼI、クレノウフラグ
メント(3.5単位)を加える。反応における充てんが
16℃で60分間進められ、次いでフエノール抽出によ
り単離され、エタノールで析出される。DNAはKpn
1とHind3を消化し、プラスミドpLa C48
(独自のKpn1とHind3部位を有するpBR32
2の誘導体)からの大きなKpn1−Hind3断片と
連結する。
応混合物を16℃まで冷却し1μldNTP−mix
(dATP,dCTP,dGTP,dTTPそれぞれ5
mM)と1μl DNAポリメラーゼI、クレノウフラグ
メント(3.5単位)を加える。反応における充てんが
16℃で60分間進められ、次いでフエノール抽出によ
り単離され、エタノールで析出される。DNAはKpn
1とHind3を消化し、プラスミドpLa C48
(独自のKpn1とHind3部位を有するpBR32
2の誘導体)からの大きなKpn1−Hind3断片と
連結する。
【0053】連結混合物をアンピリシン耐性を選択する
コンピテント大腸菌細胞へ形質転換させる。制限酵素分
析(Xbal、Kpn1およびHind3)およびDN
A配列〔エー・マキサム(A.Maxam)およびダブ
リュ・ギルバート(W.Gilbert)(1980)
メソード エンザイモール(Methods Enzy
mol−)65,499−560〕により、合成グルカ
ゴン(4−29)遺伝子を含むプラスミドpKFN4を
有するコロニーが同定された。
コンピテント大腸菌細胞へ形質転換させる。制限酵素分
析(Xbal、Kpn1およびHind3)およびDN
A配列〔エー・マキサム(A.Maxam)およびダブ
リュ・ギルバート(W.Gilbert)(1980)
メソード エンザイモール(Methods Enzy
mol−)65,499−560〕により、合成グルカ
ゴン(4−29)遺伝子を含むプラスミドpKFN4を
有するコロニーが同定された。
【0054】実施例3.グルカゴン(1−29)の発現
に対する酵母プラスミドの構築 プラスミドp285を制限酵素Xbalで切断し、次い
でクレノウポリメラーゼとデオキシリボヌクレオチドト
リホスフェートで処理することによりブラントエンドす
る。フエノールで抽出しエタノールで析出させ再懸濁
後、DNAをHind3で切断し10.5kb断片を単離
する。この断片は、TPIプロモーター〔ティ.アルバ
ー(T.Alber)とジィ.カワサキ(G.Kawa
saki)、ジャーナルオブ モレキュラー アプライ
ド ジェネト (J.Mol.Applied.Gen
et.)1(1982),419−434〕とMFα1
リーダー配列を有する。p285の構築は米国特許出願
S.N.547,748(1983年11月1日)に記
載されている。
に対する酵母プラスミドの構築 プラスミドp285を制限酵素Xbalで切断し、次い
でクレノウポリメラーゼとデオキシリボヌクレオチドト
リホスフェートで処理することによりブラントエンドす
る。フエノールで抽出しエタノールで析出させ再懸濁
後、DNAをHind3で切断し10.5kb断片を単離
する。この断片は、TPIプロモーター〔ティ.アルバ
ー(T.Alber)とジィ.カワサキ(G.Kawa
saki)、ジャーナルオブ モレキュラー アプライ
ド ジェネト (J.Mol.Applied.Gen
et.)1(1982),419−434〕とMFα1
リーダー配列を有する。p285の構築は米国特許出願
S.N.547,748(1983年11月1日)に記
載されている。
【0055】p285は挿入TPIp−MFα1リーダ
ーB−C−A−TPIT を有し、酵母株Z33(ATC
C No.20681)で寄託される。プラスミドpB
oe15(Kpn1部位を含む合成Hinc2,Hin
d3挿入部を備えたpUC8の誘導体)を制限酵素Nd
e1で切断し、上述のようにクレノウポリメラーゼを用
いてブラント−エンドし、Kpn1で切断し、最後に
0.3kbの断片を単離する。
ーB−C−A−TPIT を有し、酵母株Z33(ATC
C No.20681)で寄託される。プラスミドpB
oe15(Kpn1部位を含む合成Hinc2,Hin
d3挿入部を備えたpUC8の誘導体)を制限酵素Nd
e1で切断し、上述のようにクレノウポリメラーゼを用
いてブラント−エンドし、Kpn1で切断し、最後に
0.3kbの断片を単離する。
【0056】上述したように調製された合成グルカゴン
(1−4)リンカーを用いて、pUC8挿入部のKpn
1部位をMFα1リーダー配列の263位のHind3
部位と接続することにより、これら2つの断片を連結す
る。多重コピーの挿入を避けるために、リンカーを連結
前にホスホリル化しない。MFα1リーダーの最後の固
有Hind3部位はリンカーによって改質されない。連
結混合物をアミピシリン耐性要求性大腸菌へ形質転換す
る。
(1−4)リンカーを用いて、pUC8挿入部のKpn
1部位をMFα1リーダー配列の263位のHind3
部位と接続することにより、これら2つの断片を連結す
る。多重コピーの挿入を避けるために、リンカーを連結
前にホスホリル化しない。MFα1リーダーの最後の固
有Hind3部位はリンカーによって改質されない。連
結混合物をアミピシリン耐性要求性大腸菌へ形質転換す
る。
【0057】所望の制限パターンを含むプラスミド、p
MT290(図1)が得られる。グルカゴン(1−2
9)をコードする完全な遺伝子および遺伝子に続く転写
終結配列をも含む発現プラスミドを得るために、pMT
290からの6.5kb Xho1−Kpn1断片をpM
T409(0.7kb Xba1−BamH1欠失を有す
るpMT183)からの5.1kb Hind3−Xho
1断片およびpKFN4からのグルカゴン(4−29)
をコードする合成Kpn1−Hind3断片と連結す
る。
MT290(図1)が得られる。グルカゴン(1−2
9)をコードする完全な遺伝子および遺伝子に続く転写
終結配列をも含む発現プラスミドを得るために、pMT
290からの6.5kb Xho1−Kpn1断片をpM
T409(0.7kb Xba1−BamH1欠失を有す
るpMT183)からの5.1kb Hind3−Xho
1断片およびpKFN4からのグルカゴン(4−29)
をコードする合成Kpn1−Hind3断片と連結す
る。
【0058】プラスミドpMT183は2.1kb Sp
h1−BamH3挿入部を含むYEP13の誘導体であ
る。挿入部はスキゾサッカロマイセス ポンベ(Sch
izzosaccharomycespombe)から
のアルコールデヒドロゲナーゼプロモーターの制御下に
エス・セレヴィシアエ(S.cerevisiae)の
MFα1遺伝子の発現をコードする。そのBamH3隣
接部における挿入部はまた転写終結を特定するMFα1
遺伝子からの配列をも含む。連結混合物をアンピシリン
耐性を選択する大腸菌へ形質転換する。
h1−BamH3挿入部を含むYEP13の誘導体であ
る。挿入部はスキゾサッカロマイセス ポンベ(Sch
izzosaccharomycespombe)から
のアルコールデヒドロゲナーゼプロモーターの制御下に
エス・セレヴィシアエ(S.cerevisiae)の
MFα1遺伝子の発現をコードする。そのBamH3隣
接部における挿入部はまた転写終結を特定するMFα1
遺伝子からの配列をも含む。連結混合物をアンピシリン
耐性を選択する大腸菌へ形質転換する。
【0059】得られるプラスミドの1つ、pMT544
(図2)はグルカゴン(1−29)の発現をコードする
予想された制限パターンを示すが、まだN−末端Glu
−Ala−Glu−Ala伸展部をコードする配列をも
有する。Glu−Ala−Glu−Alaをコードする
配列をインビトロ変異誘発によりpMT544から除く
とpKFN6が得られる。pMT544をグルカゴン遺
伝子における固有のXba1部位で切断することにより
直線化する。
(図2)はグルカゴン(1−29)の発現をコードする
予想された制限パターンを示すが、まだN−末端Glu
−Ala−Glu−Ala伸展部をコードする配列をも
有する。Glu−Ala−Glu−Alaをコードする
配列をインビトロ変異誘発によりpMT544から除く
とpKFN6が得られる。pMT544をグルカゴン遺
伝子における固有のXba1部位で切断することにより
直線化する。
【0060】ExoIII ヌクレアーゼ処理により得られ
た二重鎖DNAの3′−末端から5′−モノヌクレオチ
ドを除去する。ExoIII ヌクレアーゼ処理を23℃で
行ないこの条件下で線状プラスミドの各3′−末端から
約250個のヌクレオチドが除かれる〔エル・グオ
(L.Guo)およびアール・ダブリュユー・(R.W
U)(1983),メソード イン エンザイモロジィ
(Methodsin Enzymology)10
0,60−96〕。
た二重鎖DNAの3′−末端から5′−モノヌクレオチ
ドを除去する。ExoIII ヌクレアーゼ処理を23℃で
行ないこの条件下で線状プラスミドの各3′−末端から
約250個のヌクレオチドが除かれる〔エル・グオ
(L.Guo)およびアール・ダブリュユー・(R.W
U)(1983),メソード イン エンザイモロジィ
(Methodsin Enzymology)10
0,60−96〕。
【0061】キナーゼ化26−mer変異誘発性欠失プ
ライマーd(CTTTGGATAAAAGACACTCTCAAGGT)を突然変異位
置までアニールする(図4)。クレノウポリメラーゼを
用いた充てんとT4 リガーゼを用いた連結により二重鎖
環状DNAが作られる。グルカゴン遺伝子における最初
のXba1部位はクレノウ充てんとそれに続く連結によ
り破壊される。
ライマーd(CTTTGGATAAAAGACACTCTCAAGGT)を突然変異位
置までアニールする(図4)。クレノウポリメラーゼを
用いた充てんとT4 リガーゼを用いた連結により二重鎖
環状DNAが作られる。グルカゴン遺伝子における最初
のXba1部位はクレノウ充てんとそれに続く連結によ
り破壊される。
【0062】大腸菌(MT172)の形質転換後、5′
−32P−標識化26mer欠失変異誘発性プライマーを
用いてコロニーハイブリッド法により突然変異体が同定
される。8個の突然変異体からのプラスミドをKpn1
+Pst1消化により分析し、これにより12個の塩基
の予想された欠失が確認される。8個の突然変異体のう
ち3個は“純粋な”突然変異体であるがこれらからのプ
ラスミドはそれにもかかわらず再度大腸菌(MT17
2)へ形質転換される。
−32P−標識化26mer欠失変異誘発性プライマーを
用いてコロニーハイブリッド法により突然変異体が同定
される。8個の突然変異体からのプラスミドをKpn1
+Pst1消化により分析し、これにより12個の塩基
の予想された欠失が確認される。8個の突然変異体のう
ち3個は“純粋な”突然変異体であるがこれらからのプ
ラスミドはそれにもかかわらず再度大腸菌(MT17
2)へ形質転換される。
【0063】pMT544からの4.4kb BamH1
−Xho1および0.9kb BamH1−Kpn1断片
(グルカゴン(4−29)遺伝子を含む)を12bp欠失
を有する2つのプラスミドからの6.6kb Xho1−
Kpn1断片と連結することにより、グルカゴン遺伝子
における破壊されたXba1部位を再構築する(図5参
照)。
−Xho1および0.9kb BamH1−Kpn1断片
(グルカゴン(4−29)遺伝子を含む)を12bp欠失
を有する2つのプラスミドからの6.6kb Xho1−
Kpn1断片と連結することにより、グルカゴン遺伝子
における破壊されたXba1部位を再構築する(図5参
照)。
【0064】2つの連結混合物を形質転換に使用する
〔大腸菌(MT172)と形質転換細胞から単離された
プラスミドをXba1部位(Xba1+EcoR1消
化)の存在についてスクリーニングする〕。4個のプラ
スミドからのXba1−Sal1断片のDNA配列決定
により欠失を確認する〔エイ・マクサム(A.Maxa
m)とダブリュ・ギルバート(W.Gilbert)
(1980)メソード インエンザイモロジィ(Met
hods in Enzymology)65,499
−560〕。別の用途のために1つのプラスミド、pK
FN6が選択される。
〔大腸菌(MT172)と形質転換細胞から単離された
プラスミドをXba1部位(Xba1+EcoR1消
化)の存在についてスクリーニングする〕。4個のプラ
スミドからのXba1−Sal1断片のDNA配列決定
により欠失を確認する〔エイ・マクサム(A.Maxa
m)とダブリュ・ギルバート(W.Gilbert)
(1980)メソード インエンザイモロジィ(Met
hods in Enzymology)65,499
−560〕。別の用途のために1つのプラスミド、pK
FN6が選択される。
【0065】TPIp−MFα1リーダー(Glu−A
la−Glu−Alaを引く)−グルカゴン(1−2
9)−MFα1T を含むpKFN6からの2.1kb B
amH1−Sph1(部分)断片を、エス・ポンベ
(S.pombe)を含むプラスミドCPOTの約11
kb BamH1−Sph1断片に連結する。連結混合物
をアンピシリン耐性選択性大腸菌へ形質転換する。得ら
れたプラスミドはpMT612であった(図2参照)。
la−Glu−Alaを引く)−グルカゴン(1−2
9)−MFα1T を含むpKFN6からの2.1kb B
amH1−Sph1(部分)断片を、エス・ポンベ
(S.pombe)を含むプラスミドCPOTの約11
kb BamH1−Sph1断片に連結する。連結混合物
をアンピシリン耐性選択性大腸菌へ形質転換する。得ら
れたプラスミドはpMT612であった(図2参照)。
【0066】例4.グルカゴン(1−21)の発現に対
する酵母プラスミドの構築両方ともpKFN6からの
0.9kb BamH1−Hind3断片と11kb Xb
a1−BamH1断片をグルカゴン(16−21)をコ
ードする合成の19bp Hind3−Xba1断片に連
結する(上記参照)。連結混合物をアンピシリン耐性選
択性大腸菌(MT172)へ形質転換する。
する酵母プラスミドの構築両方ともpKFN6からの
0.9kb BamH1−Hind3断片と11kb Xb
a1−BamH1断片をグルカゴン(16−21)をコ
ードする合成の19bp Hind3−Xba1断片に連
結する(上記参照)。連結混合物をアンピシリン耐性選
択性大腸菌(MT172)へ形質転換する。
【0067】12個の形質転換体からのプラスミドをB
amH1+Xbal1消化により分析する。プラスミド
の1つからの2.1kb BamH1−Sph1(部分)
断片をエス・ポンベTPI遺伝子を含むプラスミドCP
OTからのほぼ11kb BamH1−Sph1断片と連
結する。連結混合物をアンピシリン耐性選択性大腸菌
(MT172)へ形質転換する。
amH1+Xbal1消化により分析する。プラスミド
の1つからの2.1kb BamH1−Sph1(部分)
断片をエス・ポンベTPI遺伝子を含むプラスミドCP
OTからのほぼ11kb BamH1−Sph1断片と連
結する。連結混合物をアンピシリン耐性選択性大腸菌
(MT172)へ形質転換する。
【0068】制限酵素分析(BamH1+Xba1およ
びHind3+Pst1)および0.7kb32P−標識化
Sal1−Sph1断片のDNA配列決定により、合成
グルカゴン(1−21)含有プラスミドpKFN23を
有するコロニーが同定される。
びHind3+Pst1)および0.7kb32P−標識化
Sal1−Sph1断片のDNA配列決定により、合成
グルカゴン(1−21)含有プラスミドpKFN23を
有するコロニーが同定される。
【0069】例5.酵母株MT556におけるグルカゴ
ン(1−29)の発現 エス・セルヴィシアエ株362(leu2)をO.D.
600が2.1になるまでYPD培地〔シャーマンら
(Sherman et.al.)、メソードイン イ
ースト ジェネティックス(Methods in Y
east Genetics)、コールド スプリング
ハーバー ラボラトリイ(ColdSpring H
arbor Lsboratory),1981〕で増
殖する。
ン(1−29)の発現 エス・セルヴィシアエ株362(leu2)をO.D.
600が2.1になるまでYPD培地〔シャーマンら
(Sherman et.al.)、メソードイン イ
ースト ジェネティックス(Methods in Y
east Genetics)、コールド スプリング
ハーバー ラボラトリイ(ColdSpring H
arbor Lsboratory),1981〕で増
殖する。
【0070】培養液100mlを遠心分離により採取し、
水10mlで洗い、再度遠心分離し、(1.2Mソルビト
ール、25mM Na2 EDTA pH=8.0、6.7
mg/mlジチオトレイトール)10mlに再懸濁する。懸濁
液を30℃で15分間インキュベートし、遠心分離し、
細胞を(1.2Mソルビトール、10mM Na2 EDT
A、0.1Mクエン酸ナトリウムpH=5.8、2mgノボ
ザイムNovozym(商標)234)の10mlに再懸
濁する。
水10mlで洗い、再度遠心分離し、(1.2Mソルビト
ール、25mM Na2 EDTA pH=8.0、6.7
mg/mlジチオトレイトール)10mlに再懸濁する。懸濁
液を30℃で15分間インキュベートし、遠心分離し、
細胞を(1.2Mソルビトール、10mM Na2 EDT
A、0.1Mクエン酸ナトリウムpH=5.8、2mgノボ
ザイムNovozym(商標)234)の10mlに再懸
濁する。
【0071】懸濁液を30℃で30分間インキュベート
し、細胞を遠心分離により集め、12Mソルビトール1
0mlとCAS(1.2Mソルビトール、10mM CaC
l2、10mMトリス(トリス=トリス(ヒドロキシメチ
ル)−アミノメタン)pH=7.5)10ml中で洗い、C
AS2mlに再懸濁する。形質転換のためにCAS−再懸
濁細胞0.1mlをほぼ1μgのプラスミドpMT544
と混合し、室温で15分間放置する。(20%ポリエチ
レングリコール4000、10mM CaCl2、10mM
トリスpH=7.5)の1mlを加え、混合物をさらに30
分間室温で放置する。
し、細胞を遠心分離により集め、12Mソルビトール1
0mlとCAS(1.2Mソルビトール、10mM CaC
l2、10mMトリス(トリス=トリス(ヒドロキシメチ
ル)−アミノメタン)pH=7.5)10ml中で洗い、C
AS2mlに再懸濁する。形質転換のためにCAS−再懸
濁細胞0.1mlをほぼ1μgのプラスミドpMT544
と混合し、室温で15分間放置する。(20%ポリエチ
レングリコール4000、10mM CaCl2、10mM
トリスpH=7.5)の1mlを加え、混合物をさらに30
分間室温で放置する。
【0072】混合物を遠心分離し、ペレットをSOS
(1.2Mソルビトール、33%v/v YPD、6.
7mM CaCl2 、14μg/mlロイシン)の0.1ml
中に再懸濁させ、30℃で2時間インキュベートする。
次いで懸濁液を遠心分離し、ペレットを1.2Mソルビ
トール0.5ml中に再懸濁させる。寒天上層〔シャーマ
ンらのSC培地(メソード イン イースト ジェネテ
ィックス,コールド スプリング ハーバー ラボラト
リィ,1981)、ロイシンを排除し、1.2Mソルビ
トール+2.5%寒天を含むもの〕6mlを52℃で加
え、この懸濁液を同種の寒天固化ソルビトール含有培地
を含むプレートの上面に注入する。
(1.2Mソルビトール、33%v/v YPD、6.
7mM CaCl2 、14μg/mlロイシン)の0.1ml
中に再懸濁させ、30℃で2時間インキュベートする。
次いで懸濁液を遠心分離し、ペレットを1.2Mソルビ
トール0.5ml中に再懸濁させる。寒天上層〔シャーマ
ンらのSC培地(メソード イン イースト ジェネテ
ィックス,コールド スプリング ハーバー ラボラト
リィ,1981)、ロイシンを排除し、1.2Mソルビ
トール+2.5%寒天を含むもの〕6mlを52℃で加
え、この懸濁液を同種の寒天固化ソルビトール含有培地
を含むプレートの上面に注入する。
【0073】30℃にて3日後形質転換コロニーを選
び、再単離し、液状培養を開始するのに使用する。この
ような形質転換体の1つMT556(=MT362/p
MT544)をさらに特性決定のために選択する。株M
T566を、ロイシンを含まない合成の完全培地SC
(シャーマンら、メソード インイーストジェネティッ
クス コールド スプリング ハーバー ラボラトリ
ィ、1981)で増殖する。2lの流れ防止フラスコ中
の1l培養液を30℃で攪拌してO.D.600nm7〜
10までとなるようにする。次いで培養物を遠心分離
し、さらに別の分析のために上清を除く。
び、再単離し、液状培養を開始するのに使用する。この
ような形質転換体の1つMT556(=MT362/p
MT544)をさらに特性決定のために選択する。株M
T566を、ロイシンを含まない合成の完全培地SC
(シャーマンら、メソード インイーストジェネティッ
クス コールド スプリング ハーバー ラボラトリ
ィ、1981)で増殖する。2lの流れ防止フラスコ中
の1l培養液を30℃で攪拌してO.D.600nm7〜
10までとなるようにする。次いで培養物を遠心分離
し、さらに別の分析のために上清を除く。
【0074】抗グルカゴン血清K−6248を用いたラ
ジオイムノアッセイによりMT556からの上清中でグ
ルカゴン様免疫活性(GLI)を測定する6〔ヘデイン
グエル.ジィ.(Heding L.G.)、(198
3)ハンドブック オブエクスペリメンタル ファルマ
コロジィ(Handbook of Experime
ntal Pharmacology)、グルカゴン
I;ピィ.ジェイ.レフェブレ(P.J.Lefebv
re)編、スプリンガーフェアラーク(Springe
r Verlag)pp189−202〕。この抗体は
グルカゴン分子の中心にある配列を識別する。
ジオイムノアッセイによりMT556からの上清中でグ
ルカゴン様免疫活性(GLI)を測定する6〔ヘデイン
グエル.ジィ.(Heding L.G.)、(198
3)ハンドブック オブエクスペリメンタル ファルマ
コロジィ(Handbook of Experime
ntal Pharmacology)、グルカゴン
I;ピィ.ジェイ.レフェブレ(P.J.Lefebv
re)編、スプリンガーフェアラーク(Springe
r Verlag)pp189−202〕。この抗体は
グルカゴン分子の中心にある配列を識別する。
【0075】形質転換酵母細胞における免疫活性グルカ
ゴン(1−29)の発現レベルは177ナノモル/l上
清である。GLI−ペプチドをMT556上清から回収
する。上清800mlへ125 I−グルカゴンレーサーと9
6%エタノールをアルコール濃度5%(v/v)が得ら
れるまで添加する。上清をセプ−パック(Sep−Pa
k)(商標)カラム(ウォーターズWaters)で濃
縮し、上清533mlに相当する濃縮液の2/3を抗グル
カゴンイムノソルベントカラムで精製する。
ゴン(1−29)の発現レベルは177ナノモル/l上
清である。GLI−ペプチドをMT556上清から回収
する。上清800mlへ125 I−グルカゴンレーサーと9
6%エタノールをアルコール濃度5%(v/v)が得ら
れるまで添加する。上清をセプ−パック(Sep−Pa
k)(商標)カラム(ウォーターズWaters)で濃
縮し、上清533mlに相当する濃縮液の2/3を抗グル
カゴンイムノソルベントカラムで精製する。
【0076】抗グルカゴンカラムからの溶出液を、10
μウォーターズ ミクロボンドパック(μ Bondo
pak)C−18カラム(3.9×300mm)中HPL
Cで分別する。A緩衝液およびB緩衝液は、それぞれ
0.1%TFA(H2 O)と0.07%TFA(MeC
N)である。カラムを25%B(流速:1.5ml/分)
で平衡化し、ペプチドをMeCNの直線状勾配(1%/
分)で溶出し、276nmで検出する。
μウォーターズ ミクロボンドパック(μ Bondo
pak)C−18カラム(3.9×300mm)中HPL
Cで分別する。A緩衝液およびB緩衝液は、それぞれ
0.1%TFA(H2 O)と0.07%TFA(MeC
N)である。カラムを25%B(流速:1.5ml/分)
で平衡化し、ペプチドをMeCNの直線状勾配(1%/
分)で溶出し、276nmで検出する。
【0077】GLIに相当するピークが膵臓グルカゴン
1−29標準物と同じ領域で溶出する。この分画を濃縮
し、再度溶解し、アミノ酸配列分析を施す。単離された
ペプチドの配列分析をガスフェーズセクエンサー(Ga
s Phase Sequencer)で行なう〔モー
ディ,エイ.ジェイ.(Moody,A.J.)、チ
ム,エル.(Thim.L)、ヴァルベルデ.アイ.
(Valverde,I.)フェデレーション オブ
ヨーロピアン バイオケミカル ソサイアティーズレタ
ー(FEBS Lett.),172(1984),1
42−148〕。次の結果が得られた:
1−29標準物と同じ領域で溶出する。この分画を濃縮
し、再度溶解し、アミノ酸配列分析を施す。単離された
ペプチドの配列分析をガスフェーズセクエンサー(Ga
s Phase Sequencer)で行なう〔モー
ディ,エイ.ジェイ.(Moody,A.J.)、チ
ム,エル.(Thim.L)、ヴァルベルデ.アイ.
(Valverde,I.)フェデレーション オブ
ヨーロピアン バイオケミカル ソサイアティーズレタ
ー(FEBS Lett.),172(1984),1
42−148〕。次の結果が得られた:
【0078】
【表6】
【0079】配列決定から発現産物は3つのペプチドか
らなることがわかった。 Glu−Ala−Glu−Ala−グルカゴン(1−29) 33% Glu−Ala−グルカゴン(1−29)および 33% グルカゴン(1−29) 33% 3つのペプチドは示唆した相対量で存在する。さらにA
rg−Arg配列はすべての3つのペプチドで損なわれ
ていないこともわかる。
らなることがわかった。 Glu−Ala−Glu−Ala−グルカゴン(1−29) 33% Glu−Ala−グルカゴン(1−29)および 33% グルカゴン(1−29) 33% 3つのペプチドは示唆した相対量で存在する。さらにA
rg−Arg配列はすべての3つのペプチドで損なわれ
ていないこともわかる。
【0080】例6.酵母株MT615におけるグルカゴ
ン(1−29)の発現 エス.セレ.ヴィシアエ(S.cerevisiae)
株MT501(E2−7B×E11−3C(a/α,Δ
ti/Δtpi,pep4−3/pep4−3)を、次
の修正を伴って例4で記載したようにpTM612で形
質転換する: 1)形質転換前に株MT501をYP GaL(1%バ
クト酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%ガラクトー
ス、1%ラクテート)でO.D.600が0.6になる
まで増殖する。
ン(1−29)の発現 エス.セレ.ヴィシアエ(S.cerevisiae)
株MT501(E2−7B×E11−3C(a/α,Δ
ti/Δtpi,pep4−3/pep4−3)を、次
の修正を伴って例4で記載したようにpTM612で形
質転換する: 1)形質転換前に株MT501をYP GaL(1%バ
クト酵母抽出物、2%バクトペプトン、2%ガラクトー
ス、1%ラクテート)でO.D.600が0.6になる
まで増殖する。
【0081】2)SOS溶液はYPDの代わりにYP
GaLを含む。1つの形質転換体MT615(=MT5
01/pMT612)をさらに特性決定のために選択す
る。株MT615をMT556について記載したように
ただしYPD培地(シャーマンら、メソード インイー
スト ジェネティックス,コールド スプリング ハー
バー ラボラトリィ,1981)で、O.D.600が
15になるまで増殖する。
GaLを含む。1つの形質転換体MT615(=MT5
01/pMT612)をさらに特性決定のために選択す
る。株MT615をMT556について記載したように
ただしYPD培地(シャーマンら、メソード インイー
スト ジェネティックス,コールド スプリング ハー
バー ラボラトリィ,1981)で、O.D.600が
15になるまで増殖する。
【0082】グルカゴンをMT615上清から単離す
る。2回単離を行なう。最初に、上清からのペプチドを
メルク(Merck)C18のカラムに結合し、60%
エタノールで溶出し、次いでウォーターズ(Water
s)HPLC SPイオン交換体中で分別する。この方
法では、SP上での分離のためのC18溶出液の調製の
間トレーサーとして用いる125 I−グルカゴンが定量的
に析出するために、部分的に成功するだけである。第二
の方法は、MT615上清液中のペプチドをSPセファ
デックスに結合し、逆相HPLCにより溶出し分別する
ことである。
る。2回単離を行なう。最初に、上清からのペプチドを
メルク(Merck)C18のカラムに結合し、60%
エタノールで溶出し、次いでウォーターズ(Water
s)HPLC SPイオン交換体中で分別する。この方
法では、SP上での分離のためのC18溶出液の調製の
間トレーサーとして用いる125 I−グルカゴンが定量的
に析出するために、部分的に成功するだけである。第二
の方法は、MT615上清液中のペプチドをSPセファ
デックスに結合し、逆相HPLCにより溶出し分別する
ことである。
【0083】抗グルカゴン血清K6248およびK55
63(これはグルカゴンのC末端部分を識別する)を用
いて〔ヘディング エル.ジィ.(Heding L.
G.)、(1983)ハンドブック オブ エクスペリ
メンタル ファルマコロジィ(Handbook of
Experimental Pharmacolog
y)、グルカゴンI:ピィ.ジェイ.レフェブレ編、ス
プリンガー フェアラーク,pp189−202〕、R
IA〔ヘディング,エル.ジィ.(1971)、ラジオ
ロジカル ディターミネーション オブ パンクレアテ
ィック アンドガット グルカゴン イン プラズマ
(Radiological determinati
on of pancreatic and gut
gulcagon in plasma)、ダイアベト
ロギア(Diabetologia)7,10−19〕
により測定される。
63(これはグルカゴンのC末端部分を識別する)を用
いて〔ヘディング エル.ジィ.(Heding L.
G.)、(1983)ハンドブック オブ エクスペリ
メンタル ファルマコロジィ(Handbook of
Experimental Pharmacolog
y)、グルカゴンI:ピィ.ジェイ.レフェブレ編、ス
プリンガー フェアラーク,pp189−202〕、R
IA〔ヘディング,エル.ジィ.(1971)、ラジオ
ロジカル ディターミネーション オブ パンクレアテ
ィック アンドガット グルカゴン イン プラズマ
(Radiological determinati
on of pancreatic and gut
gulcagon in plasma)、ダイアベト
ロギア(Diabetologia)7,10−19〕
により測定される。
【0084】単離1125 I−豚グルカゴンを900mlのMT615(バッチ
1)へ加え、800mlを次のようにして分別する。試料
を5%エタノール溶液に調整し、メチル リクロプレッ
プ(Merck Lichroprep)C18(25
−40μ)の4.8×1.5cmカラムへの約200ml/
hrで加える。25ミリモル/l・ギ酸アンモニウム、pH
3.5中の5%エタノールおよび同じ緩衝液中の15%
エタノール50mlでカラムを洗浄した後、保持されたペ
プチドをエタノールの60%ギ酸アンモニウム溶液で溶
出する。
1)へ加え、800mlを次のようにして分別する。試料
を5%エタノール溶液に調整し、メチル リクロプレッ
プ(Merck Lichroprep)C18(25
−40μ)の4.8×1.5cmカラムへの約200ml/
hrで加える。25ミリモル/l・ギ酸アンモニウム、pH
3.5中の5%エタノールおよび同じ緩衝液中の15%
エタノール50mlでカラムを洗浄した後、保持されたペ
プチドをエタノールの60%ギ酸アンモニウム溶液で溶
出する。
【0085】粗ペプチドを水で希釈する(イオン強度お
よび有機溶媒%の両方ともを減びるため)と、 125I−
グルカゴンの塊を含む多量の析出物が形成される。これ
はpH3−5でのSPイオン交換剤の計画的使用を予め排
除する。析出物をpH9.0で溶解し、pH4.0で再度沈
でんさせる。ウォーターズDEAEイオン交換体中で分
別するために、試料を20%アセトニトリル中の2.5
ミリモル/l・ギ酸アンモニウムpH7.5に溶かす。試
料を施こすと 125I−グルカゴンが結合しない。それゆ
え、DEAEカラムからの漏出液を減圧下に濃縮し、ヌ
クレオシル(Nucleosil)5μC18の250
×4.6mmカラム上で逆相HPLCによりペプチドを分
別する。
よび有機溶媒%の両方ともを減びるため)と、 125I−
グルカゴンの塊を含む多量の析出物が形成される。これ
はpH3−5でのSPイオン交換剤の計画的使用を予め排
除する。析出物をpH9.0で溶解し、pH4.0で再度沈
でんさせる。ウォーターズDEAEイオン交換体中で分
別するために、試料を20%アセトニトリル中の2.5
ミリモル/l・ギ酸アンモニウムpH7.5に溶かす。試
料を施こすと 125I−グルカゴンが結合しない。それゆ
え、DEAEカラムからの漏出液を減圧下に濃縮し、ヌ
クレオシル(Nucleosil)5μC18の250
×4.6mmカラム上で逆相HPLCによりペプチドを分
別する。
【0086】単離2.SPセファデックスC25(適当
な特性を有する他のイオン交換体を使用してもよい)2
gを200mlのMT615(バッチ2)(pHを4.3に
調整)へ加え、懸濁液を室温で20分間攪拌する。SP
セファデックスを直径2.5cmのガラス製クロマトグラ
フィカラム中で濾去し、25ミリモル/l・ギ酸アンモ
ニウム、pH3.5の50mlで洗い、結合したペプチドを
500ミリモル/l・ギ酸アンモニウムpH8.4で溶出
する。ヌクレオシルC18の250×4.6mmカラム中
で逆相HPLCによりこの溶出液からグルカゴンを単離
する。
な特性を有する他のイオン交換体を使用してもよい)2
gを200mlのMT615(バッチ2)(pHを4.3に
調整)へ加え、懸濁液を室温で20分間攪拌する。SP
セファデックスを直径2.5cmのガラス製クロマトグラ
フィカラム中で濾去し、25ミリモル/l・ギ酸アンモ
ニウム、pH3.5の50mlで洗い、結合したペプチドを
500ミリモル/l・ギ酸アンモニウムpH8.4で溶出
する。ヌクレオシルC18の250×4.6mmカラム中
で逆相HPLCによりこの溶出液からグルカゴンを単離
する。
【0087】分別の間のグルカゴン様免疫活性(GL
I)の分布を、グルカゴン11−15およびグルカゴン
のC−末端部を識別する抗体(それぞれK6248およ
びK5563)を用いてRIAにより測定する。分別に
おけるHPLC“グルカゴン”の量はHPLCにより評
価される。
I)の分布を、グルカゴン11−15およびグルカゴン
のC−末端部を識別する抗体(それぞれK6248およ
びK5563)を用いてRIAにより測定する。分別に
おけるHPLC“グルカゴン”の量はHPLCにより評
価される。
【0088】使用される方法は、グルカゴンを加えるこ
となく試料を分析し、次いで内部標準グルカゴンを加え
て、“グルカゴン”を同定することである。次いで、
“グルカゴン”のUVピークを、試料中のHPLC“グ
ルカゴン”の量を算定するのに用いる。ピーク高さの算
定に対する基線は、“グルカゴン”ピークと隣接する
U.V.トレースである。グルカゴン1mg(290ナノ
モル)/mlが270nmで2.0cm-1の吸収率を有すると
仮定された。
となく試料を分析し、次いで内部標準グルカゴンを加え
て、“グルカゴン”を同定することである。次いで、
“グルカゴン”のUVピークを、試料中のHPLC“グ
ルカゴン”の量を算定するのに用いる。ピーク高さの算
定に対する基線は、“グルカゴン”ピークと隣接する
U.V.トレースである。グルカゴン1mg(290ナノ
モル)/mlが270nmで2.0cm-1の吸収率を有すると
仮定された。
【0089】結果 MT615,バッち1およびバッチ2におけるHPLC
“グルカゴン”とGLIの含有量を第1表に示す。未処
理MT615上清(バッチ1)単独のHPLC分析曲線
(上側図)および3μgグルカゴン添加後のHPLC分
析曲線(下側図)を図6に示す。カラムは、25%アセ
トニトリル中の100ミリモル/l・ギ酸アンモニウ
ム、pH3.5で1.0ml/分にて平衡化されたマーチェ
レイ−ナゲル ヌクレオシル(Macherey−Na
gel Nucleosil)5ミクロンC18、25
0×4.6mmである。
“グルカゴン”とGLIの含有量を第1表に示す。未処
理MT615上清(バッチ1)単独のHPLC分析曲線
(上側図)および3μgグルカゴン添加後のHPLC分
析曲線(下側図)を図6に示す。カラムは、25%アセ
トニトリル中の100ミリモル/l・ギ酸アンモニウ
ム、pH3.5で1.0ml/分にて平衡化されたマーチェ
レイ−ナゲル ヌクレオシル(Macherey−Na
gel Nucleosil)5ミクロンC18、25
0×4.6mmである。
【0090】2分後、試料をギ酸アンモニウム中のアセ
トニリル勾配液で溶出する(3分間25%から30%、
次いで35分間30%から40%)。流出液のUV吸収
率をフルスケール0.08A単位で280nmにて測定す
る。HPLC“グルカゴン”は上側図にハッチされる。
ペプチドピーク(Rt20.38)がグルカゴンの添加
により増加することがわかり、この物質がHPLC“グ
ルカゴン”ではないかと思われる。
トニリル勾配液で溶出する(3分間25%から30%、
次いで35分間30%から40%)。流出液のUV吸収
率をフルスケール0.08A単位で280nmにて測定す
る。HPLC“グルカゴン”は上側図にハッチされる。
ペプチドピーク(Rt20.38)がグルカゴンの添加
により増加することがわかり、この物質がHPLC“グ
ルカゴン”ではないかと思われる。
【0091】濃縮されたDEAE露出液の調製用分別を
図7に示す。HPLC分離を図6のように行なうが、た
だしU.V.吸収率は280nm、フルスケール1.28
A単位で測定する。上側図は濃縮DEAE漏出液の調製
用HPLC分離を示し、下側図は画分におけるGLIの
分布を示す。カラムからの流出液を減圧下に減少させ、
凍結乾燥し、GLI分析のために60%エタノール中の
0.1%酢酸に溶かす。“グルカゴン”Rt20.51
が完全に配列し、グルカゴンであることがわかる。
図7に示す。HPLC分離を図6のように行なうが、た
だしU.V.吸収率は280nm、フルスケール1.28
A単位で測定する。上側図は濃縮DEAE漏出液の調製
用HPLC分離を示し、下側図は画分におけるGLIの
分布を示す。カラムからの流出液を減圧下に減少させ、
凍結乾燥し、GLI分析のために60%エタノール中の
0.1%酢酸に溶かす。“グルカゴン”Rt20.51
が完全に配列し、グルカゴンであることがわかる。
【0092】分別の間にMT615、バッチ1からの
125I−グルカゴン、HPLC“グルカゴン”およびG
LIの回収を第2表に示し、バッチ2からのHPLC
“グルカゴン”の回収を第3表に示す。酵母構築物MT
615が250−1000ナノモル/l(HPLCで判
定されるように)の範囲でグルカゴンを産生することが
わかる。
125I−グルカゴン、HPLC“グルカゴン”およびG
LIの回収を第2表に示し、バッチ2からのHPLC
“グルカゴン”の回収を第3表に示す。酵母構築物MT
615が250−1000ナノモル/l(HPLCで判
定されるように)の範囲でグルカゴンを産生することが
わかる。
【0093】
【表7】
【0094】
【表8】
【0095】
【表9】
【0096】例7.酵母株KFN31におけるグルカゴ
ン(1−21)の発現 エス.セレヴィシアエ(S.cerevisiae)株
MT663(2/α,Δtpi/Δtpi,pep4−3/
pep4−3)を、例6で記載のようにpKFN23で
形質転換する。1つの形質転換体KFN31(=MT6
63/pKFN23)をさらに特性決定のために選択す
る。株KFN31をMT613について記載したように
(例6参照)増殖しO.D.600=15とする。発現
レベル
ン(1−21)の発現 エス.セレヴィシアエ(S.cerevisiae)株
MT663(2/α,Δtpi/Δtpi,pep4−3/
pep4−3)を、例6で記載のようにpKFN23で
形質転換する。1つの形質転換体KFN31(=MT6
63/pKFN23)をさらに特性決定のために選択す
る。株KFN31をMT613について記載したように
(例6参照)増殖しO.D.600=15とする。発現
レベル
【0097】酵母上清中のグルカゴン(1−21)の量
を次の方法によりHPLC分析で測定する: 溶媒A:H2 O中のトリフロロ酢酸(TFA)0.1%
v/v 溶媒B:アセトニトリル(MeCN)中のTFA0.0
7%v/v カラム:RP−C18ノボ−パック(Novo−pa
k)登録商標,5μ,4.6×150mm(ウォーター
ズ)
を次の方法によりHPLC分析で測定する: 溶媒A:H2 O中のトリフロロ酢酸(TFA)0.1%
v/v 溶媒B:アセトニトリル(MeCN)中のTFA0.0
7%v/v カラム:RP−C18ノボ−パック(Novo−pa
k)登録商標,5μ,4.6×150mm(ウォーター
ズ)
【0098】流 速:1.5ml/分 検 出:280nmにおけるUV−吸収率 溶出方法:0−2分 :10%B/90%Aで平均的溶
出 2−22分:10%B/90%Aから30%B/70%
Aへ1%MeCN/分に相当しながら勾配溶出 標準品:合成グルカゴン(1−21) (ノボ インダストリィA/S)
出 2−22分:10%B/90%Aから30%B/70%
Aへ1%MeCN/分に相当しながら勾配溶出 標準品:合成グルカゴン(1−21) (ノボ インダストリィA/S)
【0099】上記HPLC法において、グルカゴン(1
−21)は保持時間17.36分で溶出する。異なった
量の酵母株KFN31上清を注入することにより、グル
カゴン(1−21)の発現レベルを測定する:0.88
μmol /l(“HPLC”−グルカゴン(1−2
1))。
−21)は保持時間17.36分で溶出する。異なった
量の酵母株KFN31上清を注入することにより、グル
カゴン(1−21)の発現レベルを測定する:0.88
μmol /l(“HPLC”−グルカゴン(1−2
1))。
【0100】グルカゴン(1−21)の精製 リクロプレプLichroprep(商標)RP−18
(メルク,商品.9303)のカラム(1×9cm)を、
60%(v/v)エタノール含有50mM NH4 HC
O3 30mlで洗う。次いでカラムを5%(v/v)エ
タノール含有50mM NH4 HCO3 で平衡化する。9
6%エタノール23.5mlを上清450mlへ加え、混合
物を一晩カラムへポンプ注入する(流速25ml/h)。
(メルク,商品.9303)のカラム(1×9cm)を、
60%(v/v)エタノール含有50mM NH4 HC
O3 30mlで洗う。次いでカラムを5%(v/v)エ
タノール含有50mM NH4 HCO3 で平衡化する。9
6%エタノール23.5mlを上清450mlへ加え、混合
物を一晩カラムへポンプ注入する(流速25ml/h)。
【0101】カラムを0.1M NaCl 15mlで次
いでH2 O 15mlで洗い、ペプチド物質を60%(v
/v)エタノール含有NH4 HCO3 50mMで溶出す
る。3mlの分画を集める。ペプチド物質が分画No.6
と7に溶出し、これら分画をプールし、減圧遠心分離
〔サバント バキューム セントリフュージ(Sava
ntvacuum centrifuge)〕により1
mlまで濃縮してエタノールを除去する。
いでH2 O 15mlで洗い、ペプチド物質を60%(v
/v)エタノール含有NH4 HCO3 50mMで溶出す
る。3mlの分画を集める。ペプチド物質が分画No.6
と7に溶出し、これら分画をプールし、減圧遠心分離
〔サバント バキューム セントリフュージ(Sava
ntvacuum centrifuge)〕により1
mlまで濃縮してエタノールを除去する。
【0102】25mM HEPES緩衝液(pH=7.4)
1mlをこの濃縮液へ加え、これを予め25mM HEPE
S緩衝液(pH=7.4)10mlで平衡化した抗−グルカ
ゴンセファロースカラム(1.5×2.5cm)へ施こ
す。施用後、カラムを室温で30分間放置し、その後2
5mM HEPES緩衝液(pH=7.4)10mlで洗う。
ペプチド物質を20%(v/v)酢酸で溶出し、溶出液
のpHをNH4 OHで7.0に調節する。
1mlをこの濃縮液へ加え、これを予め25mM HEPE
S緩衝液(pH=7.4)10mlで平衡化した抗−グルカ
ゴンセファロースカラム(1.5×2.5cm)へ施こ
す。施用後、カラムを室温で30分間放置し、その後2
5mM HEPES緩衝液(pH=7.4)10mlで洗う。
ペプチド物質を20%(v/v)酢酸で溶出し、溶出液
のpHをNH4 OHで7.0に調節する。
【0103】先きの工程からの溶出液を減圧回転により
500μlまで濃縮し、グルカゴン(1−21)を上述
の方法を用いて逆相HPLCによりさらに精製する。試
料をそれぞれ100μl容量の5つのアリコートに分け
る。保持時間17.36分に相当するピークとして溶出
するペプチド物質を集める。ペプチド物質を減圧遠心分
離により乾燥し、0.1%(v/v)酢酸100μlに
再溶解する。グルカゴン(1−21)の全収率は85%
である。
500μlまで濃縮し、グルカゴン(1−21)を上述
の方法を用いて逆相HPLCによりさらに精製する。試
料をそれぞれ100μl容量の5つのアリコートに分け
る。保持時間17.36分に相当するピークとして溶出
するペプチド物質を集める。ペプチド物質を減圧遠心分
離により乾燥し、0.1%(v/v)酢酸100μlに
再溶解する。グルカゴン(1−21)の全収率は85%
である。
【0104】特性決定 精製されたグルカゴン(1−21)は、アミノ酸分析
〔チム,エル.(Thim,L.)およびモーディ,エ
イ,ジェイ.(Moody,A.J.),バイオキミカ
エ バイオフィジカ アクタ(Biochim.Bio
phys.Acta)703(1982)134−14
1〕およびアミノ酸配列分析〔モーディ,エイ.ジェ
イ.,チム.エル、およびヴァルベルデ,アイ.,フェ
デレーションオブ ヨーロピアン バイオケミカル ソ
サイアティーズ レターズ(FEBS Lett.),
172(1984)、142−148〕により特性決定
を行なう。結果をそれぞれ第4表および第5表に示す。
〔チム,エル.(Thim,L.)およびモーディ,エ
イ,ジェイ.(Moody,A.J.),バイオキミカ
エ バイオフィジカ アクタ(Biochim.Bio
phys.Acta)703(1982)134−14
1〕およびアミノ酸配列分析〔モーディ,エイ.ジェ
イ.,チム.エル、およびヴァルベルデ,アイ.,フェ
デレーションオブ ヨーロピアン バイオケミカル ソ
サイアティーズ レターズ(FEBS Lett.),
172(1984)、142−148〕により特性決定
を行なう。結果をそれぞれ第4表および第5表に示す。
【0105】
【表10】
【0106】
【表11】 Gln3 およびGln20から計算される平均反応収率は
90%である。
90%である。
【図1】図1はプラスミドpMT290の構築を示す図
である。
である。
【図2】図2はプラスミドpMT544,pKFN6お
よびpMT612の構築を示す図である。
よびpMT612の構築を示す図である。
【図3】図3はプラスミドpKFN23の構築を示す図
である。
である。
【図4】図4はプラスミドpMT544からの一定の配
列のインビトロ突然変異誘発を示す図である。
列のインビトロ突然変異誘発を示す図である。
【図5】図5はプラスミドpMT544からの一定の配
列インビトロに突然変異誘発を示す図である。
列インビトロに突然変異誘発を示す図である。
【図6】図6は純粋な真生グルカゴン添加前および後の
酵母上清のHPLC分析曲線を示し、
酵母上清のHPLC分析曲線を示し、
【図7】図7は濃縮DEAE漏出液の調製用分別グラフ
を示す。
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/28 ADP C07K 7/34 8318−4H (C12P 21/02 C12R 1:865) 7804−4B (C12N 1/19 C12R 1:865) 7804−4B C07K 99:34 (72)発明者 ラルス ティム デンマーク国,デーコー−2820 ゲントフ テ,スキフテバイ 22 (72)発明者 ファニー ノリス デンマーク国,デーコー−2900 ヘレル プ,アールマンス アレ 34 (72)発明者 モーゲンス トリア ハンセン デンマーク国,デーコー−3650 エルステ ィケ,ビンケルバイ 21 (72)発明者 アリステア ジェイムズ モーディ デンマーク国,デーコー−2840 ホルテ, セラレド,スロツバイ 6−8
Claims (1)
- 【請求項1】 グルカゴンの発現をコードする遺伝子を
含んで成る複製可能な発現ビヒクルを含む形質転換酵
母。
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