JPH06293609A - ヒドラジン系化合物とピラゾール系化合物を含有する殺虫組成物 - Google Patents

ヒドラジン系化合物とピラゾール系化合物を含有する殺虫組成物

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JPH06293609A
JPH06293609A JP5083290A JP8329093A JPH06293609A JP H06293609 A JPH06293609 A JP H06293609A JP 5083290 A JP5083290 A JP 5083290A JP 8329093 A JP8329093 A JP 8329093A JP H06293609 A JPH06293609 A JP H06293609A
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JP
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alkoxy
alkyl
compound
alkyl group
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Application number
JP5083290A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Watabe
哲夫 渡部
Seiichiro Kodama
聖一郎 児玉
Akio Masui
昭夫 桝井
Shinji Yokoi
進二 横井
Reiji Ichinose
礼司 一ノ瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式1のヒドラジン誘導体とピラゾール系
化合物である式2のフィプロニルの組み合わせによる省
力的な防除をめざした殺虫組成物。一般式1の化合物の
具体例には次の化合物1がある。N−(5−メチル−
1,4−ベンゾジオキサン−6−カルボ)−N′−t−
ブチル−N′−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラ
ジン(化合物1) 【効果】 殺虫効果を示すヒドラジン誘導体とフィプロ
ニルを混合することにより省力的な防除を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた殺虫作用を示す
新規な殺虫組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ピラゾール誘導体は鞘翅目害虫を始めと
した種々の害虫に高い活性を示すが、ヤガ科を始めとす
るある種の鱗翅目害虫には十分な効果を示さない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピラゾール誘導体を幅
広い鱗翅目害虫や鞘翅目害虫、半翅目害虫を総合的に防
除する剤の確立が強く要請されている。
【0004】前記のごとき状況下において、本発明者
は、このヒドラジン誘導体とピラゾール誘導体を併用す
ることにより、省力的な散布が可能となる従来にない新
しい殺虫組成物が得られるのではないかという観点から
鋭意研究した。
【0005】
【課題を解決するための手段】その結果、式
【0006】
【化6】
【0007】(式中AおよびBは同じかまたは異なって
おり、O、S、
【0008】
【化7】
【0009】またはNR’を示し(ただし、
【0010】
【化8】
【0011】またはNR’の場合には隣接する炭素原子
と二重結合をつくることもできる)、R1 、R2 、R3
およびR4 は同じか異なった水素原子、ハロゲン原子、
(C1−C4 )アルキル基、(C1 −C4 )アルコキシ
(C1 −C4 )アルキル基またはベンジルオキシ(C1
−C4 )アルキル基を示し、R5 、R6 、およびR7
それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、(C1
4 )アルキル基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、水
酸基、ホルミル基、(C1 −C4 )ハロアルキル基、
(C2 −C4 )アルケニル基、(C1 −C4 )アルコキ
シ基、(C1 −C4 )アルコキシ(C1 −C4 )アルキ
ル基、(C1 −C4 )アルキルチオ(C1 −C4 )アル
キル基、または(C1 −C4 )アルコキシ(C1
4 )アルコキシ基を示し、R8 、R9 およびR10はそ
れぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、(C1 −C
4 )アルキル基、トリ(C1 −C4 )アルキルシリルオ
キシ(C1 −C4 )アルキル基、ニトロ基、(C1 −C
4 )ハロアルキル基、ヒドロキシ(C1 −C4)アルキ
ル基、ホルミル基、(C1 −C4 )アルコキシ基、(C
2 −C4 )アルケニルオキシ基、(C2 −C4 )アルキ
ニルオキシ基、(C2 −C4 )アルケニル基、(C1
4 )ハロアルコキシ基、(C1 −C4 )ハロアルキル
チオ基、(C1 −C4 )アルコキシ(C1 −C4 )アル
コキシ基、ハロゲン原子で置換されてもよいフェニル基
を有する(C1 −C4 )アルコキシ基、またはCF3
ハロゲンもしくは(C1 −C2 )アルキル基で置換され
てもよいフェノキシ基を有する(C1 −C4 )アルコキ
シ基を示し、R11は水素原子、シアノ基、(C1
4 )ハロアルキルチオ基、(C2 −C5)アシル基、
ジ(C1 −C4 )アルキルカルバモイル基、(C1 −C
4 )アルコキシカルボニル基、(C1 −C4 )アルコキ
シカルボニルカルボニル基、(C2−C4 )アルケニル
基、またはハロゲン原子、(C1 −C4 )アルコキシ
基、(C1 −C6 )アルキルカルボニルオキシ基もしく
は(C1 −C4 )アルコキシカルボニル基で置換されて
もよい(C1 −C4 )アルキル基を示し、R12は(C3
−C10)の分岐アルキル基を示し、nは0または1を示
す。
【0012】ただし、Rは水素原子、(C1 −C4 )ア
ルキル基または(C1 −C4 )アルコキシ基を示し、
R’は水素原子、(C1 −C4 )アルキル基、(C2
4 )アシル基または式
【0013】
【化9】
【0014】のp−フルオロベンジル基を示すが、Rと
R’はこれらが結合している炭素原子と共にジオキソラ
ン環を形成してもよい。)で表されるヒドラジン誘導体
の少なくとも1種と、式、
【0015】
【化10】
【0016】で示されるフィプロニルを含有する殺虫組
成物を混合することにより、より低濃度で幅広い害虫に
優れた殺虫効果を有することを見い出した。
【0017】一般式(1)において、ハロゲン原子とし
ては、例えばフッ素、塩素、臭素または沃素原子が挙げ
られ、(C1 −C4 )アルキル基としては、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチルが
挙げられ、(C2 −C4 )アルケニル基としては、例え
ばアリル、2−プロペニル、1−プロペニル、エテニ
ル、2−ブテニル基が挙げられ、(C1 −C4 )アルコ
キシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロ
ポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキ
シ、sec−ブトキシまたはtert−ブトキシ基が挙
げられ、ヒドロキシ(C1 −C4 )アルキル基として
は、例えば2−ヒドロキシエチルまたはヒドロキシメチ
ルが挙げられ、(C1 −C4 )アルコキシ(C1
4 )アルコキシ基としては、例えばエトキシメトキ
シ、メトキシエトキシ、エトキシエトキシ、n−プロポ
キシメトキシ、イソプロポキシメトキシまたはn−ブト
キシメトキシ基が挙げられ、(C2 −C4)アルキニル
基としては、例えばエチニル、プロピニルまたはブチニ
ル基が挙げられ、(C1 −C4 )ハロアルキル基として
は、例えば1−もしくは2−クロロエチル、クロロメチ
ル、ジクロロメチル、ブロモメチル、1−もしくは2−
ブロモエチル、フルオロメチル、ジフルオロメチルまた
はトリフルオロメチル基などが挙げられる。
【0018】(C1 −C4 )ハロアルコキシ基として
は、例えば1−もしくは2−ブロモエトキシ、3−ブロ
モ−n−プロポキシ、2,2,2−もしくは1,1,1
−トリフルオロエトキシまたはトリフルオロメトキシ基
が挙げられ、(C2 −C4 )アルケニルオキシ基として
は、例えばアリルオキシまたは2−ブテニルオキシ基が
挙げられ、(C2 −C4 )アルキニルオキシ基として
は、例えばプロパルギルオキシまたはブチニルオキシ基
が挙げられ、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェ
ニル基を有する(C1 −C4 )アルコキシ基としては、
例えば
【0019】
【化11】
【0020】などが挙げられ、(C1 −C4 )アルキル
チオ(C1 −C4 )アルキル基としては、例えばメチル
チオメチル、2−メチルチオエチル、3−イソプロピル
チオプロピル、n−ブチルチオメチルまたは2−エチル
チオエチル基が挙げられ、トリ(C1 −C4 )アルキル
シリルオキシ(C1 −C4 )アルキル基としては、例え
ばトリメチルシリルオキシメチル、トリメチルシリルオ
キシエチルまたはジメチル−tert−ブチルシリルオ
キシメチル基などが挙げられ、CF3 、ハロゲンもしく
は(C1 −C2 )アルキル基で置換されていてもよいフ
ェノキシ基を有する(C1 −C4 )アルコキシ基として
は、例えば
【0021】
【化12】
【0022】が挙げられ、(C1 −C4 )ハロアルキル
チオ基としては、例えば2−クロロエチルチオ、2−ブ
ロモエチルチオ、トリクロロメチルチオ、フルオロジク
ロロメチルチオ、トリフルオロメチルチオまたは2−フ
ルオロプロピル基が挙げられ、(C2 −C5 )アシル基
としては、例えばアセチル、プロピオニル基などが挙げ
られ、(C1 −C4 )アルコキシカルボニルカルボニル
基としては、例えばtert−ブトキシカルボニルカル
ボニル、メトキシカルボニルカルボニルまたはエトキシ
カルボニルカルボニル基が挙げられ、(C1 −C4 )ア
ルコキシカルボニル基としては、例えばエトキシカルボ
ニル、メトキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル
またはイソブトキシカルボニル基が挙げられ、(C1
6 )アルキルカルボニルオキシ基もしくは(C1 −C
4 )アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい
(C1 −C4 )アルキル基としては、例えばエチルカル
ボニルオキシメチル、2−イソプロピルカルボニルオキ
シエチル、tert−ブチルカルボニルオキシメチル、
2−メトキシカルボニルエチル、tert−ブトキシカ
ルボニルメチル基が挙げられ、(C1 −C4 )アルコキ
シ(C1 −C4 )アルキル基としては、例えばエトキシ
メチル、3−メトキシプロピル、2−エトキシエチル、
メトキシエチル基が挙げられ、ジ(C1 −C4 )アルキ
ルカルバモイル基としては、例えばジメチルカルバモイ
ルまたはジエチルカルバモイル基が挙げられ、(C3
10)分岐アルキル基としては、例えばtert−ブチ
ル、1,2,2−トリメチルプロピル、2,2−ジメチ
ルプロピルまたは1,2,2−トリメチルブチル基が挙
げられる。
【0023】本発明で用いる式(1)で表されるヒドラ
ジン誘導体の代表的化合物としては例えば以下のものが
挙げられる。
【0024】N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキ
サン−6−カルボ)−N’−t−ブチル−N’−(3,
5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物1) N−(5−メチルクロマン−6−カルボ)−N’−t−
ブチル−N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラ
ジン(化合物2) N−シアノ−N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキ
サン−6−カルボ)−N’−t−ブチル−N’−(3,
5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物3) N−(N’’,N’’−ジ−n−ブチルアミノスルフェ
ニル)−N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン
−6−カルボ)−N’−t−ブチル−N’−(3,5−
ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物4) N−[(N’’イソプロピル−N’’−イソプロポキシ
カルボニルアミノ)スルフェニル]−N−(5−メチル
クロマン−6−カルボ)−N’−t−ブチル−N’−
(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物
5) N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン−6−カ
ルボ)−N’−t−ブチル−N’−(3,5−ジクロロ
ベンゾイル)ヒドラジン(化合物6) N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン−6−カ
ルボ)−N’−1,2,2−トリメチルプロピル−N’
−(3,5−ジクロロベンゾイル)ヒドラジン(化合物
7) N−(5−メチルクロマン−6−カルボ)−N’−t−
ブチル−N’−(3,5−ジクロロベンゾイル)ヒドラ
ジン(化合物8) N−シアノ−N−(5−メチルクロマン−6−カルボ)
−N’−t−ブチル−N’−(3,5−ジメチルベンゾ
イル)ヒドラジン(化合物9) N−(5−メチルクロマン−6−カルボ)−N’−t−
ブチル−N’−(3,5−ジメチル−4−フルオロベン
ゾイル)ヒドラジン(化合物10) N−(5−メチルクロマン−6−カルボ)−N−トリク
ロロメチルチオ−N’−t−ブチル−N’−(3,5−
ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物11) N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン−6−カ
ルボ)−N’−(2,2−ジメチルプロピル−N’−
(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物1
2) N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン−6−カ
ルボ)−N−トリクロロメチルチオ−N’−t−ブチル
−N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン
(化合物13) N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン−6−カ
ルボ)−N’−t−ブチル−N’−(3−フルオロメチ
ル−5−メチルベンゾイル)ヒドラジン(化合物14) N−(5−メチル−1,4−ベンゾジオキサン−6−カ
ルボ)−N’−(1,2,2−トリメチルプロピル)−
N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)ヒドラジン(化
合物15)。
【0025】但し、これらの化合物に限定されるもので
はない。
【0026】前記式(1)のヒドラジン誘導体と前記式
(2)で示されるフィプロニルとを配合した本発明殺虫
組成物の殺虫活性は、鱗翅目害虫、半翅目害虫、鞘翅目
害虫に優れた効力を示し、かつ優れた速効性と残効性を
有する。
【0027】本発明による殺虫組成物は、農園芸用作物
や森林、芝、貯蔵穀物、衣類、衛生分野の害虫を防除す
ることを目的として施用することにより、例えばアブラ
ナ科野菜の難防除害虫であるコナガとハスモンヨトウを
より低濃度で同時に防除することができる。また、水稲
の重要害虫であるコブノメイガとトビイロウンカや、果
樹の重要害虫であるチャノコカクモンハマキとアブラム
シ類をより低濃度で同時に防除することができ、優れた
速効性と残効性をも兼ね備えている。
【0028】本発明の殺虫組成物中の活性化合物の重量
比は一般に、式(1)のヒドラジン誘導体の1重量部当
たり、フィプロニルを、0.1〜10重量部、好ましく
は0.2〜10重量部である。
【0029】本発明の殺虫組成物は、優れた殺虫活性を
示し茎葉散布、水中または水面施用、土壌表面への灌注
処理、土壌混和処理により使用することができる。
【0030】本発明の殺虫組成物は、各々の活性化合物
が単独で使用される場合より低薬量で強力な殺虫活性を
示すため、作物に対する薬害を回避でき、従来の殺虫剤
の単独使用では殺虫スペクトル、害虫の発育段階での殺
虫活性、速効性、残効性、浸透移行性等のバランスを欠
いたり、また殺虫効果面では優れていても魚類に対する
毒性、あるいは有用昆虫や天敵等に対する安全性あるい
は作物に対する薬害等の問題があることにより使用に制
限があったような場面でも使用できる。
【0031】本発明の殺虫組成物は、特に水稲および麦
類の半翅目害虫であるツマグロヨコバイ等のヨコバイ
類、トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ等
のウンカ類、鱗翅目害虫であるニカメイチュウ、コブノ
メイガ等のメイガ類、フタオビコヤガ等および鞘翅目害
虫であるイネミズゾウムシ、イネゾウムシ、イネドロオ
イムシ等、果樹、野菜、茶等の園芸作物の鱗翅目害虫で
あるコナガ、アオムシ、チャノホソガ、チャノコカクモ
ンハマキ等、半翅目害虫であるアブラムシ類、カイガラ
ムシ類、オンシツコナジラミ、チャノミドリヒメヨコバ
イ等、アザミウマ目害虫であるミナミキイロアザミウマ
等、鞘翅目害虫であるコロラドハムシ、ウリハムシ、カ
メノコハムシ、ヤサイゾウムシ、ニジュウヤホシテント
ウムシ等の防除に有効に使用できる。
【0032】本発明の殺虫組成物は、一般農薬のとり得
る混合製剤の形態、例えば乳剤、水和剤、粉剤、粒剤、
粉粒剤、錠剤、水溶剤、フロアブル剤、噴霧剤等の形態
にすることができる。
【0033】本発明の殺虫組成物の活性成分の含有割合
は使用目的によって異なるが、乳剤、水和剤等は3〜7
0重量%が適当であり、粒剤としては0.1〜15重量
%が適当であり、仕様目的によっては、これらの濃度を
適宜変更してもよい。乳剤、水和剤等は使用に際して、
水等で、例えば100〜10,000倍に適宜希釈増量
して散布する。
【0034】使用する液体担体(溶剤)としては、例え
ば水、アルコール類、ケトン類、エーテル類、脂肪族炭
化水素類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、
酸アミド類、エステル類、等の溶剤が適当であり、これ
らは1種または2種以上を適当な割合で混合して適宜使
用することができる。
【0035】固体担体としては、植物性粉末、鉱物性粉
末、珪藻土、炭酸カルシウム、アルミナ、硫黄粉末、活
性炭等が用いられ、これらは1種または2種以上を適当
な割合で混合使用することができる。
【0036】乳化剤、展着剤、浸透剤、分散剤等として
使用される界面活性剤としては、例えばドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホサクシネー
ト、ジアルキルスルホコハク酸エステルナトリウム、ラ
ウリル酸ナトリウム、高級アルコール硫酸ナトリウム、
リグニンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテルサルフェート、β−ナフタレン
スルホン酸ナトリウムホルマリン縮合物、ジナフタレン
メタンスルホネート、アルキルアリールスルホネート、
アルキルアリールスルホン酸ナトリウム、アルキルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム等の陰イオン系界面活性
剤、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン
オレイン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンスチ
リルフェニルエーテル、ソルビタンモノオレート、ソル
ビタンモノラウレート、ソルビタンモノステアレート、
ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンパルミテー
ト、アセチレングリコール、ジグリセリンボラートモノ
ステアレート等の非イオン系界面活性剤等があげられ
る。
【0037】本発明の殺虫組成物は、それらの製剤によ
って調整された使用形態で、他の活性化合物、例えば式
(1)の化合物およびフィプロニル以外の殺虫剤、殺菌
剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺カビ剤、成長調節剤との混
合剤として使用することができる。このようにして得ら
れる本発明の殺虫組成物は、毒性が少なく、安全で優れ
た農薬であり、従来の殺虫剤、殺ダニ剤と同様の方法で
用いることができ、その結果従来品に比べて優れた効果
を発揮することができる。
【0038】本発明の殺虫組成物は、対象の害虫に対し
てたとえば作物の茎葉散布、虫体散布、水田の水面施用
あるいは土壌処理などにより使用することができる。そ
して、その施用量は、施用時期、施用場所、施用方法等
の応じて広範囲に変えることができるが、一般的にはヘ
クタール当たりの活性成分(式(1)の化合物および式
(2)の化合物)が1〜3,000グラム、好ましく
は、10〜1,000グラムとなるように使用すること
が望ましい。
【0039】
【実施例】次に本発明の殺虫組成物の実施例を示すが本
発明はこれらに限定されるものではない。実施例中、部
とあるのは重量部を表す。
【0040】製剤例1. 乳剤 化合物1の5部とフィプロニルの1部をジメチルスルフ
ォキシド、キシレンの混合液74部に溶解し、アルキル
フェノール酸化エチレン縮合物とアルキルベンゼンスル
ホン酸カルシウムおよびポリオキシエチレン化ヒマシ油
を混合して乳剤とした。本剤は水で希釈し散布剤として
使用する。
【0041】製剤例2. 水和剤 化合物2の5部とフィプロニルの5部にホワイトカーボ
ン10部、カオリン25部、クレー27.5部、珪藻土
20部を混合し、さらにラウリル酸ナトリウムとリグニ
ンスルホン酸ナトリウムの混合物7.5部を混合して微
粉砕して水和剤を得た。本剤は水で希釈し散布液として
使用する。
【0042】製剤例3. 粉剤 化合物4の0.5部とフィプロニル1部にホワイトカー
ボン2部とタルク及び炭酸カルシウムの混合物を加え混
合粉砕して粉剤とした。本剤はこのまま散布して使用す
る。
【0043】製造例4. 粒剤 化合物5の1部とフィプロニル3部をベントナイト微粉
末の30部、タルク64部、リグニンスルホン酸ナトリ
ウム2部と混合した後、水を加え均等になるまで混練す
る。次に射出成型機を通して造粒し、整粒機、乾燥機篩
を通すことにより、粒径0.8mmの粒剤とした。本剤
は直接水田面及び土壌面に散布して使用する。
【0044】次に本発明の殺虫組成物が種々の害虫に対
して優れた効力を示すことを具体的に試験例を挙げて説
明する。
【0045】本発明の殺虫組成物の生物効果を試験例に
より具体的に説明する。
【0046】試験例1. ハスモンヨトウに対する殺虫
効果試験 本発明の殺虫組成物および各単剤を水で所定の濃度に希
釈し、キャベツ葉を約20秒間浸漬した。風乾後に直径
9cmのプラスチック容器にハスモンヨトウ3令幼虫1
0頭と共に入れ蓋をした。容器には小穴を5−6カ所あ
けた。放虫4日後に生死虫数を調査し、異常虫及び死亡
虫を加え、死亡虫数として死亡率を算出した。
【0047】
【表1】 ハスモンヨトウ3令幼虫に対する殺虫効果 ヒドラジン系化合物単独 ヒドラジン系化合物(50ppm) 化合物 濃度 +フィプロニル(10ppm) (ppm) 死虫率(%) 死虫率(%) 化合物 1 50 100 100 化合物 2 50 100 100 化合物 3 50 100 100 化合物 4 50 100 100 化合物 5 50 100 100 化合物 6 50 100 100 化合物 7 50 100 100 化合物 8 50 100 100 化合物 9 50 100 100 化合物10 50 100 100 フィプロニル 10 − 100 試験例2. モモアカアブラムシに対する殺虫効果試験 本発明の殺虫組成物および各単剤を水で所定の濃度に希
釈し、モモアカアブラムシが寄生するキャベツ葉を約2
0秒間浸漬した。風乾後に直径9cmのプラスチック容
器に入れ蓋をした。容器には小穴を5−6カ所あけた。
放虫4日後に生死虫数を調査し、異常虫及び死亡虫を加
え、死亡虫数として死亡率を算出した。
【0048】
【表2】 ヒドラジン系化合物単独 ヒドラジン系化合物(50ppm) 化合物 濃度 +フィプロニル(10ppm) (ppm) 死虫率(%) 死虫率(%) 化合物 1 50 0 100 化合物 2 50 0 100 化合物 3 50 0 100 化合物 4 50 0 100 化合物 5 50 0 100 化合物 6 50 0 100 化合物 7 50 0 100 化合物 8 50 0 100 化合物 9 50 0 100 化合物10 50 0 100 フィプロニル 10 − 100
【0049】
【発明の効果】本発明の殺虫組成物は、上記の試験から
明らかな如く混合することによって種々害虫を低濃度で
同時に防除できるため以下に記載されるような効果を奏
する。
【0050】本発明の殺虫組成物は、優れた殺虫剤を提
供することにより農業に貢献する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (A01N 43/56 51:00) (72)発明者 横井 進二 滋賀県野洲郡野洲町野洲1041 三共株式会 社内 (72)発明者 一の瀬 礼司 滋賀県野洲郡野洲町野洲1041 三共株式会 社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【化1】 (式中AおよびBは同じかまたは異なっており、O、
    S、 【化2】 またはNR’を示し(ただし、 【化3】 またはNR’の場合には隣接する炭素原子と二重結合を
    つくることもできる)、R1 、R2 、R3 およびR4
    同じか異なった水素原子、ハロゲン原子、(C1
    4 )アルキル基、(C1 −C4 )アルコキシ(C1
    4 )アルキル基またはベンジルオキシ(C1 −C4
    アルキル基を示し、R5 、R6 およびR7 はそれぞれ独
    立して、水素原子、ハロゲン原子、(C1 −C4 )アル
    キル基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、水酸基、ホル
    ミル基、(C1 −C4 )ハロアルキル基、(C2
    4 )アルケニル基、(C1 −C4 )アルコキシ基、
    (C1 −C4 )アルコキシ(C1 −C4 )アルキル基、
    (C1 −C4)アルキルチオ(C1 −C4 )アルキル
    基、または(C1 −C4 )アルコキシ(C1 −C4 )ア
    ルコキシ基を示し、R8 、R9 およびR10はそれぞれ独
    立して、水素原子、ハロゲン原子、(C1 −C4 )アル
    キル基、トリ(C1 −C4 )アルキルシリルオキシ(C
    1 −C4 )アルキル基、ニトロ基、(C1 −C4 )ハロ
    アルキル基、ヒドロキシ(C1 −C4)アルキル基、ホ
    ルミル基、(C1 −C4 )アルコキシ基、(C2
    4 )アルケニルオキシ基、(C2 −C4 )アルキニル
    オキシ基、(C2 −C4 )アルケニル基、(C1
    4 )ハロアルコキシ基、(C1 −C4 )ハロアルキル
    チオ基、(C1 −C4 )アルコキシ(C1 −C4 )アル
    コキシ基、ハロゲン原子で置換されてもよいフェニル基
    を有する(C1 −C4 )アルコキシ基、またはCF3
    ハロゲンもしくは(C1 −C2 )アルキル基で置換され
    てもよいフェノキシ基を有する(C1 −C4 )アルコキ
    シ基を示し、R11は水素原子、シアノ基、(C1
    4 )ハロアルキルチオ基、(C2 −C5)アシル基、
    ジ(C1 −C4 )アルキルカルバモイル基、(C1 −C
    4 )アルコキシカルボニル基、(C1 −C4 )アルコキ
    シカルボニルカルボニル基、(C2−C4 )アルケニル
    基、またはハロゲン原子、(C1 −C4 )アルコキシ
    基、(C1 −C6 )アルキルカルボニルオキシ基もしく
    は(C1 −C4 )アルコキシカルボニル基で置換されて
    もよい(C1 −C4 )アルキル基を示し、R12は(C3
    −C10)の分岐アルキル基を示し、nは0または1を示
    す。ただし、Rは水素原子、(C1 −C4 )アルキル基
    または(C1 −C4 )アルコキシ基を示し、R’は水素
    原子、(C1 −C4 )アルキル基、(C2 −C4 )アシ
    ル基または式 【化4】 のp−フルオロベンジル基を示すが、RとR’はこれら
    が結合している炭素原子と共にジオキソラン環を形成し
    てもよい。)で表されるヒドラジン誘導体の少なくとも
    1種と、 【化5】 で表されるピラゾール誘導体(フィプロニル)を含有す
    ることを特徴とする殺虫組成物。
JP5083290A 1993-04-09 1993-04-09 ヒドラジン系化合物とピラゾール系化合物を含有する殺虫組成物 Pending JPH06293609A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321766A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Horiba Ltd フィプロニルのハプテン化合物、抗体、ハイブリドーマおよびその測定手段、測定キットまたは測定方法
JP2007269803A (ja) * 1995-04-28 2007-10-18 Rhone Poulenc Agrochimie 植物の成長を調節するためのn−アリールピラゾール又はn−ヘテロアリールピラゾール化合物の使用
JP2009197006A (ja) * 1996-04-29 2009-09-03 Syngenta Participations Ag 農薬組成物

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