JPH06294450A - 遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置 - Google Patents

遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置

Info

Publication number
JPH06294450A
JPH06294450A JP19876993A JP19876993A JPH06294450A JP H06294450 A JPH06294450 A JP H06294450A JP 19876993 A JP19876993 A JP 19876993A JP 19876993 A JP19876993 A JP 19876993A JP H06294450 A JPH06294450 A JP H06294450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
input shaft
shaft
rotation
eccentric body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19876993A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Minegishi
清次 峯岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP19876993A priority Critical patent/JPH06294450A/ja
Publication of JPH06294450A publication Critical patent/JPH06294450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置に適した遊星歯車機構の構造を提供
すると同時に、必要に応じて該遊星歯車機構における角
度バックラッシュを除去し、高精度の伝動制御を可能に
すること。 【構成】 入力軸の端部に設けられたピニオンを偏心体
軸の端部に設けられた伝動歯車に噛合させ、偏心体軸に
よって揺動回転される外歯歯車と噛合する内歯歯車によ
って減速回転を取り出し、内歯歯車が外歯歯車を貫通し
て設けられた支持ブロックとキャリヤとによって支持さ
れる内接噛合形遊星歯車機構において、入力軸を支持ブ
ロック貫通して設け、更に、伝動歯車あるいはピニオン
を軸方向に2分割とし、互いに角度バックラッシュ分だ
け位相をずらせてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は円弧状歯形を有する内歯
歯車に円弧歯形あるいはトロコイド系歯形等を有する外
歯歯車を噛み合わせてなる遊星歯車機構の改良及びその
角度バックラッシュの除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知の遊星歯車機構では、モータ等
の出力回転軸を遊星歯車機構の入力軸に伝達し、この入
力軸の回転を伝動歯車を介して遊星歯車機構の偏心体軸
に設けられた伝動歯車に伝達し、この偏心体軸の回転を
外歯歯車の揺動回転に変換してこれと噛合する内歯歯車
から減速回転を得るようにしている。
【0003】一方、歯車伝動機構では互いに噛み合う歯
車間や軸への取り付け手段等に遊びやガタがあり、正転
から逆転へ移るときに駆動側の逆転がすぐに被動側の逆
転となってあらわれない。このような遊びやガタを以
下、角度バックラッシュという。
【0004】従来公知の内接噛合遊星歯車機構では、実
開昭58ー102855号公報あるいは実開昭59ー3
048号公報等にみられるように並行に複数個の噛み合
いを行なわせ、伝動トルクの増大、強度の維持、バラン
スの保持等を行なっているが、このような伝動機構では
個々の噛み合い部分での遊びやガタは互いに干渉され小
さくなるが、本来各噛み合い部分で力の伝達が行なわれ
るはずのものであるから、このものでも正転から逆転時
に遊びやガタを生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知の遊星歯
車機構では、モータの出力回転軸と遊星歯車機構の入力
軸とが連結される構造となっているので、これを制御装
置として使用する場合に、軸方向の長さが長くなり、制
御装置として不適当になる。
【0006】又、角度バックラッシュの存在は、伝動機
構が制御装置として使われるときには精度の低下を招
き、伝動装置としても衝撃に基づく耐久性の低下をきた
すものとなる。上記角度バックラッシュを除きかつ縮め
るためには部品の加工精度を上げたり、部品の選択組み
合わせに時間を浪費したりしていたが、これでも十分な
角度バックラッシュを除去することが難しく、結果的に
は高コストとなった。
【0007】本発明は、この種の遊星歯車機構におい
て、制御装置として使用するのに適した構造を得ると同
時に、簡単な取り付け手段により角度バックラッシュを
除去又は低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、外歯歯車と、該外歯歯車を貫通して設けられた支
持ブロックと、該支持ブロックに固定されたキャリヤ
と、前記外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記外歯
歯車を貫通支持する複数の偏心体軸と、該偏心体軸の端
部に設けられた伝動歯車と、該伝動歯車と噛合するピニ
オンと、該ピニオンを回転駆動する入力軸とからなり、
入力軸の回転を前記伝動歯車及びピニオンを介して偏心
体軸に伝動し、該偏心体軸の回転によって外歯歯車を揺
動させ、該外歯歯車と噛み合いする内歯歯車により減速
回転を取り出す内接噛合遊星歯車機構において、前記入
力軸をモータの出力回転軸とし、該入力軸を支持ブロッ
クを貫通して設け、更には、前記伝動歯車あるいはピニ
オンを軸方向に2個又は2分割とし、互いに角度バック
ラッシュ分だけ位相をずらせて入力軸あるいは偏心体軸
に取り付けてなるところにある。
【0009】
【実施例】以下に、図2及び図3を参照して、本発明の
一実施例になる改良された遊星歯車機構の一例について
説明する。モータ等の駆動源の出力回転軸である入力軸
1の端部にはピニオン2が設けられ、入力軸1の回りに
等角度に設けられた3個の伝動歯車3と噛み合ってい
る。伝動歯車3は偏心体軸4に取り付けられ、回転自在
となっている。偏心体軸4は軸受け51、52によって軸
支され、その中間に2個の偏心体61、62が設けられて
いる。偏心体61、62は互いに180度位相がずらされ
て配置され、それぞれの偏心体61、62は外歯7を有す
る外歯歯車81、82と偏心体軸受け9を介して可回動連
結している。すなわち、図からもわかるとおり、3本の
偏心体軸4の偏心体61、62がそれぞれ外歯歯車81
2と偏心体軸受け9を介して連結しているものとなっ
ている。外歯7は円弧又はトロコイド形等からなってい
る。
【0010】内歯歯車10は外ピン11からなる内歯を
有しており、内歯歯車10は外ケースと兼用となってい
る。外歯歯車81、82は曲線からなる内周面12を有し
ており、この中に支持ブロック13が挿入されている。
支持ブロック13の端部にはキャリヤ14が設けられ、
キャリヤ14はピン15とボルト16によって支持ブロ
ック13に固定される。キャリヤ14と内歯歯車10の
間及び支持ブロック13と内歯歯車10の間には軸受け
171、172が設けられ、内歯歯車10を回転支持す
る。内歯歯車10の回転は回転取り出し部18から取り
出される。前記入力軸1は支持ブロック13を貫通して
設けられている。
【0011】入力軸1の回転はピニオン2を介して伝動
歯車3へ伝達される。伝動歯車3に回転数は互いの歯数
比だけ減速される。伝動歯車3は偏心体軸4を回転させ
る。偏心体軸4に設けられた外歯歯車81、82は中心O
2が入力軸1の回転中心O2とeだけ偏心しているので、
偏心体軸4の1回転毎に外歯歯車81、82がO1の回り
に1回転し、外歯7と外ピン11からなる内歯との噛み
合いが1歯ずつずれて遊星歯車運動をする。
【0012】上記本発明の構造によると、入力軸1の端
部に直接ピニオン2が設けられているので、従来のよう
にモータの出力回転軸と遊星歯車機構の入力軸とを連結
する機構と比べて軸方向長さが低減する。このため、ロ
ボットの関節のような遊星歯車機構が制御装置として使
用される場合、小形化が達成できる上、入力軸1の長さ
の分だけ撓みが可能となり、自動調心が可能となる。
【0013】次に、本発明の角度バックラッシュの除去
装置の一実施例を図1を参照して説明する。図1に示す
実施例は、図2及び図3に示すものと伝動歯車の構成を
除いて同じものであるから、ここでは伝動歯車の構成だ
けを説明し、他の構成は説明を省略する。
【0014】伝動歯車31、32は軸方向に2個又は2分
割した構成となっており、止めボルト19によって互い
に位相をずらせて止めることができる。伝動歯車31
2はキー20によって偏心体軸4に止めつけられる。
伝動歯車31は正転方向のトルク伝達を行ない、伝動歯
車32は逆転方向のトルク伝達を行なうように、それぞ
れの伝動歯車31、32に役割分担をする。なお、役割分
担は正転、逆転がその逆でもよい。
【0015】既に延べたように、歯車伝動機構では角度
バックラッシュがあるので、伝動歯車31を正転方向に
合わせ、伝動歯車32は逆転方向に角度バックラッシュ
をなくすように合わせ、互いに角度バックラッシュ分だ
けずらせられている。この取り付け方法は、予め角度バ
ックラッシュを測定しておき、その分だけ互いに角度を
ずらせて伝動歯車31、32を止めつけてもよいし、伝動
歯車32を正転又は逆転方向に合わせて取り付け、その
後に伝動歯車31を角度バックラッシュをなくすように
角度をずらせて止めボルト19で取り付けてのよい。
【0016】なお、一対の歯車のうち、偏心体軸側の歯
車を2個又は2分割とし、互いに角度バックラッシュ分
だけ位相をずらせた場合について例示したが、入力軸側
の歯車を2個又は2分割としてもよい等、入力軸から遊
星歯車機構へ回転を伝達する一対の歯車を持つ総ての減
速機構に適用可能であることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】入力軸の回転を偏心体軸に伝動する一対
の歯車を利用しているので、角度バックラッシュをなく
す手段として簡単である。正転から逆転へ移っても、遊
びやガタがないので、制御装置として使用した時、精度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の角度バックラッシュ除去装置
の一実施例を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の遊星歯車機構の一実施例を示
す断面図である。
【図3】図3は、図2のAーA断面図である。
【符号の説明】
1 入力軸 2 ピニオン 3 伝動歯車 4 偏心体軸 61,62 偏心体 7 外歯 81,82 外歯歯車 10 内歯歯車 11 外ピン 13 支持ブロック 19 止めボルト 20 キー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊星歯車機構及びその角度バックラッ
シュの除去装置
【特許請求の範囲】
【0001】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は円弧状歯形を有する内歯
歯車に円弧歯形あるいはトロコイド系歯形等を有する外
歯歯車を噛み合わせてなる遊星歯車機構の改良及びその
角度バックラッシュの除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円弧状歯形を有する内歯歯車に円弧歯形
あるいはトロコイド系歯形等を有する外歯歯車を噛み合
わせてなる遊星歯車機構には、1本の偏心体が外歯歯車
の中心付近を貫通して設けられる型式と、複数本の偏心
体が外歯歯車を貫通して設けられる型式(特開昭56−
39341号公報参照)とに分けられる。本発明は、こ
のような複数本の偏心体が外歯歯車を貫通して設けられ
る型式の遊星歯車機構の改良に関するものである。前記
従来公知の遊星歯車機構では、モータ等の出力回転軸を
遊星歯車機構の入力軸に連結し、モータ等の回転を入力
軸に伝達している。この入力軸の端部には1個のピニオ
ンが設けられており、このピニオンを介して遊星歯車機
構の複数本の偏心体軸に設けられた伝動歯車に回転を伝
達し、この偏心体軸の回転を外歯歯車の揺動回転に変換
してこれと噛合する内歯歯車から減速回転を得るように
している。
【0003】一方、歯車伝動機構では互いに噛み合う歯
車間や軸への取り付け手段等に遊びやガタがあり、正転
から逆転へ移るときに駆動側の逆転がすぐに被動側の逆
転となってあらわれない。このような遊びやガタを以
下、角度バックラッシュという。
【0004】従来公知の内接噛合遊星歯車機構では、並
行に複数個の噛み合いを行なわせ、伝動トルクの増大、
強度の維持、バランスの保持等を行なっているが、この
ような伝動機構では個々の噛み合い部分での遊びやガタ
は互いに干渉され小さくなるが、本来各噛み合い部分で
力の伝達が行なわれるはずのものであるから、このもの
でも正転から逆転時に遊びやガタを生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知の遊星歯
車機構では、モータの出力回転軸と遊星歯車機構の入力
軸とが別体となっており、これらが互いに連結機構を介
して連結される構造となっているので、これを制御装置
として使用する場合に、連結機構の分だけ軸方向の長さ
が長くなり、制御装置として不適当になる。又、連結の
箇所が多くなればその分角度バックラッシュも大きくな
るという問題点も生ずる。
【0006】更に、角度バックラッシュの存在は、伝動
機構が制御装置として使われるときには精度の低下を招
き、伝動装置としても衝撃に基づく耐久性の低下をきた
すものとなる。上記角度バックラッシュを除きかつ縮め
るためには部品の加工精度を上げたり、部品の選択組み
合わせに時間を浪費したりしていたが、これでも十分な
角度バックラッシュを除去することが難しく、結果的に
は高コストとなった。
【0007】本発明は、この種の遊星歯車機構におい
て、制御装置として使用するのに適した構造を得ると同
時に、簡単な取り付け手段により角度バックラッシュを
除去又は低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、外歯歯車と、該外歯歯車を貫通して設けられた支
持ブロックと、該支持ブロックに固定されたキャリヤ
と、前記外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記外歯
歯車を貫通支持する複数の偏心体軸と、該偏心体軸の端
部に設けられた伝動歯車と、該伝動歯車と噛合するピニ
オンと、該ピニオンを回転駆動する入力軸とからなり、
入力軸の回転を前記伝動歯車及びピニオンを介して偏心
体軸に伝動し、該偏心体軸の回転によって外歯歯車を揺
動させ、該外歯歯車と噛み合いする内歯歯車により減速
回転を取り出す内接噛合遊星歯車機構において、前記入
力軸をモータの出力回転軸とし、該入力軸が支持ブロッ
ク及びキャリアとの間に隙間をもってを貫通して設け、
更には、前記伝動歯車あるいはピニオンを軸方向に2個
又は2分割とし、互いに角度バックラッシュ分だけ位相
をずらせて入力軸あるいは偏心体軸に取り付けてなると
ころにある。
【0009】
【実施例】以下に、図2及び図3を参照して、本発明が
適用される改良された遊星歯車機構の一例について説明
する。モータに一体に設けられた出力回転軸である入力
軸1は連結部材1によって遊星歯車機構の入力軸1
に連結され、該入力軸1の端部にはピニオン2が設
けられている。ピニオン2は入力軸1の回りに等角度
に設けられた3個の伝動歯車3と噛み合っている。伝動
歯車3は偏心体軸4に取り付けられ、回転自在となって
いる。偏心体軸4は軸受け5、5によって軸支さ
れ、その中間に2個の偏心体6、6が設けられてい
る。偏心体6、6は互いに180度位相がずらされ
て配置され、それぞれの偏心体6、6は外歯7を有
する外歯歯車8、8を貫通し、偏心体軸受け9を介
して該外歯歯車8、8と可回動連結している。すな
わち、図からもわかるとおり、3本の偏心体軸4の偏心
体6、6がそれぞれ外歯歯車8、8と偏心体軸
受け9を介して連結しているものとなっている。外歯7
は円弧又はトロコイド形等からなっている。
【0010】内歯歯車10は外ピン11からなる内歯を
有しており、内歯歯車10は外ケースと兼用となってい
る。外歯歯車8、8は曲線からなる内周面12を有
しており、この中に支持ブロック13が挿入されてい
る。支持ブロック13の端部にはキャリヤ14が設けら
れ、キャリヤ14はピン15とボルト16によって支持
ブロック13に固定される。キャリヤ14と内歯歯車1
0の間及び支持ブロック13と内歯歯車10の間には軸
受け17、17が設けられ、内歯歯車10を回転支
持する。内歯歯車10の回転は回転取り出し部18から
取り出される。ここで、前記入力軸1は支持ブロック1
3及びキャリヤ14の中心付近に設けられた挿通口との
間に隙間をもって貫通して設けられ、その端部に設けら
れたピニオン2と偏心体軸4の端部に設けられた伝動歯
車3と噛合するものとなっている。
【0011】以上のように構成された遊星歯車機構によ
ると、モータの出力回転軸である入力軸1の回転が遊
星歯車機構の入力軸1の回転となり、該入力軸1
回転がピニオン2を介して伝動歯車3へ伝達される。伝
動歯車3に伝達される回転数は互いの歯数比だけ減速さ
れる。伝動歯車3は偏心体軸4を回転させる。偏心体軸
4に設けられた外歯歯車8、8は中心Oが入力軸
1の回転中心Oとeだけ偏心しているので、偏心体軸
4の1回転毎に外歯歯車8、8がOの回りに1回
転し、外歯7と外ピン11からなる内歯との噛み合いが
1歯ずつずれて遊星歯車運動をする。本発明のこの実施
例においては、入力軸1の長さが長くなっているので、
入力軸1が撓むことにより自動的に調心できるものとな
る。
【0012】又、上記本発明の構造によると、モータの
出力回転軸である入力軸1の端部に直接ピニオン2が設
けられているので、従来のようにモータの出力回転軸と
遊星歯車機構の入力軸とを連結する機構と比べて軸方向
長さが低減する。このため、ロボットの関節のような遊
星歯車機構が制御装置として使用される場合、小形化が
達成できるものとなる。
【0013】次に、本発明の角度バックラッシュの除去
装置の一実施例を図1を参照して説明する。図1に示す
実施例は、図2及び図3に示すものと伝動歯車の構成及
び入力軸の構造を除いて同じものであるから、ここでは
伝動歯車の構成だけを説明し、他の構成は説明を省略す
る。
【0014】入力軸1はモータ等の駆動源の述力回転軸
と一体構造となっている。伝動歯車3、3は軸方向
に2個又は2分割した構成となっており、止めボルト1
9によって互いに位相をずらせて止めることができる。
伝動歯車3、3はキー20によって偏心体軸4に止
めつけられる。伝動歯車3は正転方向のトルク伝達を
行ない、伝動歯車3は逆転方向のトルク伝達を行なう
ように、それぞれの伝動歯車3、3に役割分担をす
る。なお、役割分担は正転、逆転がその逆でもよい。
【0015】既に延べたように、歯車伝動機構では角度
バックラッシュがあるので、伝動歯車3を正転方向に
合わせ、伝動歯車3は逆転方向に角度バックラッシュ
をなくすように合わせ、互いに角度バックラッシュ分だ
けずらせられている。この取り付け方法は、予め角度バ
ックラッシュを測定しておき、その分だけ互いに角度を
ずらせて伝動歯車3、3を止めつけてもよいし、伝
動歯車3を正転又は逆転方向に合わせて取り付け、そ
の後に伝動歯車3を角度バックラッシュをなくすよう
に角度をずらせて止めボルト19で取り付けてもよい。
【0016】なお、一対の歯車のうち、偏心体軸側の歯
車を2個又は2分割とし、互いに角度バックラッシュ分
だけ位相をずらせた場合について例示したが、入力軸側
の歯車を2個又は2分割としてもよい等、入力軸から遊
星歯車機構へ回転を伝達する一対の歯車を持つ総ての減
速機構に適用可能であることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】入力軸とモータ等の駆動源の出力回転軸
との結合による軸方向の長さの増大がないので、軸方向
に小形化され、制御装置に使用した場合に効果的な構造
となっている。入力軸が片持状となって撓むことが可能
であるから、入力軸の撓みによって自動調心ができるも
のとなる。モータ等の駆動源の出力回転軸とピニオンの
回転との間の連結機構が少ないので、その分だけ角度バ
ックラッシュが低減するものとなる。入力軸の回転を偏
心体軸に伝動する一対の歯車を利用しているので、角度
バックラッシュをなくす手段として簡単である。正転か
ら逆転へ移っても、遊びやガタがないので、制御装置と
して使用した時、精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の角度バックラッシュ除去装置
の一実施例を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の遊星歯車機構の一実施例を示
す断面図である。
【図3】図3は、図2のA−A断面図である。
【符号の説明】 1 入力軸 2 ピニオン 3 伝動歯車 4 偏心体軸 6,6 偏心体 7 外歯 8,8 外歯歯車 10 内歯歯車 11 外ピン 13 支持ブロック 19 止めボルト 20 キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外歯歯車と、該外歯歯車を貫通して設けら
    れた支持ブロックと、該支持ブロックに固定されたキャ
    リヤと、前記外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記
    外歯歯車を貫通支持する複数の偏心体軸と、該偏心体軸
    の端部に設けられた伝動歯車と、該伝動歯車と噛合する
    ピニオンと、該ピニオンを回転駆動する入力軸とからな
    り、入力軸の回転を前記伝動歯車及びピニオンを介して
    偏心体軸に伝動し、該偏心体軸の回転によって外歯歯車
    を揺動させ、該外歯歯車と噛み合いする内歯歯車により
    減速回転を取り出す内接噛合遊星歯車機構において、前
    記入力軸をモータの出力回転軸とし、該入力軸を支持ブ
    ロックを貫通して設けてなることを特徴とする遊星歯車
    機構。
  2. 【請求項2】外歯歯車と、該外歯歯車を貫通して設けら
    れた支持ブロックと、該支持ブロックに固定されたキャ
    リヤと、前記外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記
    外歯歯車を貫通支持する複数の偏心体軸と、該偏心体軸
    の端部に設けられた伝動歯車と、該伝動歯車と噛合する
    ピニオンと、該ピニオンを回転駆動する入力軸とからな
    り、入力軸の回転を前記伝動歯車及びピニオンを介して
    偏心体軸に伝動し、該偏心体軸の回転によって外歯歯車
    を揺動させ、該外歯歯車と噛み合いする内歯歯車により
    減速回転を取り出す内接噛合遊星歯車機構において、前
    記入力軸をモータの出力回転軸とし、該入力軸を支持ブ
    ロックを貫通して設け、前記伝動歯車あるいはピニオン
    を軸方向に2個又は2分割とし、互いに角度バックラッ
    シュ分だけ位相をずらせて入力軸あるいは偏心体軸に取
    り付けてなることを特徴とする遊星歯車機構の角度バッ
    クラッシュの除去装置。 【0001】
JP19876993A 1993-07-19 1993-07-19 遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置 Pending JPH06294450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19876993A JPH06294450A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19876993A JPH06294450A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59115743A Division JPH0621608B2 (ja) 1984-06-06 1984-06-06 遊星歯車機構における角度バツクラツシユの除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06294450A true JPH06294450A (ja) 1994-10-21

Family

ID=16396629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19876993A Pending JPH06294450A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 遊星歯車機構及びその角度バックラッシュの除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06294450A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173664A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Nabtesco Corp 駆動装置
JP2014173665A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Nabtesco Corp 駆動装置
CN114518630A (zh) * 2020-11-19 2022-05-20 成都极米科技股份有限公司 空回消除方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
CN114858202A (zh) * 2022-06-07 2022-08-05 闽江学院 消除自动测量设备中机械传动间隙对测量速度影响的方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129585A (en) * 1980-03-11 1981-10-09 Toshiba Corp Slow-starting and slow-braing control device for pole changing induction motor
JPS5737137A (en) * 1980-08-14 1982-03-01 Teijin Seiki Co Ltd Reduction gear
JPS60260737A (ja) * 1984-06-06 1985-12-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd 遊星歯車機構における角度バツクラツシユの除去装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129585A (en) * 1980-03-11 1981-10-09 Toshiba Corp Slow-starting and slow-braing control device for pole changing induction motor
JPS5737137A (en) * 1980-08-14 1982-03-01 Teijin Seiki Co Ltd Reduction gear
JPS60260737A (ja) * 1984-06-06 1985-12-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd 遊星歯車機構における角度バツクラツシユの除去装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173664A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Nabtesco Corp 駆動装置
JP2014173665A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Nabtesco Corp 駆動装置
CN114518630A (zh) * 2020-11-19 2022-05-20 成都极米科技股份有限公司 空回消除方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
CN114518630B (zh) * 2020-11-19 2023-09-01 成都极米科技股份有限公司 空回消除方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
CN114858202A (zh) * 2022-06-07 2022-08-05 闽江学院 消除自动测量设备中机械传动间隙对测量速度影响的方法
CN114858202B (zh) * 2022-06-07 2023-09-01 闽江学院 消除自动测量设备中机械传动间隙对测量速度影响的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0157217B1 (ko) 유성기어증감속기
JP2866246B2 (ja) 内接噛合式遊星歯車構造を採用した増減速機シリーズ
EP0527490B1 (en) Epicyclic drive
JPH08240254A (ja) 電気自動車用動力伝達装置
JPH05248517A (ja) 自動車の歯車式変速装置における伝動軸の軸受装置
JP4922502B2 (ja) ギヤドモータ及び動力伝達部構造
JP2023184669A (ja) 歯車ユニット
JP2002235832A (ja) 減速機付き差動装置
JP2888691B2 (ja) 内接噛合遊星歯車構造
EP0233303A1 (en) Planetary gear apparatus
JPH0469299B2 (ja)
JPH0621608B2 (ja) 遊星歯車機構における角度バツクラツシユの除去装置
JP3034630B2 (ja) トロコイド系歯形内接式遊星歯車構造
JP2686337B2 (ja) 内接噛合遊星歯車構造
KR100339845B1 (ko) 감속기
JPH0534537B2 (ja)
JPH11280854A (ja) 内接噛合遊星歯車構造の変速システム
JP2743285B2 (ja) 遊星歯車増減速装置
JPH0245553Y2 (ja)
JP3038027B2 (ja) トロコイド系歯形内接式遊星歯車構造
JPH0650394A (ja) 内接噛合遊星歯車構造
JPH0756320B2 (ja) 遊星歯車機構における角度バツクラツシユの除去装置
JPS6138242A (ja) 遊星歯車増減速機
JPH05346142A (ja) 回転制御装置に用いられる内接噛合形遊星歯車減速機
JP3583418B1 (ja) 減速装置