JPH0629497Y2 - エンジンの始動装置 - Google Patents
エンジンの始動装置Info
- Publication number
- JPH0629497Y2 JPH0629497Y2 JP1071189U JP1071189U JPH0629497Y2 JP H0629497 Y2 JPH0629497 Y2 JP H0629497Y2 JP 1071189 U JP1071189 U JP 1071189U JP 1071189 U JP1071189 U JP 1071189U JP H0629497 Y2 JPH0629497 Y2 JP H0629497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- pinion gear
- gear
- opening
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンの始動装置における防水構造に関す
る。
る。
(従来の技術) 従来のエンジンの始動装置として、例えば第5図に示す
ようなものがあった(実開昭61-194772号公報参照)。
ようなものがあった(実開昭61-194772号公報参照)。
これについて説明すると、スタータモータにより回転駆
動されるシャフト82と、このシャフト82の外周にス
プライン結合されたワンウェイクラッチ83と、このワ
ンウェイクラッチ83に連結されたピニオンギア84
と、エンジンのクランクシャフトに連結されるリングギ
ア85とをそれぞれ備え、ワンウェイクラッチ83およ
びピニオンギア84を収装するハウジング86にはピニ
オンギア84とリングギア85が噛み合う窓部87が形
成されている。
動されるシャフト82と、このシャフト82の外周にス
プライン結合されたワンウェイクラッチ83と、このワ
ンウェイクラッチ83に連結されたピニオンギア84
と、エンジンのクランクシャフトに連結されるリングギ
ア85とをそれぞれ備え、ワンウェイクラッチ83およ
びピニオンギア84を収装するハウジング86にはピニ
オンギア84とリングギア85が噛み合う窓部87が形
成されている。
この始動装置の防水構造として、ハウジング86の内側
には環状の弾性部材88が取付けられる一方、ワンウェ
イクラッチ83にはこの弾性部材88に隙間をもって対
峙する環状の遮蔽板89が取付けられている。リングギ
ア85を収装するクラッチ室から窓部87を通ってハウ
ジング86内に流入した水は、遮蔽板89および弾性部
材88に当たって弾性部材88および遮蔽板89の下方
に開口する排水口90より外部に排出され、図示しない
スタータモータ本体あるいはマグネットスイッチに水が
侵入するのを防止する。
には環状の弾性部材88が取付けられる一方、ワンウェ
イクラッチ83にはこの弾性部材88に隙間をもって対
峙する環状の遮蔽板89が取付けられている。リングギ
ア85を収装するクラッチ室から窓部87を通ってハウ
ジング86内に流入した水は、遮蔽板89および弾性部
材88に当たって弾性部材88および遮蔽板89の下方
に開口する排水口90より外部に排出され、図示しない
スタータモータ本体あるいはマグネットスイッチに水が
侵入するのを防止する。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、自動車が浸水路を走行するようなとき
に、クラッチ室に流入した多量の水がリングギア85に
よって掻き上げられて、窓部87からハウジング86内
に流入する場合、窓部87から流入量が排水口90から
の排出量を上回り、遮蔽板89と弾性部材88の隙間を
通ってスタータモータ本体あるいはマグネットスイッチ
内に水が侵入する心配があった。
に、クラッチ室に流入した多量の水がリングギア85に
よって掻き上げられて、窓部87からハウジング86内
に流入する場合、窓部87から流入量が排水口90から
の排出量を上回り、遮蔽板89と弾性部材88の隙間を
通ってスタータモータ本体あるいはマグネットスイッチ
内に水が侵入する心配があった。
ハウジング86の排水口90の開口面積を大きくする
と、排水口90を通って直接ハウジング内に侵入する水
量が増えるため、排水口90の開口面積を拡げるには制
約があった。
と、排水口90を通って直接ハウジング内に侵入する水
量が増えるため、排水口90の開口面積を拡げるには制
約があった。
本考案は、こうした従来の問題点を解決することを目的
とする。
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案では、エンジンのクラン
クシャフトに連結されたリングギアと、スタータモータ
によって回転駆動されるピニオンギアと、始動時にピニ
オンギアをリングギアと噛み合うように回転軸方向に変
位させるマグネットスイッチとをそれぞれ備えるエンジ
ンの始動装置において、ピニオンギアを収装するハウジ
ングと、このハウジングとクラッチハウジングとの間に
リングギアとピニオンギアが噛み合うギア開口部を画成
する遮蔽カバーとをそれぞれ設け、ハウジングにはこの
ギア開口部に対向する下部に位置して開口する第一排水
口と、ピニオンギアとマグネットスイッチとの間に開口
する第二排水口とをそれぞれ形成し、かつハウジングの
外側には第一排水口および第二排水口をそれぞれ覆う外
カバーを設けた。
クシャフトに連結されたリングギアと、スタータモータ
によって回転駆動されるピニオンギアと、始動時にピニ
オンギアをリングギアと噛み合うように回転軸方向に変
位させるマグネットスイッチとをそれぞれ備えるエンジ
ンの始動装置において、ピニオンギアを収装するハウジ
ングと、このハウジングとクラッチハウジングとの間に
リングギアとピニオンギアが噛み合うギア開口部を画成
する遮蔽カバーとをそれぞれ設け、ハウジングにはこの
ギア開口部に対向する下部に位置して開口する第一排水
口と、ピニオンギアとマグネットスイッチとの間に開口
する第二排水口とをそれぞれ形成し、かつハウジングの
外側には第一排水口および第二排水口をそれぞれ覆う外
カバーを設けた。
(作用) 上記構成に基づき、車両の浸水走行時に、ハウジング内
に流入しようとする水の大部分は遮蔽カバーに当たって
ハウジングへの流入が阻止され、遮蔽カバーのギア開口
部からハウジング内に流入した一部の水はギア開口部に
対向する下部に位置して開口する第一排水口を通過し
て、その流れ方向を大きく変えることがなく、速やかに
外部に排出される。
に流入しようとする水の大部分は遮蔽カバーに当たって
ハウジングへの流入が阻止され、遮蔽カバーのギア開口
部からハウジング内に流入した一部の水はギア開口部に
対向する下部に位置して開口する第一排水口を通過し
て、その流れ方向を大きく変えることがなく、速やかに
外部に排出される。
ピニオンギアとハウジングの隙間を通ってハウジング内
に侵入した水は第二排水口から排出されることにより、
マグネットスイッチあるいはスタータモータ本体の方に
水が侵入することが防止される。
に侵入した水は第二排水口から排出されることにより、
マグネットスイッチあるいはスタータモータ本体の方に
水が侵入することが防止される。
ハウジングの外側には第一排水口および第二排水口をそ
れぞれ覆う外カバーが設けられているため、ハウジング
の付近に飛散する水が外カバーによって跳ね退けられ、
第一排水口および第二排水口からハウジング内に水が侵
入することを防止できる。
れぞれ覆う外カバーが設けられているため、ハウジング
の付近に飛散する水が外カバーによって跳ね退けられ、
第一排水口および第二排水口からハウジング内に水が侵
入することを防止できる。
これにより、第一排水口および第二排水口の開口面積を
十分に大きく設定しても、外部から水が侵入することを
防水でき、十分な排水効果が得られる。
十分に大きく設定しても、外部から水が侵入することを
防水でき、十分な排水効果が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第4図にそれぞれ基づ
いて説明する。
いて説明する。
自動車用エンジンのシリンダブロック1の後壁にはエン
ドプレート2を介してクラッチハウジング3が連結さ
れ、クラッチハウジング3内にクランクシャフト4の先
端に連結されるフライホイール5とクラッチディスク6
およびクラッチカバー7がそれぞれ収装される。クラッ
チハウジング3の下部には排水口19が形成される。図
中8はトランスミッションを収装するケース部である。
ドプレート2を介してクラッチハウジング3が連結さ
れ、クラッチハウジング3内にクランクシャフト4の先
端に連結されるフライホイール5とクラッチディスク6
およびクラッチカバー7がそれぞれ収装される。クラッ
チハウジング3の下部には排水口19が形成される。図
中8はトランスミッションを収装するケース部である。
始動装置10は、フライホイール5の外周に形成された
リングギア5Aと、スタータモータ15によってワンウ
ェイクラッチ14を介して回転駆動されるピニオンギア
13と、このピニオンギア13をリングギア5Aと噛み
合うように軸方向にスライドさせるマグネットスイッチ
16をそれぞれ備える。
リングギア5Aと、スタータモータ15によってワンウ
ェイクラッチ14を介して回転駆動されるピニオンギア
13と、このピニオンギア13をリングギア5Aと噛み
合うように軸方向にスライドさせるマグネットスイッチ
16をそれぞれ備える。
クラッチハウジング3の側方開口部3Aには始動装置1
0のピニオンギアハウジング11が接合し、2本のボル
ト12により締結される。このクラッチハウジング3に
ピニオンギア13およびワンウェイクラッチ14が収装
される。
0のピニオンギアハウジング11が接合し、2本のボル
ト12により締結される。このクラッチハウジング3に
ピニオンギア13およびワンウェイクラッチ14が収装
される。
ピニオンギアハウジング11の後端に嵌合するバックプ
レート21が設けられる。ピニオンギアハウジング11
の前端部とバックプレート21にはシャフト22を回転
自在に支持する軸受部11A,21Aがそれぞれ形成さ
れる。シャフト22の後部にはギア24がスプライン結
合し、スタータモータ15の回転シャフト25のギア2
5Aに噛み合っている。
レート21が設けられる。ピニオンギアハウジング11
の前端部とバックプレート21にはシャフト22を回転
自在に支持する軸受部11A,21Aがそれぞれ形成さ
れる。シャフト22の後部にはギア24がスプライン結
合し、スタータモータ15の回転シャフト25のギア2
5Aに噛み合っている。
シャフト22の外周には螺旋状のスプライン22Aが形
成され、このスプライン22Aにワンウェイクラッチ1
4のホイール23が嵌合する。ホイール23とピニオン
ギア13の間に複数のローラ26が介装され、ピニオン
ギア13に対して一方向にのみシャフト22の回転力を
伝達するようになっている。
成され、このスプライン22Aにワンウェイクラッチ1
4のホイール23が嵌合する。ホイール23とピニオン
ギア13の間に複数のローラ26が介装され、ピニオン
ギア13に対して一方向にのみシャフト22の回転力を
伝達するようになっている。
ホイール23の外周にはリテーナ31が取付けられ、こ
のリテーナ31に係合するレバー32を介してマグネッ
トスイッチ16のロッド33に連動する。
のリテーナ31に係合するレバー32を介してマグネッ
トスイッチ16のロッド33に連動する。
レバー32はリテーナ31に係合する一対のヨーク部3
2Aと、マグネットスイッチ16のロッド33に係合す
る1本のアーム部32Bとを有し、アーム部32Bの途
中に回転軸32Cが一体的に形成されている。
2Aと、マグネットスイッチ16のロッド33に係合す
る1本のアーム部32Bとを有し、アーム部32Bの途
中に回転軸32Cが一体的に形成されている。
アーム部32Bを挟むようにして回転軸32Cを軸受す
る2つのブロック34が設けられ、ピニオンギアハウジ
ング11には各ブロック34を嵌挿させる孔11Cが形
成される。各ブロック34はスプリング35に付勢され
て孔11C内に保持される。
る2つのブロック34が設けられ、ピニオンギアハウジ
ング11には各ブロック34を嵌挿させる孔11Cが形
成される。各ブロック34はスプリング35に付勢され
て孔11C内に保持される。
エンジン始動時はマグネットスイッチ16の作動により
ロッド33が引き込まれることにより、レバー32が回
転軸32Cを中心として回動して、ピニオンギア13を
ワンウェイクラッチ14と共に軸方向に変位させ、ピニ
オンギア13がリングギア5Aに噛み合うようになって
いる。
ロッド33が引き込まれることにより、レバー32が回
転軸32Cを中心として回動して、ピニオンギア13を
ワンウェイクラッチ14と共に軸方向に変位させ、ピニ
オンギア13がリングギア5Aに噛み合うようになって
いる。
ピニオンギアハウジング11との間にリングギア5Aと
ピニオンギア13が噛み合うギア開口部40を画成する
遮蔽カバー44が設けられる。
ピニオンギア13が噛み合うギア開口部40を画成する
遮蔽カバー44が設けられる。
遮蔽カバー44はピニオンギアハウジング11の内壁か
ら連続する断面円弧状に形成されて、ピニオンギア13
およびワンウェイクラッチ14を覆う。遮蔽カバー44
の前端にはギア開口部40を画成する切欠き45が形成
される。ピニオンギア13がリングギア5Aと噛み合う
位置に変位した状態で切欠き45からピニオンギア13
が突出するようになっている。
ら連続する断面円弧状に形成されて、ピニオンギア13
およびワンウェイクラッチ14を覆う。遮蔽カバー44
の前端にはギア開口部40を画成する切欠き45が形成
される。ピニオンギア13がリングギア5Aと噛み合う
位置に変位した状態で切欠き45からピニオンギア13
が突出するようになっている。
ピニオンギアハウジング11にはクラッチハウジング3
に対する接合フランジ41が形成され、接合フランジ4
1には2本のボルト12を挿通させる孔42が形成され
る。接合フランジ41の内側に遮蔽カバー44に対する
接合フランジ43が形成され、遮蔽カバー44には図示
しないボルトを挿通させる2つの孔47が、接合フラン
ジ43にはこのボルトを螺合させるネジ孔48が形成さ
れる。
に対する接合フランジ41が形成され、接合フランジ4
1には2本のボルト12を挿通させる孔42が形成され
る。接合フランジ41の内側に遮蔽カバー44に対する
接合フランジ43が形成され、遮蔽カバー44には図示
しないボルトを挿通させる2つの孔47が、接合フラン
ジ43にはこのボルトを螺合させるネジ孔48が形成さ
れる。
ピニオンギア13の後端には歯先よりわずかに径方向に
突出する環状リブ13Aが一体的に形成され、ピニオン
ギアハウジング11にはこの環状リブ13Aに小さな隙
間50をもって対峙するシール壁部52が形成されると
ともに、遮蔽カバー44にもシール壁部52から連続し
て環状リブ13Aに小さな隙間50をもって対峙するシ
ール壁部53が形成される。ワンウェイクラッチ14の
外周にはこのシール壁部52,53に対峙して環状リン
グ51が取付けられている。
突出する環状リブ13Aが一体的に形成され、ピニオン
ギアハウジング11にはこの環状リブ13Aに小さな隙
間50をもって対峙するシール壁部52が形成されると
ともに、遮蔽カバー44にもシール壁部52から連続し
て環状リブ13Aに小さな隙間50をもって対峙するシ
ール壁部53が形成される。ワンウェイクラッチ14の
外周にはこのシール壁部52,53に対峙して環状リン
グ51が取付けられている。
ピニオンギアハウジング11にはギア開口部40に対向
する下部に位置して開口する第一排水口54が形成され
る。ピニオンギアハウジング11にはシール壁部52と
前壁部63との間で半環状の溝49が形成され、第一排
水口54はこの溝49の最下部に位置して開口する。
する下部に位置して開口する第一排水口54が形成され
る。ピニオンギアハウジング11にはシール壁部52と
前壁部63との間で半環状の溝49が形成され、第一排
水口54はこの溝49の最下部に位置して開口する。
ピニオンギアハウジング11には第一排水口54との間
で隙間50(ピニオンギア13)を挟む位置に開口する
第二排水口55が形成される。
で隙間50(ピニオンギア13)を挟む位置に開口する
第二排水口55が形成される。
ピニオンギアハウジング11にはレバー32を挿通させ
るスリット64が形成され、第二排水口55はこのスリ
ット64に近接する位置に開口する。
るスリット64が形成され、第二排水口55はこのスリ
ット64に近接する位置に開口する。
ピニオンギアハウジング11には第二排水口55の内側
開口部を所定の隙間をもって覆うリブ56が形成され、
第二排水口55から直接流入した水がピニオンギアハウ
ジング11内に侵入するのを抑制するようになってい
る。
開口部を所定の隙間をもって覆うリブ56が形成され、
第二排水口55から直接流入した水がピニオンギアハウ
ジング11内に侵入するのを抑制するようになってい
る。
ピニオンギアハウジング11の外側には第一排水口54
および第二排水口55をそれぞれ覆う外カバー61が設
けられる。外カバー61はピニオンギアハウジング11
の外側に所定の間隔をもって、複数のボルト65により
締結される。
および第二排水口55をそれぞれ覆う外カバー61が設
けられる。外カバー61はピニオンギアハウジング11
の外側に所定の間隔をもって、複数のボルト65により
締結される。
外カバー61の前部には車両走行方向に向かってテーパ
状に突出する水切り部62が形成される。ピニオンギア
ハウジング11の孔11Cの開口端とレバー32を挿通
させるスリット64にかけてパッキン37が装着される
とともに、レバー32のアーム部32Bの基部にはレバ
ーブーツ36が装着されて、パッキン37と重合してス
リット64を遮蔽するようになっている。
状に突出する水切り部62が形成される。ピニオンギア
ハウジング11の孔11Cの開口端とレバー32を挿通
させるスリット64にかけてパッキン37が装着される
とともに、レバー32のアーム部32Bの基部にはレバ
ーブーツ36が装着されて、パッキン37と重合してス
リット64を遮蔽するようになっている。
ピニオンギアハウジング11にはレバー32の先端およ
びマグネットスイッチ16のロッド33を収装する凹部
11Dが形成され、凹部11Dの下部に位置して開口す
る第三排水口58が形成される。第三排水口58の外側
開口部を所定の隙間をもって覆う遮蔽板59が一体的に
形成される。
びマグネットスイッチ16のロッド33を収装する凹部
11Dが形成され、凹部11Dの下部に位置して開口す
る第三排水口58が形成される。第三排水口58の外側
開口部を所定の隙間をもって覆う遮蔽板59が一体的に
形成される。
マグネットスイッチ16はピニオンギアハウジング11
の2つの孔66を挿通するボルト67により締結され
る。
の2つの孔66を挿通するボルト67により締結され
る。
次に作用について説明する。
車両の浸水走行時に、大量の水が排水口19からクラッ
チハウジング3に流入した場合、クラッチハウジング3
内の水は高速回転しているフライホイール5、クラッチ
ディスク6およびクラッチカバー7によって掻き上げら
れ、クラッチカバー7の側部開口部3Aからピニオンギ
アハウジング11内に流入しようとする。
チハウジング3に流入した場合、クラッチハウジング3
内の水は高速回転しているフライホイール5、クラッチ
ディスク6およびクラッチカバー7によって掻き上げら
れ、クラッチカバー7の側部開口部3Aからピニオンギ
アハウジング11内に流入しようとする。
クラッチハウジング3とピニオンギアハウジング11と
の間には遮蔽カバー44が設けられて側方開口部3Aの
大半の領域を覆っているため、上記側方開口部3Aから
流入しようとする水の大部分は遮蔽カバー44に当たっ
てピニオンギアハウジング11への流入が阻止される。
の間には遮蔽カバー44が設けられて側方開口部3Aの
大半の領域を覆っているため、上記側方開口部3Aから
流入しようとする水の大部分は遮蔽カバー44に当たっ
てピニオンギアハウジング11への流入が阻止される。
上記側方開口部3Aに向けて掻き上げられる水の一部
は、第2図に白抜き矢印で示すように、遮蔽カバー44
に形成されたギア開口部40からピニオンギアハウジン
グ11内に流入するが、ピニオンギアハウジング11に
はギア開口部40に対向する下部に位置して第一排水口
54が開口しているため、ギア開口部40から流入した
水はその流れ方向を大きく変えることがなく第一排水口
54を通過して、速やかに外部に排出される。
は、第2図に白抜き矢印で示すように、遮蔽カバー44
に形成されたギア開口部40からピニオンギアハウジン
グ11内に流入するが、ピニオンギアハウジング11に
はギア開口部40に対向する下部に位置して第一排水口
54が開口しているため、ギア開口部40から流入した
水はその流れ方向を大きく変えることがなく第一排水口
54を通過して、速やかに外部に排出される。
ピニオンギアハウジング11および遮蔽カバー44の各
シール壁部52,53と、ピニオンギア13の外周リブ
13Aとの間に小さな隙間50が形成されているため、
上記ピニオンギアハウジング11内に流入した水はピニ
オンギアハウジング11の後部に侵入するのを抑制さ
れ、シール壁部52から連続して半環状に窪む溝49に
よって集められ、第一排水口54に導かれる。
シール壁部52,53と、ピニオンギア13の外周リブ
13Aとの間に小さな隙間50が形成されているため、
上記ピニオンギアハウジング11内に流入した水はピニ
オンギアハウジング11の後部に侵入するのを抑制さ
れ、シール壁部52から連続して半環状に窪む溝49に
よって集められ、第一排水口54に導かれる。
第二排水口55はレバー32を挿通させるスリット64
に近接して開口しているため、隙間50を通ってピニオ
ンギアハウジング11の後部に侵入した水が第二排水口
55から速やかに排出されることにより、スリット64
からマグネットスイッチ16の方に侵入することを防止
する。
に近接して開口しているため、隙間50を通ってピニオ
ンギアハウジング11の後部に侵入した水が第二排水口
55から速やかに排出されることにより、スリット64
からマグネットスイッチ16の方に侵入することを防止
する。
ピニオンギアハウジング11の外側には第一排水口54
および第二排水口55をそれぞれ覆う外カバー61が設
けられ、外カバー61の前部にはテーパ状に突出する水
切り部62が形成されているため、ピニオンギアハウジ
ング11の付近に飛散する水を水切り部62によって跳
ね退け、第一排水口54および第二排水口55からピニ
オンギアハウジング11内に水が侵入することを防止で
きる。
および第二排水口55をそれぞれ覆う外カバー61が設
けられ、外カバー61の前部にはテーパ状に突出する水
切り部62が形成されているため、ピニオンギアハウジ
ング11の付近に飛散する水を水切り部62によって跳
ね退け、第一排水口54および第二排水口55からピニ
オンギアハウジング11内に水が侵入することを防止で
きる。
これにより、第一排水口54および第二排水口55の開
口面積を十分に大きく設定しても、外部から水が侵入す
ることを防止でき、十分な排水効果が得られる。
口面積を十分に大きく設定しても、外部から水が侵入す
ることを防止でき、十分な排水効果が得られる。
なお、外カバー61は図示しないエンジン排気管等から
ピニオンギアハウジング11を断熱する働きもする。
ピニオンギアハウジング11を断熱する働きもする。
スリット64にはパッキン37およびレバーブーツ36
が装着されているため、水の侵入が抑制されるが、パッ
キン37およびレバーブーツ36の隙間からスリット6
4を通って凹部11Dに侵入した水は第三排水口58か
ら外部には排出され、マグネットスイッチ16内に水が
侵入することを防止する。
が装着されているため、水の侵入が抑制されるが、パッ
キン37およびレバーブーツ36の隙間からスリット6
4を通って凹部11Dに侵入した水は第三排水口58か
ら外部には排出され、マグネットスイッチ16内に水が
侵入することを防止する。
なお、本考案はピニオンギアハウジングがトルクコンバ
ータを収装するトルクコンバータハウジングに連結され
るものにも適用される。
ータを収装するトルクコンバータハウジングに連結され
るものにも適用される。
(考案の効果) 以上の通り本考案によれば、マグネットスイッチおよび
スタータモータの防水構造において、ピニオンギアを収
装するハウジングと、このハウジングとクラッチハウジ
ングとの間にリングギアとピニオンギアが噛み合うギア
開口部を画成する遮蔽カバーとをそれぞれ設け、ハウジ
ングにはこのギア開口部に対向する下部に位置して開口
する第一排水口と、ピニオンギアとマグネットスイッチ
との間に開口する第二排水口とをそれぞれ形成し、かつ
ハウジングの外側には第一排水口および第二排水口をそ
れぞれ覆う外カバーを設けたため、ハウジング内に侵入
した水を速やかに排水して、マグネットスイッチあるい
はスタータモータの作動不良を来すことを防止でき、そ
の結果として始動装置の車両に対する取付け位置をある
程度低くしても十分な防水性が得られ、始動装置の取付
けに対する制約を少なくして、エンジンルームの限られ
たスペースを有効に利用できる。
スタータモータの防水構造において、ピニオンギアを収
装するハウジングと、このハウジングとクラッチハウジ
ングとの間にリングギアとピニオンギアが噛み合うギア
開口部を画成する遮蔽カバーとをそれぞれ設け、ハウジ
ングにはこのギア開口部に対向する下部に位置して開口
する第一排水口と、ピニオンギアとマグネットスイッチ
との間に開口する第二排水口とをそれぞれ形成し、かつ
ハウジングの外側には第一排水口および第二排水口をそ
れぞれ覆う外カバーを設けたため、ハウジング内に侵入
した水を速やかに排水して、マグネットスイッチあるい
はスタータモータの作動不良を来すことを防止でき、そ
の結果として始動装置の車両に対する取付け位置をある
程度低くしても十分な防水性が得られ、始動装置の取付
けに対する制約を少なくして、エンジンルームの限られ
たスペースを有効に利用できる。
第1図は本考案の実施例を示す始動装置の縦断面図、第
2図は同じく横断面図、第3図は同じく分解斜視図、第
4図はエンジンおよび始動装置の分解斜視図である。第
5図は従来例を示す縦断面図である。 1……エンジン、3……クラッチハウジング、5……フ
ライホイール、5A……リングギア、10……始動装
置、11……ピニオンギアハウジング、13……ピニオ
ンギア、14……ワンウェイクラッチ、32……レバ
ー、40……ギア開口部、44……遮蔽カバー、49…
…溝、50……隙間、52,53……シール壁部、54
……第一排水口、55……第二排水口、58……第三排
水口、61……外カバー、62……水切り部、64……
スリット。
2図は同じく横断面図、第3図は同じく分解斜視図、第
4図はエンジンおよび始動装置の分解斜視図である。第
5図は従来例を示す縦断面図である。 1……エンジン、3……クラッチハウジング、5……フ
ライホイール、5A……リングギア、10……始動装
置、11……ピニオンギアハウジング、13……ピニオ
ンギア、14……ワンウェイクラッチ、32……レバ
ー、40……ギア開口部、44……遮蔽カバー、49…
…溝、50……隙間、52,53……シール壁部、54
……第一排水口、55……第二排水口、58……第三排
水口、61……外カバー、62……水切り部、64……
スリット。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンのクランクシャフトに連結された
リングギアと、スタータモータによって回転駆動される
ピニオンギアと、始動時にピニオンギアをリングギアと
噛み合うように回転軸方向に変位させるマグネットスイ
ッチとをそれぞれ備えるエンジンの始動装置において、
ピニオンギアを収装するハウジングと、このハウジング
とクラッチハウジングとの間にリングギアとピニオンギ
アが噛み合うギア開口部を画成する遮蔽カバーとをそれ
ぞれ設け、ハウジングにはこのギア開口部に対向する下
部に位置して開口する第一排水口と、ピニオンギアとマ
グネットスイッチとの間に開口する第二排水口とをそれ
ぞれ形成し、かつハウジングの外側には第一排水口およ
び第二排水口をそれぞれ覆う外カバーを設けたことを特
徴とするエンジンの始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1071189U JPH0629497Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | エンジンの始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1071189U JPH0629497Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | エンジンの始動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02103174U JPH02103174U (ja) | 1990-08-16 |
| JPH0629497Y2 true JPH0629497Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31218612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1071189U Expired - Lifetime JPH0629497Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | エンジンの始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629497Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009068389A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Denso Corp | スタータ |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1071189U patent/JPH0629497Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02103174U (ja) | 1990-08-16 |
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