JPH0629765Y2 - コイルのダンピング回路 - Google Patents

コイルのダンピング回路

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JPH0629765Y2
JPH0629765Y2 JP5412786U JP5412786U JPH0629765Y2 JP H0629765 Y2 JPH0629765 Y2 JP H0629765Y2 JP 5412786 U JP5412786 U JP 5412786U JP 5412786 U JP5412786 U JP 5412786U JP H0629765 Y2 JPH0629765 Y2 JP H0629765Y2
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JP
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coil
switch
voltage
coils
closed
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JP5412786U
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博雄 持田
▲ふみ▼和 李
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ロ−ム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、各種データを磁気的に記録するフロッピィ
ディスク(FD)、ハードディスク、磁気テープなどの
磁気記録媒体を磁化するコイル駆動装置などに用いるコ
イルのダンピング回路に係り、特に、ダンピング用抵抗
の切換手段による電圧損失の低減に関する。
〔従来の技術〕
従来、FDなどの磁気記録媒体の記録用駆動装置では、
FDの記録面に対応させるなど、複数組の記録用磁気ヘ
ッドが近接して設置される。そして、記録データに応じ
て磁気ヘッドを駆動するための各コイルには、駆動電流
をスイッチングして必要な磁化電圧を発生させるため
に、ダンピング用抵抗を並列に接続することが行われて
いる。
ところで、近接して設置された各磁気ヘッドのコイルを
抵抗の接続によって閉ループ化した場合、駆動側の磁気
ヘッドから漏れた磁気が駆動停止側の磁気ヘッドに作用
すると、その磁気ヘッド側のコイルに漏れ磁気による誘
導電流を生じるため、駆動停止側の磁気ヘッドは駆動を
停止しているにもかかわらずその誘導電流によって磁気
を発生し、磁気記録媒体を不必要に磁化させるおそれが
ある。
そこで、従来、各コイルに対するダンピング用抵抗は、
コイルとの間にたとえば、スイッチを介在させて接続
し、そのスイッチの開閉により、駆動側のコイルだけを
閉ループ化して必要な動作を実現するとともに、駆動停
止側のコイルは抵抗の接続を解除して開ループとし、他
の磁気ヘッドからの漏れ磁気による誘導電流が流れるの
を阻止する対策が施されている。
第4図は、2組のコイルの駆動装置に対して単一のダン
ピング用抵抗をコイルの駆動または駆動停止に応じて選
択的に接続するようにしたダンピング回路を示す。
2組のコイルL1、L2は、たとえば、FDの表裏面に
設定された記録面を磁化する磁気ヘッドに対応してお
り、各コイルL1、L2には、中間タップなどによって
中間端子が設けられており、この中間端子を挟んでコイ
ルL1には2つのコイル片L1A、L1B、コイルL2
には2つのコイル片L2C、L2Dが形成されている。
各コイルL1、L2の各中間端子には、FDの記録面
(サイズ0、1)の選択に対応してコイルL1、L2を
切り換えるためのスイッチS1、S2を介して駆動電圧
Vccが加えられている。スイッチS1、S2はコイルL
1、L2を選択するために択一的に開閉され、たとえ
ば、スイッチS1が閉じられた場合にはコイルL1側が
励磁、コイルL2側は不励磁、また、スイッチS2が閉
じられた場合にはコイルL2側が励磁、コイルL1側は
不励磁に設定される。
そして、コイルL1の端子A、BおよびコイルL2の端
子C、Dには、コイルL1、L2間の絶縁を図るための
ダイオードD11、D12、D21、D22を会してリ
ンギング吸収用の抵抗Rからなる短絡回路とともに、各
コイルL1、L2に共通して各コイル片L1A、L1
B、L2C、L2Dの励磁を切り換えるスイッチS3、
S4が設置されている。スイッチS3、S4は記録時に
その記録データに基づく急峻な駆動パルスによって交互
に開閉され、その開閉間隔は記録すべきデータに応じて
制御される。各コイルL1、L2を駆動するための電流
は、磁化の状態を安定化させ、磁気記録の信頼性を高め
るため、定電流源SCからの定電流によって与えられ
る。
したがって、スイッチS1が閉じられてコイルL1側が
選択された場合には、スイッチS3が閉、スイッチS4
が開となるとき、ダイオードD11が導通し、コイル片
L1A側にスイッチS3の導通に応じて矩形波パルスか
らなる駆動電流が流れる。その場合、スイッチS3が閉
じられる直前において、スイッチS4が閉状態で、コイ
ル片L1B側に駆動電流が流れていたものとすると、ス
イッチS3が導通したとき、ダイオードD12も導通す
るので、コイル片L1B側の電気エネルギは、ダイオー
ドD12、抵抗RおよびスイッチS3を経て定電流源S
C側に吸収される。この結果、コイルL1の端子A、B
間にはスイッチS3、S4の開閉に応じて急峻な逆起電
力による電圧が発生し、その電圧によってFDなどの磁
気記録媒体に必要なデータが磁気記録されることにな
る。
このような動作は、スイッチS1を開き、スイッチS2
を閉じた場合において、スイッチS3、S4が交互に開
閉されるときにも同様である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このようなコイル駆動装置に設置されるダン
ピング回路は、複数のコイルL1、L2を切り換えてデ
ータの書込みに必要な駆動電流を流す選択手段と、コイ
ルL1、L2に対する抵抗Rの接続切換手段とを共用し
ており、そのために、スイッチS1、S2、ダイオード
D11、D12、D21、D22およびスイッチS3、
S4を備えている。
このような回路では、スイツチS1、S2の内部抵抗が
有限値を取ることと、ダイオードD11、D12、D2
1、D22のV−I特性とから1V程度の電圧降下が生
じる。このような電圧降下が生じても、駆動電圧Vccが1
0V程度の高い電圧である場合には、コイルL1、L2
に発生する電圧も大きいので、発生電圧に対する割合が
小さく、何等不都合は生じないが、電池などによって駆
動電圧Vccが5V程度に設定される場合には、その減電
時の4V程度に駆動電圧Vccが低下したとき、1Vの電
圧降下は駆動電圧Vccの25%にも達し、その割合は極め
て大である。
コイルL1、L2の端子A、B間または端子C、D間に
発生する電圧は、駆動電圧Vccに依存するから、電圧降
下の比率が大きい場合には、発生電圧の値が電圧降下分
だけ低減されて低下するため、必要な磁化が損なわれる
結果、信頼性の高い記録状態が得られないおそれがあっ
た。
そこで、この考案は、駆動電圧が低い場合にも必要な電
圧が生じるようにしたコイルのダンピング回路の提供を
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のコイルのダンピング回路は、第1図に示すよ
うに、中間端子を挟んでコイル片L1A、L1B、L2
C、L2Dを持つ複数のコイルL1、L2を設置し、各
コイルL1、L2のコイル片L1A、L1B、L2C、
L2Dに駆動電流を選択的に流す選択手段(スイッチS
11、S12、S21、S22)を設置し、定電流によ
って前記駆動電流を流す定電流源SCを設置し、特定の
コイル片L1A、L1B、L2C、L2Dが駆動される
際にそのコイルL1、L2の端子間を抵抗R1、R2を
介して短絡する短絡回路SL1、SL2を設置したもの
である。
〔作用〕
このダンピング回路では、各コイルL1、L2の選択
は、選択すべきコイルL1、L2の端子間に設置された
短絡回路SL1、SL2を選択的に導通状態にすること
により行う。
たとえば、第2図の(A)に示すように、コイルL1が
選択される場合、スイッチS11が閉、スイッチS12
が開となると、コイル片L1Aに駆動電流Idが流れる
とともに、スイッチS11側が導通してコイル片L1B
側に蓄積されていた電気エネルギは、スイッチS13が
導通しているため、電流Irが流れて吸収される。この
結果、コイルL1の端子A、B間には、駆動電圧Vccを
中間点としてA側を負、B側を正とする電圧が発生す
る。
次に、第2図の(B)に示すように、スイッチS12が
閉じられると、コイル片L1Bに駆動電流Idが流れ、
コイル片L1A側に蓄積されている電気エネルギは、同
様に電流Irが流れて吸収される。この場合、コイルL
1の端子A、B間には、駆動電圧Vccを中間点としてA
側を正、B側を負とする電圧、すなわち、スイッチS1
1が閉じる場合とは逆方向の電圧が発生する。
このような動作は、コイルL2が選択された場合にコイ
ルL2側で行われ、その端子C、D間に電圧が発生す
る。
したがって、第4図に示す回路と同様のダンピング動作
が得られるとともに、第4図に示す回路と比較から明ら
かなように、スイッチS1、S2およびダイオードD1
1、D12、D21、D22による電圧降下がないた
め、駆動電圧Vccが低い場合にも、各コイルL1、L2
の端子間には大きな電圧が発生する。
〔実施例〕
第1図は、この考案のコイルのダンピング回路の実施例
を示す。
各コイルL1、L2は、中心部に中間端子を設けて、コ
イル片L1A、L1B、L2C、L2Dを持ち、各中間
端子には、第3図に示すようなスイッチS1、S2を介
することなく共通化して電池などの駆動電源が接続され
る。各コイルL1、L2の各端子A、B、C、Dには、
駆動を選択する選択手段としてのスイッチS11、S1
2、S21、S22を介して定電流源SCが設置されて
いる。各スイッチS11、S12、S21、S22は、
駆動手段からの制御信号によって開閉されるスイッチン
グトランジスタやその他のスイッチング素子によって構
成される。
そして、各コイルL1、L2の端子間には、個別にリン
ギング吸収用の抵抗R1、R2およびスイッチS13、
S23によって構成される短絡回路SL1、SL2が設
置されている。各スイッチS13、S23は、スイッチ
S11、S12、S21、S22と同様に、駆動手段か
らの制御信号によって開閉されるスイッチングトランジ
スタや、その他のスイッチング素子によって構成され
る。
このように構成すれば、コイルL1を選択する場合には
スイッチS13を閉、スイッチS23を開にし、コイル
L2を選択する場合にはスイッチS23を閉、スイッチ
S13を開にする。
コイルL1が選択された場合、第2図の(A)に示すよ
うに、駆動パルスによってスイッチS11が閉、スイッ
チS12が開にされると、コイル片L1A側に定電流源
SCによって設定された定電流による駆動電流Idが流
れるとともに、コイル片L1B側に蓄積されていた電気
エネルギがスイッチS13および抵抗R1を介して定電
流源SC側に流れる。この結果、端子Aには高い周波数
におけるインピーダンスの増加による電圧降下、端子B
にはコイル片L1Bの逆起電力が発生するため、コイル
L1の端子A、B間には高い電圧が発生し、この電圧に
よって磁気記録媒体を磁化することができる。
次に、第2図の(B)に示すように、次の駆動パルスに
よってスイッチS11が開、スイッチS12が閉にされ
ると、コイル片L1B側に定電流源SCによって設定さ
れた定電流による駆動電流Idが流れるとともに、コイ
ル片L1A側に蓄積されていた電気エネルギが抵抗R1
およびスイッチS13を介して定電流源SC側に流れ
る。この結果、端子Aにはコイル片L1Aの逆起電力、
端子Bには高い周波数におけるインピーダンスの増加に
よる電圧降下が発生するため、コイルL1の端子A、B
間には高い電圧が発生し、この電圧によって磁気記録媒
体を磁化することができる。
このような交互に逆方向に発生する電圧によって磁気記
録媒体が励磁され、必要な磁気記録が行われる。この場
合、第4図との比較から明らかなように、スイッチS
1、S2およびダイオードD11、D12、D21、D
22による電圧降下分がないため、駆動電圧Vccが低く
ても十分な電圧を発生させることができ、特に、電池駆
動による駆動電圧Vccが5V程度の低い場合に有効であ
る。
なお、各コイルL1、L2のダンピング回路は、第3図
の(A)に示すように、複数の抵抗Rx、Ryおよびス
イッチSを設けた短絡回路SL、または、第3図の
(B)に示すように、単一の抵抗Rおよび複数のスイッ
チSx、Syを設けた短絡回路SLなどで構成してもよ
い。
また、実施例では2つのコイルL1、L2を用いた場合
について説明したが、この考案は、3以上の複数のコイ
ルを設置する場合にも適用できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、スイッチやダ
イオートを省略して電圧降下の発生を防止したので、電
圧損失が低減されてコイル端子間に大きな電圧を発生さ
せることができるとともに、電池駆動など駆動電圧が低
い場合にも、磁気記録媒体にデータを磁化記録するに必
要な電圧を発生させることができ、安定した信頼性の高
い磁気記録を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のコイルのダンピング回路の実施例を
示す回路図、第2図は第1図に示したコイルのダンピン
グ回路の動作を示す回路図、第3図はこの考案のコイル
のダンピング回路の変形例を示す回路図、第4図は従来
のコイルのダンピング回路を示す回路図である。 L1、L2、……コイル、L1A、L1B、L2C、L
2D……コイル片、R1、R2……抵抗、SL1、SL
2……短絡回路、S11、S12、S21、S22……
スイッチ、SC……定電流源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間端子を挟んでコイル片を持つ複数のコ
    イルと、 各コイルのコイル片に駆動電流を選択的に流す選択手段
    と、 定電流によって前記駆動電流を流す定電流源と、 特定のコイル片が駆動される際にそのコイルの端子間を
    抵抗を介して短絡する短絡回路とを備えたことを特徴と
    するコイルのダンピング回路。
JP5412786U 1986-04-10 1986-04-10 コイルのダンピング回路 Expired - Lifetime JPH0629765Y2 (ja)

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JP5412786U JPH0629765Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 コイルのダンピング回路

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JPS62164603U JPS62164603U (ja) 1987-10-19
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JPH0775043B2 (ja) * 1986-10-24 1995-08-09 ティアツク株式会社 磁気デイスク装置のデ−タ読み出し及び書き込み回路
JPH0690773B2 (ja) * 1986-12-01 1994-11-14 三菱電機株式会社 磁気記録再生装置

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