JPH0630253U - 作業機の運転室 - Google Patents
作業機の運転室Info
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- JPH0630253U JPH0630253U JP7295192U JP7295192U JPH0630253U JP H0630253 U JPH0630253 U JP H0630253U JP 7295192 U JP7295192 U JP 7295192U JP 7295192 U JP7295192 U JP 7295192U JP H0630253 U JPH0630253 U JP H0630253U
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームから運転室本体に伝わる振動を効果
的に緩衝し、乗り心地や運転操作性を向上させる。 【構成】 運転室本体31の床板31Aにはピン連結穴
32Aが形成された運転室側ブラケット32を下向きに
溶接して取付け、旋回フレーム34の上面部34Aには
ピン連結穴33Aが形成された一対のフレーム側ブラケ
ット33,33を、運転室側ブラケット32を左右両側
から挟むように、上向きに溶接して取付ける。運転室側
ブラケット32のピン連結穴32A内にはゴム等からな
る筒状の防振ブッシュ35を挿嵌し、該防振ブッシュ3
5に連結ピン36を挿通して運転室側ブラケット32と
フレーム側ブラケット33,33とを連結する。
的に緩衝し、乗り心地や運転操作性を向上させる。 【構成】 運転室本体31の床板31Aにはピン連結穴
32Aが形成された運転室側ブラケット32を下向きに
溶接して取付け、旋回フレーム34の上面部34Aには
ピン連結穴33Aが形成された一対のフレーム側ブラケ
ット33,33を、運転室側ブラケット32を左右両側
から挟むように、上向きに溶接して取付ける。運転室側
ブラケット32のピン連結穴32A内にはゴム等からな
る筒状の防振ブッシュ35を挿嵌し、該防振ブッシュ3
5に連結ピン36を挿通して運転室側ブラケット32と
フレーム側ブラケット33,33とを連結する。
Description
【0001】
本発明は、例えば油圧ショベル等の作業機に設けられる作業機の運転室に関し 、特に、フレームからの振動が運転室に伝わるのを防止できるようにした作業機 の運転室に関する。
【0002】
図8ないし図10に従来技術による運転室付き作業機として油圧ショベルを例 に挙げて示す。
【0003】 図において、1は下部走行体、2は旋回装置、3は該旋回装置2を介して下部 走行体1上に旋回可能に搭載され、作業機本体を構成した上部旋回体を示し、該 上部旋回体3は、骨組構造をなすフレームとしての旋回フレーム4と、該旋回フ レーム4上に設けられた機械室5、運転室6およびカウンタウェイト7とから構 成され、旋回フレーム4の前部には運転室6の右側に位置して後述する作業装置 8用の取付ブラケット4Aが一体に設けられている。なお、前記旋回フレーム4 は、センタフレーム、サイドフレーム、連結フレーム等から構成されている。
【0004】 8は上部旋回体3の前部に設けられた作業装置を示し、該作業装置8は、旋回 フレーム4の取付ブラケット4Aに俯仰動可能に設けられたブーム9と、該ブー ム9の先端側に俯仰動可能に設けられたアーム10と、該アーム10の先端側に 回動可能に設けられたバケット11とからなり、これらのブーム9、アーム10 およびバケット11はブームシリンダ12、アームシリンダ13およびバケット シリンダ14によって作動される。
【0005】 15は前記運転室6の本体を構成する運転室本体を示し、該運転室本体15は 図5に示す如く、床板15Aと、該床板15A上に設けられた前面部15B、後 面部15C、左,右の側面部15D(一方のみ図示)および上面部15Eとから 箱形状のキャブボックスとして形成されている。また、該運転室本体15には前 面部15B、後面部15Cおよび各側面部15Dの下端側に床板15Aを固定す る床板用ブラケット15Fが設けられ、右側の側面部15Dには運転室本体15 内にオペレータが乗り降りするためのドア16が開,閉可能に設けられている。 そして、該運転室本体15は旋回フレーム4の上面部4B上に後述の各緩衝支持 体17を介して取付けられている。
【0006】 17,17,…は旋回フレーム4からの振動が運転室本体15に伝わるのを緩 衝すべく、該運転室本体15の床板15Aと旋回フレーム4との間に設けられた 緩衝支持体を示し、該各緩衝支持体17は床板15Aの四隅に前後、左右に離間 して、例えば4個配設され、図10にも示す如く一対のストッパ18,18と、 該各ストッパ18間に配設され、旋回フレーム4の上面部4Bを挟持した一対の 防振ゴム19,19と、該各防振ゴム19の中心部を貫通し、旋回フレーム4の 上面部4Bに穿設した取付穴4C内に挿通して設けられた筒状のスペーサ20と 、旋回フレーム4側から該スペーサ20内に挿通され、床板用ブラケット15F 上でナット21が締着されたボルト22とから構成されている。
【0007】 ここで、該各緩衝支持体17はナット21をボルト22に強く螺着することに より、各ストッパ18間で各防振ゴム19を圧縮変形させ、該各防振ゴム19に 初期荷重を付与した状態で旋回フレーム4の上面部4Bを強く挟持させている。 そして、該各緩衝支持体17は旋回フレーム4上で運転室6全体を各防振ゴム1 9を介して支持し、特に運転室本体15の上下方向振動を緩衝するようになって いる。また、旋回フレーム4の上面部4Bと各ストッパ18との間には所定寸法 の隙間S1が形成され、運転室本体15の振動幅(ストローク)をこの隙間S1 の範囲内に規制している。
【0008】
ところで、上述した従来技術では、各緩衝支持体17にはストッパ18,18 を設け、該各ストッパ18が運転室本体15の振動幅(ストローク)を隙間S1 の範囲内に規制している。
【0009】 このため、過大な振動が旋回フレーム4に伝えられた場合には、各ストッパ1 8が旋回フレーム4の上面部4Bに衝突し、旋回フレーム4と運転室本体15の 床板15Aとの間で大きなショックを発生するという問題がある。
【0010】 また、各緩衝支持体17は旋回フレーム4の上面部4Bを上下から別体の防振 ゴム19,19で挟持し、該各防振ゴム19をスペ−サ20およびボルト22で 連結させているから、旋回フレーム4と運転室本体15が横方向に振動する場合 にはスペ−サ20等が旋回フレーム4の取付穴4Cの内側に衝突して大きなショ ックを生じることがあり、各防振ゴム19が有効に振動を吸収し得ないという問 題がある。
【0011】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本考案は、フレーム から運転室本体に伝わる振動を効果的に緩衝することができ、乗り心地や運転操 作性を向上することができるようにした作業機の運転室を提供することを目的と している。
【0012】
上述した問題を解決するために、本考案では、作業機の運転室を、作業機のフ レームと、該フレーム上に配設される箱形状の運転室本体と、該運転室本体から フレーム側に向けて突設され、ピン連結穴が形成された運転室側ブラケットと、 該運転室側ブラケットに対応して前記フレームから運転室側に向けて突設され、 ピン連結穴が形成されたフレーム側ブラケットと、防振用の弾性材料により筒状 に形成され、少なくとも該フレーム側ブラケットのピン連結穴と前記運転室側ブ ラケットのピン連結穴とのいずれかに挿嵌された防振ブッシュと、該防振ブッシ ュ内に挿通され、前記フレーム側ブラケットと運転室側ブラケットとを連結した 連結ピンとから構成している。
【0013】 ここで、前記フレーム側ブラケットと運転室側ブラケットとの間には、防振用 の弾性材料により板状に形成された防振板を設けるのが望ましい。
【0014】
上記構成により、フレームからの上下方向の振動は防振ブッシュを介して運転 室本体に伝えられるので、このときに防振ブッシュが径方向に弾性変形して上下 方向の振動を減衰できる。また、フレームからの前後方向および左右方向の振動 も防振ブッシュを介して運転室本体に伝えられるので、このときに防振ブッシュ が弾性変形して前後方向および左右方向の振動を減衰できる。
【0015】 さらに、フレーム側ブラケットと運転室側ブラケットとの間に防振板を設ける ことにより、該防振板が弾性変形して振動を減衰させ、振動により各ブラケット 同士が衝突するのを防止でき、運転室本体に大きな振動が伝わるのを防止できる 。
【0016】
以下、本考案の実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。なお、実施例で は前述した従来技術と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するも のとする。
【0017】 図1および図2は本考案の第1の実施例を示している。
【0018】 図中、31は運転室6を構成する本実施例による運転室本体を示し、該運転室 本体31は従来技術で述べた運転室本体15とほぼ同様に、床板31A、前面部 31B、後面部31C、側面部31D(一方のみ図示)および上面部31Eとか ら箱形状のキャブボックスとして形成されているものの、該運転室本体31には 床板31Aから後述の旋回フレーム34側に向けて4個の運転室側ブラケット3 2,32,…が突設されている。
【0019】 ここで、各運転室側ブラケット32は図2に示す如く厚肉の金属板からなり、 該各運転室側ブラケット32は床板31Aの四隅に前後、左右に離間して該床板 31Aの下面に溶接して取付けられている。そして、各運転室側ブラケット32 にはその厚さ方向にピン連結穴32Aが穿設されている。
【0020】 33,33は厚肉の金属板から形成され、旋回フレーム34の上面部34A上 に突設された一対のフレーム側ブラケットを示し、該各フレーム側ブラケット3 3は前記各運転室側ブラケット32を左右両側から間隔をおいて挟むように、溶 接等の手段によって旋回フレーム34の上面部34Aに左右方向に離間して設け られている。そして、該各フレーム側ブラケット33は各運転室側ブラケット3 2に対応して旋回フレーム34上に合計4組配設され、その厚さ方向には、ピン 連結穴33A,33A,…が穿設されている。
【0021】 35は前記各運転室側ブラケット32の各ピン連結穴32A内に挿嵌して固着 された防振ブッシュ(1個のみ図示)を示し、該防振ブッシュ35はゴム等の防 振用の弾性材料により、軸中心に連結ピン挿通穴35Aを有する短尺の筒状に形 成され、該防振ブッシュ35は運転室側ブラケット32の厚さ寸法に対応した長 さ寸法を有している。
【0022】 36,36,…は前記各防振ブッシュ35の連結ピン挿通穴35Aに挿通され た連結ピンを示し、該各連結ピン36は軸部36Aと、該軸部36Aの基端側に 形成された円板状の頭部36Bとから構成されている。ここで、該頭部36Bは 前記フレーム側ブラケット33のピン連結穴33Aよりも大径に形成され、一方 のフレーム側ブラケット33の表面に当接して抜止めされている。また、軸部3 6Aの先端側には、軸部36Aの径方向に抜止ピン挿通穴36Cが穿設されてい る。そして、前記各フレーム側ブラケット33のピン連結穴33Aおよび防振ブ ッシュ35の連結ピン挿通穴35A内に各連結ピン36を挿通して各運転室側ブ ラケット32と各フレーム側ブラケット33とを連結し、各連結ピン36の抜止 ピン挿通穴36C内には、抜止ピン37を挿通して抜止めを行っている。
【0023】 本実施例による作業機の運転室は以上に述べた構成を有するもので、その基本 的な作動においては従来技術によるものと格別差異はない。
【0024】 然るに、本実施例では、運転室本体31の床板31Aには、該床板31Aの左 ,右両端側で対向するように、ピン連結穴32Aが形成された各運転室側ブラケ ット32を前後、左右に離間して溶接により取付け、旋回フレーム34の上面部 34Aにはピン連結穴33Aが形成された各フレーム側ブラケット33を、2個 一組として各運転室側ブラケット32を左右両側から挟むように、合計4組溶接 して取付け、各運転室側ブラケット32のピン連結穴32A内にはゴム等の防振 材料からなる筒状の防振ブッシュ35を設け、各フレーム側ブラケット33のピ ン連結穴33Aおよび防振ブッシュ35の連結ピン挿通穴35A内に各連結ピン 36を挿通して各運転室側ブラケット32と各フレーム側ブラケット33を連結 したから、以下に述べる効果を奏する。
【0025】 即ち、油圧ショベルの走行時や作業時の振動が旋回フレーム34を介して運転 室本体31に伝わるときに、旋回フレーム34に設けられたフレーム側ブラケッ ト33を上下方向、左右方向および前後方向に伝達する振動は各連結ピン36に 伝えられる。そして、該各連結ピン36に伝えられた振動は各防振ブッシュ35 を介してのみ運転室側ブラケット32に伝えられるので、このときに各防振ブッ シュ35は径方向に弾性変形され、該各防振ブッシュ35により上下方向、左右 方向および前後方向の振動を吸収して減衰させることができる。
【0026】 従って、本実施例によれば、下部走行体1や作業装置8から大きな振動が旋回 フレーム34に伝えられても、各フレーム側ブラケット33から各運転室側ブラ ケット32に伝達される振動を効果的に緩衝することができ、運転室本体31の 床板31Aに伝わるほとんどの方向からの振動を減衰させることができ、車両の 乗り心地や運転操作性の向上を図ることができる。
【0027】 次に、図3は本考案の第2の実施例を示し、本実施例の特徴はフレーム側ブラ ケットのピン連結穴に防振ブッシュを設けたことにある。なお、本実施例では前 述した従来技術と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0028】 図中、41は運転室本体31の床板31Aに設けられた運転室側ブラケットを 示し、該運転室側ブラケット41は前述した第1の実施例の運転室側ブラケット 32とほぼ同様に、床板31Aの四隅に前後、左右に離間して該床板31Aの下 面に溶接して取付けられているものの、該各運転室側ブラケット41には前記連 結ピン36に係合する寸法のピン連結穴41Aが穿設されている。
【0029】 42,42は一対のフレーム側ブラケットを示し、該各フレーム側ブラケット 42は前記フレーム側ブラケット33とほぼ同様に、旋回フレーム34の上面部 34A上に突設され、前記各運転室側ブラケット41を左右両側から間隔をおい て挟むように設けられているものの、該各フレーム側ブラケット42のピン連結 穴42Aは前記ピン連結穴33Aよりも大径に形成されている。
【0030】 43は前記各フレーム側ブラケット42の各ピン連結穴42A内に挿嵌して固 着された防振ブッシュを示し、該各防振ブッシュ43は前述した第1の実施例に よる防振ブシュ43とほぼ同様に、軸中心に連結ピン挿通穴43Aを有する短尺 の筒状に形成され、フレーム側ブラケット42の厚さ寸法に対応した長さ寸法を 有している。
【0031】 そして、前記各運転室側ブラケット41のピン連結穴41Aおよび各防振ブッ シュ43の連結ピン挿通穴43A内に各連結ピン36を挿通し、各運転室側ブラ ケット41と各フレーム側ブラケット42とを連結することによって運転室本体 31を旋回フレーム34上に支持している。
【0032】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができる。
【0033】 次に、図4は本考案の第3の実施例を示し、本実施例の特徴はフレーム側ブラ ケットと運転室側ブラケットとの間に防振用の弾性材料により板状に形成された 防振板を設けたことにある。なお、本実施例では前述した第1の実施例と同一の 構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0034】 図中、51,51は例えばゴム等の防振用の弾性材料により円板状に形成され た防振板を示し、該各防振板51には中央に連結ピン36が挿通される連結ピン 挿通穴51Aが形成されている。そして、該各防振板51は図4に示す如く、防 振ブッシュ35の軸方向両端側に配設され、運転室側ブラケット32の両側に位 置して該運転室側ブラケット32と各フレーム側ブラケット33との間に挟持さ れるようになっている。
【0035】 本実施例は以上に述べた構成を有するもので、本実施例によっても前記各実施 例とほぼ同様の作用効果を奏するものの、特に本実施例によれば、旋回フレーム 34を左右方向に伝達する振動は、旋回フレーム34に設けた各フレーム側ブラ ケット33から運転室側ブラケット32の左右方向で、各防振板51の厚み方向 に伝えられ、各防振板51を弾性変形させるので、このときに各防振板51によ って左右方向の振動を吸収して減衰させることができる。
【0036】 次に、図5は本考案の第4の実施例を示し、本実施例の特徴はフレーム側ブラ ケットのピン連結穴に防振ブッシュを設けると共に、フレーム側ブラケットと運 転室側ブラケットとの間に防振用の弾性材料により板状に形成された防振板を設 けたことにある。なお、本実施例では前述した第2の実施例と同一の構成要素に 同一符号を付し、その説明を省略する。
【0037】 図中、61,61は防振板を示し、該各防振板61は前記第3の実施例で述べ た防振板51とほぼ同様に、ゴム等の防振用の弾性材料により円板状に形成され 、該各防振板61の中央には連結ピン挿通穴61Aが形成されている。そして、 該各防振板61は図5に示す如く、運転室側ブラケット41の左右方向両端側に 配設され、該運転室側ブラケット41と各フレーム側ブラケット42との間に挟 持されるようになっている。
【0038】 以上の如く構成される本実施例によっても前記第3の実施例とほぼ同様の作用 効果を奏することができる。
【0039】 次に、図6は第5の実施例を示し、本実施例の特徴は運転室本体の床板に、該 床板の左,右両端側で対向するように、ピン連結穴が形成された各運転室側ブラ ケットを前後、左右に離間して溶接により取付け、旋回フレームの上面部にはピ ン連結穴が形成された各フレーム側ブラケットを、2個一組として各運転室側ブ ラケットを左右両側から挟むように、合計4組溶接して取付け、各運転室側ブラ ケットおよび各フレーム側ブラケットのピン連結穴内には一組のフレーム側ブラ ケット間の幅寸法に等しい長さ寸法を有し、軸中心に連結ピン挿通穴を有する筒 状に形成された防振ブシュを挿嵌固着して設けたことにある。なお、本実施例で は前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略す る。
【0040】 図中、71,71は一対のフレーム側ブラケットを示し、該各フレーム側ブラ ケット71は前述した第2の実施例で述べたフレーム側ブラケット42とほぼ同 様に、旋回フレーム34の上面部34A上に突設され、前記各運転室側ブラケッ ト32を左右両側から間隔をおいて挟むように設けられ、該各フレーム側ブラケ ット71には運転室側ブラケット32のピン連結穴32Aと同径のピン連結穴7 1Aが形成されている。
【0041】 72は前記各運転室側ブラケット32および各フレーム側ブラケット71の各 ピン連結穴32A,71A内に挿嵌して固着された防振ブッシュ(1個のみ図示 )を示し、該防振ブッシュ72はゴム等の防振用の弾性材料により、軸中心に連 結ピン挿通穴72Aを有する筒状に形成され、一組のフレーム側ブラケット71 ,71間の幅寸法に等しい長さ寸法を有している。
【0042】 73,73は例えばゴム等の防振用の弾性材料により円板状に形成された防振 板を示し、該各防振板73には中央に防振ブッシュ72が挿通されるブッシュ挿 通穴73Aが形成されている。そして、該各防振板73は図6に示す如く、防振 ブッシュ72の外周側に挿通され、運転室側ブラケット32の両側に位置して各 フレーム側ブラケット71との間に配設されるようになっている。
【0043】 以上の如く構成される本実施例でも前記各実施例とほぼ同様の作用効果を奏す るものの、特に本実施例では、運転室側ブラケット32およびフレーム側ブラケ ット71の双方のピン連結穴32A,71Aに防振ブッシュ72を挿嵌し、各運 転室側ブラケット32およびフレーム側ブラケット71の間に防振板73を配設 する構成としているから、該防振部旋回フレーム34側から運転室本体31側に 伝わる振動を防振ブッシュ72および各防振板73によって効果的に減衰させる ことができる。
【0044】 次に、図7は本考案の第6の実施例を示し、本実施例の特徴は旋回フレームの 上面部に該上面部の左,右両端側で対向するように、ピン連結穴が形成された各 フレーム側ブラケットを前後、左右に離間して溶接により取付け、運転室本体の 床板にはピン連結穴が形成された各運転室側ブラケットを、2個一組として各フ レーム側ブラケットを左右両側から挟むように、合計4組溶接して取付けたこと にある。なお、本実施例では前述した第5の実施例と同一の構成要素に同一符号 を付し、その説明を省略する。
【0045】 図中、81はフレーム側ブラケットを示し、該フレーム側ブラケット81は厚 肉の金属板からなり、該各運転室側ブラケット81は旋回フレーム34の上面部 34A上から床板31Aの四隅に対応する位置に向けて突設され、該各フレーム 側ブラケット81には厚さ方向にピン連結穴81Aが穿設されている。
【0046】 82,82は厚肉の金属板から形成され、運転室31の床板31Aの四隅から 下向きに突設された一対の運転室側ブラケットを示し、該各運転室側ブラケット 82は前記各フレーム側ブラケット81を左右両側から間隔をおいて挟むように 、溶接等の手段によって床板31Aの下面に左右方向に離間して設けられている 。そして、該各運転室側ブラケット82は各フレーム側ブラケット81に対応し て床板31Aに合計4組配設され、その厚さ方向には、ピン連結穴82A,82 A,…が穿設されている。
【0047】 かくして、このように構成される本実施例でも、前述した第5の実施例とほぼ 同様の作用効果を得ることができる。
【0048】 なお、前記各実施例では、各フレーム側ブラケット33(42,71,81) を運転室本体31の左右方向に離間させ、各運転室側ブラケット32(41,8 2)と各フレーム側ブラケット33(42,71,81)とを左右方向に伸びる 各連結ピン36により連結した場合を例に挙げて説明したが、本考案はこれに限 らず、例えば各フレーム側ブラケット33(42,71,81)を運転室本体3 1の前後方向に離間させ,各運転室側ブラケット32(41,82)と各フレー ム側ブラケット33(42,71,81)とを前後方向に伸びる各連結ピン36 により連結するようにしてもよい。
【0049】
以上詳述した通り、本考案によれば、運転室本体の床板からフレーム側に向け て運転室側ブラケットを突設し、該運転室側ブラケットに対応して前記フレーム から運転室の床板側に向けてフレーム側ブラケットを突設し、該フレーム側ブラ ケットのピン連結穴と前記運転室側ブラケットのピン連結穴との少なくともいず れかに防振ブッシュを挿嵌し、該防振ブッシュ内に連結ピンを挿通することによ り、前記フレーム側ブラケットと運転室側ブラケットとを連結したから、作業機 の走行時や作業時の振動がフレームを介して運転室本体に上下方向等で伝わると きには、この振動によって防振ブッシュが径方向に弾性変形され、防振ブッシュ により上下方向等の振動を吸収して減衰させることができる。
【0050】 また、前記フレーム側ブラケットと運転室側ブラケットとの間に、防振用の弾 性材料からなる防振板を設ければ、フレームの左右方向等から伝達される振動は 、防振板の厚み方向に伝えられ、防振板を弾性変形させるので、このときに防振 板によって左右方向等の振動を吸収して減衰させることができる。
【0051】 従って、大きな振動がフレームに伝えられたり、フレームに横方向からの振動 が伝えられた場合でも、フレーム側ブラケットから運転室側ブラケットに伝達さ れる振動を効果的に緩衝することができ、運転室本体の床板に伝わるすべての方 向からの振動を減衰させることができ、車両の乗り心地や運転操作性の向上を図 ることができる。
【図1】本考案の第一の実施例による油圧ショベルを示
す全体図である。
す全体図である。
【図2】図1中の矢示 II − II 方向の拡大断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の第2の実施例を示す図2と同様の拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】本考案の第3の実施例を示す図2と同様の拡大
断面図である。
断面図である。
【図5】本考案の第4の実施例を示す図2と同様の拡大
断面図である。
断面図である。
【図6】本考案の第5の実施例を示す図2と同様の拡大
断面図である。
断面図である。
【図7】本考案の第6の実施例を示す図2と同様の拡大
断面図である。
断面図である。
【図8】従来技術による油圧ショベルを示す全体図であ
る。
る。
【図9】従来技術による運転室を示す一部破断の正面図
である。
である。
【図10】図9中の矢示 X− X方向の拡大断面図であ
る。
る。
31 運転室本体 31A 床板 32,41,82 運転室側ブラケット 32A,41A,81A ピン連結穴 33,42,71,81 フレーム側ブラケット 33A,71A,42A ピン連結穴 34 旋回フレーム(フレーム) 35,43,72 防振ブッシュ 36 連結ピン 51,61,73 防振板
Claims (2)
- 【請求項1】 作業機のフレームと、該フレーム上に配
設される箱形状の運転室本体と、該運転室本体からフレ
ーム側に向けて突設され、ピン連結穴が形成された運転
室側ブラケットと、該運転室側ブラケットに対応して前
記フレームから運転室側に向けて突設され、ピン連結穴
が形成されたフレーム側ブラケットと、防振用の弾性材
料により筒状に形成され、少なくとも該フレーム側ブラ
ケットのピン連結穴と前記運転室側ブラケットのピン連
結穴とのいずれかに挿嵌された防振ブッシュと、該防振
ブッシュ内に挿通され、前記フレーム側ブラケットと運
転室側ブラケットとを連結した連結ピンとから構成して
なる作業機の運転室。 - 【請求項2】 前記フレーム側ブラケットと運転室側ブ
ラケットとの間には、防振用の弾性材料により板状に形
成された防振板を設けたことを特徴とする請求項1に記
載の作業機の運転室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295192U JPH0630253U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 作業機の運転室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295192U JPH0630253U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 作業機の運転室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630253U true JPH0630253U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=13504204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7295192U Pending JPH0630253U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 作業機の運転室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630253U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018178574A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | キャタピラー エス エー アール エル | 作業機械のキャブ抜止構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4957521A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-06-04 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP7295192U patent/JPH0630253U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4957521A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-06-04 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018178574A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | キャタピラー エス エー アール エル | 作業機械のキャブ抜止構造 |
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