JPH0633483A - 旋回式作業機の運転室 - Google Patents
旋回式作業機の運転室Info
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- JPH0633483A JPH0633483A JP4213533A JP21353392A JPH0633483A JP H0633483 A JPH0633483 A JP H0633483A JP 4213533 A JP4213533 A JP 4213533A JP 21353392 A JP21353392 A JP 21353392A JP H0633483 A JPH0633483 A JP H0633483A
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転室本体が旋回動作時等に大きく振動する
のを防止し、振動を効果的に緩衝できるようにする。 【構成】 運転室本体8の右側に設けられる緩衝支持体
22の防振ゴム24に対し、左側の各緩衝支持体23を
構成する防振ゴム25を、旋回中心O−Oからの離間寸
法Ll ,Lr に基づき所定寸法だけ厚肉に形成し、左側
の緩衝支持体23のばね定数を右側の緩衝支持体22の
ばね定数よりも小さくする。旋回フレーム4が大きく撓
み振動しても、左側の各緩衝支持体23が右側の各緩衝
支持体22よりも大きな振動吸収作用を有し、運転室本
体8の上,下、左,右方向の振動を早期に減衰させる。
のを防止し、振動を効果的に緩衝できるようにする。 【構成】 運転室本体8の右側に設けられる緩衝支持体
22の防振ゴム24に対し、左側の各緩衝支持体23を
構成する防振ゴム25を、旋回中心O−Oからの離間寸
法Ll ,Lr に基づき所定寸法だけ厚肉に形成し、左側
の緩衝支持体23のばね定数を右側の緩衝支持体22の
ばね定数よりも小さくする。旋回フレーム4が大きく撓
み振動しても、左側の各緩衝支持体23が右側の各緩衝
支持体22よりも大きな振動吸収作用を有し、運転室本
体8の上,下、左,右方向の振動を早期に減衰させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル等
の旋回式作業機に設けられ、運転者の操作性、居住性等
を向上できるようにした旋回式作業機の運転室に関す
る。
の旋回式作業機に設けられ、運転者の操作性、居住性等
を向上できるようにした旋回式作業機の運転室に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6ないし図9に従来技術による旋回式
作業機として油圧ショベルを例に挙げて示す。
作業機として油圧ショベルを例に挙げて示す。
【0003】図中、1は機台としての下部走行体、2は
旋回装置、3は該旋回装置2を介して下部走行体1上に
旋回可能に搭載され、作業機本体を構成する上部旋回体
を示し、該上部旋回体3は、骨組構造をなす旋回フレー
ム4と、該旋回フレーム4上に設けられた機械室5と、
該機械室5の前部左側に位置して旋回フレーム4上に設
けられ、後述する運転室本体8と該運転室本体8内に設
けられた各種の操作レバーや計器等からなる運転室6
と、機械室5の後側に位置して旋回フレーム4の後部に
設けられたカウンタウエイト7とからなり、該カウンタ
ウエイト7は後述する作業装置17に対して上部旋回体
3全体をバランスさせるようになっている。
旋回装置、3は該旋回装置2を介して下部走行体1上に
旋回可能に搭載され、作業機本体を構成する上部旋回体
を示し、該上部旋回体3は、骨組構造をなす旋回フレー
ム4と、該旋回フレーム4上に設けられた機械室5と、
該機械室5の前部左側に位置して旋回フレーム4上に設
けられ、後述する運転室本体8と該運転室本体8内に設
けられた各種の操作レバーや計器等からなる運転室6
と、機械室5の後側に位置して旋回フレーム4の後部に
設けられたカウンタウエイト7とからなり、該カウンタ
ウエイト7は後述する作業装置17に対して上部旋回体
3全体をバランスさせるようになっている。
【0004】8は旋回フレーム4上に配設され、前記運
転室6の外枠を構成する運転室本体を示し、該運転室本
体8は、鋼製の薄板を板金プレス加工および溶接するこ
とにより、前後方向に伸長する長方形状の天井部8A
と、上下方向の中間部分が前向きに突出する略く字状の
前面部8Bと、前記旋回フレーム4に対しほぼ垂直面と
なった縦長な長方形状の後面部8Cと、該後面部8Cお
よび前面部8Bの形状に応じて、前向きに突出する部分
が設けられた略五角形状の左,右の側面部8D,8D等
とからなる箱形状のキャブボックスとして形成されてい
る。また、該運転室本体8の左側面部8Dにはドア9が
設けられ、運転室本体8の下面側には床板用ブラケット
8Eを介して床板10が取付けられている。
転室6の外枠を構成する運転室本体を示し、該運転室本
体8は、鋼製の薄板を板金プレス加工および溶接するこ
とにより、前後方向に伸長する長方形状の天井部8A
と、上下方向の中間部分が前向きに突出する略く字状の
前面部8Bと、前記旋回フレーム4に対しほぼ垂直面と
なった縦長な長方形状の後面部8Cと、該後面部8Cお
よび前面部8Bの形状に応じて、前向きに突出する部分
が設けられた略五角形状の左,右の側面部8D,8D等
とからなる箱形状のキャブボックスとして形成されてい
る。また、該運転室本体8の左側面部8Dにはドア9が
設けられ、運転室本体8の下面側には床板用ブラケット
8Eを介して床板10が取付けられている。
【0005】11,11,…は緩衝支持体を示し、該各
緩衝支持体11は図8に示す如く、後述する2個の防振
ゴム12,12とスペーサ13および2個のストッパ1
4,14とから構成されている。ここで、各緩衝支持体
11は運転室本体8と旋回フレーム4との間に前,後、
左,右に離間して4個設けられ、運転室本体8の床板1
0等と共に旋回フレーム4に固定されている。そして、
該各緩衝支持体11のうち、右側の各緩衝支持体11は
図9に示す如く、旋回装置2の旋回中心O−Oから離間
寸法Lr の位置に配設され、左側の各緩衝支持体11は
離間寸法Ll (Ll >Lr )の位置に配設されている。
緩衝支持体11は図8に示す如く、後述する2個の防振
ゴム12,12とスペーサ13および2個のストッパ1
4,14とから構成されている。ここで、各緩衝支持体
11は運転室本体8と旋回フレーム4との間に前,後、
左,右に離間して4個設けられ、運転室本体8の床板1
0等と共に旋回フレーム4に固定されている。そして、
該各緩衝支持体11のうち、右側の各緩衝支持体11は
図9に示す如く、旋回装置2の旋回中心O−Oから離間
寸法Lr の位置に配設され、左側の各緩衝支持体11は
離間寸法Ll (Ll >Lr )の位置に配設されている。
【0006】12,12は弾性部材としての防振ゴムを
示し、該各防振ゴム12は短尺かつ厚肉な円柱状に形成
され、該各防振ゴム12には上,下面の中心を軸方向に
貫通する挿通穴12Aが穿設されている。そして、該各
防振ゴム12は旋回フレーム4の上面部4Aに穿設され
た取付穴4Bと同軸上に各2個ずつ配設され、旋回フレ
ーム4の上面部4Aを上,下両方向から挟んでいる。
示し、該各防振ゴム12は短尺かつ厚肉な円柱状に形成
され、該各防振ゴム12には上,下面の中心を軸方向に
貫通する挿通穴12Aが穿設されている。そして、該各
防振ゴム12は旋回フレーム4の上面部4Aに穿設され
た取付穴4Bと同軸上に各2個ずつ配設され、旋回フレ
ーム4の上面部4Aを上,下両方向から挟んでいる。
【0007】13はスペーサを示し、該スペーサ13は
軸方向にボルト挿通穴13Aを有する金属製の筒体で、
該スペーサ13は旋回フレ−ム4の取付穴4B内に遊嵌
され、前記上,下の防振ゴム12,12の各挿通穴12
A内に嵌合するように挿通されている。そして、該スペ
ーサ13の上,下両端は後述するストッパ14,14の
各底部14Bに当接している。
軸方向にボルト挿通穴13Aを有する金属製の筒体で、
該スペーサ13は旋回フレ−ム4の取付穴4B内に遊嵌
され、前記上,下の防振ゴム12,12の各挿通穴12
A内に嵌合するように挿通されている。そして、該スペ
ーサ13の上,下両端は後述するストッパ14,14の
各底部14Bに当接している。
【0008】14,14はストッパを示し、該各ストッ
パ14は前記防振ゴム12よりやや大径な円板状に形成
され、中央にボルト挿通穴14Aが穿設された底部14
Bと、該底部14Bの外周側から軸方向に延設され、前
記各防振ゴム12よりも短尺に形成された筒部14Cと
から有底筒状に形成され、筒部14Cの先端は開口部1
4Dとなっている。そして、該各ストッパ14は旋回フ
レーム4の上面部4Aを挟んで互いの開口部14Dを対
向させ、上,下の各防振ゴム12を外側から覆うように
取付けられている。
パ14は前記防振ゴム12よりやや大径な円板状に形成
され、中央にボルト挿通穴14Aが穿設された底部14
Bと、該底部14Bの外周側から軸方向に延設され、前
記各防振ゴム12よりも短尺に形成された筒部14Cと
から有底筒状に形成され、筒部14Cの先端は開口部1
4Dとなっている。そして、該各ストッパ14は旋回フ
レーム4の上面部4Aを挟んで互いの開口部14Dを対
向させ、上,下の各防振ゴム12を外側から覆うように
取付けられている。
【0009】15,15…はボルトを示し、該各ボルト
15は床板用ブラケット8Eのボルト挿通穴8Fに運転
室本体8の内側から差込まれ、スペーサ13のボルト挿
通穴13A、床板10のボルト挿通穴10A、旋回フレ
ーム4の上面部4Aの取付穴4B内を伸長し、下側から
ナット16を螺合させて締付けることにより、運転室本
体8を旋回フレーム4上に弾性的に固定支持している。
そして、該ボルト15,ナット16の締め付けにより、
各防振ゴム12は各ストッパ14と旋回フレーム4の上
面部4Aとの間で所定の予荷重が与えられ、一定のばね
定数に設定されている。
15は床板用ブラケット8Eのボルト挿通穴8Fに運転
室本体8の内側から差込まれ、スペーサ13のボルト挿
通穴13A、床板10のボルト挿通穴10A、旋回フレ
ーム4の上面部4Aの取付穴4B内を伸長し、下側から
ナット16を螺合させて締付けることにより、運転室本
体8を旋回フレーム4上に弾性的に固定支持している。
そして、該ボルト15,ナット16の締め付けにより、
各防振ゴム12は各ストッパ14と旋回フレーム4の上
面部4Aとの間で所定の予荷重が与えられ、一定のばね
定数に設定されている。
【0010】17は上部旋回体3の前部に設けられた作
業装置を示し、該作業装置17は、旋回フレーム4の前
部に俯仰動可能に設けられたブーム17Aと、該ブーム
17Aの先端に俯仰動可能に設けられたアーム17B
と、該アーム17Bの先端に回動可能に設けられたバッ
クホウ式のバケット17Cとからなり、これらのブーム
17A,アーム17B,バケット17Cはブームシリン
ダ17D,アームシリンダ17E,バケットシリンダ1
7Fによってそれぞれ作動されるようになっている。そ
して、該作業装置17は土砂等の掘削作業時に、ブーム
シリンダ17D,アームシリンダ17Eによってブーム
17A,アーム17Bを俯仰動させつつ、バケットシリ
ンダ17Fによってバケット17Cを回動させ、該バケ
ット17Cにより土砂等を掘削するようになっている。
業装置を示し、該作業装置17は、旋回フレーム4の前
部に俯仰動可能に設けられたブーム17Aと、該ブーム
17Aの先端に俯仰動可能に設けられたアーム17B
と、該アーム17Bの先端に回動可能に設けられたバッ
クホウ式のバケット17Cとからなり、これらのブーム
17A,アーム17B,バケット17Cはブームシリン
ダ17D,アームシリンダ17E,バケットシリンダ1
7Fによってそれぞれ作動されるようになっている。そ
して、該作業装置17は土砂等の掘削作業時に、ブーム
シリンダ17D,アームシリンダ17Eによってブーム
17A,アーム17Bを俯仰動させつつ、バケットシリ
ンダ17Fによってバケット17Cを回動させ、該バケ
ット17Cにより土砂等を掘削するようになっている。
【0011】このように構成される油圧ショベルでは、
上部旋回体3の機械室5内に原動機および該原動機によ
って駆動される油圧ポンプ(いずれも図示せず)を設
け、該油圧ポンプから吐出される圧油を下部走行体1の
走行用油圧モータ(図示せず)および作業装置17の各
シリンダ17D,17E,17F等に給排することによ
り、これらを作動させ、車両を走行させたり、土砂等の
掘削作業を行ったりするようにしている。
上部旋回体3の機械室5内に原動機および該原動機によ
って駆動される油圧ポンプ(いずれも図示せず)を設
け、該油圧ポンプから吐出される圧油を下部走行体1の
走行用油圧モータ(図示せず)および作業装置17の各
シリンダ17D,17E,17F等に給排することによ
り、これらを作動させ、車両を走行させたり、土砂等の
掘削作業を行ったりするようにしている。
【0012】そして、このときエンジンからの振動、走
行時の振動および作業時の掘削反力等による振動等を振
動源として旋回フレーム4側から運転室本体8に伝わる
振動を各緩衝支持体11の防振ゴム12,12によって
緩衝し、振動,騒音を軽減して運転室6内の運転者の乗
り心地を悪化させないようにしている。
行時の振動および作業時の掘削反力等による振動等を振
動源として旋回フレーム4側から運転室本体8に伝わる
振動を各緩衝支持体11の防振ゴム12,12によって
緩衝し、振動,騒音を軽減して運転室6内の運転者の乗
り心地を悪化させないようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルの運転室6では、運転室本体
8を旋回フレーム4の上面部4Aとの間で床板10の4
隅に配設した防振ゴム12等からなる緩衝支持体11,
11,…によって緩衝支持し、該各緩衝支持体11の防
振ゴム12を互いに等しいばね定数に設定しているか
ら、上部旋回体3が旋回動作を行うときに、運転室本体
8の重心Gに図9中に示す如く矢示F方向の遠心力が作
用すると、運転室本体8が重心Gの移動に伴って左,右
方向に振動(ローリング)する。
来技術による油圧ショベルの運転室6では、運転室本体
8を旋回フレーム4の上面部4Aとの間で床板10の4
隅に配設した防振ゴム12等からなる緩衝支持体11,
11,…によって緩衝支持し、該各緩衝支持体11の防
振ゴム12を互いに等しいばね定数に設定しているか
ら、上部旋回体3が旋回動作を行うときに、運転室本体
8の重心Gに図9中に示す如く矢示F方向の遠心力が作
用すると、運転室本体8が重心Gの移動に伴って左,右
方向に振動(ローリング)する。
【0014】また、旋回フレーム4は図9に示す如く、
旋回装置2を中心とした片持梁構造をなし、該旋回フレ
ーム4は旋回装置2の旋回中心O−Oから大きく離間し
た旋回フレーム4の左側部分が自由端となって、図9中
の矢示H方向に撓み振動し易くなるから、該旋回フレー
ム4の左側部分に各緩衝支持体11を介して設けられる
運転室本体8は上部旋回体3の旋回時等に、旋回中心O
−Oから大きく離間する左側部分が右側部分に比べて大
きく振動してしまう。
旋回装置2を中心とした片持梁構造をなし、該旋回フレ
ーム4は旋回装置2の旋回中心O−Oから大きく離間し
た旋回フレーム4の左側部分が自由端となって、図9中
の矢示H方向に撓み振動し易くなるから、該旋回フレー
ム4の左側部分に各緩衝支持体11を介して設けられる
運転室本体8は上部旋回体3の旋回時等に、旋回中心O
−Oから大きく離間する左側部分が右側部分に比べて大
きく振動してしまう。
【0015】このため、従来技術では、上述した遠心力
Fの作用および旋回フレーム4の撓み振動によって、運
転室本体8の左側部分が右側部分に比べて大きく振動し
て、運転室本体8が左右方向に大きくローリングし易く
なり、運転室6内で運転者の乗り心地や操作性を向上さ
せることができないという問題がある。
Fの作用および旋回フレーム4の撓み振動によって、運
転室本体8の左側部分が右側部分に比べて大きく振動し
て、運転室本体8が左右方向に大きくローリングし易く
なり、運転室6内で運転者の乗り心地や操作性を向上さ
せることができないという問題がある。
【0016】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、本発明は、旋回動作時に運転室本体が
大きく振動するのを効果的に緩衝することができ、運転
室本体内で運転者の乗り心地や操作性を向上できるよう
にした旋回式作業機の運転室を提供することを目的とし
ている。
なされたもので、本発明は、旋回動作時に運転室本体が
大きく振動するのを効果的に緩衝することができ、運転
室本体内で運転者の乗り心地や操作性を向上できるよう
にした旋回式作業機の運転室を提供することを目的とし
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、旋回フレームと
運転室本体の床板との間に設ける複数の緩衝支持体を、
旋回中心からの離間寸法に基づき、少なくとも左,右方
向でそれぞれ異なるばね定数をもった弾性部材により構
成したことにある。
ために本発明が採用する構成の特徴は、旋回フレームと
運転室本体の床板との間に設ける複数の緩衝支持体を、
旋回中心からの離間寸法に基づき、少なくとも左,右方
向でそれぞれ異なるばね定数をもった弾性部材により構
成したことにある。
【0018】
【作用】上記構成により、例えば運転室本体を旋回フレ
ームの左側部分に設けた場合には、運転室本体の左側部
分が右側部分よりも大きく振動するので、運転室本体の
左側に設ける緩衝支持体を右側の緩衝支持体よりも小さ
なばね定数をもった弾性部材によって構成すれば、ばね
定数の小さい弾性部材により運転室本体の左側部分の大
きな振動を吸収して確実に緩衝できると共に、運転室本
体の右側部分では小さい振動に対応させて弾性部材のば
ね定数を大きく設定でき、運転室全体の振動を早期に減
衰させることができる。
ームの左側部分に設けた場合には、運転室本体の左側部
分が右側部分よりも大きく振動するので、運転室本体の
左側に設ける緩衝支持体を右側の緩衝支持体よりも小さ
なばね定数をもった弾性部材によって構成すれば、ばね
定数の小さい弾性部材により運転室本体の左側部分の大
きな振動を吸収して確実に緩衝できると共に、運転室本
体の右側部分では小さい振動に対応させて弾性部材のば
ね定数を大きく設定でき、運転室全体の振動を早期に減
衰させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図5に基
づき詳述する。なお、前述した従来技術と同一の構成要
素に同一符号を付し、その説明を省略する。
づき詳述する。なお、前述した従来技術と同一の構成要
素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0020】図中、21は本実施例による油圧ショベル
の運転室を示し、該運転室21は従来技術で述べた運転
室6とほぼ同様に構成され、運転室本体8の床板10と
旋回フレーム4の上面部4Aとの間には前,後に離間し
て右側の緩衝支持体22,22と左側の緩衝支持体2
3,23(共に1個のみ図示)とが設けられている。
の運転室を示し、該運転室21は従来技術で述べた運転
室6とほぼ同様に構成され、運転室本体8の床板10と
旋回フレーム4の上面部4Aとの間には前,後に離間し
て右側の緩衝支持体22,22と左側の緩衝支持体2
3,23(共に1個のみ図示)とが設けられている。
【0021】ここで、右側の各緩衝支持体22は従来技
術で述べた緩衝支持体11とほぼ同様に、弾性部材とし
ての2個の防振ゴム24,24、スペーサ(図示せず)
および2個のストッパ14,14から構成されているも
のの、右側の各緩衝支持体22に用いる防振ゴム24は
図2,図3に示す如く、厚さ寸法Tr をもって筒状に形
成され、その内周側は挿通穴24Aとなり、該防振ゴム
24の一端側端面には環状凹部24Bが形成されてい
る。
術で述べた緩衝支持体11とほぼ同様に、弾性部材とし
ての2個の防振ゴム24,24、スペーサ(図示せず)
および2個のストッパ14,14から構成されているも
のの、右側の各緩衝支持体22に用いる防振ゴム24は
図2,図3に示す如く、厚さ寸法Tr をもって筒状に形
成され、その内周側は挿通穴24Aとなり、該防振ゴム
24の一端側端面には環状凹部24Bが形成されてい
る。
【0022】そして、各防振ゴム24は従来技術で述べ
た防振ゴム12と同様に、他端側を各ストッパ14の底
部14B側に収容した状態で、各防振ゴム24の一端側
を旋回フレーム4の取付穴4B周囲で上面部4Aを上,
下方向から挟んで対向させ、各挿通穴24A内にスペー
サを挿通した状態でボルト15およびナット16を用い
て締め付けることにより右側の緩衝支持体22を構成し
ている。
た防振ゴム12と同様に、他端側を各ストッパ14の底
部14B側に収容した状態で、各防振ゴム24の一端側
を旋回フレーム4の取付穴4B周囲で上面部4Aを上,
下方向から挟んで対向させ、各挿通穴24A内にスペー
サを挿通した状態でボルト15およびナット16を用い
て締め付けることにより右側の緩衝支持体22を構成し
ている。
【0023】このとき、各防振ゴム24は軸方向に一定
量だけ圧縮され、床板10と旋回フレーム4の上面部4
Aとの間を所定寸法だけ離間させた状態としている。そ
して、右側の緩衝支持体22は運転室本体8の右側部分
を旋回フレーム4上で各防振ゴム24の厚さ寸法Tr に
基づき、比較的大きなばね定数をもって支持するように
なっている。
量だけ圧縮され、床板10と旋回フレーム4の上面部4
Aとの間を所定寸法だけ離間させた状態としている。そ
して、右側の緩衝支持体22は運転室本体8の右側部分
を旋回フレーム4上で各防振ゴム24の厚さ寸法Tr に
基づき、比較的大きなばね定数をもって支持するように
なっている。
【0024】次に、25,25はストッパ14,14等
と共に左側の緩衝支持体23を構成する弾性部材として
の一対の防振ゴムを示し、該各防振ゴム25は前記防振
ゴム24と同様のゴム材料から図4,図5に示す如く、
挿通穴25A,環状凹部25Bとを有して筒状に形成さ
れ、他端側外周にはテーパ部25Cが形成されている。
そして、該各防振ゴム25の厚さ寸法Tl は図1に示す
旋回中心O−Oからの各緩衝支持体22,23の離間寸
法Lr ,Ll (Tr <Tl )に基づき、前記防振ゴム2
4の厚さ寸法Tr よりも所定寸法だけ大きく(Tr <T
l )形成されている。また、該各防振ゴム25は前述の
防振ゴム24と同様に、スペーサ(図示せず)および各
ストッパ14等と組み合わせて、左側の緩衝支持体23
を構成している。
と共に左側の緩衝支持体23を構成する弾性部材として
の一対の防振ゴムを示し、該各防振ゴム25は前記防振
ゴム24と同様のゴム材料から図4,図5に示す如く、
挿通穴25A,環状凹部25Bとを有して筒状に形成さ
れ、他端側外周にはテーパ部25Cが形成されている。
そして、該各防振ゴム25の厚さ寸法Tl は図1に示す
旋回中心O−Oからの各緩衝支持体22,23の離間寸
法Lr ,Ll (Tr <Tl )に基づき、前記防振ゴム2
4の厚さ寸法Tr よりも所定寸法だけ大きく(Tr <T
l )形成されている。また、該各防振ゴム25は前述の
防振ゴム24と同様に、スペーサ(図示せず)および各
ストッパ14等と組み合わせて、左側の緩衝支持体23
を構成している。
【0025】ここで、該左側の緩衝支持体23は運転室
本体8の床板10と旋回フレーム4との間にボルト1
5,ナット16を介して配設することにより、床板10
と旋回フレーム4の上面部4Aとの間を前記左側の緩衝
支持体22とほぼ同じ寸法だけ離間させた状態で運転室
本体8の左側部分を支持する。そして、該緩衝支持体2
3の各防振ゴム25は右側の各防振ゴム24の厚さ寸法
Tr に比して厚さ寸法Tl が予め所定寸法だけ大きく形
成されているから、各防振ゴム25は軸方向に比較的大
きく弾性変形し易く、左側の各緩衝支持体23は右側の
各緩衝支持体22よりも小さなばね定数に設定されてい
る。
本体8の床板10と旋回フレーム4との間にボルト1
5,ナット16を介して配設することにより、床板10
と旋回フレーム4の上面部4Aとの間を前記左側の緩衝
支持体22とほぼ同じ寸法だけ離間させた状態で運転室
本体8の左側部分を支持する。そして、該緩衝支持体2
3の各防振ゴム25は右側の各防振ゴム24の厚さ寸法
Tr に比して厚さ寸法Tl が予め所定寸法だけ大きく形
成されているから、各防振ゴム25は軸方向に比較的大
きく弾性変形し易く、左側の各緩衝支持体23は右側の
各緩衝支持体22よりも小さなばね定数に設定されてい
る。
【0026】本実施例による旋回式作業機の運転室21
は以上に述べた構成を有するもので、その基本的な作動
については従来技術によるものと格別差異はない。
は以上に述べた構成を有するもので、その基本的な作動
については従来技術によるものと格別差異はない。
【0027】然るに、本実施例では、運転室本体8の右
側に設けられ、旋回中心O−OからLr だけ離間する各
緩衝支持体22の各防振ゴム24を比較的厚さの小さい
厚さ寸法Tr に形成し、左側の各緩衝支持体23を構成
する防振ゴム25を、該緩衝支持体23の旋回中心O−
Oからの離間寸法Ll に基づき厚肉の厚さ寸法Tl に形
成したから、左側の緩衝支持体23は厚肉の防振ゴム2
5により弾性変形量を大きくして、ばね定数を小さくで
き、右側の緩衝支持体22は薄肉の防振ゴム24により
弾性変形量を小さくして、ばね定数を大きくすることが
でき、下記のような作用効果を奏する。
側に設けられ、旋回中心O−OからLr だけ離間する各
緩衝支持体22の各防振ゴム24を比較的厚さの小さい
厚さ寸法Tr に形成し、左側の各緩衝支持体23を構成
する防振ゴム25を、該緩衝支持体23の旋回中心O−
Oからの離間寸法Ll に基づき厚肉の厚さ寸法Tl に形
成したから、左側の緩衝支持体23は厚肉の防振ゴム2
5により弾性変形量を大きくして、ばね定数を小さくで
き、右側の緩衝支持体22は薄肉の防振ゴム24により
弾性変形量を小さくして、ばね定数を大きくすることが
でき、下記のような作用効果を奏する。
【0028】即ち、上部旋回体3が旋回動作を行うとき
に、運転室本体8には重心Gに図1中の矢示方向に遠心
力が作用し、旋回フレーム4は旋回装置2の旋回中心O
−Oから離間した左側部分が自由端となって、矢示H方
向に大きく撓み振動し易くなるので、該旋回フレーム4
上に設けられる運転室本体8は左側部分が右側部分に比
べて大きく振動しようとする。
に、運転室本体8には重心Gに図1中の矢示方向に遠心
力が作用し、旋回フレーム4は旋回装置2の旋回中心O
−Oから離間した左側部分が自由端となって、矢示H方
向に大きく撓み振動し易くなるので、該旋回フレーム4
上に設けられる運転室本体8は左側部分が右側部分に比
べて大きく振動しようとする。
【0029】そこで、本実施例では、運転室本体8は旋
回フレーム4の上面部4Aとの間で床板10の右側をば
ね定数の大きい緩衝支持体22,22によって支持し、
左側を該各緩衝支持体22よりも小さなばね定数を有す
る緩衝支持体23,23で支持することによって、運転
室本体8の左側が大きく振動しようとしても、左側の各
緩衝支持体23は各防振ゴム25が大きな弾性変形量を
もってこのときの振動を吸収でき、このときに運転室本
体8の左側部分に大きな緩衝作用を与えることができ
る。また、運転室本体8の右側部分はばね定数の大きい
右側の各緩衝支持体22によって小さな振動を効果的に
緩衝でき、このときの振動を早期に減衰できる。
回フレーム4の上面部4Aとの間で床板10の右側をば
ね定数の大きい緩衝支持体22,22によって支持し、
左側を該各緩衝支持体22よりも小さなばね定数を有す
る緩衝支持体23,23で支持することによって、運転
室本体8の左側が大きく振動しようとしても、左側の各
緩衝支持体23は各防振ゴム25が大きな弾性変形量を
もってこのときの振動を吸収でき、このときに運転室本
体8の左側部分に大きな緩衝作用を与えることができ
る。また、運転室本体8の右側部分はばね定数の大きい
右側の各緩衝支持体22によって小さな振動を効果的に
緩衝でき、このときの振動を早期に減衰できる。
【0030】従って、本実施例によれば、運転室本体8
の左右両側で各緩衝支持体22,23のばね定数を変え
ることにより、運転室本体8の振動を効果的に緩衝し
て、振動を早期に減衰させることができ、当該運転室2
1内で運転者の乗り心地および操作性を大幅に向上させ
ることができる。
の左右両側で各緩衝支持体22,23のばね定数を変え
ることにより、運転室本体8の振動を効果的に緩衝し
て、振動を早期に減衰させることができ、当該運転室2
1内で運転者の乗り心地および操作性を大幅に向上させ
ることができる。
【0031】なお、前記実施例では、左側の緩衝支持体
23に用いる防振ゴム25のばね定数を右側の緩衝支持
体22に用いる防振ゴム24のばね定数よりも小さく設
定するものとして説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、各緩衝支持体に用いる防振ゴムは、旋回装置
2の旋回中心O−Oから各緩衝支持体までの離間寸法に
応じて前,後、左,右の各緩衝支持体毎に適切なばね定
数に設定すればよく、例えば左前側、左後側、右前側、
右後側の順番で各緩衝支持体のばね定数を順次大きくす
るようにするのが好ましい。
23に用いる防振ゴム25のばね定数を右側の緩衝支持
体22に用いる防振ゴム24のばね定数よりも小さく設
定するものとして説明したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、各緩衝支持体に用いる防振ゴムは、旋回装置
2の旋回中心O−Oから各緩衝支持体までの離間寸法に
応じて前,後、左,右の各緩衝支持体毎に適切なばね定
数に設定すればよく、例えば左前側、左後側、右前側、
右後側の順番で各緩衝支持体のばね定数を順次大きくす
るようにするのが好ましい。
【0032】また、前記実施例では、各緩衝支持体2
2,23を構成する弾性部材として防振ゴム24,25
を用いた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、例えば金属ばねや空気ばね等からな
る弾性部材を用いてもよいものである。
2,23を構成する弾性部材として防振ゴム24,25
を用いた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、例えば金属ばねや空気ばね等からな
る弾性部材を用いてもよいものである。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、旋
回フレームと運転室本体の床板との間に設ける複数の緩
衝支持体を、旋回中心からの離間寸法に基づき、少なく
とも左,右方向でそれぞれ異なるばね定数をもった弾性
部材により構成したから、振動が大きくなる旋回フレー
ムの自由端側で、例えば運転室本体の左側部分を支持す
る緩衝支持体に小さなばね定数をもった弾性部材を用い
ることにより、運転室本体の左側部分が大きく振動する
のを効果的に緩衝できると共に、運転室本体の右側部分
では大きなばね定数をもった緩衝支持体により小さな振
動を効果的に緩衝でき、運転室本体の振動を早期に減衰
させて、運転室本体が左右にローリングしたりするのを
防止でき、運転室内で運転者の乗り心地や操作性を向上
させることができる。
回フレームと運転室本体の床板との間に設ける複数の緩
衝支持体を、旋回中心からの離間寸法に基づき、少なく
とも左,右方向でそれぞれ異なるばね定数をもった弾性
部材により構成したから、振動が大きくなる旋回フレー
ムの自由端側で、例えば運転室本体の左側部分を支持す
る緩衝支持体に小さなばね定数をもった弾性部材を用い
ることにより、運転室本体の左側部分が大きく振動する
のを効果的に緩衝できると共に、運転室本体の右側部分
では大きなばね定数をもった緩衝支持体により小さな振
動を効果的に緩衝でき、運転室本体の振動を早期に減衰
させて、運転室本体が左右にローリングしたりするのを
防止でき、運転室内で運転者の乗り心地や操作性を向上
させることができる。
【図1】本発明の実施例による旋回式作業機の運転室等
を示す半断面図である。
を示す半断面図である。
【図2】図1中の右側の緩衝支持体に用いる防振ゴムを
拡大して示す平面図である。
拡大して示す平面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向断面図である。
【図4】図1中の左側の緩衝支持体に用いる防振ゴムを
拡大して示す平面図である。
拡大して示す平面図である。
【図5】図4中の矢示 V−V 方向断面図である。
【図6】従来技術による油圧ショベルを示す全体図であ
る。
る。
【図7】図6中の旋回フレームおよび運転室本体等を拡
大して示す一部破断の外観図である。
大して示す一部破断の外観図である。
【図8】図7中に示す緩衝支持体等の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図9】図7中の矢示IX−IX方向断面図である。
1 下部走行体(機台) 2 旋回装置 3 上部旋回体 4 旋回フレーム 8 運転室本体 10 床板 22,23 緩衝支持体 24,25 防振ゴム(弾性部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 機台上に旋回可能に設けられた作業機の
旋回フレームと、該旋回フレームの旋回中心から離間し
て該旋回フレーム上に配設され、下面側に床板が設けら
れた箱形状の運転室本体と、該運転室本体の床板と旋回
フレームとの間に前,後方向および左,右方向に離間し
てそれぞれ設けられ、前記旋回フレームからの振動が運
転室本体に伝わるのを緩衝する複数の緩衝支持体とから
なる旋回式作業機の運転室において、前記各緩衝支持体
は前記旋回中心からの離間寸法に基づき、少なくとも
左,右方向でそれぞれ異なるばね定数をもった弾性部材
により構成したことを特徴とする旋回式作業機の運転
室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213533A JPH0633483A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 旋回式作業機の運転室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213533A JPH0633483A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 旋回式作業機の運転室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633483A true JPH0633483A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16640767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4213533A Pending JPH0633483A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 旋回式作業機の運転室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633483A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030058371A (ko) * | 2001-12-31 | 2003-07-07 | 대우종합기계 주식회사 | 중장비의 운전석 하부구조 |
| KR100856993B1 (ko) * | 2003-12-24 | 2008-09-04 | 현대중공업 주식회사 | 중장비 운전실 하부 고정구조 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP4213533A patent/JPH0633483A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030058371A (ko) * | 2001-12-31 | 2003-07-07 | 대우종합기계 주식회사 | 중장비의 운전석 하부구조 |
| KR100856993B1 (ko) * | 2003-12-24 | 2008-09-04 | 현대중공업 주식회사 | 중장비 운전실 하부 고정구조 |
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