JPH06304859A - 平面研磨装置用キャリヤ及びその製造方法 - Google Patents

平面研磨装置用キャリヤ及びその製造方法

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JPH06304859A
JPH06304859A JP11911693A JP11911693A JPH06304859A JP H06304859 A JPH06304859 A JP H06304859A JP 11911693 A JP11911693 A JP 11911693A JP 11911693 A JP11911693 A JP 11911693A JP H06304859 A JPH06304859 A JP H06304859A
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JP
Japan
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carrier
fiber
work
reinforcing
polishing apparatus
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Application number
JP11911693A
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English (en)
Inventor
Koji Takeuchi
内 浩 司 竹
Seiichiro Futami
見 成一郎 二
Akira Yoshida
田 明 吉
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SpeedFam Co Ltd
Original Assignee
SpeedFam Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク外周面に強化用繊維による掻き傷が付
かない繊維強化プラスチック製のキャリヤを得ること。 【構成】 繊維強化プラスチック製キャリヤ10のワー
ク12と当接する中層部14に、強化用繊維としてポリ
エステル繊維等の柔軟性ある繊維を配設し、外層部13
にガラス繊維等の剛性繊維を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム、ガラ
ス、セラミック等からなるディスク状ワークを平面研磨
装置で研磨加工する際に該ワークの保持に用いられるキ
ャリヤとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラップ盤等の平面研磨装置を使
用してアルミニウムやガラス、セラミック等からなるデ
ィスク状ワークを研磨加工する際には、該ワークの保持
に図5及び図6に示すようなキャリヤが使用されてい
る。このキャリヤ1は、ワーク2を保持するための複数
のワーク保持穴3を有すると共に、平面研磨装置の太陽
歯車及び内歯歯車と噛合するギア4を外周に備えたもの
で、一般に、ガラス繊維をエポキシ樹脂で固めた繊維強
化プラスチックにより形成され、各保持穴3内にキャリ
ヤの肉厚よりもやや厚めのワーク2を保持するようにな
っている。
【0003】しかしながら従来のキャリヤ1は、強化用
繊維として硬くて折れ易いガラス繊維を使用していたた
め、該ガラス繊維が毛羽立った状態で保持穴3の側壁か
ら穴内に突出し、ワーク2の外周面2aに掻き傷を付け
易いという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、強化
用繊維でワーク外周面に掻き傷を付けることのない繊維
強化プラスチック製の平面研磨装置用キャリヤを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明のキャリヤは、強化用繊維をプラスチ
ックで固めた繊維強化プラスチックにより形成され、少
なくとも中層部に、強化用繊維としてポリエステル繊維
等の柔軟性ある繊維が配設されている。
【0006】上記キャリヤにワークを保持させた場合、
上下両面のエッジが面取りされた該ワークの外周は保持
穴内において主としてキャリヤの中層部に当接するが、
該中層部には柔軟な補強用繊維が配設されているため、
該繊維によってワークが傷付けられることがない。
【0007】また、本発明の他の例によれば、強化用繊
維をプラスチックで固めた繊維強化プラスチックからな
る外層部と、該繊維強化プラスチックより軟質の素材か
らなる中層部とで構成されたキャリヤが提供される。
【0008】このように中層部を軟質の素材で形成する
場合、ワーク保持穴内において該中層部を外層部より内
側に突出させることもできる。
【0009】また、本発明のキャリヤの製造方法は、強
化用繊維に熱硬化性樹脂を含浸させてなる複数の含浸シ
ートを、強化用繊維としてポリエステル繊維等の柔軟性
ある繊維を用いたものを中間に配した状態で互いに重合
し、これらの含浸シートを熱プレスにより一体成形した
あと、所要の形状に仕上げることを特徴とするものであ
る。
【0010】この方法によれば、中層部に柔軟性ある強
化用繊維を含んだ繊維強化プラスチック製キャリヤを簡
単に得ることができる。
【0011】更に、本発明の別の製造方法は、強化用繊
維に熱硬化性樹脂を含浸させてなる複数の含浸シートの
間に、ポリウレタン樹脂等の軟質材からなるシートを両
面接着テープを介して重合し、これらのシートを熱プレ
スにより一体成形したあと、所要の形状に仕上げること
を特徴とするものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明するに、図1及び図2は、キャリヤ10と、
該キャリヤ10のワーク保持穴11内に嵌合、保持され
たワーク12とを示しており、該キャリヤ10は、図5
に示す公知のキャリヤ1と同様に、複数のワーク保持穴
11と、平面研磨装置の太陽歯車及び内歯歯車と噛合す
る外周ギア(図示せず)とを備えたもので、図面は一つ
の保持穴11の位置で該キャリヤ10を断面にして示し
ている。
【0013】上記キャリヤ10は、強化用の繊維をプラ
スチックで固めた繊維強化プラスチックにより形成され
たもので、種類の異なる強化用繊維を用いた外層部1
3,13及び中層部14からなっており、主として中層
部14においてワーク12の外周を保持するものであ
る。
【0014】上記外層部13,13は、面取りされたワ
ーク12の外周に当接する機会が少ないため、強化用繊
維として強化機能を備えた任意の素材のものを使用する
ことができ、例えばガラス繊維のように硬くて折れ易い
ものであっても良い。これに対して中層部14は、ワー
ク12の外周に当接するため、該ワーク12に掻き傷が
付きにくい柔軟性のある強化用繊維を使用する必要があ
り、このような繊維としてはポリエステル繊維があげら
れ、アルミニウム製のディスクの保持に好適に使用され
る。
【0015】上記キャリヤ10におけるワーク保持穴1
1内にワーク12を嵌合、保持させた場合、上下両面の
エッジが面取りされた該ワーク12の外周12aは、保
持穴11内において主としてキャリヤ10の中層部14
に当接するが、該中層部14には柔軟な強化用繊維が配
設されているため、該繊維によりワーク12に掻き傷が
付けられることはない。
【0016】上記キャリヤ10は次のような方法により
製造することができる。即ち、図2に示すように、中層
部14に使用するのに適した強化用繊維(例えばポリエ
ステル繊維)からなるシートに液状エポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂を含浸させた複数の中層用含浸シート14a
の上下両面に、外層部13に使用するのに適した強化用
繊維(例えばガラス繊維)からなるシートに同様に熱硬
化性樹脂を含浸させてなる複数の外層用含浸シート13
aを重合し、これらの重合体を、剥離フィルム16、変
形防止用の金属板17、緩衝用のクッション18を介し
て両側から熱板19,19による熱プレスを施すことに
より一体成形したあと、所要の形状に裁断してキャリヤ
10に仕上げるものである。
【0017】出来上がったキャリヤ10の厚さや外層部
13及び中層部14の厚さは、各強化用繊維シートの厚
さやその重合枚数等を変えることによって調節すること
ができ、また、中層用含浸シート14aの両側における
外層用含浸シート13aの重合枚数を互いに違えること
によって、両外層部13,13を異なる厚さに形成する
こともできる。なお、上記強化用繊維シートは、織布で
あっても不織布であっても良い。
【0018】上記第1実施例のキャリヤ10は、中層部
14に柔軟性のある強化用繊維を使用し、外層部13,
13に強度の大きい剛性繊維を使用しているが、このよ
うに種類の異なる強化用繊維を使用することなく、全体
をポリエステル繊維等の柔軟性のある繊維のみによって
形成することもできる。
【0019】図3は本発明に係るキャリヤの第2実施例
を示すもので、該キャリヤ20は、繊維強化プラスチッ
クからなる外層部23,23と、該繊維強化プラスチッ
クより軟質の素材からなる中層部24とで構成されてい
る。
【0020】上記外層部23,23は、上記第1実施例
のキャリヤ10の外層部13,13と同様に、キャリヤ
として必要な強度を保ち得るだけの強化機能を備えた任
意の強化用繊維、例えばガラス繊維を使用して形成され
ており、これに対して中層部24は、ポリウレタン樹脂
のような軟質材により形成されるが、好ましくは、ポリ
ウレタン樹脂にセリウムを含有させたセリウムパッドが
使用され、ガラスディスクの保持に好適に用いられる。
この場合、図示したように、ワーク保持穴21内におい
て中層部24を外層部23,23より内側に若干突出さ
せておくことが望ましく、これにより、中層部24が圧
縮された場合の外層部23へのワーク22の当接を有効
に防ぐことができる。
【0021】上記第2実施例のキャリヤ20は、次のよ
うな方法により製造することができる。即ち、図4に示
すように、中層部24を形成するセリウムパッド等の軟
質材シート24aの上下両面に、ガラス繊維等の強化用
繊維からなるシートに液状エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂を含浸させた複数の外層用含浸シート23aを、両面
接着テープ25を介して重合し、これらの重合体を、剥
離フィルム26、変形防止用の金属板27、緩衝用のク
ッション28を介して両側から熱板29,29による熱
プレスを施すことにより一体成形したあと、所要の形状
に裁断してキャリヤ10に仕上げるものである。
【0022】
【発明の効果】このように本発明によれば、中層部が柔
軟構造となった繊維強化プラスチック製のキャリヤを簡
単に得ることができると共に、該キャリヤの使用により
ワークを外周面に掻き傷を付けることなく確実に保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャリヤの一実施例を示す要部断
面図である。
【図2】図1のキャリヤの製造方法を示す分解図であ
る。
【図3】本発明に係るキャリヤの別実施例を示す要部断
面図である。
【図4】図3のキャリヤの製造方法を示す分解図であ
る。
【図5】従来のキャリヤの平面図である。
【図6】図5におけるA−A線での断面図である。
【符号の説明】
10,20 キャリヤ 11,21 保持穴 12,22 ワーク 12a 外周 13,23 外層部 13a,23a 外
層用含浸シート 14,24 中層部 14a,24a 中
層用含浸シート 25 両面接着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:00 4F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを研磨加工する平面研磨装置にお
    いてワークの保持に使用されるキャリヤであって、強化
    用繊維をプラスチックで固めた繊維強化プラスチックに
    より形成され、少なくとも中層部に、強化用繊維として
    ポリエステル繊維等の柔軟性ある繊維が配設されている
    ことを特徴とする平面研磨装置用キャリヤ。
  2. 【請求項2】 ワークを研磨加工する平面研磨装置にお
    いてワークの保持に使用されるキャリヤであって、強化
    用繊維をプラスチックで固めた繊維強化プラスチックか
    らなる外層部と、該繊維強化プラスチックより軟質の素
    材からなる中層部とで構成されていることを特徴とする
    平面研磨装置用キャリヤ。
  3. 【請求項3】 ワーク保持穴内において中層部が外層部
    より内側に突出していることを特徴とする請求項2に記
    載の平面研磨装置用キャリヤ。
  4. 【請求項4】 強化用繊維に熱硬化性樹脂を含浸させて
    なる複数の含浸シートを、強化用繊維としてポリエステ
    ル繊維等の柔軟性ある繊維を用いたものを中間に配した
    状態で互いに重合し、これらの含浸シートを熱プレスに
    より一体成形したあと、所要の形状に仕上げることを特
    徴とする平面研磨装置用キャリヤの製造方法。
  5. 【請求項5】 強化用繊維に熱硬化性樹脂を含浸させて
    なる複数の含浸シートの間に、ポリウレタン樹脂等の軟
    質材からなるシートを両面接着テープを介して重合し、
    これらのシートを熱プレスにより一体成形したあと、所
    要の形状に仕上げることを特徴とする平面研磨装置用キ
    ャリヤの製造方法。
JP11911693A 1993-04-22 1993-04-22 平面研磨装置用キャリヤ及びその製造方法 Pending JPH06304859A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20011030