JPH0631068B2 - プロペラ装置における遊転プロペラの取付構造 - Google Patents
プロペラ装置における遊転プロペラの取付構造Info
- Publication number
- JPH0631068B2 JPH0631068B2 JP555786A JP555786A JPH0631068B2 JP H0631068 B2 JPH0631068 B2 JP H0631068B2 JP 555786 A JP555786 A JP 555786A JP 555786 A JP555786 A JP 555786A JP H0631068 B2 JPH0631068 B2 JP H0631068B2
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- Japan
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- propeller
- propeller shaft
- idler
- boss
- shaft
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は,船舶のプロペラ装置において,プロペラが
蹴り出す捩り水流を駆動源として回転し,推進効率のア
ップを図る,いわゆる,遊転ペロペラに関し,これをプ
ロペラ軸に固定する取付構造に関するものである。
蹴り出す捩り水流を駆動源として回転し,推進効率のア
ップを図る,いわゆる,遊転ペロペラに関し,これをプ
ロペラ軸に固定する取付構造に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来,この種の遊転プロペラの取付構造としては以下の
二種類の方法が考えられていた。
二種類の方法が考えられていた。
まず,第一は,プロペラ軸を,プロペラから後方の部分
の長いものと取り替え,ここに取り付ける方法であっ
た。
の長いものと取り替え,ここに取り付ける方法であっ
た。
次は,プロペラとは別の延長軸(遊転プロペラ軸)をプ
ロペラ軸もしくはプロペラの後方に継ぎ足し,これに取
り付ける方法であった。
ロペラ軸もしくはプロペラの後方に継ぎ足し,これに取
り付ける方法であった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし,前者にあっては,プロペラ軸を別に用意しなけ
ればならず、この点でコスト高になる上,その取り替え
作業も大変に手間がかかるものであった。
ればならず、この点でコスト高になる上,その取り替え
作業も大変に手間がかかるものであった。
また,後者のものにあっても,プロペラの後方には径の
大きな締め付け用のナットが存在しているから,プロペ
ラのボスと均衡のとれた大きさのボスを有する遊転プロ
ペラを取り付けるには,このナットより後方に取り付け
なければならない(ナットの外周部分に取り付けようと
すれば,遊転プロペラのボスは大きくなりすぎる)。こ
れにより,遊転プロペラはプロペラからかなり後方にオ
ーバーハングすることになる。したがって,遊転プロペ
ラ軸をプロペラに対して単にフランジ縫い着け等で継ぎ
足している構造のものでは強度的に不足するという事態
が生じる。さらに,これに原因して,プロペラと舵との
間にこれを設置するためのスペースが取れないという問
題もある。
大きな締め付け用のナットが存在しているから,プロペ
ラのボスと均衡のとれた大きさのボスを有する遊転プロ
ペラを取り付けるには,このナットより後方に取り付け
なければならない(ナットの外周部分に取り付けようと
すれば,遊転プロペラのボスは大きくなりすぎる)。こ
れにより,遊転プロペラはプロペラからかなり後方にオ
ーバーハングすることになる。したがって,遊転プロペ
ラ軸をプロペラに対して単にフランジ縫い着け等で継ぎ
足している構造のものでは強度的に不足するという事態
が生じる。さらに,これに原因して,プロペラと舵との
間にこれを設置するためのスペースが取れないという問
題もある。
ところで,この発明者等はこの後者の点を解決すべく,
ナットが螺着されているネジ部を利用し,このネジ部に
遊転プロペラ軸自体を螺合して固定する案件を先に実願
昭60−020313号として提案している。
ナットが螺着されているネジ部を利用し,このネジ部に
遊転プロペラ軸自体を螺合して固定する案件を先に実願
昭60−020313号として提案している。
しかし,これにおいても,遊転プロペラ軸は単にプロペ
ラ軸に螺合して固定されているのみであるから,強度的
に十分とはいえないとともに,これを補おうとして,遊
転プロペラの後方オーバーハング量を減らそうとすれ
ば,どうしてもベアリング間隔を狭めなければならない
という問題があった。
ラ軸に螺合して固定されているのみであるから,強度的
に十分とはいえないとともに,これを補おうとして,遊
転プロペラの後方オーバーハング量を減らそうとすれ
ば,どうしてもベアリング間隔を狭めなければならない
という問題があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 そこで,この発明は,プロペラ軸の後端部にテーパ部と
ネジ部を形成し,このテーパ部にプロペラのボスを挿通
する一方,前記ネジ部にナットを螺合して締め付けるこ
とで前記ボスとプロペラ軸を固定するプロペラ装置にお
いて,前記ナットの代わりに遊転プロペラ軸を螺着する
他,この遊転プロペラ軸のフランジ部を前記ボスの後端
面にフランジ取り付けするとともに,この遊転プロペラ
軸の前記ネジ部後端位置付近から後方位置にかけて嵌着
された二個のベアリングを介して遊転プロペラのボスを
嵌装したことにより,前記した諸問題を解決したのであ
る。
ネジ部を形成し,このテーパ部にプロペラのボスを挿通
する一方,前記ネジ部にナットを螺合して締め付けるこ
とで前記ボスとプロペラ軸を固定するプロペラ装置にお
いて,前記ナットの代わりに遊転プロペラ軸を螺着する
他,この遊転プロペラ軸のフランジ部を前記ボスの後端
面にフランジ取り付けするとともに,この遊転プロペラ
軸の前記ネジ部後端位置付近から後方位置にかけて嵌着
された二個のベアリングを介して遊転プロペラのボスを
嵌装したことにより,前記した諸問題を解決したのであ
る。
(ホ)作用 これにより,遊転プロペラ軸は,プロペラ軸とプロペラ
(ボス)の二個所に取り付けられるから,その固定が強
固である。
(ボス)の二個所に取り付けられるから,その固定が強
固である。
また,遊転プロペラを支承するためのベアリングは,プ
ロペラ軸のネジ部後端から後方に嵌着されるものである
か,径の小さいものであってもよい。
ロペラ軸のネジ部後端から後方に嵌着されるものである
か,径の小さいものであってもよい。
(ヘ)実施例 以下,この発明の実施例を図面に基づいて説明するが,
図面はこの発明に係る取付構造を示した要部断面図であ
る。
図面はこの発明に係る取付構造を示した要部断面図であ
る。
まず,プロペラ1の取り付けであるが,プロペラ軸2の
後端部にテーパ部2aとネジ部2bを形成し,このテー
パ部2aにプロペラ1のボス1aを挿通する一方,前記
ネジ部2bにナット(図示省略)を螺合し,このナット
を前記ボス1aに対して締め付けることでプロペラ1を
プロペラ軸2に固定するのである。なお,このナットは
通常袋ナットであり,内部に海水等が浸入しないように
シール構造が施されている。
後端部にテーパ部2aとネジ部2bを形成し,このテー
パ部2aにプロペラ1のボス1aを挿通する一方,前記
ネジ部2bにナット(図示省略)を螺合し,このナット
を前記ボス1aに対して締め付けることでプロペラ1を
プロペラ軸2に固定するのである。なお,このナットは
通常袋ナットであり,内部に海水等が浸入しないように
シール構造が施されている。
ところで,この発明は,以上のナットを外し,これの代
わりに遊転プロペラ軸3を螺着するのである。
わりに遊転プロペラ軸3を螺着するのである。
遊転プロペラ軸3は,前端にフランジ部3aを有する中
空軸体で,その中空孔の前端にはプロペラ軸2のネジ部
2bに螺合するネジ部3bが形成されている。したがっ
て,この遊転プロペラ軸3は,プロペラ1およびプロペ
ラ軸2に対してこれらネジ部3b,2bの相互の螺合
と,前記したフランジ部3aのプロペラ1のボス1aの
後端面に対するボルト4等によるフランジ縫い着けによ
って固定するのである。
空軸体で,その中空孔の前端にはプロペラ軸2のネジ部
2bに螺合するネジ部3bが形成されている。したがっ
て,この遊転プロペラ軸3は,プロペラ1およびプロペ
ラ軸2に対してこれらネジ部3b,2bの相互の螺合
と,前記したフランジ部3aのプロペラ1のボス1aの
後端面に対するボルト4等によるフランジ縫い着けによ
って固定するのである。
次に,この遊転プロペラ軸3の外周に遊転プロペラ5を
遊転自在に嵌装するのである。
遊転自在に嵌装するのである。
そのため,遊転プロペラ軸3の外周に二つのベアリング
6,7(一つは自動調芯ころ軸受6であり,他は円筒こ
ろ軸受7を使用し,それぞれを遊転プロペラ軸3の段差
とロックナット8,9とで固定してしまう)を嵌着し,
その外周に遊転プロペラ5のボス5aを嵌装するのであ
る。
6,7(一つは自動調芯ころ軸受6であり,他は円筒こ
ろ軸受7を使用し,それぞれを遊転プロペラ軸3の段差
とロックナット8,9とで固定してしまう)を嵌着し,
その外周に遊転プロペラ5のボス5aを嵌装するのであ
る。
なお,この他,遊転プロペラ軸3のフランジ部3aと前
方のベアリング6との間の空間にはシール体10を内蔵し
たシールハウジング11を取り付けて(この外周はロープ
ガード12と呼ばれるリングでカバーしてしまう)シール
作用を施すとともに,遊転プロペラ5のボス5aの後端
にはキャップ13を取り付け,遊転プロペラ軸3を封入し
てしまう。
方のベアリング6との間の空間にはシール体10を内蔵し
たシールハウジング11を取り付けて(この外周はロープ
ガード12と呼ばれるリングでカバーしてしまう)シール
作用を施すとともに,遊転プロペラ5のボス5aの後端
にはキャップ13を取り付け,遊転プロペラ軸3を封入し
てしまう。
(ト)発明の効果 以上,この発明は,いわゆる,遊転プロペラ5を取り付
けるプロペラ装置において,最後尾に設けられるナット
の代わりに遊転プロペラ軸3を螺着する他,この遊転プ
ロペラ軸3のフランジ部3aをプロペラ1のボス1aの
後端面にフランジ取り付けするとともに,この遊転プロ
ペラ軸3のプロペラ軸2のネジ部2b後端位置付近から
後方位置にかけて嵌着された二個のベアリング6,7を
介して遊転プロペラ5のボス5aを嵌装したものである
から,以下のような効果が期待できる。
けるプロペラ装置において,最後尾に設けられるナット
の代わりに遊転プロペラ軸3を螺着する他,この遊転プ
ロペラ軸3のフランジ部3aをプロペラ1のボス1aの
後端面にフランジ取り付けするとともに,この遊転プロ
ペラ軸3のプロペラ軸2のネジ部2b後端位置付近から
後方位置にかけて嵌着された二個のベアリング6,7を
介して遊転プロペラ5のボス5aを嵌装したものである
から,以下のような効果が期待できる。
まず,径の大きなナットを外し,これの代わりにネジ部
2bの径よりやや大きな径を有する遊転プロペラ軸3を
螺着したものであるから,これの外周にベアリング6,
7やシールハウジング11を嵌着できる(このようにして
も,遊転プロペラ5のボス5a等をプロペラ1のボス1
a等と均衡のとれた大きさのものにできる)。したがっ
て,遊転プロペラ軸3のプロペラ軸2軸端からの後方オ
ーバーハング量を極力減らすことができ,剛性,設置ス
ペース等の点で有利になる。
2bの径よりやや大きな径を有する遊転プロペラ軸3を
螺着したものであるから,これの外周にベアリング6,
7やシールハウジング11を嵌着できる(このようにして
も,遊転プロペラ5のボス5a等をプロペラ1のボス1
a等と均衡のとれた大きさのものにできる)。したがっ
て,遊転プロペラ軸3のプロペラ軸2軸端からの後方オ
ーバーハング量を極力減らすことができ,剛性,設置ス
ペース等の点で有利になる。
次に,遊転プロペラ軸3は,プロペラ軸2のネジ部2b
への螺着とそのフランジ部3aのプロペラ1のボス1a
へ対する縫い着けで固定されるのであるから,これが強
固である。したがって,後方へのオーバーハング量をあ
る程度とっても大丈夫なので,ベアリング6,7の間隔
も十分とれ,倒れの少ない,かつ,剛性度の高い取り付
けが可能になるとともに,フランジ部3aと前方のベア
リング6との間に十分な幅のシールハウジング11を着脱
操作可能に挿入することもできるのである。
への螺着とそのフランジ部3aのプロペラ1のボス1a
へ対する縫い着けで固定されるのであるから,これが強
固である。したがって,後方へのオーバーハング量をあ
る程度とっても大丈夫なので,ベアリング6,7の間隔
も十分とれ,倒れの少ない,かつ,剛性度の高い取り付
けが可能になるとともに,フランジ部3aと前方のベア
リング6との間に十分な幅のシールハウジング11を着脱
操作可能に挿入することもできるのである。
また,遊転プロペラ5の嵌装用の二個のベアリング6,
7は,プロペラ軸2のネジ部2b後端位置から後方位置
にかけて嵌着されるものであるから,径の小さなものを
使用できる。特に,ネジ部2bより完全に後方にある後
方のベアリング7については,かなり小径のものが使用
でき,これに伴ってこの辺りのボス5aの径を非常に小
さくでき,コンパクトな構造のものにすることができ
る。
7は,プロペラ軸2のネジ部2b後端位置から後方位置
にかけて嵌着されるものであるから,径の小さなものを
使用できる。特に,ネジ部2bより完全に後方にある後
方のベアリング7については,かなり小径のものが使用
でき,これに伴ってこの辺りのボス5aの径を非常に小
さくでき,コンパクトな構造のものにすることができ
る。
さらに,遊転プロペラ5の後端はキャップ13で完全に蓋
をしてしまうのであるから,後方のベアリング7シール
用のシール体やネジ部3b部分の緩み止め用のボルト等
を必要とせず,構造が簡単になる上,シール構造も容易
にできる。
をしてしまうのであるから,後方のベアリング7シール
用のシール体やネジ部3b部分の緩み止め用のボルト等
を必要とせず,構造が簡単になる上,シール構造も容易
にできる。
図面はこの発明に係る取付構造を示した要部断面図であ
る。 (符号) 1……プロペラ 1a……プロペラのボス 2……プロペラ軸 2a……プロペラ軸のテーパ部 2b……プロペラ軸のネジ部 3……遊転プロペラ軸 3a……遊転プロペラ軸のフランジ部 5……遊転プロペラ 5a……遊転プロペラのボス 6……ベアリング 7……ベアリング
る。 (符号) 1……プロペラ 1a……プロペラのボス 2……プロペラ軸 2a……プロペラ軸のテーパ部 2b……プロペラ軸のネジ部 3……遊転プロペラ軸 3a……遊転プロペラ軸のフランジ部 5……遊転プロペラ 5a……遊転プロペラのボス 6……ベアリング 7……ベアリング
Claims (1)
- 【請求項1】プロペラ軸(2)の後端部にテーパ部(2
a)とネジ部(2b)を形成し,このテーパ部(2a)
にプロペラ(1)のボス(1a)を挿通する一方,前記
ネジ部(2b)にナットを螺合して締め付けることで前
記ボス(1a)とプロペラ軸(2)を固定するプロペラ
装置において,前記ナットの代わりに遊転プロペラ軸
(3)を螺着する他,この遊転プロペラ軸(3)のフラ
ンジ部(3a)を前記ボス(1a)の後端面にフランジ
取り付けするとともに,この遊転プロペラ軸(3)の前
記ネジ部(2a)後端位置付近から後方位置にかけて嵌
着された二個のベアリング(6),(7)を介して遊転
プロペラ(5)のボス(5a)を嵌装したことを特徴と
するプロペラ装置における遊転プロペラの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP555786A JPH0631068B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | プロペラ装置における遊転プロペラの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP555786A JPH0631068B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | プロペラ装置における遊転プロペラの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62163898A JPS62163898A (ja) | 1987-07-20 |
| JPH0631068B2 true JPH0631068B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=11614499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP555786A Expired - Lifetime JPH0631068B2 (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | プロペラ装置における遊転プロペラの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631068B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH072394Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1995-01-25 | 石川島播磨重工業株式会社 | 遊転プロペラの取付け構造 |
| KR101599388B1 (ko) * | 2014-07-23 | 2016-03-03 | 동의과학대학 산학협력단 | 선박용 보조 추진기 |
| KR101599383B1 (ko) * | 2014-07-23 | 2016-03-03 | 동의과학대학 산학협력단 | 해수에서 작동 가능한 보조 추진기 클러치 시스템 |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP555786A patent/JPH0631068B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62163898A (ja) | 1987-07-20 |
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