JPH06314929A - ダイレクトディジタル方式シンセサイザ - Google Patents

ダイレクトディジタル方式シンセサイザ

Info

Publication number
JPH06314929A
JPH06314929A JP12518993A JP12518993A JPH06314929A JP H06314929 A JPH06314929 A JP H06314929A JP 12518993 A JP12518993 A JP 12518993A JP 12518993 A JP12518993 A JP 12518993A JP H06314929 A JPH06314929 A JP H06314929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
clk
rom
output value
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12518993A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Toyomane
明 豊間根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
Priority to JP12518993A priority Critical patent/JPH06314929A/ja
Publication of JPH06314929A publication Critical patent/JPH06314929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイレクトディジタル方式シンセサイザの出力
周波数の広帯域化,高精度化を実現し、かつ、小形化を
実現する。 【構成】基準発振回路1の出力クロックfCLK を1/
2,1/4に分周して出力するカウンタ2を設け、位相
ステップ情報Δθを4倍して数値制御発振器(NCO)
6に入力し、fCLK /4のタイミングに従って積算し、
2πで除した剰余Σ4・Δθを出力させる。4相並列演
算回路8によりΣ4・Δθに−Δθ,Δθ,2・Δθを
並列加算しfCLK /4のタイミングで位相情報を取り出
し、切替回路9でΣΔθを出力させ、レジスタ10で位
相情報θを得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器に用いられ
る、ダイレクトディジタル方式シンセサイザの改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】高精度の出力周波数を得る周波数シンセ
サイザに広く応用されている基本構成として、位相同期
ループ(PLL;Phase Locked Loop )構成があ
る。PLL構成は、比較的小規模の回路で水晶発振子を
用いた高精度の基準発振源に位相同期した出力周波数が
得られるという、回路規模,周波数精度の両面で大きな
利点を有している。しかしながら、PLL構成は負帰還
の制御ループであるため、周波数シンセサイザ出力の信
号対雑音比(C/N)とループの応答速度とは相反的な
関係がある。従って、TDM(Time Division Multi
plex)通信や、周波数ホッピング通信等のように、短い
バースト区間毎に高速に周波数切替を行う必要がある場
合、周波数切替動作の応答速度を高めようとすると、系
の帯域が広くなり出力のC/Nが低下するという問題が
生ずる。
【0003】この問題を解決する方法の一つに、ダイレ
クトディジタル方式シンセサイザ(Direct Digital
Synthesizer;DDS)を用いたDDS方式高速シンセ
サイザがある。DDS方式高速シンセサイザは、DDS
回路がPLL構成のようなフィードバックループをもた
ないため、周波数切替時間の高速化が可能である。図7
は従来用いられているDDS回路の構成図である。図に
おいて、101は基準クロックfCLK を出力する基準発
振回路、102は位相ステップ情報Δθを、fCLK のタ
イミングに従って出力するレジスタ、103はΔθをf
CLK のタイミングに従ってmodulo2N (Nは自然数)で
積算し、位相情報θを出力する数値制御発振器(Numer
ical Controlled Oscillator ;NCO)、104及
び105は該NCOの出力値θをアドレスとしてそれぞ
れ予め記憶した余弦波形及び正弦波形の1サイクル(0
°〜360°)の振幅データを順次に読み出すことので
きるROM、106及び107はそれぞれROM104
及びROM105の出力値をアナログ電圧の信号に変換
するD/A変換器、108及び109はそれぞれD/A
変換器106及びD/A変換器107の出力に含まれる
高調波成分を除去し、所望の信号を出力する低域ろ波器
(Low PassFilter ;LPF)である。
【0004】以上の構成において、DDS回路による発
振周波数fDDS を数式で表す。まず、fDDS とその周期
TDDS は次式の関係にある。
【0005】
【数1】 また、NCO103の周期TNCO は次式で表せる。
【0006】
【数2】 ここで、ROM104及びROM105は、NCOの周
期TNCO でfDDS の1周期分の振幅データを出力するの
で次式が成立する。 TNCO =TDDS 〔秒〕 ……………………(3) 式(1),(2),(3)より、fDDS とfCLK の関係
は次式のようになる。
【0007】
【数3】 式(4)より、DDS回路の発振周波数fDDS を高周波
数化し、広帯域化するためには、基準クロックfCLK を
高速化すればよいことがわかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NCO
103は負帰還構成であり、かつ、基準クロックfCLK
で演算処理しているので、fCLK の高速化には限界が生
じる。また、式(4)におけるNの値を大きくすれば最
小ステップ周波数をより小さく設定でき、高精度の信号
が得られるが、NCO103の回路規模が増大し、f
CLK を高速化する場合と同様に、NCO103の演算処
理時間に限界が生じる。従って、従来の構成において
は、出力周波数fDDS の広帯域化及び高精度化が困難で
ある。
【0009】本発明は、前記従来の構成において、出力
周波数の広帯域化,高精度化にともなうNCOの演算処
理速度の問題を取除き、小形化,IC化に適したダイレ
クトディジタル方式シンセサイザを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のダイレクトディ
ジタル方式シンセサイザは、基準クロックfCLK を出力
する基準発振回路と、前記基準クロックfCLK を分周し
fCLK /2,fCLK /4を出力するカウンタと、外部よ
り設定される位相ステップ情報Δθを前記基準クロック
fCLK のタイミングで出力する第1のレジスタと、前記
位相ステップ情報Δθを(−1)倍して−Δθを出力す
る{×(−1)}回路と、前記位相ステップ情報Δθを
4倍して4・Δθを出力する(×4)回路と、該(×
4)回路の出力値4・Δθを、前記カウンタの出力値f
CLK /4のタイミングに従って積算し、2π(ラジア
ン)で除したときの剰余Σ4・Δθを出力する数値制御
発振器と、前記第1のレジスタの出力値Δθを2倍して
2・Δθを出力する(×2)回路と、前記{×(−
1)}回路の出力−Δθと、前記数値制御発振器の出力
値Σ4・Δθと、前記第1のレジスタの出力値Δθと、
前記(×2)回路の出力値2・Δθとを入力として、並
列に演算を行いΣ4・Δθ−Δθ,Σ4・Δθ,Σ4・
Δθ+Δθ,Σ4・Δθ+2・Δθの位相情報を出力す
る4相並列演算回路と、該4相並列演算回路の出力であ
る位相情報Σ4・Δθ−Δθ,Σ4・Δθ,Σ4・Δθ
+Δθ,Σ4・Δθ+2・Δθを、前記カウンタの出力
fCLK /2,fCLK /4のタイミングに従ってΣΔθと
して出力する第1の切替回路と、該第1の切替回路の出
力値ΣΔθを前記基準クロックfCLK のタイミングに従
って位相情報θとして出力する第2のレジスタと、該第
2のレジスタの出力値θをアドレスとして、予め記憶し
た余弦波形の1サイクル(0°〜360°)の振幅デー
タを順次読み出すことのできる第1のROMと、前記第
2のレジスタの出力値θをアドレスとして、予め記憶し
た正弦波形の1サイクル(0°〜360°)の振幅デー
タを読み出すことのできる第2のROMと、前記第1の
ROMからの出力をアナログ電圧の信号に変換する第1
のD/A変換器と、前記第2のROMからの出力をアナ
ログ電圧の信号に変換する第2のD/A変換器と、前記
第1のD/A変換器の出力の高調波成分を除去する第1
の低域ろ波器と、前記第2のD/A変換器の出力の高調
波成分を除去する第2の低域ろ波器と、を備えたことを
特徴とするものである。
【0011】さらに、上記のダイレクトディジタル方式
シンセサイザにおいて、前記第1のROM及び第2のR
OMを、前記第2のレジスタの出力値θの最上位ビット
に従い、該出力値θの最上位ビットを除く値もしくはそ
の補数値をθ’(0≦θ’≦π)として出力する補数切
替回路と、該補数切替回路の出力値θ’を一方の入力と
し、π/2(ラジアン)をもう一方の入力として減算処
理を行い、θ’−π/2を出力する加算器と、前記補数
切替回路の出力値θ’をアドレスとして、予め記憶した
余弦波形の半サイクル(0°〜180°)の振幅データ
を順次読み出すことのできる第3のROMと、前記加算
器の出力値θ’−π/2をアドレスとして、前記第3の
ROMと同じデータを記憶し、順次読み出すことのでき
る第4のROMと、に置き換えたことを特徴とするもの
である。
【0012】さらに、上記のダイレクトディジタル方式
シンセサイザにおいて、前記第3のROM及び第4のR
OMを、前記補数切替回路の出力値θ’と、前記加算器
の出力値θ’−π/2を入力し、基準クロックfCLK の
極性に従って交互に切替えて出力する第2の切替回路
と、該第2の切替回路の出力値をアドレスとして、予め
記憶した余弦波形の半サイクル(0°〜180°)の振
幅データを順次読み出すことのできる第5のROMと、
該第5のROMの出力を、前記第2の切替回路と同じタ
イミングで出力先を切替る第3の切替回路と、に置き換
えたことを特徴とするものである。
【0013】
【実施例】
〔構成〕図1は本発明における第1の実施例を示す構成
例図である。図中、1は基準発振回路であり基準クロッ
クfCLK を出力する。2はカウンタであり、前記基準ク
ロックfCLK を分周して、fCLK /2,fCLK /4を出
力する。3はレジスタであり、外部より設定される位相
増加量ステップ値(ディジタル値)Δθを前記fCLK の
タイミングで出力する。4は{×(−1)}回路であ
り、レジスタ3の出力値Δθを(−1)倍して、−Δθ
を出力する。−ΔθはΔθの2の補数で表現できるの
で、該回路は反転回路と加算器で容易に構成できる。5
は(×4)回路であり、レジスタ3の出力値Δθを4倍
して、4・Δθを出力する。該回路は2ビット上位側へ
のシフト配線で容易に構成できる。
【0014】6はNCOであり、カウンタ2の出力であ
るfCLK /4のタイミングに従って(×4)回路5の出
力値4・Δθを、modulo2M (Mは自然数)で積算し、
Σ4・Δθを出力する。該回路は加算器とレジスタとで
容易に構成できる。7は(×2)回路であり、レジスタ
3の出力Δθを2倍して2・Δθを出力する。該回路は
1ビット上位側へのシフト配線で容易に構成できる。8
は4相並列演算回路であり、{×(−1)}回路4の出
力値−Δθ、NCO6の出力値Σ4・Δθ、レジスタ3
の出力値Δθ、及び(×2)回路7の出力値2・Δθを
入力として並列演算処理し、カウンタ2の出力fCLK /
4のタイミングに従って、Σ4・Δθ−Δθ,Σ4・Δ
θ,Σ4・Δθ+Δθ,Σ4・Δθ+2・Δθを出力す
る。該回路は加算器とレジスタで容易に構成できる。
【0015】9は切替回路であり、4相並列演算回路8
の出力Σ4・Δθ−Δθ,Σ4・Δθ,Σ4・Δθ+Δ
θ,Σ4・Δθ+2・Δθを、カウンタ2の出力fCLK
/2,fCLK /4のタイミングに従って、ΣΔθとして
順次切替え出力する。10はレジスタであり、切替回路
9の出力値ΣΔθを、基準クロックfCLK のタイミング
に従って位相情報θとして出力する。11,12はRO
M(Read Only Memory )であり、それぞれ予め記憶
した余弦波形,正弦波形の1サイクル(0°〜360
°)の振幅データを、レジスタ10の出力値θをアドレ
スとして順次読み出す。13,14はD/A変換器であ
り、それぞれROM11,ROM12の出力値をアナロ
グ電圧の信号に変換して出力する。15,16はLPF
であり、それぞれD/A変換器13,D/A変換器14
の出力に含まれる高調波成分を除去し、LPF15から
余弦波;I=cos(Δθ・fCLK ・t)、LPF16
から正弦波;Q=sin(Δθ・fCLK ・t)をそれぞ
れ出力する。
【0016】図4は図1の4相並列演算回路8の詳細を
示す一構成例図である。図中、81,82,83は加算
器であり、それぞれNCO6の出力Σ4・Δθを一方の
入力とし、もう一方の入力をそれぞれ−Δθ,Δθ,2
・Δθとして加算演算し、Σ4・Δθ−Δθ,Σ4・Δ
θ+Δθ,Σ4・Δθ+2・Δθをそれぞれ出力する。
84はレジスタであり、加算器81の出力Σ4・Δθ−
Δθ,NCO6の出力Σ4・Δθ,加算器82の出力Σ
4・Δθ+Δθ,加算器83の出力Σ4・Δθ+2・Δ
θを、カウンタ2からのクロックfCLK /4のタイミン
グに従って出力する。
【0017】次に、図2は本発明における第2の実施例
を示す構成例図である。図2の構成要素の1〜10,1
3〜16は図1と同一である。17は補数切替回路であ
り、レジスタ10の出力値θの最上位ビットが極性ビッ
トCとして入力され、該極性ビットCで制御される。C
=“0”のときθの最上位ビットを除くデータを、ま
た、C=“1”のとき該データの1の補数値を、それぞ
れ切替えθ’として出力する機能を有する。同機能は排
他的論理和回路を用いて容易に構成できる。18は加算
器であり、補数切替回路17の出力値θ’(加算値)を
一方の入力とし、π/2ラジアン(減算値)をもう一方
の入力として加算演算して(θ’−π/2)を出力す
る。11’はROMであり、予め記憶した余弦波形の半
サイクル(0〜180°)の振幅データを、補数切替回
路17の出力値θ’をアドレスとして順次読み出す。1
2’はROMであり、予め記憶したROM11’と同じ
データを、加算器18の出力値(θ’−π/2)をアド
レスとして順次読み出す。
【0018】次に、図3は本発明における第3の実施例
を示す構成例図である。図3の構成要素の1〜10,1
3〜18及び11’は図2と同一である。19は切替回
路であり、補数切替回路17の出力値θ’と加算器18
の出力値(θ’−π/2)を入力値とし、基準クロック
fCLK の極性によって、fCLK =“1”の場合はθ’
を、fCLK =“0”の場合は(θ’−π/2)を交互に
切替え出力する。θ’及び(θ’−π/2)はfCLK に
よってROM11’に交互に入力されるので、ROM1
1’はθ’及び(θ’−π/2)に対する波形データを
交互に出力する。20は切替回路であり、ROM11’
の出力値を、切替回路19と同じ切替タイミングで、余
弦波形データ,正弦波形データに振り分けて出力する。
【0019】(作用)図1,図4に示した構成例の作用
を図5を用いて説明する。図5は、図1におけるNCO
6の出力値Σ4・Δθ(破線)及び切替回路9の出力値
ΣΔθ(実線)の時間変化例を示した波形図である。
今、時刻T0 において、NCO6の出力値Σ4・Δθ=
0とする。以降、NCO6はクロック信号fCLK /4の
1周期毎(4/fCLK )に4・Δθの積算を続け、図5
の破線に示すように、4・Δθのステップで階段状に上
昇する。次に、時刻T1 に到り、Σ4・Δθの値が2M
以上に到達すると、Σ4・Δθの値はmodulo2M の積算
動作により、2M を差し引いた値に下降し、再び4・Δ
θのステップで上昇し、時刻T0 以降と同様の動作を繰
り返す。以上の動作から、NCO6の出力値は、鋸歯状
波形値を呈することがわかる。
【0020】
【数4】
【0021】図1において、切替回路9は、前段の4相
並列演算回路の出力値θ−Δθ,θ,θ+Δθ,θ+2
Δθを、fCLK /2,fCLK /4のタイミングに従っ
て、順次切替出力する。従って、ΣΔθは図5の実線に
示すように、基準クロックfCLK の1周期毎(1/f
CLK )に、Δθの積算を続け、Δθのステップで階段状
に上昇する鋸歯状波形値を出力し、図7中に示した従来
方式のNCO103の出力波形値と等価となる。従っ
て、本発明によるダイレクトディジタル方式シンセサイ
ザは、NCOの積算クロック信号を、従来のNCOの積
算クロック信号の1/4の速度にして、NCOを動作さ
せることが可能である。即ち、これはNCOを4倍に高
速化したことと等価であるといえる。切替回路9の出力
は、基準クロックfCLK のタイミングにより、レジスタ
10からθとして出力され、該位相情報θをアドレスと
して、予め余弦波形データ,正弦波形データをそれぞれ
記憶したROM11,ROM12をアクセスし、それぞ
れ余弦波形,正弦波形のディジタル値を出力する。さら
に、それぞれD/A変換器13,D/A変換器14及び
LPF15,LPF16を介して次式に示す波形を得
る。 余弦波;I=cos(Δθ・fCLK ・t)……(6) 正弦波;Q=sin(Δθ・fCLK ・t)……(7)
【0022】次に、図2に示した第2の実施例につい
て、図6を用いて説明する。説明を簡単にするために、
M=4、即ち、レジスタ10の出力である位相情報θの
最大値が2M −1=15の場合を考える。図6(A)は
補数切替回路17の出力波形、図6(B)は加算器18
の出力波形、図6(C)はROM11’,ROM12’
のアドレス対データの関係である。今、時刻0において
レジスタ10の出力値である位相情報θ=0とする。レ
ジスタ10は、0→1→2→3…と時刻が進むにつれ
て、図6(A)の波線に示すように2M −1=15まで
階段状に上昇し、θの値が2M 以上に到達すると、θ=
0に下降し、再び階段状に上昇する。ここで、θの最上
位ビット(MSB)に着目すると、0≦θ≦2M-1 −1
の区間においてはMSB=0、2M-1 ≦θ≦2M −1の
区間においてMSB=1であることは明らかである。従
って、補数切替回路17は、MSB=0のときはレジス
タ10の出力値を、MSB=1のときはθの1の補数値
を出力するので、補数切替回路17の出力値θ’は図6
(A)の実線に示すように、時刻0から7までは階段状
に上昇し、時刻8から15までは階段状に下降する三角
形階段波形となる。時刻16からは、時刻0から15ま
でと同様の動作を繰り返す。
【0023】次に、加算器18は(θ’−π/2)ラジ
アンを出力するが、π/2ラジアンは2M-2 −1で表わ
せるので、加算器18の出力値は(θ’−2M-2 −1)
となる。従って、図6(B)に破線で示した補数切替回
路17の出力波形に対して、加算器18の出力は、図6
(B)に実線で示した三角形階段状波形となる。図6
(C)はROM11’及びROM12’のアドレス対デ
ータの関係を示す図であるが、ROM11’及びROM
12’には、M=4のときの補数切替回路17の出力値
0から最大値7までをアドレスとして、余弦波形の振幅
に相当するデータを記憶させておく。従って、図6
(B)に破線で示した補数切替回路17の三角形階段波
形値がROM11’に入力されてアクセスすると、アド
レスは0→1→2→…→6→7→7→6…→1→0→0
→1→…と変化し、ROM11’に予め記憶している余
弦波形を形成するデータが読み出され、出力される。
【0024】また、図6(B)に実線で示した加算器1
8の三角形階段波形値がROM12’に入力されてアク
セスすると、アドレスは、3→2→1→0→0→1→…
→6→7→7→6→…と変化し、ROM12’に予め記
憶している余弦波形を形成するデータが読み出され出力
される。ここで、ROM12’より出力される波形は、
ROM11’から出力される波形のπ/2の位相遅れの
波形である。従って、ROM12’の出力波形が正弦波
形となることは明らかである。上記の動作に示したよう
に、三角形階段波形を生成し、ROM11’及びROM
12’のアドレスとして入力し、アクセスする方法で
は、ROM11’及びROM12’のデータは、読み出
す波形の半サイクル(0°〜180°)の振幅データで
よいことがわかる。ROM11’及びROM12’の出
力は、それぞれD/A変換器13,D/A変換器14で
アナログ信号に変換され、それぞれLPF15,LPF
16で高調波除去されて完全な余弦波形,正弦波形とし
て出力される。
【0025】次に、図3に示した本発明の第3の実施例
の構成例図の作用について説明する。補数切替回路17
の出力値θ’と、加算器18の出力値(θ’−π/2)
は、基準クロックfCLK のタイミングに従って切替回路
19に入力される。切替回路19はfCLK =“1”のと
きθ’を、fCLK =“0”のとき(θ’−π/2)を交
互に出力する。ROM11’は、θ’及び(θ’−π/
2)をアドレスとして交互にアクセスされ、θ’及び
(θ’−π/2)に対応する振幅データを交互に出力す
る。ROM11’の出力値は、切替回路19と同じタイ
ミングで切替動作する切替回路20に入力され、fCLK
=“1”のときθ’に対応する振幅データに、fCLK =
“0”のとき(θ’−π/2)に対応する振幅データに
それぞれ振り分けられて出力される。上記の動作に示し
たように、ROMの前段,後段に、同じタイミングで切
替動作を行う切替回路を配することによって、ROMを
共用できることがわかる。θ’に対応する振幅データは
D/A変換器13,LPF15を介してアナログ値の余
弦波形に、(θ’−π/2)に対応する振幅データはD
/A変換器14,LPF16を介してアナログ値の正弦
波形に変換されて第1の実施例と同様に式(6),式
(7)に示した波形が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のダ
イレクトディジタル方式シンセサイザの構成では、負帰
還構成となる積算回路が、従来方式の1/4のクロック
信号で動作するので、出力周波数の高周波数化、即ち、
広帯域化及び設定周波数の高精度化が可能である。ま
た、ROMのアクセス方法を工夫することによって、R
OM容量の縮小が可能であり、小形化に貢献できる。さ
らに、回路の大半が論理動作であるため、IC化が可能
であり、小形化,低消費電力化,低コスト化が容易であ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成例図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成例図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す構成例図である。
【図4】図1の4相並列演算回路の構成例図である。
【図5】図1の積算回路及び切替回路の出力値のタイム
チャートである。
【図6】図2の補数切替回路,加算器の出力値のタイム
チャート及びROM11’,ROM12’のアドレス対
データの説明図である。
【図7】従来のダイレクトディジタル方式シンセサイザ
の構成例図である。
【符号の説明】
1 基準発振回路 2 カウンタ 3 レジスタ 4 {×(−1)}回路 5 (×4)回路 6 積算回路 7 (×2)回路 8 4相並列演算回路 9 切替回路 10 レジスタ 11,11’,12,12’ ROM 13,14 D/A変換器 15,16 LPF 17 補数切替回路 18 加算器 19,20 切替回路 81,82,83 加算器 84 レジスタ 101 基準発振回路 102 レジスタ 103 積算回路 104,105 ROM 106, 107 D/A変換器 108,109 LPF

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックfCLK を出力する基準発振
    回路と、 前記基準クロックfCLK を分周しfCLK /2,fCLK /
    4を出力するカウンタと、 外部より設定される位相ステップ情報Δθを前記基準ク
    ロックfCLK のタイミングで出力する第1のレジスタ
    と、 前記位相ステップ情報Δθを(−1)倍して−Δθを出
    力する{×(−1)}回路と、 前記位相ステップ情報Δθを4倍して4・Δθを出力す
    る(×4)回路と、 該(×4)回路の出力値4・Δθを、前記カウンタの出
    力値fCLK /4のタイミングに従って積算し、2π(ラ
    ジアン)で除したときの剰余Σ4・Δθを出力する数値
    制御発振器と、 前記第1のレジスタの出力値Δθを2倍して2・Δθを
    出力する(×2)回路と、 前記{×(−1)}回路の出力−Δθと、前記数値制御
    発振器の出力値Σ4・Δθと、前記第1のレジスタの出
    力値Δθと、前記(×2)回路の出力値2・Δθとを入
    力として、並列に演算を行いΣ4・Δθ−Δθ,Σ4・
    Δθ,Σ4・Δθ+Δθ,Σ4・Δθ+2・Δθの位相
    情報を出力する4相並列演算回路と、 該4相並列演算回路の出力である位相情報Σ4・Δθ−
    Δθ,Σ4・Δθ,Σ4・Δθ+Δθ,Σ4・Δθ+2
    ・Δθを、前記カウンタの出力fCLK /2,fCLK /4
    のタイミングに従ってΣΔθとして出力する第1の切替
    回路と、 該第1の切替回路の出力値ΣΔθを前記基準クロックf
    CLK のタイミングに従って位相情報θとして出力する第
    2のレジスタと、 該第2のレジスタの出力値θをアドレスとして、予め記
    憶した余弦波形の1サイクル(0°〜360°)の振幅
    データを順次読み出すことのできる第1のROMと、 前記第2のレジスタの出力値θをアドレスとして、予め
    記憶した正弦波形の1サイクル(0°〜360°)の振
    幅データを読み出すことのできる第2のROMと、 前記第1のROMからの出力をアナログ電圧の信号に変
    換する第1のD/A変換器と、 前記第2のROMからの出力をアナログ電圧の信号に変
    換する第2のD/A変換器と、 前記第1のD/A変換器の出力の高調波成分を除去する
    第1の低域ろ波器と、 前記第2のD/A変換器の出力の高調波成分を除去する
    第2の低域ろ波器と、 を備えたことを特徴とするダイレクトディジタル方式シ
    ンセサイザ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイレクトディジタル方
    式シンセサイザにおいて、 前記第1のROM及び第2のROMを、 前記第2のレジスタの出力値θの最上位ビットに従い、
    該出力値θの最上位ビットを除く値もしくはその補数値
    をθ’(0≦θ’≦π)として出力する補数切替回路
    と、 該補数切替回路の出力値θ’を一方の入力とし、π/2
    (ラジアン)をもう一方の入力として減算処理を行い、
    θ’−π/2を出力する加算器と、 前記補数切替回路の出力値θ’をアドレスとして、予め
    記憶した余弦波形の半サイクル(0°〜180°)の振
    幅データを順次読み出すことのできる第3のROMと、 前記加算器の出力値θ’−π/2をアドレスとして、前
    記第3のROMと同じデータを記憶し、順次読み出すこ
    とのできる第4のROMと、 に置き換えたことを特徴とする請求項1記載のダイレク
    トディジタル方式シンセサイザ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のダイレクトディジタル方
    式シンセサイザにおいて、 前記第3のROM及び第4のROMを、 前記補数切替回路の出力値θ’と、前記加算器の出力値
    θ’−π/2を入力とし、基準クロックfCLK の極性に
    従って交互に切替えて出力する第2の切替回路と、 該第2の切替回路の出力値をアドレスとして、予め記憶
    した余弦波形の半サイクル(0°〜180°)の振幅デ
    ータを順次読み出すことのできる第5のROMと、 該第5のROMの出力を、前記第2の切替回路と同じタ
    イミングで出力先を切替る第3の切替回路と、 に置き換えたことを特徴とする請求項2記載のダイレク
    トディジタル方式シンセサイザ。
JP12518993A 1993-04-28 1993-04-28 ダイレクトディジタル方式シンセサイザ Pending JPH06314929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12518993A JPH06314929A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ダイレクトディジタル方式シンセサイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12518993A JPH06314929A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ダイレクトディジタル方式シンセサイザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06314929A true JPH06314929A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14904122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12518993A Pending JPH06314929A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ダイレクトディジタル方式シンセサイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06314929A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100663938B1 (ko) * 2005-11-16 2007-01-02 엠텍비젼 주식회사 수치제어발진기 및 이의 보정 방법
WO2009111374A3 (en) * 2008-02-29 2009-12-03 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Synthesized local oscillator and method of operation thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100663938B1 (ko) * 2005-11-16 2007-01-02 엠텍비젼 주식회사 수치제어발진기 및 이의 보정 방법
WO2009111374A3 (en) * 2008-02-29 2009-12-03 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Synthesized local oscillator and method of operation thereof
US7834713B2 (en) 2008-02-29 2010-11-16 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Synthesized local oscillator and method of operation thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2058659C1 (ru) Цифровой синтезатор частот
US7440987B1 (en) 16 bit quadrature direct digital frequency synthesizer using interpolative angle rotation
JPS5930308A (ja) 位相・振幅変換器
US7064616B2 (en) Multi-stage numeric counter oscillator
JP3179527B2 (ja) デジタル信号合成方法及び装置
WO1990012451A1 (en) Frequency modulator
EP1286258A1 (en) Phase to sine amplitude conversion system and method
JP2836526B2 (ja) 周波数シンセサイザ
US4875017A (en) Digital FM demodulating apparatus
WO1990011662A1 (en) Clock generator
JPH05206732A (ja) 周波数シンセサイザ
JPH07142929A (ja) ダイレクトディジタル方式シンセサイザ
JP2905503B2 (ja) ディジタル式クロック発生装置
JP2891602B2 (ja) ディジタル・シンセサイザ
JPH0340527B2 (ja)
JP3053008B2 (ja) 信号生成方法および装置、電圧生成方法および装置
SU1517016A1 (ru) Цифровой синтезатор частот
JPH05341871A (ja) ファンクションジェネレータ
SU1550625A1 (ru) Преобразователь код-частота гармонического сигнала
RU2119238C1 (ru) Синтезатор частот
SU813677A1 (ru) Цифровой синтезатор частот
JPH04137914A (ja) Pllシンセサイザ
JP3210512B2 (ja) 数値制御発振回路
JPH05283937A (ja) デジタル発振回路
SU1517113A2 (ru) Цифровой синтезатор частот