JPH0631741Y2 - 電子機器における扉の電気接続構造 - Google Patents

電子機器における扉の電気接続構造

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JPH0631741Y2
JPH0631741Y2 JP9988288U JP9988288U JPH0631741Y2 JP H0631741 Y2 JPH0631741 Y2 JP H0631741Y2 JP 9988288 U JP9988288 U JP 9988288U JP 9988288 U JP9988288 U JP 9988288U JP H0631741 Y2 JPH0631741 Y2 JP H0631741Y2
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章 山田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オフィスオートメーション機器(OA機器)
等の電子機器に設けられる金属性の扉を筐体に電気的に
接続するための構造に関するものである。
〔従来の技術〕
OA機器等の電子機器として、機器の筐体正面あるいは
側面等に凹部を形成し、その内部に筐体内部の部品の保
守や機器運用のための操作を行う操作スイッチあるいは
調整撮み等を配置すると共に、この凹部に扉を取り付け
て、運用時等には通常使用しない前記操作スイッチや調
整撮み等を見たり触れたりできないようにすることによ
り、誤操作されることを防止するようにしているものが
ある。
このような電子機器において、前記筐体の少なくとも凹
部が設けられている部分と、扉がそれぞれ金属で形成さ
れる場合、この凹部が設けられている部分や扉には一般
に塗装処理が施され絶縁被膜が形成されるが、凹部が設
けられている部分に対して扉が電気的に絶縁されて電気
的に浮いていると、外来ノイズにより筐体内の部品等が
悪影響を受け易いため、扉を筐体の凹部が設けられてい
る部分に電気的に接続することが行われている。
第6図は従来のこの種の電子機器における扉の電気接続
構造を示す斜視図、第7図はこの電気接続構造を具備し
た電子機器全体の外観を示す斜視図、第8図は第6図に
おける扉の取り付け部を示す拡大正面図である。
図において1は電子機器の筐体、2はこの筐体1の正面
に設けられた金属性の正面カバーで、この正面カバー2
には塗装処理が施され、絶縁被膜が形成されている。
また、この正面カバー2には凹部3が設けられており、
この凹部3内に前記の操作スイッチ4あるいは調整撮み
等が配置されている。
5は前記正面カバー2と同様に金属により形成されかつ
塗装処理が施された扉で、この扉5の下部両側には取り
付け片6が曲折形成されており、各々の取り付け片6に
はその板厚方向に貫通したネジ挿入孔が設けられてい
る。
7は取り付けネジ、8は金属あるいはプラスチック製の
ワッシャーで、このワッシャー8を前記凹部3の下部側
面と扉5の取り付け片6との間に挟み込み、この取り付
け片6に設けられているネジ挿入孔とワッシャー8に取
り付けネジ7を通して、この取り付けネジ8を凹部3の
下部側面に設けられているネジ穴に締め込むことにより
扉5は取り付けネジ7を中心にし回転し、開閉動作でき
るように凹部3に取り付けられている。
尚、ここでワッシャー8は扉5の回転をスムーズに行わ
せると共に、凹部3の両側面と扉5の両側縁との間に一
定の間隙を保持して両者の塗装の剥がれを防止する役目
をしている。
9は屈曲可能な網目状導体により形成された接続線で、
この接続線9の一端を前記凹部3の正面にネジ10aに
より取り付け、また接続線9の他端をネジ10aと同様
のネジ10bにより扉5の内面に取り付けることで、扉
5を正面カバー2に電気的に接続し、これにより筐体1
内の部品等を外来ノイズにより保護している。
11aと11bは前記凹部3の正面と扉5の内面にそれ
ぞれ取り付けた一対のクランプ手段で、このクランプ手
段により扉5の閉状態が保持されるようになっている。
尚、この他の従来の電子機器における扉の電気接続構造
としては、前記接続線9及びネジ10aと10bを用い
る代わりに取り付けネジ7を利用して扉5を正面カバー
2に電気的に接続する構造もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来の構造ではいずれも次に述べ
るような問題を有している。
まず、接続線及びネジを用いて扉を正面カバーに電気的
に接続する前者の構造では、扉を開いたときに接続線が
外部に露出するために見栄えが悪く、かつこの接続線が
操作スイッチあるいは調整撮み等の操作の邪魔になるば
かりか、場合によっては操作者が接続線に手を引っ掛け
て怪我をする危険性があるという問題を有している。
また、取り付けネジを利用して扉を正面カバーに電気的
に接続する後者の構造では、その電気的接続が不完全に
なり易く、その結果、静電ノイズによる放電電流により
例えば筐体内のコントロール部品の破壊や機器の誤動作
が生じたり、あるいは外来ノイズの影響による誤動作が
発生する等の問題を有している。
更に、前者及び後者の構造では、いずれも正面カバーの
凹部の両側面と扉の取り付け片との間にワッシャーを挟
み込むが、このワッシャーは平板状に形成されているの
で、取り付けネジを通す際に凹部の両側面と扉の取り付
け片との間に保持することが困難で落ち易く、そのため
扉の取り付け時の作業性が悪いという問題があり、これ
を改善するために周知のスプリングワッシャーを用いる
と、このスプリングワッシャーのエッジにより凹部の両
側面や扉の取り付け片に傷がついて、品質の低下を招い
たり、傷の部分に錆が発生して性能が劣化することにな
る。
本考案はこのような問題を解決するためになされたもの
で、扉を開いたときの見栄えがよく、かつ操作者が怪我
をする危険性を排除でき、しかも扉を筐体に電気的に確
実に接続することができると共に、扉を凹部に取り付け
る際の作業性がよく、また凹部の両側面や扉の取り付け
片に傷を付けることのない電子機器における扉の電気接
続構造を実現することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため本考案は、電子機器の筐体
に一部に形成されかつ筐体内部の部品の保守や機器運用
のための操作を行う操作スイッチあるいは調整撮み等を
配置した凹部の両側面にネジ穴を設け、この凹部を覆う
扉の両側には取り付け片を設けると共に、少なくとも前
記筐体の凹部を設けた部分及び扉を金属とし、前記取り
付け片に通した取り付けネジを前記ネジ穴に締めつける
ことにより扉を前記凹部に開閉自在に取り付けると共
に、この扉を筐体に電気的に接続する電子機器における
扉の電気接続構造において、少なくとも前記凹部の両側
面と扉の取り付け片の互いに対向する面に導電性を持た
せる処理を施すと共に、導電性及び弾性を有する材料に
よって形成されかつ側面形状がVあるいはU字形として
前記取り付けネジを通す透孔を設けたワッシャーを前記
凹部の扉の両側面と取り付け片との間に挟み込んだ構造
としたものである。
〔作用〕
上述した構成を有する本考案は、ワッシャーは導電性及
び弾性を有することから、その外面が導電性を持たせて
いる凹部の側面と扉の取り付け片に圧接することにな
り、これにより扉は筐体に電気的に接続する。
従ってこれによれば、従来用いられていた接続線を省略
できるので、扉を開いたときの見栄えがよくなり、かつ
操作者が怪我をする危険性を排除することができる。
また、一般に接触面はある程度加圧されているほうが導
電性が良いことが知られており、そのため前記のように
導電性及び弾性を有するワッシャーを凹部の側面と扉の
取り付け片に圧接させることで扉を筐体に電気的に確実
に接続することができると共に、凹部の側面と取り付け
片との間にワッシャーをその弾性を利用して確実に保持
することができるので扉を凹部に取り付ける際の作業性
がよく、また前記ワッシャーには周知のスプリングワッ
シャーようなエッジがないので凹部の両側面や扉の取り
付け片に傷を付けることもなくなる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案の電子機器における扉の電気接続構造の
一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の実施例を具備
した電子機器全体の外観を示す斜視図、第3図は第1図
の実施例で使用するワッシャーの正面図及び側面図であ
る。
図において1は電子機器の筐体、2はこの筐体1の正面
に設けられた金属性の正面カバー、3はこの正面カバー
2に設けられた凹部、4はこの凹部3内に設けられた操
作スイッチ、5は前記正面カバー2と同様に金属により
形成された扉、6はこの扉5の下部両側に曲折形成され
かつ板厚方向に貫通させたネジ挿入孔を有する取り付け
片、7は取り付けネジ、11aと11bは扉5の閉状態
を保持するために前記凹部3の正面と扉5の内面にそれ
ぞれ取り付けた一対のクランプ手段で、これらは第6図
〜第8図に示した従来のものに相当するので同一の符号
をつけて示しているが、本実施例において少なくとも前
記取り付け片6と凹部3の互いの対向面に例えば導電塗
装あるいは導電メッキ等の処理を行って、この部分に導
電性を持たせている。
尚、正面カバー2と扉5の前記以外の部分は従来と同様
の塗装により絶縁被膜形成されるが、正面カバー2の扉
5の全体に導電塗装等を行ってもよいことは無論であ
る。
12は本実施例で使用するワッシャーで、このワッシャ
ー12は導電性及び弾性を有する材料、例えば板バネに
より、第3図に示すように二枚の平板部12a,12b
が側面から見てVまたはU字形となるように形成されて
おり、各々の中央に透孔12c,12dを設けた構造と
なっている。
そして、このワッシャー12の少なくとも外面つまり前
記取り付け片6と凹部3の側面に対向する面にはこれら
と同様に導電塗装あるいは導電メッキ等の処理が施され
ている。
このようにしたワッシャー12を使用する本実施例は、
このワッシャー12を前記凹部3の下部側面と扉5の取
り付け片6との間に挟み込み、この取り付け片6に設け
られているネジ挿入孔とワッシャー12の透孔12c,
12dに取り付けネジ7を一連に通して、この取り付け
ネジ7を凹部3の下部側面に設けられているネジ穴に締
め込むことにより、扉5を取り付けネジ7を中心に回転
して開閉動作できるように凹部3に取り付けている。
この場合、ワッシャー12は弾性を有することから、各
々の平板部12a,12bの外面が凹部3の側面と扉5
の取り付け片6に圧接することになり、互いの圧接面に
は前記の如く導電塗装あるいは導電メッキ等により導電
性を持たせているので、扉5は正面カバー2に電気的に
接続する。
また、扉5を前記の如く正面カバー2に取り付ける際、
ワッシャー12を正面カバー2の凹部3の下部側面と扉
5の取り付け片6との間に挟み込むと、このワッシャー
12が弾性変形し、これにより凹部3の側面及び取り付
け片6とワッシャー12との間に摩擦による制動力が働
くため、凹部3の側面と取り付け片6との間にワッシャ
ー12を確実に保持することができる。
第4図は本考案の電子機器における扉の電子接続構造の
他の実施例を示す分解斜視図、第5図は第4図の実施例
で使用するワッシャーの正面図及び斜視図である。
この実施例は、第5図に示したように側面から見てVま
たはU字形となるように形成されかつ各々中央に透孔1
3c,13dを設けた二枚の平板部13a,13bと、
一方の平板部12aの端部に形成された係止片13eと
より成るワッシャー13を用いると共に、正面カバー2
の凹部3の側面に取り付けネジ7と対応するネジ穴3a
と共に係止穴3bを設けておき、前記係止片13eを係
止穴3bに嵌めてワッシャー13を前記凹部3の下部側
面と扉5の取り付け片6との間に挟み込み、この取り付
け片6に設けられているネジ挿入孔6aとワッシャー1
3の透孔13c,13dに取り付けネジ7を一連に通し
て、この取り付けネジ7を凹部3の下部側面に設けられ
ているネジ穴に締め込むことにより、扉5を取り付けネ
ジ7を中心に回転して開閉動作できるように凹部3に取
り付けた構造としている。
無論この実施例においてもワッシャー13の平板部13
a,13bの外面には、導電塗装あるいは導電メッキ等
の処理が施されており、従って前記と同様に扉5は正面
カバー3に電気的に接続されることになるが、これに加
えてこの実施例では係止片13eを係止穴3bに嵌めて
いることから、扉5を前記の如く正面カバー2に取り付
ける際にワッシャー13を正面カバー2の凹部3の下部
側面と扉5の取り付け片6との間により確実に保持する
ことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、筐体の凹部の側面と扉の
取り付け片との間に導電性及び弾性を有する側面形状が
VまたはU字形のワッシャーを挟み込んで、その外面を
前記凹部の側面と扉の取り付け片に圧接することにより
扉を筐体に電気的に接続するようにしている。
従ってこれによれば、従来用いられていた接続線を省略
できるので、扉を開いたときの見栄えがよくなり、かつ
操作者が怪我をする危険性を排除することができるとい
う効果が得られる。
また、一般に接触面はある程度加圧されているほうが導
電性が良いことが知られており、そのため前記のように
導電性及び弾性を有するワッシャーを凹部の側面と扉の
取り付け片に圧接させることで扉を筐体に電気的に確実
に接続することができると共に、凹部の側面と取り付け
片との間にワッシャーをその弾性を利用して確実に保持
することができるので扉を凹部に取り付ける際の作業性
がよく、また前記ワッシャーには周知のスプリングワッ
シャーのようなエッジがないので凹部の両側面や扉の取
り付け片に傷を付けることもなくなるという効果も得ら
れる。
更に、本考案はワッシャーによるフリクション効果を利
用し、その強さを調整することで扉の開閉動作速度も任
意に調整できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子機器における扉の電気接続構造の
一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の実施例を具備
した電子機器全体の外観を示す斜視図、第3図は第1図
の実施例で使用するワッシャーの正面図及び側面図、第
4図は本考案の電子機器における扉の電気接続構造の他
の実施例を示す分解斜視図、第5図は第4図の実施例で
使用するワッシャーの正面図及び斜視図、第6図は従来
の電子機器における扉の電気接続構造を示す斜視図、第
7図はこの電気接続構造を具備した電子機器全体の外観
を示す斜視図、第8図は第6図における扉の取り付け部
を示す拡大正面図である。 1:筐体、2:正面カバー 3:凹部、3a:ネジ穴 3b:係止穴、4:操作スイッチ 5:扉、6:取り付け片 6a:ネジ挿入穴、7:取り付けネジ 12,13:ワッシャー 12a,12b,13a,13b:平板部 12c,12d,13c,13d:透孔 13e:係止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の筐体に一部に形成されかつ筐体
    内部の部品の保守や機器運用のための操作を行う操作ス
    イッチあるいは調整撮み等を配置した凹部の両側面にネ
    ジ穴を設け、 この凹部を覆う扉の両側には取り付け片を設けると共
    に、少なくとも前記筐体の凹部を設けた部分及び扉を金
    属とし、 前記取り付け片に通した取り付けネジを前記ネジ穴に締
    めつけることにより扉を前記凹部に開閉自在に取り付け
    ると共に、この扉を筐体に電気的に接続する電子機器に
    おける扉の電気接続構造において、 少なくとも前記凹部の両側面と扉の取り付け片の互いに
    対向する面に導電性を持たせる処理を施すと共に、 導電性及び弾性を有する材料によって形成されかつ側面
    形状がVあるいはU字形として前記取り付けネジを通す
    透孔を設けたワッシャーを前記凹部の扉の両側面と取り
    付け片との間に挟み込んで、扉を筐体に電気的に接続し
    たことを特徴とする電子機器における扉の電気接続構
    造。
JP9988288U 1988-07-29 1988-07-29 電子機器における扉の電気接続構造 Expired - Lifetime JPH0631741Y2 (ja)

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JP9988288U JPH0631741Y2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 電子機器における扉の電気接続構造

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JPH0221784U JPH0221784U (ja) 1990-02-14
JPH0631741Y2 true JPH0631741Y2 (ja) 1994-08-22

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