JPH06320232A - 複合金属材料の連続鋳造方法 - Google Patents
複合金属材料の連続鋳造方法Info
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- JPH06320232A JPH06320232A JP11062493A JP11062493A JPH06320232A JP H06320232 A JPH06320232 A JP H06320232A JP 11062493 A JP11062493 A JP 11062493A JP 11062493 A JP11062493 A JP 11062493A JP H06320232 A JPH06320232 A JP H06320232A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複合金属材を連続鋳造するに際し、表層溶湯
を完全消費させて2ストランド以上の連続鋳造の場合の
生産性の低下を防止すること。 【構成】 内層用取鍋1a内に貯留された内層用溶湯2
aを内層用タンディッシュ3aに注入すると共に外層用
取鍋1b内に貯留された外層用金属2bを外層用タンデ
ィッシュ3bに注入し、内層用タンディッシュ3a内の
内層用金属2aと表層用タンディッシュ3b内の表層用
金属2bを複層鋳造用の鋳型7a内の上下に異なる位置
にそれぞれ注入して表層8bと内層8aからなる複合金
属材を鋳造すると共に表層用タンディッシュ3bからの
表層用金属2bを単層鋳造用の鋳型7b内にも注入する
ことにより複合金属材の鋳造と並行して単層金属材を鋳
造する。
を完全消費させて2ストランド以上の連続鋳造の場合の
生産性の低下を防止すること。 【構成】 内層用取鍋1a内に貯留された内層用溶湯2
aを内層用タンディッシュ3aに注入すると共に外層用
取鍋1b内に貯留された外層用金属2bを外層用タンデ
ィッシュ3bに注入し、内層用タンディッシュ3a内の
内層用金属2aと表層用タンディッシュ3b内の表層用
金属2bを複層鋳造用の鋳型7a内の上下に異なる位置
にそれぞれ注入して表層8bと内層8aからなる複合金
属材を鋳造すると共に表層用タンディッシュ3bからの
表層用金属2bを単層鋳造用の鋳型7b内にも注入する
ことにより複合金属材の鋳造と並行して単層金属材を鋳
造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表層部と内層部の組成
が異なる複合金属材料を液状金属から連続的に製造する
方法に関し、特に、2ストランド以上の連続鋳造を行う
連続鋳造方法に関するものである。
が異なる複合金属材料を液状金属から連続的に製造する
方法に関し、特に、2ストランド以上の連続鋳造を行う
連続鋳造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、連続鋳造によって複合金属材料を
製造する方法として、たとえば、特公平3−20295
号公報には、鋳型内の湯面レベル下の所定位置に、鋳造
方向に垂直な方向に磁力線が延在する如く静磁場帯を形
成し、この静磁場帯を境界として、その上下に異なる種
類の金属溶湯を複数のノズルで注入する方法が開示され
ている。同公報に記載の連続鋳造方法によれば、溶融金
属プール内の溶融金属の流れが静磁界の部分で制動さ
れ、異種金属の上下層が接する位置での上下層の混合が
最小限に抑えられ、表層と内層の境界が明確な複合金属
材料が製造されるとしている。
製造する方法として、たとえば、特公平3−20295
号公報には、鋳型内の湯面レベル下の所定位置に、鋳造
方向に垂直な方向に磁力線が延在する如く静磁場帯を形
成し、この静磁場帯を境界として、その上下に異なる種
類の金属溶湯を複数のノズルで注入する方法が開示され
ている。同公報に記載の連続鋳造方法によれば、溶融金
属プール内の溶融金属の流れが静磁界の部分で制動さ
れ、異種金属の上下層が接する位置での上下層の混合が
最小限に抑えられ、表層と内層の境界が明確な複合金属
材料が製造されるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の連続鋳造方法は、1ストランドのみの連続鋳
造しか考慮しておらず、同公報に記載の連続鋳造方法を
2ストランド以上の連続鋳造に適用しようとする場合に
は、以下に示すような不都合があった。
報に記載の連続鋳造方法は、1ストランドのみの連続鋳
造しか考慮しておらず、同公報に記載の連続鋳造方法を
2ストランド以上の連続鋳造に適用しようとする場合に
は、以下に示すような不都合があった。
【0004】2種類の金属を「2取鍋−2タンディッシ
ュ法」で連続鋳造により複合鋼材を鋳造する場合を考え
ると、1ストランドの鋳型でしか鋳造できない。そのた
め、2ストランド以上の連続鋳造の場合、他のストラン
ドは休止しており、生産性が悪くなる。更に1ストラン
ドで複合鋼材を鋳造する場合、表層側溶湯の注入量は全
注入量の約20%程度(表層厚み片側10%の複合鋼
材)であり、表層用取鍋の溶湯の消費量が少なく、時間
的制約により完鋳できないため、表層用取鍋の残溶湯は
転炉返し、或いは、屑注入により処置している。そのた
め、歩留が非常に低く、且つ、連続鋳造の生産性も低
く、製造コストが非常に高くなるという問題があった。
ュ法」で連続鋳造により複合鋼材を鋳造する場合を考え
ると、1ストランドの鋳型でしか鋳造できない。そのた
め、2ストランド以上の連続鋳造の場合、他のストラン
ドは休止しており、生産性が悪くなる。更に1ストラン
ドで複合鋼材を鋳造する場合、表層側溶湯の注入量は全
注入量の約20%程度(表層厚み片側10%の複合鋼
材)であり、表層用取鍋の溶湯の消費量が少なく、時間
的制約により完鋳できないため、表層用取鍋の残溶湯は
転炉返し、或いは、屑注入により処置している。そのた
め、歩留が非常に低く、且つ、連続鋳造の生産性も低
く、製造コストが非常に高くなるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、複合金属材料を連続鋳造
するに際し、表層溶湯を完全消費させて2ストランド以
上の連続鋳造の場合の生産性の低下を防止することを目
的とする。
するに際し、表層溶湯を完全消費させて2ストランド以
上の連続鋳造の場合の生産性の低下を防止することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複合金属材料の
連続鋳造方法は、前記目的を達成するため、内層用取鍋
内に貯留された内層用金属を内層用タンディッシュに注
入すると共に外層用取鍋内に貯留された外層用金属を外
層用タンディッシュに注入し、前記内層用タンディッシ
ュ内の内層用金属と前記表層用タンディッシュ内の表層
用金属を複層鋳造用の鋳型内の上下に異なる位置にそれ
ぞれ注入して表層と内層からなる複合金属材料を鋳造す
ると共に前記表層用タンディッシュからの表層用金属を
単層鋳造用の鋳型内にも注入することにより複合金属材
料の鋳造と並行して単層金属材料を鋳造することを特徴
とする。
連続鋳造方法は、前記目的を達成するため、内層用取鍋
内に貯留された内層用金属を内層用タンディッシュに注
入すると共に外層用取鍋内に貯留された外層用金属を外
層用タンディッシュに注入し、前記内層用タンディッシ
ュ内の内層用金属と前記表層用タンディッシュ内の表層
用金属を複層鋳造用の鋳型内の上下に異なる位置にそれ
ぞれ注入して表層と内層からなる複合金属材料を鋳造す
ると共に前記表層用タンディッシュからの表層用金属を
単層鋳造用の鋳型内にも注入することにより複合金属材
料の鋳造と並行して単層金属材料を鋳造することを特徴
とする。
【0007】前記複層鋳造用の鋳型に注入される内層用
金属と外層用金属の最も少ない金属の複合金属材料の鋳
造時間を予め求め、前記の最も少ない金属の金属を確保
して余金属を他の鋳型に単層鋳造し、複層鋳造時間より
も早い時間或いは略等しくなるように注湯量を制御する
ことが望ましい。
金属と外層用金属の最も少ない金属の複合金属材料の鋳
造時間を予め求め、前記の最も少ない金属の金属を確保
して余金属を他の鋳型に単層鋳造し、複層鋳造時間より
も早い時間或いは略等しくなるように注湯量を制御する
ことが望ましい。
【0008】
【作用】内層用タンディッシュ内の内層用金属と表層用
タンディッシュ内の表層用金属を複層鋳造用の鋳型内の
上下に異なる位置にそれぞれ注入され、表層と内層から
なる複合金属材料が鋳造される。これと同時に、表層用
タンディッシュ内の表層用金属は、複層鋳造用の鋳型と
は別に設けられた単層鋳造用の鋳型内にも注入される。
これにより、表層用タンディッシュ内の表層用金属の単
位時間当たりの消費量が大となり、内層用タンディッシ
ュ内の内層用金属と表層用タンディッシュ内の表層用金
属が同時に完全消費される。
タンディッシュ内の表層用金属を複層鋳造用の鋳型内の
上下に異なる位置にそれぞれ注入され、表層と内層から
なる複合金属材料が鋳造される。これと同時に、表層用
タンディッシュ内の表層用金属は、複層鋳造用の鋳型と
は別に設けられた単層鋳造用の鋳型内にも注入される。
これにより、表層用タンディッシュ内の表層用金属の単
位時間当たりの消費量が大となり、内層用タンディッシ
ュ内の内層用金属と表層用タンディッシュ内の表層用金
属が同時に完全消費される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明を実施するための装置の一例
を示す図である。図1において、1aは内層用取鍋、1
bは表層用取鍋であり、内層用取鍋1a内には内層用溶
湯2aが貯留され、表層用取鍋1b内には表層用溶湯2
bが貯留される。内層用取鍋1aの底面には内層用溶湯
2aを内層用タンディッシュ3aに供給する内層用取鍋
ロングノズル4aが、また、表層用取鍋1bの底面には
表層用溶湯2bを表層用タンディッシュ3bに供給する
表層用取鍋ロングノズル4bが連結されている。
を示す図である。図1において、1aは内層用取鍋、1
bは表層用取鍋であり、内層用取鍋1a内には内層用溶
湯2aが貯留され、表層用取鍋1b内には表層用溶湯2
bが貯留される。内層用取鍋1aの底面には内層用溶湯
2aを内層用タンディッシュ3aに供給する内層用取鍋
ロングノズル4aが、また、表層用取鍋1bの底面には
表層用溶湯2bを表層用タンディッシュ3bに供給する
表層用取鍋ロングノズル4bが連結されている。
【0010】内層用タンディッシュ3aの底部の表層用
タンディッシュ3b側の端部には、内層用溶湯2aの注
入量が内層用タンディッシュストッパー5aの上下動に
より制御される内層用浸漬ノズル6aが連結されてい
る。また、表層用タンディッシュ3bの底部の内層用タ
ンディッシュ3a側の端部には、表層用溶湯2bの注入
量が表層用タンディッシュストッパー5b−1の上下動
により制御される表層用浸漬ノズル6b−1が連結さ
れ、内層用タンディッシュ3aとは反対側の端部には、
同様に表層用溶湯2bの注入量が表層用タンディッシュ
ストッパー5b−2の上下動により制御される表層用浸
漬ノズル6b−2が連結されている。
タンディッシュ3b側の端部には、内層用溶湯2aの注
入量が内層用タンディッシュストッパー5aの上下動に
より制御される内層用浸漬ノズル6aが連結されてい
る。また、表層用タンディッシュ3bの底部の内層用タ
ンディッシュ3a側の端部には、表層用溶湯2bの注入
量が表層用タンディッシュストッパー5b−1の上下動
により制御される表層用浸漬ノズル6b−1が連結さ
れ、内層用タンディッシュ3aとは反対側の端部には、
同様に表層用溶湯2bの注入量が表層用タンディッシュ
ストッパー5b−2の上下動により制御される表層用浸
漬ノズル6b−2が連結されている。
【0011】内層用タンディッシュ3aからの内層用浸
漬ノズル6aと、表層用タンディッシュ3bからの表層
用浸漬ノズル6b−1とは長さが異なっており、それぞ
れ複層鋳造用鋳型7aの内部に向かって垂直方向に伸延
している。また、鋳型7aの外周の湯面レベルから所定
の距離だけ下方の位置に、鋳造方向に垂直な方向に磁力
線が延在する如く静磁場帯を形成させる静磁界発生装置
9が設けられている。
漬ノズル6aと、表層用タンディッシュ3bからの表層
用浸漬ノズル6b−1とは長さが異なっており、それぞ
れ複層鋳造用鋳型7aの内部に向かって垂直方向に伸延
している。また、鋳型7aの外周の湯面レベルから所定
の距離だけ下方の位置に、鋳造方向に垂直な方向に磁力
線が延在する如く静磁場帯を形成させる静磁界発生装置
9が設けられている。
【0012】また、表層用タンディッシュ3bの内層用
タンディッシュ3aとは反対側の端部に設けられた表層
用浸漬ノズル6b−2は、単層鋳造用鋳型7bの内部に
向かって垂直方向に伸延している。
タンディッシュ3aとは反対側の端部に設けられた表層
用浸漬ノズル6b−2は、単層鋳造用鋳型7bの内部に
向かって垂直方向に伸延している。
【0013】次に、上述した装置の動作について説明す
る。
る。
【0014】各ストッパー5a,5b−1,5b−2が
引き上げられると、内層用タンディッシュ3a内の内層
用溶湯2aは、長い内層用浸漬ノズル6aを介して鋳型
7aの下方に供給され、また、表層用タンディッシュ3
b内の表層用溶湯2bは、短い表層用浸漬ノズル6b−
1を介して鋳型7aの上方に供給される。
引き上げられると、内層用タンディッシュ3a内の内層
用溶湯2aは、長い内層用浸漬ノズル6aを介して鋳型
7aの下方に供給され、また、表層用タンディッシュ3
b内の表層用溶湯2bは、短い表層用浸漬ノズル6b−
1を介して鋳型7aの上方に供給される。
【0015】表層用浸漬ノズル6b−1を介して供給さ
れた表層用溶湯2bは、鋳型7aに接触して冷却・凝固
して表層8bが形成される。また、内層用浸漬ノズル6
aを介して供給された内層用溶湯2aは、表層8bの内
面に接触して冷却・凝固して内層8aが形成される。こ
のとき、異種金属の境界面と略同じ高さに設けられた電
磁場発生装置9からの静磁場により溶湯の流れが制動さ
れ、表層用溶湯2bと内層用溶湯2aの混合が抑制され
る。したがって、鋳型7aからは、表層と内層とが明確
に分離された複合鋼材が鋳造されることになる。
れた表層用溶湯2bは、鋳型7aに接触して冷却・凝固
して表層8bが形成される。また、内層用浸漬ノズル6
aを介して供給された内層用溶湯2aは、表層8bの内
面に接触して冷却・凝固して内層8aが形成される。こ
のとき、異種金属の境界面と略同じ高さに設けられた電
磁場発生装置9からの静磁場により溶湯の流れが制動さ
れ、表層用溶湯2bと内層用溶湯2aの混合が抑制され
る。したがって、鋳型7aからは、表層と内層とが明確
に分離された複合鋼材が鋳造されることになる。
【0016】また、浸漬ノズル6b−2を介して供給さ
れた表層用溶湯2bは、鋳型7bに接触して冷却・凝固
して凝固層8cが形成される。したがって、鋳型7bか
らは、単一金属からなる単層鋼材が鋳造されることにな
る。
れた表層用溶湯2bは、鋳型7bに接触して冷却・凝固
して凝固層8cが形成される。したがって、鋳型7bか
らは、単一金属からなる単層鋼材が鋳造されることにな
る。
【0017】次に、上述した鋳造装置における内層用溶
湯2aと表層用溶湯2bの単位時間当たりの消費量につ
いて検討する。複層鋳造用鋳型7aにおける複合鋼材鋳
造の際には、複合鋼材の大部分を内層用溶湯2aが占め
ており、表層用溶湯2bは複合鋼材の表層を形成するだ
けなので、内層用溶湯2aの消費量に比べて表層用溶湯
2bの消費量は少なく、たとえば、表層用溶湯2bの消
費量は鋳型7aに対する注入量の約20%に過ぎない。
したがって、内層用取鍋1aと表層用取鍋1bの容量が
同じである場合、鋳型7aだけについて考えると、内層
用取鍋1a内の内層用溶湯2aが先に消費されてしま
い、内層用溶湯2aが無くなった時点でも、表層用取鍋
1bにはかなりの量の表層用溶湯2bが残ってしまうこ
とになる。
湯2aと表層用溶湯2bの単位時間当たりの消費量につ
いて検討する。複層鋳造用鋳型7aにおける複合鋼材鋳
造の際には、複合鋼材の大部分を内層用溶湯2aが占め
ており、表層用溶湯2bは複合鋼材の表層を形成するだ
けなので、内層用溶湯2aの消費量に比べて表層用溶湯
2bの消費量は少なく、たとえば、表層用溶湯2bの消
費量は鋳型7aに対する注入量の約20%に過ぎない。
したがって、内層用取鍋1aと表層用取鍋1bの容量が
同じである場合、鋳型7aだけについて考えると、内層
用取鍋1a内の内層用溶湯2aが先に消費されてしま
い、内層用溶湯2aが無くなった時点でも、表層用取鍋
1bにはかなりの量の表層用溶湯2bが残ってしまうこ
とになる。
【0018】ところが、本発明においては、表層用溶湯
2bを鋳型7aに供給して消費量の多い単層鋼材を鋳造
しているので、単層鋼材のサイズ或いは鋳造速度を選定
することにより、内層用溶湯2aと表層用溶湯2bの単
位時間当たりの消費量を同じにすることができる。した
がって、内層用取鍋1a内の内層用溶湯2aと表層用取
鍋1b内の表層用溶湯2bの消費完了の時期が一致し、
表層用取鍋1b内に表層用溶湯2bが多量に残ることが
なくなる。
2bを鋳型7aに供給して消費量の多い単層鋼材を鋳造
しているので、単層鋼材のサイズ或いは鋳造速度を選定
することにより、内層用溶湯2aと表層用溶湯2bの単
位時間当たりの消費量を同じにすることができる。した
がって、内層用取鍋1a内の内層用溶湯2aと表層用取
鍋1b内の表層用溶湯2bの消費完了の時期が一致し、
表層用取鍋1b内に表層用溶湯2bが多量に残ることが
なくなる。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
内層用溶湯に比較して単位時間当たりの消費量が少ない
表層用溶湯を利用して複合鋼材の鋳造と並行して単層鋼
材を鋳造しているので、内層用溶湯と表層用溶湯との消
費量を略等しくして、内層用取鍋内の溶湯と表層用取鍋
内の溶湯とを同時に完全消費することができる。これに
より、表層用取鍋内に残った表層用溶湯を再使用のため
に転炉へ戻したり、或いは、加熱したりという残溶鋼処
理を行う必要がなくなり、連続鋳造の生産性を高めるこ
とができると共に、作業を中断することによる品質の変
化、歩留の低下等を防止することができる。
内層用溶湯に比較して単位時間当たりの消費量が少ない
表層用溶湯を利用して複合鋼材の鋳造と並行して単層鋼
材を鋳造しているので、内層用溶湯と表層用溶湯との消
費量を略等しくして、内層用取鍋内の溶湯と表層用取鍋
内の溶湯とを同時に完全消費することができる。これに
より、表層用取鍋内に残った表層用溶湯を再使用のため
に転炉へ戻したり、或いは、加熱したりという残溶鋼処
理を行う必要がなくなり、連続鋳造の生産性を高めるこ
とができると共に、作業を中断することによる品質の変
化、歩留の低下等を防止することができる。
【図1】 本発明を実施するための装置の一例を示す図
である。
である。
1a 内層用取鍋 1b 表層用取鍋 2a 内層用溶湯 2b 表層用溶湯 3a 内層用タンディッシュ 3b 表層用タンディッシュ 4a 内層用取鍋ロングノズル 4b 表層用取鍋ロングノズル 5a 内層用タンディッシュストッパー 5b−1,5b−2 表層用タンディッシュストッパー 6a 内層用浸漬ノズル 6b−1,6b−2 表層用浸漬ノズル 7a,7b 鋳型 8a 内層 8b 表層 8c 凝固層 9 静磁場発生装置
Claims (2)
- 【請求項1】 内層用取鍋内に貯留された内層用金属を
内層用タンディッシュに注入すると共に外層用取鍋内に
貯留された外層用金属を外層用タンディッシュに注入
し、前記内層用タンディッシュ内の内層用金属と前記表
層用タンディッシュ内の表層用金属を複層鋳造用の鋳型
内の上下に異なる位置にそれぞれ注入して表層と内層か
らなる複合金属材料を鋳造すると共に前記表層用タンデ
ィッシュからの表層用金属を単層鋳造用の鋳型内にも注
入することにより複合金属材料の鋳造と並行して単層金
属材料を鋳造することを特徴とする複合金属材料の連続
鋳造方法。 - 【請求項2】 前記複層鋳造用の鋳型に注入される内層
用金属と外層用金属の最も少ない金属の複合金属材料の
鋳造時間を予め求め、前記の最も少ない金属の金属を確
保して余金属を他の鋳型に単層鋳造し、複層鋳造時間よ
りも早い時間或いは略等しくなるように注湯量を制御す
ることを特徴とする請求項1記載の複合金属材料の連続
鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11062493A JPH06320232A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 複合金属材料の連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11062493A JPH06320232A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 複合金属材料の連続鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06320232A true JPH06320232A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14540505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11062493A Withdrawn JPH06320232A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 複合金属材料の連続鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06320232A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI633954B (zh) * | 2015-10-30 | 2018-09-01 | 日商新日鐵住金股份有限公司 | 多層鑄片之連續鑄造裝置及連續鑄造方法 |
| KR20180106003A (ko) * | 2017-03-17 | 2018-10-01 | 한국과학기술연구원 | 스트립 캐스터, 금속판재의 제조방법 및 이를 이용한 조성에 따른 수소취성 평가 방법 |
| WO2020085772A1 (ko) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 주식회사 포스코 | 주조 설비 및 주조 방법 |
| KR20200076429A (ko) * | 2018-12-19 | 2020-06-29 | 주식회사 포스코 | 강재의 수소취성 및 응력부식 특성 평가방법 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP11062493A patent/JPH06320232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI633954B (zh) * | 2015-10-30 | 2018-09-01 | 日商新日鐵住金股份有限公司 | 多層鑄片之連續鑄造裝置及連續鑄造方法 |
| US10987730B2 (en) | 2015-10-30 | 2021-04-27 | Nippon Steel Corporation | Continuous casting apparatus and continuous casting method for multilayered slab |
| KR20180106003A (ko) * | 2017-03-17 | 2018-10-01 | 한국과학기술연구원 | 스트립 캐스터, 금속판재의 제조방법 및 이를 이용한 조성에 따른 수소취성 평가 방법 |
| WO2020085772A1 (ko) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 주식회사 포스코 | 주조 설비 및 주조 방법 |
| KR20200047111A (ko) * | 2018-10-26 | 2020-05-07 | 주식회사 포스코 | 주조 설비 및 주조 방법 |
| CN113165056A (zh) * | 2018-10-26 | 2021-07-23 | 株式会社Posco | 铸造设备和铸造方法 |
| EP3871802A4 (en) * | 2018-10-26 | 2021-11-10 | Posco | CASTING PLANT AND CASTING PROCESS |
| KR20200076429A (ko) * | 2018-12-19 | 2020-06-29 | 주식회사 포스코 | 강재의 수소취성 및 응력부식 특성 평가방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |