JPH06320545A - 樹脂型 - Google Patents

樹脂型

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JPH06320545A
JPH06320545A JP5133816A JP13381693A JPH06320545A JP H06320545 A JPH06320545 A JP H06320545A JP 5133816 A JP5133816 A JP 5133816A JP 13381693 A JP13381693 A JP 13381693A JP H06320545 A JPH06320545 A JP H06320545A
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JP
Japan
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resin
mold
resin mold
bubbles
resin layer
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JP5133816A
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Yasuaki Ishikura
泰明 石倉
Tsutomu Yamashita
勉 山下
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】樹脂層を有する樹脂型において、樹脂層が3〜
20容量%の気泡を有することを特徴とする樹脂型。 【効果】本発明における樹脂型は、寸法精度が良好で、
ひけがないことから、補修の必要もなく、また、表面も
平滑であるうえ、強度も損なわれないことから、プレス
成形、発泡成形あるいは真空成形等に使用する樹脂型と
して有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス成形、発泡成形
あるいは真空成形等に使用する樹脂型に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂型は、製造納期が短く、加工が容易
で、表面平滑性も高いため、金属性の金型に代わるもの
として、試作型、少量生産型として広く用いられてい
る。樹脂型は、一般的に表面層と補強層からなり、表面
層は、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂など
の熱硬化性樹脂に無機粉末を添加したものを注型硬化さ
せたもの、あるいは刷毛によりゲルコートさせたもの等
が知られている。これら表面層形成に用いられる樹脂型
用材料は、硬化後に泡が残ると硬化物性が悪くなる等の
理由から、消泡剤やシランカップリング剤を添加し、泡
抜けを良くしたり(例えば、特開昭63−273626
号公報)、硬化注型時に真空脱泡し泡を抜く(例えば、
特開平4−178421号公報)等の方策が取られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の型は、樹脂の硬化収縮によるひけやボイドが型表面に
発生し、寸法精度が悪くなるばかりかモデルの形状を全
く再現できないことがあり、補修が必要となり、また表
面の平滑性も失われる。これを改善するためには、例え
ば、樹脂型用材料に添加する無機粉末の含量を多くする
方法があるが、ひけを低減する効果は小さく、組成物の
粘度が高くなり作業性、流動性が悪くなる。また、樹脂
の硬化収縮を小さくする方法もあるが、架橋密度の低下
のため、硬化物の硬度や熱変形温度が低くなる等、良好
な結果が得られない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため鋭意検討した結果、配合硬化時に従来
の気泡の混入を避けていたのとは逆に、積極的に気泡を
含有させることで、強度を損なうことなく、寸法精度が
良く、ひけがなく、補修の必要もなく、表面も平滑な型
となることを見いだし本発明にいたった。すなわち本発
明は、樹脂層を有する樹脂型において、樹脂層が3〜2
0容量%の気泡を有することを特徴とする樹脂型であ
る。
【0005】本発明において、樹脂型とは、モデルから
の転写により樹脂層の型表面層を形成させたものである
こと以外特に限定されない。
【0006】本発明における樹脂は、特に限定されない
が、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂およびシリコン樹脂等
が使用できる。これらのうち、好ましいものは、エポキ
シ樹脂およびウレタン樹脂である。
【0007】型表面層は、樹脂だけでも良いが、好まし
くは、樹脂に無機粉末、無機繊維等を混ぜて使用する。
無機粉末は、鉄粉、アルミ粉、シリカ粉、銅粉および酸
化チタン粉等がある。
【0008】樹脂型は、表面層の他に補強層を有するこ
ともできる。補強層の材質は、特に限定されないが、樹
脂、樹脂に無機粉末、無機繊維等を加えた物、金属、石
膏等が挙げられる。これらのうち好ましい物は、樹脂に
無機粉末を加えた物および金属である。
【0009】本発明において、樹脂層に含有する気泡の
量は、3〜20容量%であり、好ましくは、5〜15容
量%である。3容量%未満では、硬化収縮によるひけが
発生し、20容量%を超えると硬化後の強度が著しく低
下する。含有する気泡は、径200μm以下のものが、
総気泡数の30%以上である。径200μm以上の気泡
は、1,000μm以下であることが好ましい。径20
0μm以下の気泡が30%より少ないと、気泡の分散が
悪いため、ひけが発生したり、強度が低下することがあ
る。径が1,000μmより大きなものは、ボイドの原
因となり、型の強度の低下をもたらす。
【0010】気泡の含有量の調整方法は、発泡剤により
発泡させる方法、配合時に泡を含有させる方法、等およ
びこれらの複合方法がある。
【0011】発泡剤は、特に限定されないが、無機発泡
剤(重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、重炭酸アン
モニウム、アジド化合物、軽金属等)、有機過酸化物
(t−ブチルクミルパーオキシド、t−ブチルパーオキ
シベンゾエート等)、アゾ化合物(アゾジカルボンアミ
ド、アゾビスホルムアミド、アゾビスイソブチロニトリ
ル等)、ニトロソ化合物(ジニトロソペンタメチレンテ
トラミン等)、スルホニルヒドラジド化合物(4、4’
−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等)等があ
げられる。
【0012】発泡剤の添加量はガス発生量により異な
り、特に限定されないが、通常、0.005〜0.1%
である。
【0013】ウレタン樹脂を用いる場合は、イソシアネ
ートと水の反応による発泡を利用することができる。発
泡の方法は、一般的なウレタン発泡方法で良く、特に限
定されないが、発泡に利用される水の量は、気泡量を調
整するために、樹脂組成物に対して、通常、0.001
〜0.07%、好ましくは、0.015〜0.05%で
ある。
【0014】本発明において、発泡剤の分解温度、発泡
ガス量、分解速度を調整するために発泡剤と併せて、発
泡助剤を用いることができる。
【0015】配合攪拌時に泡を含有させる場合、泡の含
有量は、配合条件(例えば、配合時の攪拌速度、攪拌時
間および減圧度等)により調整することができる。
【0016】本発明において、泡の量及び/または粒径
分布を調整するために必要により、添加剤を加えること
ができる。添加剤は特に限定されないが、樹脂の種類、
粘度により消泡剤、整泡剤、界面活性剤、等が利用でき
る。
【0017】本発明において、型の泡量及び粒径分布の
測定は、型を切断して行うが、注型法で型を作成する場
合は、簡易的に、注入口または空気抜き口に溜まった樹
脂を切断し測定することでそれに代えることができる。
この場合、切断部は、型に近い部分である方が好まし
く、通常0〜10cmのところで行う。
【0018】本発明における樹脂型は、100μm以上
の気泡が型表面から2mmまでのところでは、樹脂量の
0.5容量%以下であることが好ましい。0.5容量%
を超えると、成形品の表面を不良にするボイドの原因と
なったり、型の耐久性が低下する。
【0019】0.5容量%以下にする方法は、例えば、
泡の径の違いによる泡の上昇速度の違いを利用すれば良
く、配合時の泡量と粒径、樹脂の粘度、および硬化速度
により調整する。
【0020】本発明における樹脂型は、製造時に、ひけ
のないものであり、モデルからの転写性に優れており、
脱型後の補修が必要ないものである。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0022】実施例1 ビスフェノールAジグリシジルエーテル(エピコート8
28、油化シェルエポキシ社製)1,500重量部、鉄
粉(DR−C2、同和鉱業)3,250重量部、純硅石
粉(純硅石粉、瀬戸窯業社製)250重量部、整泡剤
(SRX−294A、信越シリコーン社製)10重量部
をミキスター(ミキスター社製)で減圧下、30分間攪
拌混合した。これに、キシリレンジアミン(MXDA、
三菱ガス化学社製)400重量部にアクリロニトリル1
00重量部を付加させたものに炭酸アンモニウム0.5
重量部を添加し均一に混合した物を加え、ハンドミキサ
ー(BU−PN3、日立工機社製)で、750回転で3
分間攪拌した。これを石膏型(モデル)と亜鉛合金(補
強層)の間(20mm)に流し込み、注型成形により樹
脂型を製造した。得られた樹脂型は、ひけのない、表面
性良好なものであった。この樹脂型を用い1mmの鉄板
をプレス成形(100回成形)した。樹脂型にかけ、ひ
び割れの発生はみられなかった。プレス後、型を型表面
に垂直方向に切断し、切断部の樹脂層の比重から泡含量
を求めた。さらに、切断面をマイクロスコープで100
倍にして撮影し、画像処理により粒径分布を測定した。
また、空気抜き部に溜まった樹脂を型から1cmのとこ
ろから長さ5cm切断し、同様に泡含量、粒径分布を求
めた。各々の平均比重、泡含量、粒径分布を表1に示
す。
【0023】実施例2 整泡剤、炭酸アンモニウムを抜き、ミキスターで減圧混
合後、さらに5分間常圧で混合する以外、実施例1と同
様の操作を行い樹脂型を製造した。得られた樹脂型は、
ひけのない、表面性良好なものであった。この樹脂型
で、プレス成形をしたが、樹脂型にかけ、ひび割れの発
生はみられなかった。プレス後の型と空気抜き口の比
重、泡含量、粒径分布を表1に示す。
【0024】比較例1 整泡剤、炭酸アンモニウムを抜き、消泡剤(DAPPO
SN−348、サンノプコ社製)10重量部を加えた
以外、実施例1と同様の操作を行い樹脂型を製造した。
得られた樹脂型は、型の立ち上がり部に5ヶ所、平面部
に3ヶ所、各々1〜8cm大のひけが発生した。補修
後、プレス成形したが、樹脂型にかけ、ひび割れの発生
はみられなかった。プレス後の型と空気抜き口の比重、
泡含量、粒径分布を表1に示す。
【0025】比較例2 炭酸アンモニウム50重量部を加えた以外、実施例1と
同様の操作を行い樹脂型を製造した。得られた樹脂型
は、ひけのない、表面性良好なものであった。この樹脂
型でプレス成形したが、3回の成形で、樹脂型にかけが
発生した。プレス後の型と空気抜き口の比重、泡含量、
粒径分布を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明は、注型製造法で製造されたひけ
の無い、表面性良好な樹脂型であり、補修の必要がな
く、手間を省けることから、プレス成形、発泡成形ある
いは真空成形等に使用する樹脂型として有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂層を有する樹脂型において、樹脂層
    が3〜20容量%の気泡を有することを特徴とする樹脂
    型。
  2. 【請求項2】 樹脂層が径200μm以下の気泡を総気
    泡数の30%以上有することを特徴とする請求項1記載
    の樹脂型。
  3. 【請求項3】 注型により樹脂層を形成させることを特
    徴とする請求項1または2記載の樹脂型。
JP5133816A 1993-05-11 1993-05-11 樹脂型 Expired - Lifetime JP2649476B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58122585A (ja) * 1982-01-18 1983-07-21 株式会社東芝 表示方式
JPS6021828A (ja) * 1983-07-14 1985-02-04 Hoya Corp 眼鏡レンズ用ガラス

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6021828A (ja) * 1983-07-14 1985-02-04 Hoya Corp 眼鏡レンズ用ガラス

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