JPH06323025A - 立体駐車場プラント - Google Patents
立体駐車場プラントInfo
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- JPH06323025A JPH06323025A JP13391193A JP13391193A JPH06323025A JP H06323025 A JPH06323025 A JP H06323025A JP 13391193 A JP13391193 A JP 13391193A JP 13391193 A JP13391193 A JP 13391193A JP H06323025 A JPH06323025 A JP H06323025A
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バースとリフト並びに搬送台車の動作を並行
して同時に進行させるようにした立体駐車場を改良し、
収容能力を高め、安全性を増し、ヒューマンイタンーフ
ェースを改善する。 【構成】 4基のリフトを設けると共に、リフトは(入
庫,出庫,出庫,入庫)もしくは(出庫,入庫,入庫,
出庫)の順に割り当て、入庫リフトと出庫リフトとの間
には通路12,14を設ける。出庫リフトへの通路14
の入口には一方向ゲート18を設け、出庫を依頼したユ
ーザーが車両を置き去りにして出庫バースを離れること
を防止する。駐車フロアは、(入庫,出庫)のリフトの
ペア毎に層を分け、第1のリフトのペアと第2のリフト
のペアに、それぞれ別の駐車フロアを割り当てる。入庫
バースでは、照明を操作してユーザーを車両からプラッ
トホームへと誘導し、音声アナウンスで半ドアや忘れも
のなどを防止し、バースを離れる前に駐車チケットをチ
ケットリーダーに挿入させ、チケットを忘れるのを防止
する。
して同時に進行させるようにした立体駐車場を改良し、
収容能力を高め、安全性を増し、ヒューマンイタンーフ
ェースを改善する。 【構成】 4基のリフトを設けると共に、リフトは(入
庫,出庫,出庫,入庫)もしくは(出庫,入庫,入庫,
出庫)の順に割り当て、入庫リフトと出庫リフトとの間
には通路12,14を設ける。出庫リフトへの通路14
の入口には一方向ゲート18を設け、出庫を依頼したユ
ーザーが車両を置き去りにして出庫バースを離れること
を防止する。駐車フロアは、(入庫,出庫)のリフトの
ペア毎に層を分け、第1のリフトのペアと第2のリフト
のペアに、それぞれ別の駐車フロアを割り当てる。入庫
バースでは、照明を操作してユーザーを車両からプラッ
トホームへと誘導し、音声アナウンスで半ドアや忘れも
のなどを防止し、バースを離れる前に駐車チケットをチ
ケットリーダーに挿入させ、チケットを忘れるのを防止
する。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、空港やテーマパーク,
拠点駅,大型ビル等に用いる、大規模で収容能力の高い
立体駐車場プラントに関する。
拠点駅,大型ビル等に用いる、大規模で収容能力の高い
立体駐車場プラントに関する。
【0002】
【従来技術】発明者は、入出庫フロアに入庫バースと入
庫リフト,出庫バースと出庫リフトとを設け、駐車フロ
アには車両の搬送台車とその走行レーンとを設けると共
に、走行レーンの両側に駐車棚を設け、駐車フロアと入
出庫フロアとをリフトで接続するようにした立体駐車場
を提案した。この立体駐車場では、バースとリフト,搬
送台車,駐車棚のそれぞれにスラットコンベアやローラ
−等のコンベアを設け、コンベアで車両を横滑りさせて
受渡しする。このため従来の立体駐車場のようにパレッ
トを用いることは必要ではなく、空パレットの返送とい
う無駄な作業が不要になる。これに伴って、入出庫のサ
イクルタイムは従来の約2倍に向上する。またこの立体
駐車場では、バースとリフト並びに搬送台車のそれぞれ
の処理を同時に並行して進行させることができ、入出庫
に要する時間をさらに短縮することができる。発明者は
このような立体駐車場のハードウエアを特開平1−27
1584号で公開し、その制御ソフトウエアを特開平1
−271585号で公開した。立体駐車場を高速化する
ことは、収容台数を増しても、ユーザーの待ち時間が増
加しないことを意味し、収容台数の増加につながる。こ
れらのためこの立体駐車場が採用され、駐車能力が10
0〜500台規模のものが建設されている。
庫リフト,出庫バースと出庫リフトとを設け、駐車フロ
アには車両の搬送台車とその走行レーンとを設けると共
に、走行レーンの両側に駐車棚を設け、駐車フロアと入
出庫フロアとをリフトで接続するようにした立体駐車場
を提案した。この立体駐車場では、バースとリフト,搬
送台車,駐車棚のそれぞれにスラットコンベアやローラ
−等のコンベアを設け、コンベアで車両を横滑りさせて
受渡しする。このため従来の立体駐車場のようにパレッ
トを用いることは必要ではなく、空パレットの返送とい
う無駄な作業が不要になる。これに伴って、入出庫のサ
イクルタイムは従来の約2倍に向上する。またこの立体
駐車場では、バースとリフト並びに搬送台車のそれぞれ
の処理を同時に並行して進行させることができ、入出庫
に要する時間をさらに短縮することができる。発明者は
このような立体駐車場のハードウエアを特開平1−27
1584号で公開し、その制御ソフトウエアを特開平1
−271585号で公開した。立体駐車場を高速化する
ことは、収容台数を増しても、ユーザーの待ち時間が増
加しないことを意味し、収容台数の増加につながる。こ
れらのためこの立体駐車場が採用され、駐車能力が10
0〜500台規模のものが建設されている。
【0003】このような立体駐車場は高速であり、さら
に大型化してプラントと呼ぶべき規模のものにするのに
適している。例えば空港の駐車場では1000台以上の
収容能力を持つ立体駐車場が必要で、このような立体駐
車場を大型化し1000台以上の収容能力を持つ立体駐
車場プラントとして建設することが考えられる。立体駐
車場の収容能力を高めるためには、駐車フロアの多段化
が必要となる。そして駐車フロアを多段化するとリフト
の負担が増し、リフトの能力を増加させない限り、立体
駐車場の大型化は図れないことになる。例えば前記の同
時進行型の立体駐車場の場合、在来のものでは駐車フロ
アを3段とするものが多い。立体駐車場の大型化のため
には、そのユニットとなる、入庫リフトと出庫リフト、
入庫バース,出庫バース,並びにこれらに垂直に配置し
た走行レーンと搬送台車,駐車棚の組み合せからなるユ
ニットを有機的に結合する必要がある。特に車両の動線
と人の動線とを分離し、安全性を高める必要がる。
に大型化してプラントと呼ぶべき規模のものにするのに
適している。例えば空港の駐車場では1000台以上の
収容能力を持つ立体駐車場が必要で、このような立体駐
車場を大型化し1000台以上の収容能力を持つ立体駐
車場プラントとして建設することが考えられる。立体駐
車場の収容能力を高めるためには、駐車フロアの多段化
が必要となる。そして駐車フロアを多段化するとリフト
の負担が増し、リフトの能力を増加させない限り、立体
駐車場の大型化は図れないことになる。例えば前記の同
時進行型の立体駐車場の場合、在来のものでは駐車フロ
アを3段とするものが多い。立体駐車場の大型化のため
には、そのユニットとなる、入庫リフトと出庫リフト、
入庫バース,出庫バース,並びにこれらに垂直に配置し
た走行レーンと搬送台車,駐車棚の組み合せからなるユ
ニットを有機的に結合する必要がある。特に車両の動線
と人の動線とを分離し、安全性を高める必要がる。
【0004】発明者が考慮した使い勝手の問題として
は、入庫バースに前進で入庫した車両は出庫バースから
前進で出庫できるようにし、バックでの出庫を不要にす
ることがある。またユーザーにとって自分の出庫バース
がある位置が分かりやすく、自分の車両が出庫されてく
るバースへ自然に誘導されるようにすることが重要であ
る。これ以外に立体駐車場のトラブルとして、リフトの
故障がある。リフトが故障すると、修理が完了するまで
の間、車両を立体駐車場から出庫することができなくな
り、ユーザーは自分の車を使えなくなってしまう。この
ようなトラブルに対する、フェイルセーフ機能を持たせ
ることが重要である。
は、入庫バースに前進で入庫した車両は出庫バースから
前進で出庫できるようにし、バックでの出庫を不要にす
ることがある。またユーザーにとって自分の出庫バース
がある位置が分かりやすく、自分の車両が出庫されてく
るバースへ自然に誘導されるようにすることが重要であ
る。これ以外に立体駐車場のトラブルとして、リフトの
故障がある。リフトが故障すると、修理が完了するまで
の間、車両を立体駐車場から出庫することができなくな
り、ユーザーは自分の車を使えなくなってしまう。この
ようなトラブルに対する、フェイルセーフ機能を持たせ
ることが重要である。
【0005】また出庫を依頼したユーザーが、車を置き
去りにしてその場を離れてしまうという問題がある。例
えば、ユーザーが忘れものを取りに行ったり、あるいは
電話をかけに行ったりして、その場を離れてしまうので
ある。この場合ユーザーは出庫を依頼しており、出庫バ
ースには車両が出庫されてくる。ここでユーザーがその
場を離れると、出庫バースに車が置き去りになり、以後
の出庫動作が止まってしまう。
去りにしてその場を離れてしまうという問題がある。例
えば、ユーザーが忘れものを取りに行ったり、あるいは
電話をかけに行ったりして、その場を離れてしまうので
ある。この場合ユーザーは出庫を依頼しており、出庫バ
ースには車両が出庫されてくる。ここでユーザーがその
場を離れると、出庫バースに車が置き去りになり、以後
の出庫動作が止まってしまう。
【0006】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、 1) 駐車フロアを4段以上に増して収容能力を高めて
も、円滑に運用でき、 2) 出庫バースへのユーザーの誘導が容易で、 3) 前進で入庫し前進で出庫でき、 4) 出庫車と入庫車の動線を分離し、 5) 人と車両の動線を分離し、 6) 収容能力の増加に伴う、搬送台車のコストの増加を
最小限に抑え、 7) 故障時への安全性を高める、ようにすることにあ
る。また請求項2の発明の課題は、上記の1)〜7)に加え
て、 8) ユーザーが、出庫された車両を置き去りにして、そ
の場を離れることを防止し、 9) 入庫後の人の通路と、出庫時の人の通路とを分け、
整然とした移動を容易にすることにある。
も、円滑に運用でき、 2) 出庫バースへのユーザーの誘導が容易で、 3) 前進で入庫し前進で出庫でき、 4) 出庫車と入庫車の動線を分離し、 5) 人と車両の動線を分離し、 6) 収容能力の増加に伴う、搬送台車のコストの増加を
最小限に抑え、 7) 故障時への安全性を高める、ようにすることにあ
る。また請求項2の発明の課題は、上記の1)〜7)に加え
て、 8) ユーザーが、出庫された車両を置き去りにして、そ
の場を離れることを防止し、 9) 入庫後の人の通路と、出庫時の人の通路とを分け、
整然とした移動を容易にすることにある。
【0007】
【発明の構成と作用】この発明は、入出庫フロアでは入
庫リフトに接して入庫バースを設けると共に、出庫リフ
トに接して出庫バースを設け、駐車フロアには搬送台車
とその走行レーンとを設け、かつ走行レーンの両側に駐
車棚を設け、駐車フロアと入出庫フロアを入庫リフト並
びに出庫リフトで接続し、これらのバース,リフト,搬
送台車,駐車棚の各々にコンベアを設けて、車両をコン
ベアで受渡しするようにした立体駐車場プラントにおい
て、入庫リフトと入庫バース,出庫リフトと出庫バー
ス,並びに各駐車フロアの走行レーンと搬送台車とを1
ユニットとして、このユニットを複数並列に配置し、リ
フトはユニット当たり4基設けて、(入庫,出庫,出
庫,入庫)または(出庫,入庫,入庫,出庫)の順に割
り当て、入庫リフト毎に入庫バースを、出庫リフト毎に
出庫バースを設け、かつ前記のリフトの割り当て順序で
の最初の2台のリフトを第1のリフトのペアとし、次の
2台のリフトを第2のリフトのペアとし、駐車フロアは
少なくとも4段以上設け、かつ駐車フロアを第1のグル
ープと第2のグループの2つのグループに分け、第1の
グループを第1のリフトのペアに割り当て、第2のグル
ープを第2のリフトのペアに割り当て、第1及び第2の
リフトのペアでの、各リフトのペアの入庫リフトと出庫
リフトとの間に乗員通路を設け、第1のリフトのペアと
第2のリフトのペアの間に車両通路を設けたことを特徴
とする。好ましくは、前記の乗員通路を、入庫バースか
らの退出者の通路と、出庫バースへの出庫者の通路に分
割し、かつ出庫者通路の入口には出庫者通路からの退場
を防止する一方向性のゲートを設ける。
庫リフトに接して入庫バースを設けると共に、出庫リフ
トに接して出庫バースを設け、駐車フロアには搬送台車
とその走行レーンとを設け、かつ走行レーンの両側に駐
車棚を設け、駐車フロアと入出庫フロアを入庫リフト並
びに出庫リフトで接続し、これらのバース,リフト,搬
送台車,駐車棚の各々にコンベアを設けて、車両をコン
ベアで受渡しするようにした立体駐車場プラントにおい
て、入庫リフトと入庫バース,出庫リフトと出庫バー
ス,並びに各駐車フロアの走行レーンと搬送台車とを1
ユニットとして、このユニットを複数並列に配置し、リ
フトはユニット当たり4基設けて、(入庫,出庫,出
庫,入庫)または(出庫,入庫,入庫,出庫)の順に割
り当て、入庫リフト毎に入庫バースを、出庫リフト毎に
出庫バースを設け、かつ前記のリフトの割り当て順序で
の最初の2台のリフトを第1のリフトのペアとし、次の
2台のリフトを第2のリフトのペアとし、駐車フロアは
少なくとも4段以上設け、かつ駐車フロアを第1のグル
ープと第2のグループの2つのグループに分け、第1の
グループを第1のリフトのペアに割り当て、第2のグル
ープを第2のリフトのペアに割り当て、第1及び第2の
リフトのペアでの、各リフトのペアの入庫リフトと出庫
リフトとの間に乗員通路を設け、第1のリフトのペアと
第2のリフトのペアの間に車両通路を設けたことを特徴
とする。好ましくは、前記の乗員通路を、入庫バースか
らの退出者の通路と、出庫バースへの出庫者の通路に分
割し、かつ出庫者通路の入口には出庫者通路からの退場
を防止する一方向性のゲートを設ける。
【0008】発明の作用について説明する。この発明で
は、搬送台車の走行レーン当たり、4基のリフトを設け
る。リフトは入庫専用と出庫専用とに区分し、その配置
は例えば、(入庫,出庫,出庫,入庫)あるいは(出
庫,入庫,入庫,出庫)とする。このようにリフトの能
力を増強すると、駐車フロアの数を増し、収容台数を増
加させることができる。次にこのようにすることの第2
の効果は、フェイルセーフ機能の向上にある。例えばリ
フトとして入庫専用と出庫専用の2基のリフトのみを用
いる場合、出庫リフトが故障すると、入庫リフトを臨時
に出庫リフトに転用することになる。これに伴う処理は
きわめて複雑で、実質的には出庫リフトの修理が終るま
で、立体駐車場が機能しなくなってしまう。これに対し
て走行レーン当たり4基のリフトを設ければ、例えば1
基の出庫リフトが故障した場合、残った出庫リフトを用
いて出庫作業を続行することができる。
は、搬送台車の走行レーン当たり、4基のリフトを設け
る。リフトは入庫専用と出庫専用とに区分し、その配置
は例えば、(入庫,出庫,出庫,入庫)あるいは(出
庫,入庫,入庫,出庫)とする。このようにリフトの能
力を増強すると、駐車フロアの数を増し、収容台数を増
加させることができる。次にこのようにすることの第2
の効果は、フェイルセーフ機能の向上にある。例えばリ
フトとして入庫専用と出庫専用の2基のリフトのみを用
いる場合、出庫リフトが故障すると、入庫リフトを臨時
に出庫リフトに転用することになる。これに伴う処理は
きわめて複雑で、実質的には出庫リフトの修理が終るま
で、立体駐車場が機能しなくなってしまう。これに対し
て走行レーン当たり4基のリフトを設ければ、例えば1
基の出庫リフトが故障した場合、残った出庫リフトを用
いて出庫作業を続行することができる。
【0009】リフトを(入庫,出庫,出庫,入庫)ある
いは(出庫,入庫,入庫,出庫)と配置することの今一
つの利点は、例えば前進で入庫した車両は前進で退出す
ることができる点にある。この点について図1を参照す
ると、図のI1,I2が入庫リフトであり、E3,E4
が出庫リフトである。そして入庫リフトI1から入庫し
た車両は、出庫リフトE3から出庫される。リフトI1
とリフトE3の間には車両の向きを変える機構が無いの
で、入庫リフトI1に前進で入庫した車両は、出庫リフ
トE3から前進で出庫される。同様に入庫リフトI2に
前進で入庫した車両は、出庫リフトE4から前進で出庫
する。このため出庫時に車両をバックさせる必要がなく
なる。
いは(出庫,入庫,入庫,出庫)と配置することの今一
つの利点は、例えば前進で入庫した車両は前進で退出す
ることができる点にある。この点について図1を参照す
ると、図のI1,I2が入庫リフトであり、E3,E4
が出庫リフトである。そして入庫リフトI1から入庫し
た車両は、出庫リフトE3から出庫される。リフトI1
とリフトE3の間には車両の向きを変える機構が無いの
で、入庫リフトI1に前進で入庫した車両は、出庫リフ
トE3から前進で出庫される。同様に入庫リフトI2に
前進で入庫した車両は、出庫リフトE4から前進で出庫
する。このため出庫時に車両をバックさせる必要がなく
なる。
【0010】図1から明らかなように、出庫リフトE3
と出庫リフトE4との間の通路には出庫車両しか存在し
ない。このように、入庫車両と出庫車両の動線を分離
し、安全性を高めることができる。さらに図1の12,
14は通路であり、人の流れと車両の流れを分離し、一
方向性の動きとするので、整然と安全に移動することが
できる。
と出庫リフトE4との間の通路には出庫車両しか存在し
ない。このように、入庫車両と出庫車両の動線を分離
し、安全性を高めることができる。さらに図1の12,
14は通路であり、人の流れと車両の流れを分離し、一
方向性の動きとするので、整然と安全に移動することが
できる。
【0011】これらのことを実現するには、駐車フロア
を少なくとも段毎に2つのグループに分割し、入庫リフ
トI1と出庫リフトE3とに割り当てた駐車フロアと、
入庫リフトI2と出庫リフトE4とに割り当てた駐車フ
ロアとの2つのグループに分類して管理する必要が生じ
る。そこでリフトのペアという概念が生まれ、例えば図
1の場合、入庫リフトI1と出庫リフトE3とが1つの
ペアになり、入庫リフトI2と出庫リフトE4とが他の
ペアとなる。そして駐車フロアは、これらの2つのリフ
トのペアに対応して、段毎に分けて管理する。但し前記
のフェイルセーフ機能を実現するため、各リフトはハー
ドウエア上は全ての駐車フロアに接続できるようにして
おく。
を少なくとも段毎に2つのグループに分割し、入庫リフ
トI1と出庫リフトE3とに割り当てた駐車フロアと、
入庫リフトI2と出庫リフトE4とに割り当てた駐車フ
ロアとの2つのグループに分類して管理する必要が生じ
る。そこでリフトのペアという概念が生まれ、例えば図
1の場合、入庫リフトI1と出庫リフトE3とが1つの
ペアになり、入庫リフトI2と出庫リフトE4とが他の
ペアとなる。そして駐車フロアは、これらの2つのリフ
トのペアに対応して、段毎に分けて管理する。但し前記
のフェイルセーフ機能を実現するため、各リフトはハー
ドウエア上は全ての駐車フロアに接続できるようにして
おく。
【0012】比較のために、図1の立体駐車場を出庫リ
フトE3と出庫リフトE4との間で分割し、独立した2
つの立体駐車場として建設する場合を考える。この場
合、駐車フロアでの搬送台車の走行レーンは、出庫リフ
トE3と出庫リフトE4との間で切断し、入庫リフトI
1と出庫リフトE3,並びに入庫リフトI2と出庫リフ
トE4とで全く独立した別個の立体駐車場を建設する。
この比較例とこの発明とを比較すると、収容能力当たり
のリフトの台数は変わらない。しかしながら搬送台車の
数は、この発明では比較例の1/2となる。このためこ
の発明の方が、コスト的にも比較例に対して有利にな
る。またこの比較例では、リフトの故障に対するフェイ
ルセーフ機能が実現されない。
フトE3と出庫リフトE4との間で分割し、独立した2
つの立体駐車場として建設する場合を考える。この場
合、駐車フロアでの搬送台車の走行レーンは、出庫リフ
トE3と出庫リフトE4との間で切断し、入庫リフトI
1と出庫リフトE3,並びに入庫リフトI2と出庫リフ
トE4とで全く独立した別個の立体駐車場を建設する。
この比較例とこの発明とを比較すると、収容能力当たり
のリフトの台数は変わらない。しかしながら搬送台車の
数は、この発明では比較例の1/2となる。このためこ
の発明の方が、コスト的にも比較例に対して有利にな
る。またこの比較例では、リフトの故障に対するフェイ
ルセーフ機能が実現されない。
【0013】次に請求項2の発明について検討すると、
図1の管理センター16で出庫を依頼したユーザーが、
その場を離れてしまうと、車両が出庫バースB2に置き
去りになり、立体駐車場の機能が停止してしまう。ユー
ザーがその場を離れてしまうのは、例えば電話をかけに
行く、あるいは忘れものを取りに行くこと等で生じる。
これに対して例えば、出庫者用の通路14の入口に一方
向ゲート18を設けて、通路14に入ったユーザーはゲ
ート18から出られなくすれば良い。また通路12と通
路14を分離すると、人の移動方向は1方向で、分かり
やすく移動できる。
図1の管理センター16で出庫を依頼したユーザーが、
その場を離れてしまうと、車両が出庫バースB2に置き
去りになり、立体駐車場の機能が停止してしまう。ユー
ザーがその場を離れてしまうのは、例えば電話をかけに
行く、あるいは忘れものを取りに行くこと等で生じる。
これに対して例えば、出庫者用の通路14の入口に一方
向ゲート18を設けて、通路14に入ったユーザーはゲ
ート18から出られなくすれば良い。また通路12と通
路14を分離すると、人の移動方向は1方向で、分かり
やすく移動できる。
【0014】
【実施例】図1〜図10に、実施例の立体駐車場プラン
トを示す。図1〜図3には立体駐車場プラントのハード
ウエアを示し、図4〜図9には入庫時の案内システムを
示す。また図10には、出庫時のヒューマンインターフ
ェースを示す。
トを示す。図1〜図3には立体駐車場プラントのハード
ウエアを示し、図4〜図9には入庫時の案内システムを
示す。また図10には、出庫時のヒューマンインターフ
ェースを示す。
【0015】
【立体駐車場プラントのハードウエア】図1に、立体駐
車場プラントの入出庫フロア2を示す。入出庫フロア2
は例えばプラントの地上階に設け、周囲4面のうち3面
を取付道路に接続し、残る1面を横断歩道等を介して、
例えば空港ビルに接続する。図の4,6は入庫ゾーン
で、8,10は出庫ゾーンである。入庫ゾーン4,6に
はそれぞれ多数の入庫リフトI1,I2を設け、出庫ゾ
ーン8,10にもそれぞれ多数の出庫リフトE3,E4
を設ける。入庫ゾーン4に設けた入庫リフトをI1と
し、入庫ゾーン6に設けた入庫リフトをI2とする。ま
た出庫ゾーン8に設けた出庫リフトをE3、出庫ゾーン
10に設けた出庫リフトをE4とする。リフトの配置
は、(入庫,出庫,出庫,入庫)の順となるが、これを
反転して(出庫,入庫,入庫,出庫)としても同じであ
る。そして入庫リフトI1と出庫リフトE3とが1つの
リフトのペアを成し、入庫リフトI2と出庫リフトE4
とが他のリフトのペアとなる。入庫リフトI1,I2に
はそれぞれ入庫バースB1を接続し、出庫リフトE3,
E4にはそれぞれ出庫バースB2を接続する。バースB
1,B2にはそれぞれスラットコンベアを設け、リフト
I1,I2,E3,E4にはそれぞれローラ−を設け
て、車両を横滑り運動によりリフトI1〜E4とバース
B1,B2との間で受渡しできるようにしておく。
車場プラントの入出庫フロア2を示す。入出庫フロア2
は例えばプラントの地上階に設け、周囲4面のうち3面
を取付道路に接続し、残る1面を横断歩道等を介して、
例えば空港ビルに接続する。図の4,6は入庫ゾーン
で、8,10は出庫ゾーンである。入庫ゾーン4,6に
はそれぞれ多数の入庫リフトI1,I2を設け、出庫ゾ
ーン8,10にもそれぞれ多数の出庫リフトE3,E4
を設ける。入庫ゾーン4に設けた入庫リフトをI1と
し、入庫ゾーン6に設けた入庫リフトをI2とする。ま
た出庫ゾーン8に設けた出庫リフトをE3、出庫ゾーン
10に設けた出庫リフトをE4とする。リフトの配置
は、(入庫,出庫,出庫,入庫)の順となるが、これを
反転して(出庫,入庫,入庫,出庫)としても同じであ
る。そして入庫リフトI1と出庫リフトE3とが1つの
リフトのペアを成し、入庫リフトI2と出庫リフトE4
とが他のリフトのペアとなる。入庫リフトI1,I2に
はそれぞれ入庫バースB1を接続し、出庫リフトE3,
E4にはそれぞれ出庫バースB2を接続する。バースB
1,B2にはそれぞれスラットコンベアを設け、リフト
I1,I2,E3,E4にはそれぞれローラ−を設け
て、車両を横滑り運動によりリフトI1〜E4とバース
B1,B2との間で受渡しできるようにしておく。
【0016】12は入庫者の退出通路で、14は出庫者
の退出通路である。16は管理センターで係員が常駐
し、立体駐車場プラントの制御端末を設けておく。また
18は通路12,14の間に設けた一方向ゲートで、通
路12から通路14へ入ることはできるが、通路14か
ら通路12へ人が戻ることを禁止する。入庫リフトI1
と出庫リフトE3は通路12,14を挟んで背中合わせ
に設け、同様に入庫リフトI2と出庫リフトE4も通路
12,14を挟んで背中合わせに設ける。
の退出通路である。16は管理センターで係員が常駐
し、立体駐車場プラントの制御端末を設けておく。また
18は通路12,14の間に設けた一方向ゲートで、通
路12から通路14へ入ることはできるが、通路14か
ら通路12へ人が戻ることを禁止する。入庫リフトI1
と出庫リフトE3は通路12,14を挟んで背中合わせ
に設け、同様に入庫リフトI2と出庫リフトE4も通路
12,14を挟んで背中合わせに設ける。
【0017】図2に、駐車フロア20の配置を示す。図
では駐車フロア20を6段に配置し、3段毎にグループ
として、駐車フロアのグループ22,24として管理す
る。図では駐車フロアのグループ22は、リフトI1,
E3で入出庫を処理し、駐車フロアのグループ24はリ
フトI2,E4で入出庫を処理する。しかしハードウエ
アの面ではリフトI1,I2を区別せず、同様にリフト
E3,E4も区別しない。即ちハードウエア上は、リフ
トI1,I2,E3,E4は全ての駐車フロア20に接
続しておく。しかしながら非常時以外の運転では、入庫
リフトI1はグループ22への入庫車両のみを搬送し、
出庫リフトE3はグループ22からの出庫車両のみを搬
送する。同様にリフトI2はグループ24への入庫車両
のみを搬送し、リフトE4はグループ24からの出庫車
両のみを搬送する。
では駐車フロア20を6段に配置し、3段毎にグループ
として、駐車フロアのグループ22,24として管理す
る。図では駐車フロアのグループ22は、リフトI1,
E3で入出庫を処理し、駐車フロアのグループ24はリ
フトI2,E4で入出庫を処理する。しかしハードウエ
アの面ではリフトI1,I2を区別せず、同様にリフト
E3,E4も区別しない。即ちハードウエア上は、リフ
トI1,I2,E3,E4は全ての駐車フロア20に接
続しておく。しかしながら非常時以外の運転では、入庫
リフトI1はグループ22への入庫車両のみを搬送し、
出庫リフトE3はグループ22からの出庫車両のみを搬
送する。同様にリフトI2はグループ24への入庫車両
のみを搬送し、リフトE4はグループ24からの出庫車
両のみを搬送する。
【0018】図3に、駐車フロア20の構成を示す。図
の25は走行レーン、26は搬送台車で、走行レーン2
5の両側には駐車棚28を設ける。駐車棚28は走行レ
ーン25当たり例えば40台(片側20台×2)程度設
け、1つの駐車フロア20に10レーン程度設けると、
駐車フロア20当たりの収容台数は400台程度とな
る。そして搬送台車26と駐車棚28にはそれぞれロー
ラ−からなるコンベアを設け、車両を受渡しできるよう
にしておく。またリフトI1,I2,E3,E4は走行
レーン25に面した位置に設け、各駐車フロア20で搬
送台車26との間で車両を受渡しできるようにしてお
く。なお収容能力を増加するため、走行レーン25の両
側にそれぞれ2台ずつ駐車棚28を設け、レーン25の
両側に合計で4台の駐車棚28を設けるようにしても良
い。このような変形も公知である。ここで、1つのレー
ン25とその搬送台車26並びに駐車棚28、及びその
下部の入庫リフトI1,I2,出庫リフトE3,E4、
及びバースB1,B2を、立体駐車場プラントの1ユニ
ットとする。実施例では駐車フロア22を6段設けたの
で、1ユニットには6レーンあり、図3では図示の都合
上6つのユニットを示したが、10ユニット程度設ける
ことが好ましい。
の25は走行レーン、26は搬送台車で、走行レーン2
5の両側には駐車棚28を設ける。駐車棚28は走行レ
ーン25当たり例えば40台(片側20台×2)程度設
け、1つの駐車フロア20に10レーン程度設けると、
駐車フロア20当たりの収容台数は400台程度とな
る。そして搬送台車26と駐車棚28にはそれぞれロー
ラ−からなるコンベアを設け、車両を受渡しできるよう
にしておく。またリフトI1,I2,E3,E4は走行
レーン25に面した位置に設け、各駐車フロア20で搬
送台車26との間で車両を受渡しできるようにしてお
く。なお収容能力を増加するため、走行レーン25の両
側にそれぞれ2台ずつ駐車棚28を設け、レーン25の
両側に合計で4台の駐車棚28を設けるようにしても良
い。このような変形も公知である。ここで、1つのレー
ン25とその搬送台車26並びに駐車棚28、及びその
下部の入庫リフトI1,I2,出庫リフトE3,E4、
及びバースB1,B2を、立体駐車場プラントの1ユニ
ットとする。実施例では駐車フロア22を6段設けたの
で、1ユニットには6レーンあり、図3では図示の都合
上6つのユニットを示したが、10ユニット程度設ける
ことが好ましい。
【0019】このような立体駐車場プラントにおいて、
バースやリフト搬送台車,駐車棚の構造と、車両の受渡
しの機構は特開平1−271584号公報により公知で
ある。またバースとリフトや搬送台車の動作を同時に進
行させる点については、特開平1−271585号公報
により公知である。これらの機構や同時進行処理のアル
ゴリズムは、特開平1−271584〜585号公報記
載のようにすれば良い。
バースやリフト搬送台車,駐車棚の構造と、車両の受渡
しの機構は特開平1−271584号公報により公知で
ある。またバースとリフトや搬送台車の動作を同時に進
行させる点については、特開平1−271585号公報
により公知である。これらの機構や同時進行処理のアル
ゴリズムは、特開平1−271584〜585号公報記
載のようにすれば良い。
【0020】実施例の立体駐車場プラントについて、ハ
ードウエア上の作用を説明する。ユーザーに対する案内
システムやヒューマンインターフェースは、図4〜図1
0を用いて後述する。駐車フロア20当たりの収容台数
を400台とし、駐車フロア20を例えば6段重ねる
と、プラント当たりの収容台数は2400台となる。こ
れは拠点空港の立体駐車場としてふさわしい規模であ
る。
ードウエア上の作用を説明する。ユーザーに対する案内
システムやヒューマンインターフェースは、図4〜図1
0を用いて後述する。駐車フロア20当たりの収容台数
を400台とし、駐車フロア20を例えば6段重ねる
と、プラント当たりの収容台数は2400台となる。こ
れは拠点空港の立体駐車場としてふさわしい規模であ
る。
【0021】立体駐車場プラントの周囲3面には取付道
路があり、入庫ゾーン4に進入した車両は入庫バースB
1まで自走で進入し、ここで停止する。ユーザーがバー
スB1から向いのプラットホームへと移ると、入庫作業
が開始され、予め待機していた入庫リフトI1へバース
B1のスラットコンベアとリフトI1のローラ−とを用
いて車両を積み替える。入庫リフトI1は指定された駐
車フロア20へと移動し、予め待機していた搬送台車2
6に車両を積み替える。搬送台車は走行レーン25上を
自走し、指定された駐車棚28に面した位置で停止し、
台車26のローラ−と駐車棚28のローラ−を用いて車
両を積み替える。ここで前記の特開平1−271585
号公報の記載に従い、バースB1へ車両が進入してくる
のと同期して、リフトI1を入出庫フロア2へと移動さ
せ、これらと同期して搬送台車26をリフトI1に接し
た位置へと走行させる。
路があり、入庫ゾーン4に進入した車両は入庫バースB
1まで自走で進入し、ここで停止する。ユーザーがバー
スB1から向いのプラットホームへと移ると、入庫作業
が開始され、予め待機していた入庫リフトI1へバース
B1のスラットコンベアとリフトI1のローラ−とを用
いて車両を積み替える。入庫リフトI1は指定された駐
車フロア20へと移動し、予め待機していた搬送台車2
6に車両を積み替える。搬送台車は走行レーン25上を
自走し、指定された駐車棚28に面した位置で停止し、
台車26のローラ−と駐車棚28のローラ−を用いて車
両を積み替える。ここで前記の特開平1−271585
号公報の記載に従い、バースB1へ車両が進入してくる
のと同期して、リフトI1を入出庫フロア2へと移動さ
せ、これらと同期して搬送台車26をリフトI1に接し
た位置へと走行させる。
【0022】車両をバースB1に停止させると、ユーザ
ーはその場を離れることができ、プラットホームから通
路12へと入り、立体駐車場プラントを離れて、例えば
空港ビルへと進めば良い。次に出庫しようとするユーザ
ーは、通路12から一方向ゲート18を通り、管理セン
ター16に駐車チケットを提示する。不足料金があれば
この時精算し、管理センター16はユーザーに出庫バー
スB2の位置を指定する。出庫バースB2の位置は、入
庫した入庫バースB1の向えであり極めて分かりやす
い。このため管理センター16で出庫を依頼するのでな
く、各出庫バースB2にチケットリーダー等を設けて、
入庫時に受け取ったチケットをチケットリーダーに差し
込み、出庫するようにしても良い。出庫を依頼すると、
搬送台車26が駐車棚28から目的の車両をピックアッ
プし、これと並行して出庫リフトE3は目的の駐車フロ
ア20へと進み、搬送台車26から車両を受け取る。そ
して出庫リフトE3が入出庫フロア2へと戻ると、出庫
バースB2へ車両が現れ、ユーザーはこれに乗り込んで
出庫する。入庫リフトI2と出庫リフトE4との側の動
作も、入庫リフトI1と出庫リフトE3の側の動作と同
じである。
ーはその場を離れることができ、プラットホームから通
路12へと入り、立体駐車場プラントを離れて、例えば
空港ビルへと進めば良い。次に出庫しようとするユーザ
ーは、通路12から一方向ゲート18を通り、管理セン
ター16に駐車チケットを提示する。不足料金があれば
この時精算し、管理センター16はユーザーに出庫バー
スB2の位置を指定する。出庫バースB2の位置は、入
庫した入庫バースB1の向えであり極めて分かりやす
い。このため管理センター16で出庫を依頼するのでな
く、各出庫バースB2にチケットリーダー等を設けて、
入庫時に受け取ったチケットをチケットリーダーに差し
込み、出庫するようにしても良い。出庫を依頼すると、
搬送台車26が駐車棚28から目的の車両をピックアッ
プし、これと並行して出庫リフトE3は目的の駐車フロ
ア20へと進み、搬送台車26から車両を受け取る。そ
して出庫リフトE3が入出庫フロア2へと戻ると、出庫
バースB2へ車両が現れ、ユーザーはこれに乗り込んで
出庫する。入庫リフトI2と出庫リフトE4との側の動
作も、入庫リフトI1と出庫リフトE3の側の動作と同
じである。
【0023】入庫バースB1へ前進で入庫した車両は、
出庫バースB2から前進で出庫することができる。これ
は、この発明の立体駐車場プラントには、車両の向きを
逆転させる動作が含まれていないためである。また駐車
フロア20をグループ22とグループ24とに分けて管
理したため、入庫リフトI1を用いた車両は出庫リフト
E3から出庫されるためである。同様に入庫リフトI2
を用いた車両は出庫リフトE4から出庫される。入庫バ
ースと出庫バースとの位置は、通路12,14を挟んで
向い側となり、ユーザーに分かりやすい。例えば入庫リ
フトI1を利用した車両のユーザーが、出庫リフトE4
側の管理センター16に現れるといったことは考えられ
ない。次に出庫ゾーン8,10には出庫車両しかなく、
入庫車両と出庫車両の動線を分離し、安全性を高めるこ
とができる。同様に人の通路も、通路12と通路14に
分離し、整然とした移動が可能になる。
出庫バースB2から前進で出庫することができる。これ
は、この発明の立体駐車場プラントには、車両の向きを
逆転させる動作が含まれていないためである。また駐車
フロア20をグループ22とグループ24とに分けて管
理したため、入庫リフトI1を用いた車両は出庫リフト
E3から出庫されるためである。同様に入庫リフトI2
を用いた車両は出庫リフトE4から出庫される。入庫バ
ースと出庫バースとの位置は、通路12,14を挟んで
向い側となり、ユーザーに分かりやすい。例えば入庫リ
フトI1を利用した車両のユーザーが、出庫リフトE4
側の管理センター16に現れるといったことは考えられ
ない。次に出庫ゾーン8,10には出庫車両しかなく、
入庫車両と出庫車両の動線を分離し、安全性を高めるこ
とができる。同様に人の通路も、通路12と通路14に
分離し、整然とした移動が可能になる。
【0024】リフトが故障すると、特に出庫リフトE
3,E4が故障すると、立体駐車場プラントの機能が低
下する。しかし同時に2台の出庫リフトE3,E4が故
障することは考えられず、一方の出庫リフトが故障して
も、残った方の出庫リフトを用いて出庫作業を継続する
ことができる。そしてこのためには、臨時にグループ2
2,24の区別を廃止し、管理センター16でユーザー
を残った側の出庫リフトへと誘導すれば良い。これに対
して出庫リフトが1基の場合、出庫リフトが故障すると
ユーザーは駐車した車両を使えなくなってしまう。
3,E4が故障すると、立体駐車場プラントの機能が低
下する。しかし同時に2台の出庫リフトE3,E4が故
障することは考えられず、一方の出庫リフトが故障して
も、残った方の出庫リフトを用いて出庫作業を継続する
ことができる。そしてこのためには、臨時にグループ2
2,24の区別を廃止し、管理センター16でユーザー
を残った側の出庫リフトへと誘導すれば良い。これに対
して出庫リフトが1基の場合、出庫リフトが故障すると
ユーザーは駐車した車両を使えなくなってしまう。
【0025】出庫ゾーン8,10の間の間で立体駐車場
プラントを2つに分断し、別個の立体駐車場プラントを
2基建設する場合と比較する。総収容台数に対するリフ
トの総台数は、この発明でも比較例でも変わらない。し
かしながら比較例では、リフトが1台でも故障するとそ
のリフトに接続したレーン25の機能が停止してしま
う。これに対してこの発明では、リフトの1台が故障し
ても、残る側のリフトを用いて入庫作業や出庫作業を継
続することができる。次に立体駐車場プラントを2つに
分断すると、搬送台車26の台数が2倍に増加する。駐
車フロア20の数を増した場合、その負担は主としてリ
フトI1,I2,E3,E4に加わるのであり、高価な
搬送台車26の数を増すことは無駄である。
プラントを2つに分断し、別個の立体駐車場プラントを
2基建設する場合と比較する。総収容台数に対するリフ
トの総台数は、この発明でも比較例でも変わらない。し
かしながら比較例では、リフトが1台でも故障するとそ
のリフトに接続したレーン25の機能が停止してしま
う。これに対してこの発明では、リフトの1台が故障し
ても、残る側のリフトを用いて入庫作業や出庫作業を継
続することができる。次に立体駐車場プラントを2つに
分断すると、搬送台車26の台数が2倍に増加する。駐
車フロア20の数を増した場合、その負担は主としてリ
フトI1,I2,E3,E4に加わるのであり、高価な
搬送台車26の数を増すことは無駄である。
【0026】
【入庫時の案内システム】図4〜図9に、入庫時の案内
システムを示す。図は、入庫ゾーン4側を示すが、入庫
ゾーン6側も同様である。図4に示すように、入庫ゾー
ン4には多数の入庫バースB1があり、各入庫バースに
は入庫リフトI1を接続し、バースB1の右手にプラッ
トホーム30を設け、天井部に進入指示ランプ32を設
けておく。図のA,B,C,D等の記号は、レーンの表
示である。
システムを示す。図は、入庫ゾーン4側を示すが、入庫
ゾーン6側も同様である。図4に示すように、入庫ゾー
ン4には多数の入庫バースB1があり、各入庫バースに
は入庫リフトI1を接続し、バースB1の右手にプラッ
トホーム30を設け、天井部に進入指示ランプ32を設
けておく。図のA,B,C,D等の記号は、レーンの表
示である。
【0027】入庫バースB1の周囲の機構を図5に示す
と、30はプラットホーム、32は前記の進入指示ラン
プで、例えば青と赤の2つのランプを設けておく。34
は発券機で、磁気カードやバーコードチケット等の駐車
チケットを発券する。36,37は前記のレーン表示
で、38は入庫車両への高さ制限バーである。40は遮
断機で、発券機34がチケットを発行する毎に開き、4
2はビデオカメラで、例えば管理センター16で入庫バ
ースB1を監視するためのものである。44,46はそ
れぞれ照明で、44はバースB1を照明するためのバー
ス照明、46はプラットホーム30を照明するためのプ
ラットホーム照明である。48,48は人体センサで、
プラットホーム30にいる人を検出する。人体センサ4
8,48には例えば赤外線センサを用いる。50はチケ
ットリーダーで、発券機34で発券した磁気カード等の
チケットを読み取る。52はCCDカメラで、車両の前
部、特に車両のナンバープレートを読み取るようにす
る。54は退出ゲートで、退出者用の通路12とプラッ
トホーム30とを接続し、このゲート54も一方向性と
し、プラットホーム30から通路12へと人を誘導する
が、その逆に通路12からプラットホーム30へはユー
ザーが入り込めないようにしておく。56,57はバー
スB1に設けたスラットコンベアで、56が車両の前輪
用のコンベア、57が後輪用のコンベアである。
と、30はプラットホーム、32は前記の進入指示ラン
プで、例えば青と赤の2つのランプを設けておく。34
は発券機で、磁気カードやバーコードチケット等の駐車
チケットを発券する。36,37は前記のレーン表示
で、38は入庫車両への高さ制限バーである。40は遮
断機で、発券機34がチケットを発行する毎に開き、4
2はビデオカメラで、例えば管理センター16で入庫バ
ースB1を監視するためのものである。44,46はそ
れぞれ照明で、44はバースB1を照明するためのバー
ス照明、46はプラットホーム30を照明するためのプ
ラットホーム照明である。48,48は人体センサで、
プラットホーム30にいる人を検出する。人体センサ4
8,48には例えば赤外線センサを用いる。50はチケ
ットリーダーで、発券機34で発券した磁気カード等の
チケットを読み取る。52はCCDカメラで、車両の前
部、特に車両のナンバープレートを読み取るようにす
る。54は退出ゲートで、退出者用の通路12とプラッ
トホーム30とを接続し、このゲート54も一方向性と
し、プラットホーム30から通路12へと人を誘導する
が、その逆に通路12からプラットホーム30へはユー
ザーが入り込めないようにしておく。56,57はバー
スB1に設けたスラットコンベアで、56が車両の前輪
用のコンベア、57が後輪用のコンベアである。
【0028】図6に、これらの接続関係を示す。発券機
34には例えばローカルプロセッサーを内蔵させ、入庫
バースB1の付帯設備は、発券機34に内蔵させたロー
カルプロセッサーで制御するものとする。このため発券
機34を中心にローカルバスを配置する。また発券機3
4はホストコンピュータ60に接続し、バースB1へ進
入した車両の情報はホストコンピュータ60へ送信し、
その端末を管理センター16に設ける。さらにプラット
ホーム30にはスピーカー58を設けて、例えばチケッ
トリーダー50にスピーカー58を内蔵させる。なお入
庫バースB1のスラットコンベア56,57の制御はホ
ストコンピュータ60で行うものとし、入庫リフトI1
から出庫リフトE3までの処理はホストコンピュータ6
0で行う。
34には例えばローカルプロセッサーを内蔵させ、入庫
バースB1の付帯設備は、発券機34に内蔵させたロー
カルプロセッサーで制御するものとする。このため発券
機34を中心にローカルバスを配置する。また発券機3
4はホストコンピュータ60に接続し、バースB1へ進
入した車両の情報はホストコンピュータ60へ送信し、
その端末を管理センター16に設ける。さらにプラット
ホーム30にはスピーカー58を設けて、例えばチケッ
トリーダー50にスピーカー58を内蔵させる。なお入
庫バースB1のスラットコンベア56,57の制御はホ
ストコンピュータ60で行うものとし、入庫リフトI1
から出庫リフトE3までの処理はホストコンピュータ6
0で行う。
【0029】図7,図9に、実施例の入庫バースの案内
システムの動作を示す。これらの動作は車両の入庫に伴
う個々のステージに応じたイベントドリブンの処理であ
り、図の左側に事象を示し、右側には左側の事象の結果
として行われる処理を示す。
システムの動作を示す。これらの動作は車両の入庫に伴
う個々のステージに応じたイベントドリブンの処理であ
り、図の左側に事象を示し、右側には左側の事象の結果
として行われる処理を示す。
【0030】図7に動作の概要を示す。通常時は遮断機
40は降りており、進入指示ランプ32は青で、照明4
4,46は照度を抑えてある。入庫しようとする車両は
発券機34の位置で停止し、最初の例えば1時間分の駐
車料金を支払うと、磁気カードやバーコードを記入した
チケット等の駐車チケットが発券される。このチケット
には書き込みというほどのものを行わず、磁気カード以
外に単なるバーコードチケットでも良い。駐車チケット
が発券されると、遮断機40が上がり、同時にバース照
明44を明るくして、車両を入庫バースB1へと誘導す
る。そして車両は、前輪をスラットコンベア56に乗せ
た位置で停止する。後輪用のスラットコンベア57は、
前輪をスラットコンベア56で停止させると、後輪がス
ラットコンベア57上に乗るように位置を定めてある。
これらと並行して進入指示ランプ32は赤に変わり、発
券機34はホストコンピュータ60を介して、入庫リフ
トI1をバースB1へと呼び寄せる。
40は降りており、進入指示ランプ32は青で、照明4
4,46は照度を抑えてある。入庫しようとする車両は
発券機34の位置で停止し、最初の例えば1時間分の駐
車料金を支払うと、磁気カードやバーコードを記入した
チケット等の駐車チケットが発券される。このチケット
には書き込みというほどのものを行わず、磁気カード以
外に単なるバーコードチケットでも良い。駐車チケット
が発券されると、遮断機40が上がり、同時にバース照
明44を明るくして、車両を入庫バースB1へと誘導す
る。そして車両は、前輪をスラットコンベア56に乗せ
た位置で停止する。後輪用のスラットコンベア57は、
前輪をスラットコンベア56で停止させると、後輪がス
ラットコンベア57上に乗るように位置を定めてある。
これらと並行して進入指示ランプ32は赤に変わり、発
券機34はホストコンピュータ60を介して、入庫リフ
トI1をバースB1へと呼び寄せる。
【0031】CCDカメラ52は車両のナンバープレー
トを監視している。そこでCCDカメラ52の入力画像
に動きがなくなったことから、車両が停止したことを検
出できる。車両が停止すると、照明を切り換え、バース
照明44を暗くし、プラットホーム照明46を明るくす
る。続いてスピーカー58から音声でアナウンスし、ユ
ーザーを誘導する。例えば半ドアが無いことを確認さ
せ、車両内に忘れものが無いことを確認させる。そして
チケットをチケットリーダー50に挿入するように求め
る。チケットを挿入すると、発券機34はホストコンピ
ュータ60に入庫作業の起動を依頼する。ホストコンピ
ュータ60は入庫リフトI1が到着しているかどうかを
確認し、入庫リフトI1が到着していれば、スラットコ
ンベア56,57と入庫リフトI1のローラ−とを用い
て、車両を横滑りにより入庫バースB1から入庫リフト
I1へと積み替える。これらと同時に退出ゲート54を
動作可能にして、例えば図6の矢印のように回転するこ
とを可能にして、ユーザーがプラットホーム30から通
路12へと出ることを可能にする。同時に進入指示ラン
プ32を赤から青に切り換え、次の車両が入庫できるこ
とを表示し、遮断機40を閉じる。なおこの段階で遮断
機40を閉じるのは、ここまでの段階では車両の停止位
置が不適切で、車両がバックしようとしたりすることが
あることを考慮したためである。遮断機40は例えば、
車両が停止したことを検出した時点で閉じても良い。
トを監視している。そこでCCDカメラ52の入力画像
に動きがなくなったことから、車両が停止したことを検
出できる。車両が停止すると、照明を切り換え、バース
照明44を暗くし、プラットホーム照明46を明るくす
る。続いてスピーカー58から音声でアナウンスし、ユ
ーザーを誘導する。例えば半ドアが無いことを確認さ
せ、車両内に忘れものが無いことを確認させる。そして
チケットをチケットリーダー50に挿入するように求め
る。チケットを挿入すると、発券機34はホストコンピ
ュータ60に入庫作業の起動を依頼する。ホストコンピ
ュータ60は入庫リフトI1が到着しているかどうかを
確認し、入庫リフトI1が到着していれば、スラットコ
ンベア56,57と入庫リフトI1のローラ−とを用い
て、車両を横滑りにより入庫バースB1から入庫リフト
I1へと積み替える。これらと同時に退出ゲート54を
動作可能にして、例えば図6の矢印のように回転するこ
とを可能にして、ユーザーがプラットホーム30から通
路12へと出ることを可能にする。同時に進入指示ラン
プ32を赤から青に切り換え、次の車両が入庫できるこ
とを表示し、遮断機40を閉じる。なおこの段階で遮断
機40を閉じるのは、ここまでの段階では車両の停止位
置が不適切で、車両がバックしようとしたりすることが
あることを考慮したためである。遮断機40は例えば、
車両が停止したことを検出した時点で閉じても良い。
【0032】これらと並行してCCDカメラ52は車両
番号を読み取り、発券機34を介してホストコンピュー
タ60へ車両番号を送信する。ホストコンピュータ60
が管理しているのは、駐車棚28毎の管理表で、これに
はチケットの番号と車両番号並びに駐車の開始時刻、入
出庫の依頼の有無が記入されている。またこれ以外にホ
ストコンピュータ60には、入庫リフトI1,I2と出
庫リフトE3,E4、バースB1,B2、及び搬送台車
26毎の車両移動に関する待行列が記憶されている。人
体センサ48でプラットホーム30に人がいなくなった
ことを確認すると、プラットホーム照明46の明るさを
落とし、退出ゲート54をロックする。
番号を読み取り、発券機34を介してホストコンピュー
タ60へ車両番号を送信する。ホストコンピュータ60
が管理しているのは、駐車棚28毎の管理表で、これに
はチケットの番号と車両番号並びに駐車の開始時刻、入
出庫の依頼の有無が記入されている。またこれ以外にホ
ストコンピュータ60には、入庫リフトI1,I2と出
庫リフトE3,E4、バースB1,B2、及び搬送台車
26毎の車両移動に関する待行列が記憶されている。人
体センサ48でプラットホーム30に人がいなくなった
ことを確認すると、プラットホーム照明46の明るさを
落とし、退出ゲート54をロックする。
【0033】このようにすると、入庫バースB1を係員
無しで運営することができる。係員無しで運営する点は
出庫バースB2についても同様である。次に入庫バース
B1でのユーザー間のトラブルや犯罪等を防止するに
は、バースB1に1台ずつ車両を入れ、プラットホーム
30で別の車両のユーザーが一緒にならないようにすれ
ば良い。人の接触が無ければ、トラブルは発生しない。
このことは、車両毎に遮断機40を開け閉めすること、
ゲート54を一方向性とし、通路12からプラットホー
ム30に人が戻るのを禁止すること、プラットホーム3
0に人がいなくなってから照明46を落とし、ゲート5
4をロックすることで実現される。また次の車両に対す
る駐車チケットの発券を、人体センサ48で前の車両の
ユーザーがプラットホーム30から退出したことを確認
するまで、遅らせるようにしても良い。
無しで運営することができる。係員無しで運営する点は
出庫バースB2についても同様である。次に入庫バース
B1でのユーザー間のトラブルや犯罪等を防止するに
は、バースB1に1台ずつ車両を入れ、プラットホーム
30で別の車両のユーザーが一緒にならないようにすれ
ば良い。人の接触が無ければ、トラブルは発生しない。
このことは、車両毎に遮断機40を開け閉めすること、
ゲート54を一方向性とし、通路12からプラットホー
ム30に人が戻るのを禁止すること、プラットホーム3
0に人がいなくなってから照明46を落とし、ゲート5
4をロックすることで実現される。また次の車両に対す
る駐車チケットの発券を、人体センサ48で前の車両の
ユーザーがプラットホーム30から退出したことを確認
するまで、遅らせるようにしても良い。
【0034】実施例の入庫車両に対する案内システムの
中心の1つは、スピーカー58によるアナウンスであ
る。この制御フローチャートを図8に示す。CCDカメ
ラ52で車両が停止したことを検出し、人体センサ48
で人がプラットホーム30に現れたことを確認すると、
アナウンスを開始する。アナウンスの項目は、例えば
「ドアが閉まりましたか」という半ドア防止の確認と、
「忘れものはございませんか」という忘れものの有無の
確認、並びに「チケットを入れて下さい」というチケッ
トの確認の3種類とする。そしてこれらのアナウンス
は、チケットリーダー50に駐車チケットが挿入される
まで繰り返して行う。このようなアナウンスを行う第1
の理由は、車両内に忘れものをしたり、あるいはドアを
半ドアにしたりするのを文字どおりに防止するためであ
る。第2の理由は、ユーザーに駐車チケットを忘れずに
持ち出させるためである。ユーザーが駐車チケットを車
両内に忘れると、管理センター16では車両番号からユ
ーザーの車両を確認せねばならない。そこでチケットを
チケットリーダー50に挿入させることにより、チケッ
トを車両内に置き忘れることを防止する。また「忘れも
のはございませんか」というアナウンスの後にチケット
を挿入させることは、車両を入庫リフトI1へ移しても
良い状態になったことをユーザーに確認させる意味もあ
る。チケットが挿入されると、スピーカー58は「ゲー
トから退出して下さい」等のアナウンスを行い、ユーザ
ーが通路12へ退出するまでこのアナウンスを繰り返
す。
中心の1つは、スピーカー58によるアナウンスであ
る。この制御フローチャートを図8に示す。CCDカメ
ラ52で車両が停止したことを検出し、人体センサ48
で人がプラットホーム30に現れたことを確認すると、
アナウンスを開始する。アナウンスの項目は、例えば
「ドアが閉まりましたか」という半ドア防止の確認と、
「忘れものはございませんか」という忘れものの有無の
確認、並びに「チケットを入れて下さい」というチケッ
トの確認の3種類とする。そしてこれらのアナウンス
は、チケットリーダー50に駐車チケットが挿入される
まで繰り返して行う。このようなアナウンスを行う第1
の理由は、車両内に忘れものをしたり、あるいはドアを
半ドアにしたりするのを文字どおりに防止するためであ
る。第2の理由は、ユーザーに駐車チケットを忘れずに
持ち出させるためである。ユーザーが駐車チケットを車
両内に忘れると、管理センター16では車両番号からユ
ーザーの車両を確認せねばならない。そこでチケットを
チケットリーダー50に挿入させることにより、チケッ
トを車両内に置き忘れることを防止する。また「忘れも
のはございませんか」というアナウンスの後にチケット
を挿入させることは、車両を入庫リフトI1へ移しても
良い状態になったことをユーザーに確認させる意味もあ
る。チケットが挿入されると、スピーカー58は「ゲー
トから退出して下さい」等のアナウンスを行い、ユーザ
ーが通路12へ退出するまでこのアナウンスを繰り返
す。
【0035】立体駐車場の運営で重要なことは、おしつ
けがましくなく、かつ自然にユーザーを誘導することで
ある。実施例では照明44,46をこのために利用して
いる(図9)。入庫バースB1が入庫作業に備えて待機
している状態では、進入指示ランプ32は青で、照明4
4,46はいずれも照度を落とし、バースB1を暗くし
てある。続いて発券機34で駐車チケットを発券する
と、バース照明44を明るくし、プラットホーム照明4
6は暗いままにしておく。このように照明で、ユーザー
にバースB1へ向かって進むことを指示する。車両が停
止したことをCCDカメラ52で検出し、バース照明4
4の明るさを落とし、プラットホーム照明46の明るさ
を増す。これによってユーザーはプラットホーム30へ
移ることが指示される。なお必要であれば、スピーカー
58でここで「プラットホームに移って下さい」等の指
示を行っても良い。ユーザーがゲート54から通路12
へと出場すると、プラットホーム照明46の明るさを落
とし、最初の待機状態に戻す。人は明るい側に向かって
誘導されるものであり、バース照明44により入庫バー
スB1へ誘導され、次いでプラットホーム照明46によ
りプラットホーム30へと誘導される。
けがましくなく、かつ自然にユーザーを誘導することで
ある。実施例では照明44,46をこのために利用して
いる(図9)。入庫バースB1が入庫作業に備えて待機
している状態では、進入指示ランプ32は青で、照明4
4,46はいずれも照度を落とし、バースB1を暗くし
てある。続いて発券機34で駐車チケットを発券する
と、バース照明44を明るくし、プラットホーム照明4
6は暗いままにしておく。このように照明で、ユーザー
にバースB1へ向かって進むことを指示する。車両が停
止したことをCCDカメラ52で検出し、バース照明4
4の明るさを落とし、プラットホーム照明46の明るさ
を増す。これによってユーザーはプラットホーム30へ
移ることが指示される。なお必要であれば、スピーカー
58でここで「プラットホームに移って下さい」等の指
示を行っても良い。ユーザーがゲート54から通路12
へと出場すると、プラットホーム照明46の明るさを落
とし、最初の待機状態に戻す。人は明るい側に向かって
誘導されるものであり、バース照明44により入庫バー
スB1へ誘導され、次いでプラットホーム照明46によ
りプラットホーム30へと誘導される。
【0036】
【出庫時のヒューマンインターフェース】図10に、出
庫時のヒューマンインターフェースを示す。4基のリフ
トを2つのリフトのペアとしたので、例えば入庫バース
B1から入庫した車両への出庫バースB2はその向えに
ある。このため出庫しようとするユーザーは、自分の一
度通った通路12を戻り、ゲート18から自分が入庫し
たバースB1の向えのバースへB2と進めば良い。ユー
ザーは管理センター16に進み、そこで図示しないチケ
ットリーダーに駐車チケットを差し込むと、料金の精算
と自分に割り当てられた出庫バースB2の位置とが指示
される。もちろんユーザーが直接チケットリーダーにチ
ケットを差し込むのではなく、一旦係員にチケットを渡
すようにしても良い。出庫バースB2の場所を指示され
たユーザーは、そのバースB2のプラットホーム30へ
進み、車両が出庫されるのを待つ。そして車両が出庫さ
れるとそれに乗り込んで、通路から発進すれば良い。
庫時のヒューマンインターフェースを示す。4基のリフ
トを2つのリフトのペアとしたので、例えば入庫バース
B1から入庫した車両への出庫バースB2はその向えに
ある。このため出庫しようとするユーザーは、自分の一
度通った通路12を戻り、ゲート18から自分が入庫し
たバースB1の向えのバースへB2と進めば良い。ユー
ザーは管理センター16に進み、そこで図示しないチケ
ットリーダーに駐車チケットを差し込むと、料金の精算
と自分に割り当てられた出庫バースB2の位置とが指示
される。もちろんユーザーが直接チケットリーダーにチ
ケットを差し込むのではなく、一旦係員にチケットを渡
すようにしても良い。出庫バースB2の場所を指示され
たユーザーは、そのバースB2のプラットホーム30へ
進み、車両が出庫されるのを待つ。そして車両が出庫さ
れるとそれに乗り込んで、通路から発進すれば良い。
【0037】ここで問題になるのは、出庫を依頼したユ
ーザーが忘れもの等の用事を思い出し、その場を離れて
しまうことである。このようになると、出庫バースB2
が出庫車両で塞がってしまい、以降の出庫作業が停止し
てしまう。特に危険なのは、ユーザーが立体駐車場プラ
ント離れてしまい、ユーザーを捜し出せなくなる状態で
ある。このために実施例では、通路12,14の間に一
方向性のゲート18を設け、通路12から通路14へ進
むことはできるが、通路14から通路12へ戻ることが
できないようにする。このようにするとユーザーが通路
14を離れることが不可能になり、ユーザーがその場を
離れても容易に発見できる。
ーザーが忘れもの等の用事を思い出し、その場を離れて
しまうことである。このようになると、出庫バースB2
が出庫車両で塞がってしまい、以降の出庫作業が停止し
てしまう。特に危険なのは、ユーザーが立体駐車場プラ
ント離れてしまい、ユーザーを捜し出せなくなる状態で
ある。このために実施例では、通路12,14の間に一
方向性のゲート18を設け、通路12から通路14へ進
むことはできるが、通路14から通路12へ戻ることが
できないようにする。このようにするとユーザーが通路
14を離れることが不可能になり、ユーザーがその場を
離れても容易に発見できる。
【0038】入庫時には、CCDカメラ52で車両のナ
ンバープレートを読み取っている。読み取った車両番号
は例えばニューラルネットワーク等によりデジタル化さ
れて、ホストコンピュータ60へと送られている。万一
ユーザーが駐車チケットを紛失した場合でも、管理セン
ター16に自分の車の車両番号を伝えれば、管理センタ
ー16で車両番号を検索し、出庫を行うことができる。
このようにすれば、管理センター16以外の部分はほぼ
係員無しで、立体駐車場プラントを運営することができ
る。
ンバープレートを読み取っている。読み取った車両番号
は例えばニューラルネットワーク等によりデジタル化さ
れて、ホストコンピュータ60へと送られている。万一
ユーザーが駐車チケットを紛失した場合でも、管理セン
ター16に自分の車の車両番号を伝えれば、管理センタ
ー16で車両番号を検索し、出庫を行うことができる。
このようにすれば、管理センター16以外の部分はほぼ
係員無しで、立体駐車場プラントを運営することができ
る。
【0039】実施例について、細かな変形を説明する。
図2では駐車フロア20を建物の上部に設けることを示
したが、駐車フロア20を地下に設けても良い。実施例
では通路12から通路14へと移るようにしたが、通路
12は入庫者専用の通路とし、通路12と通路14の間
に他の通路を設けて、この通路からゲート18を介して
退出者用の通路14へ移るようにしても良い。バースB
1,B2については、リフトI1,I2,E3,E4と
の間で、車両の移動が終了したことを確認するためのセ
ンサを設けることが好ましい。CCDカメラ52では、
車両番号のみを読み取るのに代えて、車両の前面全体を
撮影し、ビデオ信号として管理センター16に送っても
良い。進入指示ランプ32を赤から青に切り換えるタイ
ミングとしては、チケットリーダー50でチケットを読
み込んだ時点に代えて、バースB1から入庫リフトI1
への車両の積み替えが完了した時点等としても良い。
図2では駐車フロア20を建物の上部に設けることを示
したが、駐車フロア20を地下に設けても良い。実施例
では通路12から通路14へと移るようにしたが、通路
12は入庫者専用の通路とし、通路12と通路14の間
に他の通路を設けて、この通路からゲート18を介して
退出者用の通路14へ移るようにしても良い。バースB
1,B2については、リフトI1,I2,E3,E4と
の間で、車両の移動が終了したことを確認するためのセ
ンサを設けることが好ましい。CCDカメラ52では、
車両番号のみを読み取るのに代えて、車両の前面全体を
撮影し、ビデオ信号として管理センター16に送っても
良い。進入指示ランプ32を赤から青に切り換えるタイ
ミングとしては、チケットリーダー50でチケットを読
み込んだ時点に代えて、バースB1から入庫リフトI1
への車両の積み替えが完了した時点等としても良い。
【0040】
【発明の効果】この発明では、以下の効果が得られる。 1) 駐車フロアを4段以上に増して収容能力を高めて
も、円滑に運用でき、 2) 出庫バースへのユーザーの誘導が容易で、 3) 前進で入庫し前進で出庫でき、 4) 出庫車と入庫車の動線を分離し、 5) 人と車両の動線を分離し、 6) 収容能力の増加に伴う搬送台車のコストの増加を最
小限に抑え、 7) 故障時等への安全性が向上する。また請求項2の発
明では、上記の1)〜7)に加えて、 8) ユーザーが出庫された車両を置き去りにして、その
場を離れることを防止でき、 9) 入庫バースからの退出者の通路と、出庫バースへの
通路とを分離し、整然とした人の移動を可能にする。
も、円滑に運用でき、 2) 出庫バースへのユーザーの誘導が容易で、 3) 前進で入庫し前進で出庫でき、 4) 出庫車と入庫車の動線を分離し、 5) 人と車両の動線を分離し、 6) 収容能力の増加に伴う搬送台車のコストの増加を最
小限に抑え、 7) 故障時等への安全性が向上する。また請求項2の発
明では、上記の1)〜7)に加えて、 8) ユーザーが出庫された車両を置き去りにして、その
場を離れることを防止でき、 9) 入庫バースからの退出者の通路と、出庫バースへの
通路とを分離し、整然とした人の移動を可能にする。
【図1】 実施例の立体駐車場プラントの入出庫フロ
アの平面図
アの平面図
【図2】 実施例の立体駐車場プラントの断面図
【図3】 実施例の駐車フロアの平面図
【図4】 実施例の入庫フロアの斜視図
【図5】 実施例の入庫バースの斜視図
【図6】 実施例の入庫バースの制御系統を示す図
【図7】 実施例の入庫バースの動作フローチャート
【図8】 実施例の入庫バースでの音声アナウンスを
示すフローチャート
示すフローチャート
【図9】 実施例の入庫バースでの照明制御を示すフ
ローチャート
ローチャート
【図10】 実施例の出庫ゾーンへの人の出入りを示す
平面図
平面図
2 入出庫フロア 4,6 入庫ゾーン 8,10 出庫ゾーン I1,I2 入庫リフト E3,E4 出庫リフト B1 入庫バース B2 出庫バース 12,14 通路 16 管理センター 18 一方向ゲート 20 駐車フロア 22,24 グループ 25 走行レーン 26 台車 28 駐車棚 30 プラットホーム 32 進入指示ランプ 34 発券機 36,37 レーン表示 38 高さ制限バー 40 遮断機 42 ビデオカメラ 44 バース照明 46 プラットホーム照明 48,48 人体センサ 50 チケットリーダー 52 CCDカメラ 54 退出ゲート 56,57 スラットコンベア 58 スピーカー 60 ホストコンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】 入出庫フロアでは入庫リフトに接して入
庫バースを設けると共に、出庫リフトに接して出庫バー
スを設け、駐車フロアには搬送台車とその走行レーンと
を設け、かつ走行レーンの両側に駐車棚を設け、駐車フ
ロアと入出庫フロアを入庫リフト並びに出庫リフトで接
続し、これらのバース,リフト,搬送台車,駐車棚の各
々にコンベアを設けて、車両をコンベアで受渡しするよ
うにした立体駐車場プラントにおいて、 入庫リフトと入庫バース,出庫リフトと出庫バース,並
びに各駐車フロアの走行レーンと搬送台車とを1ユニッ
トとして、このユニットを複数並列に配置し、 リフトはユニット当たり4基設けて、(入庫,出庫,出
庫,入庫)または(出庫,入庫,入庫,出庫)の順に割
り当て、入庫リフト毎に入庫バースを、出庫リフト毎に
出庫バースを設け、かつ前記のリフトの割り当て順序で
の最初の2台のリフトを第1のリフトのペアとし、次の
2台のリフトを第2のリフトのペアとし、 駐車フロアは少なくとも4段以上設け、かつ駐車フロア
を第1のグループと第2のグループの2つのグループに
分け、第1のグループを第1のリフトのペアに割り当
て、第2のグループを第2のリフトのペアに割り当て、 第1及び第2のリフトのペアでの、各リフトのペアの入
庫リフトと出庫リフトとの間に乗員通路を設け、第1の
リフトのペアと第2のリフトのペアの間に車両通路を設
けたことを特徴とする、立体駐車場プラント。 - 【請求項2】 前記の乗員通路を、入庫バースからの退
出者の通路と、出庫バースへの出庫者の通路に分割し、
かつ出庫者通路の入口には出庫者通路からの退場を防止
する一方向性のゲートを設けたことを特徴とする、請求
項1の立体駐車場プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13391193A JPH06323025A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 立体駐車場プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13391193A JPH06323025A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 立体駐車場プラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323025A true JPH06323025A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15115981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13391193A Pending JPH06323025A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 立体駐車場プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06323025A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002174046A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-21 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 機械式駐車装置の無人誘導・管理方法及び装置 |
| JP2002174048A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 機械式駐車装置の対話式操作方法と装置 |
| JP2012188863A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Ohbayashi Corp | 駐車設備 |
| JP2018031164A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Ihi運搬機械株式会社 | 機械式駐車装置の入出庫誘導システム |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP13391193A patent/JPH06323025A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002174046A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-21 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 機械式駐車装置の無人誘導・管理方法及び装置 |
| JP2002174048A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 機械式駐車装置の対話式操作方法と装置 |
| JP2012188863A (ja) * | 2011-03-10 | 2012-10-04 | Ohbayashi Corp | 駐車設備 |
| JP2018031164A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | Ihi運搬機械株式会社 | 機械式駐車装置の入出庫誘導システム |
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