JPH06323247A - 斜板式圧縮機の潤滑構造 - Google Patents

斜板式圧縮機の潤滑構造

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JPH06323247A
JPH06323247A JP5109279A JP10927993A JPH06323247A JP H06323247 A JPH06323247 A JP H06323247A JP 5109279 A JP5109279 A JP 5109279A JP 10927993 A JP10927993 A JP 10927993A JP H06323247 A JPH06323247 A JP H06323247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swash plate
drive shaft
thrust bearing
outer ring
refrigerant gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP5109279A
Other languages
English (en)
Inventor
Isato Ikeda
勇人 池田
Mitsuhiro Hattori
光弘 服部
Shigeo Mori
栄夫 森
Tetsuya Takashima
徹也 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スラスト軸受の外輪の連れ回りや偏心揺動によ
るシリンダブロックの受圧部の摩耗を防止すべく潤滑性
の向上を図る。 【構成】駆動軸12の外周でスラスト軸受14の外輪1
4bの外側近傍に周方向に沿って適数個の突起22を設
けることにより、圧縮機の運転時に、斜板室9から軸孔
1a、2a内に流入する冷媒ガスを駆動軸12と共に回
転する突起22によってスラスト軸受14の外輪14b
とシリンダブロック1、2の受圧部1b、2、bとの間
の部分に導入するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両空調等に使用され
る斜板式圧縮機の潤滑構造に関する。
【0002】
【従来技術】一般に斜板式圧縮機においては、図4に示
すように、一対のシリンダブロック1、2の前後両端部
にフロントハウジング3及びリヤハウジング4がバルブ
プレート5、6を介して結合され、その両ハウジング
3、4内には吸入室7及び吐出室8がそれぞれ区画形成
されているとともに、両吸入室7がシリンダブロック
1、2間に設けられた斜板室9と吸入通路10を介して
それぞれ連通されている。
【0003】また、前記シリンダブロック1、2の軸孔
1a、2aには一対のラジアル軸受11を介して駆動軸
12が回転可能に支承されている。この駆動軸12に
は、斜板室9内に位置して斜板13のボス部13aが嵌
合されるとともに、該ボス部13aの両端部とシリンダ
ブロック1、2との間にはスラスト軸受14がそれぞれ
介装されている。斜板13及びその前後に介装されたス
ラスト軸受14は、両シリンダブロック1、2並びにそ
の外方を閉塞する両ハウジング3、4が通しボルト15
によって共締めされることにより挟着されている。
【0004】さらに、前記シリンダブロック1、2には
複数のシリンダボア16が駆動軸12と平行に形成さ
れ、各シリンダボア16内には両頭のピストン17が往
復動可能に嵌入されているとともに、そのピストン17
は半球状のシュー18を介して斜板13に係留されてい
る。また、前記バルブプレート5、6には、各シリンダ
ボア16と吸入室7及び吐出室8とを連通する吸入口1
9及び吐出口20が形成されている。
【0005】そして、スラスト軸受14の外輪14bの
内周面と駆動軸12の外周面との間には、相対回転を許
容するための間隙が形成されており、圧縮機の運転時
に、斜板室9内の冷媒ガスが圧力差によってスラスト軸
受14の内部及び前記間隙を通って軸孔1a、2a内に
流入するとともに、ラジアル軸受11の内部を通って吸
入室7に至り、その冷媒ガスに含まれるミスト状の潤滑
油によって、スラスト軸受14及びラジアル軸受11の
潤滑が行われるようになっている。なお、シリンダブロ
ック1、2には、斜板室9と軸孔1a、2aとを連通さ
せてラジアル軸受11を直接潤滑するための潤滑穴21
が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記圧縮機において、
斜板13の回転に伴い冷媒ガスの圧縮反力によって生じ
るスラスト荷重はスラスト軸受14によって受承され
る。しかし、スラスト軸受14の外輪14bは内外周面
が共に拘束されておらず、しかもシリンダブロック1、
2の受圧部1b、2bとの衝接面積も比較的小さいた
め、転がり摩擦力によって連れ回りや偏心揺動を生じや
すい。この連れ回りや偏心揺動が不完全潤滑状態の下で
継続されると、一般にアルミ材からなるシリンダブロッ
ク1、2の受圧部1b、2bの摩耗が急速に進行してス
ラストがたへと進展し、異音が発生するという問題があ
る。
【0007】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、スラスト軸受の外輪の連れ回りや偏心揺動による
シリンダブロックの受圧部の摩耗を防止すべく潤滑性の
向上を図ることを解決すべき課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、駆動軸の外周でスラスト軸受の外側近傍に
は、軸孔内に冷媒ガスを導入する適数個の突起が設けら
れているという新規な構成を採用している。
【0009】
【作用】本発明の斜板式圧縮機の運転時には、圧力差に
より斜板室内からスラスト軸受の内部を通ってシリンダ
ブロックの軸孔内に流入した冷媒ガスは、駆動軸と共に
回転している突起によって遠心方向へ向きを変え、スラ
スト軸受とシリンダブロックとの間の部分に衝突する。
これにより、冷媒ガスに含まれるミスト状の潤滑油が衝
突面に付着し、スラスト軸受とシリンダブロックとの衝
接部分の潤滑が良好に行われる。その後、軸孔に沿って
流通する冷媒ガスはラジアル軸受へ流入し、ラジアル軸
受の潤滑を行う。
【0010】なお、軸孔内で突起が駆動軸と共に回転す
ると突起の近傍に負圧部が生じることによって、斜板室
から軸孔内へ導入される冷媒ガス量が増大する。これに
より、冷媒ガスによるスラスト軸受及びラジアル軸受の
潤滑も良好となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例に係る斜板式圧縮機の要部を拡大し
て示す断面図、図2は駆動軸の軸方向からみた正面図で
ある。なお、本実施例に係る斜板式圧縮機は、前記従来
の圧縮機と基本的構造は同じであるため、同一の構成要
素は同一符合を付して説明を省略する。
【0012】図中、12は駆動軸、13は駆動軸12に
取付けられて共に回転する斜板であって、該斜板13の
ボス部13aと両シリンダブロック1、2の受圧部1
b、2bとの間には、斜板13のスラスト荷重を支承す
るスラスト軸受14がそれぞれ介装されている(図1に
は一方のスラスト軸受14のみ図示されている。)。こ
のスラスト軸受14は、駆動軸12に所要の締めしろを
付与されて嵌合する内輪14aと、駆動軸12に所要の
隙間を付与されて嵌合する外輪14bと、これら内外輪
14a、14bに挟持された針状コロ14cとからな
る。
【0013】なお、斜板13及び両スラスト軸受14
は、両シリンダブロック1、2及び両ハウジング3、4
と共に通しボルト15によって共締めされ、かつ外輪1
4bの内周縁部が受圧部1b、2bと衝接しているた
め、外輪14bの内周端がわずかに内側へ傾いているこ
とから、外輪14bと受圧部2bとの衝接部分の内周側
に微小な楔状空間が形成されている。
【0014】そして、駆動軸12の外周で外輪14bの
外側近傍位置には、周方向に沿ってほぼ等間隔に3個の
突起22が設けられている。この突起22は、駆動軸1
2にスラスト軸受14を嵌着した後、駆動軸12の所定
位置に予め形成された取付穴にピンを打ち込むことによ
って約0.3mmの高さに形成されている。本実施例の
斜板式圧縮機は以上のように構成されており、この斜板
式圧縮機の運転時には、斜板室9と吸入室7との圧力差
により、斜板室9内の冷媒ガスがスラスト軸受14の内
部を通って外輪14bと駆動軸12との隙間よりシリン
ダブロック1、2の軸孔1a、2a内に流入する。外輪
14bと駆動軸1との隙間を通過した直後の冷媒ガス
は、駆動軸12と共に回転している突起22により遠心
方向へ向きを変え、スラスト軸受14の外輪14bとシ
リンダブロック1、2の受圧部1b、2bとの間の部分
に衝突する。このとき、冷媒ガスに含まれるミスト状の
潤滑油が衝突面に付着し、その付着した潤滑油は楔効果
により外輪14bと受圧部1b、2bとの間に進入し、
衝接部分の潤滑を良好に行う。その後、軸孔1a、2a
に沿って流通する冷媒ガスは、ラジアル軸受10を流通
してその潤滑を行った後、吸入室7内へ流出する。
【0015】なお、軸孔1a、2a内で突起22が駆動
軸12と共に回転すると突起22の近傍に負圧部が生じ
ることから、斜板室9から軸孔1a、2a内へ導入され
る冷媒ガス量が増大する。これにより、冷媒ガスによる
スラスト軸受14及びラジアル軸受11の潤滑もより一
層良好に行われる。したがって、本実施例の斜板式圧縮
機によれば、駆動軸12の外周に突起22が設けられて
いるため、スラスト軸受14の外輪14bとシリンダブ
ロック1、2の受圧部1b、2bとの衝接部分の潤滑性
を向上させることができるので、外輪14bの連れ回り
や偏心揺動による受圧部1b、2bの摩耗を防止するこ
とができる。
【0016】ちなみに、本実施例の斜板式圧縮機と、駆
動軸の外周に突起を有しない従来の斜板式圧縮機につい
て、駆動軸の回転数を6500rpm として300時間運
転後、シリンダブロック受圧部の摩耗量を測定したとこ
ろ、図3に示す結果が得られた。すなわち、従来の斜板
式圧縮機は50μmであるのに対して、実施例の斜板式
圧縮機は35μmであり、摩耗量が減少することを確認
した。
【0017】そして、駆動軸12の外周に設けられた突
起22により、冷媒ガスが軸孔1a、2a内へ導入され
やすくなるため、スラスト軸受14及びラジアル軸受1
1の潤滑性が良好となり、それらの寿命を向上させるこ
とができる。また、従来、ラジアル軸受11の潤滑用に
設けられていた前記潤滑穴21を省去することが可能と
なるため、これによりコスト低減が可能となる。
【0018】さらには、圧縮機の製造工程におけるピス
トン組付時に、駆動軸12に組付けられたスラスト軸受
14が突起22によって抜けるのを防止できるため、よ
り確実な組付が可能となるとともに、作業性の向上にも
つながる。なお、上記実施例は、駆動軸12の外周に3
個の突起22を設けた例を説明したが、この突起22は
1個以上であれば何個でもよく、その数は特に限定され
ない。
【0019】また、突起22の形成には、上記実施例の
他、例えば溶接により突起物を駆動軸12の外周面に取
付けたり、あるいはポンチ等で叩き出すことによって駆
動軸12の外周面に突起状の盛上部を形成する方法等を
採用できる。なお、突起22を設けたことによって奏す
る上記効果は、駆動軸12の高速回転時には突起22の
高さが0.1mm程度で認められるが、低速回転域での
効果を期待する場合は突起22を更に高くすればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、駆動軸の外周でスラス
ト軸受の外側近傍には、軸孔内に冷媒ガスを導入する適
数個の突起が設けられているため、スラスト軸受とシリ
ンダブロックとの衝接部分の潤滑性を向上させることが
でき、これによりスラスト軸受の外輪の連れ回りや偏心
揺動によるシリンダブロックの受圧部の摩耗を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る斜板式圧縮機の要部を拡大して示
す断面図である。
【図2】実施例に係る駆動軸の軸方向からみた正面図で
ある。
【図3】シリンダブロック受圧部の摩耗量を実施例と従
来とを比較して示すグラフである。
【図4】従来の斜板式圧縮機全体の断面図である。
【符号の説明】
1、2…シリンダブロック 1a、2a…軸孔 1
b、2b…受圧部 9…斜板室 11…ラジアル軸受 12…駆動軸
13…斜板 14…スラスト軸受 22…突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高嶋 徹也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に斜板室を形成して前後に配設され
    た一対のシリンダブロックと、前記斜板室を貫通し、前
    記シリンダブロックの軸孔にラジアル軸受を介して回転
    可能に支承された駆動軸と、前記斜板室内で前記駆動軸
    に嵌合され、前記両シリンダブロック間にスラスト軸受
    を介して挟持された斜板とを備え、前記斜板室から前記
    軸孔に冷媒ガスが流通するように構成された斜板式圧縮
    機において、 前記駆動軸の外周で前記スラスト軸受の外側近傍には、
    前記軸孔内に冷媒ガスを導入する適数個の突起が設けら
    れていることを特徴とする斜板式圧縮機の潤滑構造。
JP5109279A 1993-05-11 1993-05-11 斜板式圧縮機の潤滑構造 Pending JPH06323247A (ja)

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