JPH0632414U - 耐熱・耐摩耗性シート - Google Patents
耐熱・耐摩耗性シートInfo
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- JPH0632414U JPH0632414U JP6656592U JP6656592U JPH0632414U JP H0632414 U JPH0632414 U JP H0632414U JP 6656592 U JP6656592 U JP 6656592U JP 6656592 U JP6656592 U JP 6656592U JP H0632414 U JPH0632414 U JP H0632414U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐高熱性と耐摩耗性とを兼備する耐熱・耐摩
耗性シートを提供すること。 【構成】 基層ゴムシートの表面に炭素繊維シートを張
設し、同炭素繊維シートの表面にセラミックライナーを
並設して形成した。
耗性シートを提供すること。 【構成】 基層ゴムシートの表面に炭素繊維シートを張
設し、同炭素繊維シートの表面にセラミックライナーを
並設して形成した。
Description
【0001】
本考案は、耐熱・耐摩耗性シートに関する。
【0002】
従来、例えば、コンベアベルトは、ゴム性の基材の表面にセラミックライナー を並設して、搬送する鉱石や砂利等による基材の摩耗を防止することができるよ うにしている。
【0003】
ところが、上記したコンベアベルトでは、耐摩耗性は良好に確保できるものの 、高温物を搬送した際には、セラミックライナーが熱伝導性が良いために、基材 にも高温物からの高熱が伝達されて、ゴム製の基材が劣化して、搬送機能を果さ なくなるという問題があった。
【0004】 また、高温物を搬送しているコンベアベルトにクーラー等により冷気を与えて 、同コンベアベルトが高温化するのを防止することもできるが、燃費がかかると いう不具合がある。
【0005】
そこで、本考案では、基層ゴムシートの表面に炭素繊維シートを張設し、同炭 素繊維シートの表面にセラミックライナーを並設して形成したことを特徴とする 耐熱・耐摩耗性シートを提供せんとするものである。
【0006】 また、セラミックライナーの裏面側に、炭素繊維シートを貫通して基層ゴムシ ート中に埋設される埋設部を形成したこと、及びセラミックライナーに、炭素繊 維糸により炭素繊維シートと一体的に連結するための連結部を形成したことにも 特徴を有する。
【0007】
例えば、耐熱・耐摩耗性シートによりりコンベアベルトを形成した場合には、 同コンベアベルトのセラミックライナー上に被搬送物を載置して搬送することが できる。
【0008】 この際、コンベアベルトのセラミックライナーと基層ゴムシートとの間には断 熱性に優れる炭素繊維シートを張設しているために、被搬送物が200℃等の高 温物であっても、同高温物の高熱はセラミックライナーには伝達されるが、炭素 繊維シートにより基層ゴムシートには伝達されず、基層ゴムシートの高熱による 劣化を防止することができる。
【0009】 そして、セラミックライナーの裏面側に埋設部を形成し、同埋設部を炭素繊維 シートを貫通して基層ゴムシート中に埋設させた場合にはセラミックライナーを 基層ゴムシートに強固に固定することができて、セラミックライナーの剥離を防 止して、同セラミックライナーによる基層ゴムシートの摩耗防止機能を良好に確 保することができる。
【0010】 また、セラミックライナーに連結部を形成して、同セラミックライナーを連結 部を介して炭素繊維シートに炭素繊維糸により連結した場合にも、セラミックラ イナーを炭素繊維シートに確実に取付けることができて、セラミックライナーに よる基層ゴムシートの摩耗防止機能を良好に確保することができる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0012】 図1に示すCはコンベアベルトであり、同コンベアベルトCは、駆動プーリー 1と従動プーリー2との間に、本考案に係る耐熱・耐摩耗性シートAにより形成 した無端ベルト3を捲回して構成している。4はホッパーであり、同ホッパー4 より無端ベルト3の始端側に砂利、各種粉体、鉱石等の原料Bを切り出すように している。5は案内ローラである。
【0013】 無端ベルト3は、本考案に係る耐熱・耐摩耗性シートAにより無端帯状に形成 しており、同耐熱・耐摩耗性シートAは、図2及び図3に示すように、コード層 10を被覆した基層ゴムシート11の表面に炭素繊維シート12を張設し、同炭素繊維 シート12の表面に多数個のセラミックライナー13を並設して形成している。
【0014】 コード層10は、図3に示すように、柔軟な繊維性紐状のコード10a を多数本無 端帯状に配設し、同コード10a を相互にゴム等の可撓性素材により一体に接着し て形成している。
【0015】 基層ゴムシート11は、ゴム等の弾力性及び接着性を有するコンパウンドを素材 として形成している。
【0016】 炭素繊維シート12は、断熱性に優れた炭素繊維によりシート状に形成しており 、同炭素繊維シート12には、後述するセラミックライナー13の埋設部13b を挿貫 するための埋設部挿貫孔14を形成している。
【0017】 このようにして、炭素繊維シート12により800℃の高温物に対しても、基層 ゴムシート11を保護可能としている。
【0018】 セラミックライナー13は、図3〜図5に示すように、超硬質で耐摩耗性を有す るセラミックにより成形しており、矩形板状のライナー本体13a と、同ライナー 本体13a の裏面に連設した筒状の埋設部13b とから形成しており、ライナー本体 13a は炭素繊維シート12上に配列し、埋設部13b は、同炭素繊維シート12を貫通 させて基層ゴムシート11中に埋設するようにしている。
【0019】 このようにして、埋設部13b 中に基層ゴムシート11を形成するゴム材を充填し て、セラミックライナー13の埋設部13b を強固に埋設状態に固定できるようにし ている。
【0020】 また、図6〜図14は、他の実施例としてのセラミックライナー13(第2〜第 6実施例)を示している。
【0021】 すなわち、図6及び図7に示す第2実施例としてのセラミックライナー13は、 矩形板状のライナー本体13a と、同ライナー本体13a の上面中央部に突設した埋 設部13b とをセラミック素材により一体成形して形成すると共に、埋設部13b の 中途部にスリット15を形成している。
【0022】 このようにして、埋設部13b 中に充填されたゴム材と、埋設部13b の周囲のゴ ム材との結合を強めて、セラミックライナー13を強固に固定できるようにしてい る。
【0023】 図8及び図9に示す第3実施例としてのセラミックライナー13は、前後方向に やや長手状の長方形板状に形成したライナー本体13a の上面に、二本の筒状の埋 設部13b,13b を突設して形成している。
【0024】 かかる二本の埋設部13b,13b により、セラミックライナー13の埋設状態での固 定をより強固にしている。
【0025】 第10図に示す第4実施例としてのセラミックライナー13は、略矩形板状のラ イナー本体13a の上面に略矩形板状の突部13c を形成し、同突部13c の外周縁部 を外側方向に延設して延設部13d を形成し、同延設部13d とライナー本体13a と の間に係合凹部13e を形成している。
【0026】 そして、係合凹部13e には、基層ゴムシート11のゴム材を係合可能としている 。
【0027】 第11図に示す第5実施例としてのセラミックライナー13は、矩形板状に形成 すると共に、炭素繊維糸16を挿通するための挿通孔17を縦断貫通状態に穿設して いる。18は炭素繊維巻回用凹部である。
【0028】 このようにして、図12に示すように、セラミックライナー13と炭素繊維シー ト12とを、挿通孔17中に挿通した炭素繊維糸16により一体的に固定することがで きるようにしている。
【0029】 また、かかるセラミックライナー13の取付けは、炭素繊維糸16に限らず、例え ば、大型のステープラーを利用してステープルにより取付けることもできる。
【0030】 図13及び図14に示す第6実施例としてのセラミックライナー13は、その断 面を、上部水平部20と、下部水平部21と、両水平部20,21 を一体的に連結する垂 直部22とから略横向きH型形状に形成しており、下部水平部21と垂直部22を基層 ゴムシート内に埋設し、かつ、上部水平部20を上段層20a と下段層20b とを連設 した段付形状となしている。
【0031】 このようにして、各セラミックライナー13の上部水平部20の上段層20a を隣接 するセラミックライナー13の上部水平部20の下段層20b 上に重合状態に載置する と共に、その下段層20b 上に隣接するセラミックライナー13の上部水平部20の上 段層20b を重合状態に載置することによって、基層ゴムシート11をセラミックラ イナー13によって完全に被覆して、基層ゴムシート11の摩耗を防止することがで きるようにしている。
【0032】 また、セラミックライナー13同士は、段付部において相互に屈曲することがで きるので、各プーリー1,2においても、容易に各プーリ1,2の曲がりに追従 でき、基層ゴムシート11から剥離するおそれはない。
【0033】 また、各セラミックライナー13の上部水平部20の上段層20a の端面aは、隣接 するセラミックライナー13の上部水平部20の段付型面bと当接しており、セラミ ックライナー13間の間隙を無くしており、さらに基層ゴムシート11の摩耗を防止 することができる。
【0034】 しかも、セラミックライナー13の上段層20a と下段層20b の重合部にゴム板23 を介設しており、基層ゴムシート11への粉体等の侵入をさらに効果的に防止する ことができると共に、セラミックライナー13に作用する外部からの衝撃を効果的 に吸収して、セラミックライナー13の破損を防止することができるようにしてい る。
【0035】 さらに、上記構成においいて、セラミックライナー13の下部水平部21は基層ゴ ムシート11内に水平状態に埋設されるので、セラミックライナー13の基層ゴムシ ート11からの脱離を効果的に防止するアンカーとしての機能を果たすことになる 。
【0036】 なお、本実施例では、耐熱・耐摩耗性シートAを、無端ベルト3に適用した例 について説明したが、これに限らず、ベンドプーリー、ベンド管、各種シュート 、及び各種ミキサーの掻混ぜ板等の耐熱性と耐摩耗性とを必要とする個所にライ ニング材として適用することができる。
【0037】
本考案によれば、次のような効果が得られる。
【0038】 すなわち、本考案では、基層ゴムシートと、同基層ゴムシート上に並設するセ ラミックライナーとの間に炭素繊維シートを介在させて耐熱・耐摩耗性シートを 形成しているために、セラミックライナーによる基層ゴムシートの耐摩耗性を良 好に確保したまま、熱伝導性の良いセラミックライナーから基層ゴムシートへの 高熱の伝達を炭素繊維シートにより防止して、耐摩耗性と耐熱性の両方を良好に 確保させることができる。
【0039】 従って、かかる耐熱・耐摩耗性シートは、コンベアベルト、ベンドプーリー、 ベンド管、各種シュート、及び各種ミキサーの掻混ぜ板等の耐熱性と耐摩耗性と を必要とする個所にライニング材として使用することができる。
【図1】本考案に係る耐熱・耐摩耗性シートを適用した
コンベアベルトの側面図。
コンベアベルトの側面図。
【図2】同コンベアベルトの一部平面説明図。
【図3】図2のI-I 線断面図。
【図4】第1実施例としてのセラミックライナーの側面
図。
図。
【図5】同セラミックライナーの底面図。
【図6】第2実施例としてのセラミックライナーの側面
図。
図。
【図7】同セラミックライナーの底面図。
【図8】第3実施例としてのセラミックライナーの側面
図。
図。
【図9】同セラミックライナーの底面図。
【図10】第4実施例としてのセラミックライナーの斜
視図。
視図。
【図11】第5実施例としてのセラミックライナーの斜
視図。
視図。
【図12】同セラミックライナーの使用状態説明図。
【図13】第6実施例としてのセラミックライナーの斜
視図。
視図。
【図14】同セラミックライナーの使用状態説明図。
A 耐熱・耐摩耗性シート 11 基層ゴムシート 12 炭素繊維シート 13 セラミックライナー
Claims (3)
- 【請求項1】 基層ゴムシートの表面に炭素繊維シート
を張設し、同炭素繊維シートの表面にセラミックライナ
ーを並設して形成したことを特徴とする耐熱・耐摩耗性
シート。 - 【請求項2】 セラミックライナーの裏面側に、炭素繊
維シートを貫通して基層ゴムシート中に埋設される埋設
部を形成したことを特徴とする請求項1記載の耐熱・耐
摩耗性シート。 - 【請求項3】 セラミックライナーに、炭素繊維糸によ
り炭素繊維シートと一体的に連結するための連結部を形
成したことを特徴とする請求項1記載の耐熱・耐摩耗性
シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992066565U JP2593077Y2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 耐熱・耐摩耗性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992066565U JP2593077Y2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 耐熱・耐摩耗性シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632414U true JPH0632414U (ja) | 1994-04-28 |
| JP2593077Y2 JP2593077Y2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=13319605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992066565U Expired - Lifetime JP2593077Y2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 耐熱・耐摩耗性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593077Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020512250A (ja) * | 2017-10-18 | 2020-04-23 | 浙江双箭橡▲こう▼股▲ふん▼有限公司 | 耐摩耗性の高いパッチ及び耐摩耗性の高いパッチを備えたコンベアベルト |
| JP2021186981A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 日本通商株式会社 | 耐摩耗ライニング材 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP1992066565U patent/JP2593077Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020512250A (ja) * | 2017-10-18 | 2020-04-23 | 浙江双箭橡▲こう▼股▲ふん▼有限公司 | 耐摩耗性の高いパッチ及び耐摩耗性の高いパッチを備えたコンベアベルト |
| JP2021186981A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 日本通商株式会社 | 耐摩耗ライニング材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593077Y2 (ja) | 1999-03-31 |
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