JPH06329249A - 煎餅生地自動整列装置 - Google Patents

煎餅生地自動整列装置

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JPH06329249A
JPH06329249A JP14280993A JP14280993A JPH06329249A JP H06329249 A JPH06329249 A JP H06329249A JP 14280993 A JP14280993 A JP 14280993A JP 14280993 A JP14280993 A JP 14280993A JP H06329249 A JPH06329249 A JP H06329249A
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rice cracker
dough
cavity
cracker dough
drum
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茂 笠原
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 煎餅生地送り込みシュートと、回転整列機
と、生地移送用コンベアからなる煎餅生地自動整列装置
において、軸方向に貫通した空胴(13)を周方向に複数
個配置した円筒状ドラム(12)の各空胴の外側面に該空
胴に通ずる吸引ノズル(a)を複数個設け、該円筒状ド
ラムが回転する際に所定の角度位置の空胴内を高減圧す
る減圧装置に連通した高減圧口と、他の角度位置の空胴
内を低減圧する減圧装置に連通した低減圧口(22)と、
さらに他の角度位置の空胴内を大気開放する大気開放口
とを該円筒状ドラムの端面部に該ドラムとは別体に設置
した回転整列機構を設けたことを特徴とするもの。 【効果】 吸引ノズルでの生地の吸着を高減圧下で行な
うので確実に吸着でき、保持を低減圧下に行うので運転
コストを小さくでき、かつコンベア上の落下を確実に実
行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乾燥工程を終了した煎餅
生地を焼成炉に送り込むコンベア上に整然と自動的に整
列する煎餅生地自動整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の乾燥された煎餅生地をコン
ベア上に整列するための回転整列機としては、回転円筒
内を真空引きし、該円筒の外周に突設した複数列のノズ
ルの先端で樋状のシュートで送られてきた煎餅生地を吸
着し、該円筒を回転して下方に設置した金網コンベア上
で吸着煎餅生地を生地ストッパーに当てて吸引ノズルか
ら落下させるものがあった。ところがこのような装置で
は生地を吸引ノズルから落下させる際に生地がコンベア
上に整然と並ばず隣りの生地同士が接触したり重なり合
ったりしてしまう。
【0003】これに対して生地が落下する近傍に隣りの
生地同士を完全に隔絶するためにそれらの間にガイド板
を兼ねた隔壁を設けるものがあった(実公昭62-11858号
公報)が処理すべき煎餅生地の大きさが変わる毎に該隔
壁の取付け位置を変更しなければならず煩わしい作業で
あった。
【0004】また他の方法として生地をコンベア上に落
下させる際にその位置の吸引口内の真空引きを停止して
大気開放口を開ける構成のものもある(特公昭51-20591
号公報)。ところがこの方法のものは真空引きや大気開
放のために新たな配管部品や電気制御部品が必要であっ
てコスト高となり、また従来と同様生地が落下する位置
が定まり難いといった問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、種々検討の結果煎餅生地を互いに重なり合うことな
く煎餅生地移送用コンベア上に整列させることのできる
回転整列機を備えた生地自動整列装置を開発したもので
ある
【0006】即ち本発明は、煎餅生地送り込みシュート
と、該煎餅生地送り込みシュートに煎餅生地を供給する
コンベアと、該生地送り込みシュートの先端に幅方向に
所定間隔で保持された煎餅生地を円筒状ドラムの幅方向
に設置された減圧吸引ノズルで吸着して、該ドラムを回
転して下方の煎餅生地移送用コンベア上に整列させる回
転整列機とからなる煎餅生地自動整列装置において、軸
方向に貫通した空胴を周方向に複数個配置した円筒状ド
ラムの各空胴の外側面に該空胴に通ずる吸引ノズルを複
数個設け、該円筒状ドラムが回転する際に所定の角度位
置の空胴内を高減圧する減圧装置に連通した高減圧口
と、他の角度位置の空胴内を低減圧する減圧装置に連通
した低減圧口と、さらに他の角度位置の空胴内を大気開
放する大気開放口とを該円筒状ドラムの端面部に該ドラ
ムとは別体に設置した回転整列機を設けてなり、任意の
空胴が高減圧口に連通した際にその空胴に接続した吸引
ノズルで吸着した煎餅生地を、該ドラムの回転により引
き続いて該空胴が低減圧口に連通している間は該吸引ノ
ズルに保持し、該ドラムがさらに回転して該煎餅生地が
煎餅生地移送用コンベアの直上に近接した際には該煎餅
生地を位置決めストッパーでその落下位置をそろえなが
ら、該空胴を大気開放口に連通させることを特徴とする
ものである。
【0007】そしてこの自動整列装置において、上記煎
餅生地送り込みシュートが、丸型煎餅生地を幅方向に所
定間隔で送り込んでその送り方向に複数枚重なり合った
状態に保持し、かつ前向先端面にノズル通過スリットを
形成した先端保持部を備えてなり、該スリット内に入り
込んで下方から上方へ回転する回転整列機の吸引ノズル
の先端で煎餅生地を吸着させるようにした丸型生地送り
込みシュート、又は短冊型煎餅生地を幅方向に所定間隔
でその長手方向に送り込んで縦方向に複数枚重なり合っ
た状態に保持し、かつ下向傾斜先端面にノズル通過スリ
ットを形成した先端保持部を備えてなり、該スリット内
に入り込んで下方から上方へ回転する回転整列機の吸引
ノズルの先端で煎餅生地を吸着させるようにした短冊型
生地送り込みシュートのいずれかを回転整列機に対して
高さ位置及び前後位置を自在に調整して取り付けたのは
有効である。
【0008】
【実施例】次に本発明を実施例により詳しく説明する。
【0009】図1に示すように煎餅生地自動整列装置
は、乾燥した煎餅生地を貯えるストッカー(1)と、該
ストッカー(1)内の生地を上方へ搬送する傾斜コンベ
ア(2)と、該コンベア(2)から落下する生地を回転
整列機(3)に確実に吸着されるように先端まで送り込
んで複数列に並べる第1加振送り込みシュート(4)及
び第2加振送り込みシュート(5)からなる送り込みシ
ュートと、上記回転整列機(3)とからなり、さらに回
転整列機(3)の下方には煎餅生地を焼成炉に導入する
生地移送用金網コンベア(6)の先端部を設置した。そ
して第2加振送り込みシュート(5)の先端に保持され
た煎餅生地(A)を回転している回転整列機(3)の吸
引ノズル(a)先端で吸着保持させ、下記で説明するよ
うにこの生地(A)が金網コンベア(6)上方に近接し
た位置に達したときに位置決めストッパー(9)により
生地を横方向に揃えて同時に吸引保持力を解除すること
によりコンベア(6)上に落下させて該コンベア(6)
上に生地を重ならないように整列するものである。なお
図1中(7)は各シュートに振動を与える加振器、
(8)は傾斜コンベアの先端高さを上下するジャッキで
ある。
【0010】次に回転整列機について説明する。この回
転整列機は図2及び図3に示すように幅方向に所定の間
隔で先端にゴム製吸盤(10)を有し、内部に貫通孔を穿
設した吸引ノズル(a)を立設したノズル取付プレート
(11)を、ドラム(12)の外周に周方向に等間隔で形成
された複数の軸方向のスリット状の開口にそれぞれ密接
して取り付けることにより、それぞれ軸方向に複数個の
吸引ノズル(a)を外側に突設した複数の空胴(13)を
該ドラム(12)内の周方向に設けた。そして該ドラム
(12)の両端にはそれぞれ図4の端面プレート(14)を
一体に取付ける。この端面プレート(14)は上記各空胴
(13)の端面位置に対応した位置にプレート開口(15)
をそれぞれ有し中央部にはドラム支持軸(16)が回動自
在に嵌挿されるように構成されている。
【0011】また上記端面プレート(14)の外側にはそ
れぞれ次のようなエア分配器(17)を、そのキー溝(1
8)に嵌入する上記ドラム支持軸(16)のキー(19)に
より該ドラム支持軸(16)と一体に取付けた。このエア
分配器(17)は略円筒形で、中央部にドラム支持軸(1
6)が貫通する軸貫通孔(20)を有し、該軸貫通孔(2
0)の外側には周方向に以下のような構造を形成した。
即ち前記端面プレート(14)の1個のプレート開口(1
5)に対応する大きさの軸方向に貫通するストレート開
口(21)を設け、さらに端面プレート(14)のプレート
開口(15)に対向する面から上記軸貫通孔(20)側に連
通する鉤型開口(22)を該ストレート開口(21)に隣接
した位置から周方向に約 180°の角度範囲にわたって設
けた。そしてこの鉤型開口(22)の軸貫通孔(20)側の
開口はドラム支持軸(16)内に穿設されたエア吸引孔
(23)に連通する構成である。なおこれら開口(21)
(22)を除いた周方向の残余の部分の端面プレート(1
4)側の面は閉塞(27)してある。
【0012】さらに図中(24)はドラムカバーであり、
図2に示すようにドラム(12)の一方の端部に取付ける
ドラムカバー(24)には該ドラム(12)の回転駆動用ギ
ヤ(25)を設けた。またこれら端面プレート(14)とエ
ア分配器(17)との間にはエア分配器(17)に対応する
箇所に貫通孔を形成した円板状樹脂性パッキンを挟持さ
せてエア漏れを防いだ。
【0013】またドラム(12)を支持する両側のドラム
支持軸(16)の両端にはフレキシブルホース(26)を取
付けてさらにそれらの先端は低減圧の減圧装置としての
図示していない送風機の吸入側に接続した。このような
構成とすることにより、エア分配器(17)の鉤型開口
(22)と連通した端面プレート(14)の複数個のプレー
ト開口(15)を通して対応する複数個の空胴(13)内は
減圧させられるのでそれらの空胴(13)に取付けられた
吸引ノズル(a)先端に吸着させられた煎餅生地はその
まま保持されることになる。
【0014】さらにドラム(12)の一方の端部のエア分
配器(17)のストレート開口(21')には図示していない
が、フレキシブルホースを介して高減圧の減圧装置とし
て小風量で比較的高減圧を達成できるタイプの高圧ブロ
ワ(例えば一般の高速クーボファンや多段ターボブロワ
の他、(株)日立製作所製のボルテックスブロワ等)の
吸引口を接続した。従ってこのブロワで高減圧される空
胴(13')に取付けられた吸引ノズル(a)によれば煎餅
生地の最初の吸着が確実かつ容易に実施されることにな
る。またドラム(12)の他方の端部に取付けたエア分配
器(17)のストレート開口(21")は単に大気に開放して
おく。このときこの大気開放のストレート開口(21")は
上記ブロワに接続したストレート開口(21')が連通して
いる空洞(13')とは異なる空胴(13")と連通するように
ドラム支持軸(16)を回転して予め設置しておく。この
ように設置することによりこの大気開放ストレート開口
(21")の位置にある空胴(13")に取付けられた吸引ノズ
ル(a)には吸引力は働かないので吸着していた煎餅生
地は落下することになる。
【0015】次にこの回転整列機の作動をより詳細に説
明する。図1において生地搬送用金網コンベア(6)の
下流側から回転整列機(3)を見た際の右側面(右端
部)を図7に、同じく左側面(左端部)を図8に示す。
なおこのとき回転整列機の吸引ノズル(a)で生地を吸
着する角度位置は図1のように回転整列機のドラム(1
2)の回転中心軸に対してほぼ水平の位置とする。
【0016】回転整列機の吸引ノズルの突設したドラム
(12)部は上記駆動用ギヤ(25)により図7において左
回りに回転するが、右端部及び左端部のエア分配器(1
7)はどちらもドラム支持軸(16)と一体であって回転
しない。そして右端部(図7)のエア分配管(17)のそ
のストレート開口(21')に図示していないが上記の高圧
ブロワ(P)を接続することにより、この位置に回転し
てきたドラム(12)の空胴(13')内を高減圧するのでこ
の位置の吸引ノズルa1 は煎餅生地を強く引き付けてそ
の先端に吸着する。次いでドラム(12)が回転して該ノ
ズル位置a1 にあった空洞(13)がエア分配管(17)の
鉤型開口(22)の範囲にある間(即ちノズル位置a2
5 )は、該空胴(13)内はドラム支持軸(16)のエア
吸引孔(23)を通して図示していない送風機(Q)によ
り排気されるので吸着された生地はノズル先端に保持さ
れる。さらにドラム(12)が回転したときには空胴(1
3)はエア分配器(17)の閉塞部(27)の範囲(即ちノ
ズル位置a6 〜a8 )にあるので、この右端部(図7)
側から空胴(13)内が減圧されることはない。
【0017】次に回転整列機の左端部(図8)について
説明すると、このエア分配管(17)のストレート開口
(21")は単に開放しておき、最も下方に位置するように
ドラム支持軸(16)を回転してセットする。このように
設置することにより煎餅生地を吸引ノズルに吸着させる
位置a1 ′及び次の回転位置a2 ′はエア分配管(17)
の閉塞部(27)の位置となるが、反対側の右端部(図
7)のa1 では高圧ブロア(P)に連結し、a2 では送
風機(Q)に連結しているので生地の吸着と保持は問題
なく実行される。そしてさらにドラム(12)が回転して
吸引ノズルが最下方の直前の位置a6 ′に達するまでは
空胴(13)内はエア分配管(17)の鉤型開口(22)を通
して送風機(Q)にて低減圧させられるので生地は吸引
ノズル先端に保持される。続いてドラム(12)の回転に
より吸引ノズルが最下方の位置a7 ′にくるとそれまで
排気減圧されていた空胴(13)内は大気に連通したスト
レート開口(21")を通って大気圧まで高められる。しか
も右端部(図7)側は閉塞されているので吸引ノズルに
よる生地保持力はなくなり、煎餅生地(A)は該ノズル
から離れて落下する。このとき位置決めストッパー
(9)により落下位置はより正確となる。
【0018】このように吸引ノズル(a)から煎餅生地
が落下する際の、煎餅生地の落下の位置決めについて説
明する。即ち、図9(a)(b)(c)に示すように、
回転整列機の左側面部において、煎餅生地(A)を吸着
・保持した吸引ノズル(a)が、ドラムの回転によりそ
の空胴(13')が大気開放口であるストレート開口(21")
にさしかかると該空洞(13')の大気開放口が徐々に広が
って吸引ノズル(a)の生地(A)の保持力が弱くなる
(図9(b))。このとき位置決めストッパー(9)で
生地(A)が吸引ノズル(a)から落下する位置が揃え
られるので、金網コンベア(6)上では前後の煎餅生地
が重なり合うことはなくなる。このように回転整列機
(3)と位置決めストッパー(9)により煎餅生地の落
下位置を任意に設定できる。従って煎餅生地の吸引ノズ
ルによる吸着時に吸着位置が多少ずれても金網コンベア
上に落下整列させる際に煎餅生地を位置決めストッパー
で揃えながら整列させることが可能となる。
【0019】回転整列機はこのように図1の第2加振送
り込みシュート(5)の先端に保持されている煎餅生地
を回転するドラムの吸引ノズル(a)で確実に吸着し、
保持し、さらに金網コンベア(6)上の決められた位置
に、前後の落下生地と重なることなく、かつ間が開き過
ぎることなく、落下するので煎餅の自動焼成において金
網コンベア(6)上での生地の配列分布に粗密がなく均
一な焼成が可能となる。また本発明では送り込みシュー
ト(5)から回転整列機の吸引ノズルが生地を吸着する
ときのみ高圧ブロワの高減圧力を利用して強力に吸着さ
せ、コンベア上に落下させるまでの間はこれより減圧力
の小さい通常の送風機の吸引力を利用して生地を吸引ノ
ズルに保持させているので、従来のように吸着から落下
直前までをすべて一様に本発明の高減圧力に相当する真
空引きする場合に比べて機器の小型化及びランニングコ
ストの低減が図れる。
【0020】次に上記の回転整列機(3)に煎餅生地を
供給する送り込みシュート部について説明する。図1に
示すように第1加振送り込みシュート(4)上に投入さ
れた煎餅生地は振動により幅方向に広がりながら前進し
て第2加振送り込みシュート(5)に入る。該第2加振
送り込みシュート(5)はやはり振動により煎餅生地を
幅方向に広げてさらに前進させ、下記のようにその先端
で生地を幅方向に並べて保持する。以下煎餅生地の形状
が丸型の場合と短冊型の場合に別けて説明する。
【0021】丸型煎餅生地の場合 図10及び図11に示すように第2加振送り込みシュート
(5)の先端部には、金網コンベア上に幅方向に並べる
丸型煎餅生地の数と同数の横断面形状が円弧状のとい
(30)を幅方向に並設した。さらにこの円弧状とい(3
0)の先端部は先に向うほど下がる傾斜面を有し、先端
の前向先端面(33)に略U字形のノズル通過スリット
(31)を有する先端保持部(32)とした。このような構
成の場合第2加振送り込みシュート(5)上で広がって
各とい(30)内を前進した煎餅生地(A)は、先端保持
部(32)内に先端面(33)に沿って順次起立した状態で
横方向に重なりながら収容される。また回転整列機
(3)は図7のようにエア分配器(17)の高圧ブロワ
(P)に接続するストレート開口(21)がドラムの回転
中心軸に対してほぼ水平方向に位置するように設置し、
さらに上記先端保持部(32)の先端面(33)を該ストレ
ート開口(21)の対向する位置に設置した。
【0022】このように構成することにより、下方から
上方へ回転移動する吸引ノズル(a)は、その先端の吸
盤(10)がノズル通過スリット(31)を通して先端保持
部(32)内に挿入されたときに高圧ブロワ(P)にて高
減圧されるので、最前列の煎餅生地(A)は吸引ノズル
(a)に吸着され、そのまま該保持部(32)から離れ、
次の生地が前方に押しやられて次の吸引ノズルで吸着さ
れるのを待機することになる。
【0023】短冊型煎餅生地の場合 図12及び図13に示すように第2加振送り込みシュート
(5')の先端部には、金網コンベア上に幅方向に並べる
短冊型煎餅生地の数と同数の横断面形状が矩形の角型と
い(40)を幅方向に並設した。さらにこの角型とい(4
0)の先端部には下向傾斜先端(41)を段差を形成して
設け、かつ該下向傾斜先端面(41)には略U字形のノズ
ル通過スリット(42)を形成した先端保持部(43)を設
けた。なお図中(44)は先端ストッパーである。このよ
うな第2加振送り込みシュート(5')では該シュート
(5')上で広がって各とい(40)内に入り込んだ短冊型
煎餅生地(A')は角型とい(40)内を前進し、先端保持
部(43)内で下向傾斜先端面(41)上に重なりながら収
容される。このとき回転整列機(3)のエア分配器(1
7)の高圧ブロア(P)に接続するストレート開口(2
1)は、ドラム支持軸(16)を回転することにより上記
丸型煎餅生地の場合のストレート開口(21)の位置から
約45°程度上方に位置させておく。そして図12のように
このときのストレート開口(21)の位置に対向させてそ
の外周近傍に上記第2加振送り込みシュート(5')の下
向傾斜先端面(41)が位置するようにセットする。
【0024】このように構成することにより下方から上
方へ回転移動する吸引ノズル(a)はその先端の吸盤
(10)がノズル通過スリット(42)を通して先端保持部
(43)内に挿入されたときに高圧ブロワ(P)にて高減
圧されるので、該保持部(43)内の最下段の短冊型煎餅
生地(A')は吸引ノズル(a)に吸着されて該保持部
(43)から持ち出され。そして新たな生地が角型とい
(40)から補充される。
【0025】このように本発明では第2加振送り込みシ
ュート(5)自体(又はその先端部)を代え、その高さ
及び前後位置をも変更することにより、一台の送り込み
シュートでは従来不可能であった丸型煎餅生地と短冊型
煎餅生地との金網ベルト上への整列を可能にしたもので
ある。
【0026】即ち先ず第2加振送り込みシュート(5)
を上記のように丸型煎餅用から短冊型煎餅用に変更する
には、例えば図1において図9の該シユート(5)をそ
のまま図12の第2加振送り込みシュート(5')に入れ替
える。次に図1において上記シュート(5')が取付けら
れている支持プレート(50)と該支持プレート(50)を
載せている昇降台(51)とを固定しているネジ止め治具
(52)を緩めることにより、図14に示すように上記支持
プレート(50)は昇降台(51)上に固定したコロ(53)
に載っているので、図のように支持プレート(50)を前
後方向に移動し、かつ昇降台(51)を図示していないジ
ャッキハンドルを回すことにより昇降ジャッキ(54)で
上下させて、第2加振送り込みシュート(5')の先端位
置を回転整列機(3)に対して所望の位置に調整する。
なお図13中(55)はネジ止め治具のボルトによる取付孔
である。
【0027】次に一例として丸型煎餅生地を処理する本
発明の自動整列装置の斜視図を図15に示す。傾斜コンベ
ア(2)から投入される煎餅生地は第1加振送り込みシ
ュート(4)上の屑取りトラフ(60)で選別されて良品
の丸型生地のみが第2加振送り込みシュート(5)に送
られ、先端部の各円弧状とい(30)内に配列させられ
る。それらの各生地を高圧型ブロワ(P)に接続した回
転整列機(3)の吸引ノズル(a)で吸着し、これを回
転して引き続いて高風量型送風機(Q)により吸引ノズ
ル(a)に保持させた煎餅生地を該回転整列機(3)の
下方の位置決めストッパー(9)に当てて位置を揃えな
がら金網コンベア(6)上に落下して整列するものであ
る。
【0028】このように本発明で対象となる煎餅生地の
形状は、通常丸型及び短冊型といわれるものであって実
際の寸法には何ら制限はないが、例えば次のような形状
のものについてはそれぞれ次のように配列するのが望ま
しい。 ・丸型生地 直径約40mmの堅焼煎餅生地 隣接生地間隔 最小25mm 直径約35mmの薄焼煎餅生地 隣接生地間隔 最小6mm ・短冊型生地 約16×53mmのおかき煎餅の生地 隣接生地間隔(短尺方向に)最小15mm 約12×38mmのあられ煎餅の生地 隣接生地間隔(短尺方向に)最小17mm
【0029】
【発明の効果】このように本発明によれば煎餅生地を回
転整列機で金網コンベア上に整列する際に吸引ノズルで
の生地の吸着を高減圧小風量の減圧装置で行い、また保
持を高風量低減圧の装圧装置で行うという、両者を真空
度の異なる大小の減圧装置で行っているので吸引ノズル
内の減圧を効率的に行えて運転コストが小さく、また生
地をコンベア上に落下させる際にも吸引ノズル内を単に
大気開放するだけであるので構造が簡単で、しかも確実
に所定の位置で落下する。さらに生地の丸型又は短冊型
の別により異なる生地供給用の加振送り込みシュートを
容易に交換できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動整列装置の一例を示す側面説明図
である。
【図2】本発明装置で用いる回転整列機の一例を示す正
面図である。
【図3】回転整列機の要部説明図である。
【図4】回転整列機の端面プレートを示す斜視図であ
る。
【図5】回転整列機のエア分配器を示す一部断面斜視図
である。
【図6】回転整列機のドラム支持軸を示す斜視図であ
る。
【図7】回転整列機の作動を説明する該整列機の右側面
説明図である。
【図8】回転整列機の作動を説明する該整列機の左側面
説明図である。
【図9】回転整列機と生地の位置決めストッパーとの作
用について説明するもので、(a)(b)(c)ともに
その説明図である。
【図10】丸型生地の場合の第2加振送り込みシュート
の作動を示す説明図である。
【図11】同じく要部断面の説明図である。
【図12】短冊型生地の場合の第2加振送り込みシュー
トの作動を示す説明図である。
【図13】同じく要部断面の説明図である。
【図14】支持プレートと昇降台との取付状態を示す説
明図である。
【図15】本発明自動整列装置の一例を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
1 ストッカー 2 傾斜コンベア 3 回転整列機 4 第1加振送り込みシュート 5 第2加振送り込みシュート 6 生地搬送用金網コンベア 7 加振器 8 ジャッキ 9 位置決めストッパー 10 ゴム製吸盤 11 ノズル取付プレート 12 ドラム 13 空胴 14 端面プレート 15 プレート開口 16 ドラム支持軸 17 エア分配器 18 キー溝 19 キー 20 軸貫通孔 21 ストレート開口 22 鉤型開口 23 エア吸引孔 24 ドラムカバー 25 駆動用ギヤ 26 フレキシブルホース 27 閉塞部 30 円弧状とい 31 ノズル通過スリット 32 先端保持部 33 前向先端面 40 角型とい 41 下向傾斜先端面 42 ノズル通過スリット 43 先端保持部 50 支持プレート 51 昇降台 52 ネジ止め治具 53 コロ 54 昇降ジャッキ 55 ボルト取付孔 60 屑取りトラフ P 高圧型ブロワ Q 高風量型送風機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煎餅生地送り込みシュートと、該生地送
    り込みシュートに煎餅生地を供給するコンベアと、該生
    地送り込みシュートの先端に幅方向に所定間隔で保持さ
    れた煎餅生地を円筒状ドラムの幅方向に設置された減圧
    吸引ノズルで吸着して、該ドラムを回転して下方の煎餅
    生地移送用コンベア上に整列させる回転整列機とからな
    る煎餅生地自動整列装置において、軸方向に貫通した空
    胴を周方向に複数個配置した円筒状ドラムの各空胴の外
    側面に該空胴に通ずる吸引ノズルを複数個設け、該円筒
    状ドラムが回転する際に所定の角度位置の空胴内を高減
    圧する減圧装置に連通した高減圧口と、他の角度位置の
    空胴内を低減圧する減圧装置に連通した低減圧口と、さ
    らに他の角度位置の空胴内を大気開放する大気開放口と
    を該円筒状ドラムの端面部に該ドラムとは別体に設置し
    た回転整列機を設けてなり、任意の空胴が高減圧口に連
    通した際にその空胴に接続した吸引ノズルで吸着した煎
    餅生地を、該ドラムの回転により引き続いて該空胴が低
    減圧口に連通している間は該吸引ノズルに保持し、該ド
    ラムがさらに回転して該煎餅生地が煎餅生地移送用コン
    ベアの直上に近接した際には該煎餅生地を位置決めスト
    ッパーでその落下位置をそろえながら、該空胴を大気開
    放口に連通させることを特徴とする煎餅生地の自動整列
    装置。
  2. 【請求項2】 上記煎餅生地送り込みシュートが、丸型
    煎餅生地を幅方向に所定間隔で送り込んでその送り方向
    に複数枚重なり合った状態に保持し、かつ前向先端面に
    ノズル通過スリットを形成した先端保持部を備えてな
    り、該スリット内に入り込んで下方から上方へ回転する
    回転整列機の吸引ノズルの先端で煎餅生地を吸着させる
    ようにした丸型生地送り込みシュート、又は短冊型煎餅
    生地を幅方向に所定間隔でその長手方向に送り込んで縦
    方向に複数枚重なり合った状態に保持し、かつ下向傾斜
    先端面にノズル通過スリットを形成した先端保持部を備
    えてなり、該スリット内に入り込んで下方から上方へ回
    転する回転整列機の吸引ノズルの先端で煎餅生地を吸着
    させるようにした短冊型生地送り込みシュートのいずれ
    かを回転整列機に対して高さ位置及び前後位置を自在に
    調整して取り付けたものである請求項1記載の煎餅生地
    の自動整列装置。
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