JPH0632990A - 金属化可能なアゾ化合物の製造方法 - Google Patents

金属化可能なアゾ化合物の製造方法

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JPH0632990A
JPH0632990A JP21368292A JP21368292A JPH0632990A JP H0632990 A JPH0632990 A JP H0632990A JP 21368292 A JP21368292 A JP 21368292A JP 21368292 A JP21368292 A JP 21368292A JP H0632990 A JPH0632990 A JP H0632990A
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naphthol
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azo compound
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Shinya Kita
伸也 北
Hideo Kawashita
川下英夫
Kiyoteru Kojima
小島清輝
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Taoka Chemical Co Ltd
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Taoka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は金属化可能なアゾ化合物の製造方法
の改良に関する。 【構成】 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホン
酸または1−ジアゾ−6−ニトロ−2−ナフトール−4
−スルホン酸とβ−ナフトールとをカップリングさせて
金属化可能なアゾ化合物を製造する方法において、有機
アミン類の共存下にカップリング反応させることを特徴
とする方法。 【効果】 本発明方法によれば、カップリング反応が円
滑に進行し、目的とする金属化可能なアゾ化合物が高収
率が得られるとともに、これを金属化して得られる金属
錯塩染料の染色時問題になる水に不溶の副生物は全く生
成しないために、汚染等の問題が起きないという優れた
効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は金属化可能なアゾ化合物
の製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般式(2)
【0003】
【化−3】
【0004】で示されるアゾ化合物は、例えば、次の方
法で製造されている。
【0005】すなわち、1−ジアゾ−2−ナフトール−
4−スルホン酸または1−ジアゾ−6−ニトロ−2−ナ
フトール−4−スルホン酸をアルカリ金属水酸化物を用
いて弱酸性水溶液にし、β−ナフトールは、アルカリ金
属水酸化物を用いてアルカリ性の液とし、次いで30〜
70℃でカップリング反応を行なう方法である。
【0006】しかしながら、上記カップリング反応は反
応が遅く、かつ副反応による副生成物も多いため、その
改良法が種々検討されている。例えば、亜鉛塩の存在
下、あるいはカルシウム塩またはマグネシウム塩の存在
下でカップリング反応を行う方法、また収率の向上、副
生成物の抑制等の目的で塩化アンモニウム/アンモニ
ア、リン酸二水素ナトリウム/水酸化ナトリウム等の緩
衝混合液中でカップリングすること等が提案されている
(特開平1−101376号公報、特開平2−2697
73号公報等)。また特開平61−254550号明細
書においては窒素雰囲気下でカップリングすることが提
案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
技術においてはそれぞれ以下のような問題点がある。亜
鉛塩やカルシウム塩およびマグネシウム塩存在下でのカ
ップリングはある程度収率を向上させるが、反応完了後
に面倒な塩が含まれるという欠点があり、このためさら
にクロムやコバルト等で金属化して金属錯塩染料を合成
するためには濾過などの工程を入れて脱塩することが必
要になる。またそのようにして得られた金属錯塩染料は
カップリング反応中に生成した水に不溶の副生物を多く
含んでいるという問題がある。
【0008】また、塩化アンモニウム/アンモニア、リ
ン酸二水素ナトリウム/水酸化ナトリウム等の緩衝混合
液中でのカップリング反応もある程度の収率を向上させ
るが、反応完了後多量の無機塩を含有するため、金属化
後の金属錯塩染料を高濃度化できず、そのためにはやは
りカップリング反応後、濾過工程を入れて無機塩を分離
する必要がある。また緩衝混合液中でカップリングした
後金属化した金属錯塩染料をポリアミド繊維の染色に用
いた場合、カップリング中に生成した水に不溶の副生物
が汚染等染色操作上引き起こす問題がある。更に、窒素
中で反応を行うことは、特殊な装置を必要とする上、収
率向上効果も十分ではない。
【0009】本発明の目的は、特殊な装置を用いること
なく、副生成物を抑制し、高い収率で目的とするアゾ化
合物を製造することができ、かつこれを濾過などの工程
を入れることなく金属化して高濃度の金属錯塩染料溶液
を得ることができる金属化可能なアゾ化合物の製造方法
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の一般式
(1)
【0011】
【化−4】
【0012】(式中、Xは水素原子またはニトロ基であ
る)で示されるジアゾ成分とβ−ナフトールとをカップ
リングさせて一般式(2)
【0013】
【化−5】
【0014】(式中、Xは前記の意味を表し、Mは有機
アンモニウムカチオンまたはアルカリ金属イオンであ
る。)で示されるアゾ化合物を製造する方法において、
有機アミン類の共存下にカップリング反応させることを
特徴とする金属化可能なアゾ化合物の製造方法である。
【0015】以下本発明の方法を詳細に説明する。本発
明における前記一般式(1)で示されるジアゾ成分とし
ては、具体的には1−アミノ−2−ナフトール−4−ス
ルホン酸又は1−アミノ−6−ニトロ−2−ナフトール
−4−スルホン酸を通常の方法でジアゾ化して得られ
る。例えば、このジアゾ成分は弱酸性、好ましくはpH
2〜4の水溶液として用いられる。このとき中和には有
機アミン類及び/又は苛性ソーダを用いることができ
る。
【0016】一方、β−ナフトールは、これを有機アミ
ン類及び/又は苛性ソーダを用いて通常は加温下、水に
溶解して用いられる。この際使用するβ−ナフトールの
量は一般式(1)で示されるジアゾ成分1モルに対して
通常1〜1.2モル、好ましくは1.05〜1.1モル
である。
【0017】本発明の方法で使用される有機アミン類と
しては、具体例としては、エチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、
ジブチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、エチレンジアミン、1,2
−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノプロパン等のア
ルキルアミン類、3−アミノプロパノール、イソプロパ
ノールアミン、N−メチルエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノー
ルアミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチルジ
エタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N
−ブチルジエタノールアミン、ジグリコールアミン、2
−(イソプロピルアミノ)エタノール等のアルカノール
アミン類、3−メトキシプロピルアミン、3−エトキシ
プロピルアミン、N−(2−メトキシエチル)エタノー
ルアミン、3−イソプロポキシプロピルアミン等のアル
コキシアルキルアミン類、モルホリン、N−メチルモル
ホリン、N−ブチルモルホリン、N−ベンジルモルホリ
ン、N−(2−ジメチルアミノエチル)モルホリン、ピ
ペリジン、N−エチルピペリジン、N−アミルピペリジ
ン、N−ベンジルピペリジン、ピペラジン、N−メチル
ピペラジン、N,N’−ジメチルピペラジン、N−エチ
ルピペラジン、N,N’−ジプロピルピペラジン、N,
N’−ジエタノールピペラジン等の環状アミン化合物等
が挙げられる。
【0018】本発明の方法で使用される有機アミン類と
して、特にアルカノールアミン類が好ましく使用され、
中でもトリエタノールアミンが好ましく使用される。
【0019】本発明は、前記有機アミン類の添加時期
は、該有機アミン類をカップリング反応時に共存してい
ればよく、それ以外の制限はとくにない。例えば、カッ
プリング反応の前に、カップリング成分に加えるとか、
カップリング成分であるβ−ナフトールの調製に加える
とか、又は一般式(1)で示されるジアゾ成分の調製に
際して加えてもよいし、或いはカップリング反応と同時
的に注加してもよい。
【0020】有機アミン類の添加量は、前記一般式
(1)で示されるジアゾ成分1モルに対して通常0.5
〜3.0モル、好ましくは1.0〜2.0モルである。
【0021】本発明において、カップリング反応は公知
の方法に従って行われるが、例えば通常ジアゾ成分の水
溶液を10〜40℃、好ましくは25〜35℃に調製
し、これをβ−ナフトールの水溶液に加え、或いはジア
ゾ成分の水溶液にβ−ナフトールのアルカリ水溶液を加
える。
【0022】カップリング反応の温度は、通常30〜7
0℃、pH8〜11で撹拌することにより行われる。反
応時間は反応条件により異なり、限定されないが、通常
数分〜数時間で終了する。
【0023】カップリング反応後、乾燥して目的とする
一般式(2)で示されるアゾ化合物を得ることが出来
る。また、カップリング反応後に一般式(2)で示され
るアゾ化合物をそのまま既知方法で金属化して金属錯塩
染料とすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明方法によれば、カップリング反応
が円滑に進行し、目的とする一般式(2)で示されるア
ゾ化合物が高収率が得られるとともに、これを金属化し
て得られる金属錯塩染料の染色時問題になる水に不溶の
副生物は全く生成しないために、汚染等の問題が起きな
いという優れた効果を奏する。また、本発明の方法によ
れば、カップリング反応後に濾過等の工程を入れること
なく金属化して、高濃度の染料が工業的に容易に得られ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに説明す
る。実施例中部は重量部である。
【0026】実施例1 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホン酸250部
を水400部に分散させ30℃に昇温、47%苛性ソー
ダ85部を加えて、pHを3.0に調製して溶解した。
【0027】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、85℃に昇温後、トリエタノールアミン2
98部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−2−ナ
フトール−4−スルホン酸溶解液を約1分を要して加
え、60℃で2時間カップリングさせた。カップリング
収率は理論の95%である。
【0028】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0029】得られた金属錯塩染料水溶液はそのままで
安定な高濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、
ナイロンを鮮明な濃紺色に染色した。水に不溶の副生物
によるアセテートに対する汚染も全くなく、またこの染
料水溶液を濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0030】比較例1 実施例1において、カップリング反応をトリエタノール
アミンを用いる代わりに硫酸アンモニウム132部を用
い、以下実施例と全く同様に実施した。カップリング収
率は理論の90%得られる。しかしこれをこのまま取り
出すことなくクロム化しても得られた金属錯塩染料の多
くは析出しており、これを防ぐためにはカップリング後
にアゾ化合物を取り出すという工程が必要である。また
得られた錯塩染料水溶液はそのままでは安定ではなく、
乾燥して用いる必要がある。しかもこの金属錯塩染料は
水に不溶の副生物を含んでおり、アセテートを黄色に汚
染し、染料水溶液を濾過すると多くの残渣が残る。
【0031】実施例2 1−ジアゾ−6−ニトロ−2−ナフトール−4−スルホ
ン酸295部を水400部に分散させ、47%苛性ソー
ダ127部を加えて、pHを3.0に調製して溶解し
た。
【0032】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、50℃に昇温後、トリエタノールアミン2
98部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−6−ニ
トロ−2−ナフトール−4−スルホン酸溶解液を約1分
を要して加え、35℃で2時間カップリングさせた。カ
ップリング収率は理論の95%である。
【0033】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0034】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な黒色に染色した。水に不溶の副生物によるアセ
テートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液を
濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0035】実施例3 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホン酸250部
を水400部に分散させ30℃に昇温、47%苛性ソー
ダ85部を加えて、pHを3.0に調製して溶解した。
【0036】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、85℃に昇温後、ジエタノールアミン21
0部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−2−ナフ
トール−4−スルホン酸溶解液を約1分を要して加え、
60℃で2時間カップリングさせた。カップリング収率
は理論の93%である。
【0037】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0038】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な濃紺色に染色した。水に不溶の副生物によるア
セテートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液
を濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0039】実施例4 1−ジアゾ−6−ニトロ−2−ナフトール−4−スルホ
ン酸295部を水400部に分散させ、47%苛性ソー
ダ127部を加えて、pHを3.0に調製して溶解し
た。
【0040】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、50℃に昇温後、ジエタノールアミン21
0部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−6−ニト
ロ−2−ナフトール−4−スルホン酸溶解液を約1分を
要して加え、35℃で2時間カップリングさせた。カッ
プリング収率は理論の94%である。
【0041】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0042】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な黒色に染色した。水に不溶の副生物によるアセ
テートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液を
濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0043】実施例5 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホン酸250部
を水400部に分散させ30℃に昇温、47%苛性ソー
ダ85部を加えて、pHを3.0に調製して溶解した。
【0044】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、85℃に昇温後、モノエタノールアミン1
22部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−2−ナ
フトール−4−スルホン酸溶解液を約1分を要して加
え、60℃で2時間カップリングさせた。カップリング
収率は理論の92%である。
【0045】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0046】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な濃紺色に染色した。水に不溶の副生物によるア
セテートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液
を濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0047】実施例6 1−ジアゾ−6−ニトロ−2−ナフトール−4−スルホ
ン酸295部を水400部に分散させ、47%苛性ソー
ダ127部を加えて、pHを3.0に調製して溶解し
た。
【0048】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、50℃に昇温後、モノエタノールアミン1
22部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−6−ニ
トロ−2−ナフトール−4−スルホン酸溶解液を約1分
を要して加え、35℃で2時間カップリングさせた。カ
ップリング収率は理論の93%である。
【0049】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0050】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な黒色に染色した。水に不溶の副生物によるアセ
テートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液を
濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0051】実施例7 1−ジアゾ−2−ナフトール−4−スルホン酸250部
を水400部に分散させ30℃に昇温、47%苛性ソー
ダ85部を加えて、pHを3.0に調製して溶解した。
【0052】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、85℃に昇温後、トリエチルアミン202
部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−2−ナフト
ール−4−スルホン酸溶解液を約1分を要して加え、6
0℃で2時間カップリングさせた。カップリング収率は
理論の85%である。
【0053】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0054】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な濃紺色に染色した。水に不溶の副生物によるア
セテートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液
を濾過しても残渣は全く残らなかった。
【0055】実施例8 1−ジアゾ−6−ニトロ−2−ナフトール−4−スルホ
ン酸295部を水400部に分散させ、47%苛性ソー
ダ127部を加えて、pHを3.0に調製して溶解し
た。
【0056】別にβ−ナフトール158部を水400部
に分散させ、50℃に昇温後、トリエチルアミン202
部を加えて溶解した。この中に1−ジアゾ−6−ニトロ
−2−ナフトール−4−スルホン酸溶解液を約1分を要
して加え、35℃で2時間カップリングさせた。カップ
リング収率は理論の93%である。
【0057】カップリング反応終了後、アゾ化合物を取
り出すことなくそのままサリチル酸クロム溶液(クロム
含量4%)650部を加え、95℃に昇温し、同温度で
2時間反応を行いクロム化を終了する。
【0058】得られた染料水溶液はそのままで安定な高
濃度品であり、乾燥することなく羊毛、皮革、ナイロン
を鮮明な黒色に染色した。水に不溶の副生物によるアセ
テートに対する汚染も全くなく、またこの染料水溶液を
濾過しても残渣は全く残らなかった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化−1】 (式中、Xは水素原子またはニトロ基である)で示され
    るジアゾ成分とβ−ナフトールとをカップリングさせて
    一般式(2) 【化−2】 (式中、Xは前記の意味を表し、Mは有機アンモニウム
    カチオンまたはアルカリ金属イオンである。)で示され
    る金属化可能なアゾ化合物を製造する方法において、有
    機アミン類の共存下にカップリング反応させることを特
    徴とする金属化可能なアゾ化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 有機アミン類がアルカノールアミン類で
    ある請求項1に記載の金属化可能なアゾ化合物の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 有機アミン類を一般式(1)で示される
    ジアゾ成分に対して0.5〜3モル倍用いることを特徴
    とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の金属化
    可能なアゾ化合物の製造方法。 【0001】
JP21368292A 1992-07-17 1992-07-17 金属化可能なアゾ化合物の製造方法 Pending JPH0632990A (ja)

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