JPH0633010Y2 - 油圧ショベルの油圧回路 - Google Patents
油圧ショベルの油圧回路Info
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- JPH0633010Y2 JPH0633010Y2 JP3320292U JP3320292U JPH0633010Y2 JP H0633010 Y2 JPH0633010 Y2 JP H0633010Y2 JP 3320292 U JP3320292 U JP 3320292U JP 3320292 U JP3320292 U JP 3320292U JP H0633010 Y2 JPH0633010 Y2 JP H0633010Y2
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- directional control
- hydraulic
- tank
- oil
- valve
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブロック構成された複
数の方向切換弁を有し、これら方向切換弁からタンクへ
の戻り回路にオイルクーラが備えられている油圧ショベ
ルの油圧回路に関する。
数の方向切換弁を有し、これら方向切換弁からタンクへ
の戻り回路にオイルクーラが備えられている油圧ショベ
ルの油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルには、その機能を達成する
ため、多数の油圧アクチュエータが備えられ、これら油
圧アクチュエータを駆動するため、複数の油圧ポンプが
搭載されている。そして、これら油圧アクチュエータの
駆動を制御するため、各油圧ポンプと各油圧アクチュエ
ータとの間には方向切換弁が設けられている。これら方
向切換弁は、対応する油圧ポンプ毎に1つのブロック内
に形成されているものが多く、この場合、各ブロックの
うちの1つのブロックのタンクポートにオイルクーラが
接続され、使用する作動油の冷却を行なっている。この
ような油圧回路を図により説明する。
ため、多数の油圧アクチュエータが備えられ、これら油
圧アクチュエータを駆動するため、複数の油圧ポンプが
搭載されている。そして、これら油圧アクチュエータの
駆動を制御するため、各油圧ポンプと各油圧アクチュエ
ータとの間には方向切換弁が設けられている。これら方
向切換弁は、対応する油圧ポンプ毎に1つのブロック内
に形成されているものが多く、この場合、各ブロックの
うちの1つのブロックのタンクポートにオイルクーラが
接続され、使用する作動油の冷却を行なっている。この
ような油圧回路を図により説明する。
【0003】図3は従来の油圧回路の回路図、図4は当
該油圧回路の外観図である。各図で、1A,1Bは油圧
ショベルに搭載された油圧ポンプ、2A,2Bはそれぞ
れ油圧ポンプ1A,1Bの圧油により駆動される油圧ア
クチュエータを制御する方向切換弁ブロックである。方
向切換弁ブロック2Aには、油圧ポンプ1Aの圧油を、
その担当する油圧アクチュエータに供給制御する複数の
方向切換弁2A1 ,2A2 ,2A3 が一体に形成されて
いる。方向切換弁2A1 はブームシリンダ11を制御す
る方向切換弁である。他の方向切換弁の制御対象となる
油圧アクチュエータの図示は省略されている。同様に、
方向切換弁ブロック2Bにも、油圧ポンプ1Bの圧油を
その担当する油圧アクチュエータに供給制御する複数の
方向切換弁2B1 ,2B2 ,2B3 が一体に形成されて
いる。方向切換弁2B1 はアームシリンダを制御する方
向切換弁である。他の方向切換弁の制御対象となる油圧
アクチュエータの図示は省略されている。
該油圧回路の外観図である。各図で、1A,1Bは油圧
ショベルに搭載された油圧ポンプ、2A,2Bはそれぞ
れ油圧ポンプ1A,1Bの圧油により駆動される油圧ア
クチュエータを制御する方向切換弁ブロックである。方
向切換弁ブロック2Aには、油圧ポンプ1Aの圧油を、
その担当する油圧アクチュエータに供給制御する複数の
方向切換弁2A1 ,2A2 ,2A3 が一体に形成されて
いる。方向切換弁2A1 はブームシリンダ11を制御す
る方向切換弁である。他の方向切換弁の制御対象となる
油圧アクチュエータの図示は省略されている。同様に、
方向切換弁ブロック2Bにも、油圧ポンプ1Bの圧油を
その担当する油圧アクチュエータに供給制御する複数の
方向切換弁2B1 ,2B2 ,2B3 が一体に形成されて
いる。方向切換弁2B1 はアームシリンダを制御する方
向切換弁である。他の方向切換弁の制御対象となる油圧
アクチュエータの図示は省略されている。
【0004】3A,3Bはそれぞれ方向切換弁ブロック
2A,2Bのタンクポートに取付けられたメイクアップ
用のリリーフ弁、4は作動油タンク、5はリリーフ弁3
Bとタンク4とを接続する管路である。6はリリーフ弁
3Aとタンク4との間に設けられたオイルクーラ、7は
オイルクーラ6と並列に接続されたリリーフ弁、8はリ
リーフ弁3Aに接続された管路、9はタンク4に接続さ
れた管路、10a,10bはオイルクーラ6およびリリ
ーフ弁7の並列回路と管路8,9を接続する管継手であ
る。
2A,2Bのタンクポートに取付けられたメイクアップ
用のリリーフ弁、4は作動油タンク、5はリリーフ弁3
Bとタンク4とを接続する管路である。6はリリーフ弁
3Aとタンク4との間に設けられたオイルクーラ、7は
オイルクーラ6と並列に接続されたリリーフ弁、8はリ
リーフ弁3Aに接続された管路、9はタンク4に接続さ
れた管路、10a,10bはオイルクーラ6およびリリ
ーフ弁7の並列回路と管路8,9を接続する管継手であ
る。
【0005】13,14,15,16,17,18はそ
れぞれチェック弁であり、チェック弁13,14はブー
ムシリンダ11のロッド側およびボトム側へのメイクア
ップ用のチェック弁、又、チェック弁15,16はアー
ムシリンダ12のロッド側およびボトム側へのメイクア
ップ用のチェック弁である。
れぞれチェック弁であり、チェック弁13,14はブー
ムシリンダ11のロッド側およびボトム側へのメイクア
ップ用のチェック弁、又、チェック弁15,16はアー
ムシリンダ12のロッド側およびボトム側へのメイクア
ップ用のチェック弁である。
【0006】このような従来の油圧回路において、例え
ば方向切換弁2A1 を図の右側位置に切換えると、ブー
ムシリンダ11のロッド側に油圧ポンプ1Aの圧油が供
給され、一方、ブームシリンダ11のボトム側の油は方
向切換弁2A1 、リリーフ弁3A、オイルクーラ6を経
てタンク4に排出される。リリーフ弁3Aの設定圧力は
低く設定してあるので、油のタンク4への戻りは円滑に
行なわれ、又、油はオイルクーラ6により冷却されて高
温による種々の障害が除去される。この方向切換弁2A
1 の切換えにより、ブームシリンダ11のロッドは縮め
られ、ブームは下降する。このとき、ブームに下降方向
の外力が加わっていると、ブームシリンダ11のロッド
側の圧力が低下し、ブームシリンダ11のボトム側から
排出された油は、リリーフ弁3Aで発生する圧力により
チェック弁13を経てブームシリンダ11のロッド側に
入り、油の供給不足を補なう。即ち、メイクアップが行
なわれる。
ば方向切換弁2A1 を図の右側位置に切換えると、ブー
ムシリンダ11のロッド側に油圧ポンプ1Aの圧油が供
給され、一方、ブームシリンダ11のボトム側の油は方
向切換弁2A1 、リリーフ弁3A、オイルクーラ6を経
てタンク4に排出される。リリーフ弁3Aの設定圧力は
低く設定してあるので、油のタンク4への戻りは円滑に
行なわれ、又、油はオイルクーラ6により冷却されて高
温による種々の障害が除去される。この方向切換弁2A
1 の切換えにより、ブームシリンダ11のロッドは縮め
られ、ブームは下降する。このとき、ブームに下降方向
の外力が加わっていると、ブームシリンダ11のロッド
側の圧力が低下し、ブームシリンダ11のボトム側から
排出された油は、リリーフ弁3Aで発生する圧力により
チェック弁13を経てブームシリンダ11のロッド側に
入り、油の供給不足を補なう。即ち、メイクアップが行
なわれる。
【0007】ここで、リリーフ弁7について説明する。
油圧ショベルの作業場所が低温である場合、作動油の粘
性は大になる。このような粘性の大きな作動油がオイル
クーラ6に流入すると、多数のフィンで構成されるオイ
ルクーラ6には過大な圧力が加えられることになり、こ
れが大きくなるとオイルクーラ6を破壊するおそれがあ
る。
油圧ショベルの作業場所が低温である場合、作動油の粘
性は大になる。このような粘性の大きな作動油がオイル
クーラ6に流入すると、多数のフィンで構成されるオイ
ルクーラ6には過大な圧力が加えられることになり、こ
れが大きくなるとオイルクーラ6を破壊するおそれがあ
る。
【0008】そこで、リリーフ弁7をオイルクーラ6と
並列に設け、その設定圧力を適宜の値に設定しておく
と、作動油の温度が低くその粘性が大きいとき、オイル
クーラ6の入口の圧力が大きくなり、油はリリーフ弁を
通ってタンクに排出される。したがって、オイルクーラ
6が破壊されることはない。なお、作業場所が低温の場
合の暖機は、油圧ポンプ1Bおよびこれに接続されたリ
リーフ弁(図示しない)によって行なわれる。なお又、
他の方向切換弁による動作も上記の動作と同じであるの
で、説明は省略する。ただし、方向切換弁ブロック2B
側ではオイルクーラ6による冷却は行なわれない。
並列に設け、その設定圧力を適宜の値に設定しておく
と、作動油の温度が低くその粘性が大きいとき、オイル
クーラ6の入口の圧力が大きくなり、油はリリーフ弁を
通ってタンクに排出される。したがって、オイルクーラ
6が破壊されることはない。なお、作業場所が低温の場
合の暖機は、油圧ポンプ1Bおよびこれに接続されたリ
リーフ弁(図示しない)によって行なわれる。なお又、
他の方向切換弁による動作も上記の動作と同じであるの
で、説明は省略する。ただし、方向切換弁ブロック2B
側ではオイルクーラ6による冷却は行なわれない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
回路構成においては、メイクアップ用のリリーフ弁3
A,3Bの他に、オイルクーラ6を保護するリリーフ弁
7を必要とする。このため、リリーフ弁の数が多くなっ
て回路構成が複雑でコストが高くなるばかりでなく、そ
のための配管も必要となり、配管が複雑となり、かつ、
そのためのスペースも必要となるという欠点があった。
又、圧油の冷却は一方の方向切換弁ブロック2Aを経る
圧油に対してのみ行なわれ、他方の方向切換弁ブロック
2Bを経る圧油に対しては行なわれないので、油の冷却
効果が悪いという問題もあった。
回路構成においては、メイクアップ用のリリーフ弁3
A,3Bの他に、オイルクーラ6を保護するリリーフ弁
7を必要とする。このため、リリーフ弁の数が多くなっ
て回路構成が複雑でコストが高くなるばかりでなく、そ
のための配管も必要となり、配管が複雑となり、かつ、
そのためのスペースも必要となるという欠点があった。
又、圧油の冷却は一方の方向切換弁ブロック2Aを経る
圧油に対してのみ行なわれ、他方の方向切換弁ブロック
2Bを経る圧油に対しては行なわれないので、油の冷却
効果が悪いという問題もあった。
【0010】本考案の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、リリーフ弁の数を減少することができ、回
路構成を簡素化することができるとともに油の冷却効果
を向上させることができる油圧ショベルの油圧回路を提
供するにある。
題を解決し、リリーフ弁の数を減少することができ、回
路構成を簡素化することができるとともに油の冷却効果
を向上させることができる油圧ショベルの油圧回路を提
供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案は、第1の油圧ポンプに接続され、ブームシ
リンダを制御する方向切換弁を含む第1の方向切換弁群
と、第2の油圧ポンプに接続され、アームシリンダを制
御する方向切換弁を含む第2の方向切換弁群と、前記第
1の方向切換弁群を通って接続される第1のタンクポー
トと、前記第2の方向切換弁群を通って接続される第2
のタンクポートと、これら第1のタンクポートおよび第
2のタンクポートを連通する共通流路と、この共通流路
に接続され前記ブームシリンダへの流れを許容するチェ
ック弁を介在させた第1の管路と、前記共通流路に接続
され前記アームシリンダへの流れを許容するチェック弁
を介在させた第2の管路とを内蔵する1つのブロックを
備え、前記第1のタンクポートとタンクとの間に第1の
リリーフ弁を介在させ、前記第2のタンクポートとタン
クとの間に前記第1のリリーフ弁とは設定圧が異なる第
2のリリーフ弁を介在させ、前記第1のリリーフ弁およ
び前記第2のリリーフ弁のうち設定圧が低い方のリリー
フ弁とタンクとの間にオイルクーラを介在させて油圧シ
ョベルの油圧回路を構成したことを特徴とする。
め、本考案は、第1の油圧ポンプに接続され、ブームシ
リンダを制御する方向切換弁を含む第1の方向切換弁群
と、第2の油圧ポンプに接続され、アームシリンダを制
御する方向切換弁を含む第2の方向切換弁群と、前記第
1の方向切換弁群を通って接続される第1のタンクポー
トと、前記第2の方向切換弁群を通って接続される第2
のタンクポートと、これら第1のタンクポートおよび第
2のタンクポートを連通する共通流路と、この共通流路
に接続され前記ブームシリンダへの流れを許容するチェ
ック弁を介在させた第1の管路と、前記共通流路に接続
され前記アームシリンダへの流れを許容するチェック弁
を介在させた第2の管路とを内蔵する1つのブロックを
備え、前記第1のタンクポートとタンクとの間に第1の
リリーフ弁を介在させ、前記第2のタンクポートとタン
クとの間に前記第1のリリーフ弁とは設定圧が異なる第
2のリリーフ弁を介在させ、前記第1のリリーフ弁およ
び前記第2のリリーフ弁のうち設定圧が低い方のリリー
フ弁とタンクとの間にオイルクーラを介在させて油圧シ
ョベルの油圧回路を構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】通常状態において、ブームシリンダを制御する
方向切換弁が操作されると、ブームシリンダは駆動さ
れ、その戻り油は共通流路、設定圧の低い方のリリーフ
弁およびオイルクーラを通ってタンクに放出される。第
1の方向切換弁群および第2の方向切換弁群の他の各方
向切換弁群が操作された場合も、その戻り油は同様の経
路でタンクに放出される。一方、気温が低く油の粘度が
大きい場合、又は何等かの理由により共通流路の圧力が
上昇し、他方のリリーフ弁の設定圧以上になると、戻り
油は当該他方のリリーフ弁からもタンクに放出されるこ
とになり、オイルクーラを保護する。
方向切換弁が操作されると、ブームシリンダは駆動さ
れ、その戻り油は共通流路、設定圧の低い方のリリーフ
弁およびオイルクーラを通ってタンクに放出される。第
1の方向切換弁群および第2の方向切換弁群の他の各方
向切換弁群が操作された場合も、その戻り油は同様の経
路でタンクに放出される。一方、気温が低く油の粘度が
大きい場合、又は何等かの理由により共通流路の圧力が
上昇し、他方のリリーフ弁の設定圧以上になると、戻り
油は当該他方のリリーフ弁からもタンクに放出されるこ
とになり、オイルクーラを保護する。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。 図1は本考案の実施例に係る油圧回路の回路図、図2は
当該油圧回路の外観図である。各図で、図3および図4
に示す部分と同一部分には同一符号が付してある。20
は方向切換弁ブロックである。この方向切換弁ブロック
20には、油圧ポンプ1Aに接続される方向切換弁群と
油圧ポンプ1Bに接続される方向切換弁群とが内蔵され
ている。20T1 ,20T2 はそれぞれ上記方向切換弁
ブロック20に設けられたタンクポート、20Cは各タ
ンクポート20T1 ,20T2 を連通する共通流路であ
る。20はタンクポート20T1 に連結されたリリーフ
弁であり、その設定圧は圧力P21 に設定されている。
22はタンクポート20T2に連結されたリリーフ弁で
あり、その設定圧は圧力P22 に設定されている。リリ
ーフ弁21の設定圧P21 はリリーフ弁22の設定圧P
22 よりも低く(P21<P22 )設定されている。設定圧
が低い方のリリーフ弁21にはオイルクーラ6が接続さ
れる。
する。 図1は本考案の実施例に係る油圧回路の回路図、図2は
当該油圧回路の外観図である。各図で、図3および図4
に示す部分と同一部分には同一符号が付してある。20
は方向切換弁ブロックである。この方向切換弁ブロック
20には、油圧ポンプ1Aに接続される方向切換弁群と
油圧ポンプ1Bに接続される方向切換弁群とが内蔵され
ている。20T1 ,20T2 はそれぞれ上記方向切換弁
ブロック20に設けられたタンクポート、20Cは各タ
ンクポート20T1 ,20T2 を連通する共通流路であ
る。20はタンクポート20T1 に連結されたリリーフ
弁であり、その設定圧は圧力P21 に設定されている。
22はタンクポート20T2に連結されたリリーフ弁で
あり、その設定圧は圧力P22 に設定されている。リリ
ーフ弁21の設定圧P21 はリリーフ弁22の設定圧P
22 よりも低く(P21<P22 )設定されている。設定圧
が低い方のリリーフ弁21にはオイルクーラ6が接続さ
れる。
【0014】油圧ポンプ1Aに属する方向切換弁2A
1 ,2A2 ,2A3 と、油圧ポンプ1Bに属する方向切
換弁2B1 ,2B2 ,2B3 とは、図に示すように、方
向切換弁ブロック20内の共通流路20Cにより両方の
タンクポート20T1 ,20T2 に接続されることとな
る。又、従来の油圧回路において設けられていたオイル
クーラ6と並列接続されたリリーフ弁7は設置されてい
ない。なお、方向切換弁2A1 ,2B1 以外の方向切換
弁の詳細の図示およびそれら方向切換弁に接続される油
圧アクチュエータの図示は省略されている。
1 ,2A2 ,2A3 と、油圧ポンプ1Bに属する方向切
換弁2B1 ,2B2 ,2B3 とは、図に示すように、方
向切換弁ブロック20内の共通流路20Cにより両方の
タンクポート20T1 ,20T2 に接続されることとな
る。又、従来の油圧回路において設けられていたオイル
クーラ6と並列接続されたリリーフ弁7は設置されてい
ない。なお、方向切換弁2A1 ,2B1 以外の方向切換
弁の詳細の図示およびそれら方向切換弁に接続される油
圧アクチュエータの図示は省略されている。
【0015】次に、本実施例の動作を説明する。方向切
換弁2A1 を図の右側位置に切換えると、油圧ポンプ1
Aの圧油がブームシリンダ11のロッド側に供給され、
ブームシリンダ11のボトム側の油は方向切換弁2A1
を経て共通流路20Cに流れる。ここで、リリーフ弁2
1の設定圧力P21 はリリーフ弁22の設定圧力P22よ
り低く設定してあるので、リリーフ弁21が開き、共通
流路20Cに流れた油はリリーフ弁21を経、オイルク
ーラ6により冷却されてタンク4に戻る。このようにし
て、方向切換弁2A1 の切換えによりブームシリンダ1
1のロッドは縮められ、ブームは下降する。このとき、
ブームに下降方向の外力が加わっていると、前述のよう
に、ブームシリンダ11のボトム側から排出された油は
チェック弁13を経てブームシリンダ11のロッド側に
入り、油の供給不足が補われる。
換弁2A1 を図の右側位置に切換えると、油圧ポンプ1
Aの圧油がブームシリンダ11のロッド側に供給され、
ブームシリンダ11のボトム側の油は方向切換弁2A1
を経て共通流路20Cに流れる。ここで、リリーフ弁2
1の設定圧力P21 はリリーフ弁22の設定圧力P22よ
り低く設定してあるので、リリーフ弁21が開き、共通
流路20Cに流れた油はリリーフ弁21を経、オイルク
ーラ6により冷却されてタンク4に戻る。このようにし
て、方向切換弁2A1 の切換えによりブームシリンダ1
1のロッドは縮められ、ブームは下降する。このとき、
ブームに下降方向の外力が加わっていると、前述のよう
に、ブームシリンダ11のボトム側から排出された油は
チェック弁13を経てブームシリンダ11のロッド側に
入り、油の供給不足が補われる。
【0016】このような動作において、油圧ショベルの
作業場所が低温であり、作動油の粘性が大である場合、
方向切換弁2A1 をさきに述べたように右側位置に切換
えると、ブームシリンダ11のボトム側の油はリリーフ
弁21、オイルクーラ6に流れるが、オイルクーラ6に
は大きな圧力が発生する。したがって、共通流路20C
の圧力も大となり、リリーフ弁22が開く。このため、
ブームシリンダ11のボトム側からの油はリリーフ弁2
2からも分流され、オイルクーラ6が破壊されるおそれ
はない。
作業場所が低温であり、作動油の粘性が大である場合、
方向切換弁2A1 をさきに述べたように右側位置に切換
えると、ブームシリンダ11のボトム側の油はリリーフ
弁21、オイルクーラ6に流れるが、オイルクーラ6に
は大きな圧力が発生する。したがって、共通流路20C
の圧力も大となり、リリーフ弁22が開く。このため、
ブームシリンダ11のボトム側からの油はリリーフ弁2
2からも分流され、オイルクーラ6が破壊されるおそれ
はない。
【0017】なお、何等かの理由で共通流路20Cの圧
力が高くなった場合も同様に作動する。又、他の方向切
換弁による動作も上記の動作と同じであるので、説明は
省略する。
力が高くなった場合も同様に作動する。又、他の方向切
換弁による動作も上記の動作と同じであるので、説明は
省略する。
【0018】このように、本実施例では、2つの油圧ポ
ンプのそれぞれに属する方向切換弁群を1つのブロック
に内蔵し、当該ブロックに2つのタンクポートを設け、
これらタンクポートを前記ブロック内の共通流路に連通
するとともに、各タンクポートに設定圧の異なるリリー
フ弁を接続し、設定圧の低いリリーフ弁にオイルクーラ
を接続したので、リリーフ弁の数を減らすことができ、
配管を含む回路構成が簡単になり、回路構成に要するス
ペースおよびコストを節減することができる。
ンプのそれぞれに属する方向切換弁群を1つのブロック
に内蔵し、当該ブロックに2つのタンクポートを設け、
これらタンクポートを前記ブロック内の共通流路に連通
するとともに、各タンクポートに設定圧の異なるリリー
フ弁を接続し、設定圧の低いリリーフ弁にオイルクーラ
を接続したので、リリーフ弁の数を減らすことができ、
配管を含む回路構成が簡単になり、回路構成に要するス
ペースおよびコストを節減することができる。
【0019】又、油温が、設定圧が高い方のリリーフ弁
が閉じた状態を保持する適宜油温以上の場合には、2つ
のタンクポートに導かれた圧油は、共通流路により全て
設定圧が低い方のリリーフ弁からオイルクーラを通って
タンクに戻されるので、油の冷却効果を向上させること
ができる。
が閉じた状態を保持する適宜油温以上の場合には、2つ
のタンクポートに導かれた圧油は、共通流路により全て
設定圧が低い方のリリーフ弁からオイルクーラを通って
タンクに戻されるので、油の冷却効果を向上させること
ができる。
【0020】さらに、油圧ショベルの作業で頻繁に生じ
るブーム下げと同時にアーム巻き込みを行う場合、チエ
ック弁によるメイクアップは、従来の油圧回路ではメイ
クアップ用リリーフ弁の低い設定圧で行われていたが、
本実施例では設定圧が高い方のリリーフ弁の圧力で行わ
れるので、メイクアップをより一層円滑に行うことがで
きる。
るブーム下げと同時にアーム巻き込みを行う場合、チエ
ック弁によるメイクアップは、従来の油圧回路ではメイ
クアップ用リリーフ弁の低い設定圧で行われていたが、
本実施例では設定圧が高い方のリリーフ弁の圧力で行わ
れるので、メイクアップをより一層円滑に行うことがで
きる。
【0021】なお、リリーフ弁はブロックと一体構成す
ることもできるし、逆に、ブロックと離れた個所に設置
することもできる。さらに又、メイクアップ用のチエッ
ク弁はブロック外に配置することもできる。
ることもできるし、逆に、ブロックと離れた個所に設置
することもできる。さらに又、メイクアップ用のチエッ
ク弁はブロック外に配置することもできる。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように、本考案では、2つの
油圧ポンプのそれぞれに属する方向切換弁群を1つのブ
ロックに内蔵し、当該ブロックに2つのタンクポートを
設け、これらタンクポートを前記ブロック内の共通流路
に連通するとともに、各タンクポートに設定圧の異なる
リリーフ弁を接続し、設定圧の低いリリーフ弁にオイル
クーラを接続したので、リリーフ弁の数を減らすことが
でき、配管を含む回路構成が簡単になり、回路構成に要
するスペースおよびコストを節減することができる。
油圧ポンプのそれぞれに属する方向切換弁群を1つのブ
ロックに内蔵し、当該ブロックに2つのタンクポートを
設け、これらタンクポートを前記ブロック内の共通流路
に連通するとともに、各タンクポートに設定圧の異なる
リリーフ弁を接続し、設定圧の低いリリーフ弁にオイル
クーラを接続したので、リリーフ弁の数を減らすことが
でき、配管を含む回路構成が簡単になり、回路構成に要
するスペースおよびコストを節減することができる。
【0023】又、油温が、設定圧が高い方のリリーフ弁
が閉じた状態を保持する適宜油温以上の場合には、2つ
のタンクポートに導かれた圧油は、共通流路により全て
設定圧が低い方のリリーフ弁からオイルクーラを通って
タンクに戻されるので、油の冷却効果を向上させること
ができる。
が閉じた状態を保持する適宜油温以上の場合には、2つ
のタンクポートに導かれた圧油は、共通流路により全て
設定圧が低い方のリリーフ弁からオイルクーラを通って
タンクに戻されるので、油の冷却効果を向上させること
ができる。
【0024】さらに、油圧ショベルの作業で頻繁に生じ
るブーム下げと同時にアーム巻き込みを行う場合、チエ
ック弁によるメイクアップは、従来の油圧回路ではメイ
クアップ用リリーフ弁の低い設定圧で行われていたが、
本実施例では設定圧が高い方のリリーフ弁の圧力で行わ
れるので、メイクアップをより一層円滑に行うことがで
きる。
るブーム下げと同時にアーム巻き込みを行う場合、チエ
ック弁によるメイクアップは、従来の油圧回路ではメイ
クアップ用リリーフ弁の低い設定圧で行われていたが、
本実施例では設定圧が高い方のリリーフ弁の圧力で行わ
れるので、メイクアップをより一層円滑に行うことがで
きる。
【図1】本考案の実施例に係る油圧ショベルの油圧回路
の回路図である。
の回路図である。
【図2】図1に示す油圧回路の外観図である。
【図3】従来の油圧ショベルの油圧回路の回路図であ
る。
る。
【図4】図2に示す油圧回路の外観図である。
1A,1B 油圧ポンプ 6 オイルクーラ 11 ブームシリンダ 12 アームシリンダ 13〜16 チェック弁 20 方向切換弁ブロック 20T1 ,20T2 タンクポート 20C 共通流路 21,22 リリーフ弁
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の油圧ポンプに接続され、ブームシ
リンダを制御する方向切換弁を含む第1の方向切換弁群
と、第2の油圧ポンプに接続され、アームシリンダを制
御する方向切換弁を含む第2の方向切換弁群と、前記第
1の方向切換弁群を通って接続される第1のタンクポー
トと、前記第2の方向切換弁群を通って接続される第2
のタンクポートと、これら第1のタンクポートおよび第
2のタンクポートを連通する共通流路と、この共通流路
に接続され前記ブームシリンダへの流れを許容するチエ
ック弁を介在させた第1の管路と、前記共通流路に接続
され前記アームシリンダへの流れを許容するチエック弁
を介在させた第2の管路とを内蔵する1つのブロックを
備え、前記第1のタンクポートとタンクとの間に第1の
リリーフ弁を介在させ、前記第2のタンクポートとタン
クとの間に前記第1のリリーフ弁とは設定圧が異なる第
2のリリーフ弁を介在させ、前記第1のリリーフ弁およ
び前記第2のリリーフ弁のうち設定圧が低い方のリリー
フ弁とタンクとの間にオイルクーラを介在させたことを
特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3320292U JPH0633010Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 油圧ショベルの油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3320292U JPH0633010Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 油圧ショベルの油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567655U JPH0567655U (ja) | 1993-09-07 |
| JPH0633010Y2 true JPH0633010Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=12379890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3320292U Expired - Lifetime JPH0633010Y2 (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 油圧ショベルの油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633010Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016182099A1 (ko) * | 2015-05-12 | 2016-11-17 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 건설기계용 유압회로 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3992858A (en) | 1975-12-01 | 1976-11-23 | Jacobsen Manufacturing Company | Hydraulic system for controlling a gang of lawn mowers |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP3320292U patent/JPH0633010Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3992858A (en) | 1975-12-01 | 1976-11-23 | Jacobsen Manufacturing Company | Hydraulic system for controlling a gang of lawn mowers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0567655U (ja) | 1993-09-07 |
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